JPH07121126A - 看板立体文字用等の積層体 - Google Patents

看板立体文字用等の積層体

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JPH07121126A
JPH07121126A JP26877293A JP26877293A JPH07121126A JP H07121126 A JPH07121126 A JP H07121126A JP 26877293 A JP26877293 A JP 26877293A JP 26877293 A JP26877293 A JP 26877293A JP H07121126 A JPH07121126 A JP H07121126A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 セルサイズが0.5mm〜5.0mmの光透
過性合成樹脂発泡体をもって構成される基材(1)の一
面に、表面化粧材(3)が積層されてなる積層体。 【効果】 基材(1)の光線透過率が高くなるので、こ
の積層体(P)で形成された立体文字(P1)を用いて
内部照明式看板を作製した場合、内部光源(4)から発
せられる光(H)は、看板面板(5)を透過してから基
材(1)の内部を拡散しながら透過して、立体文字(P
1)の輪郭部における切削面から外部に放射されるの
で、立体文字(P1)の輪郭面が発光して夜間において
も良好な立体感が得られる。また、本発明の積層体
(P)は切削加工するだけで、簡単に立体文字(P1)
を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば看板の立体文
字用の材料として好適に使用できる積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】看板の文字や図柄部分等を構成する看板
文字の材料(サイン・ディスプレイ材料)は多数開発さ
れているが、その中でも、文字に立体性を付与するため
に、合成樹脂発泡体からなる厚板状基材の一面に、着色
合成樹脂板等からなる表面化粧材が積層された文字材料
が周知である。
【0003】この文字材料は、文字や図面等の所定の形
状に切り抜かれた後、看板面に取り付けられることによ
って看板等のサイン・ディスプレイ装置が形成されるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の立体文字材料においては、その基材が、発泡核材等
の無機充填剤が配合された樹脂組成物を加熱成形して得
られた発泡体によって構成されているため、発泡体のセ
ルサイズが小さく光線透過率が非常に低いものであっ
た。このため、この材料を用いて、看板内部に光源を有
する内部照明式看板を作製した場合、夜間においては、
光源から発せられる光は基材を透過せず、文字周辺が暗
くなって、立体感はおろか表示機能さえ損なわれてしま
うことがあった。
【0005】したがって、上記の立体文字材料は、外部
照明式看板、すなわち外部に配置された光源によって看
板文字を照らすようにしたものに適用されるのが通例で
ある。しかしながら、外部照明式看板では、立体文字の
周辺全域が明るくなってしまい、良好な立体感が得られ
ないという問題があった。
【0006】一方、光拡散性合成樹脂の熱成形品に表面
化粧板を貼着した立体文字を用いて作製された内部照明
式看板では、光源からの光が樹脂成形品内を拡散しなが
ら透過して立体文字の輪郭部から外部に放射されるの
で、その輪郭部が発光して夜間においても良好な立体感
を得ることができる。しかしながら、この方式において
立体文字を形成する場合、光拡散性合成樹脂を文字形状
に対応させて3次元的に熱成形する必要があり、その成
形作業が繁雑で、製造コストも増大するという問題があ
った。
【0007】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、基材部分に光透過性を付与することにより、例えば
内部照明式看板の立体文字として使用した場合、夜間に
おいてもその文字に良好な立体感が得られるとともに、
立体文字を簡単にしかも低コストで形成できるようにな
る積層体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、例えば看板
の立体文字用材料として好適に使用できる積層体を対象
としている。
【0009】すなわち、本発明は、板状基材の一面に、
不透明もしくは半透明の表面化粧材が設けられた積層体
であって、前記基材は、セルサイズが0.5mm〜5.
0mmの光透過性合成樹脂発泡体をもって構成されてな
ることを要旨とするものである。
【0010】本発明においては、前記基材としての合成
樹脂発泡体を、エチレンビニルアルコール、またはエチ
レンとメチルメタクリレートとの共重合体により構成す
るのが好ましい。
【0011】また、前記基材として、厚さが5.0mm
〜70.0mmのものを使用するのが良い。
【0012】なお、本発明において、「文字」とは、漢
字、かな文字はもちろんのこと、数字、アルファベット
等、さらに各種の図形、記号、模様等、看板等に表記さ
れるすべてのパターンが含まれるものである。
【0013】
【作用】この発明の積層体においては、基材として、セ
ルサイズが0.5mm〜5.0mmの光透過性合成樹脂
発泡体を使用しているため、基材の光線透過率が高くな
る。
【0014】このため、この積層体を立体文字用材料と
して内部照明式看板を作製した場合、内部光源から発せ
られる光は、基材の内部を拡散しながら透過して立体文
字の輪郭部における基材端面から外部に放射されること
となる。
【0015】また、本発明の積層体は切削加工するだけ
で、立体文字を形成することができる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例である積層体
(P)を示す斜視図である。同図に示すように、この積
層体(P)は、板状基材(1)の上面に、接着剤(2)
を介して表面化粧材(3)が積層されたものであり、こ
の積層体(P)を、図2および図3に示すように、所定
の文字、図形、記号、模様等の形状、本実施例において
はアルファベット文字「A」の形状に切削加工し、その
立体文字(P1)を、光源(4)が内蔵される看板面板
(5)上に、接着剤や、ねじ等の固着具を用いて取り付
けることにより、内部照明式看板が形成されることとな
る。
【0017】積層体(P)における基材(1)として
は、セルサイズが0.5mm以上で5.0mm以下の光
透過性合成樹脂発泡体からなるものを使用する必要があ
り、好ましくはセルサイズが1.0mm以上で3.0m
m以下のものを使用するのが良い。セルサイズが0.5
mmに満たない発泡体は光線透過率が低く、内部照明式
看板を作製した場合において、光源(4)から発せられ
る光が基材(1)を透過せず、文字周辺部が暗くなっ
て、良好な立体感を得ることができなくなってしまう。
また、セルサイズが5.0mmを越えると、立体文字
(P1)の切削面が粗悪になって、美観上好ましくな
い。
【0018】本実施例において上記発泡体は、ビニルア
ルコール含有量10%〜35%のエチレンビニルアルコ
ール樹脂に、架橋剤、発泡剤、滑剤、顔料等が添加され
た配合物を、プレス方式や押出方式等を用いて、発泡成
形する公知の方法で形成される。この場合、添加剤とし
て、炭酸カルシウム等の発泡核剤を僅かでも添加してし
まうと、セルサイズが小さくなって、光透過性が失われ
るので、発泡核剤の添加は好ましくない。
【0019】また、本実施例において、基材(1)とし
て、エチレンビニルアルコール樹脂からなる発泡体を使
用しているのは、この樹脂発泡体は、光線透過率が高
く、看板作製時に文字に良好な立体感が得られるととも
に、柔軟性および弾性に優れ、所定の形状に切削加工す
る際に良好な作業性が得られるからである。なお、これ
と同様な性質を有する発泡体として、エチレンとメチル
メタクリレートとの共重合体からなるものがあり、この
発泡体も本発明の基材(1)として好適に使用すること
ができる。
【0020】もっとも、本発明においては、基板(1)
をなす発泡体の材料は、特に限定されるものではなく、
上記以外のものでも使用することができる。ただし、発
泡体の材料として使用される樹脂自体の光線透過率が低
いと、発泡体の透過率も低くなるので、そのような樹脂
の使用は好ましくない。さらに、柔軟性および弾性に劣
る発泡体は、良好な切削加工性が得られないため、その
ような発泡体が形成されるような樹脂の使用も好ましく
はない。例えば、ポリメチルメタアクリレート樹脂、ポ
リスチレン樹脂等は発泡倍率が大きくなるにしたがっ
て、強度が低下するので、良好な切削加工性が得られな
くなり、好ましくない。
【0021】基材(1)は厚さが5.0mm以上で7
0.0mm以下のもの、好ましくは10.0mm以上で
50.0mm以下のもの、より好ましくは20.0mm
以上で40.0mm以下のものを使用するのが良い。基
材(1)の厚さが5.0mmに満たないものでは、光透
過性は向上するものの、基材自体の厚みが小さくなって
立体性が乏しくなり、好ましくない。また、厚さが70
mmを越えると、光透過性が劣化して、看板作製時に良
好な立体感が得られなくなり、好ましくない。
【0022】ここで、立体文字(P1)の大きさと厚さ
との関係について説明する。一般に、立体文字(P1)
は、図2に示すように厚さを「T」mm、高さ(大き
さ)を「L」mmとしたとき、Tが(1/10)Lにほ
ぼ等しくなると、両者間に良好なバランスが得られて、
