JPH0712323B2 - イヤピアスカートリッジ集成装置 - Google Patents

イヤピアスカートリッジ集成装置

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JPH0712323B2
JPH0712323B2 JP2305902A JP30590290A JPH0712323B2 JP H0712323 B2 JPH0712323 B2 JP H0712323B2 JP 2305902 A JP2305902 A JP 2305902A JP 30590290 A JP30590290 A JP 30590290A JP H0712323 B2 JPH0712323 B2 JP H0712323B2
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cartridge
stud
clutch
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ear piercing
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サムエル・ジエイ・マン
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般的には、無菌の耳たぶ孔あけ装置(ster
ile earlobe piercing system)に関し、特に、イヤピ
アスガン、イヤリングスタッド(Stud)およびイヤリン
グ止め金(clasp)の新規な組み合わせを利用して無菌
のイヤピアス操作を容易に行なうことができるようにし
たイヤピアス装置(earpiercing system)に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) イヤピアスガン(earpiercing gun)を使用したイヤピ
アス装置は、先行技術において周知である。現在のイヤ
ピアス装置は、鋭く尖った先端を有するイヤリングスタ
ッドを、ばね荷重の装置即ちガンを用いて、耳たぶに挿
通することを特に特徴とするものである。感染症の広が
りを少なくするための草分的なイヤピアス装置は、本発
明の譲受人であるインバネス・コーポレーション(Inve
rness CorPoration)により製造されかつ販売されてい
る装置であった。インバネスの装置は、サミュエル・ジ
ェイ・マン(Samuel J.Mann)に付与された米国特許第
4,030,507号に記載されかつ主張されている。
インバネスのイヤピアス装置は、感染症の伝染を防ぐ上
で有効であることがわかった。しかしながら、インバネ
スの装置は、最初の耳たぶへの挿通が終了してからのイ
ヤリングカートリッジの取り扱いを過度に行なうことが
必要となっている。更に、インバネスの装置は、複雑で
あるとともに、カートリッジとカートリッジハウジング
をはじめとする幾つかの素子を必要とし、コストの増大
を招いている。従って、操作の際に、イヤピアス素子、
特に、使い捨てのイヤリングおよび止め金カートリッジ
の取り扱いが少なくて済む、複雑さの少ないイヤピアス
装置が所望されている。
従って、本発明の目的は、改良されたイヤピアス装置を
提供することにある。
本発明の別の目的は、イヤピアス操作の際のカートリッ
ジの取り扱い量を最少にするイヤピアスカートリッジ装
置を提供することにある。
本発明の別の目的は、耳たぶへの挿通に先立って、スタ
ッドと止め金とを容易にかつ正確に整合させることがで
きるイヤピアス装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的と利点は、一部は自明であり、一
部は明細書から明らかとなるものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のイヤピアスカートリッジアセンブリは、第1と
第2のイヤリングスタッドおよび該イヤリングスタッド
の双方を取り外し自在に支持するスタッドカートリッジ
手段と、第1と第2のクラッチおよび該クラッチの双方
を取り外し自在に支持するクラッチカートリッジ手段
と、プッシュロッドを有し該プッシュロッドに対して前
記スタッドカートリッジ手段を摺動自在に支持しかつ位
置決めするイヤピアス器具手段(earpiercinginstrumen
t)とを備え、前記スタッドカートリッジ手段は前記ス
