JPH07127952A - 分離型空気調和機のエアパージ用弁 - Google Patents
分離型空気調和機のエアパージ用弁Info
- Publication number
- JPH07127952A JPH07127952A JP27657393A JP27657393A JPH07127952A JP H07127952 A JPH07127952 A JP H07127952A JP 27657393 A JP27657393 A JP 27657393A JP 27657393 A JP27657393 A JP 27657393A JP H07127952 A JPH07127952 A JP H07127952A
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- Japan
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- valve
- air
- gas
- refrigerant
- purging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分離型空気調和機において、据付時のエアパ
ージにおいて、冷媒ガスの大気中への放出を防止する。 【構成】 冷媒配管接続用操作弁６の弁口の１つに設け
られ、冷媒通過時にのみ共鳴する空間部を有すると共
に、前記弁口に設けられた弁体（バルブコア６−１）を
開閉するようにしたエアパージ用弁９を備え、エアパー
ジ時にエアパージ用弁９における噴流の発生音を冷媒ガ
ス通過時に大きくし、これによって、冷媒ガスの放出を
検知してその放出を防止するようにした。
ージにおいて、冷媒ガスの大気中への放出を防止する。 【構成】 冷媒配管接続用操作弁６の弁口の１つに設け
られ、冷媒通過時にのみ共鳴する空間部を有すると共
に、前記弁口に設けられた弁体（バルブコア６−１）を
開閉するようにしたエアパージ用弁９を備え、エアパー
ジ時にエアパージ用弁９における噴流の発生音を冷媒ガ
ス通過時に大きくし、これによって、冷媒ガスの放出を
検知してその放出を防止するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、分離型空気調和機に用
いられるエアパージ用弁に関する。
いられるエアパージ用弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】分離型空気調和機配管工事では、接続配
管に残った空気が冷媒ガス中に混入することを防ぐため
に、空気調和機ユニットに封入されている冷媒ガス又は
別ボンベの冷媒ガスの圧力を使って空気を排出するエア
パージと称する作業が必要になる。
管に残った空気が冷媒ガス中に混入することを防ぐため
に、空気調和機ユニットに封入されている冷媒ガス又は
別ボンベの冷媒ガスの圧力を使って空気を排出するエア
パージと称する作業が必要になる。
【０００３】分離型空気調和機の室外ユニットに封入さ
れた冷媒ガスを用いた従来のエアパージ法を、図４によ
って説明する。配管工事により液側接続配管３とガス側
接続配管４は、それぞれ室内機１とフレアナット７，８
で接続され、また、室外機２の液側操作弁５，ガス側操
作弁１６と接続される。液側操作弁５は２方弁，ガス側
操作弁１６は通常３方弁となっており、液側操作弁５を
開き、ガス側操作弁１６のバルブコア１６−１（一種の
逆止弁）を外から押すことによって、液側接続配管５，
室内機１，ガス側接続配管４の中の空気が、室外機２の
冷媒ガスによって押し出され、点線矢印で示すようにバ
ルブコア１６−１から放出される。
れた冷媒ガスを用いた従来のエアパージ法を、図４によ
って説明する。配管工事により液側接続配管３とガス側
接続配管４は、それぞれ室内機１とフレアナット７，８
で接続され、また、室外機２の液側操作弁５，ガス側操
作弁１６と接続される。液側操作弁５は２方弁，ガス側
操作弁１６は通常３方弁となっており、液側操作弁５を
開き、ガス側操作弁１６のバルブコア１６−１（一種の
