JPH071187B2 - ガス・メ−タ - Google Patents

ガス・メ−タ

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JPH071187B2
JPH071187B2 JP60124031A JP12403185A JPH071187B2 JP H071187 B2 JPH071187 B2 JP H071187B2 JP 60124031 A JP60124031 A JP 60124031A JP 12403185 A JP12403185 A JP 12403185A JP H071187 B2 JPH071187 B2 JP H071187B2
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bellows
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ミシエル、カルト
ミシエル、ブナダシ
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フロニク
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明はガス・メータに係り、特にベロー型のガス・メ
ータに関する。
これらのメータは公知のものであって、その一実施態様
は英国特許第1508307号に記載されている。このメータ
は本質的に2個の測定スペースから成り、各スペースは
可変形性ベローによって2個の測定室に分割されてい
る。各測定室は測定されるガスを導入および排出するた
めのオリフィスを備える。
各室へのガスの導入と排出をベローの装置と同期化する
ため、各ベローは伝動システムを備え、この伝動システ
ムが分配器を制御し、この分配器が各室に組合わされた
オリフィスを、周期的に、ガス導入口またはガス排出口
と連通させる。
この分配器は、前掲の英国特許に記載の場合のように線
形移動型とすることができ、または回転移動型とするこ
とができる。後者の場合、各室に組合わされたオリフィ
スは円形リング上に配置され、分配器がこのリングの軸
線回りに回転する。
分配器は、オリフィスの備えられたすべり面の上を滑動
し、また分配器とすべり面との間の密封状態は、分配器
の重量と、分配器とその外部とのガス差圧とによっての
み与えられる。高精度のメータをうるための要件として
のすぐれた密封性をうるためには、すべり面と接触する
分配器面の摩耗が規則的である必要がある。しかしなが
ら先行技術のシステムにおいては分配器の駆動手段は分
配器に対して余分な傾斜トルクを生じる。すなわちすべ
り面に対して垂直な分配器の軸線回りの回転運動のほか
に、駆動手段は分配器をその本来の回転軸線に対して垂
直な軸線回りに回転させようとするトルクを加える。そ
の結果、分配器の支承面上に不規則な摩耗を生じ、洩れ
を発生し、従ってガス・メータの正確な動作を妨げる。
〔発明の要約〕
このような欠陥を克服するため、本発明の目的は、分配
器を回転させる手段が分配器に対して傾斜トルクを生じ
ることのないようにした回転分配器式ベロー型メータを
提供するにある。
そのため、本発明によるメータは測定ユニットを含み、
この測定ユニットは、2個の測定区画を成し各区画がそ
れぞれ変形性ベローによって2測定室に分割されまた分
配面を成しこの分配面の中に4オリフィスを備え各オリ
フィスが前記測定室のそれぞれに連通されるようにした
ケースと、前記分配面の上に可動的に取付けられた分配
器と、前記分配器を前記ベローに対して動的に連結する
伝動手段であって少なくとも2つのレバー組立体を有す
る伝動手段とを含む測定ユニットを具備し、前記分配器
は回転自在に取付けられ、またその回転軸線に沿って、
前記分配面に対して垂直な円筒形スリーブを含み、また
前記伝動手段は、クランク形成部分を含み、このクラン
ク部分は、前記スリーブの中に遊隙をもって係合し前記
ケースに対して枢転自在に取付けられたハブと、前記ハ
ブに対して平行に片寄って配置された第1ピボット軸と
を有し、前記レバー組立体の一端は前記第1ピボット軸
に取付けられ、また前記伝動手段は、前記クランク形成
部分と前記分配器との連動回転を生じる手段を含む。
従って、分配器のハブとスリーブとの間に存在する遊隙
の故に、レバー組立体によってクランクに伝達される傾
向のある傾斜トルクが分配器そのものには伝達されな
い。
4室を有するガス・メータ、たとえば英国特許第1,508,
307号に記載のメータにおいては、メータ・ケースは、
