JPH07121415A - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置

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JPH07121415A
JPH07121415A JP5265074A JP26507493A JPH07121415A JP H07121415 A JPH07121415 A JP H07121415A JP 5265074 A JP5265074 A JP 5265074A JP 26507493 A JP26507493 A JP 26507493A JP H07121415 A JPH07121415 A JP H07121415A
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JP5265074A
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Inventor
Yaichi Nishino
八市 西野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クライアントからファイルのアクセス要求があ
った場合に、該ファイルを該クライアントのデータ形式
で出力することができるファイル管理装置を提供するこ
と。 【構成】データ形式の異なるクライアントであるワーク
ステーション等の端末装置2a〜2cから入力されたフ
ァイルのコンテントをコンテント記憶部1eに記憶する
とともに、端末装置毎のデータ形式を管理テーブル1g
に記憶しておき、端末装置からコンテントのアクセス要
求が行われた際に、管理テーブル1cに記憶した該端末
装置に対応するデータ形式に基づいて、該コンテントの
データ形式をコンテント変換部1fにより該端末装置の
データ形式に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なるデータ形式で処
理を行う複数のクライアントから入力された内容データ
及びファイル属性からなるファイルを記憶し、該ファイ
ルのデータ形式と異なるデータ形式で処理を行うクライ
アントからの出力要求に応答して、前記ファイルを前記
クライアントに出力するファイル管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データを格納する場合には、該デ
ータの内容(内容データ。以下「コンテント」と言
う。)に、タイトル及び作成者等の各属性情報からなる
属性データを付加して論理ファイルとして扱うのが一般
的である。
【0003】例えば、ゼロックス社が開発したJSta
rワークステーションで用いられているネットワークシ
ステムファイリング(以下、「NSファイリング」とい
う。)においては、タイトル、作成者、作成時間及びキ
ーワード等からなるファイル属性と、コンテントとをま
とめて論理ファイルとして取り扱っている。
【0004】このNSファイリングに代表される従来の
ファイル管理技術は、ファイル属性に物理ファイルを割
り当てて管理テーブル等を用いて管理する技術と、ファ
イル属性をデータベース管理する技術に大別される。
【0005】前者の技術においては、図8(a)に示す
ように、属性情報aから属性情報nのファイル属性を持
つ属性ファイル8bと、コンテントを格納したコンテン
トファイル8cとから1つの論理ファイル8aを構成
し、属性ファイル8b及びコンテントファイル8cの対
応関係を示す管理テーブル8dを用いて論理ファイルを
管理することになる。
【0006】これに対して、後者の技術においては、図
8(b)に示すように、データベース8eにより、ファ
イル属性と該ファイル属性及びコンテントファイル8c
の対応関係とを一括管理することになる。なお、この場
合に、ファイル属性を扱うデータベースと対応関係を扱
うデータベースとを別々に設ける場合も多い。
【0007】すなわち、従来のファイル管理技術におい
ては、コンテントを単にデータの塊として取り扱い、シ
ステムが解釈することはなかったのである。
【0008】しかしながら、コンテントとして取り扱う
データが異なるデータ形式を持ち得る場合に、かかるコ
ンテントを単にデータの塊として取り扱っていたのでは
ユーザに負荷を強いる場合がある。
【0009】例えば、ある端末からJISコードのコン
テントをファイルシステムに格納した場合に、ASCI
IコードやEBCDICコードを扱う他の端末がこのコ
ンテントを取り出した場合には、クライアントがクライ
アントにおいてコード変換を行う必要が生じる。
【0010】また、ある端末から10Mバイトのイメー
ジデータをコンテントとしてファイルシステムに格納し
た場合に、5Mバイトのイメージデータまでしか取り扱
うことができない他の端末では、このイメージデータを