逆止弁）を外から押すことによって、液側接続配管５，
室内機１，ガス側接続配管４の中の空気が、室外機２の
冷媒ガスによって押し出され、点線矢印で示すようにバ
ルブコア１６−１から放出される。
【０００４】エアパージを実施する場合には、ガス放出
の時間により空気の排出完了を判断し、バルブコア１６
−１を自由にすると配管内は冷媒ガスのみで満たされ
る。この後、ガス側操作弁１６を開き、バルブコアをキ
ャップ１６−２で完全に封止すれば、エアコン運転可能
な状態となる。
の時間により空気の排出完了を判断し、バルブコア１６
−１を自由にすると配管内は冷媒ガスのみで満たされ
る。この後、ガス側操作弁１６を開き、バルブコアをキ
ャップ１６−２で完全に封止すれば、エアコン運転可能
な状態となる。
【０００５】なお、ガス側操作弁１６がバルブコア１６
−１を持たない２方弁の場合は、ガス側接続配管４との
接合部のフレアナット９をゆるめておき、隙間から空気
排出を行なった後、締めつける方法をとる。
−１を持たない２方弁の場合は、ガス側接続配管４との
接合部のフレアナット９をゆるめておき、隙間から空気
排出を行なった後、締めつける方法をとる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の分離型空
気調和機のエアパージ法においては、放出時間を大まか
に規定する方法を採っているために、実際に空気放出が
終了しているかは分からず、冷媒ガスを不必要に大気中
に放出してしまう問題がある。エアパージをせず、真空
ポンプによって残留空気を排出するのがより万全である
が、工事コスト、時間が増える等の問題があって膨大な
数の空気調和機の据付工事全てで実施することは困難で
ある。
気調和機のエアパージ法においては、放出時間を大まか
に規定する方法を採っているために、実際に空気放出が
終了しているかは分からず、冷媒ガスを不必要に大気中
に放出してしまう問題がある。エアパージをせず、真空
ポンプによって残留空気を排出するのがより万全である
が、工事コスト、時間が増える等の問題があって膨大な
数の空気調和機の据付工事全てで実施することは困難で
ある。
【０００７】本発明は、前記に鑑みてなされたものであ
り、冷媒放出を防止することができ、簡単で安価な分離
型空気調和機のエアパージ用弁を提供しようとするもの
である。
り、冷媒放出を防止することができ、簡単で安価な分離
型空気調和機のエアパージ用弁を提供しようとするもの
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の分離型空気調和
機のエアパージ用弁は、次の手段を講じた。 （１） 冷媒配管接続用操作弁の弁口の１つに設けら
れ、冷媒通過時にのみ共鳴する空間部を有すると共に、
前記弁口に設けられている弁体を開閉する手段を有して
なることを特徴とする。 （２） 前記（１）の分離型調和機のエアパージ用弁に
おいて、エアパージ用弁を前記操作弁と一体的に設けて
なることを特徴とする。
機のエアパージ用弁は、次の手段を講じた。 （１） 冷媒配管接続用操作弁の弁口の１つに設けら
れ、冷媒通過時にのみ共鳴する空間部を有すると共に、
前記弁口に設けられている弁体を開閉する手段を有して
なることを特徴とする。 （２） 前記（１）の分離型調和機のエアパージ用弁に
おいて、エアパージ用弁を前記操作弁と一体的に設けて
なることを特徴とする。
【０００９】
【作用】前記本発明（１）では、冷媒配管接続用操作弁
の弁体を開いてエアパージを行う時に放出されるガスが
空気から冷媒に変化すると、エアパージ用弁では、共鳴
が発生し、発生する音の音色が「シュー」という音から
「ピー」という音に変化する。この音色の変化によって
作業者が冷媒ガス放出を知り、直体を閉じて冷媒を大気
中に放出することが防止される。
の弁体を開いてエアパージを行う時に放出されるガスが
空気から冷媒に変化すると、エアパージ用弁では、共鳴
が発生し、発生する音の音色が「シュー」という音から
「ピー」という音に変化する。この音色の変化によって
作業者が冷媒ガス放出を知り、直体を閉じて冷媒を大気
