JPH07120347A - 密封包装体のピンホール検査方法 - Google Patents

密封包装体のピンホール検査方法

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JPH07120347A
JPH07120347A JP34429793A JP34429793A JPH07120347A JP H07120347 A JPH07120347 A JP H07120347A JP 34429793 A JP34429793 A JP 34429793A JP 34429793 A JP34429793 A JP 34429793A JP H07120347 A JPH07120347 A JP H07120347A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密封包装体(袋)のピンホール検査に際し、
密封包装体(袋)内への検査用ガスの封入を簡単かつ確
実にし、検査精度の向上を図り得る密封包装体のピンホ
ール検査方法を提供する。 【構成】 密封包装袋(体)14に封入すべき検査用ガ
ス(Heガス)を、まず検査ガス用容器としての小袋1
0に封入し、ついで小袋10を密封包装袋14に入れて
から該密封包装袋14をシールし、しかる後密封包装袋
14外から操作(押圧)することによって小袋10を破
り、Heガスを密封包装袋14内に放出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は検査用ガスを使用して密
封包装体のピンホールを検査する方法に関するものであ
り、特に検査用ガスの密封包装体への封入手段の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より薬剤容器に封入した易酸化性の
薬剤等は酸素の影響を避けるため、さらにガスバリアー
性フィルムの密封包装容器に収容し、かつ空間部には脱
酸素剤や不活性ガスを封入したり、吸湿性の薬剤等では
水蒸気バリヤー性フィルムの密封容器内に収容し、かつ
空間部には乾燥剤を封入するのが通例である(特公平5
ー25504号、特開平4ー364850号および特開
平4ー364851号公報参照)。
【0003】ところが、包装容器にピンホールやシール
不良部が存在するときには、包装容器内に空気(酸素)
や湿気(水分)が侵入し、本来の目的を達成できなくな
るので、ピンホールやシール不良部の検査方法が種々開
発されている。例えば酸素や湿気等により色調が変化す
る物質(例:エイジレスアイ(登録商標))を包装容器
内に封入し、その色調の変化からピンホール等の存否を
判断する検査方法が知られている。一方、剛性を有する
容器(例えば電気冷蔵庫や自動車用クーラの凝縮器(c
ondenser))のピンホール有無の検査方法とし
て、容器内に検査用ガスを加圧封入し、洩れ出たガスを
ガス検知装置で検知することによってピンホール等の存
在を知る方法等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、酸素等によ
り色調が変化する物質を使用する検査方法では、色調変
化に長時間を要し製造ライン上の検査に採用できないと
いう問題点があった。また、剛性を有する容器のピンホ
ール検査の方法を可撓性を有する包装袋に応用するとす
れば、検査用ガスを包装容器内に封入する必要がある。
そして、封入すべき検査用ガス(例えばヘリウム(H
e)ガス)は高価であり、剛性容器の場合と異なり、回
収不能であるため 、封入する量は極く少量(例えば数
cc)にしなければならず、その上密着しやすい開口部
を拡げねばならず、しかも密封包装容器内に不活性ガス
(例えば窒素ガス)を封入した直後に検査用ガスを封入
したり、不活性ガスに検査用ガスを希薄に混合したガス
を封入したりするので、検査用ガスがシール時外部に洩
れたりして正確に封入することが困難であり、従ってピ
ンホール等の検知精度が良くないことから可撓性を有す
る密封包装袋の検査方法として採用することが困難であ
るという問題点があった。本発明はこのような事情を背
景としてなされたものであり、本発明の目的は、検知精
度を向上させ得ると共に可撓性を有する密封包装袋にも
適用し得る密封包装体のピンホール検査方法を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するためになされたものであり、本発明は下記の
ように構成される。 A 密封包装体内へ検査用ガスを封入し、密封包装体か
ら洩れ出した検査用ガスを検知することによりピンホー
ルを検査するようにした密封包装体のピンホール検査方
法において、前記検査用ガスは密封包装体内に収容可能
とされた検査ガス用容器に封入され、かつ検査ガス用容
器は密封包装体外からの操作により開封可能とされてな
り、該検査ガス用容器を密封包装体に封入した後、密封
包装体外から検査ガス用容器を開封し、検査用ガスを密
封包装体内に放出させるようにしたことを特徴とする密
封包装体のピンホール検査方法。 B 前記A項記載の密封包装体のピンホール検査方法に
