JPH07120285A - 吸入空気量検出装置 - Google Patents

吸入空気量検出装置

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JPH07120285A
JPH07120285A JP5285532A JP28553293A JPH07120285A JP H07120285 A JPH07120285 A JP H07120285A JP 5285532 A JP5285532 A JP 5285532A JP 28553293 A JP28553293 A JP 28553293A JP H07120285 A JPH07120285 A JP H07120285A
Authority
JP
Japan
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hic
metal case
board
case
resin case
Prior art date
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Pending
Application number
JP5285532A
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English (en)
Inventor
Yasunori Sakagami
康則 坂上
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、吸入空気量検出装置において、H
IC基板が金属ケースに対して位置がずれて配置されて
も、HIC基板と樹脂ケースとの位置ずれを生じないよ
うにすることを課題とする。 【構成】 吸入空気量検出装置において、樹脂ケース1
の底部内面4に少なくとも3本の位置決め突起5が突設
され、位置決め突起5のうちの少なくとも2本が同列に
配置され、位置決め突起5のうちの少なくとも1本が前
記少なくとも二本の位置決め突起5と同列にならないよ
うに配置される。金属ケース2の底板6に形成された少
なくとも3個の長穴7に少なくとも3本の位置決め突起
5が挿通され、金属ケース2に固定されたHIC基板3
の側面を、少なくとも3本の位置決め突起5の側部に当
接するように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の吸入空気量
を電熱線の温度抵抗特性を利用して検出する吸入空気量
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、ハイブリットIC基板(HIC
基板)3を樹脂ケース1に組み込んだ従来の吸入空気量
検出装置を示す。略長方形の金属ケース(内側ケース)
2の底板上面に3個の位置決めピン9が所定の間隔をお
いて突設され、略長方形のHIC基板3を金属ケース2
上に載せる。位置決めピン9の位置は、図6(b) に示さ
れるように、2 本の位置決めピン9が金属ケース2内の
手前の位置に金属ケース2の手前側板23と平行に配置さ
れ、左側側板11の近くに1本の位置決めピン9が配置さ
れる。手前の2本の位置決めピン9を用いてHIC基板
3の前後位置と平行度が決められ、左側側板11の近くに
1本の位置決めピン9によりHIC基板3の左右の位置
が決められる。こうしてHIC基板3を金属ケース2内
の所定の位置に位置決めし、接着等によりHIC基板3
を金属ケース2に固定する。次に、金属ケース2を略長
方形の樹脂ケース1の底部内面4に載置し、樹脂ケース
1に対して金属ケース2が平行になるように位置決め
し、適宜の手段により金属ケース2を樹脂ケース1に固
定する。金属ケース2には右側側板10、左側側板11があ
り、右側側板10には貫通コンデンサ18が配設され、貫通
コンデンサ18の一側はリード線を介し溶接用パッド12に
よりHIC基板3に接続され、貫通コンデンサ18の他側
はリード線16を介してコネクタ端子14に接続される。右
側側板10に挿通されたリード線16によりHIC基板3と
コネクタ端子14とが直接に接続されることもある。左側
側板11にはリード線17が挿通され、リード線17の一端に
はコネクタ端子15が接続され、リード線17の他端は溶接
用パッド13によりHIC基板3に接続される。コネクタ
端子14、15は不図示のリード線によりコネクタ20に接続
される。
【0003】図6(b) に示すように、HIC基板3の手
前側の側面が金属ケース2の位置決めピン9にぴったり
と接触せず、HIC基板3が金属ケース2に対して僅か
にずれて配置されることがある。このとき、図6(a) に
示すように、金属ケース2を樹脂ケース1に対して平行
に正しく配置しても、樹脂ケース1に対してHIC基板
3がずれてしまう。ところで、HIC基板3が組み込ま
れた吸入空気量検出装置は、後工程においてトリミング
を行い、HICの性能を最大限に引き出すために、実動
作上で特性を測りながら、例えばHIC基板3上の抵抗
値をレーザ光を用いて調整する。そして、HICの特性
を測定するために、プローバ(測定装置)の取付台に吸
入空気量検出装置の樹脂ケース1を支持させ、HIC基
板3のテストポイントにプローバの探針を接触させる。
従って、HIC基板3が樹脂ケース1内の所定の位置に
精確に配置されていないと、HIC基板3のテストポイ
ント位置ずれによる探針の接触不良が生じ、位置修正の
手数を要することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、吸入空気量
検出装置において、HIC基板が金属ケースに対して位
置がずれて配置されても、HIC基板と樹脂ケースとの
位置ずれを生じないようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸入空気量検
出装置において、樹脂ケース(1) の底部内面(4) に少な
くとも3本の位置決め突起(5) が突設され、位置決め突
起(5) のうちの少なくとも2本が同列に配置され、位置
決め突起(5) のうちの少なくとも1本が前記少なくとも
二本の位置決め突起(5) と同列にならないように配置さ
れ、金属ケース(2) の底板(6) に形成された少なくとも
3個の長穴(7) に少なくとも3本の位置決め突起(5) が
挿通され、金属ケース(2) に固定されたHIC基板(3)
の側面を、少なくとも3本の位置決め突起(5) の側部に
当接するように配置されたことを構成とする。
【0006】
【作用】樹脂ケース(1) の底部内面(4) に突設された少
なくとも3本の位置決め突起(5) を、金属ケース(2) の
底板(6) に形成された少なくとも3個の長穴(7) に挿通
する。金属ケース(2) に固定されたHIC基板(3) の側
面を、少なくとも3本の位置決め突起(5) の側部に当接
するように配置する。HIC基板(3) が樹脂ケース(1)
に対して所定の位置に容易に配置される。
【0007】
【実施例】図1〜図5は、本発明の吸入空気量検出装置
の実施例を示し、図6の従来例と同一の部分には従来例
と同一の符号を付し、同一部分の説明は適宜省略する。
図3(a) には本発明の実施例の樹脂ケース1が示され、
樹脂ケース1の底部内面4には3本の位置決め突起5が
所定の間隔をおいて突設される。3本の位置決め突起5
の内の2本は、樹脂ケース1の手前側部27の比較的近傍
で手前側部27と平行に配置され(2本を同列に配置すれ
ば、それらが手前側部27と平行でなくても効果が得られ
る。) 、残りの1本は樹脂ケース1の左側側部26の比較
的近傍(2本と同列でなければよい。)に配置される。
手前側部27の比較的近傍の2本の位置決め突起5によ
り、HIC基板3の前後位置と手前側部27に対する平行
度を決め、左側側部26の比較的近傍の1本の位置決め突
起5により、HIC基板3の左右位置を決める。また、
樹脂ケース1の右側側部25の近くにコネクタ端子14がイ
ンサート成形され、左側側部26の近くにコネクタ15がイ
ンサート成形されている。
【0008】図4(a) に示されるように、金属ケース2
の底板6には、3個の長穴7が形成され、更に従来例と
同様に3本の位置決めピン9が底板6の内面に突設され
る。3個の長穴7の内の2本は、金属ケース2の手前側
板23の近くで2本の位置決めピン9の両側に、長穴7の
長手方向を手前側板23に対して略垂直に向けて配置され
る。残りの1本の長穴7は、金属ケース2の左側側板11
の近くで1本の位置決めピン9の後方に、長穴7の長手
方向を左側側板11に対して略垂直に向けて配置される。
図4(b) に示す略長方形のHIC基板3を金属ケース2
上に載せる。図4(c) に示されるように、手前の2本の
位置決めピン9を用いてHIC基板3の前後位置と平行
度が決められ、左側側板11の近くに1本の位置決めピン
9によりHIC基板3の左右の位置が決められる。こう
してHIC基板3を金属ケース2内の所定の位置に位置
決めし、接着等によりHIC基板3を金属ケース2に固
定する。HIC基板3が金属ケース2上の精確な位置に
位置ずれなく配置されたとき、図4(c) に示されるよう
に、3個の長穴7は、いずれもHIC基板3により覆わ
れる面積よりも、HIC基板3により覆われない露出さ
れた面積の方が大きくなる。
【0009】図3(b),(c) に示すように、HIC基板3
を金属ケース2上の精確な位置に配置し、金属ケース2
の右側側板10には貫通コンデンサ18が配設され、貫通コ
ンデンサ18の一側はリード線を介し溶接用パッド12によ
りHIC基板3に接続され、貫通コンデンサ18の他側は
リード線16が接続される。右側側板10に挿通されたリー
ド線16によりHIC基板3が直接に接続されることもあ
る。左側側板11にはリード線17が挿通され、リード線17
の他端は溶接用パッド13によりHIC基板3に接続され
る。図3(b) に示される状態のもの(HIC基板3が金
属ケース2上の精確な位置に配置され、更にリード線1
6,17 等が接続されたもの)を図3(a) に示す樹脂ケー
ス1に装着して、図1、図2に示す吸入空気量検出装置
が得られる。金属ケース2を樹脂ケース1に装着する際
に、長穴7を基準穴として使い、樹脂ケース1の3本の
位置決め突起5が金属ケース2の3個の長穴7に挿通す
るようにする。そして、位置決め突起5の断面積に較べ
て長穴7の断面積が大きいので、位置決め突起5と長穴
7とは相対移動をすることができる。そこで、HIC基
板3の手前の側面が、樹脂ケース1の手前側部27と平行
に配置された2本の位置決め突起5と当接し、HIC基
板3の左側の側面が、樹脂ケース1の左側側部26の比較
的近傍に配置された1本の位置決め突起5と当接するよ
うに移動する。従って、HIC基板3が樹脂ケース1に
対して精確な位置に配置され、位置ずれが生じない。
【0010】図1に示されるように、3個のコネクタ端
子14の内の手前の位置及び後の位置のものは、電源に接
続され、中間位置のものは外部機器に接続される。図2
に示されるように、樹脂ケース1はベース30の一面に固
定され、ベース30の他面に支持部材31が突出し、支持部
材31に突設された電極に、発熱抵抗体32及び感温抵抗体
33が接続固定され、発熱抵抗体32及び感温抵抗体33によ
って熱式センサが構成される。樹脂ケース1の開口部に
はカバー29が装着される。なお、位置決め突起5が3本
で長穴7が3個という数は、必要不可欠な数であり、位
置決め突起5及び長穴7の数を適宜増加させても、この
実施例と同様の機能と効果が得られることが明白であ
る。
【0011】図1に示される例は、HIC基板3が金属
ケース2に対して精確な位置に位置ずれなく配置され
(図3(b) 参照)、更にHIC基板3及び金属ケース2
