JPH0712406Y2 - 高 欄 - Google Patents

高 欄

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JPH0712406Y2
JPH0712406Y2 JP10569190U JP10569190U JPH0712406Y2 JP H0712406 Y2 JPH0712406 Y2 JP H0712406Y2 JP 10569190 U JP10569190 U JP 10569190U JP 10569190 U JP10569190 U JP 10569190U JP H0712406 Y2 JPH0712406 Y2 JP H0712406Y2
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JP
Japan
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panel
light emitting
light source
optical fiber
balustrade
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JP10569190U
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JPH0465811U (ja
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治 高堂
操 小林
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパネルを備えた高欄に関するものである。
[従来の技術] 一般に、道路、橋梁等に設置される従来の高欄は、適宜
間隔で立設された支柱間にトップレールとボトムレール
を掛け渡し、両レール間にバラスターを取り付けたもの
であった(例:特公昭58−47047号、実公昭59−326号
等)。バラスターは、自動車、自転車等の乗員、歩行者
等の安全保護を目的として設けられるもので、通常格子
状とか、水平方向に適宜間隔をおいてバラスターを並設
した構造とされ、中には装飾性や美観を高めるため、バ
ラスターに花柄模様を付けたり、適宜形状に折り曲げた
りしたものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の高欄においては、バラ
スターによる美観、装飾性等の向上には限界があり、ま
た夜間時には見えないため、装飾的機能を十分に果たす
ことができないと云う問題があった。
そこで、このような問題を解決する方法として装飾パネ
ルを支柱に設け、その発光点に豆電球や発光ダイオード
を使用したものが提案されているが、電球の場合はその
寿命が短く、交換作業が面倒であり、発光ダイオードの
場合は発光特性が温度によって影響され、周囲温度が高
くなると輝度が低下すると云う欠点があった。
したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、自動
車、自転車等の乗員、歩行者等の安全保護を図る機能に
加えて、特に美観、装飾性ないしは興趣に富み、またメ
インテナンスの容易な高欄を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するため、適宜間隔をおいて立
設された支柱に対し、トップレールおよびボトムレール
を上下水平に架設した高欄において、前記支柱、トップ
レールおよびボトムレールで囲まれた空間に光ファイバ
内蔵のパネルを設け、その略下側近傍の道路または橋桁
内に光源装置を設置し、この光源装置と前記パネルの発
光点を前記光ファイバで接続したものである。
[作用] 本考案において、光ファイバは光源装置からの光をパネ
ルの発光点に伝達する。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は第3図のI−I線断面図、第2図は第3図のII
−II線断面図、第3図は本考案に係る高欄の一実施例を
示す正面図、第4図はパネルの分解斜視図、第5図は光
源装置の断面図、第6図はフィルタ装置の正面図であ
る。第3図および第4図において、1は橋桁、2は橋桁
1に適宜間隔をおいて立設された支柱で、この支柱2間
にはトップレール3とボトムレール4が上下に略平行に
対向するよう架設されている。また、トップレール3と
ボトムレール4間にはバラスター5とパネル6が設けら
れている。パネル6は支柱2間の中央に位置し、その両
側にバラスター5がそれぞれ3本ずつ適宜間隔をおいて
設けられている。これらのバラスター5は、その上下端
が前記トップレール3の下面と、ボトムレール4の上面
に設けた凹部にはめ込まれ、ボルト等の適宜な締結手段
によって固定されている。
第1図において、前記トップレール3は、アルミ合金、
ステンレス等からなる断面形状が中空長方形の押出型材
からなり、その両側面3a、3bが下面3cより下方に延在し
ている。また、トップレール3の下面3c中央には前記パ