おいて、前記密封包装体と検査ガス用容器とは可撓性フ
ィルムにより構成された袋であり、密封包装体の外側か
ら検査ガス用容器を押圧することにより検査ガス用容器
を開封可能とした密封包装体のピンホール検査方法。 C 密封包装体内に検査用ガスを封入し、密封包装体か
ら洩れ出した検査用ガスを検知することによりピンホー
ルを検査するようにした密封包装体のピンホール検査方
法において、検査用ガスを吸着させたゼオライトをガス
バリアー性フィルムの袋内に収容し、さらに該袋を密封
包装体内に封入する際には該袋の密封を開放した後、密
封包装体内に封入するようにし、ゼオライトから離脱し
た検査用ガスを密封包装体内に放出させるようにしたこ
とを特徴とする密封包装体のピンホール検査方法。 D 前記C項記載の密封包装体のピンホール検査方法に
おいて、前記検査用ガスとしてヘリウムガス、フロンガ
ス、炭酸ガス、および窒素ガスから選ばれた1種もしく
は2種以上のガスを使用し、かつゼオライトを収容した
前記袋に小孔を設けることにより該袋の密封を開放させ
るようにしたことを特徴とする密封包装体のピンホール
検査方法。 ここに、「ピンホール」とは微細な孔に限らず、シール
不良の部分等のように密封が完全でない部分も含み、
「密封包装体」とは可撓性を有する袋に限らず、押圧力
を加えれば変形はするが押圧力を除けば元に復元する可
能性のある容器も含み、「検査ガス用容器を開封し」と
は完全に封を切る場合に限らず、内部の気密を害する他
の場合も含むものであり、また「袋の密封の開放」につ
いても同様な意味を有する。さらに、「小孔を設ける」
とは針等で突き刺し孔を明けるような場合も含むもので
ある。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。本発明のピンホール等の検査方法は、例えば
図1のようにして行なわれる。すなわち(イ)検査ガス
用容器としての樹脂フィルム製の小袋10にノズル12
が差し込まれ、(ロ)ノズル12を通して小袋10内に
Heガスが充填され、(ハ)小袋10はHeガスを充填
した状態でシールされる。なお、小袋10は外部から押
圧することによってシール部が簡単にはがれるようなシ
ール方法を採用するか、或は容易にパンクするような材
質、肉厚等のフィルムが使用される。例えば、ポリエチ
リン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレンーα
ーオレフィン共重合体等のポリオレフィン、エチレン酢
酸ビニル共重合体(EVA)、ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリアミド等で構成されるフィルム或はこれらの
多層フィルムが挙げられる。なお、小袋10に検査用ガ
スを予め封入・保存して使用する場合には、ガスバリア
ー性樹脂フィルムを好適に使用することができる。
(ニ)Heガスが充填された小袋10は、未だシールが
されていないガスバリアー性樹脂フィルムの密封包装袋
14内に収容される。ガスバリアー性樹脂フィルムとし
ては、アルミ(Al)ラミネートフィルム、アルミ蒸着
層やケイ素酸化物蒸着層を設けた積層フィルム、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビリニデン
(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVOH)、エ
チレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)等の素
材を組合わせた多層フィルムが挙げられる。本実施例で
は、小袋10の材質には厚さ20μmのPET層と厚さ
50μmのPE層とからなる多層フィルムを、密封包装
袋14の材質には厚さ50μmの2つのPE層の間に厚
さ15μmのAl層を配置した多層フィルムを採用し
た。なお、密封包装袋14内には小袋10と一緒に包装
内容物16、脱酸素剤18が収容される。包装内容物1
6が水分により変質するおそれがある場合には乾燥剤2
0も収容される。もちろん、密封包装袋14の単なるピ
ンホール等の検査テストの目的だけならば、小袋10以
外は収容する必要はない。(ホ)密封包装袋14は小袋
10等を収容後完全にシールされ密封される。なお、シ
ールする前に、密封包装袋14の空間部を不活性ガス
(例えば窒素ガス)雰囲気にするのが好ましい。つい
で、小袋10は密封包装袋14の外から押圧することに
よつてパンク或はシール部の剥離等により開封し、He
ガスを密封包装袋14内に放出させる。(ヘ)次に、密
封包装袋14は下記ガス検知装置28に接続された検査
用チャンバ22に入れられ、押板24により押圧され
る。なお、該検査用チャンバ22は、対象とする密封包
装袋の形状、大きさに合わせて設計製作されたもので、
検査時間を短縮するために密封包装袋を押圧してピンホ
ールから検査用ガスを洩れ易くするための押圧機構を備
えている。また、検査用チャンバ22にスリットを設
け、後述する検査用チャンバ22に洩れ出した検査用ガ