が樹脂ケース1に対して精確な位置に位置ずれなく配置
されている。これに対し、図5には、HIC基板3が金
属ケース2に対して精確な位置に配置されず、位置ずれ
があるが(図6(b) 参照)、HIC基板3が樹脂ケース
1に対して精確な位置に位置ずれなく配置されている例
が示されている。このように、HIC基板3を金属ケー
ス2に接着等により固定する際に位置ずれが生じても、
その後、金属ケース2を樹脂ケース1に固定するときに
位置ずれが修正され、HIC基板3が樹脂ケース1に対
して精確な位置に位置ずれなく配置される。従って、後
工程のトリミングなどの際に、プローバの探針とHIC
基板のテストポイントとの接触不良は生じない。
【0012】
【発明の効果】本発明では、金属ケースに固定されたH
IC基板の側面を、樹脂ケースの底部内面に突設された
少なくとも3本の位置決め突起の側部に当接するように
配置され、また樹脂ケースの底部内面に少なくとも3本
の位置決め突起が突設され、位置決め突起のうちの少な
くとも2本が同列に配置され、位置決め突起のうちの少
なくとも1本が前記少なくとも二本の位置決め突起と同
列にならないように配置されている。従って、HIC基
板が樹脂ケースに対して、前後及び左右とも設定された
位置に配置される。HIC基板が金属ケースに対して位
置がずれて配置されても、HIC基板と樹脂ケースとの
間の位置ずれを生じない。また、後工程のトリミングに
おいて、吸入空気量検出装置の樹脂ケースをプローバの
取付台に支持させ、HIC基板のテストポイントにプロ
ーバの探針を接触させるときに、テストポイントの位置
ずれがなく、探針の接触不良がなく、トリミング精度が
向上し、位置修正の工数が不要となる。更に、組み込み
時において、金属ケースの底板に形成された少なくとも
3個の長穴に少なくとも3本の位置決め突起が挿通され
るので、金属ケースに固定されたHIC基板の側面を、
少なくとも3本の位置決め突起の側部に当接する作業を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸入空気量検出装置の実施例のカバー
を外した状態を示す上面図である。
【図2】本発明の吸入空気量検出装置の実施例の側面図
である。
【図3】本発明の吸入空気量検出装置の実施例の組み込
み前の状態を示し、図3(a) は樹脂ケースの上面図であ
り、図3(b) は金属ケースにHIC基板等を固定した状
態を示す上面図であり、図3(c) は金属ケースにHIC
基板等を固定した状態を示す側面図である。
【図4】本発明の吸入空気量検出装置の実施例の組み込
み前の部材を示し、図4(a) は金属ケースの上面図であ
り、図4(b) はHIC基板の上面図であり、図4(c) は
金属ケースにHIC基板を固定する状態を示す上面図で
ある。
【図5】本発明の吸入空気量検出装置の実施例のカバー
を外した状態を示す上面図であり、部材の配置が図1と
は異なっている。
【図6】従来の吸入空気量検出装置を示し、図6(a) は
カバーを外した状態を示す上面図であり、図6(b) は金
属ケースにHIC基板を固定した状態を示す上面図であ
る。
【符号の説明】
1 樹脂ケース 2 金属ケース 3 HIC基板 4 底部 5 位置決め突起 6 底板 7 長穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂ケースの底部内面に少なくとも3本
    の位置決め突起が突設され、位置決め突起のうちの少な
    くとも2本が同列に配置され、位置決め突起のうちの少
    なくとも1本が前記少なくとも二本の位置決め突起と同
    列にならないように配置され、金属ケースの底板に形成
    された少なくとも3個の長穴に少なくとも3本の位置決
    め突起が挿通され、金属ケースに固定されたHIC基板
    の側面を、少なくとも3本の位置決め突起の側部に当接
    するように配置された吸入空気量検出装置。
JP5285532A 1993-10-21 1993-10-21 吸入空気量検出装置 Pending JPH07120285A (ja)

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JP5285532A JPH07120285A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 吸入空気量検出装置

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JP5285532A JPH07120285A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 吸入空気量検出装置

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JP5285532A Pending JPH07120285A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 吸入空気量検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085855A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Hitachi Ltd 流量測定装置及び内燃機関の制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009085855A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Hitachi Ltd 流量測定装置及び内燃機関の制御システム

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