ネル6の周縁を保持する枠材9の上部が取付アングル10
を介して固定されている。枠材9は、断面形状がコ字状
の長方形で、内側に開放するパネル収納凹部11を有し、
その上面9aが前記トップレール3の下面3cに密接もしく
は近接対向し、下面9bが前記ボトムレール4の上面4aに
設置され、且つ複数個の止めねじ12によって強固に固定
されている。前記取付アングル10はL字状で、その水平
部10aが前記トップレール3の下面3cの一側寄りに止め
ねじ13によって固定され、垂直部10bには前記枠材9の
一側面9dが止めねじ14によって固定されている。
前記パネル6は、所要間隔を保って互いに平行に対向す
る内側及び外側パネル集合体6A、6Bと、これら両パネル
集合体6A、6Bの周縁部を保持する保持体16とで構成さ
れ、内部には多数の光ファイバ17が収納されている。内
側パネル集合体6Aは、内外2枚の透明板18、19と、これ
ら両透明板18、19間に介装されたパンチングパネル20お
よびアクリル板21とで構成されている。2枚の透明板1
8、19は、それぞれポリカーボネート等で形成され、そ
の厚みは3mm〜6mm程度とされる。前記パンチングパネル
20は板厚が1mm程度のアルミ製で、無数の小孔と発光点
を形成する複数個の透孔24(第3図、第4図)を有し、
前記表側透明板18に密接する面には、適宜な図柄、例え
ば星座のお羊座23が描かれている。前記透孔24はお羊座
23の星座の位置に形成されており、その穴径は一本の光
ファイバ17の径と略等しいかもしくは若干大きく設定さ
れている。前記アクリル板21は、板厚が2mm程度で、そ
の何れか一方の面、例えば内側透明板19と密接する面も
しくは両面にフロスト加工が施されている。また、この
アクリル板21と内側透明板19には複数個の透孔25、26
(第1図)が前記パンチィングパネル20の透孔24に対応
して形成されている。これらの透孔25、26は前記透孔24
と略同の一穴径を有している。
前記外側パネル集合体6Bは、上記内側パネル集合体6Aと
同一構造をなすもので、内外2枚の透明板28、29と、こ
れら両透明板28、29間に介装されたパンチングパネル30
およびアクリル板31とで構成されている。
このような構成からなる内外2つのパネル集合体6A、6B
を保持する前記保持体16は、第1図に示すように断面形
状がコ字状で内側に開放する外枠33と、同じく断面形状
がコ字状で内側に開放し、前記外枠33内に複数個の止め
ねじ35によって固定された内枠34とで構成され、これら
両枠33、34間に形成された隙間37、38に前記内側パネル
集合体6Aと外側パネル集合体6Bの周縁部がそれぞれ挿入
保持されており、これによってパネル6を形成してい
る。そしてこのパネル6は、前記枠材9の凹部11にゴム
等のガスケット39a、39bを介して挿入配置され、外枠33
の下面が前記凹部11の内底面に設置されたセットブロッ
ク40上に固定されている。前記ガスケット39a、39bは、
前記枠材9と外枠33との隙間に介在され、また枠材9と
前記内、外側パネル集合体6A、6Bの表面周面部との隙間
には軟質シーリング材41が介在されており、これによっ
て前記ガスケット39a、39bを覆うことにより、前記枠材
9の内部の防水を図っている。そして、前記外枠33と内
枠34の上面適宜箇所には通気孔43が形成されている。
前記ボトムレール4はアルミ合金等の押出型材からな
り、その下面長手方向中央には第2図〜第5図に示すよ
うにファイバ連結パイプ44とファイバ取出用パイプ45が
同軸に設けられている。ファイバ連結パイプ44の上端部
は、前記ボトムレール4の背面4aと枠材9の下面9bに溶
接等によって固定されており、下端開口部に前記ファイ
バ取出用パイプ45の上端部が挿入されている。ファイバ
取出用パイプ45の下端部は前記橋桁1に埋め込まれてい
る。前記枠材9の下面9b中央と前記外枠33の下面には挿
通孔46、47が前記ファイバ連結パイプ44に対応してそれ
ぞれ形成されている。
前記光ファイバ17は、前記パネル6と光源装置50を連結
する配管51内に収納されており、その一端部が前記光源
装置50内に導入されている。前記光源装置50は、第5図
に示すように前記橋桁1の上面で前記ファイバ連結パイ
プ44の近傍部に凹設した収納凹部53内に収納された筐体
54を備え、その内部には白熱電球等からなる例えば2つ
の光源55とフィルタ装置56が配設されている。フィルタ
装置56は、光源55と光ファイバ17との間に回転自在に配
設された回転板58と、回転板58を所定回転数で回転させ
るモータ59とを備え、回転板58には第6図に示すように
例えば4つの開口60が周方向に設けられており、またこ
れらの開口60にはそれぞれ赤、青、黄、緑色等の異なっ
た適宜色からなるフィルタ61が取付けられている。前記
光ファイバ17の一端は適宜本数ずつ分離されて前記回転
板58の光源55とは反対側の面に近接対向し、その先端面
が入光面62を形成している。一方、各光ファイバ17の他
端部は、第1図に示すように互いに分離されて内、外側
パネル集合体6A、6Bの発光点を形成する透孔24にそれぞ
れ内側から挿入され、その先端面が出光面64を形成して
いる。
再び第5図において、前記筐体54の橋桁1の上方に突出
する上端部周面には多数の小さな孔からなる吸排気口66
が全周に亙って形成されており、下面適宜箇所には水抜
き兼給気口67が形成されている。そして、前記光源55と
モータ59はケース69内に収納配置され、電源用コード68
に接続されている。
このような構成からなる高欄において、夜間時に光源55
を点灯すると、その光は、フィルタ61を透過した後入光
面62より各光ファイバ17内に入光してその内部を反射し
ながら進行し、出光面64から外部に出射する。したがっ
て、パネル6の各発光点(24)は明るく光り輝く。そこ
で、このようなパネル6を外部から見ると、発光点によ
る発光によりお羊座23の星座を知ることができる。ま
た、この発光点の発光色は、フィルタ61の回転に伴い4
色に変化するため、興趣に富み、また美的ないし装飾的
効果に優れたパネル6を提供することができ、見る者を
楽しませることができる。また、昼間時においても、パ
ネル6の模様、図柄等によって高欄の美観、装飾的効果
を高めることができる。
この場合、長い橋桁に設置する際には、各支柱2間に設
けられる内パネル6の模様、図柄等を周囲の景観を考慮
して変え、例えば天の川を連続的に表示したり、各種の
星座を表示したりすると、壮観で、一層美観を向上させ
ることができる。
さらにまた、本考案においては、光源55の光を光ファイ
バ17によってパネル6に導いているため、発光点に電球
等を組込む必要がなく、光源の数を著しく少なくするこ
とができ、したがって電球等が切れた際の交換が容易で
ある。
なお、本考案は上記実施例構造に特定されることなく種
々の変形、変更が可能であり、例えばパネル6の構造と
して1枚の表面側透明板と、パンチングパネルおよびア
クリル板とで内、外側パネル集合体6A、6Bを構成しても
よいことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る高欄は、光源とパネル
の発光点を光ファイバによって接続したので、美観ない
し装飾性および興趣に富む高欄を提供することができ、
また光ファイバは豆電球を発光点に設けた場合と異なり
使用中に発光点が消える恐れがなく、電球の交換作業を
著しく少なくしメインテナンスを容易にし、また発光ダ
イオードと異なり温度特性を有さないため輝度が低下す
る恐れもなく、その実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図のI−I線断面図、第2図は第3図のII
−II線断面図、第3図は本考案に係る高欄の一実施例を
示す正面図、第4図はパネルの分解斜視図、第5図は光
源装置の断面図、第6図はフィルタ装置の正面図であ
る。 1……橋桁、2……支柱、3……トップレール、4……
ボトムレール、5……バラスター、6……パネル、17…
…光ファイバ、24……透孔(発光点)、50……光源装
置、55……光源、61……フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜間隔をおいて立設された支柱に対し、
    トップレールおよびボトムレールを上下水平に架設した
    高欄において、前記支柱、トップレールおよびボトムレ
    ールで囲まれた空間に光ファイバ内蔵のパネルを設け、
    その略下側近傍の道路または橋桁内に光源装置を設置
    し、この光源装置と前記パネルの発光点とを前記光ファ
    イバで接続したことを特徴とする高欄。
JP10569190U 1990-10-09 1990-10-09 高 欄 Expired - Lifetime JPH0712406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10569190U JPH0712406Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 高 欄

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JP10569190U JPH0712406Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 高 欄

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Publication Number Publication Date
JPH0465811U JPH0465811U (ja) 1992-06-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015148073A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 Jfeエンジニアリング株式会社 剛性防護柵の道路側側面への外装板の取り付け構造

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