JPH07123099A - 非同期転送モード多重化装置における帯域制御方式 - Google Patents
非同期転送モード多重化装置における帯域制御方式Info
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- JPH07123099A JPH07123099A JP28556593A JP28556593A JPH07123099A JP H07123099 A JPH07123099 A JP H07123099A JP 28556593 A JP28556593 A JP 28556593A JP 28556593 A JP28556593 A JP 28556593A JP H07123099 A JPH07123099 A JP H07123099A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 許容された帯域量の制限値を越えないよう送
信データ量を制御する。 【構成】 複数のデータ送信依頼部からのデータを多重
化してATM網に送信するための処理を施すATM多重
化装置において、許容される帯域量を設定する設定手段
(11,131)と、前記データ送信依頼部からのデー
タを記憶するバッファ手段(133)と、前記設定手段
により設定された帯域量およびバッファ手段の使用状況
に基づいて、前記データ送信依頼部のデータの送信を制
御する制御手段とを設けた帯域制御方式である。
信データ量を制御する。 【構成】 複数のデータ送信依頼部からのデータを多重
化してATM網に送信するための処理を施すATM多重
化装置において、許容される帯域量を設定する設定手段
(11,131)と、前記データ送信依頼部からのデー
タを記憶するバッファ手段(133)と、前記設定手段
により設定された帯域量およびバッファ手段の使用状況
に基づいて、前記データ送信依頼部のデータの送信を制
御する制御手段とを設けた帯域制御方式である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はB−ISDN網(広帯
域サービス統合ディジタル網)のような多彩な情報伝達
機能を有する網に接続される多重化装置に関する。さら
に具体的には、非同期転送モード(以下、ATMと略称
する)交換技術が適用されるATMの網(以下、ATM
網と呼ぶ)に接続されるATM多重化装置において、バ
ースト的に発生するデータによって、契約帯域を越えた
通信が行われることを防止し、ユーザに意識させないで
円滑なデータ通信を可能とする帯域制御方式に関するも
のである。
域サービス統合ディジタル網)のような多彩な情報伝達
機能を有する網に接続される多重化装置に関する。さら
に具体的には、非同期転送モード(以下、ATMと略称
する)交換技術が適用されるATMの網(以下、ATM
網と呼ぶ)に接続されるATM多重化装置において、バ
ースト的に発生するデータによって、契約帯域を越えた
通信が行われることを防止し、ユーザに意識させないで
円滑なデータ通信を可能とする帯域制御方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年に至り、マルチメディア端末、テレ
ビ会議システム、データ端末等のデータ特性の異なる情
報、データ量が多大な情報を同一の回線上で送ろうとす
る伝送方式技術において、ATM(Asynchron
ous Transfer Mode)技術の進歩が著し
い。しかし、今までの技術は、B−ISDNサービスの
帯域の最大値である155.52Mbps、または62
2.08Mbpsの帯域をいかに効率よく使用するか、
または網が輻輳を起こしたときに、いかに回避するかの
手段が考えられてきた。例えば、信学技法Vol.90
No.61 電子情報通信学会技術研究報告 SSE−
90−30 高瀬宏隆外2「マルチメディアATMター
ミナルアダプタの一検討」p.37−42(1990.
6.20)に多重化の効率化が開示されている。また、
特開平4−835号公報「セル送信制御装置」に網輻輳
を発生させないように、ATM網の端末装置のバースト
特性に対応する周期のクロックパルスでセルの送信制御
を行うもが関示がなされている。B−ISDNサービス
の実施においては、通信提供事業者とユーザとの間で課
金方法が契約されるがその代表的なものとしては帯域量
に応じて課金する方法がある。
ビ会議システム、データ端末等のデータ特性の異なる情
報、データ量が多大な情報を同一の回線上で送ろうとす
る伝送方式技術において、ATM(Asynchron
ous Transfer Mode)技術の進歩が著し
い。しかし、今までの技術は、B−ISDNサービスの
帯域の最大値である155.52Mbps、または62
2.08Mbpsの帯域をいかに効率よく使用するか、
または網が輻輳を起こしたときに、いかに回避するかの
手段が考えられてきた。例えば、信学技法Vol.90
No.61 電子情報通信学会技術研究報告 SSE−
90−30 高瀬宏隆外2「マルチメディアATMター
ミナルアダプタの一検討」p.37−42(1990.
6.20)に多重化の効率化が開示されている。また、
特開平4−835号公報「セル送信制御装置」に網輻輳
を発生させないように、ATM網の端末装置のバースト
特性に対応する周期のクロックパルスでセルの送信制御
を行うもが関示がなされている。B−ISDNサービス
の実施においては、通信提供事業者とユーザとの間で課
金方法が契約されるがその代表的なものとしては帯域量
に応じて課金する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ATMの帯域制御技術では、B−ISDNサービスの帯
域の最大値である155.52Mbps、または62
2.08Mbpsの帯域をいかに効率よく使用するかし
か論じられてなく、全ての利用者が、最大値での帯域の
サービスを受けるとは考えづらい。また、前述の帯域量
で契約する場合にその管理が適切に行われる必要があ
る。しかしながら、従来、契約帯域量に対する制御方式
については全然論じられていない。また、ATMにおい
ては、固定速度サービスと可変速度サービスがある。今
後可変速度サービスが盛んになると思われるが、運用中
に帯域を変更し、それによるデータ転送を効率的に行う
ことについても論じられていない。
ATMの帯域制御技術では、B−ISDNサービスの帯
域の最大値である155.52Mbps、または62
2.08Mbpsの帯域をいかに効率よく使用するかし
か論じられてなく、全ての利用者が、最大値での帯域の
サービスを受けるとは考えづらい。また、前述の帯域量
で契約する場合にその管理が適切に行われる必要があ
る。しかしながら、従来、契約帯域量に対する制御方式
