JPH07120033B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH07120033B2 JPH07120033B2 JP5140986A JP5140986A JPH07120033B2 JP H07120033 B2 JPH07120033 B2 JP H07120033B2 JP 5140986 A JP5140986 A JP 5140986A JP 5140986 A JP5140986 A JP 5140986A JP H07120033 B2 JPH07120033 B2 JP H07120033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- image forming
- recording paper
- forming apparatus
- sensitive recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、プリンタ、複写機等の光印写装置に使用され
る画像形成装置に関するものであり、露光により濳像の
形成された感光感圧記録紙を加圧することによって現像
する画像形成装置に関するものである。
る画像形成装置に関するものであり、露光により濳像の
形成された感光感圧記録紙を加圧することによって現像
する画像形成装置に関するものである。
〔発明の背景〕 感光感圧記録紙は、露光量によって硬度の変化するマイ
クロカプセルと、このマイクロカプセルの内容物との接
触によって発色する顕色剤とが支持体上に被層された記
録媒体である。この感光感圧記録紙で画像を形成するに
は、まず記録すべき原稿の内容に応じた露光を行うこと
により濳像を形成し、ついで加圧ロールにより硬度変化
の与えられたマイクロカプセルを破壊して顕色剤との反
応により発色させ現像を行うものである。
クロカプセルと、このマイクロカプセルの内容物との接
触によって発色する顕色剤とが支持体上に被層された記
録媒体である。この感光感圧記録紙で画像を形成するに
は、まず記録すべき原稿の内容に応じた露光を行うこと
により濳像を形成し、ついで加圧ロールにより硬度変化
の与えられたマイクロカプセルを破壊して顕色剤との反
応により発色させ現像を行うものである。
一般に感光感圧記録紙を使用した画像形成装置は、第１
図に即して後述するように、一対の加圧ロール間を通過
させて現像を行う。従来の装置においては、この加圧ロ
ールに加えられる圧力は例えば記録紙厚さ等を考慮して
予めなされる調整により一定となるように構成されてい
る。したがって記録紙上の濳像を得るための露光量が、
例えば光源の経時変化や周囲温度の変動により変化し、
露光過度や露光不足等のように変化した場合、マイクロ
カプセルの硬化状態が変化することになる。このような
状態で形成された濳像を一定圧力で加圧すると発色濃度
が変化することになり、所望濃度の可視像を得ることが
不可能であった。
図に即して後述するように、一対の加圧ロール間を通過
させて現像を行う。従来の装置においては、この加圧ロ
ールに加えられる圧力は例えば記録紙厚さ等を考慮して
予めなされる調整により一定となるように構成されてい
る。したがって記録紙上の濳像を得るための露光量が、
例えば光源の経時変化や周囲温度の変動により変化し、
露光過度や露光不足等のように変化した場合、マイクロ
カプセルの硬化状態が変化することになる。このような
状態で形成された濳像を一定圧力で加圧すると発色濃度
が変化することになり、所望濃度の可視像を得ることが
不可能であった。
本発明の目的は、感光感圧記録紙を加圧することによっ
て現像する画像形成装置において、現像される可視画像
の濃淡状態が、光源の発色状態の変動による露光量変動
にもかかわらず、自動的に均一で良質な所望状態となる
ように制御可能である画像形成装置を提供することであ
る。
て現像する画像形成装置において、現像される可視画像
の濃淡状態が、光源の発色状態の変動による露光量変動
にもかかわらず、自動的に均一で良質な所望状態となる
ように制御可能である画像形成装置を提供することであ
る。
前記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
光源からの感光感圧記録紙上への露光量を露光量検知部
で検知し、この検知出力に応じて自動的に加圧部の回転
速度及び加圧力の少なくとも何れか一方を制御する制御
手段を具備する。
光源からの感光感圧記録紙上への露光量を露光量検知部
で検知し、この検知出力に応じて自動的に加圧部の回転
速度及び加圧力の少なくとも何れか一方を制御する制御
手段を具備する。
本発明にかかる実施例を開示する前に、従来装置につい
て概説する。第１図は従来技術にかかる画像形成装置の
要部を示す斜視図である。図において加圧装置の加圧部
としての加圧ロール１、２は上下アーム３、４によって
支持されており、加圧力調整機構５及び圧縮ばね６によ
って調整される。図示されていない濳像形成装置におい
て光学的に処理されて濳像の形成された記録紙７は矢印
８のように回転する両加圧ロール１及び２の間を白矢印
９のように通過する間に所定加圧力で加圧されて現像さ
れ、可視像が現れる。
て概説する。第１図は従来技術にかかる画像形成装置の
要部を示す斜視図である。図において加圧装置の加圧部
としての加圧ロール１、２は上下アーム３、４によって
