JPH0711915Y2 - きゅうり等の縦割機 - Google Patents

きゅうり等の縦割機

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Publication number
JPH0711915Y2
JPH0711915Y2 JP1991047194U JP4719491U JPH0711915Y2 JP H0711915 Y2 JPH0711915 Y2 JP H0711915Y2 JP 1991047194 U JP1991047194 U JP 1991047194U JP 4719491 U JP4719491 U JP 4719491U JP H0711915 Y2 JPH0711915 Y2 JP H0711915Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
guide roller
cut
base
cucumber
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991047194U
Other languages
English (en)
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JPH05396U (ja
Inventor
正盛 門木
Original Assignee
正盛 門木
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Publication date
Application filed by 正盛 門木 filed Critical 正盛 門木
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、きゅうり、ごぼう、
にんじん、大根などの野菜を縦割りする縦割機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記野菜を例えば4つに縦割りす
る縦割機は、4つの回転カッターを備えており、各回転
カッターの回転軸が同一レベルにありかつこのレベルに
おける各回転カッターの直径の延長線が1点で交わるよ
うに、90度間隔で放射状に配置されているもので、各
回転カッターを野菜を引張り込むように回転させて、野
菜を4つ割りにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
縦割りされる野菜がきゅうりのように曲がったり太さが
途中で変化している場合、切断途中で野菜の水平断面中
心が各回転カッターの回転軸を含むレベルにおける各回
転カッターの直径の延長線の交点とずれてきて、等分に
4つ割りすることができないという問題があった。
【0004】この考案の目的は、きゅうりのように曲が
ったり太さが途中で変化している野菜でも等分に縦割り
することができるきゅうり等の縦割機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案によるきゅうり
等の縦割機は、基台上に刃を上に向けた状態で直線状ま
たは放射状に配置された固定カッターと、基台に回転自
在に支持されるとともに等間隔で放射状に配置され被切
断物を保持してカッターに送る3個以上のガイドローラ
と、被切断物をカッターに送る向きに各ガイドローラを
回転させる駆動装置とを備えており、各ガイドローラの
回転軸が同一レベルにありかつこのレベルにおける各ガ
イドローラの直径の延長線が1点で交わり、この交点が
カッター中心の直上にあるものである。
【0006】
【作用】この考案によるきゅうり等の縦割機は、基台上
に刃を上に向けた状態で直線状または放射状に配置され
た固定カッターと、基台に回転自在に支持されるととも
に等間隔で放射状に配置され被切断物を保持してカッタ
ーに送る3個以上のガイドローラと、被切断物をカッタ
ーに送る向きに各ガイドローラを回転させる駆動装置と
を備えており、各ガイドローラの回転軸が同一レベルに
ありかつこのレベルにおける各ガイドローラの直径の延
長線が1点で交わり、この交点がカッター中心の直上に
あるので、被切断物がガイドローラに保持されてカッタ
ーに送られるさいに、被切断物の水平断面中心と各ガイ
ドローラの回転軸を含むレベルにおける各ガイドローラ
の直径の延長線の交点とが常に一致させられ、切断のさ
いに、被切断物の水平断面中心とカッターの中心とがず
れることなく、被切断物が縦割りされる。
【0007】
【実施例】この考案の実施例を、以下図面を参照して説
明する。
【0008】この明細書において、前後、左右は図1を
基準とし、前とは同図下側、後とは同図上側、左とは同
図左側、右とは同図右側をいうものとする。
【0009】実施例1 図1ないし図3に示すきゅうり等の縦割機は、角筒形の
本体(1) と、本体(1)上部の内周壁に固定された方形板
状の基台(2) と、基台(2) 上に刃を上に向けた状態で刃
が平面から見て十字状でかつ側面から見てV字状になさ
れた固定カッター(3) と、基台(2) に回転自在に支持さ
れるとともに90度間隔で放射状に配置され被切断物
(A) を保持してカッター(3) に送る4つのガイドローラ
(4) と、被切断物(A) をカッター(3) に送る向きに各ガ
イドローラ(4) を回転させる駆動装置(5) と、本体(1)
頂部開口を覆い被切断物差込口(6) を有するカバー(7)
とよりなり、各ガイドローラ(4) の回転軸(19)(20)(21)
(22)が同一レベルにありかつそのレベルにおける各ガイ
ドローラ(4) の直径の延長線が1点(P) で交わり、この
交点(P) がカッター中心(O) の直上にあるものである。
【0010】本体(1) 下端の4隅にはキャスター(8) が
取付けられている。本体前壁(1a)の基台(2) よりも下の
部分は切欠かれており、ここから切断されたきゅうりな
どを入れるための容器付台車(9) を本体(1) 内に対し出
し入れすることができるようになっている。
【0011】基台(2) の各ガイドローラ(4) と干渉する
部分には、十字状の孔(10)があけられている。
【0012】カッター(3) は90度間隔で放射状に配置
された4枚の刃により構成されたもので、各刃は基台
(2) に固定されたカッター保持部材(11)に着脱自在に取
付けられている。
【0013】各ガイドローラ(4) の本体(4a)は若干の弾
性を有するシリコーン樹脂製円板であって、これより径
の小さい硬質合成樹脂製円板(12)に両側からはさまれて
ねじ止められている。ガイドローラ(4) の本体(4a)に
は、シリコーンゴムなどのゴムを用いることもできる。
【0014】駆動装置(5) は、基台(2) の右後部に取付
けられたモータ(13)と、基台(2) 上に取付けらた軸受(1
4)に回転自在に支持された前後方向に延びる回転軸(20)
と、モータ(13)の原動軸に取付けられたスプロケット・
ホイール(16)と、回転軸(20)に取付けられたスプロケッ
ト・ホイール(17)と、両スプロケット・ホイール(16)(1