については全然論じられていない。また、ATMにおい
ては、固定速度サービスと可変速度サービスがある。今
後可変速度サービスが盛んになると思われるが、運用中
に帯域を変更し、それによるデータ転送を効率的に行う
ことについても論じられていない。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、許容された帯域量の制限
値を越えないよう送信データ量を制御することのできる
帯域制御方式を提供することを目的とする。
るためになされたものであり、許容された帯域量の制限
値を越えないよう送信データ量を制御することのできる
帯域制御方式を提供することを目的とする。
【0005】また、この発明は、可変速度サービスを行
う網において、データ送信量に応じてデータ転送が効率
的となるようリアルタイムに帯域を制御することのでき
る帯域制御方式を提供することを目的とするものであ
る。
う網において、データ送信量に応じてデータ転送が効率
的となるようリアルタイムに帯域を制御することのでき
る帯域制御方式を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記された目的を達する
ために、この発明(請求項1)は、複数のデータ送信依
頼部からのデータを多重化してATM網に送信するため
の処理を施すATM多重化装置において、許容される帯
域量を設定する設定手段(図1の11,131、図9の
91,931)と、前記データ送信依頼部からのデータ
を記憶するバッファ手段(図1の133、図9の93
3)と、前記設定手段により設定された帯域量およびバ
ッファ手段の使用状況に基づいて、前記データ送信依頼
部のデータの送信を制御する制御手段(図2の132
c,132d、図10の932c,932d)とを設け
た帯域制御方式である。
ために、この発明(請求項1)は、複数のデータ送信依
頼部からのデータを多重化してATM網に送信するため
の処理を施すATM多重化装置において、許容される帯
域量を設定する設定手段(図1の11,131、図9の
91,931)と、前記データ送信依頼部からのデータ
を記憶するバッファ手段(図1の133、図9の93
3)と、前記設定手段により設定された帯域量およびバ
ッファ手段の使用状況に基づいて、前記データ送信依頼
部のデータの送信を制御する制御手段(図2の132
c,132d、図10の932c,932d)とを設け
た帯域制御方式である。
【0007】また、この発明(請求項2)は、前記発明
(請求項1)において、ATM網が可変速度符号化によ
り通信する方式のものであって、バッファ手段の使用状
況に基づいてATM網に対して帯域量の変更を要求し、
その要求に対する応答に従って、前記許容される帯域量
内で設定される使用帯域量を変更する変更手段(図10
の932a)を設けたことを特徴とする。
(請求項1)において、ATM網が可変速度符号化によ
り通信する方式のものであって、バッファ手段の使用状
況に基づいてATM網に対して帯域量の変更を要求し、
その要求に対する応答に従って、前記許容される帯域量
内で設定される使用帯域量を変更する変更手段(図10
の932a)を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】設定手段によりデータ送信依頼部に対して許容
された帯域量、例えば通信提供事業者とユーザとの間で
契約された帯域量が設定される。前記データ送信依頼部
からの送信データはバッファ手段を介して前記許容され
た帯域量を越えない速度でATM網に多重化して送信さ
れる。前記バッファ手段には、前記データ送信依頼部か
ら入力されるデータ量とATM網に出力されるデータ量
の差に応じたデータが保持されることになる。従って、
前記バッファ手段の使用状況即ち溜っているデータ量を
前記許容された帯域量と比べることにより、前記許容さ
れた帯域量の範囲内で前記データ送信依頼部からデータ
が送られて来ているかどうかを判定できる。前記制御手
段はその判定に基づいて、即ち設定された帯域量とバッ
ファ手段の使用状況とに基づいてデータ送信依頼部の送
信を制御する。具体的には、前記制御手段は、例えば許
容されたデータ量を越えた場合には、その旨を前記デー
タ送信依頼部に通知し、その通知を受けた前記データ送
信依頼部はデータの送信を中止する。その後、バッファ
手段に溜っているデータ量が設定手段に設定された許容
帯域量より少なくなると、制御手段は送信が可能である
旨、前記データ送信依頼部に通知する。これにより、こ
の発明(請求項1)は、許容された帯域量の制限値を越
えないよう送信データ量を制御することができる。
された帯域量、例えば通信提供事業者とユーザとの間で
契約された帯域量が設定される。前記データ送信依頼部
からの送信データはバッファ手段を介して前記許容され
た帯域量を越えない速度でATM網に多重化して送信さ
れる。前記バッファ手段には、前記データ送信依頼部か
ら入力されるデータ量とATM網に出力されるデータ量
の差に応じたデータが保持されることになる。従って、
前記バッファ手段の使用状況即ち溜っているデータ量を
前記許容された帯域量と比べることにより、前記許容さ
れた帯域量の範囲内で前記データ送信依頼部からデータ
が送られて来ているかどうかを判定できる。前記制御手
段はその判定に基づいて、即ち設定された帯域量とバッ
ファ手段の使用状況とに基づいてデータ送信依頼部の送
信を制御する。具体的には、前記制御手段は、例えば許
容されたデータ量を越えた場合には、その旨を前記デー
タ送信依頼部に通知し、その通知を受けた前記データ送
信依頼部はデータの送信を中止する。その後、バッファ
手段に溜っているデータ量が設定手段に設定された許容
帯域量より少なくなると、制御手段は送信が可能である
旨、前記データ送信依頼部に通知する。これにより、こ
の発明(請求項1)は、許容された帯域量の制限値を越
えないよう送信データ量を制御することができる。
【0009】また、この発明(請求項2)において、可
変速度サービス時は、前記変更手段は、バッファ手段の
使用状況に基づいて、ATM網に許容の帯域量の変更を
求め、使用できる帯域量が決まり次第、帯域量を変更す
る。この発明(請求項2)によれば、前記発明(請求項
1)と同様に許容された帯域量の制限値を越えないよう
送信データ量を制御することができると共に、さらに、
リアルタイムに、データ送信量に応じた帯域制御を行う
ため、ユーザが意識することなく、より効果的に網を使
用することができる。
変速度サービス時は、前記変更手段は、バッファ手段の
使用状況に基づいて、ATM網に許容の帯域量の変更を
求め、使用できる帯域量が決まり次第、帯域量を変更す
る。この発明(請求項2)によれば、前記発明(請求項