中心コアを有する中心ブロックと2枚のサイドカバーと
から成る。2個のベローのそれぞれの外周部は、中心ブ
ロックの縁部と一方のサイドカバーの縁部との間に把持
されている。さらに、中心ブロックが2内室(中心ブロ
ックによって画成されたもの)に組合わされた内部通路
を画成する構造要素を有するならば、2外室(2サイド
カバーによって画成されるもの)に組合わされた内部通
路を画成する構造要素の一部は2サイドカバーの一体部
分を成す。
メータのケースのこのような構造は複雑であって、オー
トメーション手段による組立てが可能でない。
従って、本発明の他の目的は、組立容易な特殊構造のケ
ースを有する4室型ガス・メータを提供するにあり、特
に前記ケースが加熱密封性プラスチック材料から成ると
き、オートメーション手段による組立を可能とするにあ
る。
そのため、本発明によるガス・メータは、それぞれ可変
形性ベローによって2室に分割された2測定区画および
それぞれ前記チャンバの1つと内部通路によって連通さ
れた4オリフィスを備える分配区域を成すケースと、前
記分配区域上に可動的に搭載された分配器と、前記分配
器を前記ベローに対して動的に連結する伝動手段とを具
備し、前記伝動手段は少くとも2組のレバー組立体を含
むようにした測定ユニットを有し、前記メータは、前記
ケースが中心ブロックとこの中心ブロックに固着された
2枚のサイドカバーとからなり、前記中心ブロックが前
記内部通路を画成するすべての構造要素を含むことを特
色とする。
通常構造のように、このメータは密封された外側ケーシ
ングAとケーシングAの中に配置された測定ユニットB
と、測定ユニットBによって測定された容量の機械的表
示を可能にする積算計Cとから構成されている。
測定ユニットBは、まずケースDを含み、このケースD
は、中心ブロック1と2個のサイドカバー2、3を含
む。図6a乃至図6dに詳細に示すように、中心ブロック1
は中心ブロックの縦断面に沿って配置された中央仕切1a
を含み、この中心ブロック1は、中央仕切1aに対してほ
ぼ直角の底部1jと、2側壁1とを有する。中心ブロッ
ク1の上部は、これより複雑であって、さらに後述され
る。底部1jと、側壁1kと、中心ブロック上部とのそれぞ
れの縁を成す連結面に、前記カバー2と3が溶接されて
いる。たとえば、カバー2、3の接合面2a、3aに溶接さ
れたブロック1の接合面1c、1dが見られる。中心ブロッ
クとサイドカバーとから成るこの組立体は中央仕切1aに
よって仕切られた2スペース4、5を画成している。こ
れらのスペースを下記において区画と呼ぶ。公知のよう
に、各区画4と5は変形性ベローまたは隔膜によって2
室に分割されている。区画4については、ベロー10が備
えられ、区画5についてはベロー11が備えられている。
故に区画4はベロー10によって室6と7とに分割されて
いる。これと対称的に、ベロー11は区画5を2室8と9
に分割している。各ベローの外周部は、中心ブロック1
の底部1j、側壁1kおよび上部に備えられた内側ショルダ
1e、1fと、クランプ12、13との間に把持されている。ま
たケースDはその上部に分配カバー14を備え、このカバ
ー14は中心ブロック1の上部に対して溶接または接着さ
れている。これについてはあとで述べる。
分配カバー14と中心ブロック1の上部は内部通路15、1
6、17および18を画成している。これらの部材は中心排
気通路19を画成し、この通路は図3bと図4とにおいてさ
らによく示されている。図2において見られるように、
分配カバー14の上側部14bは4開口を有し、これらの開
口は放射方向密封ストリップ14cによって相互に分離さ
れた4個の扇形部23、24、25および26から成る形を有す
る。このカバー上側部14bは座面またはすべり面を有
し、その中に前記の4開口が形成されている。内部通路
15〜18は各室6〜9を各開口23〜26に連通するように構
成されている。さらに詳しく述べれば、室6、7、8お
よび9は内部通路15、16、17および18によって、それぞ
れ開口23、24、25および26と連通されている。
図6a〜図6eについてさらに詳細に述べれば、通路15〜18
の設計をさらによく理解することができる。図6eは中心
ブロック1の上部が上壁1mを有することを示し、この上
壁1mから複数のオリフィスが出て、これらのオリフィス
は、中心仕切り1aに対して平行な仕切要素80によって相
互に分離されている。これらの仕切要素80の自由上端
に、分配カバー14が固着されている。これらのオリフィ
