JPH07118806B2 - 可変サンプリング伝送方式 - Google Patents

可変サンプリング伝送方式

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JPH07118806B2
JPH07118806B2 JP62021823A JP2182387A JPH07118806B2 JP H07118806 B2 JPH07118806 B2 JP H07118806B2 JP 62021823 A JP62021823 A JP 62021823A JP 2182387 A JP2182387 A JP 2182387A JP H07118806 B2 JPH07118806 B2 JP H07118806B2
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佑一 二宮
吉道 大塚
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は高品位テレビジョン信号の帯域圧縮伝送方式
に係り、特にTAT(時間軸変換)帯域圧縮伝送方式の改
善に関するものである。
(従来の技術) 高品位テレビジョン信号は伝送すべき情報量が多く、高
画質を保った状態での帯域圧縮伝送は高品位テレビジョ
ンシステムの発展に不可欠な要素である。
この帯域圧縮伝送の一方式にTAT(時間軸変換)帯域圧
縮伝送方式がある。以下TAT方式についてこの発明の理
解を容易にするためその概要を述べるが、詳細について
は文献(1)谷本他:TAT(時間軸変換)方式による高品
位テレビの帯域圧縮,テレビジョン学会誌,Vol.39,No.1
0,pp.84−90(1985)、文献(2)特開昭61−62286:画
像信号帯域圧縮方式、を参照されたい。
テレビジョン画像を構成する画素の一部を取り出し、こ
れをもとよりも広い時間間隔を並び替えると帯域圧縮が
行なえる。このとき精細でない部分では画素を間引いて
も問題はなく、またフレームメモリを利用すれば静止部
分や実効的に静止とみなせる部分でも大幅に画素を間引
くことができる。TAT方式ではこのことを利用し、まず
画面全体を粗くサンプリングして画像の基本構造を表わ
す画素(基本画素)を取り出し、次に画像の性質に応じ
て残りの画素の中から精細さを表わすために必要な画素
(追加画素)を取り出す。基本画素と追加画素の合計を
もとの画素数より少なくし、これらをもとの画素間隔よ
り広い一様な時間間隔に並べてアナログ信号として伝送
すれば帯域圧縮伝送されることになる。
TAT方式の基本的な処理を示すフローチャートを送信
側、受信側についてそれぞれ第4図(a),(b)に示
し、そのサンプリングパターンについて第4図(c)に
示す。第4図(c)において丸印、四角印はそれぞれ偶
数フィールド、奇数フィールドのサンプリング画素を表
わし、●印、■印は基本画素、○印、□印は追加画素で
ある。また×印は非サンプリング画素でこれは受信側で
補間により得られ、×印を設けることにより伝送すべき
情報量は1/2に削減される。
基本画素として第4図(c)の●印、■印で示すよう全
体のサンプリング画素の1/4を取り、帯域をさらに1/2に
圧縮する場合を例にとり説明する。
送信側では原画11のサンプリング画素を間引き12で一様
に1/4に間引いて基本画素を取り出す。次に残りの画素
の中から追加画素を取り出すが、追加画素を取るか取ら
ないかの判定はモード判定15で行ない、画像を小さなブ
ロック(例えば4画素×4画素)に分け、各ブロック毎
に画像の精細さを調べることによって行なう。モード判
定15を行なうためには、基本画素およびフレームメモリ
に蓄えられている前フレームの復元画像信号より、基本
画素以外の3/4の画素を補間13により補間する。すなわ
ち各フレームに共通の位置にある基本画素の1フレーム
差分を作り、その値より各ブロックが動き領域か静止領
域かを判定し、動き領域では周辺の基本画素からフィー
ルド内補間し、静止領域では前フレームの画素からフレ
ーム間補間する。かくて得られた画像を基本画像と呼ぶ
が、この基本画像と原画像との差(補間誤差)を原画と
の差14により求め、補間誤差の大きなブロックを精細な
部分とみなし、大きいものから順に1/3のブロックは追
加画素決定16により追加画素を追加するブロックとす
る。このとき全追加画素数は全サンプル画素数の1/4と
なり、先の基本画素数の1/4と合わせて1/2となり伝送す
べき情報量は1/2に圧縮されることになる。
一方受信側では基本画素以外の画素を、基本画素と前フ
レームの復元画像信号から送信側と同じ補間17によって
再生し基本画像を得る。次にモード情報に従って補間画
素を追加画素で置き換え18し精細な再生画像19を得る。
(発明が解決しようとする問題点) TAT帯域圧縮伝送方式のフィールド内のサンプリングパ
ターンを再び第5図(a)に示す。●印が常に伝送され
る基本画素のためのサンプリング位置、○印が高密度伝
送の必要に応じて追加伝送される追加画素のためのサン
プリング位置を示す。このフィールド伝送パターンにつ
いて今伝送される画像の2次元空間周波数特性を考えて
みると、第5図(b)に示すごとくになる。図の横軸は