意匠上好ましい表示を行うことができる。したがって、
これらの関係を考慮した上で、基材(1)の厚さを決定
することにより、美観上好ましい立体文字(P1)を形
成することができる。
【0023】表面化粧材(3)は、不透明もしくは半透
明のものであればどのようなものでも使用することがで
き、例えば熱可塑性および熱硬化性の合成樹脂製のも
の、紙製のもの、木材製のもの、金属製のものをそれぞ
れ使用することができる。また、表面化粧材(3)は、
意匠上の観点から着色されたものを使用するのが良い。
【0024】表面化粧材(3)は厚さが0.5mm以上
で5.0mm以下のものを使用するのが良く、その中で
も特に1.0mm以上のものを使用するのが良い。厚さ
が0.5mmに満たないと、良好な強度が得られず、基
材(1)に張り合わせる際に良好な作業性が得られない
ばかりか、切削加工時に割れや欠けが発生したり、さら
に切削面が粗悪になって、美観上好ましくない。また、
厚さが5.0mmを越えると、表面化粧材(3)と基材
(1)との厚さバランスが乱れて、意匠上の問題が発生
するほか、重量が増加して、長期に亘り安定させて基板
(1)に接着させることが困難となり、耐久性の面で好
ましくない。
【0025】基材(1)上に表面化粧材(3)を積層す
るための接着剤(2)としては、基材(1)と表面化粧
材(3)とを長期に亘り安定させて接着させることがで
きるものであれば、どのような接着剤でも使用でき、例
えばゴム系、熱可塑性、熱硬化性の接着剤を使用するこ
とができる。中でも、立体文字(P1)の切削面の意匠
性を考慮すると、接着剤自体が透明である熱可塑性ウレ
タン接着剤を使用するのが良い。
【0026】本実施例の積層体(P)は、プレス方式等
を用いて、基材(1)の上面に接着剤(2)を介して表
面化粧材(3)を圧着して積層することにより製造され
るものである。
【0027】こうして得られた積層体(P)を、糸鋸等
により所定の文字形状に切削加工する。そして、この立
体文字(P1)を、光源(4)が内蔵される看板面板
(5)に取り付けることにより、内部照明式看板が形成
される。
【0028】立体文字(P1)の看板面板(5)への取
付手段は、一般的には接着剤が用いられるが、それだけ
に限られず、例えばビスを用いる方式や、ボルトおよび
ナットを用いる方式等、様々な手段を用いることが可能
である。なお、立体文字(P1)の看板面板(5)への
取付を確実に行えるように、積層体(P)の製造時に積
層体下面側に固定板を取り付けておいて、その固定板を
介して立体文字(P1)の取付を図るようにしてもよ
い。
【0029】この構成の内部照明式看板においては、立
体文字(P1)を構成する積層体(P)の基材(1)と
して、セルサイズが0.5mm〜5.0mmの合成樹脂
発泡体を使用しているため、基材(1)の光線透過率が
高くなる。このため、光源(4)から発せられる光
(H)は、看板面板(5)を透過してから基材(1)の
内部を拡散しながら透過して、立体文字(P1)の輪郭
部における切削面から外部に放射されるので、立体文字
(P1)の輪郭面が発光して夜間においても良好な立体
感が得られるものである。
【0030】また、積層体(P)を切削するだけで、立
体文字(P1)を形成できるので、例えば文字形状に対
応させて光拡散性合成樹脂を熱成形したり、板金を加工
したりする場合と比較すると、立体文字の形成を簡単に
しかも低コストで行える。
【0031】なお、本発明においては、図4に示すよう
に、上記と同様な構成を有する積層体(P)からなる立
体文字(P1)の内部に、空間部(6)を形成してこの
空間部(6)に光源(4)を配置することにより、看板
を形成するようにしてもよい。
【0032】この構成においても、光源(4)から発せ
らされる光(H)は、立体文字(P1)の基材部分を透
過して外部に放射されるので、立体文字(P1)の輪郭
面が発光して夜間においても良好な立体感を得ることが
できる。
【0033】ところで、上記の説明では、本発明の積層
体を看板立体文字用の材料として使用する場合を例に挙
げて説明しているが、本発明の積層体の使用態様はそれ
だけに限定されるものではない。
【0034】以下、本発明に関連した実施例、およびそ
の効果を導出するための比較例について説明する。
【0035】<実験例1>
【表1】 上表1に示すように、100重量部のエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)(商品名「エバテートH201
1」、住友化学株式会社製)に、架橋剤(商品名「パー
カドックス14/40」、化薬アクゾ株式会社製)を
0.7重量部、発泡剤(商品名「セルマイクCAP−1
24」、三協化成株式会社製)を3.0重量部、カルシ
ウムステアレートを1.0重量部添加した配合物を、8
インチロールを用い、100℃の温度で均一に混合した
後、加熱プレスによって160℃の温度で20分間成形
