JPH0712702Y2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
- Publication number
- JPH0712702Y2 JPH0712702Y2 JP1988045821U JP4582188U JPH0712702Y2 JP H0712702 Y2 JPH0712702 Y2 JP H0712702Y2 JP 1988045821 U JP1988045821 U JP 1988045821U JP 4582188 U JP4582188 U JP 4582188U JP H0712702 Y2 JPH0712702 Y2 JP H0712702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- compressor
- check valve
- suction port
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C18/344—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
- F04C18/3446—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along more than one line or surface
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/9247—With closure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、圧縮機、例えば自動車用空調装置として出荷
時に、内部に封入された潤滑油およびイナートガスを封
止するプラグを備えた圧縮機に関する。
時に、内部に封入された潤滑油およびイナートガスを封
止するプラグを備えた圧縮機に関する。
（従来の技術） 一般に、圧縮機の内部には、軸受部、摺動部を潤滑する
ために潤滑油が封入されており、この潤滑油は、該圧縮
機が高速回転で運転されるときに油切れを起こさないだ
けの充分な量が確保されている。さらに、該圧縮機を製
品として出荷するときには、車両等に装着されるまでの
防錆用として内部に窒素ガス等のイナートガスが封入さ
れ、吸入口および吐出口には封入されたこれら流体を封
止するプラグがそれぞれ取り付けられる。
ために潤滑油が封入されており、この潤滑油は、該圧縮
機が高速回転で運転されるときに油切れを起こさないだ
けの充分な量が確保されている。さらに、該圧縮機を製
品として出荷するときには、車両等に装着されるまでの
防錆用として内部に窒素ガス等のイナートガスが封入さ
れ、吸入口および吐出口には封入されたこれら流体を封
止するプラグがそれぞれ取り付けられる。
従来のこの種の圧縮機としては、例えば特開昭62-13568
0号公報に記載の第４図に示すベーン型回転圧縮機があ
る。第４図において、符号１はベーン型回転圧縮機であ
り、該圧縮機１のヘッドカバー２に形成された吸入口３
には逆止弁４が設けられている。逆止弁４はロータ５が
回転して圧縮機１が運転中には開弁し、ヘッドカバー２
の吸入口３およびヘッドカバー２とフロントプレート６
の間に設けられた吸入室７を通して図外の空調装置から
吸入ガスとしての冷媒ガスを導入し、さらにロータ５と
カムリング８の間に設けられた圧縮室９に供給する。ま
た、圧縮機１が停止すると、逆止弁４は圧縮室９内のガ
ス圧によって閉弁し、圧縮された冷媒ガスが上記の空調
装置に逆流することを防止している。符号10は吸入口３
の逆止弁４の上流側に外方から嵌挿、固定されるプラグ
であり、同様にリヤカバー11の吐出口12に嵌挿、固定さ
れるプラグ13とともに、前述のように、圧縮機１の出荷
時に取り付けられて圧縮機１の内部を封止する。そし
て、圧縮機１の内部に封入された潤滑油およびイナート
ガスを密封する。さらに、前述の空調装置に圧縮機１が
組込まれる。ときには、各プラグ10、13は取り外されて
吸入口３、吐出口12がそれぞれ空調装置に連結される。
なお、符号15はリヤプレート16とリヤカバー11の間に設
けられた吐出室であり、吐出口12に連通するとともに出
荷時に封入された潤滑油、例えば冷凍機油が底部に貯留
されている。また、圧縮機１の出荷時には、吸入口３あ
るいは吐出口12から圧縮機１の内部にイナートガスが封
入されるが、例えば吐出口12から封入される場合には、
リヤプレート16に設けられた潤滑油用の油路17a、17b、
ロータ５とリヤプレート16の間の間隙16aおよびロータ
５とフロントプレート６の間の間隙6a等を通して該ガス
が吸入室７に導入され、圧縮機１の内部に充満して防錆
の効果を発揮する。また、吸入口３から封入される場合
にも、上述とは逆の順序でイナートガスが圧縮機１の内