中に放出することが防止される。
【００１０】前記本発明（２）では、エアパージ用弁を
冷媒配管接続用操作弁と一体的に設けているために、簡
単な構成によって前記の作用を奏することができる。
冷媒配管接続用操作弁と一体的に設けているために、簡
単な構成によって前記の作用を奏することができる。
【００１１】
【実施例】本発明の第１の実施例を、図１及び図２によ
って説明する。
って説明する。
【００１２】図１（ａ）に本実施例に係るエアパージ用
弁の平面形状、図１（ｂ）に同エアパージ用弁の断面形
状、図１（ｃ）に同エアパージ用弁を取付けるガス側操
作弁のバルブコア部の断面形状を示し、図１（ｄ）に同
エアパージ用弁の取付け状態を示す。
弁の平面形状、図１（ｂ）に同エアパージ用弁の断面形
状、図１（ｃ）に同エアパージ用弁を取付けるガス側操
作弁のバルブコア部の断面形状を示し、図１（ｄ）に同
エアパージ用弁の取付け状態を示す。
【００１３】前記エアパージ用弁９とガス側操作弁は、
図４に示すガス側操作弁１６の位置に設けられるもので
あって、図１（ｄ）に示すように、エアパージ用弁９
は、ガス側接続配管４（図４参照）に設けられたガス側
操作弁６の弁口にその下端部が螺着されるようになって
いる。エアパージ用弁９は中空の円筒状の形状を有して
いて、その上端にガス排出口９−４が形成されている。
図４に示すガス側操作弁１６の位置に設けられるもので
あって、図１（ｄ）に示すように、エアパージ用弁９
は、ガス側接続配管４（図４参照）に設けられたガス側
操作弁６の弁口にその下端部が螺着されるようになって
いる。エアパージ用弁９は中空の円筒状の形状を有して
いて、その上端にガス排出口９−４が形成されている。
【００１４】また、エアパージ用弁９には、ガス側操作
弁６の弁口の弁体であるバルブコア６−１に接触できる
ノッチ９−３が設けられ、図１（ａ）に示すように、エ
アパージ用弁９をガス側操作弁６に取付けると、これに
伴ってバルブコア６−１が押し下げられて、ガス側操作
弁６の弁口が開かれてエアパージ用弁９内にガス側接続
配管からのガス放出通路が形成される。また、エアパー
ジ用弁９内のガス放出通路には、図１（ａ）及び図１
（ｂ）に示すように、上下に間隔Ｌをおいて円形のオリ
フィス板９−１，９−２が設けられており、同オリフィ
ス板９−１，９−２は同一径ｄの孔をその中央部に備え
ている。また、オリフィス板９−１，９−２の間の間隔
Ｌと孔の径ｄは、エアパージ時にオリフィス板９−１，
９−２の孔を通過する冷媒の噴流音の主たる周波数ｆが
オリフィス板９−１，９−２で囲まれた空胴部分に冷媒
が存在する時の共鳴周波数ｆo と一致するように選定さ
れている。
弁６の弁口の弁体であるバルブコア６−１に接触できる
ノッチ９−３が設けられ、図１（ａ）に示すように、エ
アパージ用弁９をガス側操作弁６に取付けると、これに
伴ってバルブコア６−１が押し下げられて、ガス側操作
弁６の弁口が開かれてエアパージ用弁９内にガス側接続
配管からのガス放出通路が形成される。また、エアパー
ジ用弁９内のガス放出通路には、図１（ａ）及び図１
（ｂ）に示すように、上下に間隔Ｌをおいて円形のオリ
フィス板９−１，９−２が設けられており、同オリフィ
ス板９−１，９−２は同一径ｄの孔をその中央部に備え
ている。また、オリフィス板９−１，９−２の間の間隔
Ｌと孔の径ｄは、エアパージ時にオリフィス板９−１，
９−２の孔を通過する冷媒の噴流音の主たる周波数ｆが
オリフィス板９−１，９−２で囲まれた空胴部分に冷媒
が存在する時の共鳴周波数ｆo と一致するように選定さ
れている。
【００１５】本実施例では、図１（ｄ）に示すように、
エアパージ用弁９をガス側操作弁６に取付けると、エア
パージ用弁９のノッチ９−３がガス側操作弁６のバルブ
コア６−１を押し下げることにより、ガス側接続配管か
らのガス放出の通路が形成される。ガス排出は、エアパ
ージ用弁９に設けられたオリフィス板９−２，９−１の
孔を通して行なわれるために、ガスが空気から冷媒ガス
に変わるに伴ない後述の流体力学的自励音が発生し、そ
