JPH07120180B2 - ポケット加工用ncデ−タ作成方式 - Google Patents

ポケット加工用ncデ−タ作成方式

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JPH07120180B2
JPH07120180B2 JP14071187A JP14071187A JPH07120180B2 JP H07120180 B2 JPH07120180 B2 JP H07120180B2 JP 14071187 A JP14071187 A JP 14071187A JP 14071187 A JP14071187 A JP 14071187A JP H07120180 B2 JPH07120180 B2 JP H07120180B2
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JP
Japan
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cutting
pocket
spiral
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pass
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JP14071187A
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真樹 関
正敏 吉崎
猛嗣 細野
静秋 葉柳
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FANUC Corp
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FANUC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はポケット加工用NCデータ作成方式に係り、特に
テーパ面を有するポケットのNCデータ作成方式に関す
る。
〈従来技術〉 NC加工としては、閉曲線に囲まれた領域(ポケットとい
う)を所定の深さに切削するポケット加工がある。かか
るポケットの加工方法としは第4図に示すように外形曲
線OLCに相似の最内側工具パスOFC1から順次所定の切削
幅d1づつ外形曲線に向かってオフセットした工具パスOF
C2,OFC3,・・OFCn-1,OFCnを求め、該各工具パス(螺
旋状切削パス)に沿って工具を順次移動させてポケット
加工する螺旋切削方式がある。
尚、ポケットが深く、1回の上記螺旋状切削で加工でき
ない場合には、第5図に示すように深さ方向にZづつ移
動させながら各ポケット切削面PSi(i=1,2,・・)に
おいて第4図に示す螺旋状切削を行って所望深さ迄のポ
ケット加工を行うようにしている。
ところで、ポケットには第6図に示すように外形にテー
パ面TS(第6図(a))を有するものがある。かかる場
合、第iポケット切削面PSi(第6図(b))で所定の
切り込み深さZで第1螺旋状切削パスPTi1(第6図
(c))に沿って工具を移動させ、ついでポケットテー
パ面TSに向けて所定の切削幅d1だけ工具をシフトして第
2螺旋状切削パスPTi2に沿って工具を移動させ、以後テ
ーパ面TSに到達する迄螺旋状に工具を移動し、テーパ面
に到達後深さ方向にZだけ工具を切り込ませ、しかる後
第(i+1)ポケット切削面において同様にテーパ面迄
前記螺旋状切削を行い、以後同様にポケットの所望底面
に到達する迄順次前記螺旋状切削を繰り返してポケット
を加工するようにNCデータを作成する。
〈発明が解決しようとしている問題点〉 ところで、テーパ面を有するポケットの加工用NCデータ
作成に際しては、従来ポケット切削面毎にその都度全螺
旋状切削パスを求め、該切削パスに沿って工具を移動さ
せて切削を行うパスデータを作成している。このため、
NCデータ作成に相当の時間を要するという問題があっ
た。
以上から本発明の目的は、第i回目のポケット切削面に
おける螺旋状切削パスデータの作成に際しては、第(i
−1)回目のポケット切削面における螺旋状切削パスデ
ータを利用できるポケット加工用NCデータ作成方法を提
供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 第1図は本発明の概略説明図である。
PSiは第iポケット切削面、PTN-2,PTN-1,PTN,PTN+1
は第(i−1)ポケット切削面における第(N−2),
(N−1),N,(N+1)番目の螺旋状切削パス(紙面
に垂直方向)における工具中心位置であり、PTN+1は最
外殻の螺旋切削パスにおける工具中心軸位置、TSはポケ
ットのテーパ面、θはテーパ角度、d1は途中切削幅、d2
は最終切削幅、Δdは第(i−1)回目と第i回目のポ
ケット切削面における最終螺旋切削パスの変位量であ
る。
〈作用〉 第i回目のポケット面PSiにおける螺旋状切削のNCデー
タ作成に際して、変位量Δd(=Z/tanθ)と、途中切
削幅d1と、最終切削幅d2を用いて、 Δd<d2であれば(第1図(a)参照)、第(i−1)
ポケット切削面におけるN番目の螺旋状切削パス迄のパ
スデータを使用できると判断すると共に、d2−Δdを最
終螺旋状切削パスの切削幅として第iポケット旋削面PS
iにおけるパスデータを作成し、 Δd>d2であれば(第1図(b)参照)、 M=[RND{(Δd−d2)/d1−0.5}+1] とする時、第(i−1)ポケット切削面における(N−
M)番目の螺旋状切削パス迄のパスデータを使用できる
判断すると共に、 M・d1+d2−Vd を最終切削幅として第iポケット面のパスデータを作成
し、以後同様にテーパ付きポケット加工用のNCデータを
作成する。
〈実施例〉 第2図は本発明方式を実施できる自動プログラミング装
置のブロック図であり、11はプロセッサ、12は制御プロ
グラムを記憶するプログラムメモリ(ROM)、13は処理
結果等を記憶するRAM、14はキーボード、15はデイスプ
レイ装置、16はデイスクコントローラ等のデータ入出力
装置である。
第3図は本発明の処理の流れ図である。以下、第1図乃
至第3図に従って本発明方法を説明する。
予め、キーボード14等からポケット外形形状、テーパ角
度θ、途中切削幅d1、切り込み深さZ、ポケットの深さ
H等を入力してRAM13に格納する(ステップ101)。
上記データが入力されればプロセッサ11は次式 Z・tanθ→Δd によりΔdを求めRAM13に格納する(ステップ102)。た
だし、Δdは第(i−1)回目のポケット切削面PSi-1
と第i回目のポケット切削面PSiにおける最終螺旋切削
パスの位置変位量である。
ついで、プロセッサは1→iとすると共に(ステップ10