1)と同様に許容された帯域量の制限値を越えないよう
送信データ量を制御することができると共に、さらに、
リアルタイムに、データ送信量に応じた帯域制御を行う
ため、ユーザが意識することなく、より効果的に網を使
用することができる。
【0010】
【実施例】(第1の実施例)図1は、この発明の一実施
例として、固定速度サービスに対応した、ATM多重化
装置を含む帯域制御システムの構成を示す図である。こ
の帯域制御システムは、通信提供事業者との間で契約し
た帯域量(セルを送ることのできる最大速度)を入力す
るための端末11と、データ送信を行う複数のデータ送
信依頼部12a〜12nと、データ送信依頼部12a〜
12nからの送信データをATM多重化装置13と、A
TMの完成されたセルの形にして送出するATM処理部
14と、同期ハイアラーキを適用して網に送信するSD
H処理部15を備えている。ATM多重化装置13は、
入力された帯域量を記憶する帯域メモリ131と、その
帯域量に応じたデータ量を制御する帯域制御部132
と、送信のためのデータのバッファを行う送信バッファ
133と、ATM多重化のための処理を行う多重化部1
34とを備えている。
例として、固定速度サービスに対応した、ATM多重化
装置を含む帯域制御システムの構成を示す図である。こ
の帯域制御システムは、通信提供事業者との間で契約し
た帯域量(セルを送ることのできる最大速度)を入力す
るための端末11と、データ送信を行う複数のデータ送
信依頼部12a〜12nと、データ送信依頼部12a〜
12nからの送信データをATM多重化装置13と、A
TMの完成されたセルの形にして送出するATM処理部
14と、同期ハイアラーキを適用して網に送信するSD
H処理部15を備えている。ATM多重化装置13は、
入力された帯域量を記憶する帯域メモリ131と、その
帯域量に応じたデータ量を制御する帯域制御部132
と、送信のためのデータのバッファを行う送信バッファ
133と、ATM多重化のための処理を行う多重化部1
34とを備えている。
【0011】この図1において、端末11は、例えば適
当なパーソナルコンピュータやワークステーションから
なるものであって、ATM多重化装置13の帯域メモリ
131としては例えばICメモリのような好適な手段が
用いられており、そのメモリに対して、シリアル通信ケ
ーブル16例えばRS−232Cを介して、契約帯域量
の書き込みを行う。これは、随時書き込み可能である。
当なパーソナルコンピュータやワークステーションから
なるものであって、ATM多重化装置13の帯域メモリ
131としては例えばICメモリのような好適な手段が
用いられており、そのメモリに対して、シリアル通信ケ
ーブル16例えばRS−232Cを介して、契約帯域量
の書き込みを行う。これは、随時書き込み可能である。
【0012】帯域制御部132は、一例として図2に示
すように帯域メモリ131より、記憶された契約帯域量
を読み込んで、送信バッファ監視部132cに通知する
帯域メモリ管理部132aと、帯域メモリ管理部132
aを一定周期で起動するタイマ部132bと、送信バッ
ファのバッファ量を帯域メモリ131の契約帯域量と比
較することにより送信を監視する送信バッファ監視部1
32cと、送信バッファ監視部132cの監視結果によ
りデータ送信の制御を行うデータ送信制御部132dを
有している。
すように帯域メモリ131より、記憶された契約帯域量
を読み込んで、送信バッファ監視部132cに通知する
帯域メモリ管理部132aと、帯域メモリ管理部132
aを一定周期で起動するタイマ部132bと、送信バッ
ファのバッファ量を帯域メモリ131の契約帯域量と比
較することにより送信を監視する送信バッファ監視部1
32cと、送信バッファ監視部132cの監視結果によ
りデータ送信の制御を行うデータ送信制御部132dを
有している。
【0013】図2の帯域制御部132において、帯域メ
モリ管理部132aは、タイマ部132bからの一定周
期の起動により、帯域メモリ131より、契約帯域量を
読み込んで、送信バッファ監視部132cに通知する機
能により、帯域メモリ131の内容が何時書き換えられ
ても対応が可能となる。
モリ管理部132aは、タイマ部132bからの一定周
期の起動により、帯域メモリ131より、契約帯域量を
読み込んで、送信バッファ監視部132cに通知する機
能により、帯域メモリ131の内容が何時書き換えられ
ても対応が可能となる。
【0014】データの流れの概略を説明すると、データ
送信依頼部12a〜12nから送られてくるデータは、
データ転送バス18を介して、送信バッファ133に蓄
えられる。蓄えられたデータは、多重化部134によっ
て多重化され、ATM処理部14およびSDH処理部1
5を介してB−ISDN網へと送り出されていく。
送信依頼部12a〜12nから送られてくるデータは、
データ転送バス18を介して、送信バッファ133に蓄
えられる。蓄えられたデータは、多重化部134によっ
て多重化され、ATM処理部14およびSDH処理部1
5を介してB−ISDN網へと送り出されていく。
【0015】送信バッファ監視部132cは、帯域メモ
り管理部132aから受け取った記憶帯域と、送信バッ
ファ133のデータ蓄積量とを比較し、データ蓄積量が
記憶帯域量を越えた場合には、データ送信制御部132
dに、送信禁止依頼を行う。送信禁止依頼を受けたデー
タ送信制御部132dは、データ送信依頼部12a〜1
2nに対し、送信禁止命令を出す。送信禁止命令を受け
たデータ送信依頼部12a〜12nは、送信可命令が出
されるまで、データ送信依頼は行わない。
り管理部132aから受け取った記憶帯域と、送信バッ
ファ133のデータ蓄積量とを比較し、データ蓄積量が
記憶帯域量を越えた場合には、データ送信制御部132
dに、送信禁止依頼を行う。送信禁止依頼を受けたデー
タ送信制御部132dは、データ送信依頼部12a〜1
2nに対し、送信禁止命令を出す。送信禁止命令を受け
たデータ送信依頼部12a〜12nは、送信可命令が出
されるまで、データ送信依頼は行わない。
【0016】図3は、帯域メモリ管理部132の処理を
詳細に記述したフローチャトである。ステップS301
より処理を開始し、帯域メモリ131より契約帯域量を
読み込む(ステップS302)。読み込んだ契約帯域量
を現在使用中帯域量とする(ステップS303)。その
新しい契約帯域量を送信バッファ監視部に通知する(ス
テップS304)。
詳細に記述したフローチャトである。ステップS301
より処理を開始し、帯域メモリ131より契約帯域量を
読み込む(ステップS302)。読み込んだ契約帯域量
を現在使用中帯域量とする(ステップS303)。その
新しい契約帯域量を送信バッファ監視部に通知する(ス
テップS304)。