水平空間周波数、縦軸は垂直空間周波数であるが、この
図示のパターンでは人間の視覚上無駄の多い伝送方式、
すなわち必要性の低い斜め方向に大きな解像力を有して
いることがわかる。
従って本発明の目的はこの視覚上無駄な伝送方式を改善
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明可変サンプリング伝送方式は、フィール
ドインターレースの画像を構成する画素の一部を抽出
し、これをもとの画素間隔よりも広い間隔に配列して伝
送する帯域圧縮伝送方式において、送信側では、抽出す
る前記画素の一部を、あらかじめ位置が定められた基本
画素と、画像の性質に応じてその抽出する位置が変化す
る追加画素とに分離し、追加画素の位置情報とともに、
基本画素と追加画素が区別できるように配列して送信
し、受信側では、送信されてきた基本画素、追加画素お
よび追加画素の位置情報からもとの画像を復元するにあ
たり、受信側でフィールド間補間をしてもとの画像を復
元する静止領域における奇数フィールド及び偶数フィー
ルドのサンプリング後のサンプリング画素の垂直位置
を、送信側のエンコーダであらかじめフレーム毎に交互
にそれぞれ上下に1/2ラインずつ偏移させて伝送するこ
とを特徴とする。
(実施例) 以下添付図面を参照し実施例により本発明を詳細に説明
する。
第1図(a)に本発明方式に係るフィールド内サンプリ
ングパターンを、同図(b)にこのサンプリングパター
ンにより伝送される画像の2次元空間周波数特性を示
す。第1図(b)図示の特性を第5図(b)の特性と比
較することにより、第1図(b)図示の特性が人間の視
覚系をも考慮した効率のよい伝送特性であることがわか
る。
所で上述のサンプリングパターンのみでは画像の復元に
不都合の生じることがわかった。それは静止画像に対し
てフィールド間オフセットサブサンプリングによるパタ
ーンから非サンプル点を補間しようとすると、フィール
ド間オフセットサブサンプリングパターンが第2図
(a)図示のパターンのようになって、例えばその非サ
ンプル点×印の隣接画素によるフィールド間内挿が、上
下非対称すなわちこの図の場合には内挿の基準になる画
素信号が上方にしかなく、いわゆるフィールド間内挿が
「片利き」になって不都合となる。第2図(a)の場合
勿論実線を偶数フィールドの走査ラインとすれば破線は
奇数フィールドの走査ラインである。
上述の不都合を解決する一方策として、フィールド間内
挿を実行するのは静止領域のみであることに着目し、静
止領域に対して高密度伝送する場合のパターンを動き領
域に対して高密度伝送する場合のパターンと違えて、例
えば第3図示のサンプリングパターンを使用することで
ある。図で非サンプル点例えば×印はフィールド間内挿
は上下に関し「両利き」である。
しかしこの方式はフィールド間内挿は完全になるが、動
き領域と静止領域とでサンプリングパターンが異なっ
て、内挿フィルタの構成が複雑になるし、常に伝送され
ているサンプリングの位相が動/静で異なるので受信側
での動き検出が困難になる。
本発明では第2図(a)に示すサンプリングパターンの
まゝで、すなわち動き領域も静止領域も差がなく同一の
サンプリングパターンを用いた場合の実施例を別に提案
する。第2図(a)のパターンの場合のフィールド間内
挿は、最も単純な例で考えると第2図(b)に矢印で示
すように、現フィールド(実線)への前フィールド(破
線)からの補間は第2図(a)において説明したごとく
「片利き」的になされる。一般に静止画像の現フィール
ドの欠落画素(第2図(b)で例えば図の×印21の画
素)を補間する場合、その補間は前フィールドの対応す
る最近接画素(第2図(b)で前フィールドの位置22,2
3にある画素)で補間する。所がこの場合、位置22には
黒丸印22が実在するが、位置23は×印と欠落画素になっ
ている。補間が上の画素22だけの寄与になってしまう。
これを「片利き」的補間と称する。その結果得られる静
止画像の垂直方向の位置が等価的に1/2ライン分第2図
(b)の場合下方へずれたことになる。
これに対する対策として、第2図(c)に示すごとく、
エンコーダ側であらかじめ逆方向(第2図(b)の場合
は上方)に1/2ライン分だけサンプリング後の静止画像
の位置をずらしておけば、結果的に静止画像の位置が移
動せずにすむ。画像位置の1/2ライン移動方向はフレー
ム毎に上、下に反転させる。デコーダ側では1/2ライン
上方または下方へ移動した破線フィールド信号を1/2ラ
イン下方または上方へ移動した実線フィールド信号に内
挿して実線フィールドの静止画信号を再生する。同様に
1/2ライン下方または上方へ移動した実線フィールド信
号を1/2ライン下方または上方へ移動した破線フィール
ド信号に内挿して破線フィールドの静止画信号を再生す
る。この様にすると高域成分の垂直解像度は低下する
が、一応フィールド間内挿を行なうことができる。
上述のことを図面を参照してより詳細に説明すると以下
のようになる。フィールドインターレース静止画像のフ
ィールド間内挿では、現フィールドの欠落画素を1フィ
ールド前の垂直方向の画素(複数)で内挿することにな
る。第6図(a)は第2図(a)と同じ1/2ラインシフ
トしない時の画素位置の水平・垂直平面図であり、第6