部に充満する。なお、圧縮機１の内部は吸入室７、圧縮
室９および吐出室15を主要な構成要素として構成されて
いる。
0号公報に記載の第４図に示すベーン型回転圧縮機があ
る。第４図において、符号１はベーン型回転圧縮機であ
り、該圧縮機１のヘッドカバー２に形成された吸入口３
には逆止弁４が設けられている。逆止弁４はロータ５が
回転して圧縮機１が運転中には開弁し、ヘッドカバー２
の吸入口３およびヘッドカバー２とフロントプレート６
の間に設けられた吸入室７を通して図外の空調装置から
吸入ガスとしての冷媒ガスを導入し、さらにロータ５と
カムリング８の間に設けられた圧縮室９に供給する。ま
た、圧縮機１が停止すると、逆止弁４は圧縮室９内のガ
ス圧によって閉弁し、圧縮された冷媒ガスが上記の空調
装置に逆流することを防止している。符号10は吸入口３
の逆止弁４の上流側に外方から嵌挿、固定されるプラグ
であり、同様にリヤカバー11の吐出口12に嵌挿、固定さ
れるプラグ13とともに、前述のように、圧縮機１の出荷
時に取り付けられて圧縮機１の内部を封止する。そし
て、圧縮機１の内部に封入された潤滑油およびイナート
ガスを密封する。さらに、前述の空調装置に圧縮機１が
組込まれる。ときには、各プラグ10、13は取り外されて
吸入口３、吐出口12がそれぞれ空調装置に連結される。
なお、符号15はリヤプレート16とリヤカバー11の間に設
けられた吐出室であり、吐出口12に連通するとともに出
荷時に封入された潤滑油、例えば冷凍機油が底部に貯留
されている。また、圧縮機１の出荷時には、吸入口３あ
るいは吐出口12から圧縮機１の内部にイナートガスが封
入されるが、例えば吐出口12から封入される場合には、
リヤプレート16に設けられた潤滑油用の油路17a、17b、
ロータ５とリヤプレート16の間の間隙16aおよびロータ
５とフロントプレート６の間の間隙6a等を通して該ガス
が吸入室７に導入され、圧縮機１の内部に充満して防錆
の効果を発揮する。また、吸入口３から封入される場合
にも、上述とは逆の順序でイナートガスが圧縮機１の内
部に充満する。なお、圧縮機１の内部は吸入室７、圧縮
室９および吐出室15を主要な構成要素として構成されて
いる。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のベーン型回転圧縮機に
あっては、吸入口側のプラグ10が逆止弁４から離隔して
単に吸入口３の入口に取り付けられるようになっていた
ため、圧縮機１の装着時に吸入口側のプラグ10を緩めて
も逆止弁４の作用によって圧縮機１の内部のガスが封止
され、内部のガスを十分に抜いて減圧することができな
い。このため、潤滑油が貯留されている吐出室15側のプ
ラグ13を緩めると、ガスとともに潤滑油が外部に吹き出
すという不具合があった。
あっては、吸入口側のプラグ10が逆止弁４から離隔して
単に吸入口３の入口に取り付けられるようになっていた
ため、圧縮機１の装着時に吸入口側のプラグ10を緩めて
も逆止弁４の作用によって圧縮機１の内部のガスが封止
され、内部のガスを十分に抜いて減圧することができな
い。このため、潤滑油が貯留されている吐出室15側のプ
ラグ13を緩めると、ガスとともに潤滑油が外部に吹き出
すという不具合があった。
（考案の目的） そこで本考案は、逆止弁を開弁させたままで、プラグを
取り外しできる突出部を少なくとも吸入口側のプラグに
設けることにより、吸入口側のプラグの取り外しととも
に封入されたイナートガスを減圧して、吐出口側のプラ
グが取り外し時の潤滑油の吹き出しを防止することを目
的としている。
取り外しできる突出部を少なくとも吸入口側のプラグに
設けることにより、吸入口側のプラグの取り外しととも
に封入されたイナートガスを減圧して、吐出口側のプラ
グが取り外し時の潤滑油の吹き出しを防止することを目
的としている。
（課題を解決するための手段） 本考案による圧縮機は上記目的達成のため、吸入ガスを
圧縮機の内部に導入する吸入口と、吸入口に設けられ、
開、閉弁する逆止弁と、逆止弁が設けられた吸入口側に
着脱可能に配設されて該吸入口を封止するプラグと、を
備えてなる圧縮機において、前記プラグに、逆止弁に向
かって突出し、吸入口に取り付けたときに逆止弁を押圧
して開弁させる突出部を設け、逆止弁を開弁させた状態
でプラグを取り外せるようにしている。
圧縮機の内部に導入する吸入口と、吸入口に設けられ、
開、閉弁する逆止弁と、逆止弁が設けられた吸入口側に
着脱可能に配設されて該吸入口を封止するプラグと、を
備えてなる圧縮機において、前記プラグに、逆止弁に向
かって突出し、吸入口に取り付けたときに逆止弁を押圧
して開弁させる突出部を設け、逆止弁を開弁させた状態
でプラグを取り外せるようにしている。
（作用） 本考案では、逆止弁を開弁させたままでプラグを取り外
しできる突出部が該プラグに設けられるので、吸入口側
