JPH0712105U - バイプレイン機械走査式プローブ装置 - Google Patents

バイプレイン機械走査式プローブ装置

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JPH0712105U
JPH0712105U JP4079593U JP4079593U JPH0712105U JP H0712105 U JPH0712105 U JP H0712105U JP 4079593 U JP4079593 U JP 4079593U JP 4079593 U JP4079593 U JP 4079593U JP H0712105 U JPH0712105 U JP H0712105U
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JP
Japan
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swing
probe
vibrator
mechanical scanning
transducer
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Pending
Application number
JP4079593U
Other languages
English (en)
Inventor
剛 柿沢
Original Assignee
ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プローブの向きを変えずに、一つの断面とそ
れに直交する断面の2つの断層像を実質的に同時に得
る。 【構成】 第1振動子部11aおよび第2振動子部11
bを近接して配置し、それら振動子部11a,11bを
相互に直交する揺動面でそれぞれ第1揺動部12aおよ
び第2揺動部12bにより揺動する。このとき、プロー
ブインタフェース20により第1振動子部11aおよび
第2振動子部11bの揺動角を調整し、両者が揺動中に
相互に干渉しないようにする。 【効果】 何回もプローブの向きを変えて患者に不快感
を与えることを回避できる。診断効率が向上し、診察時
間を短縮できる。2つの断層像をリアルタイムで同時に
見ることも可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、バイプレイン機械走査式プローブ装置に関し、さらに詳しくは、 プローブの向きを変えずに,直交する2断面を走査することが出来るバイプレイ ン機械走査式プローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の機械走査式プローブ装置の一例の模式的斜視図である。 この機械走査式プローブ装置41は、プローブ50およびプローブインタフェ ース60からなっている。 プローブ50は、音波を送波および受波する振動子やバッキング材を含む振動 子部51と、その振動子部51を揺動させるための揺動部52とを具備している 。その揺動部52は、モータ53,クランク機構54および角度検出器55から なっている。 プローブインタフェース60は、超音波診断装置本体(図示省略)に内蔵され ており、前記振動子部51へ送波信号を出力すると共に、前記振動子部51から 受波信号を入力される。また、前記モータ53へ駆動信号を出力する。さらに、 前記角度検出器55から角度信号を入力される。
【0003】 次に、この機械走査式プローブ装置41の動作を説明する。 プローブインタフェース60からモータ53へ駆動信号を出力すると、モータ 53が回転し、クランク機構54により、振動子部51が揺動する。この振動子 部51の揺動面Sを、図4に模式的に示す。 プローブインタフェース60は、角度検出器55により振動子部51の角度信 号をモニタし、所定の揺動角(例えば、−45゜,−42゜,…,+42゜,+ 45゜)になる毎に、振動子部51へ送波信号を出力し、その後の所定期間だけ 振動子部51から受波信号を取り込む。 以上を繰り返して、セクタ走査を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
例えば心臓の診断を行うとき、心臓の一つの断面とそれに直交する断面の2つ の断層像を得たい場合がある。このような場合、上記従来の機械走査式プローブ 装置41では、プローブ50の向きを変えて各断面での断層像を得ている。 しかし、何回もプローブ50の向きを変えていると、患者が不快感を覚える問 題点がある。また、診察時間を無駄に長引かせる問題点がある。さらに、2つの 断層像を同時に見ることが出来ない問題点がある。 そこで、この考案の目的は、プローブの向きを変えずに,直交する2断面を走 査することが出来るバイプレイン機械走査式プローブ装置を提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のバイプレイン機械走査式プローブ装置は、近接して配置された第1 振動子部および第2振動子部と、前記第1振動子部を機械的に揺動させる第1揺 動手段と、前記第1振動子部の揺動面と直交する揺動面で前記第2振動子部を機 械的に揺動させる第2揺動手段と、前記第1振動子部および前記第2振動子部が 揺動中に相互に干渉しないように両者の揺動角を調整する揺動角調整手段とを具 備したことを構成上の特徴とするものである。
【0006】
【作用】
この考案のバイプレイン機械走査式プローブ装置では、第1振動子部および第 2振動子部の2つの振動子部を近接して配置し、それら第1振動子部および第2 振動子部を相互に直交する揺動面でそれぞれ第1揺動手段および第2揺動手段に より揺動する。このとき、揺動角調整手段により第1振動子部および前記第2振 動子部の揺動角を調整し、両者が揺動中に相互に干渉しないようにする。 そこで、プローブの向きを変えることなく、直交する2断面を走査できるよう になる。
【0007】
【実施例】
以下、図に示す実施例によりこの考案をさらに詳細に説明する。なお、これに よりこの考案が限定されるものではない。 図1は、この考案の一実施例のバイプレイン機械走査式プローブを示す模式的 斜視図である。 このバイプレイン機械走査式プローブ装置1は、プローブ10およびプローブ インタフェース20からなっている。
【0008】 プローブ10は、第1振動子部11aと、第2振動子部11bと、第1揺動部 12aと、第2揺動部12bとを具備している。 前記第1振動子部11aおよび前記第2振動子部11bは、それぞれ円筒状振 動子(アニュラ振動子)やバッキング材を含んでおり、相互に近接して設けられ ている。 前記第1揺動部12aは、モータ13a,クランク機構14aおよび角度検出 器15aからなり、前記第1振動子部11aを機械的に揺動させる。この第1振 動子部11aの揺動面Saを、図1に模式的に示す。 前記第2揺動部12bは、モータ13b,クランク機構14bおよび角度検出 器15bからなり、前記第2振動子部11bを機械的に揺動させる。この第2振 動子部11bの揺動面Sbを、図1に模式的に示す。 前記第1振動子部11aの揺動面Saと前記第2振動子部11bの揺動面Sb とは、直交している。
【0009】 プローブインタフェース20は、超音波診断装置本体(図示省略)に内蔵され ており、前記振動子部11a,11bへ送波信号を出力すると共に、それら振動 子部11a,11bから受波信号を入力される。また、前記モータ13a,13 bへ駆動信号を出力する。さらに、前記角度検出器15a,11bから角度信号 を入力される。そして、駆動信号を制御して、前記第1振動子部11aと前記第 2振動子部11bとが揺動中に干渉しないように両者の揺動角を調整する。 なお、プローブインタフェース20の機能の一部(例えば揺動角の調整機能) をプローブ10側に内蔵してもよい。