スは通路15〜19の末端部を成している。図6eにおいて、
これらのオリフィスは対応の通路の番号にプライム記号
を付して示してある。分配カバー14の目的は、オリフィ
ス15′〜18′を密封的に扇形開口23〜26に連結するにあ
る。
図6dは、内部通路17が中心ブロックの上壁1mの中に穿孔
された孔17に縮小され、この孔が室8とオリフィス17′
とを直接に連通していること、また内部通路15も中心ブ
ロックの上壁1mの中に穿孔された孔15に縮小され、この
孔が室6とオリフィス15′とを直接に連通していること
を示す。中心通路19はU形仕切82によって画成され、そ
の上端は図6aに示すように、中央仕切の上縁に、少なく
ともその長さの一部において接続している。
図6bは、室9と図6eのオリフィス18′とを連通する通路
18が傾斜仕切84によって画成され、この傾斜仕切84は、
オリフィス18′を包囲する図6eの仕切要素に接続されて
いることを示す。
図6cは、室7を図6eのオリフィス16′に連通する内部通
路16が、中央仕切1aからオリフィス16′を包囲する仕切
要素の1つまで延在する第1傾斜仕切86と、通路16をオ
リフィス18′から分離する第2傾斜仕切88と、オリフィ
ス16′を包囲する図6eの仕切要素とによって画成されて
いることを示す。
図6a〜図6eについて与えられた前記の説明は、本発明の
主要特色によれば、すべての内部通路15〜18および中心
通路19が中心ブロック1に属する構造要素によって画成
されていることを示す。分配カバー14は、単に中心ブロ
ックのオリフィス15′〜18′を分配開口23〜26に連通す
るように設計されている。故に、サイドカバー2と3は
内部通路を画成する要素を有しない。
またこの測定ユニットは、全体として22で示された回転
式分配器を有する。この分配器22の下側部22′は、分配
カバー14の上側面14bの座面または滑り面上を滑動す
る。さらに詳細に述べれば、上側面14bは、図3bに示さ
れたストリップまたはリブ14dを備え、これらのリブが
分配器22の下側面22′と協働して、所望の密封を成す。
分配器22は円の4扇形部から成り、これらの扇形部は、
2平坦区域22bによって相互に分離されたオリフィス22c
とサラ状区域22dとから成る。これら4区域はそれぞれ9
0゜の角度に対応している。また分配器は中空中心区域2
2fを有し、この区域は中空サラ区域22dと連通してい
る。オリフィス22cが各扇形開口を順次に、ケーシング
Aによって画成された中心ユニットの外部と連通させ、
サラ状区域22dと中心区域22fは、組立体を測定ユニット
の外部に対して遮断しながら中心通路19をいずれかの扇
形開口と連通させるように設計され、また平坦区域22b
が扇形開口を順次に閉鎖することは容易に理解されよ
う。
公知のように、分配器の回転によって、各測定室へのガ
スの導入と排出を抑制することができる。
4測定室と回転型分配器とを具備したメータはそれ自体
公知であって、たとえば米国特許第3,161,049号に記載
されている。故に、この際、この種のメータの動作、す
なわち回転分配器の位置と測定室中のベローの位置との
相互関係について詳細に説明する必要はない。前掲の文
献を引用するだけでよい。
図3bにより詳細に示されているように、ベローの運動と
分配器22の回転との間の同期性をうるため、まずクラン
クを成す部材21が配備されている。クランク21は、扇形
開口23〜26の幾何軸線に沿って配置された軸20回りに回
転することができる。またクランクのハブは、分配器22
と一体を成すマリーブ22との中に係合している。スリー
ブ22eは、分配器22の円形側面の幾何軸線に沿って配置
され、分配カバー14の側壁14bと接触している。クラン
クのハブ21eは、たとえば1ミリメートルの1/10の非常
に僅小な遊隙をもって、スリーブ22eの中に自由に係合
している。分配カバー14の中に配置され、スリーブ22e
の下端と協働する円形ストリップ14dの1つによって密
封が実施される。またクランク21は、後述のように積算
器Cを駆動する歯車21cと、ハブ21eの軸線に対して片寄
らされたクランクピン21bとを有する。クランク21と分
配器22は、クランク21の中に備えられた出張り21aと分
配器22の中に備えられた放射方向グループ22aとの協働
作用によって一緒に回転させられる。
図3aに示したベロー10と11について再び述べれば、これ
らのベローはその中心部においてそれぞれプレート29、
30とカウンタプレート31、32との間に把持されている。