のプラグの取り外しとともに封入されたイナートガスが
減圧される。したがって、吐出口側のプラグを取り外す
ときの潤滑油の吹き出しが防止される。
しできる突出部が該プラグに設けられるので、吸入口側
のプラグの取り外しとともに封入されたイナートガスが
減圧される。したがって、吐出口側のプラグを取り外す
ときの潤滑油の吹き出しが防止される。
（実施例） 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第１〜３図は本考案の一実施例を示す図である。まず、
構成を説明する。なお、本実施例の構成は、逆止弁４の
構成部材および各プラグ10、13の付属部材を除いて、従
来例として第４図に示したものと同一であるため、同一
部材には同一符号を附して説明を省略する。第１、２図
において、逆止弁４には、弁座20に当接、離隔して逆止
弁４を閉、開弁する弁体21および弁体21を図中上方向に
付勢し、逆止弁４を閉弁させるバルブスプリング22が設
けられている。なお、前述のように、ロータ５が回転し
て圧縮機１が運転中の場合には、吸入室７の吸入圧力に
よって弁体21には図中下方向の力が作用し、弁体21がバ
ルブスプリング22の付勢力に抗して下降し、弁座20から
離隔して逆止弁４が開弁されている。そして、吸入ガ
ス、すなわち冷媒ガスが図外の空調装置から圧縮機１の
内部に導入される。
構成を説明する。なお、本実施例の構成は、逆止弁４の
構成部材および各プラグ10、13の付属部材を除いて、従
来例として第４図に示したものと同一であるため、同一
部材には同一符号を附して説明を省略する。第１、２図
において、逆止弁４には、弁座20に当接、離隔して逆止
弁４を閉、開弁する弁体21および弁体21を図中上方向に
付勢し、逆止弁４を閉弁させるバルブスプリング22が設
けられている。なお、前述のように、ロータ５が回転し
て圧縮機１が運転中の場合には、吸入室７の吸入圧力に
よって弁体21には図中下方向の力が作用し、弁体21がバ
ルブスプリング22の付勢力に抗して下降し、弁座20から
離隔して逆止弁４が開弁されている。そして、吸入ガ
ス、すなわち冷媒ガスが図外の空調装置から圧縮機１の
内部に導入される。
一方、プラグ10は吸入口の逆止弁４よりも上流側、すな
わち入口に嵌挿、取り付けられ、リテーナ23を介してボ
ルト24によりヘッドカバー２に固定される。さらに、こ
のプラグ10には逆止弁４に向かって突出するロッド状の
突出部25が設けられている。そして、プラグ10が吸入口
３に取り付けられて吸入室７を封止しているときには、
突出部25の突出端が弁体21の頭部に当接して弁体21を押
圧し、弁体21をバルブスプリング22の付勢力に抗して下
方向に押し下げて逆止弁４を開弁状態とする。また、第
３図に示すように、逆止弁４を開弁させた状態で、プラ
グ10を吸入口３から取り外しできるように突出部25の長
さが設定されている。すなわち、プラグ10が吸入口３か
ら離脱し始めて開口したときにもなお突出部25によって
逆止弁４を開弁させた状態に維持できる。また、吐出口
側のプラグ13も吐出口12の入口に嵌挿、取り付けられ、
リテーナ26を介してボルト27によりリヤカバー11に固定
され、吐出室15側から圧縮機１の内部を封止する。な
お、吸入口側のプラグ10および吐出口側のプラグ13は共
に弾性部材、例えばゴム等で形成されており、それぞれ
吸入口３、吐出口12に圧入気味で嵌挿され、その弾性力
によって吸入口３、吐出口12の内周に密着して圧縮機１
の内部の封止を確実に行うことができる。また、リテー
ナ23、26はそれぞれプラグ10、13の頭部を把持してボル
ト24、27により強固にヘッドカバー２、リヤカバー11に
固定しおり、例えば金属材料あるいは軽量化のため樹脂
材料から形成されている。
わち入口に嵌挿、取り付けられ、リテーナ23を介してボ
ルト24によりヘッドカバー２に固定される。さらに、こ
のプラグ10には逆止弁４に向かって突出するロッド状の
突出部25が設けられている。そして、プラグ10が吸入口
３に取り付けられて吸入室７を封止しているときには、
突出部25の突出端が弁体21の頭部に当接して弁体21を押
圧し、弁体21をバルブスプリング22の付勢力に抗して下
方向に押し下げて逆止弁４を開弁状態とする。また、第
３図に示すように、逆止弁４を開弁させた状態で、プラ
グ10を吸入口３から取り外しできるように突出部25の長
さが設定されている。すなわち、プラグ10が吸入口３か
ら離脱し始めて開口したときにもなお突出部25によって
逆止弁４を開弁させた状態に維持できる。また、吐出口
側のプラグ13も吐出口12の入口に嵌挿、取り付けられ、
リテーナ26を介してボルト27によりリヤカバー11に固定
され、吐出室15側から圧縮機１の内部を封止する。な
お、吸入口側のプラグ10および吐出口側のプラグ13は共
に弾性部材、例えばゴム等で形成されており、それぞれ