【0010】 図2に、第1振動子部11aの揺動角θaと第2振動子部11aの揺動角θb の関係を示す。 時刻t0では、(θa,θb)=(-45゜,0゜)であり、図3の(イ)に示すよう な第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t1では、(θa,θb)=(0゜,≒+45゜)であり、図3の(ロ)に示すよ うな第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t2では、(θa,θb)=(+45゜,+45゜)であり、図3の(ハ)に示すよ うな第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t3では、(θa,θb)=(0゜,≒+45゜)であり、図3の(ロ)に示すよ うな第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t4では、(θa,θb)=(-45゜,0゜)であり、図3の(イ)に示すよう な第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t5では、(θa,θb)=(0゜,≒-45゜)であり、図3の(ニ)に示すよ うな第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t6では、(θa,θb)=(+45゜,-45゜)であり、図3の(ホ)に示すよ うな第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t7では、(θa,θb)=(0゜,≒-45゜)であり、図3の(ニ)に示すよ うな第1振動子部11aと第2振動子部11aの位置関係になる。 時刻t8以後は、上記時刻t0〜t7の繰り返しになる。以上より、第1振動 子部11aと第2振動子部11bとが揺動中に干渉しないことが判る。なお、第 1振動子部11aと第2振動子部11bとが揺動中に干渉しないなら、上記以外 の揺動角θa,θbの関係であってもよい。
【0011】 次に、この機械走査式プローブ装置1の動作を説明する。 プローブインタフェース20からモータ13a,13bへ駆動信号を出力する と、モータ13a,13bが回転し、クランク機構14a,14bにより、振動 子部11a,11bが揺動する。振動子部11a,11bの揺動角θa,θbは 、第1振動子部11aと第2振動子部11bとが揺動中に干渉しないように、プ ローブインタフェース20により調整される。 プローブインタフェース20は、角度検出器15a,15bにより振動子部1 1a,11bの角度信号をモニタし、所定の揺動角(例えば、−45゜,−42 ゜,…,+42゜,+45゜)になる毎に、振動子部11a,11bへ送波信号 を出力し、その後の所定期間だけ振動子部11a,11bから受波信号を取り込 む。 以上を繰り返して、セクタ走査を行う。
【0012】 上記説明から理解されるように、上記バイプレイン機械走査式プローブ装置1 によれば、例えば心臓の診断を行うとき、プローブ10の向きを変えずに、心臓 の一つの断面とそれに直交する断面の2つの断層像を実質的に同時に得ることが 出来る。
【0013】
【考案の効果】
この考案のバイプレイン機械走査式プローブ装置によれば、プローブの向きを 変えずに、一つの断面とそれに直交する断面の2つの断層像を実質的に同時に得 ることが出来る。そこで、何回もプローブの向きを変えて患者に不快感を与える ことを回避できる。また、診断効率が向上し、診察時間を短縮できる。さらに、 2つの断層像をリアルタイムで同時に見ることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のバイプレイン機械走査式
プローブ装置を示す模式的斜視図である。
【図2】第1振動子部の揺動角θaと第2振動子部の揺
動角θbの関係図である。
【図3】異なる揺動角での第1振動子部と第2振動子部
の位置関係の説明図である。
【図4】従来の機械走査式プローブ装置の一例の模式的
斜視図である。
【符号の説明】
1 バイプレイン機械走査式プローブ装
置 10 プローブ 11a 第1振動子部 11b 第2振動子部 12a 第1揺動部 12b 第2揺動部 13a,13b モータ 14a,14b クランク機構 15a,15b 角度検出器 20 プローブインタフェース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近接して配置された第1振動子部および
    第2振動子部と、前記第1振動子部を機械的に揺動させ
    る第1揺動手段と、前記第1振動子部の揺動面と直交す
    る揺動面で前記第2振動子部を機械的に揺動させる第2
    揺動手段と、前記第1振動子部および前記第2振動子部
    が揺動中に相互に干渉しないように両者の揺動角を調整
    する揺動角調整手段とを具備したことを特徴とするバイ
    プレイン機械走査式プローブ装置。
JP4079593U 1993-07-27 1993-07-27 バイプレイン機械走査式プローブ装置 Pending JPH0712105U (ja)

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JP4079593U JPH0712105U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 バイプレイン機械走査式プローブ装置

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JP4079593U JPH0712105U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 バイプレイン機械走査式プローブ装置

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JPH0712105U true JPH0712105U (ja) 1995-02-28

Family

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JP4079593U Pending JPH0712105U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 バイプレイン機械走査式プローブ装置

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JP (1) JPH0712105U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010227603A (ja) * 2010-06-16 2010-10-14 Aloka Co Ltd 超音波診断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010227603A (ja) * 2010-06-16 2010-10-14 Aloka Co Ltd 超音波診断装置

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