スの吸引を容易にすることも可能である。(ト)密封包
装袋14の外方から押板24により押圧されると、もし
密封包装袋14にピンホールやシール不良部が存在する
場合には、Heガスは検査用チャンバ22内に洩れ出す
ことになる。検査用チャンバ22の排出口26にはガス
検知装置28が接続されており、吸引されたHeガスは
ガス検知装置28内の質量分析器により検出され、密封
包装袋14にはピンホールが存在したことが判る。検査
用チャンバ22にスリット(図示省略)を設けることに
より、吸引時検査用チャンバ22内が負圧になることが
防止され、吸引が容易となり検査が能率よく行い得るよ
うになる。もちろん、スリットはなくても検査は可能で
あるが、検査時間が多少長くなるきらいがある。後述す
る本発明の実験ではスリットは設けていない。なお、本
実施例ではガス検知装置として日本真空技術(株)製の
DLMS−TP3(Heガス検知用)を使用した。ま
た、検査用ガスとしては、Heガス以外にフロンガス、
炭酸ガス、窒素ガス、その他各種のガスの使用が可能で
ある。ガス検知装置としては、使用ガスを検知し得るも
のを使用することはもちろんである。
【0007】本実施例によれば、Heガスは小袋10に
より個装されているので、たとえ数cc程度の微量であ
っても完全に密封包装袋14内に封入することができ、
かつ密封包装袋の外側からの操作によって密封包装袋1
4内にHeガスを放出させ得るので検査用ガスであるH
eガスを有効に利用でき、密封包装袋のピンホールの検
査精度の向上を図ることができる。
【0008】図2は本発明の実験結果と比較例の結果を
示す。同図に記載した曲線の番号はサンプル番号を示
す。実験は予めシール前の密封包装袋にHeガス5cc
を封入した小袋を入れ、シールした後、外部から押圧し
て小袋を破り密封包装袋内にHeガスを放出させて行な
った。ピンホールは、密封包装袋をシールする際に、挟
んでおいた線径50μmのワイヤを抜き取ることによっ
て形成させたが、シール部の幅は10mmとしたので、
ピンホールの長さも10mmである。Heガスを封入し
た前記小袋を密封包装袋外から押し付けて破り、密封包
装袋にHeガスを放出させてから、該密封包装袋を検査
用チャンバに入れ、3mm厚のゴム板を配置することに
より押圧時の変位量が3mmとなるように押圧し、洩れ
出したHeガスをガス検知装置により検出して行なっ
た。図2横軸の検査時間は押板で押し付けている時間で
あり、図2縦軸のHeガス出力信号(切換レンジ)×
(読み取り値)は検知Heガスの濃度に比例する電気信
号を示す。なお、比較例では、小袋10を使用せずに直
接、シール前の密封包装袋にHeガス5ccをノズルで
吹き込み後直ちにシールした。小袋を使用しない点以外
は上記実験例の場合と同様である。
【0009】上記実験において、検査時間が30秒時点
でのHeガス出力信号を見ると、図2に示すようにサン
プル番号1〜3の場合は、各比較例よりも著しく高い出
力信号を示した。従って、小袋を使用した本実験例の方
が、小袋を使用しない比較例より確実にHeガスを封入
し得ることができ、ピンホールの検知精度が著しく向上
することが実証された。
【0010】図3は本発明の他のピンホール検査方法の
実施例を示す。すなわち、(イ)ゼオライト32を吸湿
しない状態で室温以上(例えば50℃以上)に加温し、
既に吸着している窒素ガスを放出させ、(ロ)ついで、
窒素ガスを放出させたゼオライト32の約2〜10g
を、ガスバリアー性および水蒸気バリアー性を有する厚
さ20μmのPET層と厚さ50μmのPE層との多層
フィルムからなる小袋34に入れ、(ハ)かつHeガス
を注入し、密封する。(ニ)ゼオライト32およびHe
ガスを封入し密封した小袋34を15℃以下(好ましく
は10℃以下)に保存し、ゼオライト32にHeガスを
吸着させる。(ホ)次に、その小袋34を針33等で突
き刺し小孔を設け、密封を開放した状態とし、(ヘ)直
ちに厚さ50μmの2つのPE層の間に厚さ15μmの
Al層を配置した多層フィルムからなる密封包装袋36
に入れ、(ト)その開口部を密封し、シールする。
(チ)ゼオライト32に吸着されたHeガスは、温度変
化が冷所保存から室温へ温度上昇するに伴いやがて離脱
し、密封包装袋36内に放出される。(リ)次に、密封
包装袋36は検査用チャンバ38に入れられ、押板41
で押圧されるが、密封包装袋36にピンホールが存在す
るときには、Heガスは検査用チャンバ38に洩れ出
し、排出口42に接続されたガス検知装置40により吸
引されて、ガス検知装置40内の質量分析器により検出
される。このようにして、ピンホール等の有無を検査す
ることが可能となる。
【0011】本実施例によれば、Heガスを吸着させた
ゼオライトを小袋に封入するので、直接Heガスを封入
する場合と異なり封入が容易であり、かつゼオライトに
吸着されたHeガスを密封包装袋内で離脱、放出させる
ので、たとえ微量のHeガスでも完全に密封包装袋内に
封入することが可能であり、その結果ピンホールの検査
精度の向上を図ることができる。また、ゼオライトは湿