の特徴的な音色によって冷媒ガス放出を検知することが
できる。冷媒ガス放出の状態となれば、直ちに、エアパ
ージ用弁９を取りはずすことによって、バルブコア６−
１によってガス排出は閉止される。
エアパージ用弁９をガス側操作弁６に取付けると、エア
パージ用弁９のノッチ９−３がガス側操作弁６のバルブ
コア６−１を押し下げることにより、ガス側接続配管か
らのガス放出の通路が形成される。ガス排出は、エアパ
ージ用弁９に設けられたオリフィス板９−２，９−１の
孔を通して行なわれるために、ガスが空気から冷媒ガス
に変わるに伴ない後述の流体力学的自励音が発生し、そ
の特徴的な音色によって冷媒ガス放出を検知することが
できる。冷媒ガス放出の状態となれば、直ちに、エアパ
ージ用弁９を取りはずすことによって、バルブコア６−
１によってガス排出は閉止される。
【００１６】図２はエアパージ用弁９の笛の音の発生原
理を示す。オリフィス板９−１，９−２は、前記のよう
に同一径ｄの孔を持ち、かつ、長さＬの間隔でガス放出
流路に挿入されている。孔を通過する流速をＵ，発生す
る噴流音の主たる周波数をｆとすると、 ｆ＝ＫＵ／Ｌ Ｋ：定数（ストローハル数） の関係が成立する。排出ガスの流速増大で音の高さは高
くなり、音レベルも増大するが、音色は「シュー」ない
し「シャー」という音で、前記の主たる周波数ｆの成分
のみが卓越するわけではない。
理を示す。オリフィス板９−１，９−２は、前記のよう
に同一径ｄの孔を持ち、かつ、長さＬの間隔でガス放出
流路に挿入されている。孔を通過する流速をＵ，発生す
る噴流音の主たる周波数をｆとすると、 ｆ＝ＫＵ／Ｌ Ｋ：定数（ストローハル数） の関係が成立する。排出ガスの流速増大で音の高さは高
くなり、音レベルも増大するが、音色は「シュー」ない
し「シャー」という音で、前記の主たる周波数ｆの成分
のみが卓越するわけではない。
【００１７】しかし、噴流音の主たる周波数ｆがオリフ
ィス板９−１，９−２で囲まれた空胴部分の共鳴周波数
ｆo に一致すると、音場と流れが干渉し合い（流体力学
的自励音）、ｆo の周波数成分が卓越し、かつ、レベル
の高い「ピー」という音に変化する。共鳴周波数ｆo は
空胴部分の寸法形状とガス中の音速Ｃによって決まる
が、空気中の音速Ｃは約340 m/sec であるのに対し、エ
アコンで使われる冷媒であるフロンガスの音速Ｃは約17
0 m/sec である。
ィス板９−１，９−２で囲まれた空胴部分の共鳴周波数
ｆo に一致すると、音場と流れが干渉し合い（流体力学
的自励音）、ｆo の周波数成分が卓越し、かつ、レベル
の高い「ピー」という音に変化する。共鳴周波数ｆo は
空胴部分の寸法形状とガス中の音速Ｃによって決まる
が、空気中の音速Ｃは約340 m/sec であるのに対し、エ
アコンで使われる冷媒であるフロンガスの音速Ｃは約17
0 m/sec である。
【００１８】本実施例では、図２（ｂ）に示すように、
冷媒が排出される速度Ｕで前記の共鳴が起こるように、
オリフィス板９−１，９−２の寸法が選定されているの
で、空気排出時は倍以上の速度域に共鳴周波数があるこ
とになる。従って、エアパージの作業において空気排出
時には、「シュー」又は「シャー」という音が発生する
が、冷媒ガスの排出に伴い「ピー」という音に変化し、
作業者は容易にその変化を知ることができる。
冷媒が排出される速度Ｕで前記の共鳴が起こるように、
オリフィス板９−１，９−２の寸法が選定されているの
で、空気排出時は倍以上の速度域に共鳴周波数があるこ
とになる。従って、エアパージの作業において空気排出
時には、「シュー」又は「シャー」という音が発生する
が、冷媒ガスの排出に伴い「ピー」という音に変化し、
作業者は容易にその変化を知ることができる。
【００１９】以上の通り、本実施例では、エアパージ用
弁９で発生する音の変化によって、エアパージ時におけ
る空気放出の終了を知ることができ、冷媒ガスを不必要
に大気に放出することが防止される。
弁９で発生する音の変化によって、エアパージ時におけ
る空気放出の終了を知ることができ、冷媒ガスを不必要
