JPH07121Y2 - 自在軸継手 - Google Patents

自在軸継手

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JPH07121Y2
JPH07121Y2 JP1990037199U JP3719990U JPH07121Y2 JP H07121 Y2 JPH07121 Y2 JP H07121Y2 JP 1990037199 U JP1990037199 U JP 1990037199U JP 3719990 U JP3719990 U JP 3719990U JP H07121 Y2 JPH07121 Y2 JP H07121Y2
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JP
Japan
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shaft
transmission shaft
drive
connecting member
fitting groove
Prior art date
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JP1990037199U
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JPH03127552U (ja
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健一 小林
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Paramount Bed Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ベッドにおける床部起伏機構の駆動力伝達機
構と、手動操作手段の駆動伝達軸とを、所定角度変位し
た状態で操作可能とすると共に、脱落しないように接続
してなる自在軸継手に関するものである。
(従来の技術) 最近のベッドには、種々の可動部、例えば床部起伏機構
を備えたものが多く、そのための動力源を付設したもの
が増加してきている。
その動力源としては、手動式、電動式があり、手動式
は、従来から特に採用されてきている。
その代表的なものとして、クランクハンドルを挙げるこ
とができるが、このクランクハンドルは、多くは、ヘッ
ドボード又はフットボードの下部に設けられる。何とな
れば、ベッドに設けられた可動部に動力を伝達する軸は
通常、床部の下方に配設され、この軸の軸方向に一致さ
せて配置する必要があるからである。
しかしながら、その場合、前記したように、クランクハ
ンドルの設置位置は、ヘッドボード又はフットボードの
下部であるため、介護者がこれを操作するには、腰をか
がめなければならず、無理な姿勢を強いられることとな
る。
そこで、可動部に動力を伝達する軸を第4図に示すよう
な自在軸継手1を介してクランクハンドルを接続するよ
うにした。かかる自在軸継手1の構成は次の通りであ
る。
すなわち、この自在軸継手1は、起動部2および動力伝
達軸3の先端部に底部の略中間部に取付けられた馬蹄形
の接続子4、5と、これら接続子4、5を、中継部材6
によって4方向に変位自在に接続構成したものである。
前記接続子4、5の両端部はC型形状に形成され、一
方、前記中継部材6は、正方形状の枠部材7とこの枠部
材の四方に、突設される回動自在なローラ8とから構成
される。前記接続子4、5のC型形状に形成された両端
部に中継部材6のローラ8を圧入することで、起動部2
および動力伝達軸3を互いに変位自在に構成したもので
ある。かかる自在軸継手1によれば、クランクハンドル
の設置位置がベッド下方であっても、介護者は前記動力
伝達軸3を変位させつつハンドル操作をすることができ
るので、楽に操作できるようになった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記した接続子4、5の両端部はC型形
状に形成されているため、軸方向の引っ張り力に対して
弱く、クランクハンドルを引っ張ると、中継部材6のロ
ーラ8と接続子4、5の両端部との係止が外れ、クラン
クハンドルが脱落してしまうことがある。本考案はかか
る点に鑑みてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 前記した課題を解決するために、本考案は、手動操作手
段の駆動伝達軸と、ベッドにおける床部起伏機構の駆動
力伝達機構とを連結する自在軸継手において、前記駆動
力伝達機構は、床部に連結して床部を起伏させるための
起動部とこの起動部を作動させる動力軸とを備え、前記
手動操作手段の駆動伝達軸の一端部を外形角形且つ曲面
状に形成する一方、前記駆動力伝達機構における動力軸
に中空状円筒体を介して嵌入装着した連結部材を有し、
この連結部材は断面角形の嵌合溝を有すると共に、端面
に嵌合溝の径に比較して小径の開口部を有し、前記駆動
伝達軸の一端部を連結部材の開口部を介して嵌合溝にお
いて遊嵌保持する構成としたことを特徴とする。
(作用) 手動操作手段につながる駆動伝達軸の一端部は、起動部
における動力軸に嵌入装着した連結部材の角形嵌合溝
に、嵌合溝の径に比較して小径の開口部を介して遊嵌し
ているため、駆動伝達軸は、軸方向の引っ張り力によっ
て、連結部材から脱落することはない。
また、手動操作手段における駆動伝達軸の一端部は、外
形が角形であり且つ、曲面状に形成されているので、操
作の際、駆動伝達軸を所定角度の範囲で変位させた状態