タッドカートリッジ手段を前記イヤピアス器具手段から
取り外すことなく摺動自在に変位させることにより前記
第1および第2の各イヤリングスタッドを選択的に摺動
自在に変位させて前記プッシュロッドと軸線を共通に整
合させるように前記イヤピアス器具手段と協働する位置
決め手段を備えることを特徴とする構成を備えている。
本発明によれば、更に、第1と第2のイヤリングスタッ
ドおよび該イヤリングスタッドの双方を取り外し自在に
支持するスタッドカートリッジ手段と、第1と第2のク
ラッチおよび該クラッチの双方を取り外し自在に支持す
るクラッチカートリッジ手段と、プッシュロッドを有し
前記クラッチカートリッジ手段を摺動自在に支持しかつ
位置決めするイヤピアス器具手段とを備え、前記プッシ
ュロッドは前記クラッチカートリッジ手段を前記イヤピ
アス器具手段から取り外すことなく摺動自在に変位させ
ることにより前記第1および第2の各イヤリングスタッ
ドを選択的に摺動自在に変位させて前記プッシュロッド
と軸線を共通に整合させるように前記イヤピアス器具手
段と協働する位置決め手段を備えることを特徴とするイ
ヤピアスカートリッジアセンブリが提供されている。
従って、本発明は、以下の記載に例示されている構造、
素子の組み合わせおよび部材の配置の特徴からなるもの
で、本発明の範囲は、特許請求の範囲に示されている。
(作用) 上記構成の本発明のイヤピアスカートリッジアセンブリ
においては、一対のイヤピアススタッドと一対の止め金
が使い捨てのカートリッジにそれぞれ収容されて、無菌
の耳たぶ挿着装置を提供している。これらのカートリッ
ジは、カートリッジを対面した関係で受けかつ保持する
ようになっているイヤピアス器具に挿入される。プッシ
ュロッドは、イヤリングスタッドをカートリッジから耳
を介して止め金へ変位させるように配設されている。
実施例においては、各カートリッジには、対向するフラ
ンジが突出して配設された後壁が設けられている。各フ
ランジには、器具から延びる突起と協働するように溝が
中央に設けられている。各フランジが側壁まで延びてい
る。カートリッジは、器具に形成されたトラックの中へ
摺動され、側壁によりプッシュロッドと自動的に整合さ
れる。
(実施例) 先づ、第1図について説明すると、本発明の好ましい実
施例に従って構成されたイヤピアスカートリッジアセン
ブリが、参照番号10で全体示されている。イヤピアスカ
ートリッジアセンブリは、全体が参照番号20で示されて
いるスタッドカートリッジと、参照番号50で全体示され
ているクラッチカートリッジと、参照番号75で全体示さ
れているばねガンとを備えている。
第1図および第7乃至10図に示すように、スタッドカー
トリッジ20は、支持壁25と、支持壁22から突出するケー
シング24とを備えている。支持壁22の長手方向に沿った
縁部にはノッチ25が対向して形成され、ノッチ25の両側
に、突出するフランジ26を画定している。係止壁28が支
持壁の両側から略直交して延びるように配設されてい
る。2つの孔38が、ケーシング24と支持壁22を長手方向
に貫通して軸線方向へ延びるように形成されている。孔
38は、ヘッド39aと挿通ピン即ちピアスピン(piercingp
in)39bとを有するスタッド39を平行に受け入れる。孔3
8の直径は、各スタッドのサイズに対して、締り嵌めに
よりスタッドを軽く保持するような寸法となっている。
図示の実施例においては、U字状の溝40が孔38の開口部
に配設され、挿通ピン39bと軸線方向に整合することに
より、耳たぶに対するピアスイヤリングの方向づけを容
易にしている。
第4乃至6図には、クラッチハウジング51とクラッチ57
とを有するクラッチカートリッジアセンブリ50が示され
ている。ハウジング51は、中実のモールド成形された
(solid molded)ケーシング52を備えており、該ケーシ
ングは突出する2つの対称をなす位置決め壁53を有して
いる。
各クラッチ57は、端部63を有する、2つの対称をなすル
ープ62を形成するC字状の弾性金属の単一片から形成さ
れている。開口64がイヤリング挿通ピン39bを受けるよ
うに金属に設けられており、端部63間の空所と共軸をな
している。
ケーシング52は、盲穴55によりそれぞれ形成される2つ
のクラッチ室54を有している。ストラット56(strut)
が各盲穴55に形成され、クラッチ57を穴55に位置決めす
るようになっている。盲穴55は、ハウジングを画定する