に大気に放出することが防止される。
【００２０】本発明の第２の実施例を、図３によって説
明する。本実施例は、ガスパージ用弁９は、前記第１の
実施例のガスパージ用弁と同様にガス側操作弁６に取付
けられる。ガスパージ用弁９は、上端が閉鎖された円筒
形状をなしており、ノッチ９−３が上端から下方へ向う
ように取付けられている。また、ガスパージ用弁９の上
下方向の中間部に対向する対をなすガス排出口９−４が
形成されていて、ガス側操作弁６のバルブコア６−１の
向きに対して直角方向へガスが排出されるようになって
いる。
明する。本実施例は、ガスパージ用弁９は、前記第１の
実施例のガスパージ用弁と同様にガス側操作弁６に取付
けられる。ガスパージ用弁９は、上端が閉鎖された円筒
形状をなしており、ノッチ９−３が上端から下方へ向う
ように取付けられている。また、ガスパージ用弁９の上
下方向の中間部に対向する対をなすガス排出口９−４が
形成されていて、ガス側操作弁６のバルブコア６−１の
向きに対して直角方向へガスが排出されるようになって
いる。
【００２１】本ガスパージ用弁９においては、共鳴周波
数ｆo は、先端が閉の円筒形空間の長さｌによって決ま
るが、冷媒の噴流音の主たる周波数ｆが、ガスパージ用
弁９内に冷媒がある時の共鳴周波数ｆo と等しくなるよ
うにガスパージ用弁９の各部の寸法が選定されている。
数ｆo は、先端が閉の円筒形空間の長さｌによって決ま
るが、冷媒の噴流音の主たる周波数ｆが、ガスパージ用
弁９内に冷媒がある時の共鳴周波数ｆo と等しくなるよ
うにガスパージ用弁９の各部の寸法が選定されている。
【００２２】本実施例においても、前記第１の実施例と
同様な作用及び効果を奏することができる。
同様な作用及び効果を奏することができる。
【００２３】なお、前記第１及び第２の実施例では着脱
可能なエアパージ用弁を用いているが、エアパージ用弁
９をガス側操作弁６と一体化し、エアパージ終了判断と
同時にガス排出口９−４を閉成する手段を採用するよう
にしてもよい。
可能なエアパージ用弁を用いているが、エアパージ用弁
９をガス側操作弁６と一体化し、エアパージ終了判断と
同時にガス排出口９−４を閉成する手段を採用するよう
にしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、特許請求の範囲に記載された
構成を具備しているために、専用のエアパージ用弁を設
けるだけで、エアパージ時において冷媒ガスの排出を検
知して大気中への冷媒放出を最小限にとどめることがで
きる。また、エアパージ用弁は、可動部が無く、かつ、
小型，軽量であり、据付工事用のパーツとして容易に使
用することができる。
構成を具備しているために、専用のエアパージ用弁を設
けるだけで、エアパージ時において冷媒ガスの排出を検
知して大気中への冷媒放出を最小限にとどめることがで
きる。また、エアパージ用弁は、可動部が無く、かつ、
小型，軽量であり、据付工事用のパーツとして容易に使
用することができる。
【図１】図１（ａ）は本発明の第１の実施例のエアパー
ジ用弁の平面図、図１（ｂ）は同エアパージ用弁の縦断
面図、図１（ｃ）は同実施例のガス側操作弁のバルブコ
ア部の縦断面図、図１（ｄ）は同エアパージ用弁の取付
け状態を示す縦断面図である。
ジ用弁の平面図、図１（ｂ）は同エアパージ用弁の縦断
面図、図１（ｃ）は同実施例のガス側操作弁のバルブコ
ア部の縦断面図、図１（ｄ）は同エアパージ用弁の取付
け状態を示す縦断面図である。
【図２】図２は前記第１の実施例の音の発生原理を示
し、図２（ａ）はオリフィス板付近のガスの流れの状態
を示す説明図、図２（ｂ）はガス流速Ｕと噴流音の主た
る周波数ｆの関係を示すグラフである。
し、図２（ａ）はオリフィス板付近のガスの流れの状態
を示す説明図、図２（ｂ）はガス流速Ｕと噴流音の主た
る周波数ｆの関係を示すグラフである。
【図３】図３（ａ）は本発明の第２の実施例のエアパー
ジ用弁の側面図、図３（ｂ）はその縦断面図である。
ジ用弁の側面図、図３（ｂ）はその縦断面図である。
【図４】従来の分離型空気調和機のエアパージ法を示す