支持されており、加圧力調整機構５及び圧縮ばね６によ
って調整される。図示されていない濳像形成装置におい
て光学的に処理されて濳像の形成された記録紙７は矢印
８のように回転する両加圧ロール１及び２の間を白矢印
９のように通過する間に所定加圧力で加圧されて現像さ
れ、可視像が現れる。
第２図は、感光感圧記録紙の加圧力（横軸）と発色濃度
（縦軸）との一般的関係を示す特性曲線である。このグ
ラフは、露光量及び加圧時間を一定として記録したもの
である。発色濃度は、感光感圧記録紙上の塗布されたマ
イクロカプセルの硬化状態によって大きく左右される
が、この硬化度は露光量、すなわち露光時間と露光光束
とによって決定される。例えば、曲線中央の直線部分の
傾きαは、露光量を増加してマイクロカプセル硬度を増
してやると小さくなる。この直線部分を利用して加圧力
または加圧時間のいずれか一方または両方を変化させる
ことにより、発色濃度を任意に設定することが可能とな
る。
（縦軸）との一般的関係を示す特性曲線である。このグ
ラフは、露光量及び加圧時間を一定として記録したもの
である。発色濃度は、感光感圧記録紙上の塗布されたマ
イクロカプセルの硬化状態によって大きく左右される
が、この硬化度は露光量、すなわち露光時間と露光光束
とによって決定される。例えば、曲線中央の直線部分の
傾きαは、露光量を増加してマイクロカプセル硬度を増
してやると小さくなる。この直線部分を利用して加圧力
または加圧時間のいずれか一方または両方を変化させる
ことにより、発色濃度を任意に設定することが可能とな
る。
第３図は、本発明にかかる画像形成装置の実施例を示す
もので、両加圧ロール11及び12、上下アーム13及び14は
従来装置と同様である。加圧ロール11はその両端軸を軸
受を介して上部アーム13によって支持され、また加圧ロ
ール12も同様に下部アームによって支持されている。こ
れらの上下アーム13および14は、その先端Ａ点において
回動可能に構成されている。
もので、両加圧ロール11及び12、上下アーム13及び14は
従来装置と同様である。加圧ロール11はその両端軸を軸
受を介して上部アーム13によって支持され、また加圧ロ
ール12も同様に下部アームによって支持されている。こ
れらの上下アーム13および14は、その先端Ａ点において
回動可能に構成されている。
加圧ロール11及び12の加圧力は、上下アーム13及び14の
後端の圧力調整機構によって行われる。この圧力調整機
構は、ボルト15とばねおさえナット20によって長さ制限
されるばね16とによって構成される。ばね16の圧縮状態
が変化すると、上下アーム13及び14は先端のＡ点を支点
として後端の締めつけ状態が変化することになる。その
結果感光感圧記録紙17への加圧力が変化する。
後端の圧力調整機構によって行われる。この圧力調整機
構は、ボルト15とばねおさえナット20によって長さ制限
されるばね16とによって構成される。ばね16の圧縮状態
が変化すると、上下アーム13及び14は先端のＡ点を支点
として後端の締めつけ状態が変化することになる。その
結果感光感圧記録紙17への加圧力が変化する。
本発明にかかる画像形成装置において、加圧ロール11及
び12の加圧力を変化させるための付加的機構を有する。
この機構は、モータ21、駆動歯車22、ボルト15に連結さ
れた従動歯車23を有し、ボルト15を回転させるように構
成される。このモータはステップモータとすると都合が
よい。ステップモータ21には適合するパルス出力を発生
する第一のコントローラ24が接続されており、モータに
対して正転または反転の指示を与える。このコントロー
ラに対しては、記録紙17′上の露光量を検知するための
フォトセンサ25の検知出力による信号が入力され、対応
する出力がモータ21に与えられる。その結果、上下アー
ム13及び14間にはばね16の圧縮状態に応じた加圧力が与
えられ、感光感圧記録紙17に対する加圧力が現像の前後
を問わず任意時期にかつ自由に変更できる。
び12の加圧力を変化させるための付加的機構を有する。
この機構は、モータ21、駆動歯車22、ボルト15に連結さ
れた従動歯車23を有し、ボルト15を回転させるように構
成される。このモータはステップモータとすると都合が
よい。ステップモータ21には適合するパルス出力を発生
する第一のコントローラ24が接続されており、モータに
対して正転または反転の指示を与える。このコントロー
ラに対しては、記録紙17′上の露光量を検知するための
フォトセンサ25の検知出力による信号が入力され、対応
する出力がモータ21に与えられる。その結果、上下アー
ム13及び14間にはばね16の圧縮状態に応じた加圧力が与
えられ、感光感圧記録紙17に対する加圧力が現像の前後
を問わず任意時期にかつ自由に変更できる。
また本発明にかかる画像形成装置は、フォトセンサ25に
より図示されていない加圧ローラ駆動用モータの回転数
を任意に変更できる第二のコントローラ26を配設すると
さらに都合が良い。この回転数制御と先の加圧力制御と
をいずれか単独であるいは両者を同時に利用することに
より、均一で良質な可視画像を自動的に得ることが可能
となる。
より図示されていない加圧ローラ駆動用モータの回転数
を任意に変更できる第二のコントローラ26を配設すると
さらに都合が良い。この回転数制御と先の加圧力制御と
をいずれか単独であるいは両者を同時に利用することに
より、均一で良質な可視画像を自動的に得ることが可能