前記のプレート29と30の中心部に対してそれぞれアーム
71と72が枢着されている。図1からさらに明らかなよう
に、アーム71と72の他端は垂直軸33、34の下端と共に回
転するように連結されている。これらの軸34、34は、中
心ブロック1の中に備えられた通路35の中に枢転自在に
取付けられている。軸33と34はシール36により中心ブロ
ック1の中を密封的に貫通する。
軸33と34の上端はそれぞれ第1レバー37、38と共に回転
する。これらのレバーの平均位置は相互に90゜の特性角
度を成し、これらのレバーの長さは、90゜の特性角度を
成しながら回転することによって生じる円弧の末端点を
通る線が分配器22の回転軸線と交わるように定められ
る。この構造により、唯一の簡単なクラックを使用する
ことが可能となる。レバー37と38はその他端によって、
連接桿39と40にそれぞれ連結されている。これらの連接
桿がクランクピン21b上に取付けられている。
前記の説明から容易に理解されるように、ベロー10と11
の運動が軸33と34の対応の回転運動を生じる。これらの
軸の回転運動は、レバー組立体37/39と38/40を介して、
配分器20の対応の回転運動を生じる。故に、室6と9へ
のガスの導入または排出はベローの運動と同期化され
る。さらに、このような駆動システムにより、ある程度
の導入リードをとることが可能となる。すなわちベロー
がその行程の終点に達する前に、行程ストッパーシステ
ムを使用することなく、ある室の中にガスが導入され
る。このようにして、ベローの最終位置と、従ってまた
その室の有効容積とをより正確に決定することができ
る。
第3a図について述べれば、外側ケーシングaは上下の2
個の半ケーシング57と58から構成される。上部半ケーシ
ング58はガス導入ノズル62とガス排出ノズル63とを備え
る。ガス排出ノズル63はライン64に通して、また分配器
22の掃引区域外にある分配カバー14の穿孔可能区域65′
のオリフィス65を通して、内部中心排出通路19に連通さ
れている。
最後に、図3aに見られる積算器Cは計測値表示ドラム53
を含む。これらのドラムは1組の歯車41、43、45および
48を介して、クランク21の歯車21cに対して連動されて
いる。これについてはこれ以上説明する必要はない。
他の実施態様として、スリーブ22eとハブ21eとの間の間
を僅少のものとせず、たとえば1mmのオーダとする
ことができる。クランク21の回転作用のもとに、分配器
22は、このような僅少でない間隙の故に、ランダムに
変動する軸線回りに回転させられる。このようにして分
配器の運動はハブ21eの回転軸線に対して偏心される。
従って、分配カバーのストリップ14dと分配器23の下側
面22′との接触面が分配器22の回転軸線と同時に変動す
る。その結果、分配器22の下側面22′の摩耗がこの下側
面のより大きな面積に及び、この摩耗部分は摩隙によ
って決定される。故に、分配器22の下側面22′の摩耗が
より規則的になる。
分配器の回転を生じるための方法についてさらに詳細に
述べなければならない。
先に述べたように分配器22に対して加えられる傾斜トル
クに関しては、分配器の回転運のほか、レバーセット37
−39および38−40も責任がある。本発明によれば、この
傾斜トルクはクランク21を構成する組立体に対して加え
られる。クランクのハブ21eと分配器のスリーブ22eとの
間の間隙の故に、またクランク21と分配器22との間の連
結が出張21aとグループ22aとの協働のみによって実施さ
れるが故に、この傾斜トルクはクランクに対して加えら
れるが、分配器そのものに対しては伝達されない。この
ようにして滑り面14bと接触した分配器の面において規
則的な摩耗が生じる。
特に図4について説明する実施態様においては、ガスは
ケーシングAの上部からメータに出入している。本発明
の特徴によれば、このメータは、簡単な加工作業と組立
作業によって、ケーシング内部へのガスの導入は従来通
りケーシングの上部から行なわれるが、ガスの排出はケ
ーシングの底部から、実質的に導入口の延長線に沿って
行なわれるように設計される。そのため中心ブロック1
とサイドカバー2および3は、中心通路19から可穿孔性
の薄い仕切66によって分離された内部通路19′(図4)
を画成している。この通路19′はケースDの下端のオリ
フィス67を通して開く。
図4のガス出入システムをうるためには、分配カバー14
の区域65′にオリフィス65を穿孔し、図4に示すような
導入ノズル62と排出ノズル63を備え、またライン64を設
置すればよいことは明らかである。