【0017】他処理部(タイマ部132b、送信バッフ
ァ監視部132c)からの起動待ち(ステップS30
5)となり、起動されると起動元からの情報をチェック
する(ステップS306)。起動元が、タイマ部132
bの時には、ステップS307〜309の処理を行い、
送信バッファ監視部132cの時はステップS310〜
312の処理を行う。
ァ監視部132c)からの起動待ち(ステップS30
5)となり、起動されると起動元からの情報をチェック
する(ステップS306)。起動元が、タイマ部132
bの時には、ステップS307〜309の処理を行い、
送信バッファ監視部132cの時はステップS310〜
312の処理を行う。
【0018】起動元が、タイマ部132bの時には、帯
域メモリ131より契約帯域量を読み込む(ステップS
307)。前回と同一の値かチュックする(ステップS
308)。同一時は、ステップS305の処理へ戻る。
同一でなかった場合には、契約帯域量が変更されている
ので、送信バッファ監視部132cへ新しい契約帯域量
を通知する。
域メモリ131より契約帯域量を読み込む(ステップS
307)。前回と同一の値かチュックする(ステップS
308)。同一時は、ステップS305の処理へ戻る。
同一でなかった場合には、契約帯域量が変更されている
ので、送信バッファ監視部132cへ新しい契約帯域量
を通知する。
【0018】起動元が送信バッファ監視部132cの時
は、帯域メモリ131より契約帯域量を読み込む(ステ
ップS310)。読み込んだ契約帯域量と現在使用中帯
域量とを比較する(ステップS311)。現在使用中帯
域量が小さかった場合あるいは等しかった場合には、ス
テップS309の処理へ移行する。大きかった場合に
は、送信バッファ監視部132cへNGを通知する(ス
テップS313)。ステップS305の処理へ戻る。
は、帯域メモリ131より契約帯域量を読み込む(ステ
ップS310)。読み込んだ契約帯域量と現在使用中帯
域量とを比較する(ステップS311)。現在使用中帯
域量が小さかった場合あるいは等しかった場合には、ス
テップS309の処理へ移行する。大きかった場合に
は、送信バッファ監視部132cへNGを通知する(ス
テップS313)。ステップS305の処理へ戻る。
【0019】図4は、送信バッファ監視部132cの処
理を詳細に記述したフローチャトである。ステップS4
01より処理を開始し、帯域メモリ管理部132aから
の通知を待つ(ステップS402)。通知された帯域量
を記憶する(ステップS403)。
理を詳細に記述したフローチャトである。ステップS4
01より処理を開始し、帯域メモリ管理部132aから
の通知を待つ(ステップS402)。通知された帯域量
を記憶する(ステップS403)。
【0020】送信バッファ133の使用量が変化する
か、帯域メモリ管理部132aからの通知が来るまで待
つ(ステップS404)。送信バッファ133の使用量
と記憶している帯域量とを比較する(ステップS40
5)。
か、帯域メモリ管理部132aからの通知が来るまで待
つ(ステップS404)。送信バッファ133の使用量
と記憶している帯域量とを比較する(ステップS40
5)。
【0021】使用量が帯域量以上の場合は、データ送信
依頼部12a〜nに送信の中止を指示する(ステップS
406)。ステップS404の処理へ戻る。
依頼部12a〜nに送信の中止を指示する(ステップS
406)。ステップS404の処理へ戻る。
【0022】使用量が帯域量以内の場合は、中止要求依
頼中かをチェックする(ステップS407)。中止要求
依頼中時は、データ送信依頼部に送信可を指示する(ス
テップS408)。中止要求依頼中でない場合には、ス
テップS404の処理へ戻る。
頼中かをチェックする(ステップS407)。中止要求
依頼中時は、データ送信依頼部に送信可を指示する(ス
テップS408)。中止要求依頼中でない場合には、ス
テップS404の処理へ戻る。
【0023】図5は、送信バッファと送信バッファ監視
部の具体的処理の一例を示すものであって、送信バッフ
ァは155.52Mbpsの蓄積容量を持ち、ブロック
に分けられている。各ブロックは64kbpsの送信デ
ータを蓄積でき、従って送信バッファは2430個のブ
ロックからなっている。また、各ブロックは使用中か否
かを示すフラグ52を有している。使用中ブロックカウ
ンタ52は、使用中のフラグをカウントする。例えば、
送信データ依頼部56が128kbpsのデータを送信
したい場合には、2ブロックを送信バッファ監視部55
に対し要求する。要求を受けた送信バッファ監視部55
は、使用中ブロックカウンタ53のカウント値と帯域メ
モリ54の内容とを比較し、使用中ブロックカウンタ5
3のカウント値が帯域メモリ54の内容である契約帯域
量を越えていなければ、使用中ブロックカウンタ53を
2だけカウントアップすると共に、該当のブロックのフ
ラグを使用中とし、送信データ依頼部56に使用するブ
ロックの番号を通知する。応答を受けた送信データ依頼
部56は、指定された2つのブロックに送信データを入
力する。前記比較の結果、使用中ブロックカウンタ53
のカウント値が帯域メモリ54の内容である契約帯域量
を越えた場合には、データ送信制御部に送信中止要求を
行い、データ送信制御部は送信データ依頼部56にその
要求を伝える。
部の具体的処理の一例を示すものであって、送信バッフ
ァは155.52Mbpsの蓄積容量を持ち、ブロック
に分けられている。各ブロックは64kbpsの送信デ
ータを蓄積でき、従って送信バッファは2430個のブ
ロックからなっている。また、各ブロックは使用中か否
かを示すフラグ52を有している。使用中ブロックカウ
ンタ52は、使用中のフラグをカウントする。例えば、
送信データ依頼部56が128kbpsのデータを送信
したい場合には、2ブロックを送信バッファ監視部55
に対し要求する。要求を受けた送信バッファ監視部55
は、使用中ブロックカウンタ53のカウント値と帯域メ
モリ54の内容とを比較し、使用中ブロックカウンタ5
3のカウント値が帯域メモリ54の内容である契約帯域
量を越えていなければ、使用中ブロックカウンタ53を
2だけカウントアップすると共に、該当のブロックのフ
ラグを使用中とし、送信データ依頼部56に使用するブ
ロックの番号を通知する。応答を受けた送信データ依頼
部56は、指定された2つのブロックに送信データを入
力する。前記比較の結果、使用中ブロックカウンタ53
のカウント値が帯域メモリ54の内容である契約帯域量
を越えた場合には、データ送信制御部に送信中止要求を
行い、データ送信制御部は送信データ依頼部56にその
要求を伝える。
【0024】図6は送信バッファと送信バッファ監視部
の具体的処理の他の例を示すものであって、送信バッフ