し、基材としての20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0036】<実験例2>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を4.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部添加
した配合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる
20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0037】<実験例3>同表に示すように、100重
量部のエチレン・メチルメタアクリレート共重合体(E
MMA)(商品名「アクリフトWH202」、住友化学
株式会社製)に、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を3.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部添加
した配合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる
20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0038】<比較例1>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を0.
2重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部、炭
酸カルシウム(発泡核剤)を10.0重量部添加した配
合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる20m
m厚の板状発泡体を形成した。
【0039】<比較例2>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を3.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部、炭
酸カルシウムを5.0重量部添加した配合物を、上記と
同じ条件で成形して、基材となる20mm厚の板状発泡
体を形成した。
【0040】<比較例3>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.5重量部、発泡剤を6.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部添加
した配合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる
20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0041】<評価>
【表2】 上表2に示すように、上記の実験例1ないし3および比
較例1ないし3のそれぞれの基材(発泡体)に対し、セ
ルサイズと、5.0mmおよび20.0mmでの全光線
透過率(%)とをそれぞれ測定した。なお、透過率の測
定は、ヘーズメーター(スガ試験機株式会社製)を用い
て行った。
【0042】また、上記の各基材の一面に、表面化粧材
として厚さ2.0mmの赤色不透明のポリ塩化ビニル樹
脂板を、ウレタン接着剤を用いて、常温で10分間プレ
ス成形を行い、それぞれ積層体を作製した。つづいて、
各積層体を、糸鋸を用いてアルファベット文字「A」の
形状にそれぞれ切り抜いて立体文字を形成し、その形成
時における切削作業性と、切削面の外観とをそれぞれ評
価した。
【0043】さらに、各立体文字を用いて、30ワット
の蛍光灯が内蔵された内部照明式看板をそれぞれ作製し
た。そして、各看板において立体文字の夜間における立
体感をそれぞれ評価した。
【0044】同表から理解できるように、本発明に関連
した実験例1ないし3においては、立体感、切削作業性
および切削面の外観がいずれも良好なものであった。こ
れに対し、比較例1、2においては、立体感が乏しく、
さらに比較例3においては、切削面の外観が不良で、美
観上好ましいものではなかった。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の積層体は、基
材として、セルサイズが0.5mm〜5.0mmの光透
過性合成樹脂発泡体を使用しているため、基材の光線透
過率が高くなる。このため、この積層体で形成された立
体文字を用いて内部照明式看板を作製した場合、内部光
源から発せられる光は、基材内部を拡散しながら透過し
て立体文字の輪郭部における基材端面から外部に放射さ
れるので、立体文字の輪郭面が発光して夜間においても
良好な立体感が得られる。また、本発明の積層体を切削
加工するだけで、立体文字を形成できるので、例えば文
字形状に対応させて光拡散性合成樹脂を熱成形したり、
板金を加工したりする場合と比較すると、立体文字の形
成を簡単にしかも低コストで行えるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である積層体を示す斜視図