分割して取り出し、データ変換及びデータ結合を行う必
要が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、コンテン
トを単にデータの塊として扱う従来技術によると、デー
タ形式の変換等をクライアントが行う必要があるため、
クライアントの生産性及び作業効率を低下させる一因と
なっていた。
【0012】そこで、本発明では、かかる問題を解決
し、クライアントからファイルのアクセス要求があった
場合に、該ファイルを該クライアントのデータ形式で出
力することができるファイル管理装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明では、異なるデータ形式で処理を行う複
数のクライアントから入力された内容データ及びファイ
ル属性からなるファイルを記憶し、該ファイルのデータ
形式と異なるデータ形式で処理を行うクライアントから
の出力要求に応答して、前記ファイルを前記クライアン
トに出力するファイル管理装置において、前記ファイル
の内容データを記憶する第1の記憶手段と、前記複数の
クライアントごとに、該クライアントが用いるデータ形
式を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に
記憶したデータ形式に基づいて、前記第1の記憶手段に
記憶した内容データを、出力要求を行うクライアントの
データ形式に変換するデータ形式変換手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0014】また、第2の発明では、前記データ形式変
換手段により変換した内容データを前記第1の記憶手段
に記憶し、前記クライアントのデータ形式を有する内容
データが前記第1の記憶手段にない場合にのみ、前記デ
ータ形式変換手段を用いてデータ形式の変換を行うこと
を特徴とする。
【0015】また、第3の発明では、前記第1の記憶手
段に記憶した内容データのうち、所定の条件を満たすも
のを削除する削除手段を具備したことを特徴とする。
【0016】また、第4の発明では、内容データおよび
属性データからなるファイルを記憶するとともに、通信
手段を介して複数のクライアントと接続し、前記クライ
アントの要求に応じて前記ファイルの入力および出力を
行うファイル管理装置において、内容が同一でデータの
形式が異なる複数の前記内容データを1つのファイルと
して前記属性データと対応させて記憶する記憶手段と、
前記ファイルの内容データをクライアントに出力する
際、前記複数の内容データのうち前記出力先のクライア
ントに適合するデータ形式の内容データを出力すべき内
容データとして選択する内容データ選択手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0017】
【作用】第1の発明によれば、異なるデータ形式で処理
を行う複数のクライアントから入力されたファイルの内
容データを第1の記憶手段に記憶するとともに、クライ
アント毎に該端末が使用するデータ形式を第2の記憶手
段に記憶しておき、クライアントから内容データの取り
出し要求が行われた際に、前記第2の記憶手段に記憶し
た前記クライアントに対応するデータ形式に基づいて、
該内容データのデータ形式を前記クライアントのデータ
形式に変換する。
【0018】これにより、ファイルのアクセス要求を行
ったクライアントのデータ形式に変換したうえで、該フ
ァイルを出力することができる。
【0019】第2の発明によれば、データ形式変換手段
により変換済みの内容データを前記第1の記憶手段に記
憶しておき、クライアントのデータ形式を有する内容デ
ータが前記第1の記憶手段にない場合にのみ、前記デー
タ形式変換手段を用いてデータ形式の変換を行う。
【0020】これにより、一旦変換した内容データにつ
いては再度の変換を行うことなく迅速に処理することが
できる。
【0021】第3の発明によれば、前記第1の記憶手段
に記憶した内容データのうち、所定の条件を満たすもの
を削除する。
【0022】これにより、使用されない内容データを削
除して、第1の記憶手段の記憶領域を有効に利用するこ
とができる。
【0023】第4の発明によれば、通信手段を介して複
数のクライアントが接続される場合に、内容が同一でデ
ータの形式が異なる複数の内容データを1つのファイル
として属性データと対応させて記憶しておき、ファイル
の内容データをクライアントに出力する際、出力先のク
ライアントに適合するデータ形式の内容データを出力す
べき内容データとして選択して出力する。
【0024】これにより、内容データが共通するものを
1つにまとめ、記憶手段内の記憶領域を有効利用できる
とともに、内容データの分類及び管理が容易になる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係るファイル管理装置をネッ