図(b)は第6図(a)の縦破線の位置で時間方向に見
た図、第6図(c)は第2図(a)に(1/2)ラインシ
フトを施したものである。内挿の一例として×印の欠落
画素は、矢印の始点の示す画素で行われるとすると、第
6図(b)では上下非対称「片利き」になっているのに
対し、第6図(c)では対称「両利き」となっている。
少ない画素での非対称のフィールド間内挿では内挿が不
完全となり、走査線のペアリング(走査線のビートが見
えること)が生ずる。第6図(c)のような対称の内挿
ではこれが軽減される。
そして第6図(c)を達成するハードウェアが第2図
(c)である。第6図で図の実線は偶数フィールドであ
り、破線は奇数フィールドである。従って第2図(c)
のエンコード側が1/2ライン上方へ移動1に切替えられ
ると、時間軸でみてそれは第6図(c)の上26,上27に
対応し、デコーダ側の破線→実線フィールド間内挿3と
実線→破線フィールド間内挿4はそれぞれ時間軸上27か
ら時間軸下28×印への補間および時間軸上26から時間軸
上27×印への補間に対応する。またエンコーダ側が1/2
ライン下方へ移動2に切替えられると、それは時間軸で
みて第6図(c)の下24,下25に対応する。
(発明の効果) 本発明方式を、基本画素に追加画素を適宜組合わせて伝
送し、画像を復元する帯域圧縮可変サンプリング伝送方
式に適用することにより、視覚上効率のよい信号伝送が
達成でき、静止画像に対してフィールド間内挿が不都合
なく行なわれてしかも動き画像に対しても十分な水平解
像度のある信号を伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明方式に係るフィールド内サンプリ
ングパターンを、同図(b)は同図(a)で伝送可能な
2次元空間周波数特性を示し、 第2図(a)は本発明方式に係るフィールド間内挿を考
慮したフレーム内サンプリングパターンを、同図(b)
は同図(a)のサンプリングパターンでの破線フィール
ドから実線フィールドへのフィールド間内挿模様を、同
図(c)は本発明方式で発生する片利き内挿による1/2
ライン位置ずれを防止する実施例の構成略ブロック線図
を示し、 第3図はフィールド間内挿による片利き内挿を防止する
ための静止領域用サンプリングパターンの1例を示し、 第4図は従来のTAT方式の基本的処理フローチャートの
送信側(a)、受信側(b)とそのサンプリングパター
ン(c)とを示し、 第5図は従来のTAT方式の1フィールド分のサンプリン
グパターン(a)と、それによって伝送可能な2次元空
間周波数特性(b)を示し、 第6図は本発明実施例の1/2ラインシフトと欠落画素の
内挿を説明するための図で、(a)は1/2ラインシフト
しない時の画素位置の水平・垂直平面図、(b)は
(a)の縦破線の位置で時間方向に見た図、(c)は1/
2ラインシフトを施した時の時間方向に見た図を示す。 1…1/2ライン上方へ移動、2…1/2ライン下方へ移動 3…破線→実線フィールド間内挿、4…実線→破線フィ
ールド間内挿 11…原画、12…間引き 13,17…補間、14…原画との差 15…モード判定、16…追加画素決定 18…置き換え、19…再生画像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィールドインターレースの画像を構成す
    る画素の一部を抽出し、これをもとの画素間隔よりも広
    い間隔に配列して伝送する帯域圧縮伝送方式において、
    送信側では、抽出する前記画素の一部を、あらかじめ位
    置が定められた基本画素と、画像の性質に応じてその抽
    出する位置が変化する追加画素とに分離し、追加画素の
    位置情報とともに、基本画素と追加画素が区別できるよ
    うに配列して送信し、受信側では、送信されてきた基本
    画素、追加画素および追加画素の位置情報からもとの画
    像を復元するにあたり、受信側でフィールド間補間をし
    てもとの画像を復元する静止領域における奇数フィール
    ドおよび偶数フィールドのサンプリング後のサンプリン
    グ画素の垂直位置を、送信側のエンコーダであらかじめ
    フレーム毎に交互にそれぞれ上下に1/2ラインずつ偏移
    させて伝送することを特徴とする可変サンプリング伝送
    方式。
JP62021823A 1987-02-03 1987-02-03 可変サンプリング伝送方式 Expired - Lifetime JPH07118806B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5374318A (en) * 1976-12-15 1978-07-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Sampling and decoding system for television signal
JPS6162286A (ja) * 1984-09-04 1986-03-31 Univ Nagoya 画像信号帯域圧縮方式

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