ケーシングの外面からクラッチをへこませることができ
るように十分な深さに形成され、これにより、クラッチ
カートリッジをガンに挿入してガン内で摺動自在に変位
させたときに、クラッチが人の指に接触するのを防ぐよ
うになっている。ニブ58が各ストラットから突出して配
設され、各クラッチ57の端部とループ62との間に位置し
てクラッチ57をクラッチ室54に位置決めしかつ保持して
いる。ピアスピン39bが開口64に入り、ループの端部63
間にまで延びるようにすると、端部63は広がって離隔
し、ニブ58による保持から解放される。従って、各クラ
ッチ室54は、耳たぶへの挿通が行なわれた後にクラッチ
57がイヤリングのピアスピン39bに保持されるまで、ク
ラッチ57を解放自在に保持するように形成されている。
位置決め壁53は、底部および頂部フランジ65と側部フラ
ンジ67とを有し、底部および頂部フランジ65間にはノッ
チ66が形成され、側部フランジ67は該フランジ67に対し
て直角をなす係止壁68を有している。以下に詳細に説明
するように、位置決め壁53は、クラッチカートリッジア
センブリをイヤピアスガン75に正確に位置決めすること
ができるようにしている。
ばねガン75は、第2および3図並びに第10乃至12図に示
すように構成されている。即ち、ばねガン75は、ハウジ
ング76、プランジャ77およびプッシュロッドアセンブリ
80らなる2片構成のフレームを備えている。プランジャ
77は、指の握り部を提供するように垂下ハンドル79を備
えている。ハウジング76のハンドル端部には、参照番号
81で全体示されているハンドルアセンブリが延びてい
る。アンビル(anvil)82が、プッシュロッドアセンブ
リ80と対向して該アセンブリから離隔してプランジャ77
に配設されている。アンビル82には、突起119とアンビ
ル82との間に形成された上部スロット83と、突起120と
アンビル82との間に形成された下部スロット85とが設け
られ、カートリッジ50のフランジ65を受けるようになっ
ている。従って、クラッチカートリッジ50は、ピアス操
作の際に位置決めのためにアンビル82の中へ摺動するこ
とができる。
突起119と120は、クラッチカートリッジ50のノッチ66を
通すことができるサイズに形成されている。クラッチカ
ートリッジ50はガン75の中へ押し込まれ、次に、矢印A
(第2図)のいずれかの方向へ摺動され、底部および頂
部フランジ65を突起119および120とアンビル82との間に
保持するとともに、クラッチ57をピアス操作のために適
正な位置に保持する。
三角形状をなす突起89がハウジング76に一体的に形成さ
れ、スタッドカートリッジの挿入を容易に案内するとと
もに、使用の際のばねガンの方向づけを容易に行なうこ
とができるようにしている。突起89は、該突起89とハウ
ジング76との間に上部スロット88を画定している。突起
89はばねガンへの整合を容易にしている。同様に、三角
形状の下部突起90がハウジング76と一体的に形成され、
該突起90とハウジング76との間に下部スロット91を形成
している。突起89と90は、カートリッジ20のノッチ25を
通ることができるように形成され、これによりカートリ
ッジ20は、矢印B(第2図)のいずれかの方向へスロッ
ト88、89を介して摺動され、ピアス操作のためにカート
リッジ20を適正な位置に保持することができるようにな
っている。
プッシュロッド93がハウジング76の孔101に摺動自在に
内蔵されている。環状のフランジ103がプッシュロッド9
3に固着されている。ばね107が、プッシュロッド93をア
ンビル82の方向へ付勢している。キャッチ(catch)111
が孔113内に摺動自在に配設され、フランジ103と接触し
てプッシュロッド93が発射(firing)前に孔101を介し
て摺動するのを防止している(第3図)。キャッチ111
はプッシュロッド93から離隔する方向へ摺動して、プッ
シュロッド93を前方へ摺動させるとともに、スタッドカ
ートリッジ20の孔38を介して延びるようにすることがで
きる(第12図)。
キャッチ111は、孔113に配設されたばね114によりプッ
シュロッド93へ向けて付勢されている。三角形のノッチ
115がキャッチ111に形成され、キャッチ111に沿った略
中間位置に配置されている。三角形の突起116が孔78内
のフロア(floor)77からキャッチ111へ延びるように配