である。
【図2】実施例の積層体を用いて作製された内部照明式
看板を示す斜視図である。
【図3】上記内部照明式看板の断面図である。
【図4】この発明に関連した積層体を用いて作製された
変形例の看板を示す断面図である。
【符号の説明】
1…基材 3…表面化粧材 P…積層体 P1…立体文字
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 看板立体文字用等の積層体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば看板の立体文
字用の材料として好適に使用できる積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】看板の文字や図柄部分等を構成する看板
文字の材料(サイン・ディスプレイ材料)は多数開発さ
れているが、その中でも、文字に立体性を付与するため
に、合成樹脂発泡体からなる厚板状基材の一面に、着色
合成樹脂板等からなる表面化粧材が積層された文字材料
が周知である。
【0003】この文字材料は、文字や図面等の所定の形
状に切り抜かれた後、看板面に取り付けられることによ
って看板等のサイン・ディスプレイ装置が形成されるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の立体文字材料においては、その基材が、発泡核材等
の無機充填剤が配合された樹脂組成物を加熱成形して得
られた発泡体によって構成されているため、発泡体のセ
ルサイズが小さく光線透過率が非常に低いものであっ
た。このため、この材料を用いて、看板内部に光源を有
する内部照明式看板を作製した場合、夜間においては、
光源から発せられる光は基材を透過せず、文字周辺が暗
くなって、立体感はおろか表示機能さえ損なわれてしま
うことがあった。
【0005】したがって、上記の立体文字材料は、外部
照明式看板、すなわち外部に配置された光源によって看
板文字を照らすようにしたものに適用されるのが通例で
ある。しかしながら、外部照明式看板では、立体文字の
周辺全域が明るくなってしまい、良好な立体感が得られ
ないという問題があった。
【0006】一方、光拡散性合成樹脂の熱成形品に表面
化粧板を貼着した立体文字を用いて作製された内部照明
式看板では、光源からの光が樹脂成形品内を拡散しなが
ら透過して立体文字の輪郭部から外部に放射されるの
で、その輪郭部が発光して夜間においても良好な立体感
を得ることができる。しかしながら、この方式において
立体文字を形成する場合、光拡散性合成樹脂を文字形状
に対応させて3次元的に熱成形する必要があり、その成
形作業が繁雑で、製造コストも増大するという問題があ
った。
【0007】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、基材部分に光透過性を付与することにより、例えば
内部照明式看板の立体文字として使用した場合、夜間に
おいてもその文字に良好な立体感が得られるとともに、
立体文字を簡単にしかも低コストで形成できるようにな
る積層体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、例えば看板
の立体文字用材料として好適に使用できる積層体を対象
としている。
【0009】すなわち、本発明は、板状基材の一面に、
不透明もしくは半透明の表面化粧材が設けられた積層体
であって、前記基材は、セルサイズが0.5mm〜5.
0mmの光透過性合成樹脂発泡体をもって構成されてな
ることを要旨とするものである。
【0010】本発明においては、前記基材としての合成
樹脂発泡体を、エチレン・酢酸ビニル共重合体(エチレ
ンビニルアセテート)、またはエチレンとメチルメタク
リレートとの共重合体により構成するのが好ましい。
【0011】また、前記基材として、厚さが5.0mm
〜70.0mmのものを使用するのが良い。
【0012】なお、本発明において、「文字」とは、漢
字、かな文字はもちろんのこと、数字、アルファベット
等、さらに各種の図形、記号、模様等、看板等に表記さ
れるすべてのパターンが含まれるものである。
【0013】
【作用】この発明の積層体においては、基材として、セ
ルサイズが0.5mm〜5.0mmの光透過性合成樹脂
発泡体を使用しているため、基材の光線透過率が高くな
る。
【0014】このため、この積層体を立体文字用材料と
して内部照明式看板を作製した場合、内部光源から発せ
られる光は、基材の内部を拡散しながら透過して立体文
字の輪郭部における基材端面から外部に放射されること
となる。
【0015】また、本発明の積層体は切削加工するだけ
で、立体文字を形成することができる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例である積層体
(P)を示す斜視図である。同図に示すように、この積
層体(P)は、板状基材(1)の上面に、接着剤(2)