ァ61は155.52Mbpsの蓄積容量を持つファー
ストインファーストアウトのメモリ(FIFOと略す)
を用いている。FIFOは出力点を示すリードポインタ
と入力点を示すライトポインタを有しており、それらの
ポインタの値の差が現在蓄えているデータの量を表す。
送信バッファ監視部63は前記ポインタの値の差と帯域
メモリ54の記憶する契約帯域量とを比較し、前記差が
契約帯域量を越えた場合には、データ送信制御部に送信
中止要求を行う。
の具体的処理の他の例を示すものであって、送信バッフ
ァ61は155.52Mbpsの蓄積容量を持つファー
ストインファーストアウトのメモリ(FIFOと略す)
を用いている。FIFOは出力点を示すリードポインタ
と入力点を示すライトポインタを有しており、それらの
ポインタの値の差が現在蓄えているデータの量を表す。
送信バッファ監視部63は前記ポインタの値の差と帯域
メモリ54の記憶する契約帯域量とを比較し、前記差が
契約帯域量を越えた場合には、データ送信制御部に送信
中止要求を行う。
【0025】以上のようにして、送信バッファに入力さ
れたデータは多重化部134でセルの多重化処理がなさ
れる。データをセルに分解するセル化処理は、多重化部
で行う方法と、データ送信依頼部で行う方法とがある。
図7は多重化部でセルの分解を行うようにした場合の説
明図である。データ送信依頼部からの送信依頼部識別子
を付したデータは、送信バッファに蓄えられる。送信バ
ッファ133からの出力のうち送信依頼部識別子は識別
子/VCI変換テーブル134aを用いて、セルヘッダ
内のあて先情報であるVCI(仮想チャネル識別子)に
変換される。送信バッファ133からの出力のうちデー
タ部は48バイト毎の固定長の情報に区切られる。その
ように区切られた各固定長の情報(セルペイロード)は
順次対応するVCIと共に、ATM処理部14に渡され
る。多重化部134は、このようにして、送信バッファ
133に保持された様々なデータ送信依頼部からのデー
タを多重化部134でセルに分解し、ヘッダの一部であ
るVCIをつけてATM処理部14に送り出すことによ
りセル多重化を行う。ATM処理部14は、多重化部1
34から送られてきた各セルに、残りのヘッダ情報GF
C(一般的フロー制御)、VPI(仮想パス識別子)、
PT(ペイロードタイプ)、HEC(ヘッダ誤り制御)
などを補充して完全な形のATMセルを生成させる処理
を行う。このATMセルはSDH処理部15で、SDH
フレームとして処理され、B−ISDN網に送信され
る。なお、ATMセルの生成方法は周知の技術であり、
例えば、株式会社オーム社、富永英義「B−ISDN入
門」(平成4.1.25)に解説されている。
れたデータは多重化部134でセルの多重化処理がなさ
れる。データをセルに分解するセル化処理は、多重化部
で行う方法と、データ送信依頼部で行う方法とがある。
図7は多重化部でセルの分解を行うようにした場合の説
明図である。データ送信依頼部からの送信依頼部識別子
を付したデータは、送信バッファに蓄えられる。送信バ
ッファ133からの出力のうち送信依頼部識別子は識別
子/VCI変換テーブル134aを用いて、セルヘッダ
内のあて先情報であるVCI(仮想チャネル識別子)に
変換される。送信バッファ133からの出力のうちデー
タ部は48バイト毎の固定長の情報に区切られる。その
ように区切られた各固定長の情報(セルペイロード)は
順次対応するVCIと共に、ATM処理部14に渡され
る。多重化部134は、このようにして、送信バッファ
133に保持された様々なデータ送信依頼部からのデー
タを多重化部134でセルに分解し、ヘッダの一部であ
るVCIをつけてATM処理部14に送り出すことによ
りセル多重化を行う。ATM処理部14は、多重化部1
34から送られてきた各セルに、残りのヘッダ情報GF
C(一般的フロー制御)、VPI(仮想パス識別子)、
PT(ペイロードタイプ)、HEC(ヘッダ誤り制御)
などを補充して完全な形のATMセルを生成させる処理
を行う。このATMセルはSDH処理部15で、SDH
フレームとして処理され、B−ISDN網に送信され
る。なお、ATMセルの生成方法は周知の技術であり、
例えば、株式会社オーム社、富永英義「B−ISDN入
門」(平成4.1.25)に解説されている。
【0026】図8はセル化処理を送信データ依頼部で行
うようにした場合の多重化の説明図である。各送信デー
タ依頼部では、送信データは48バイト毎の固定長の情
報に区切られてセルペイロードが生成され、あて先を特
定するためのルーティング・ビットであるVCIと、V
PIをヘッダに挿入して、送信バッファへ送り出す。こ
の場合、送信バッファの内容を読み出してATM処理部
へ送出することにより異なるセルの多重化が行われる。
この場合、送信バッファの読み出し制御を行う部分が多
重化部を兼ねていることになる。
うようにした場合の多重化の説明図である。各送信デー
タ依頼部では、送信データは48バイト毎の固定長の情
報に区切られてセルペイロードが生成され、あて先を特
定するためのルーティング・ビットであるVCIと、V
PIをヘッダに挿入して、送信バッファへ送り出す。こ
の場合、送信バッファの内容を読み出してATM処理部
へ送出することにより異なるセルの多重化が行われる。
この場合、送信バッファの読み出し制御を行う部分が多
重化部を兼ねていることになる。
【0027】本実施例においては、固定ビットレートに
おける帯域制御方式は、端末より契約帯域量を入力する
ことにより、B−ISDN網サービス提供者に対して契
約違反を起こすことなく通信が可能となる。
おける帯域制御方式は、端末より契約帯域量を入力する
ことにより、B−ISDN網サービス提供者に対して契
約違反を起こすことなく通信が可能となる。
【0028】(第2の実施例)図9は、可変速度インタ
フェースに対応した第2の実施例の全体の構成を示す図
である。これは、第1の実施例の構成に加へ、帯域制御
部932より、多重化部934を介してB−ISDN網
とのネゴシエーション(例えば現在CCITTにて標準
化が行われているOAM機能)を行い、データ送信依頼
量に応じた帯域量を網から割当ててもらう機能を追加す
ることにより、多重化装置内のバッファ溢れを防止する
ものである。
フェースに対応した第2の実施例の全体の構成を示す図
である。これは、第1の実施例の構成に加へ、帯域制御
部932より、多重化部934を介してB−ISDN網
とのネゴシエーション(例えば現在CCITTにて標準
化が行われているOAM機能)を行い、データ送信依頼
量に応じた帯域量を網から割当ててもらう機能を追加す
ることにより、多重化装置内のバッファ溢れを防止する
ものである。
【0029】図10は、第2の実施例の帯域制御部93
2のより詳細な構成を示す図である。図2に示す第1の