設されている。ハンドル79を矢印C(第3図)の方向へ
動かすと、突起116がキャッチ111のノッチ115に入り、
キャッチ111を第12図に示すように下方へ摺動させるこ
とにより、プッシュロッド93を解除する。ばね114は、
キャッチ111を矢印Bの方向へ付勢して、突起を準備位
置へ戻す。
アンビル82はハンドルと一体的に形成されているので、
発射の際にアンビル82をプッシュロッド93へ向けて引く
ことにより、各クラッチ57とスタッド93を、挿通される
耳たぶに密接させることができる。ピン117がハンドル7
9に対して固定されているが、該ピンは溝118内に配置さ
れている。ハンドル79がスタッド39をクラッチ57へ入れ
ることができるように十分な距離引っ張られると、ピン
117は溝118と接触して、ハンドル79が更に付勢されるの
を防止することにより、耳に挿通する前に耳たぶを軽く
押し付けて耳たぶを所定の位置に保持するのに十分なだ
けハンドルが引張られ、カートリッジ50または20と耳と
の強い接触を防止するようにしている。ハンドル79が解
放されると、ピン117が逆方向へ溝118と接触し、フロア
77がハウジング76から押し出されるのを防止している。
ハウジング76から延びる後部ハンドル121が、ねじ122に
よりプッシュロッド93に取着され、プッシュロッド93を
素早く再装填することができるようにしている。発射後
は、ハンドル121は矢印D(第2図)の方向へ摺動され
てプッシュロッド93を同じ方向へ引っ張ることにより、
発射前の位置においてフランジ103と係合するキャッチ1
11を解放する。
発射の際にプッシュロッド93、スタッド39およびクラッ
チ57を自動的に整合させるために、室54から左側の係止
壁68までの距離は、アンビル82の縁部からプッシュロッ
ド93の軸線までの距離に対応している。同様に、右側の
側壁68から開口54までの距離は、アンビル82の縁部から
プッシュロッド93の軸線までの距離となっている。従っ
て、プッシュロッド93に対する各クラッチ57の適正な整
合は、壁68の内面をアンビル82の外縁部と接触させるこ
とにより達成することができる。同様に、各係止壁28か
ら孔38までの距離は、ばねガン75の縁部から孔101まで
の距離と等しくなっている。従って、側壁28の内縁部を
ばねガン75の縁部と接触させることにより、スタッド39
をプッシュロッド93と正しく整合させることができる。
同様ではあるが、同じように有効ではない結果は、クラ
ッチカートリッジアセンブリに配置された戻り止め(図
示せず)を利用するとともに、アンビルに突起を設けて
くぼみを割送りすることにより得ることができると考え
られる。
作動においては、スタッドカートリッジ20を無菌容器
(図示せず)から取り出しスタッド39がプッシュロッド
93と整合されるまで、側壁28をハウジング76のスロット
88、91において摺動させる。同様に、クラッチカートリ
ッジ50を無菌容器(図示せず)から取り出し、位置決め
側壁66がアンビルと接触するまでスリット83、85を介し
て摺動させる。上記したように、係止壁68から室54の中
心線ままでの距離は、アンビル82の側部からハウジング
76の孔101の軸線即ち中心線までの距離と同じであり、
かつ、スタッドカートリッジ20の各係止壁28から孔38ま
での距離は、ばねガン75の縁部から孔101までの距離と
等しくなっているので、プッシュロッド93、スタッド39
およびクラッチ57はいずれも共軸となっており、従っ
て、自動的に整合させることができる。
挿通されるべき耳たぶの場所には、正しいピアス位置を
示すように、殺菌したペンなどでマークが付される。図
示の実施例においては、カートリッジ20は、方向づけ溝
40により耳たぶのマークと整合される。方向づけ溝40に
より、オペレータはスタッド39の先端を見ることができ
るが、該溝はスタッドに触れるのを防ぐようなサイズに
形成されている。スタッド39の先端は、オペレータによ
り耳たぶのマークと整合される。整合後は、オペレータ
は、ハンドル79を引っ張り、プッシュロッド39をカート
リッジ20に通すことにより、スタッド39をスタッドカー
トリッジ20と耳たぶとを介して付勢する。
挿通ピン39bは、ニブ58よりも大きい直径を有してい
る。挿通ピン39bが開口64を通ると、挿通ピン39bは端部
63間を通り、端部63を押し開いてクラッチ57をスタッド
39に保持させる。ガン75を発射させた後は、アンビル82
