JPH0712342B2 - 家庭用脈波測定装置 - Google Patents

家庭用脈波測定装置

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JPH0712342B2
JPH0712342B2 JP4120986A JP4120986A JPH0712342B2 JP H0712342 B2 JPH0712342 B2 JP H0712342B2 JP 4120986 A JP4120986 A JP 4120986A JP 4120986 A JP4120986 A JP 4120986A JP H0712342 B2 JPH0712342 B2 JP H0712342B2
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JP
Japan
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pulse wave
personal computer
waveform
measuring device
signal conversion
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JP4120986A
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JPS62197034A (ja
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修治 服部
敏義 山本
正樹 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で健康管理のために使用する家庭用
脈波測定装置に関するものである。
従来の技術 従来の脈波測定装置は血液量検出装置と演算処理装置お
よび表示,記録装置を一体化して専用システムとして構
成されたものが一般的であった。
また脈波以外の測定装置としては、血圧,体温,脈拍等
の比較的単純な数値データのみを扱うものについては、
汎用のパーソナルコンピュータに接続しデータ記憶を行
なわせるような形式のものも一部発表されている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、脈波測定装置に関していえ
ば、専門家向けの専用システムであるために極めて高価
で大型なものとならざるを得ず、必然的に取扱いも複雑
なものとなっていた。また汎用のパーソナルコンピュー
タに接続可能な脈波以外の測定装置の場合、血圧,体
温,脈拍等のように測定結果が単純な数値データとして
得られるようなものに限られており、脈波等のように波
形解析を必要とするものについては前例がなく、パーソ
ナルコンピュータの有する機能を十分に活用していると
はいいがたいものであった。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、指尖血液量の増
減を光の透過度によって検出する血液量センサと、増幅
器,ゲイン調整器,AD変換器,メモリーを内蔵し、前記
血液量センサの出力を汎用のパーソナルコンピュータへ
の入力信号に変換する信号変換機能とこの変換された信
号を記憶する機能とを有する信号変換記憶装置とを備
え、測定結果をあらかじめメモリーに記憶した標準脈波
波形あるいは過去に記憶した脈波波形と比較できるよう
にしたものである。
作用 この構成により、従来の脈波測定装置がシステムとして
備えていた演算処理装置と表示,記録装置の部分を汎用
のパーソナルコンピュータにおきかえることで、脈波波
形の演算処理方法,分析方法,表示方法等を使用者が自
由に選定あるいは作成できるようにし、従来システムと
して固定されていた使用方法を極めて自由度の高いもの
とすることができる。さらに専用装置としては血液量セ
ンサと信号変換記憶装置だけでよくなるため、価格面で
も大幅に低価格化することが可能であり、一般家庭でも
容易に入手することのできるものにすることができ、従
来専門家を通してでなければ入手することのできなかっ
た高度の医学情報を家庭で簡単に知ることが付能とな
り、一般家庭での健康管理に利用できるようになるもの
である。
とくに脈波を二次微分して得られる加速度脈波と称され
るものは第4図に示すA〜Gのタイプに分類されてお
り、それぞれの加速度波形は、原波形では素人的にはほ
とんど変化がみられない場合にも特徴的に類別化され、
健康な人の日々の調子をみるのによいといわれている。
また日々のトレーニングの効果などは原脈波波形ではほ
とんど変化していないようにみえるが加速度波形ではよ
くわかる。以上のことから家庭用脈波測定装置としては
加速度脈波波形でみるのが最適である。
したがって標準波形をあらかじめメモリーに記憶させて
おき、この記憶された波形と今とった波形とをパーソナ
ルコンピュータに比較させ、日々の健康管理上の注意点
を表示したり、スポーツメニューを表示することも可能
になる。またスポーツ,散歩等を行なうことにより、改
善すべき目標波形を表示することも可能である。さらに
は過去の波形を順次並べて表示しその改善度を知った
り、逆に健康の低下度も知ることも可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図,第2図をもと
に説明する。第1図において、1は血液量センサで、タ
ングステンランプ等からなる発光部11とCds等からなる
受光部12を内蔵し、さし込まれた指先の血液量の増減を
光の透過度によって電気的に検出するものである。2は
信号変換記憶装置で、前記血液量センサ1の出力を汎用
のパーソナルコンピュータ3への入力信号に変換する信
号変換機能および変換された信号を記憶する記憶機能を
有するもので、パーソナルコンピュータ3のカートリッ
ジになっている。21は増幅器、22はゲイン調整器、23は
AD変換器、24は標準となる脈波波形あるいは過去の脈波
波形を記憶したメモリーで、これらは前記信号変換記憶
装置2に内蔵されている。第1図において信号変換記憶
装置2と汎用のパーソナルコンピュータ3とを接続する
にはパーソナルコンピュータ3のカートリッジ挿入口4
に信号変換記憶装置2のコネクター部(図示せず)を差
込むものである。
次に上記構成における動作を説明する。被測定者が血液
量センサ1の内部に指先を挿入すると、発光部11から発
した光は指先を透過して受光部12に達する。この時指先
内の血液部分は光を吸収するため、受光部12に到達する
光の量は指先内の血液量の増減によって変化する。指先
内の血液量は心臓の動作状態及び体内各部の血管の弾性
等によって変化することが医学的に明らかとなってお
り、この血液量の増減をもとに健康状態を知ることがで
きる。次に前記血液量センサ1からの出力信号は電気信
号として信号変換記憶装置2へ入力され、増幅器21で増
幅され、ゲイン調整器22の作用で適切なレベルの電気信
号に調節される。さらにこの電気信号はAD変換器23でデ
ジタル信号に変換されてコネクタを介して汎用のパーソ
ナルコンピュータ3へ入力され、パーソナルコンピュー
タ3で使用者の目的に応じて処理される。すなわち、メ
モリー24からあらかじめ記憶した標準波形を読み出し、
測定波形と重合させて比較することにより、素人でも異
常の有無を判別したり、病気に対応する標準波形を記憶
させた場合にはある程度病名を知ることも可能である、
さらには被測定者の波形メモリー24に記録していくこと
により、被測定者の推移をみることも可能である。
この外にも一部を拡大したり、また統計処理することも
できる。
なおメモリー24では電池でバックアップされた半導体メ
モリーが最も良いと思われる。また標準波形の記録はRO
Mに、測定波形の記録はRAMとするのが好ましい。
またゲイン調整器22にはアナログマルチプレクサ,電子
ボリュームなどを用いたが、パーソナルコンピュータを
メインとする場合には電子ボリュームを用いる方が、大
きさ,コスト等を考慮すれば好ましい。
第3図は別の実施例で、第1図,第2図で示した第1の
実施例に、二次微分器25を加えたもので他は同じであ
る。動作としては、血液量センサ1からのアナログ出力
を、信号変換記憶装置2に内蔵されている増幅器21,ゲ
イン調整器22,二次微分器25,AD変換器23によりデジタル
信号に変換し、パーソナルコンピュータ3に入力する。
パーソナルコンピュータ3で使用者の目的に応じて処理
される。このときの脈波波形は原脈波に対し二次微分形
を示すことになり、原脈波波形では極めて小さい変化が
加速度成分で示される。したがって前述したごとく第4
図のように類別化されて自己の血液循環の良否が一目瞭
然となる。これにより、パーソナルコンピュータ3を用
いた波形表示、メモリーー24に記憶された標準波形ある
いは過去の波形との波形比較が可能となり家庭における
日々の健康管理が可能となる。
なお本実施例では二次微分器25により脈波を二次微分し
たが、パーソナルコンピュータ3によりソフト的に二次
微分することも可能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、身体の健康状態を示す情
報を非常に多く含んでいる脈波波形を一般家庭において
手軽にしかも標準脈波波形あるいは過去の脈波波形と比
較しながら見ることができ、家庭での健康管理にとって
極めて有用であり、また分析及び出力手段として汎用の
パーソナルコンピュータを利用するため、使用者が好み
の分析方法,表示方法を考えることができ利用価値の高
いものである。さらに演算処理に汎用のパーソナルコン
ピュータを利用するため専用装置としては血液量センサ
と信号変換記憶装置だけでよく価格的にも安価なものと
なり、一般家庭でも容易に入手できるので実用面から見
ても極めて実用性の高いものである。汎用のパーソナル
コンピュータは応用範囲が広いことから現在急速に普及
しつつあり、数年後には一家に一台の時代が到来すると
いわれており、この面から見ても本発明の有用性は明ら
かである。
なお、汎用のパーソナルコンピュータとしてMSX基準の
パーソナルコンピュータを用いれば、MSXが一般家庭向
けの安価な機種であること、規格が統一されておりコネ
クタ部分の形式がきまっていることなどから本発明の効
果が更に増すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す外観斜視図、第2
図は同要部のブロック図、第3図は本発明の他の実施例
のブロック図、第4図は加速度脈波波形図である。 1……血液量センサ、2……信号変換装置、21……増幅
器、22……ゲイン調整器、23……AD変換器、24……メモ
リー、25……二次微分器、3……パーソナルコンピュー
タ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指尖血液量の増減を光の透過度によって検
    出する血液量センサと、汎用のパーソナルコンピュータ
    と、増幅器,ゲイン調整器,AD変換器,メモリーを内蔵
    し、前記血液量センサの出力を前記パーソナルコンピュ
    ータへの入力信号に変換する信号変換機能および変換さ
    れた信号を記憶する記憶機能を有する信号変換記憶装置
    とを備え、前記メモリーには標準脈波波形あるいは過去
    の脈波波形を記憶させた家庭用脈波測定装置。
  2. 【請求項2】脈波波形が加速度脈波波形である特許請求
    の範囲第1項記載の家庭用脈波測定装置。
  3. 【請求項3】信号変換記憶装置は微分器を内蔵した特許
    請求の範囲第2項記載の家庭用脈波測定装置。
  4. 【請求項4】信号変換記憶装置がパーソナルコンピュー
    タ用のカートリッジからなる特許請求の範囲第1項,第
    2項または第3項記載の家庭用脈波測定装置。
JP4120986A 1986-02-26 1986-02-26 家庭用脈波測定装置 Expired - Lifetime JPH0712342B2 (ja)

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JPS62197034A JPS62197034A (ja) 1987-08-31
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