実施例の帯域制御部の構成に加え、網通信部932eを
加え、B−ISDN網とのリアルタイムな通信を可能と
した。送信バッファ監視部932cは、送信バッファ9
33内のデータ量が、現在の使用帯域量を越えると、帯
域メモリ監視部932aに帯域増要求を行う。帯域メモ
リ管理部932aは、帯域メモリ931の帯域量と使用
帯域レジスタ932arの現在使用中の帯域量との比較
を行い、まだ余裕が有る場合には、網通信部932eに
対して、帯域増要求の送信依頼を行う。一方、送信バッ
ファ監視部932cは送信バッファ933内のデータ量
が、現在の使用帯域量より少なくなると、帯域メモリ監
視部932aに帯域減要求を行う。帯域メモリ管理部9
32aは、網通信部932eに対して、帯域減要求の送
信依頼を行う。このように帯域増または帯域減の要求を
受けた網通信部932eは、帯域増または帯域減の要求
フレーム(例えば現在CCITTにて標準化が行われて
いるOAMセル)を作成し、多重化部934にデータを
渡す。渡されたデータは、多重化部934によって多重
化され、ATM処理部94、SDH処理部95を介して
B−ISDN網へと送り出されていく。
2のより詳細な構成を示す図である。図2に示す第1の
実施例の帯域制御部の構成に加え、網通信部932eを
加え、B−ISDN網とのリアルタイムな通信を可能と
した。送信バッファ監視部932cは、送信バッファ9
33内のデータ量が、現在の使用帯域量を越えると、帯
域メモリ監視部932aに帯域増要求を行う。帯域メモ
リ管理部932aは、帯域メモリ931の帯域量と使用
帯域レジスタ932arの現在使用中の帯域量との比較
を行い、まだ余裕が有る場合には、網通信部932eに
対して、帯域増要求の送信依頼を行う。一方、送信バッ
ファ監視部932cは送信バッファ933内のデータ量
が、現在の使用帯域量より少なくなると、帯域メモリ監
視部932aに帯域減要求を行う。帯域メモリ管理部9
32aは、網通信部932eに対して、帯域減要求の送
信依頼を行う。このように帯域増または帯域減の要求を
受けた網通信部932eは、帯域増または帯域減の要求
フレーム(例えば現在CCITTにて標準化が行われて
いるOAMセル)を作成し、多重化部934にデータを
渡す。渡されたデータは、多重化部934によって多重
化され、ATM処理部94、SDH処理部95を介して
B−ISDN網へと送り出されていく。
【0030】B−ISDN網からの応答は、SDH処理
部95、ATM処理部94を経て、網通信部3eに送ら
れてくる。それを受けた網通信部932eは、帯域メモ
リ管理部932aに受信したデータを受け渡す。帯域メ
モリ管理部932aは受け取ったデータを解析し、帯域
増あるいは帯域減に対して肯定するものである否定する
ものであるかを、送信バッファ監視部932cに通知す
る。結果を受け取った送信バッファ監視部932cは、
OKの場合には、バッファの監視を続行し、NGの場合
には、送信データ依頼部への送信禁止命令を発行する。
部95、ATM処理部94を経て、網通信部3eに送ら
れてくる。それを受けた網通信部932eは、帯域メモ
リ管理部932aに受信したデータを受け渡す。帯域メ
モリ管理部932aは受け取ったデータを解析し、帯域
増あるいは帯域減に対して肯定するものである否定する
ものであるかを、送信バッファ監視部932cに通知す
る。結果を受け取った送信バッファ監視部932cは、
OKの場合には、バッファの監視を続行し、NGの場合
には、送信データ依頼部への送信禁止命令を発行する。
【0031】図11は、帯域メモリ管理部932の上述
の処理を詳細に記述したフローチャトである。ステップ
S1101〜ステップS1109,S1112,S11
13は、第1の実施例の図3に示すフローにおけるステ
ップS301〜ステップS311に対応し、同等の処理
を行う。ステップS1110〜ステップS1111、ス
テップS1114〜ステップS1118が、データ送信
依頼量に応じた帯域量を割り当てるために追加された処
理ステップである。
の処理を詳細に記述したフローチャトである。ステップ
S1101〜ステップS1109,S1112,S11
13は、第1の実施例の図3に示すフローにおけるステ
ップS301〜ステップS311に対応し、同等の処理
を行う。ステップS1110〜ステップS1111、ス
テップS1114〜ステップS1118が、データ送信
依頼量に応じた帯域量を割り当てるために追加された処
理ステップである。
【0032】図11のフローにおいて、ステップS11
06の移動元のチェックの結果、起動元が、タイマ部9
32bの時には、ステップS1107〜1109の処理
を行い、送信バッファ監視部932cの時はステップS
1110〜1115の処理を行う。網通信部の時は、ス
テップS1116〜ステップS1118、ステップS1
114の処理を行う。
06の移動元のチェックの結果、起動元が、タイマ部9
32bの時には、ステップS1107〜1109の処理
を行い、送信バッファ監視部932cの時はステップS
1110〜1115の処理を行う。網通信部の時は、ス
テップS1116〜ステップS1118、ステップS1
114の処理を行う。
【0033】起動元が、タイマ部132bの時には、第
1の実施例の対応ステップと同じ処理を行う(ステップ
S1107〜ステップS1109)。
1の実施例の対応ステップと同じ処理を行う(ステップ
S1107〜ステップS1109)。
【0034】起動元が送信バッファ監視部932cの時
は、送信バッファ監視部932cの要求が帯域増の要求
(後述する図12のステップS1206参照)であるか
または帯域減の要求(後述する図12のステップS12
12参照)であるかを判定する(ステップS111
0)。送信バッファ監視部932cの要求が帯域減であ
ったときは、網通信部932eへ帯域減の要求をする
(ステップS1111)。送信バッファ監視部932c
の要求が帯域増であったときは、使用中の帯域量がすで
に契約帯域量を超えてしまっていないかを調べる。その
ためまず、帯域メモリ931より契約帯域量を読み込む
(ステップS1112)。次に、読み込んだ契約帯域量
と現在使用中帯域量とを比較する(ステップS111
3)。現在使用中帯域量が小さかった場合には、まだ、
使用中帯域量が契約帯域量に達していないので、網通信
部932eへ帯域増の要求を行う(ステップS111
5)。等しい場合にはステップS1109の処理へ移行
する。大きかった場合には、送信バッファ監視部932
cへ帯域増の要求に対する応答としてNGを通知する
(ステップS1114)。ステップS1105の処理へ
戻る。
は、送信バッファ監視部932cの要求が帯域増の要求
(後述する図12のステップS1206参照)であるか