3)、従来と同様に第i(=1)回目のポケット切削面P
Si(=PS1)における螺旋状切削パス数(N+1)と最
終切削幅d2を計算し(ステップ104)、しかる後第i
(=1)回目のポケット切削面における切削パスデータ
(NCデータ)を作成する(ステップ105)。以上により
第1ポケット切削面における各螺旋状切削パスデータが
作成されれば、プロセッサ11は以後、第2、第3、・・
・第nポケット切削面における螺旋状切削パスを以下の
ステップで作成する。
すなわち、プロセッサ11はi+1→iによりiを歩進す
ると共に、C+Z→Dにより第iポケット切削面におけ
る深さを更新し(ステップ106)、しかる後変位量Δd
と最終切削幅d2の大小を比べる(ステップ107)。
Δd<d2であれば(第1図(a)参照)、第(i−1)
ポケット切削面PSi-1におけるN番目の螺旋状切削パスP
TN迄のパスデータを使用できると判断すると共に(ステ
ップ108)、(d2−Δd)を第iポケット切削面PSiにお
ける最終螺旋状切削パスの切削幅とし(d2−Δd→d2
(ステップ109)、しかる後第iポケット旋削面PSiにお
けるパスデータを作成してRAM13に格納する(ステップ1
10)。
一方、ステップ107の判断処理において、Δd>d2であ
れば(第1図(b)参照)、次式 [RND{(Δd−d2)/d1−0.5}+1]→M によりMを求め(ステップ111)、第(i−1)ポケッ
ト切削面PSi-1における(N−M)番目の螺旋状切削パ
ス迄のパスデータを使用できると判断すると共に(ステ
ップ112)、次式 M・d1+d2−Δd→d2 により第iポケット切削面における最終切削幅d2を求め
(ステップ113)、しかる後第iポケット面のパスデー
タを作成する(ステップ110)。
第iポケット切削面PSiにおけるパスデータの作成が完
了すれば、D=Hであるかチェックし、これによりポケ
ットの底迄到達しているかチェックし(ステップ11
4)、到達していなければステップ106以降の処理を繰り
返し、到達していればポケット加工用のNCデータ作成処
理が終了する。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、第i回目のポケット切削面におけ
る螺旋状切削パスデータの作成に際しては、第(i−
1)回目のポケット切削面における螺旋状切削パスデー
タを利用できるため、テーパ付きポケット加工用のNCデ
ータを簡単に短時間で作成できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略説明図、 第2図は本発明を適用できる自動プログラミングシステ
ムのブロック図、 第3図は本発明の処理の流れ図、 第4図乃至第6図は本発明の背景説明図である。 PSi-1……第(i−1)ポケット切削面、PSi……第iポ
ケット切削面、PTN……第N番目の螺旋状切削パス(紙
面に垂直方向)における工具中心軸位置、TS……ポケッ
トのテーパ面、θ……テーパ角度、d1……途中切削幅、
d2……最終切削幅、Δd……前回と今回のポケット切削
面における最終螺旋切削パスの変位量
フロントページの続き (72)発明者 葉柳 静秋 東京都日野市旭が丘3丁目5番地1 ファ ナック株式会社商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−28154(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に角度θのテーパを有するポケットを
    所定の切り込み深さZで螺旋状に工具を移動させ、つい
    でポケット外形に向けて所定の切削幅d1だけ工具をシフ
    トして再び螺旋状に工具を移動させ、以後ポケットテー
    パ面に到達する迄螺旋状に工具を移動し、テーパ面に到
    達後、深さ方向にZだけ工具を切り込ませて同様にテー
    パ面迄前記螺旋状切削を行い、ポケットの所定底面に到
    達する迄順次前記螺旋状切削を繰り返してポケットを加
    工するNCデータ作成方法において、 第(i−1)回目のポケット切削面における螺旋状切削
    パス数を(N+1)、最終の螺旋状切削パスによる切削
    幅をd2とする時、第i)回目のポケット切削面における
    螺旋状切削のNCデータ作成に際して、 第(i−1)ポケット切削面と第iポケット切削面にお
    ける最終螺旋状切削パスの位置変位量Δdと、前記所定
    切削幅d1と、前記第(i−1)ポケット切削面における
    最終切削幅d2を用いて、第(i−1)ポケット切削面に
    おけるどの螺旋状切削パス迄のパスデータを第iポケッ
    ト切削面において使用できるか求めると共に、 第iポケット切削面の螺旋状切削における最終螺旋状切
    削パスの切削幅d2を求め、 該求めたデータを用いて第iポケット切削面における螺
    旋状切削のNCデータをを作成することを特徴とするポケ
    ット加工用NCデータ作成方式。
  2. 【請求項2】Δd<d2であれば、第(i−1)ポケット
    切削面におけるN番目の螺旋状切削パス迄のパスデータ
    を使用できると判断し、d2−Δdを第iポケット切削面
    における最終螺旋状切削パスの切削幅とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のポケット加工用NCデ
    ータ作成方式。
  3. 【請求項3】Δd>d2であれば、 M=[RND{(Δd−d2)/d1−0.5}+1] とする時、第(i−1)ポケット切削面における(N−
    M)番目迄の螺旋状切削パス迄のパスデータを使用でき
    る判断し、 M・d1+d2−Vd を第iポケット切削面における最終切削幅とすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のポ
    ケット加工用NCデータ作成方式。
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JPS63304303A JPS63304303A (ja) 1988-12-12
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JP2604244B2 (ja) * 1989-09-21 1997-04-30 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工におけるコアレス加工用ncデータ作成方法
JPH04360751A (ja) * 1991-06-07 1992-12-14 Fanuc Ltd 荒加工のプログラム作成方法

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