吸入口３、吐出口12に圧入気味で嵌挿され、その弾性力
によって吸入口３、吐出口12の内周に密着して圧縮機１
の内部の封止を確実に行うことができる。また、リテー
ナ23、26はそれぞれプラグ10、13の頭部を把持してボル
ト24、27により強固にヘッドカバー２、リヤカバー11に
固定しおり、例えば金属材料あるいは軽量化のため樹脂
材料から形成されている。
次に作用を説明する。
第１図において、出荷前の圧縮機１には吐出口12から、
潤滑油、例えば冷凍機油が注入され、圧縮機１の内部を
潤滑するに充分な量だけ吐出室15の底部に貯留される。
次いで、例えば吸入口３を通して窒素ガス等の防錆用の
イナートガスが吸入室７に注入され、間隙6a、16aおよ
び油路17a、17bを通して吐出室15に導入されて圧縮機１
の内部に充填される。そして、プラグ10が吸入口３に取
り付けられ、リテーナ23を介してボルト24によりヘッド
カバー２に固定される。なお、イナートガスの注入時に
は吐出口12にはプラグ13が取り付けられていることは勿
論である。
潤滑油、例えば冷凍機油が注入され、圧縮機１の内部を
潤滑するに充分な量だけ吐出室15の底部に貯留される。
次いで、例えば吸入口３を通して窒素ガス等の防錆用の
イナートガスが吸入室７に注入され、間隙6a、16aおよ
び油路17a、17bを通して吐出室15に導入されて圧縮機１
の内部に充填される。そして、プラグ10が吸入口３に取
り付けられ、リテーナ23を介してボルト24によりヘッド
カバー２に固定される。なお、イナートガスの注入時に
は吐出口12にはプラグ13が取り付けられていることは勿
論である。
一方、圧縮機１を車両等に装着し、前述の空調装置に連
結するときには、まず、ヘッドカバー２のボルト24を取
り外し、第３図に示すように、プラグ10が吸入口３から
抜き出され、取り外される。このとき、突出部25が逆止
弁４の弁体21に当接して逆止弁４を開弁させたままでプ
ラグ10が吸入口３から離脱して吸入口３を開口する。こ
のため、プラグ10の取り外しの間に圧縮機１の内部に封
入されたイナートガスが吸入室７側から逆止弁４および
吸入口３を通して十分に抜き出されて減圧される。した
がって、吐出口12からプラグ13を取り外すときには吐出
室15の底部に貯留された潤滑油が吐出口12から吹き出す
ことがない。
結するときには、まず、ヘッドカバー２のボルト24を取
り外し、第３図に示すように、プラグ10が吸入口３から
抜き出され、取り外される。このとき、突出部25が逆止
弁４の弁体21に当接して逆止弁４を開弁させたままでプ
ラグ10が吸入口３から離脱して吸入口３を開口する。こ
のため、プラグ10の取り外しの間に圧縮機１の内部に封
入されたイナートガスが吸入室７側から逆止弁４および
吸入口３を通して十分に抜き出されて減圧される。した
がって、吐出口12からプラグ13を取り外すときには吐出
室15の底部に貯留された潤滑油が吐出口12から吹き出す
ことがない。
このように、本実施例においては、吸入口側のプラグ10
に逆止弁４に向かって突出する突出部25を設けて逆止弁
４を開弁させながら該プラグ10を取り外すことができる
ので、プラグ10の取り外しとともに圧縮機１の内部に封
入されたイナートガスを十分に抜き出して減圧すること
ができる。その結果、吐出口側のプラグ13を取り外すと
きの吐出室15内の潤滑油の吹き出しを未然に防止するこ
とができる。
に逆止弁４に向かって突出する突出部25を設けて逆止弁
４を開弁させながら該プラグ10を取り外すことができる
ので、プラグ10の取り外しとともに圧縮機１の内部に封
入されたイナートガスを十分に抜き出して減圧すること
ができる。その結果、吐出口側のプラグ13を取り外すと
きの吐出室15内の潤滑油の吹き出しを未然に防止するこ
とができる。
（効果） 本考案によれば、逆止弁を開弁させながら吸入口側のプ
ラグを取り外しできる突出部を該プラグに設けているの
で、該プラグの取り外しとともに封入されたイナートガ
スを減圧することができる。したがって、吐出口側のプ
ラグを取り外すときの潤滑油の吹き出しを防止すること
ができる。
ラグを取り外しできる突出部を該プラグに設けているの
で、該プラグの取り外しとともに封入されたイナートガ
スを減圧することができる。したがって、吐出口側のプ
ラグを取り外すときの潤滑油の吹き出しを防止すること
ができる。
第１〜３図は本考案に係るベーン型回転圧縮機の一実施
例を示す図であり、第１図はその正面断面図、第２図は
その吸入口側のプラグが固定された状態を示す第１図の
Ａ部拡大断面図、第３図はその吸入口側のプラグが緩め
られた状態を示す第１図のＡ部拡大断面図である。第４
図は従来のベーン型回転圧縮機を示すその正面断面図で
ある。 １……圧縮機、３……吸入口、４……逆止弁、10……プ
ラグ、25……突出部。
