JP2555027Y2 - ケーブル結合装置 - Google Patents

ケーブル結合装置

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JP2555027Y2
JP2555027Y2 JP1990101581U JP10158190U JP2555027Y2 JP 2555027 Y2 JP2555027 Y2 JP 2555027Y2 JP 1990101581 U JP1990101581 U JP 1990101581U JP 10158190 U JP10158190 U JP 10158190U JP 2555027 Y2 JP2555027 Y2 JP 2555027Y2
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JP
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coupling
cable
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housing
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和也 斉藤
健美 服部
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ケーブルの結合装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のケーブル結合装置としては、外皮の先
端部分をハウジングに形成された結合部にはめあいによ
り圧入固定したものやビス等により締結固着したものが
知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記したケーブル結合装置であると、圧入固
定したものでは動力伝達時におけるケーブルの揺動によ
り抜けが発生したり、締結固定したものにおいては、抜
けが防止されるが組付け作業が悪いものであつた。
故に、本考案は、組付け作業が容易で且つ確実な結合
が成されるようにすることを、その技術的課題とするも
のである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じ
た技術的手段は、ハウジングに形成され内周部を備える
第1結合部と、該第1結合部の外周面に形成された凹部
と、外皮に固着された結合部材と、該結合部材に形成さ
れ前記第1結合部の内周部に挿通され且つ全周において
該内周部と接する第2結合部と、前記結合部材に形成さ
れ前記第1結合部の外周面に接し且つ前記凹部を挟んで
前記第2結合部と対向するように配置された弾性部と、
該弾性部に形成され前記凹部と嵌合する凸部とを有し
た、ことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。すなわち、結
合部材の第2結合部を第1結合部の内周部内に挿通させ
ることにより、凹部と凸部とを嵌合させ、外皮がハンジ
ングに結合される。これにより、第2結合部と第2結合
部及び凹部と凸部との位置合わせの後、結合部材をハウ
ジング側に押し込むのみの簡単な作業で組付けがなされ
凹部と凸部との嵌合により外皮の抜け止めがなされる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図に示されるように、シートバツクフレーム1に
はガイド部材2が固定されている。このガイド部材2に
はシユー3が上下動自在に支持されており、このシユー
3にはステー4を介してヘツドレスト5が固定されてい
る。シユー3にはブラケツト6を介してナツト7が固定
されており、このナツト7はシートバツクフレーム1に
回転可能且つ移動不能に支持されたスクリユ8に螺合さ
れている。スクリユ8はギヤボツクス9の減速ギヤ機構
(図示せず)に連結されており、減速ギヤ機構はケーブ
ル10のワイヤ11を介してモータ21に連結されている。
尚、ワイヤ11はロツドでもよい。
上記した構成において、モータ21を駆動することによ
り、ワイヤ11及び減速ギヤ機構を介してスクリユ8が回
転する。このスクリユ8の回転により螺合されたナツト
7が相対的に上下動する。このナツト7の上下動により
シユー3がガイド部材2にガイドされながら上下動し、
これにより、ヘツドレスト5が上下動する。このヘツド
レスト5の上下動により、ヘツドレスト5の位置を着座
者の好みの位置に調整される。
次にケーブル10とギヤボツクス9との結合構造につい
て説明する。
第1図ないし第4図に示されるように、ケーブル10の
ワイヤ11はギヤボツクス9の減速ギヤ機構に周知の構造
で連結される。
ギヤボツクス9のハウジング12には円筒形状の雌側結
合部13が形成されており、ケーブル10の外皮14のギヤボ
ツクス9側の端には内部にワイヤ11が挿通される結合部
材15が固着されている。この結合部材15には雄側結合部
16が形成されており、雌側結合部13の内周部13a内に挿
通可能となつている。雄側結合部16の先端にはテーパー