は発射前の位置へ戻り、クラッチ57をクラッチカートリ
ッジ50か解放し、スタッド39により耳たぶに取着され
る。
カートリッジ20と50は、耳たぶとガン75との間に配置さ
れるので、血液または他の体液が吹き出て、プランジャ
77もしくはハンドルまたは装置を構成する他の素子に達
するのを防止することができる。これにより、コストが
かかり、時間を要し、かつ、殆どの作業環境においては
実施不可能な各使用後の器具の殺菌の必要性をなくすこ
とができるとともに、汚染が次の使用者に広がるのを防
止することができる。耳たぶは、使い捨てのカートリッ
ジ50、20、スタッド39またはクラッチ57と接触するだけ
であるので、無菌面と接触するだけであり、従って、ガ
ン57を殺菌する必要性をなくすことができる。これらの
カートリッジは男女両性用であるので、受フランジの両
側からまたは両端部へ挿入することができる。これによ
り、取り扱いが簡単になるとともに、装置を右利きおよ
び左利きのオペレータに等しく適用させることができ
る。
好ましい実施例においては、カートリッジ20と50は、軽
量かつ丈夫で、しかも使い捨てにすることができるよう
に、プラスチックから形成される。カートリッジは、方
向づけを容易に行なうことができるように透明にするこ
とができる。スタッドカートリッジ20の孔38の小さいほ
うの直径は、スタッド39の外径よりも小さい約0.025乃
至0.127mm(0.001乃至0.005インチ)の範囲にあり、か
つ、スタッド39の長さ方向に沿って約2.29乃至3.18mm
(0.09乃至0.125インチ)の長さに亘って延び、移送お
よび取扱いの際にスタッドを所定の位置に保持すること
ができるようにしている。スタッドカートリッジ20の孔
38の大きいほうの直径は、スタッド39の外径よりも大き
い約0.025乃至約0.076mm(0.001乃至0.003インチ)であ
り、スタッドが摩擦を起こすことなくカートリッジ20を
介して摺動することができるようにしている。
ニブ56は、約0.51mm(0.02インチ)の寸法のギャップに
より離されている。各スタッド39の幅は、約0.812mm
(0.032インチ)であり、各ニブの対の幅の約0.51mm
(0.02インチ)よりも大きくなっており、スタッド39が
挿通されたときに各クラッチ57の突起がクラッチ57をカ
ートリッジ50から自由にするこの寸法まで開くようにし
ている。
本発明の上記目的が有効に達成されることは、上記説明
から明である。また、本発明の精神と範囲とから逸脱す
ることなく上記構成に変更を加えることができるので、
上記説明は全て単なる例示であって、何ら限定的な意味
に解されるべきではない。
特許請求の範囲は、本発明のあらゆる特徴および言語上
の問題として脱落しているかもしれない本発明の全の事
項を包含するものである。
(効果) 本発明は以上のように構成されているので、イヤピアス
操作の際のカートリッジの取り扱い量を最少にするとと
もに、耳たぶへの挿通に先立って、スタッドと止め金即
ちクラッチとを容易かつ正確に整合させることができ
る。
即ち、本発明においては、カートリッジが一度に2つの
スタッドを保持するとともに、一度に2つのクラッチを
保持するように構成したので、孔あけ装着操作の際にス
タッドとクラッチを取り扱う量を最少にすることができ
る。従って、2つのスタッドをイヤピアスカートリッジ
集成装置に配置しかつ2つのクラッチお該装置に配置す
る際にカートリッジ自体を取り扱う回数は、わずかに1
回だけで済ませることができる。
また、本発明においては、カートリッジが摺動自在に配
置されているので、クラッチおよびスタッドにオペレー
タの手が触れることなく、クラッチ、スタッドおよびプ
ッシュロッド間の軸線方向の整合操作をはじめとする、
両耳に対する孔あけおよびクラッチ装着操作全体を安全
かつ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って構成されたイヤピアスカートリ
ッジアセンブリを示す分解斜視図、第2図は第1図に示
すダブテイル(dovetail)イヤピアスカートリッジアセ
ンブリの平面図、第3図はイヤピアス操作前の状態にあ
る本発明のイヤピアスカートリッジアセンブリを示す第
2図の3−3線断面図、第4図は第2図の4−4線断面
図、第5図は第4図の5−5線断面図、第6図は第4図
の6−6線断面図、第7図は第2図の7−7線断面図、