説明図である。
説明図である。
１ 室内機 ２ 室外機 ３ 液側接続配管 ４ ガス側接続配管 ５ 液側操作弁 ６ ガス側操作弁 ６−１ バルブコア ６−２ キャップ ７，８ 配管接続用フレアナット ９ エアパージ用弁 ９−１，９−２ オリフィス板 ９−３ ノッチ ９−４ ガス排出口 １６ ガス側操作弁
Claims (2)
- 【請求項１】 冷媒配管接続用操作弁の弁口の１つに設
けられ、冷媒通過時にのみ共鳴する空間部を有すると共
に、前記弁口に設けられている弁体を開閉する手段を有
してなることを特徴とする分離型空気調和機のエアパー
ジ用弁。 - 【請求項２】 エアパージ用弁を前記操作弁と一体的に
設けてなることを特徴とする請求項１に記載の分離型空
気調和機のエアパージ用弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27657393A JPH07127952A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 分離型空気調和機のエアパージ用弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27657393A JPH07127952A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 分離型空気調和機のエアパージ用弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127952A true JPH07127952A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17571362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27657393A Withdrawn JPH07127952A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 分離型空気調和機のエアパージ用弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07127952A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11132456A (ja) * | 1997-10-23 | 1999-05-21 | Kawasaki Steel Corp | 配管内燃料ガスのパージ完了検出方法および装置 |
| EP3734198A1 (de) * | 2019-04-29 | 2020-11-04 | Wolf GmbH | Kältemittelabscheideeinrichtung für eine wärmepumpenanlage und verfahren zum betreiben einer kältemittelabscheideeinrichtung |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27657393A patent/JPH07127952A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11132456A (ja) * | 1997-10-23 | 1999-05-21 | Kawasaki Steel Corp | 配管内燃料ガスのパージ完了検出方法および装置 |
| EP3734198A1 (de) * | 2019-04-29 | 2020-11-04 | Wolf GmbH | Kältemittelabscheideeinrichtung für eine wärmepumpenanlage und verfahren zum betreiben einer kältemittelabscheideeinrichtung |
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