JPH07124366A - 洗濯機の撹拌翼 - Google Patents

洗濯機の撹拌翼

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JPH07124366A
JPH07124366A JP5153669A JP15366993A JPH07124366A JP H07124366 A JPH07124366 A JP H07124366A JP 5153669 A JP5153669 A JP 5153669A JP 15366993 A JP15366993 A JP 15366993A JP H07124366 A JPH07124366 A JP H07124366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
opening
wing
screw rod
washing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5153669A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuka Shibahara
由佳 芝原
Yorihisa Funada
順久 船田
Shigeru Tanahashi
滋 棚橋
Takao Kuraseko
隆生 倉世古
Harumi Takeuchi
晴美 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH07124366A publication Critical patent/JPH07124366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性に優れ、表面が傷付かず、布傷みをし
ない洗濯機の撹拌翼を提供する。 【構成】 、合成樹脂材の翼台と、金属製翼板とから構
成する。前記翼台は、駆動軸を篏合する篏合孔とこの篏
合孔に篏合された駆動軸に螺着する螺杆の挿通口とこの
螺杆の頭部を収納する凹陥部を有した取付ボスとこの取
付ボスの周囲で且つ表面側に突設した複数個の隆起部と
からなる。前記翼板は、前記取付ボスの対向部分に設け
た開孔と前記翼台の隆起部に合致する複数個の放射状羽
根とからなる。前記翼台表面の前記挿通口対応部分を除
く略全域を前記翼板により被覆し且つこの翼板を前記翼
台表面に密接させて該翼台に取着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機の撹拌翼に関す
る。
【0002】
【従来の技術】二槽式洗濯機や全自動洗濯機に使用され
ている撹拌翼は合成油脂製であることは周知である。又
この合成油脂製の撹拌翼の表面にテフロン被膜を付着
し、衣類の布痛みを抑えたものが実公昭62−4313
号公報で提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来の撹拌翼にあっては、長期間にわたって洗濯機を使用
していると、特にジーパン等の衣類に取付けているチャ
ックやフック等の金属製付属品や、衣類と一緒になって
洗濯槽に入れられたヘヤ−ピンや安全ピン等により撹拌
翼の表面を傷付けていた。又テフロン被膜を剥離させ、
やはり表面をザラザラに傷付けていた。
【0004】そのためランジェリ−等の薄い生地や弱い
繊維の衣類はザラザラに荒れた傷に繊維を引っ掛けて布
痛みを起こしていた。
【0005】一方撹拌翼の隆起部が結果的に削られるこ
とになるので、撹拌作用が損なわれれると共に穴が開き
耐久性も問題になっていた。
【0006】本発明は係る事情に鑑み、長期間使用して
も表面に傷が付くことなく、又耐久性に優れた撹拌翼を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決手段
は、駆動軸を篏合する篏合孔、この篏合孔に篏合された
駆動軸に螺着する螺杆の挿通口、前記螺杆の頭部を収納
する凹陥部を有した取付ボス、この取付ボスの周囲で且
つ表面側に突設した複数個の隆起部、を合成樹脂材にて
一体的に成形した翼台と、前記取付ボスの対向部分に設
けた開孔、この開孔の周囲で且つ前記翼台の隆起部に合
致する複数個の放射状羽根、をプレス加工により形成し
た金属製翼板と、から構成し、前記翼台表面の前記挿通
口対応部分を除く略全域を前記翼板により被覆し且つこ
の翼板を前記翼台表面に密接させて該翼台に取着したも
のである。
【0008】第2の解決手段は、前記金属製翼板の外周
縁部と開孔の縁部とを、前記翼台の外周部と取付ボスの
上部に各々インモ−ルド成形して前記翼台に前記金属製
翼板を取着したものである。
【0009】第3の解決手段は、前記開孔の縁部を前記
凹陥部内に延出し、前記螺杆の頭部と凹陥部との間で挟
着される挟着片を設けたものである。
【0010】第4の解決手段は、この挟着片の内端部分
にスリットを放射状に複数個形成したものである。
【0011】
【作用】駆動軸を篏合する篏合孔、この篏合孔に篏合さ
れた駆動軸に螺着する螺杆の挿通口、この螺杆の頭部を
収納する凹陥部を有した取付ボス、この取付ボスの周囲
で且つ表面側に突設した複数個の隆起部、を合成樹脂材
にて一体的に成形した翼台と、前記取付ボスの対向部分
に設けた開孔、この開孔の周囲で且つ前記翼台の隆起部
に合致する複数個の放射状羽根、をプレス加工により形
成した金属製翼板と、から構成したので、表面の摩耗や
傷付きがなくなる。
【0012】又、撹拌翼で一番強度が要求される駆動軸
の篏合部分が樹脂成形された従来の撹拌翼と同様に簡
単、且つ高い精度で作ることができる。
【0013】しかも、前記金属製翼板の外周縁部と開孔
の縁部とを、前記翼台の外周部と取付ボスの上部に各々
インモ−ルド成形して前記翼台に前記金属製翼板を取着
したものであるので翼板と翼台との固定が強固になる。
【0014】さらに、前記開孔の縁部を前記凹陥部内に
延出し、前記螺杆の頭部と凹陥部との間で挟着される挟
着片を設けたので、撹拌翼と駆動軸との取り付けのため
の螺杆により翼板と翼台との固定ができる。
【0015】又さらに、この挟着片の内端部分にスリッ
トを放射状に複数個形成したものであるので、螺杆が強
固に固定できる。
【0016】
【実施例】図1から図3に基ずいて本発明の第一実施例
を説明する。1は駆動軸を篏合する篏合孔2とこの篏合
孔2に篏合された駆動軸に螺着する螺杆3の挿通口4と
この螺杆3の頭部を収納する凹陥部5を有した取付ボス
6とこの取付ボス6の周囲で且つ表面側に突設した複数
個の隆起部7とを合成樹脂材にて一体的に成形した翼台
で、裏面に補強リブ8を形成してある。
【0017】9は前記取付ボス6の対向部分に設けた開
孔10とこの開孔10の周囲で且つ前記翼台1の隆起部7に
合致する複数個の放射状羽根11とをプレス加工により形
成したステンレス鋼等の金属製翼板である。
【0018】そして前記合成樹脂材の翼台1と金属製翼
板9は取付ボス6の端部と開孔10縁部同士、及び翼台1
と金属製翼板9の各々の外周縁12、13同士をインモ−ル
ド成形することにより前記翼台表面の前記挿通口対応部
分を除く略全域を前記翼板9により被覆し、且つこの翼
板9を前記翼台1表面に密接させて該翼台に取着したも
のである。
【0019】又図示していないが、放射状の羽根11と羽
根11の間の平坦部分に複数個の穴を同心状に開け、この
穴を利用してビスにより翼台1と金属製翼板9とを一体
にすることもできる。
【0020】図4から図6に基ずいて第二の実施例を第
一実施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0021】前記開孔10の縁部を前記凹陥部5内に延出
し、前記螺杆3の頭部3aと凹陥部5との間で挟着され
る挟着片10aを設け、この挟着片10aの内端部分にスリ
ット14を放射状に複数個形成する。又螺杆3は頭部3a
のところにリブ3bを設けたものである。従って撹拌翼
と駆動軸との取り付けのための螺杆3により翼板9と翼
台1との固定ができる。しかも 螺杆3のリブ3bがス
リット14に篏合するので螺杆の緩みがない。
【0022】又第二の実施例は、金属製翼板9の外周縁
13を翼台1の外周縁12にカシメ止めすることにより翼台
1と金属製翼板9とを一体化する。
【0023】第三の実施例として、合成樹脂製の翼台の
表面に樹脂メッキを施して金属コ−トをする。
【0024】
【発明の効果】本発明の撹拌翼によれば、樹脂成形した
翼台の表面をステンレス鋼等の金属製翼板で覆って一体
化したので、表面の硬度が高まり洗濯機を長期間使用し
ても、撹拌翼表面への傷付きを防止出来る。又傷が付か
ないので衣類の布傷みがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例を図2の矢印方向に切断した
縦断面図である。
【図2】同じく一部を破断した平面図である。
【図3】同じく一部を破断した底面図である。
【図4】本発明第二実施例の縦断面図である。
【図5】同じく要部拡大平面図である。
【図6】図5の矢印方向に断面した要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 翼台 2 篏合孔 3 螺杆 4 挿通口 5 凹陥部 6 取付ボス 7 隆起部 9 金属製翼板 10 開孔 10a 挟着片 11 放射状羽根 14 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉世古 隆生 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 竹内 晴美 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸を篏合する篏合孔、この篏合孔に篏
    合された駆動軸に螺着する螺杆の挿通口、前記螺杆の頭
    部を収納する凹陥部を有した取付ボス、この取付ボスの
    周囲で且つ表面側に突設した複数個の隆起部、を合成樹
    脂材にて一体成形した翼台と、前記取付ボスの対向部分
    に設けた開孔、この開孔の周囲で且つ前記翼台の隆起部
    に合致する複数個の放射状羽根、をプレス加工により形
    成した金属製翼板と、から構成し、前記翼台表面の前記
    挿通口対応部分を除く略全域を前記翼板により被覆し且
    つこの翼板を前記翼台表面に密接させて該翼台に取着し
    たことを特徴とする洗濯機の撹拌翼。
  2. 【請求項2】 前記金属製翼板の外周縁部と開孔の縁部
    とを、前記翼台の外周部と取付ボスの上部に各々インモ
    −ルド成形して前記翼台に前記金属製翼板を取着したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の撹拌翼。
  3. 【請求項3】 前記開孔の縁部を前記凹陥部内に延出
    し、前記螺杆の頭部と凹陥部との間で挟着される挟着片
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の撹
    拌翼。
  4. 【請求項4】 この挟着片の内端部分にスリットを放射
    状に複数個形成したことを特徴とする請求項3に記載の
    洗濯機の撹拌翼。
JP5153669A 1993-06-24 1993-06-24 洗濯機の撹拌翼 Pending JPH07124366A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1354996A2 (en) * 2002-04-17 2003-10-22 Lg Electronics Inc. Pulsator and washing machine using the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1354996A2 (en) * 2002-04-17 2003-10-22 Lg Electronics Inc. Pulsator and washing machine using the same
EP1354996A3 (en) * 2002-04-17 2006-04-19 Lg Electronics Inc. Pulsator and washing machine using the same
US7392672B2 (en) 2002-04-17 2008-07-01 Lg Electronics Inc. Pulsator and washing machine using the same

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