トワークに接続して用いる場合の一実施例について図面
を参照して説明する。
【0026】図1は、ネットワークの全体構成及び本発
明に係わるファイル管理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0027】図1に示すように、このネットワークにお
いては、ローカルエリアネットワーク(LAN)3に、
ファイル管理装置1及びクライアントであるワークステ
ーション等の端末装置2a〜2cが接続される構成とし
ている。
【0028】この際、端末装置2aではJISコードに
よるテキストデータ及び10Mバイトのイメージデータ
が、端末装置2bではEBCDICコードによるテキス
トデータ及び10Mバイトのイメージデータが、端末装
置2cではASCIIコードによるテキストデータ及び
10Mバイトのイメージデータが使用可能であるものと
する。
【0029】また、ファイル管理装置1は、要求受付部
1aと、ファイル属性処理部1bと、コンテント処理部
1cと、ファイル属性記憶部1dと、コンテント記憶部
1eと、コンテント変換部1fと、管理テーブル1gと
から構成される。
【0030】要求受付部1aは、端末装置2a〜2cか
らファイル属性又はコンテントのアクセス要求を受け
て、ファイル属性処理部1b又はコンテント処理部1c
のいずれに処理要求を行うかを判断して該当処理部にア
クセス要求を転送するとともに、ファイル属性処理部1
bからのファイル属性又はコンテント処理部1cからの
コンテントを受けると、該情報をアクセス要求元の端末
装置に送出するものである。
【0031】ファイル属性処理部1bは、端末装置2a
〜2cのいずれかからファイル属性のアクセス要求を受
けた際に、ファイル属性記憶部1dから該ファイル属性
を取り出して、要求処理部1aに出力するものである。
【0032】コンテント処理部1cは、論理ファイルの
うちコンテントに関する格納、検索及び取り出し処理を
行うものであり、端末装置2a〜2cのいずれかからコ
ンテントのアクセス要求を受けた際には、管理テーブル
1gを参照して要求端末のデータ形式を確認し、該要求
端末が使用するデータ形式がコンテント記憶部1eに記
憶するデータ形式と一致する場合にはそのままの形式
で、コンテント記憶部1eに記憶するデータ形式と異な
る場合には、コンテント変換部1fを用いてコンテント
の変換変換を行ったのち、要求受付部1aにコンテント
を出力する。
【0033】ファイル属性記憶部1dは、論理ファイル
のファイル属性を記憶する記憶媒体又は記憶領域であ
り、ファイル属性処理部1bにより記憶、検索及び取り
出しがなされる。
【0034】コンテント記憶部1eは、論理ファイルの
コンテントを記憶する記憶媒体又は記憶領域であり、こ
のコンテント記憶部1eには各コンテントがそれぞれフ
ァイルとして記憶されている。
【0035】この際、本実施例では、コンテント記憶部
1eには、端末装置2a〜2cのいずれかから受信した
コンテントをそのまま記憶するため、コンテント記憶部
1eには、各種のデータ形式を持つコンテントが混在す
ることになる。
【0036】なお、端末装置2a〜2cのいずれかから
受信したコンテントを、所定のデータ形式に統一してコ
ンテント記憶部1eに記憶することもできる。
【0037】コンテント変換部1fは、アクセス要求を
行う端末装置のデータ形式と、アクセスされるコンテン
トのデータ形式が異なる場合に、該コンテントをアクセ
ス要求を行う端末装置のデータ形式に形式変換するもの
である。
【0038】管理テーブル1gは、各端末装置に対応す
るデータ形式を記憶するテーブルであり、図2に示すよ
うに、各端末装置毎に使用コード2a及びイメージサイ
ズ2bのデータ形式が設定される。
【0039】すなわち、本実施例においては、端末装置
2aの使用コードとしてJISコードを用いるととも
に、10Mバイトのイメージデータを取り扱うこととし
ているため、端末装置2aのデータ形式として、JIS
及び10Mが設定されている。
【0040】同様に、端末装置2bのデータ形式として
はEBCDIC及び10Mが、端末装置2cのデータ形
式としてはASCII及び5Mがそれぞれ設定されてい
る。
【0041】なお、本実施例においては、各コンテント
のデータ形式がファイル属性としてファイル属性記憶部
1dに記憶されているものとし、管理テーブル1gにお
いては管理されないものとする。ただし、コンテントを
コンテント記憶部1eに記憶する時点で所定のコードに
統一しておき、各コンテントのデータ形式を保持しない
よう構成することもできる。
【0042】次に、上記構成を持つファイル管理装置1
を用いた場合におけるコンテントのアクセス処理手順に
ついて説明する。
【0043】図3は、コンテントのアクセス処理手順を
示すフローチャートである。
【0044】端末装置2a〜2cのいずれかからLAN
