JPH0712245B2 - トラクタの油圧回路 - Google Patents

トラクタの油圧回路

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JPH0712245B2
JPH0712245B2 JP21908189A JP21908189A JPH0712245B2 JP H0712245 B2 JPH0712245 B2 JP H0712245B2 JP 21908189 A JP21908189 A JP 21908189A JP 21908189 A JP21908189 A JP 21908189A JP H0712245 B2 JPH0712245 B2 JP H0712245B2
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pump
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光彦 遠部
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタの油圧回路に関する。
(従来の技術) トラクタにおいては、ロータリ耕耘機等の作業機を装着
するための三点リンク機構を有し、かつ、この三点リン
ク機構を昇降させるための油圧装置が設けられている。
そして、この三点リンク機構昇降用油圧装置に作動油を
供給するために、油圧ポンプから油圧装置に配管がされ
ている。
またトラクタにおいては、フロントローダ等の他の作業
機を装着可能としており、これら作業機作動油を供給す
るため、前記油圧配管から補助コントロールバルブを介
して作動油が分岐されている(例えば、実願昭59−1475
39号明細書及び図面参照)。
前記従来のトラクタの油圧回路は、三点リンク機構昇降
用の油圧装置と、作業機の油圧装置は同時に使用するこ
とがなく、そのいずれか一方のみが使用されるとの前提
のもとに設計されていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、三点リンク機構に装着される作業機の種類に
よっては、作業機を昇降させつつ、かつ同時に作業機に
設けられた油圧装置を作動させたいものがある。
しかし、前記従来の油圧回路では、同時に両方を作動さ
せることができなかった。
一方、2つの油圧装置を同時に作動させると、従来の1
つの油圧ポンプでは容量不足になる。そこで、油圧ポン
プを2つ設け、夫々専用の配管を設けることが考えられ
るが、三点リンク機構の昇降作業は常時行なわれるもの
ではないので、それ専用の油圧ポンプを1つ増設するこ
とは設備の無駄になる。
そこで、本発明は、最小必要限の小容量の油圧ポンプを
増設して、効率の良い使用ができるようにしたトラクタ
の油圧回路を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するために、次の手段を講じ
た。即ち、本発明のトラクタの油圧回路の特徴とする処
は、主ポンプから主配管を介して主油圧装置に作動油を
供給する主油圧回路と、 補助ポンプから補助配管を介して補助油圧装置に作動油
を供給する補助油圧回路と、 前記主油圧装置が非作動時、主配管と補助配管とを接続
して主ポンプの作動油を補助油圧装置に供給するように
したロードセンシングバルブ装置とを具備した点にあ
る。
(作 用) 本発明によれば、主ポンプから主配管を介して主油圧装
置に作動油を供給する主油圧回路と、補助ポンプから補
助配管を介して補助油圧装置に作動油を供給する補助油
圧回路と、を設けているので、主油圧装置と補助油圧装
置とを同時に作動させることができる。
また前記主油圧装置が非作動時、主配管と補助配管とを
接続して主ポンプの作動油を補助油圧装置に供給するよ
うにしたロードセンシングバルブ装置を具備しているの
で、主油圧装置を使用しないときは、主ポンプの作動油
は補助油圧装置に供給される。従って、補助ポンプは、
主油圧装置と補助油圧装置とを同時に使用するときに必
要な、補助油圧装置への最小限の油圧を供給できる小容
量のもので足りる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図面において、1は主油圧回路、2は補助油圧回路、3
はロードセンシングバルブ装置である。
前記主油圧回路1は、主ポンプ4から主配管5を介して
三点リンク機構6昇降用の主油圧装置7に作動油を供給
するものであり、補助油圧回路2は、補助ポンプ8から
補助配管9を介して補助油圧装置10に作動油を供給する
ものであり、ロードセンシングバルブ装置3は、主油圧
装置7が非作動時、主配管5と補助配管9とを接続して
主ポンプ4の作動油を補助油圧装置10に供給するもので
ある。
前記主配管5は、主ポンプ4とロードセンシングバルブ
装置3とを接続する第1管路11と、ロードセンシングバ
ルブ装置3と主油圧装置7を制御する主コントロールバ
ルブ装置12とを接続する第2管路13と、主コントロール
バルブ装置12と主油圧装置7とを接続する第3管路14と
から主構成されている。