で操作することができる。
(実施例) 次に、本考案にかかる自在軸継手について、添付の図面
を参照しながら以下説明する。
第1図において、参照符号10は床部起伏機構を備えたベ
ッドのベッドフレームを示し、このベッドフレーム10の
下方に、床部起伏機構における駆動力伝達機構11が配設
される。この駆動力伝達機構11は、前記ベッドフレーム
10に設けられた保持部材12に螺着された起動部13と、こ
の起動部13内に配設される動力軸14と、この動力軸14を
自在軸継手15を介して手動操作手段たるクランクハンド
ル16を接続したものである。
前記自在軸継手15は、以下のように接続構成されるもの
である。すなわち、自在軸継手15は、第2図に示すよう
に、起動部13の動力軸14に、中空状円筒体17を介してピ
ン部材19によって軸止した外形円筒状の連結部材18を有
する。
かかる連結部材18には、角形の嵌合溝20が穿設されると
共に端面にこの嵌合溝20の径に比較して小径の開口部21
が形成されている。
一方、クランクハンドル16は駆動伝達軸22に着脱可能に
連結され、この駆動伝達軸22の一端部を前記連結部材18
の角形の嵌合溝20に嵌入するようにしている。
この際、前記駆動伝達軸22の一端部は外形が球面状をな
し、この外形に沿って角形に形成されている。また、駆
動伝達軸22の他端部はクランクハンドル16を着脱可能に
連結するために、角形に形成されると共にこの他端部か
ら所定の位置に絞り部23を形成している。そして、かか
る他端部にばね部材を備えた係止部材24がクランクハン
ドル16を介して前記絞り部23にばね力により係止するこ
とで、取付けられるようになっている。
以上のような構成の自在軸継手15において、第3図に示
すように、連結部材18に動力軸14を中空状円筒体17を介
して貫通されるピン部材19により固定され、一方、前記
連結部材18に穿設された角形の嵌合溝20に、駆動伝達軸
22の一端部が遊嵌される。この場合、前記連結部材18の
他端部は、角形の嵌合溝20の形成された他端部に嵌合溝
20の径に比較して小径の開口部21が形成されているた
め、駆動伝達軸22は、軸方向の引っ張り力によって、脱
落することはない。そのうえ、前記連結部材18と駆動伝
達軸22は、軸の回動方向には互いに拘束された状態であ
るが、前記角形の嵌合溝内において、曲面状に形成され
た一端部が遊嵌されているので、クランクハンドル16を
軸方向に対して所定角度変位させた状態で操作すること
ができる。
以上のように、自在軸継手15によれば駆動力伝達機構11
の操作性を確保しつつ、クランクハンドル16と共に駆動
伝達軸16を、駆動力伝達機構11から脱落するのを防止す
ることができる。
(考案の効果) 本考案による自在軸継手によれば、手動操作手段につな
がる駆動伝達軸の一端部は、起動部における動力軸に嵌
入装着した連結部材の角形嵌合溝に、嵌合溝の径に比較
して小径の開口部を介して遊嵌しているため、駆動伝達
軸は、軸方向の引っ張り力によって、連結部材から脱落
することはない。
また、手動操作手段における駆動伝達軸の一端部は、外
形が角形であり且つ、曲面状に形成されているので、操
作の際、駆動伝達軸を所定角度の範囲で変位させた状態
で操作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる自在軸継手を適用した駆動力伝
達機構の1実施例の要部側面説明図、 第2図は第1図に示す駆動力伝達機構の分解斜視図、 第3図は本考案にかかる自在軸継手の作用説明図、第4
図は従来における自在軸継手の一例を示す図である。 10……ベッドフレーム、11……駆動力伝達機構、12……
保持部材、13……起動部、14……動力軸、15……自在軸
継手、16……クランクハンドル、17……中空状円筒体、
18……連結部材、19……ピン部材、20……嵌合溝、21…
…開口部、22……駆動伝達軸、23……絞り部、24……係
止部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動操作手段の駆動伝達軸と、ベッドにお
    ける床部起伏機構の駆動力伝達機構とを連結する自在軸
    継手において、前記駆動力伝達機構は、床部に連結して
    床部を起伏させるための起動部とこの起動部を作動させ
    る動力軸とを備え、前記手動操作手段の駆動伝達軸の一
    端部を外形角形且つ曲面状に形成する一方、前記駆動力
    伝達機構における動力軸に中空状円筒体を介して嵌入装
    着した連結部材を有し、この連結部材は断面角形の嵌合
    溝を有すると共に、端面に嵌合溝の径に比較して小径の
    開口部を有し、前記駆動伝達軸の一端部を連結部材の開
    口部を介して嵌合溝において遊嵌保持する構成としたこ
    とを特徴とする自在軸継手。
JP1990037199U 1990-04-06 1990-04-06 自在軸継手 Expired - Lifetime JPH07121Y2 (ja)

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JP1990037199U JPH07121Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 自在軸継手

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JPH03127552U JPH03127552U (ja) 1991-12-24
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