第8図は第7図の8−8線断面図、第9図は第7図の7
−7線断面図、第10図は第3図の10-10線断面図、第11
図は第3図の11-11線断面図、第12図はイヤピアス器具
が発射された後の状態にあるスタッドとクラッチを示す
イヤピアス器具の断面図である。 10……イヤピアスカートリッジアセンブリ、20……スタ
ッドカートリッジ、22……支持壁、24……ケーシング、
26……フランジ、28……係止壁、38……孔、39……スタ
ッド、39a……ヘッド、39b……挿通ピン、40……U字状
溝、50……クラッチカートリッジアセンブリ、51……ク
ラッチハウジング、52……ケーシング、53……位置決め
壁、54……クラッチ室、55……盲穴、56……ストラッ
ト、57……クラッチ、58……ニブ、62……ループ、63…
…端部、64……開口、65……フランジ、66……ノッチ、
67……フランジ、68……係止壁、75……ガン、76……ハ
ウジング、77……プランジャ、80……プッシュロッドア
センブリ、81……ハンドルアセンブリ、82……アンビ
ル、83……上部スロット、85……下部スロット、88……
上部スロット、89、90……スロット、91……スロット、
93……プッシュロッド、101……孔、103……環状フラン
ジ、107……ばね、111……キャッチ、113……孔、114…
…ばね、115……ノッチ、116……突起、119……突起、1
20……突起。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2のイヤリングスタッドおよび該
    イヤリングスタッドの双方を取り外し自在に支持するス
    タッドカートリッジ手段と、 第1と第2のクラッチおよび該クラッチの双方を取り外
    し自在に支持するクラッチカートリッジ手段と、 プッシュロッドを有し該プッシュロッドに対して前記ス
    タッドカートリッジ手段を摺動自在に支持しかつ位置決
    めするイヤピアス器具手段とを備え、 前記スタッドカートリッジ手段は前記スタッドカートリ
    ッジ手段を前記イヤピアス器具手段から取り外すことな
    く摺動自在に変位させることにより前記第1および第2
    の各イヤリングスタッドを選択的に摺動自在に変位させ
    て前記プッシュロッドと軸線を共通に整合させるように
    前記イヤピアス器具手段と協働する位置決め手段を備え
    ることを特徴とするイヤピアスカートリッジ集成装置。
  2. 【請求項2】前記イヤピアス器具手段は前記スタッドカ
    ートリッジ手段と前記プッシュロッドに対して前記クラ
    ッチカートリッジ手段を摺動自在に位置決めするととも
    に支持し、 前記クラッチカートリッジ手段は該クラッチカートリッ
    ジ手段を前記イヤピアス器具手段から取り外すことなく
    摺動自在に変位させることにより前記第1および第2の
    各クラッチを選択的にかつ摺動自在に変位させて前記プ
    ッシュロッドと軸線を共通に整合させるように前記イヤ
    ピアス器具手段と協働する位置決め手段を備えることを
    特徴とする請求項1に記載のイヤピアスカートリッジ集
    成装置。
  3. 【請求項3】第1と第2イヤリングスタッドおよび該イ
    ヤリングスタッドの双方を取り外し自在に支持するスタ
    ッドカートリッジ手段と、 第1と第2のクラッチおよび該クラッチの双方を取り外
    し自在に支持するクラッチカートリッジ手段と、 プッシュロッドを有し前記クラッチカートリッジ手段を
    摺動自在に支持しかつ位置決めするイヤピアス器具手段
    とを備え、更に 前記クラッチカートリッジ手段が前記イヤピアス器具手
    段から取り外されることなく摺動自在に変位されること
    により前記第1および第2の各イヤリングスタッドが選
    択的に摺動自在に変位されて前記プッシュロッドと軸線
    を共通に整合されることができるように前記イヤピアス
    器具手段と協働する位置決め手段が配設されていること
    を特徴とするイヤピアスカートリッジ集成装置。
JP2305902A 1990-11-10 1990-11-10 イヤピアスカートリッジ集成装置 Expired - Lifetime JPH0712323B2 (ja)

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