または帯域減の要求(後述する図12のステップS12
12参照)であるかを判定する(ステップS111
0)。送信バッファ監視部932cの要求が帯域減であ
ったときは、網通信部932eへ帯域減の要求をする
(ステップS1111)。送信バッファ監視部932c
の要求が帯域増であったときは、使用中の帯域量がすで
に契約帯域量を超えてしまっていないかを調べる。その
ためまず、帯域メモリ931より契約帯域量を読み込む
(ステップS1112)。次に、読み込んだ契約帯域量
と現在使用中帯域量とを比較する(ステップS111
3)。現在使用中帯域量が小さかった場合には、まだ、
使用中帯域量が契約帯域量に達していないので、網通信
部932eへ帯域増の要求を行う(ステップS111
5)。等しい場合にはステップS1109の処理へ移行
する。大きかった場合には、送信バッファ監視部932
cへ帯域増の要求に対する応答としてNGを通知する
(ステップS1114)。ステップS1105の処理へ
戻る。
【0035】起動元が網通信部932eの時は、ステッ
プS1111の帯域減の要求またはステップS1115
の帯域増の要求に対する網通信部932eの応答データ
をチェックする(ステップS1116)。回答データが
要求を認めるOKの場合は、使用帯域レジスタ932a
rを回答データにしたがって書き換え(S1117)、
送信バッファ監視部932cへステップS1206の帯
域増の要求またはステップS1212の帯域減の要求に
対する回答として要求を認める旨通知する(ステップS
1118)。チェックの結果がNGの場合は、その旨送
信バッファ監視部へ通知する(ステップS1114)。
そしてステップS1105の処理へ戻る。
プS1111の帯域減の要求またはステップS1115
の帯域増の要求に対する網通信部932eの応答データ
をチェックする(ステップS1116)。回答データが
要求を認めるOKの場合は、使用帯域レジスタ932a
rを回答データにしたがって書き換え(S1117)、
送信バッファ監視部932cへステップS1206の帯
域増の要求またはステップS1212の帯域減の要求に
対する回答として要求を認める旨通知する(ステップS
1118)。チェックの結果がNGの場合は、その旨送
信バッファ監視部へ通知する(ステップS1114)。
そしてステップS1105の処理へ戻る。
【0036】図12は、送信バッファ監視部932cの
処理を詳細に記述したフローチャトである。ステップS
1201より処理を開始し、帯域メモリ管理部932a
からの通知を待つ(ステップS1202)。通知された
帯域量を記憶する(ステップS1203)。
処理を詳細に記述したフローチャトである。ステップS
1201より処理を開始し、帯域メモリ管理部932a
からの通知を待つ(ステップS1202)。通知された
帯域量を記憶する(ステップS1203)。
【0037】送信バッファ933の使用量が変化する
か、帯域メモリ管理部932aからの通知が来るまで待
つ(ステップS1204)。送信バッファ933の使用
量と記憶している帯域量とを比較する(ステップS12
05)。使用量が帯域量以上の場合はステップS120
6〜1210の処理へ、以内の場合はステップS121
1〜1216の処理へ移行する。
か、帯域メモリ管理部932aからの通知が来るまで待
つ(ステップS1204)。送信バッファ933の使用
量と記憶している帯域量とを比較する(ステップS12
05)。使用量が帯域量以上の場合はステップS120
6〜1210の処理へ、以内の場合はステップS121
1〜1216の処理へ移行する。
【0038】使用量が帯域量以上の場合は、帯域メモリ
管理部932aへ帯域増の要求を行う(S1206)。
帯域メモリ管理部932aからの通知が来るまで待つ
(S1207)。帯域メモリ管理部932aからの応答
をチェックする(S1208)。チェックの結果がOK
の時は、新しい帯域量を記憶する(S1209)。チェ
ックの結果がNGの時は、データ送信依頼部92に送信
の中止を指示する(S1210)。ステップS1204
の処理へ戻る。
管理部932aへ帯域増の要求を行う(S1206)。
帯域メモリ管理部932aからの通知が来るまで待つ
(S1207)。帯域メモリ管理部932aからの応答
をチェックする(S1208)。チェックの結果がOK
の時は、新しい帯域量を記憶する(S1209)。チェ
ックの結果がNGの時は、データ送信依頼部92に送信
の中止を指示する(S1210)。ステップS1204
の処理へ戻る。
【0039】使用量が帯域量以内の場合は、中止要求依
頼中か否かをチェックする(ステップS1211)。中
止要求依頼中の時は、データ送信依頼部92に送信可を
指示する(ステップS1216)。中止要求依頼中でな
い場合には、帯域メモリ管理部932aへ帯域減の要求
を行う(ステップS1212)。帯域メモリ管理部93
2aからの通知が来るまで待つ(ステップS121
3)。応答結果をチェックし、結果がOKの時は、新し
い帯域量を記憶する(ステップS1215)。応答結果
がNGを示す時は、ステップS1203の処理へ戻る。
頼中か否かをチェックする(ステップS1211)。中
止要求依頼中の時は、データ送信依頼部92に送信可を
指示する(ステップS1216)。中止要求依頼中でな
い場合には、帯域メモリ管理部932aへ帯域減の要求
を行う(ステップS1212)。帯域メモリ管理部93
2aからの通知が来るまで待つ(ステップS121
3)。応答結果をチェックし、結果がOKの時は、新し
い帯域量を記憶する(ステップS1215)。応答結果
がNGを示す時は、ステップS1203の処理へ戻る。
【0040】本実施例によれば、第1の実施例と同様
に、B−ISDN網サービス提供者に対して契約違反を
起こすことなく通信が可能となるばかりでなく、可変ビ
ットレート時は、リアルタイムに、データ送信量に応じ
た帯域制御を行うため、ユーザが意識することなく、よ
り効果的にB−ISDN通信網を使用することができ
る。
に、B−ISDN網サービス提供者に対して契約違反を
起こすことなく通信が可能となるばかりでなく、可変ビ
ットレート時は、リアルタイムに、データ送信量に応じ
た帯域制御を行うため、ユーザが意識することなく、よ
り効果的にB−ISDN通信網を使用することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明(請求項
1)に係わるATM多重化装置の帯域制御方式は、許容
された帯域量とバッファ手段の使用状況に応じてデータ
送信依頼部からのデータ量を制御するようにしたので、
常に許容された帯域量の範囲内で通信することが可能と
なる。また、この発明(請求項2)は、可変速度サービ
スが可能な網において、リアルタイムに、データ送信量
に応じた帯域制御を行うため、ユーザが意識することな
