JPH0712232A - 円弧状シリンダの製造方法 - Google Patents

円弧状シリンダの製造方法

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JPH0712232A
JPH0712232A JP18072693A JP18072693A JPH0712232A JP H0712232 A JPH0712232 A JP H0712232A JP 18072693 A JP18072693 A JP 18072693A JP 18072693 A JP18072693 A JP 18072693A JP H0712232 A JPH0712232 A JP H0712232A
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JP
Japan
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arc
tube
shaped cylinder
cylinder
cylinder tube
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Pending
Application number
JP18072693A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kaneda
敏夫 金田
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N II KK
Original Assignee
N II KK
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Publication date
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Publication of JPH0712232A publication Critical patent/JPH0712232A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/12Characterised by the construction of the motor unit of the oscillating-vane or curved-cylinder type
    • F15B15/125Characterised by the construction of the motor unit of the oscillating-vane or curved-cylinder type of the curved-cylinder type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 円弧状シリンダにおいて、その筒状断面をし
た円弧状シリンダチューブを精度良く簡単に製造できる
方法を提案すること。 【構成】 円弧状シリンダの構成要素である筒状断面を
した円弧状シリンダチューブ1は、その軸線を含む平面
で二分割した上下対称の分割片11、12を、相互に接
合することにより製造されている。閉鎖断面の円弧状シ
リンダチューブを一体物として製造する場合に比べて、
精度良く、しかも簡単に、このようなシリンダチューブ
を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円弧状シリンダの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に使用されている油圧シリンダ
は、ピストンロッドの運動方向が直線的なものである。
このため、複雑高度化する工作機械等の加工ラインにお
いて、シリンダを利用して加工物を把持する把持装置を
設ける場合、他の付属部材等が邪魔になり、その取付け
が出来ないことがある。また、このような直線運動シリ
ンダは、ピストンロッドが直線移動できるように、直線
方向にスペースを必要としている。したがって、狭い場
所などでは、この直線移動用のスペースを確保できない
ことがある。
【0003】この点に鑑みて、シリンダチューブを円弧
形状に形成した所謂円弧状シリンダが提案されている。
例えば、特開昭47−19280号公報には、この形式
のシリンダが開示されている。また、本件出願の発明者
により、特公昭62−46317号公報には、この形式
の円弧状シリンダを用いた把持装置が提案されている。
この円弧状シリンダは、全体が円弧形状をしており、そ
のピストンロッドのストロークも円弧状の軌跡となるの
で、狭い場所に設置できる等の利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような円
弧状シリンダは、直線状に延びる円形断面のシリンダチ
ューブを製造し、これを所定の曲率となるように曲げる
等の方法が考えられる。あるいは、円弧形状のシリンダ
チューブを鋳造品として一体成形する方法が考えらえ
る。しかし、前者の方法は、曲げ加工により、シリンダ
チューブ断面が変形してしまうので実用的でない。ま
た、後者の方法は、実用的ではあるが、製造できる円弧
形状のシリンダチューブの寸法に制限があり、任意の曲
率を有する任意の長さの円弧形状をシリンダチューブを
製造することは簡単ではない。特に、長いシリンダチュ
ーブを製造する場合には、短いシリンダチューブを多数
製造して、これらを軸線方向に接合して一本のシリンダ
チューブを製造する必要があり、やはり実用的ではな
い。
【0005】本発明は、この点に鑑みて、簡単な方法に
より、円弧状シリンダを製造することのできる方法を提
案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の方法は、軸線方向に向けて所定の曲率を
有するシリンダチューブの両端をヘッドカバーおよびロ
ッドカバーで閉鎖した円弧状シリンダー本体と、この円
弧状シリンダ本体内に摺動可能に嵌め込まれたピストン
ヘッドと、このピストンヘッドに一端が固着され他端が
前記ロッドカバーを貫通して延び、かつ前記シリンダチ
ューブの曲率と整合する曲率を有する円弧状ピストンロ
ッドとから構成される円弧状シリンダにおいて、円弧状
シリンダチューブをその軸線方向に縦割りした形状を有
するチューブ分割片を形成し、これらのチューブ分割片
を相互に接合することにより、円弧状シリンダチューブ
を製造するようにしている。
【0007】通常は、チューブ分割片として、円弧状シ
リンダチューブを、その軸線を含む平面で二つ割りにし
た形状の一対のチューブ分割片を製造し、これを相互に
接合して円弧状シリンダチューブを製造すればよい。
【0008】また、シリンダチューブの断面形状を四隅
にアールを付けた矩形断面形状とすれば、相互のチュー
ブ分割片のシール性、あるいはピストンヘッドとのシー
ル性を、円形断面の場合に比べて容易に確保できるので
好ましい。
【0009】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0010】図1には、本発明の方法により製造した円