状部16aが形成されており、雄側結合部13への挿通を容
易なものとしている。雌側結合部13の外周面には円弧状
の凹部17が形成されている。又、結合部材15には片持ち
状態で形成された略横L字状の弾性部18が形成されてお
り、この弾性部18の内面側には内側に突出し凹部17と嵌
合可能な円弧状の凸部19が形成されている。更に、結合
部材15にはツバ部20が形成されている。
上記した構成において、ケーブル10をギヤボツクス9
に連結するには、まず、ワイヤ11を減速ギヤ機構に連結
した後、結合部材15を把持し雄側結合部16を雌側結合部
13の内周部13a内に挿通する。この挿通作業により凸部2
0が雌側結合部16の外周と摺接し、挿通作業完了と同時
に凹部17と嵌合する。これにより、外皮14がハウジング
12に結合される。この結合時、雌側結合部13は雄側結合
部16と弾性部19とにより挟持された形となる。この結
果、外皮14の回り止めが成される。尚、この作業におい
てツバ部20が把持のすべり止めとなるので、特に凹部17
と凸部19との嵌合時、特に有効に作用する。
上記したように、結合部材15を、雌側結合部13と雄側
結合部16及び凹部17と凸部17の位置合わせの後、ハウジ
ング12側へ押し込むだけの作業で外皮14をハウジング12
に結合することができ、その組付け作業は大変簡単なも
のである。又、組付け後、凹部17と凸部17との嵌合によ
り外皮14がハウジング12に強固に結合されるので、モー
タ21の駆動時においてケーブル10が揺動したとしても容
易に外れることがなく、確実な抜け止め防止がなされ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ハウジングに形成された第1結合部
の内周部に外被に固着された結合部材の第2結合部を挿
入すると共に結合部材に形成された弾性体の凸部を第1
結合部の外周面に形成された凹部と嵌合させるので、結
合部材を、第1結合部と第2結合部及び凹部と凸部の位
置合わせの後、ハウジング側へ押し込むだけの簡単な作
業で外皮をハンジングに結合することができ、組付け
後、凹部と凸部との嵌合により外皮がハンジングに強固
に結合されるので、モータの駆動時においてケーブルが
揺動したとしても容易に外れることがなく、確実な抜け
止め防止を行うことができる。弾性部を凹部を挟んで第
2結合部と対向するように配置したので、弾性部と第2
結合部とが結合部材に形成された別構成となる。これに
より、第2結合部の第1結合部の内周部への挿入による
両者間の気密性を確保した上での凹部と凸部との容易な
嵌合を確保することができ、外皮をハンジングに両者間
の気密性を確保し且つ容易に結合させることができる。
又、第2結合部は、その全周において第1結合部の内周
部と接するので、両者間の気密性は、より確実なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る結合装置を利用したヘツドレスト
位置の斜視図、第2図は本考案に係る結合装置の平面
図、第3図は結合部材の平面図、第4図は第3図の側面
図である。 8……スクリユ(被駆動部材),9……ギヤボツクス(動
力入力部材),10……ケーブル(伝達部材),12……ハウ
ジング,13……雌側結合部(第1結合部),14……外皮,1
5……結合部材,16……雄側結合部(第2結合部),17…
…凹部,18……弾性部,19……凸部,21……モータ(駆動
源)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源からの動力を被駆動部材に伝達する
    伝達部材の外皮と前記伝達部材に連結された前記被駆動
    部材側の動力入力部材のハウジングとを結合するケーブ
    ル結合装置において、ハウジングに形成され内周部を備
    える第1結合部と、該第1結合部の外周面に形成された
    凹部と、外皮に固着された結合部材と、該結合部材に形
    成され前記第1結合部の内周部に挿通され且つ全周にお
    いて該内周部と接する第2結合部と、前記結合部材に形
    成され前記第1結合部の外周面に接し且つ前記凹部を挟
    んで前記第2結合部と対向するように配置された弾性部
    と、該弾性部に形成され前記凹部と嵌合する凸部とを有
    するケーブル結合装置。
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JPH0458684U JPH0458684U (ja) 1992-05-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5537819U (ja) * 1978-09-01 1980-03-11
JPS58189887U (ja) * 1982-06-14 1983-12-16 信越化成株式会社 樹脂管の継手構造
JP2545833B2 (ja) * 1987-02-28 1996-10-23 アイシン精機株式会社 ヘツドレスト装置

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