7)に巻き掛けられたエンドレス・チェーン(15)とを備え
ている。そして、回転軸(20)に右ガイドローラ(4) が固
定されており、両スプロケット・ホイール(16)(17)、エ
ンドレス・チェーン(15)および回転軸(20)を介してモー
タ(13)により右ガイドローラ(4) が前から見て反時計方
向に回転させられる。
【0015】左ガイドローラ(4) の回転軸(19)は前後方
向に延び、前後ガイドローラ(4) の各回転軸(21)(22)は
左右方向に延びている。右ガイドローラ(4) の回転軸(2
0)の前端部にかさ歯車(23)が固定されており、これには
前ガイドローラ(4) の回転軸(21)の右端部に固定された
かさ歯車(24)がかみ合わされている。さらに、右ガイド
ローラ(4) の回転軸(20)の後寄り部に固定されたかさ歯
車(25)と後ガイドローラ(4) の回転軸(22)の右端部に固
定されたかさ歯車(26)とがかみ合わされ、後ガイドロー
ラ(4) の回転軸(22)の左端部に固定されたかさ歯車(27)
と左ガイドローラ(4) の回転軸(19)の後端部に固定され
たかさ歯車(28)とがかみ合されている。
【0016】図2に示すように、被切断物(A) が差込口
(6) から差込まれると、被切断物(A) は4つのガイドロ
ーラ(4) に保持されてカッター(3) に送られる。このと
き、4つのガイドローラ(4) は被切断物(A) を四方から
とらえ、被切断物(A) の水平断面中心は各ガイドローラ
(4) の回転軸(19)(20)(21)(22)のレベルにおける各ガイ
ドローラ(4) の直径の延長線の交点(P) と常に一致させ
られる。被切断物(A)はさらに下方に送られてカッター
(3) により4つ割りされる。
【0017】実施例2 この実施例は、図4に示されているものであり、被切断
物を6つ割りにするものであって、カッター(3) が60
度間隔で放射状に配置された6枚の刃より構成され、基
台に固定されたカッター保持部材(11)に着脱自在に取付
けられている。また3つのガイドローラ(4) が120度
間隔で放射状に配置されており、各ガイドローラ(4) の
回転軸が同一レベルにありかつこのレベルにおける各ガ
イドローラ(4) の直径の延長線が1点で交わり、この交
点がカッター中心(O) の直上にある。そして3つのガイ
ドローラ(4) が被切断物(A) をカッター(3) に送る向き
に回転させられ、被切断物(A) が6つ割りされる。
【0018】なお、上記の実施例は、野菜を4つ割りあ
るいは6つ割りにするものであるが、これに限らず、カ
ッターの刃の枚数およびガイドローラの数を変更するこ
とにより、被切断物を任意の数に縦割りすることができ
る。
【0019】
【考案の効果】被切断物の水平断面中心とカッターの中
心とがずれることがなく、被切断物が縦割りされるの
で、きゅうりのように曲がったり太さが途中で変化する
野菜でも等分に縦割りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のI−I線に沿う断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】この考案の1実施例を示す一部切欠き斜視図で
ある。
【図4】この考案の他の実施例の要部を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
(2) 基台 (3) カッター (4) ガイドローラ (5) 駆動装置 (19)(20)(21)(22) 回転軸 (A) 被切断物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(2) 上に刃を上に向けた状態で直線
    状または放射状に配置された固定カッター(3) と、基台
    (2) に回転自在に支持されるとともに等間隔で放射状に
    配置され被切断物(A) を保持してカッター(3) に送る3
    個以上のガイドローラ(4) と、被切断物(A) をカッター
    (3) に送る向きに各ガイドローラ(4)を回転させる駆動
    装置(5) とを備えており、各ガイドローラ(4) の回転軸
    (19)(20)(21)(22)が同一レベルにありかつこのレベルに
    おける各ガイドローラ(4) の直径の延長線が1点(P) で
    交わり、この交点(P) がカッター中心(O) の直上にある
    きゅうり等の縦割機。
JP1991047194U 1991-06-21 1991-06-21 きゅうり等の縦割機 Expired - Lifetime JPH0711915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991047194U JPH0711915Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 きゅうり等の縦割機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991047194U JPH0711915Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 きゅうり等の縦割機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05396U JPH05396U (ja) 1993-01-08
JPH0711915Y2 true JPH0711915Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=12768312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991047194U Expired - Lifetime JPH0711915Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 きゅうり等の縦割機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0711915Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083220A (ja) * 2005-08-24 2007-04-05 Takuma Co Ltd 二流体噴射ノズルおよびオイルバーナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083220A (ja) * 2005-08-24 2007-04-05 Takuma Co Ltd 二流体噴射ノズルおよびオイルバーナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05396U (ja) 1993-01-08

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Effective date: 19950905