3を介してコンテントのアクセス要求を受けた場合に
は、要求受付部1aはコンテント処理部1cに対して該
コンテントのアクセス要求を出力する。
【0045】そして、このアクセス要求を受けたコンテ
ント処理部1cにおいては、まずコンテントのデータ形
式を調べる(S301)。この際、コンテントのデータ
形式は、ファイル属性として記憶しているため、ファイ
ル属性処理部1bを介して該コンテントのデータ形式を
調べることになる。
【0046】次に、管理テーブル1gをサーチすること
により、アクセス要求を行う端末装置のデータ形式を調
べる(S302)。
【0047】そして、コンテントのデータ形式が、アク
セス要求を行う端末装置のデータ形式と一致するか否か
を確認し(S303)、一致する場合にはコンテントの
データ形式を変更することなく出力して(S305)処
理を終了する。
【0048】一方、データ形式が一致しない場合には、
コンテント変換部1fを用いてコンテントのデータ形式
を、アクセス要求を行う端末装置のデータ形式に変換し
(S304)、該端末装置が処理しうる形式にしたのち
コンテントを出力し(S305)処理を終了する。
【0049】上記処理を行うことにより、コンテントの
データ形式をアクセス要求を行う端末装置のデータ形式
に形式変換することができるため、端末装置において何
等の形式変換処理を行うことなくコンテントを使用する
ことができる。
【0050】なお、上記実施例においては、データ形式
を変換したコンテントを格納せず破棄するよう構成して
いたため、再度のアクセス要求が行われた場合には、再
度コンテントの変換処理を行う必要が生じる。
【0051】そこで、次に、アクセス要求に応じてデー
タ形式の変換を行ったコンテントをコンテント記憶部に
追加登録する第2の実施例について説明する。
【0052】図4は、データ形式変換を行ったコンテン
トをコンテント記憶部に追加登録するファイル管理装置
の構成を示すブロック図である。
【0053】図4に示すように、このファイル管理装置
4は、図1に示すファイル管理装置のコンテント変換部
1fに代えてコンテント変換登録部4fを用いるととも
に、コンテントデータ形式記憶部4hを付加した構成を
とる。
【0054】なお、要求受付部1a、ファイル属性処理
部1b、コンテント処理部1c、ファイル属性記憶部1
d、コンテント記憶部1e及び管理テーブル1gについ
ては、図1に示すものを用いている。
【0055】コンテント変換登録部4fは、コンテント
のデータ形式をアクセス要求を行う端末装置のデータ形
式に変換するだけでなく、該変換したデータ形式を持つ
コンテントをコンテント記憶部1eに追加登録する。
【0056】コンテントデータ形式記憶部4hは、コン
テント毎にデータ形式を記憶する記憶媒体又は記憶領域
である。図1に示す第1の実施例においては、このコン
テントのデータ形式をファイル属性としてファイル属性
記憶部1dに記憶してわけであるが、第2の実施例にお
いては、かかるコンテントのデータ形式を記憶するコン
テントデータ形式記憶部4hを設けることとした。
【0057】このコンテントデータ形式記憶部4hを設
けることにより、コンテントのアクセス処理を行う際に
ファイル属性のサーチを行う必要がなくなるため、コン
テントをファイル属性とは独立に取り扱うことが可能と
なる。
【0058】次に、上記構成を持つファイル管理装置4
を用いた場合におけるコンテントのアクセス処理手順に
ついて説明する。
【0059】図5は、第2の実施例におけるコンテント
のアクセス処理手順を示すフローチャートである。
【0060】アクセス要求を受けたコンテント処理部1
cにおいては、アクセス要求を行う端末装置のデータ形
式を管理テーブルをサーチすることにより調べる(S5
01)。
【0061】次に、アクセス要求されたコンテントのデ
ータ形式を、コンテントデータ形式記憶部4hをサーチ
することにより調べる(S502)。この際、本実施例
においては、データ形式の変換を行ったコンテントを登
録するよう構成しているため、同一のコンテントであり
ながらデータ形式の異なるものが複数存在することにな
る。したがって、コンテントのデータ形式を調べる際に
は、保持する全てのデータ形式を列挙する必要がある。
【0062】そして、アクセス要求を行う端末装置のデ
ータ形式と一致するコンテントが存在するか否かを確認
し(S503)、一致するものが存在する場合には該端
末装置のデータ形式を有するコンテントを出力して(S
506)処理を終了する。
【0063】一方、データ形式の一致するものが存在し
ない場合には、コンテント変換・登録部1fを用いてコ
ンテントのデータ形式をアクセス要求を行う端末装置の
データ形式に変換し(S504)、該変更したコンテン
トを追加登録した(S505)のち該コンテントを出力
し(S506)処理を終了する。
【0064】この際、S505において行うコンテント
の追加登録においては、データ形式を変換したコンテン
トをコンテント記憶部1eに格納するとともに、コンテ
ントデータ形式記憶部4hに対して該コンテントに対応
する新たなデータ形式を登録する。
【0065】上記処理を行うことにより、コンテントの
データ形式をアクセス要求を行う端末装置のデータ形式
に形式変換して出力するとともに、該形式変換したコン
テントを登録するため、一旦形式変換を行ったコンテン
トについては再度の形式変換を行うことなく迅速に出力
することができる。
【0066】なお、上記第2の実施例においては、コン
テントのアクセス要求が行われた際に、コンテント変換
登録部4fを用いてコンテントのデータ形式の変換及び
登録を行うよう構成したため、アクセス要求からコンテ
ントの出力までに時間を要する場合が考えられる。
【0067】このため、コンテント変換部4fによるコ
ンテントのデータ変換及び登録処理をアクセス要求時に
行うのではなく、早朝深夜等の負荷が少ない空き時間を
用いて行うこともできる。
【0068】次に、コンテントの削除機能を付加した第
3の実施例について説明する。
【0069】図5は、コンテント記憶部に追加登録した
コンテントを削除機能を有するファイル管理装置の構成
を示すブロック図である。
【0070】図6に示すように、このファイル管理装置
6は、図4に示すファイル管理装置4にコンテント削除
部6iを付加した構成をとる。
【0071】なお、要求受付部1a、ファイル属性処理
部1b、コンテント処理部1c、ファイル属性記憶部1
d、コンテント記憶部1e、管理テーブル1g、コンテ
ント変換登録部4f及びコンテントデータ形式記憶部4
hについては、図4に示すものを用いている。
【0072】コンテント削除部6iは、コンテント変換
登録部4fにおいて登録したコンテントのうち、所定の
削除条件を満たすコンテントを自動的に削除するもので
ある。
【0073】この削除条件は、予め利用者により設定さ
れるものであり、例えばアクセス頻度の低いコンテント
等の条件が削除条件として設定される。
【0074】このコンテント削除部6iを設けることに
より、不要のコンテントを削除してコンテント記憶部1
eの記憶領域を効率的に用いることができる。さらに、
コンテントのアクセス処理を受けた際に、照会するコン
テントを減じることができるため、応答時間の迅速化を
図ることが可能となる。
【0075】次に、上記構成を持つファイル管理装置6
を用いた場合におけるコンテントのアクセス処理手順に
ついて説明する。
【0076】図7は、第3の実施例におけるコンテント
の削除処理手順を示すフローチャートである。
【0077】図7に示すように、コンテント削除部6i
は予め設定された所定の削除条件を満たすコンテントが
存在するか否かを調べ(S701)、削除条件を満たす
コンテントが存在する場合には該コンテントを削除する
(S702)。
【0078】この際に、本実施例においては、コンテン
ト削除部6iが削除条件を監視するよう構成すること
で、該当するコンテントを自動的に削除することとした
が、ファイル管理装置6の管理者の指示入力により上記
動作を行うこともできる。
【0079】上述してきたように、第1の実施例におい
ては、端末装置2a〜2cからコンテントのアクセス要
求が行われた際に、必要に応じてアクセス要求の行う端
末装置のデータ形式にコンテントを変換して出力するよ
う構成したので、端末装置のデータ形式と格納されたコ
ンテントのデータ形式とが異なる場合でも、該端末装置
において何等のデータ形式変換処理を行うことなく、該
コンテントを使用することができる。
【0080】また、第2の実施例においては、データ形
式を変換したコンテントをコンテント記憶部に格納する
よう構成したので、一旦形式変換を行ったコンテントに
ついては再度の形式変換を行うことなく迅速に出力する
ことができる。
【0081】また、第3の実施例においては、データ形
式を変換したコンテントが所定の削除条件を満たす場合
には、該コンテントを削除するように構成したので、不
要のコンテントを削除してコンテント記憶部1eの記憶
領域を効率的に用いることができる。
【0082】なお、本実施例では、ネットワークにファ
イル管理装置を接続し、データ形式としてコードの種類
及びイメージサイズが異なる場合を示したが、本発明は
これに限定されるものではなく、各端末が直接ファイル
管理装置に接続される場合や各種のデータ形式について
も適用可能である。
【0083】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、クライアントであるワークステーション等の
端末装置から内容データのアクセス要求が行われた際
に、第2の記憶手段を参照して第1の記憶手段から取り
だした内容データを前記端末装置のデータ形式に変換し
て出力するように構成したので、端末装置からファイル