前記補助配管9は、補助ポンプ8と補助油圧装置10を制
御する補助コントロールバルブ装置15とを接続する第4
管路16と、補助コントロールバルブ装置15と補助油圧装
置10とを接続する第5管路17とから成る。
前記ロードセンシングバルブ装置3と第4管路16が合流
管路18で接続されている。
前記ロードセンシングバルブ装置3は、スプリングオフ
セットパイロット式の3ポート2位置切換弁19を有し、
この切換弁19の入口ポートが前記第1管路11に接続さ
れ、第1出口が第2管路13に接続され、第2出口が合流
管路18に接続されている。そして、第1管路11と合流管
路18を接続させるように作用する第1パイロット回路20
が、第2管路13と当該切換弁19間に接続されている。
前記主コントロールバルブ装置12は、第2管路13に接続
された減圧弁21と、減圧弁21の出口路22に接続されたコ
ントロールバルブ23と、コントロールバルブ23と第3管
路14とを接続する供給路24と、該供給路24をチェックバ
ルブ25を介してドレン回路26に接続する戻り路27と、コ
ントロールバルブ23と前記3ポート2位置切換弁19とを
接続する第2パイロット回路28とを有する。この第2パ
イロット回路28は、コントロールバルブ23により出口路
22と供給路24を接続したときに、供給路24と接続される
ように構成されており、この第2パイロット回路28に圧
が立つと、第1管路11と第2管路13が接続するよう、3
ポート2位置切換弁19を作動させる。
尚、29はメインリリーフ弁、30はセンシングバルブ装置
3のリリーフ弁、31,32,33はチェック弁である。
前記構成の油圧回路によれば、補助ポンプ8の作動油は
補助回路9を介して補助油圧装置10に常時供給されてい
る。
主ポンプ4からの作動油は、まず、主コントロールバル
ブ23が図示の「切」の状態で、第1管路11と第2管路13
が接続されていると、第2管路13の圧力が上昇し、第1
パイロット回路20の圧力も上昇して、3ポート2位置切
換弁19を作動させて、第1管路11と合流管路18が接続す
る。
しかして、主油圧装置7が非作動時は、主ポンプ4の作
動油は合流管路18を介して補助配管9に流れ、補助ポン
プ8からの作動油と合流して、補助油圧装置10へ供給さ
れる。
次に、主油圧装置7を作動させるべく、主コントロール
バルブ23を操作して、出口路22と供給路24を連通させる
と、それまで高圧に保持されていた第2管路13の圧力が
低下し、それに伴ない第1パイロット回路20の圧力が低
下し、3ポート2位置切換弁19はスプリング力により復
元し、第1管路11と第2管路13が連通状となり、主ポン
プ4の作動油が主油圧装置7に供給される。それによ
り、第2パイロット回路28の圧力が上昇し、3ポート2
位置切換弁19は、第1管路11と第2管路13の連通状態を
維持する。
次に、主コントロールバルブ23を操作して、出口路22と
供給路24の連通状態を解除すると、第2パイロット回路
28の圧力は低下し、第1パイロット回路20の圧力が上昇
し、第1管路11と合流管路18とが連通状になる。
尚、主コントロールバルブ23を更に上方へ移動させるこ
とにより、レバー34がチェックバルブ25の押動片35を押
動して、戻り路27とドレン回路26とを連通状とする。
尚、本発明は、前記実施例のものに限定されるものでは
い。
(発明の効果) 本発明によれば、主油圧装置と補助油圧装置を同時に操
作することができる。また、主油圧装置の非作動時に
は、主ポンプの作動油を補助油圧装置へ供給するよう構
成しているので、補助ポンプは最小限小容量のもので足
りるので経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すトラクタの油圧回路図であ
る。 1……主油圧回路、2……補助油圧回路、3……ロード
センシングバルブ装置、4……主ポンプ、5……主配
管、7……主油圧装置、8……補助ポンプ、9……補助
配管、10……補助油圧装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主ポンプから主配管を介して主油圧装置に
    作動油を供給する主油圧回路と、 補助ポンプから補助配管を介して補助油圧装置に作動油
    を供給する補助油圧回路と、 前記主油圧装置が非作動時、主配管と補助配管とを接続
    して主ポンプの作動油を補助油圧装置に供給するように
    したロードセンシングバルブ装置とを具備したことを特
    徴とするトラクタの油圧回路。
JP21908189A 1989-08-25 1989-08-25 トラクタの油圧回路 Expired - Lifetime JPH0712245B2 (ja)

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JPH0382682A JPH0382682A (ja) 1991-04-08
JPH0712245B2 true JPH0712245B2 (ja) 1995-02-15

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