を介して表面化粧材(3)が積層されたものであり、こ
の積層体(P)を、図2および図3に示すように、所定
の文字、図形、記号、模様等の形状、本実施例において
はアルファベット文字「A」の形状に切削加工し、その
立体文字(P1)を、光源(4)が内蔵される看板面板
(5)上に、接着剤や、ねじ等の固着具を用いて取り付
けることにより、内部照明式看板が形成されることとな
る。
【0017】積層体(P)における基材(1)として
は、セルサイズが0.5mm以上で5.0mm以下の光
透過性合成樹脂発泡体からなるものを使用する必要があ
り、好ましくはセルサイズが1.0mm以上で3.0m
m以下のものを使用するのが良い。セルサイズが0.5
mmに満たない発泡体は光線透過率が低く、内部照明式
看板を作製した場合において、光源(4)から発せられ
る光が基材(1)を透過せず、文字周辺部が暗くなっ
て、良好な立体感を得ることができなくなってしまう。
また、セルサイズが5.0mmを越えると、立体文字
(P1)の切削面が粗悪になって、美観上好ましくな
い。
【0018】本実施例において上記発泡体は、ビニルア
ルコール含有量10%〜35%のエチレン・酢酸ビニル
共重合体(EVA)に、架橋剤、発泡剤、滑剤、顔料等
が添加された配合物を、プレス方式や押出方式等を用い
て、発泡成形する公知の方法で形成される。この場合、
添加剤として、炭酸カルシウム等の発泡核剤を僅かでも
添加してしまうと、セルサイズが小さくなって、光透過
性が失われるので、発泡核剤の添加は好ましくない。
【0019】また、本実施例において、基材(1)とし
て、EVA樹脂からなる発泡体を使用しているのは、こ
の樹脂発泡体は、光線透過率が高く、看板作製時に文字
に良好な立体感が得られるとともに、柔軟性および弾性
に優れ、所定の形状に切削加工する際に良好な作業性が
得られるからである。なお、これと同様な性質を有する
発泡体として、エチレンとメチルメタクリレートとの共
重合体からなるものがあり、この発泡体も本発明の基材
(1)として好適に使用することができる。
【0020】もっとも、本発明においては、基板(1)
をなす発泡体の材料は、特に限定されるものではなく、
上記以外のものでも使用することができる。ただし、発
泡体の材料として使用される樹脂自体の光線透過率が低
いと、発泡体の透過率も低くなるので、そのような樹脂
の使用は好ましくない。さらに、柔軟性および弾性に劣
る発泡体は、良好な切削加工性が得られないため、その
ような発泡体が形成されるような樹脂の使用も好ましく
はない。例えば、ポリメチルメタアクリレート樹脂、ポ
リスチレン樹脂等は発泡倍率が大きくなるにしたがっ
て、強度が低下するので、良好な切削加工性が得られな
くなり、好ましくない。
【0021】基材(1)は厚さが5.0mm以上で7
0.0mm以下のもの、好ましくは10.0mm以上で
50.0mm以下のもの、より好ましくは20.0mm
以上で40.0mm以下のものを使用するのが良い。基
材(1)の厚さが5.0mmに満たないものでは、光透
過性は向上するものの、基材自体の厚みが小さくなって
立体性が乏しくなり、好ましくない。また、厚さが70
mmを越えると、光透過性が劣化して、看板作製時に良
好な立体感が得られなくなり、好ましくない。
【0022】ここで、立体文字(P1)の大きさと厚さ
との関係について説明する。一般に、立体文字(P1)
は、図2に示すように厚さを「T」mm、高さ(大き
さ)を「L」mmとしたとき、Tが(1/10)Lにほ
ぼ等しくなると、両者間に良好なバランスが得られて、
意匠上好ましい表示を行うことができる。したがって、
これらの関係を考慮した上で、基材(1)の厚さを決定
することにより、美観上好ましい立体文字(P1)を形
成することができる。
【0023】表面化粧材(3)は、不透明もしくは半透
明のものであればどのようなものでも使用することがで
き、例えば熱可塑性および熱硬化性の合成樹脂製のも
の、紙製のもの、木材製のもの、金属製のものをそれぞ
れ使用することができる。また、表面化粧材(3)は、
意匠上の観点から着色されたものを使用するのが良い。
【0024】表面化粧材(3)は厚さが0.5mm以上
で5.0mm以下のものを使用するのが良く、その中で
も特に1.0mm以上のものを使用するのが良い。厚さ
が0.5mmに満たないと、良好な強度が得られず、基
材(1)に張り合わせる際に良好な作業性が得られない
ばかりか、切削加工時に割れや欠けが発生したり、さら
に切削面が粗悪になって、美観上好ましくない。また、
厚さが5.0mmを越えると、表面化粧材(3)と基材
(1)との厚さバランスが乱れて、意匠上の問題が発生
するほか、重量が増加して、長期に亘り安定させて基板
(1)に接着させることが困難となり、耐久性の面で好
ましくない。
【0025】基材(1)上に表面化粧材(3)を積層す
るための接着剤(2)としては、基材(1)と表面化粧
材(3)とを長期に亘り安定させて接着させることがで
きるものであれば、どのような接着剤でも使用でき、例
えばゴム系、熱可塑性、熱硬化性の接着剤を使用するこ
とができる。中でも、立体文字(P1)の切削面の意匠
性を考慮すると、接着剤自体が透明である熱可塑性ウレ
タン接着剤を使用するのが良い。
【0026】本実施例の積層体(P)は、プレス方式等
を用いて、基材(1)の上面に接着剤(2)を介して表
面化粧材(3)を圧着して積層することにより製造され
るものである。
【0027】こうして得られた積層体(P)を、糸鋸等
により所定の文字形状に切削加工する。そして、この立
体文字(P1)を、光源(4)が内蔵される看板面板
(5)に取り付けることにより、内部照明式看板が形成
される。
【0028】立体文字(P1)の看板面板(5)への取
付手段は、一般的には接着剤が用いられるが、それだけ
に限られず、例えばビスを用いる方式や、ボルトおよび
ナットを用いる方式等、様々な手段を用いることが可能
である。なお、立体文字(P1)の看板面板(5)への
取付を確実に行えるように、積層体(P)の製造時に積
層体下面側に固定板を取り付けておいて、その固定板を
介して立体文字(P1)の取付を図るようにしてもよ
い。
【0029】この構成の内部照明式看板においては、立
体文字(P1)を構成する積層体(P)の基材(1)と
して、セルサイズが0.5mm〜5.0mmの合成樹脂
発泡体を使用しているため、基材(1)の光線透過率が
高くなる。このため、光源(4)から発せられる光
(H)は、看板面板(5)を透過してから基材(1)の
内部を拡散しながら透過して、立体文字(P1)の輪郭
部における切削面から外部に放射されるので、立体文字
(P1)の輪郭面が発光して夜間においても良好な立体
感が得られるものである。
【0030】また、積層体(P)を切削するだけで、立
体文字(P1)を形成できるので、例えば文字形状に対
応させて光拡散性合成樹脂を熱成形したり、板金を加工
したりする場合と比較すると、立体文字の形成を簡単に
しかも低コストで行える。
【0031】なお、本発明においては、図4に示すよう
に、上記と同様な構成を有する積層体(P)からなる立
体文字(P1)の内部に、空間部(6)を形成してこの
空間部(6)に光源(4)を配置することにより、看板
を形成するようにしてもよい。
【0032】この構成においても、光源(4)から発せ
らされる光(H)は、立体文字(P1)の基材部分を透
過して外部に放射されるので、立体文字(P1)の輪郭
面が発光して夜間においても良好な立体感を得ることが
できる。
【0033】ところで、上記の説明では、本発明の積層
体を看板立体文字用の材料として使用する場合を例に挙
げて説明しているが、本発明の積層体の使用態様はそれ
だけに限定されるものではない。
【0034】以下、本発明に関連した実施例、およびそ
の効果を導出するための比較例について説明する。
【0035】<実験例1>
【表1】 上表1に示すように、100重量部のエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)(商品名「エバテートH201
1」、住友化学株式会社製)に、架橋剤(商品名「パー
カドックス14/40」、化薬アクゾ株式会社製)を
0.7重量部、発泡剤(商品名「セルマイクCAP−1
24」、三協化成株式会社製)を3.0重量部、カルシ
ウムステアレートを1.0重量部添加した配合物を、8
インチロールを用い、100℃の温度で均一に混合した
後、加熱プレスによって160℃の温度で20分間成形
し、基材としての20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0036】<実験例2>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を4.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部添加
した配合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる
20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0037】<実験例3>同表に示すように、100重
量部のエチレン・メチルメタアクリレート共重合体(E
MMA)(商品名「アクリフトWH202」、住友化学
株式会社製)に、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を3.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部添加
した配合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる
20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0038】<比較例1>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を0.