く、より効果的にATM網を使用することができる。
1)に係わるATM多重化装置の帯域制御方式は、許容
された帯域量とバッファ手段の使用状況に応じてデータ
送信依頼部からのデータ量を制御するようにしたので、
常に許容された帯域量の範囲内で通信することが可能と
なる。また、この発明(請求項2)は、可変速度サービ
スが可能な網において、リアルタイムに、データ送信量
に応じた帯域制御を行うため、ユーザが意識することな
く、より効果的にATM網を使用することができる。
【図1】この発明の第1の実施例のATM多重化装置内
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】上記実施例の帯域制御部をより詳細に説明する
ための構成図である。
ための構成図である。
【図3】上記実施例の帯域メモリ管理部の動作を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
【図4】上記実施例の送信バッファ監視部の動作を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図5】送信バッファとその監視部の構成の一例を示す
図である。
図である。
【図6】送信バッファとその監視部の構成の他の一例を
示す図である。
示す図である。
【図7】多重化部の機能の一例を説明するための図であ
る。
る。
【図8】多重化部の機能の他の一例を説明するための図
である。
である。
【図9】この発明の第2の実施例のATM多重化装置内
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図10】第2の実施例の帯域制御部をより詳細に説明
するための構成図である。
するための構成図である。
【図11】第2の実施例の帯域メモリ管理部の動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図12】第2の実施例の送信バッファ監視部の動作を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
11,91…端末、12a〜12n,92a〜92n…
データ送信依頼部、13,93…ATM多重化装置、1
31,961…帯域メモリ、132,932…帯域制御
部、132a,932a…帯域メモり管理部、132
b,932b…タイマ部、132c,932c…送信バ
ッファ監視部、932e…網通信部、132d,932
d…データ送信制御部、133,933…送信バッフ
ァ、134,934…多重化部、14,94…ATM処
理部、15,95…SDH処理部。
データ送信依頼部、13,93…ATM多重化装置、1
31,961…帯域メモリ、132,932…帯域制御
部、132a,932a…帯域メモり管理部、132
b,932b…タイマ部、132c,932c…送信バ
ッファ監視部、932e…網通信部、132d,932
d…データ送信制御部、133,933…送信バッフ
ァ、134,934…多重化部、14,94…ATM処
理部、15,95…SDH処理部。
Claims (2)
- 【請求項1】複数のデータ送信依頼部からのデータを多
重化して非同期転送モード網に送信するための処理を施
す非同期転送モード多重化装置において、 許容される帯域量を設定する設定手段と、 前記データ送信依頼部からのデータを記憶するバッファ
手段と、 前記帯域量およびバッファ手段の使用状況に基づいて、
前記データ送信依頼部を制御する制御手段とを設けたこ
とを特徴とする帯域制御方式。 - 【請求項2】請求項1記載の非同期転送モード多重化装
置における帯域制御方式において、非同期転送モード網
が可変速度符号化により通信する方式のものであって、
前記バッファ手段の使用状況に基づいて非同期転送モー
ド網に対して帯域量の変更を要求し、その要求に対する
応答に従って、前記許容される帯域量の範囲内で設定可
能な使用帯域量を変更する変更手段を設けたことを特徴
とする帯域制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28556593A JPH07123099A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 非同期転送モード多重化装置における帯域制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28556593A JPH07123099A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 非同期転送モード多重化装置における帯域制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123099A true JPH07123099A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17693203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28556593A Pending JPH07123099A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 非同期転送モード多重化装置における帯域制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123099A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100334508B1 (ko) * | 1997-07-23 | 2002-04-26 | 다치카와 게이지 | 다중 송신 시스템 및 대역제어방법 |
US7796519B2 (en) | 2001-09-10 | 2010-09-14 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Dynamic bandwidth allocation circuit, dynamic bandwidth allocation method, optical network unit, PON system, dynamic bandwidth allocation program and recording medium |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP28556593A patent/JPH07123099A/ja active Pending
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