となる。
本発明によれば、光源からの感光感圧記録紙上への露光
量に応じて加圧力を制御する制御手段を具備しているた
め、感光感圧記録紙を使用する画像形成装置における濃
淡を容易に調整することができる。特に、光源の経年変
化や何らかの原因による周囲の温度変化等があっても、
本発明の画像形成装置は、自動的に均質な画像に制御す
ることができる。
量に応じて加圧力を制御する制御手段を具備しているた
め、感光感圧記録紙を使用する画像形成装置における濃
淡を容易に調整することができる。特に、光源の経年変
化や何らかの原因による周囲の温度変化等があっても、
本発明の画像形成装置は、自動的に均質な画像に制御す
ることができる。
第１図は、従来技術にかかる画像形成装置の要部を示す
斜視図である。 第２図は、感光感圧記録紙の加圧力−発色濃度特性曲線
の例である。 第３図は、本発明にかかる画像形成装置の実施例を示す
構造及び接続図である。 図中の主な参照符号の対応は以下の通り。 11:加圧ロール、12:加圧ロール 13:上部アーム、14:下部アーム 15:ボルト、16:ばね 17:記録紙、20:ナット 21:ステッピングモータ 22:駆動歯車、23:従動歯車 24:第一のコントローラ 25:フォトセンサ 26:第二のコントローラ
斜視図である。 第２図は、感光感圧記録紙の加圧力−発色濃度特性曲線
の例である。 第３図は、本発明にかかる画像形成装置の実施例を示す
構造及び接続図である。 図中の主な参照符号の対応は以下の通り。 11:加圧ロール、12:加圧ロール 13:上部アーム、14:下部アーム 15:ボルト、16:ばね 17:記録紙、20:ナット 21:ステッピングモータ 22:駆動歯車、23:従動歯車 24:第一のコントローラ 25:フォトセンサ 26:第二のコントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】露光により潜像の形成された感光感圧記録
紙を加圧することによって現像する画像形成装置におい
て、 光源からの感光感圧記録紙上への露光量を露光量検知部
で検知し、この検知出力に応じて自動的に加圧部の回転
速度及び加圧力の少なくとも何れか一方を制御する制御
手段を具備することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5140986A JPH07120033B2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | 画像形成装置 |
| US07/021,637 US4714943A (en) | 1986-03-11 | 1987-03-04 | Imaging device |
| US07/438,341 USRE34503E (en) | 1986-03-11 | 1989-11-16 | Imaging device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5140986A JPH07120033B2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62209535A JPS62209535A (ja) | 1987-09-14 |
| JPH07120033B2 true JPH07120033B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=12886137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5140986A Expired - Fee Related JPH07120033B2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120033B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6452144A (en) * | 1987-08-24 | 1989-02-28 | Sharp Kk | Image forming process |
| JPH01182853A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Sharp Corp | 加圧速度可変機能を有する画像形成装置 |
| US5208628A (en) * | 1988-01-14 | 1993-05-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| JP2589351B2 (ja) * | 1988-09-21 | 1997-03-12 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
| JPH0247646U (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-30 |
-
1986
- 1986-03-11 JP JP5140986A patent/JPH07120033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62209535A (ja) | 1987-09-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |