JPH0712418Y2 - カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置 - Google Patents

カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置

Info

Publication number
JPH0712418Y2
JPH0712418Y2 JP10859591U JP10859591U JPH0712418Y2 JP H0712418 Y2 JPH0712418 Y2 JP H0712418Y2 JP 10859591 U JP10859591 U JP 10859591U JP 10859591 U JP10859591 U JP 10859591U JP H0712418 Y2 JPH0712418 Y2 JP H0712418Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
grader
holder
link
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10859591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0549824U (ja
Inventor
実 土田
Original Assignee
株式会社協和機械製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社協和機械製作所 filed Critical 株式会社協和機械製作所
Priority to JP10859591U priority Critical patent/JPH0712418Y2/ja
Publication of JPH0549824U publication Critical patent/JPH0549824U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0712418Y2 publication Critical patent/JPH0712418Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、路面整正装置のグレーダ
のカッティングエッジの脱着に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のグレーダのカッティングエッジの
脱着については、作業者が巻込防止装置の下を潜り車両
の下部に入り込み、窮屈な姿勢でカッティングエッジを
手で持ち上げ多数のボルト・ナットにより取付け固定し
ている。また、実開昭61−35969号、及び実開平
3−22325号に示されている如くリンク機構を介し
油圧シリンダの作動により圧着固定をしているが、これ
らも作業者が巻込防止装置の下を潜り車両の下部に入り
込み、窮屈な姿勢で作業をする事に変わりはない。図
中、5は取付ブラケット、6は昇降シリンダ、7はホル
ダー、8はリンク、9はチルトシリンダで、いずれも公
知のもので、9A,9Bは従来のグレーダとカッティン
グエッジを示している。この場合、昇降シリンダ6の作
動はホルダー7及びリンク8を介してグレーダの昇降に
よる路面との接地圧の調整をし、また、チルトシリンダ
9の作動によりカッティングエッジ9Bと路面との切削
角度の調整をするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。摩耗
したカッティングエッジを交換する場合、作業者は、図
2の如く巻込防止装置の下を潜り、図3のように車両下
部に入り込み、窮屈な姿勢で作業をしなければならな
い。また、不自然な姿勢でカッティングエッジを手で持
ち上げる作業となり、腰痛・肩こり等の原因となり得る
ものであり多数の苦情も発生しているものである。さら
に、除雪作業中のカッティングエッジ交換においては積
雪寒冷地の悪条件下で実施されるものが殆どで、車両下
部には多量の雪の付着凍結等があり、作業者は大変な苦
労を余儀なくされているのが現状である。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。
【0005】巻込防止装置の下を潜り車両の下部へ入り
込み窮屈な姿勢で作業をせず、グレーダの側面よりカッ
ティングエッジを挿入する事を特徴としており、図11
のようにカッティングエッジ22をホルダー21に挿入
するだけで良く、さらに、挿入については図12のよう
にカッティングエッジ22に取付けているガイドボルト
23を締め付けているナット24に設置しているガイド
ローラ25をホルダー21の案内溝29に押し込み、そ
の後は油圧シリンダ10の作動とリンク13及びリンク
12を介した作用により、ホルダー21にセットされた
カッティングエッジ22をストッパー28に圧着し固定
するものである。この結果、巻込防止装置はもとより車
両の下部に入り込む事をせず巻込防止装置の外側より全
て施工が可能であることを特徴としているものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち、本案のものは、車両の中央下部に取付けて、冬期
間路上に形成された圧雪及びアイスバーン等を削り取る
路面整正装置において、グレーダの刃先として取付けら
れ圧雪等を削り取るカッティングエッジ(JIS D6
103を含む)の交換脱着時に、多数のボルト・ナット
による取付けをせず、また、作業者が巻込防止装置(昭
和54年3月15日運輸省令第8号)の下を潜り車両の
下部に入り込み、窮屈な姿勢でカッティングエッジを手
で持ち上げる事をせず、グレーダの外側より差し込み、
固定については、リンク機構を介した油圧シリンダの作
動により瞬時に圧着し取付けを完了させるように構成さ
れたものである。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。A
は本案のカッティングエッジ横送り式簡易脱着装置であ
る。2は公知の巻込防止装置3が装着されている車両本
体1の下面に公知の方法で支持されているグレーダで、
このグレーダ2の前面下辺にはストッパー28が添着さ
れている。2Aはグレーダの上方に設けた車両本体への
連結金物で公知のものである。また、グレーダ2の背面
上方には所定箇所をもって脱着装置体Bが配設されてい
る。なお、図示では脱着装置体Bが、グレーダ2の両端
部分と中央部分の3箇所に設けられた場合となってい
る。
【0008】そこで、この脱着装置体Bは、グレーダ2
の背面に突設されたブラケット18Aと、このブラケッ
ト18Aにグレーダ2の長手方向である左右方向のシャ
フト19で前後方向に揺動自在に支持されたホルダー取
付ブラケット18と、このホルダー取付ブラケット18
の下端に前方に向け固着されたホルダー21と、このホ
ルダー21の前面に刻設された側面コ字状の案内溝29
と、ブラケット18Aに後方に向け斜設したリンク取付
ブラケット14と、このリンク取付ブラケット14の先
端にピン15を介して連結したリンク13と、このリン
ク13にピン16を介して連結したリンク12と、この
リンク12にピン17を介して連結したホルダーブラケ
ット20とからなり、このホルダーブラケット20はホ
ルダー取付ブラケット18とホルダー21に連結され、
さらに、グレーダ2の背面に突設された油圧シリンダ取
付ブラケット11で支持された油圧シリンダ10のシリ
ンダロッドヘッド27はピン16に連結されている。
【0009】一方、ストッパー28の背面に位置するよ
う構成されたカッティングエッジ22には、案内溝29
に側方から挿入されるガイドボルト23が後方に向け取
付けられ、このガイドボルト23の外周にはガイドロー
ラ25が遊嵌されている。24はガイドローラ25の脱
落を防止するナットである。26はシャフト19の両端
に螺着したナットである。4は作業者である。
【0010】本考案のものは下記のように作用する。カ
ッティングエッジ22の固定方法は、当該カッティング
エッジ22に取付けられているガイドローラ25を案内
溝29に挿入後、油圧シリンダ10の作用によりカッテ
ィングエッジ22の背面に接触しているホルダー21が
カッティングエッジ22をストッパー28に強く押付け
て固定する。
【0011】この場合、油圧シリンダ10の作用は、シ
リンダロッドヘッド27がピン16を押し、ピン16は
リンク13およびリンク12を介してそれぞれピン15
およびピン17に連結されているから、これらリンク1
3およびリンク12がそれぞれピン15およびピン17
を支点として、ピン16の頂点として図12のようにく
の字形になっているリンク13およびリンク12が、図
13のように直線形に作用してシャフト19を支点とし
てホルダー取付ブラケット18およびホルダーブラケッ
ト20を介して、ホルダー21がストッパー28の方向
へ移動するものである。
【0012】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。この作業状況から脱却す
るためには、車両の下部に入り込む事の回避が急務であ
るとの考えから本装置の考案となり、本装置の採用によ
り作業者の労力の軽減及び安全管理上からも大変便利で
あり、高齢化時代に向かって更に威力を発揮するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両本体に路面整正装置を装着した状態の平面
図である。
【図2】従来カッティングエッジ脱着の為、作業者が巻
込防止装置の下を潜って車両下部に入ろうとしている状
態の側面図である。
【図3】同上に引き続いて、作業者が車両下部に入り込
みカッティングエッジ脱着の作業姿勢を行っている状態
の側面図である。
【図4】本願のものの装着後におけるグレーダ部分の背
面図である。
【図5】グレーダの拡大側面図である。
【図6】図4の要部拡大図である。
【図7】図4の要部拡大図である。
【図8】本装置を設置したグレーダに対するカッティン
グエッジが未装着の状態を説明する側面図である。
【図9】カッティングエッジにガイドボルトを装着した
状態の背面図である。
【図10】同上の縦断面図である。
【図11】本願のものについての作業状態を説明する要
部拡大側面図である。
【図12】カッティングエッジをホルダーに挿入し、油
圧により固定する直前の状態を説明する側面図である。
【図13】同上に引き続き、油圧シリンダの作動により
リンクを介して、カッティングエッジの固定完了の状態
を説明する側面図である。
【図14】グレーダの正面図である。
【符号の説明】
A カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置 B 脱着装置体 1 車両本体 2 グレーダ 3 巻込防止装置 4 作業者 5 取付ブラケット 6 昇降シリンダ 7 ホルダー 8 リンク 9 チルトシリンダ 10 油圧シリンダ 11 油圧シリンダ取付ブラケット 12 リンク 13 リンク 14 リンク取付ブラケット 15 ピン 16 ピン 17 ピン 18 ホルダー取付ブラケット 19 シャフト 20 ホルダーブラケット 21 ホルダー 22 カッティングエッジ 23 ガイドボルト 24 ナット 25 ガイドローラ 26 ナット 27 シリンダロッドヘッド 28 ストッパー 29 案内溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻込防止装置(3)が装着されている車
    両本体(1)の下面に支持されているグレーダ(2)の
    全面下辺にはストッパー(28)が添着され、グレーダ