例を示す図であり、第１図はその正面断面図、第２図は
その吸入口側のプラグが固定された状態を示す第１図の
Ａ部拡大断面図、第３図はその吸入口側のプラグが緩め
られた状態を示す第１図のＡ部拡大断面図である。第４
図は従来のベーン型回転圧縮機を示すその正面断面図で
ある。 １……圧縮機、３……吸入口、４……逆止弁、10……プ
ラグ、25……突出部。
Claims (1)
- 【請求項１】吸入ガスを圧縮機の内部に導入する吸入口
と、吸入口に設けられ、開、閉弁する逆止弁と、逆止弁
が設けられた吸入口に着脱可能に配設されて該吸入口を
封止するプラグと、を備えてなる圧縮機において、前記
プラグに、逆止弁に向かって突出し、吸入口に取り付け
たときに逆止弁を押圧して開弁させる突出部を設け、逆
止弁を開弁させた状態でプラグを取り外せるようにした
ことを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045821U JPH0712702Y2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 圧縮機 |
| US07/332,470 US4979885A (en) | 1988-04-04 | 1989-04-03 | Compressor with sealing means for internal gas and lubricant and having capability of lowering internal gas pressure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045821U JPH0712702Y2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01149583U JPH01149583U (ja) | 1989-10-17 |
| JPH0712702Y2 true JPH0712702Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=12729916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988045821U Expired - Lifetime JPH0712702Y2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 圧縮機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4979885A (ja) |
| JP (1) | JPH0712702Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5452998A (en) * | 1994-06-28 | 1995-09-26 | Edwards; Thomas C. | Non-contact vane-type fluid displacement machine with suction flow check valve assembly |
| US5988223A (en) * | 1996-11-28 | 1999-11-23 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Sealing plug device for a refrigerant compressor |
| US20050051971A1 (en) * | 2003-09-04 | 2005-03-10 | Grice Geoffrey Alan | Transporting plate and seal combination, transporting plate, transporting pad seal and compressor plate, and seal kit for vehicle air conditioning compressor and related methods |
| ITTO20040268A1 (it) * | 2004-04-30 | 2004-07-30 | Varian Spa | Pompa da vuoto meccanica rotativa ad olio e metodo di produzione di detta pompa |
| GB2440944B (en) * | 2006-08-11 | 2011-10-12 | Itt Mfg Enterprises Inc | Rotary lobe pump |
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1989
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