弧状シリンダの例を示してある。このシリンダHは、所
定の曲率aからなるシリンダチューブ1と、その曲率a
の軸線方向の両端を封鎖するヘッドカバー2とロッドカ
バー3からなる。本例では、複動形シリンダ形式を採用
し、ヘッドカバー2とロッドカバー3にそれぞれ油圧あ
るいは空圧用のポート2a、3aが設けられている。4
は前記シリンダチューブ1の曲率aと整合する曲率a’
を有する円弧状ピストンロッドであり、ロッドカバー3
を貫通して、その先端がシリンダの外に突出している。
また、ロッドの後部にはシリンダチューブ1内を摺動す
るピストンヘッド5が固着されている。本例では、所定
の円弧曲率a’に沿って円滑にピストンヘッド5がスト
ローク運動を行うように、ピストン5の僅か前方にもう
1個のピストンヘッド5’を取付けてある。なお、図1
において、6はシール用のOリング、7は取付け用の肉
厚フランジである。なお、曲率a、a’を変えることに
より、任意の曲率で円運動するシリンダを形成すること
ができる。
【0011】ここで、図2に示すように、本例の円弧状
シリンダチューブ1は、ほぼ一定の肉厚の矩形断面形状
をしており、内外面の四隅には所定の曲率のアールが付
いた形状となっている。この内側断面形状に併せて、ピ
ストンヘッド5、5’の輪郭形状も、これに丁度嵌まり
込む矩形の輪郭形状をしている。
【0012】本例の円弧状シリンダチューブ1は次のよ
うに製造したものである。すなわち、図3に示すよう
に、この円弧状シリンダチューブ1の軸線を含む平面で
縦割りにした上下対称のチューブ分割片11、12を鋳
造する。本例では、双方の接合面の接合性およびシール
性を改善するために、これらの分割片11、12の接合
面11a、12aを、相互に嵌まり合う形状の段付き面
としてある。
【0013】これらの分割片11、12を、それらの接
合面11a、12aを嵌める合わせて、接着材あるいは
溶接等の手段により、相互に接合する。このようにし
て、円弧状シリンダチューブを製造してある。
【0014】このように、本例では、筒状断面の円弧状
シリンダチューブを、その軸線方向に縦割りした形状の
分割片から製造している。このような分割片は、断面が
閉鎖形状の筒状物に比べて簡単に製造することができ
る。また、閉鎖形断面ではないので、目標とする曲率を
有する分割片を精度良く簡単に製造することができる。
このように、本例の方法によれば、従来のように閉鎖形
断面の円弧状シリンダチューブを一体物として製造して
いた場合に比べて、このような円弧状シリンダチューブ
を精度良く、簡単に製造できる。
【0015】なお、本例では、製造上簡単であるという
点から、シリンダチューブの断面形状を矩形としてある
が、勿論円形断面のシリンダチューブも、本発明の方法
により簡単に製造することができる。
【0016】また、本例では、分割片として、軸線を含
む平面で二分割した形状のものを、相互に接合するよう
にしている。この代わりに、3分割以上に縦割りした形
状の分割片を相互に接合することにより、このような円
弧状シリンダチューブを製造してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法で
は、筒状断面の円弧状シリンダチューブを、その軸線方
向に縦割りにした形状の分割片を相互に接合することに
より、製造するようにしている。したがって、本発明に
よれば、従来のように筒状断面の円弧状シリンダチュー
ブを一体物として製造する場合にくらべて、このような
チューブを簡単に、しかも精度良く製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造した円弧状シリンダの
例を一部断面として示す平面図である。
【図2】図1の円弧状シリンダにおけるシリンダチュー
ブの断面図である。
【図3】図1のシリンダチューブの構成要素である分割
片を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
H・・・円弧状シリンダ 1・・・シリンダチューブ 2・・・ヘッドカバー 3・・・ロッドカバー 4・・・ビストンロッド 5、5’・・・ピストンヘッド 6・・・Oリング 7・・・フランジ 11、12・・・分割片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に向けて所定の曲率を有する円
    弧状シリンダチューブの両端をヘッドカバーおよびロッ
    ドカバーで閉鎖したシリンダ本体と、このシリンダ本体
    内に摺動可能に嵌め込まれたピストンヘッドと、このピ
    ストンヘッドに一端が固着され他端が前記ロッドカバー
    を貫通して延び、かつ前記シリンダチューブの曲率と整
    合する曲率を有する円弧状ピストンロッドとから構成さ
    れる円弧状シリンダにおいて、前記円弧状シリンダチュ
    ーブをその軸線方向に縦割りした形状のチューブ分割片
    を形成し、これらのチューブ分割片を相互に接合するこ
    とにより、前記円弧状シリンダチューブを製造すること
    を特徴とする円弧状シリンダの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記チューブ分割片
    は、前記円弧状シリンダチューブを、その軸線を含む平
    面で二つ割りにした形状の一対のチューブ分割片を相互
    に接合して製造することを特徴とする円弧状シリンダの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記シリン
    ダチューブは四隅にアールを付けた矩形断面の中空部を
    有していることを特徴とする円弧状シリンダの製造方
    法。
JP18072693A 1993-06-25 1993-06-25 円弧状シリンダの製造方法 Pending JPH0712232A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5004352A (en) * 1987-05-25 1991-04-02 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Plasticizing screw
WO2022024296A1 (ja) * 2020-07-30 2022-02-03 株式会社アステム 微細作業用マニピュレータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5004352A (en) * 1987-05-25 1991-04-02 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Plasticizing screw
WO2022024296A1 (ja) * 2020-07-30 2022-02-03 株式会社アステム 微細作業用マニピュレータ
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