    (2)の背面上方には所定箇所をもって脱着装置体
    (B)が配設され、この脱着装置体(B)は、油圧シリ
    ンダ(10)の作用により前後方向に作用するホルダー
    (21)と、このホルダーの前面に刻設された側面コ字
    状の案内溝(29)とから構成され、一方、ストッパー
    (28)の背面に位置するよう構成されたカッティング
    エッジ(22)には、案内溝(29)に側方から挿入さ
    れるガイドボルト(23)が後方に向け取付けられ、こ
    のガイドボルト(23)の外周にはガイドローラ(2
    5)が遊嵌されていることを特徴とするカッティングエ
    ッジ横送り式簡易脱着装置。
JP10859591U 1991-12-04 1991-12-04 カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置 Expired - Lifetime JPH0712418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10859591U JPH0712418Y2 (ja) 1991-12-04 1991-12-04 カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10859591U JPH0712418Y2 (ja) 1991-12-04 1991-12-04 カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0549824U JPH0549824U (ja) 1993-07-02
JPH0712418Y2 true JPH0712418Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=14488794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10859591U Expired - Lifetime JPH0712418Y2 (ja) 1991-12-04 1991-12-04 カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712418Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223236A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社協和機械製作所 除雪用装置のカッティングエッジ着脱機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223236A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社協和機械製作所 除雪用装置のカッティングエッジ着脱機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0549824U (ja) 1993-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4662607A (en) Apparatus for operating manhole cover
US4597205A (en) Snow plow clamp assembly
US5051057A (en) Latch for a reversible stabilizer foot
US3665622A (en) Converter bracket for a lift bucket
US3977548A (en) Cylinder attachment means for an excavator and method for using the same
JPH0712418Y2 (ja) カッティングエッジ横送り式簡易脱着装置
GB2029544A (en) Backhoe mounting assembly
US3840211A (en) Vehicle wheel camber and caster adjustment tool
CA1046275A (en) Centershift linkage means for a motor grader
JPH0735851Y2 (ja) カッティングエッジ横送式簡易脱着装置
US4565484A (en) Device for attaching front working implement to vehicle body
US2635668A (en) Camber correction tool
US4866862A (en) Auxiliary road wiper blade
JPS6223889Y2 (ja)
JP2000328530A (ja) 除雪機
EP0119900A1 (fr) Véhicule de dépannage pour engins routiers lourds et procédé d'utilisation
JPS6134884Y2 (ja)
JPS6038783Y2 (ja) 作業機の落下防止装置
CN210821991U (zh) 一种清障车可调角度的后托板
JP2557491Y2 (ja) 畦塗装置
US3811654A (en) Camber and caster adjustment tool
JPH11247240A (ja) 油圧ショベルのバケット用装着装置
JPS5825012Y2 (ja) フロントロ−ダの装着装置
JPH0213566Y2 (ja)
JP2512225Y2 (ja) トラックグレ―ダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term