2重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部、炭
酸カルシウム(発泡核剤)を10.0重量部添加した配
合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる20m
m厚の板状発泡体を形成した。
【0039】<比較例2>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.7重量部、発泡剤を3.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部、炭
酸カルシウムを5.0重量部添加した配合物を、上記と
同じ条件で成形して、基材となる20mm厚の板状発泡
体を形成した。
【0040】<比較例3>同表に示すように、100重
量部のEVAに、架橋剤を0.5重量部、発泡剤を6.
0重量部、カルシウムステアレートを1.0重量部添加
した配合物を、上記と同じ条件で成形して、基材となる
20mm厚の板状発泡体を形成した。
【0041】<評価>
【表2】 上表2に示すように、上記の実験例1ないし3および比
較例1ないし3のそれぞれの基材(発泡体)に対し、セ
ルサイズと、5.0mmおよび20.0mmでの全光線
透過率(%)とをそれぞれ測定した。なお、透過率の測
定は、ヘーズメーター(スガ試験機株式会社製)を用い
て行った。
【0042】また、上記の各基材の一面に、表面化粧材
として厚さ2.0mmの赤色不透明のポリ塩化ビニル樹
脂板を、ウレタン接着剤を用いて、常温で10分間プレ
ス成形を行い、それぞれ積層体を作製した。つづいて、
各積層体を、糸鋸を用いてアルファベット文字「A」の
形状にそれぞれ切り抜いて立体文字を形成し、その形成
時における切削作業性と、切削面の外観とをそれぞれ評
価した。
【0043】さらに、各立体文字を用いて、30ワット
の蛍光灯が内蔵された内部照明式看板をそれぞれ作製し
た。そして、各看板において立体文字の夜間における立
体感をそれぞれ評価した。
【0044】同表から理解できるように、本発明に関連
した実験例1ないし3においては、立体感、切削作業性
および切削面の外観がいずれも良好なものであった。こ
れに対し、比較例1、2においては、立体感が乏しく、
さらに比較例3においては、切削面の外観が不良で、美
観上好ましいものではなかった。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の積層体は、基
材として、セルサイズが0.5mm〜5.0mmの光透
過性合成樹脂発泡体を使用しているため、基材の光線透
過率が高くなる。このため、この積層体で形成された立
体文字を用いて内部照明式看板を作製した場合、内部光
源から発せられる光は、基材内部を拡散しながら透過し
て立体文字の輪郭部における基材端面から外部に放射さ
れるので、立体文字の輪郭面が発光して夜間においても
良好な立体感が得られる。また、本発明の積層体を切削
加工するだけで、立体文字を形成できるので、例えば文
字形状に対応させて光拡散性合成樹脂を熱成形したり、
板金を加工したりする場合と比較すると、立体文字の形
成を簡単にしかも低コストで行えるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である積層体を示す斜視図
である。
【図2】実施例の積層体を用いて作製された内部照明式
看板を示す斜視図である。
【図3】上記内部照明式看板の断面図である。
【図4】この発明に関連した積層体を用いて作製された
変形例の看板を示す断面図である。
【符号の説明】 1…基材 3…表面化粧材 P…積層体 P1…立体文字

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状基材の一面に、不透明もしくは半透
    明の表面化粧材が設けられた看板立体文字用等の積層体
    であって、 前記基材は、セルサイズが0.5mm〜5.0mmの光
    透過性合成樹脂発泡体をもって構成されてなることを特
    徴とする看板立体文字用等の積層体。
  2. 【請求項2】 前記基材としての合成樹脂発泡体が、エ
    チレンビニルアルコール、またはエチレンとメチルメタ
    クリレートとの共重合体により構成されてなる請求項1
    に記載の看板立体文字用等の積層体。
  3. 【請求項3】 前記基材は厚さが5.0mm〜70.0
    mmに設定されてなる請求項1または2に記載の看板立
    体文字用等の積層体。
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