のアクセス要求があった場合に、該ファイルを前記端末
装置のデータ形式で出力することが可能となる。
【0084】また、第2の発明によれば、データ形式変
換手段により変換した内容データを第1の記憶手段に記
憶しておき、端末装置の有するデータ形式に対応する内
容データが第1の記憶手段にない場合にのみデータ形式
を変換するよう構成したので、一旦形式変換を行った内
容データについては再度の形式変換を行うことなく迅速
に出力することが可能となる。
【0085】さらに、第3の発明によれば、第1の記憶
手段に記憶した内容データのうち、所定の条件を満たす
ものを削除するよう構成したので、第1の記憶手段の記
憶領域を効率的に用いることが可能となる。
【0086】また、第4の発明によれば、通信手段を介
して複数のクライアントが接続される場合に、内容が同
一でデータの形式が異なる複数の内容データを1つのフ
ァイルとして属性データと対応させて記憶しておき、フ
ァイルの内容データをクライアントに出力する際、出力
先のクライアントに適合するデータ形式の内容データを
出力すべき内容データとして選択して出力するよう構成
したので、記憶手段内の記憶領域を有効利用できるとと
もに、内容データの分類及び管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るファイル管理装置の第1の実施
例の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示す管理テーブルの構成を示す図表。
【図3】 図1に示すファイル管理装置のアクセス処理
手順を示すフローチャート。
【図4】 本発明に係るファイル管理装置の第2の実施
例の構成を示すブロック図。
【図5】 図4に示すファイル管理装置のアクセス処理
手順を示すフローチャート。
【図6】 本発明に係るファイル管理装置の第3の実施
例の構成を示すブロック図。
【図7】 図6に示すファイル管理装置の消去手順を示
すフローチャート。
【図8】 従来のファイル管理技術を示す図。
【符号の説明】
1 ファイル管理装置、 1a 要求受付部、1b フ
ァイル属性処理部、 1c コンテント処理部、1d
ファイル属性記憶部、 1e コンテント記憶部、1f
コンテント変換部、 1g 管理テーブル、2a〜2
c 端末装置、 3 LAN

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なるデータ形式で処理を行う複数のクラ
    イアントから入力された内容データ及び属性データから
    なるファイルを記憶するとともに、前記クライアントか
    らの出力要求に応答して、前記ファイルを前記要求元の
    クライアントに出力するファイル管理装置において、 前記ファイルの内容データを記憶する第1の記憶手段
    と、 前記複数のクライアントに対応させて、該クライアント
    が用いるデータ形式を記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶したデータ形式に基づいて、
    前記第1の記憶手段に記憶した内容データを、出力要求
    を行うクライアントのデータ形式に変換するデータ形式
    変換手段とを具備したことを特徴とするファイル管理装
    置。
  2. 【請求項2】前記データ形式変換手段により変換した内
    容データを前記第1の記憶手段に記憶し、 前記クライアントのデータ形式を有する内容データが前
    記第1の記憶手段にない場合にのみ、前記データ形式変
    換手段を用いてデータ形式の変換を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のファイル管理装置。
  3. 【請求項3】前記第1の記憶手段に記憶した内容データ
    のうち、所定の条件を満たすものを削除する削除手段を
    具備したことを特徴とする請求項2記載のファイル管理
    装置。
  4. 【請求項4】内容データおよび属性データからなるファ
    イルを記憶するとともに、通信手段を介して複数のクラ
    イアントと接続し、前記クライアントの要求に応じて前
    記ファイルの入力および出力を行うファイル管理装置に
    おいて、 内容が同一でデータの形式が異なる複数の前記内容デー
    タを1つのファイルとして前記属性データと対応させて
    記憶する記憶手段と、 前記ファイルの内容データをクライアントに出力する
    際、前記複数の内容データのうち前記出力先のクライア
    ントに適合するデータ形式の内容データを出力すべき内
    容データとして選択する内容データ選択手段とを具備し
    たことを特徴とするファイル管理装置。
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