気を吸収する性質を有するので、吸湿性を有する薬剤等
を保存する場合のように密封包装袋内を乾燥させる必要
がある場合には、乾燥剤を入れなくてもよいので好都合
である。
【0012】上記実施例において、密封包装袋に代えて
他の密封包装体(密封包装容器)を使用することが可能
であり、またゼオライトに吸着させ得、かつ吸着後離脱
させ得る検査用ガスとして、Heガスに代えてフロンガ
ス、炭酸ガス、窒素ガス、その他各種のガスを使用する
ことも可能である。以上本発明の実施例について説明し
たが、本発明はこのような実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様で実施し得ることはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、次に記載する効果を奏
する。請求項1および請求項2記載の密封包装体のピン
ホール検査方法によれば、検査用ガスは検査ガス用容器
に収容した状態で密封包装体内に封入するので、微量の
検査用ガスでも完全に密封包装体内に封入することがで
き、かつ検査ガス用容器は外部からの操作によって密封
包装体内に放出させ得るので、検査用ガスを有効に利用
でき、その結果密封包装体のピンホール検査の精度向上
を図ることができる。また、請求項2記載の密封包装体
のピンホール検査方法によれば、包装袋内への検査用ガ
スの注入および封止が容易となり、従来困難とされてい
た可撓性を有する密封包装袋のピンホール検査が可能と
なる。請求項3および請求項4記載の密封包装体のピン
ホール検査方法によれば、検査用ガスはゼオライトに吸
着させた状態でガスバリアー性フィルムの袋に収容し、
かつこのゼオライトを収容した袋を密封包装体内に封入
するので、微量の検査用ガスでも密封包装体内に封入す
ることができ、かつ検査用ガスはゼオライトに吸着させ
てから収容するので、直接ガスを収容するのに比し作業
が容易であり、さらにゼオライトを収容した上記袋は密
封包装体内に封入する直前に針で突き刺す等して小孔を
設け、密封を破ればよいので、ゼオライトから離脱した
検査用ガスはそのほとんどが密封包装体内に放出され、
検査用ガスを有効に利用でき、その結果密封包装体のピ
ンホール検査の精度向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す工程説明図である。
【図2】同実施例に関する実験例の結果を示すグラフで
ある。
【図3】本発明の他の実施例を示す工程説明図である。
【符号の説明】
10 小袋 14 密封包装袋 32 ゼオライト 34 小袋 36 密封包装袋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封包装体内へ検査用ガスを封入し、密
    封包装体から洩れ出した検査用ガスを検知することによ
    りピンホールを検査するようにした密封包装体のピンホ
    ール検査方法において、前記検査用ガスは密封包装体内
    に収容可能とされた検査ガス用容器に封入され、かつ検
    査ガス用容器は密封包装体外からの操作により開封可能
    とされてなり、該検査ガス用容器を密封包装体に封入し
    た後、密封包装体外から検査ガス用容器を開封し、検査
    用ガスを密封包装体内に放出させるようにしたことを特
    徴とする密封包装体のピンホール検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の密封包装体のピンホール
    検査方法において、前記密封包装体と検査ガス用容器と
    は可撓性フィルムにより構成された袋であり、密封包装
    体の外側から検査ガス用容器を押圧することにより検査
    ガス用容器を開封可能とした密封包装体のピンホール検
    査方法。
  3. 【請求項3】 密封包装体内に検査用ガスを封入し、密
    封包装体から洩れ出した検査用ガスを検知することによ
    りピンホールを検査するようにした密封包装体のピンホ
    ール検査方法において、検査用ガスを吸着させたゼオラ
    イトをガスバリアー性フィルムの袋内に収容し、さらに
    該袋を密封包装体内に封入する際には該袋の密封を開放
    した後、密封包装体内に封入するようにし、ゼオライト
    から離脱した検査用ガスを密封包装体内に放出させるよ
    うにしたことを特徴とする密封包装体のピンホール検査
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の密封包装体のピンホール
    検査方法において、前記検査用ガスとしてヘリウムガ
    ス、フロンガス、炭酸ガス、および窒素ガスから選ばれ
    た1種もしくは2種以上のガスを使用し、かつゼオライ
    トを収容した前記袋に小孔を設けることにより該袋の密
    封を開放させるようにした密封包装体のピンホール検査
    方法。
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