図5の出入システムをうるためには、分配カバー14にオ
リフィスを穿孔することなく、薄い仕切66を除去して、
内部通路19と19′とを連通させる。さらに、ケーシング
Aの上に、導入ノズル68を設置する。このノズルは68は
図4のノズル62と同一役割を成し、排出ノズル69はケー
シングAの底部に設置される。最後に、排出ノズル69と
オリフィス67はライン70によって連通される。
前記の説明から明らかなように、単体型のケースを製造
することにより、非常に限られた数の特殊機械加工を実
施するだけで、導入システムと排出システムとを備えた
メータが得られる。図4の組立体の場合、導入カバー14
の区域65′にオリフィスを穿孔するだけでよい。図5の
組立体の場合、外部から容易に近接される薄い仕切66を
除去するだけでよい。
図6dと図7について、メータのケースがプラスチック材
料から成る場合にベローとサイドカバーを中心にブロッ
ク1に取付ける好ましい実施態様を詳細に説明する。
付図6dは、中央仕切1aに連接された中心ブロック1の側
壁1k、1j、1lがサイドカバー2と3に取付けるための2
接合面1cと1dとを有することを示す。これらの接合面1c
と1dは完全に平坦ではない。各接合面は、仕切1aに対し
て平行な面に配置されたケース底部1jとケース側面1kの
大部分とに対応する平坦部100と、この平坦部100に対し
て平行に相異る面に配置された第2平坦部102とを有す
る。この平坦部102は、分配カバー14を固着する上側壁1
mに対応するものであって、これらの両平坦部100と102
は、2湾曲部104と106とによって相互に接続されてい
る。
湾曲部104と106は、中央仕切1aに対して平行なまま、中
心ブロックの上側壁1mに対して直角に動く直線によって
生成される。先に述べたように、中心ブロック1はさら
に2つのショルダ1eと1fとを有する。これらのショルダ
は平坦であって、中央仕切1aに対して平行に対称的に配
置されている。各ショルダの面は、対応の接合面の第1
平坦部100より内側にある。各ショルダ1eと1fは、中心
ブロック1と一体的に鋳造された複数のニップル110を
有する。ショルダ1fの面は、室8に対応する通路17と室
9に対応する通路18の起点との間に配置されている。シ
ョルダ1eについても同様の配置である。
図7はベローとサイドカバーの各組立段階を示す。ま
ず、ベローと一体を成すプレート30上にアーム72の一端
を枢着する。次に、ベローの平坦外周部112に備えられ
た孔114の中にニップル110が進入するように、ベローを
ショルダ1f上に配置する。次に、対応のオリフィス116
を備えたクランプ13を取付ける。このクランプ13はベロ
ーの外周部上に圧着され、ニップル110のヘッドを超音
波変形することによって、ショルダ1f上にベロー外周部
112を密着させる。
図7の上部に示すサイドカバー3の接合面3aが中心ブロ
ック1の接合面1dと接合される。さらに詳細にの述ベれ
ば、接合面は、中心ブロック1の接合面1dの部分100に
対応する平坦部120と、部分102に対応する第2平坦部12
2と、湾曲部104、106に対応する湾曲部124、126とを有
する。
図7に示すように、サイドカバー3は平坦部128を有
し、この平坦部は、接合面部分122と傾斜面130との間に
延在し、この傾斜面130は平坦部128を接合面3aの部分12
0に接続している。またこの傾斜面130は、接合面3aの湾
曲部124と126によって限定されている。
サイドカバー3は中心ブロック1に対して、摩擦圧接に
よって固着される。そのため、カバー3の接合面3aが中
心ブロック1の接合面1dと接触するように、カバー3を
中心ブロック1上に配置する。次に、カバー3の平坦部
128に対して十分な応力を加えながら、中心ブロックの
上部1mに対して直角方向Fに沿った相対振動運動を中心
ブロック/サイドカバー組立体に対して加える。これ
は、両方の接合面に関する前記の定義から可能となる。
加えられた応力と相対振動運動とが接合面の局所的加熱
と、従って溶接とを生じる。もちろん、カバー3は、中
心ブロックに使用されるものと同等または相容性の熱可
塑性材料から成る。このようにして、中心ブロック1と
サイドカバー3との間の密封接着が得られる。
ベロー10とサイドカバー2を中心ブロックのそれぞれシ
ョルダ1eと接合面1c上に接合させるために同様の方法が
使用される。
加熱密封性材料は、好ましくはファイバ・グラスを装入
されたブチレン・テレフタレート ポリエステルとす
る。カバーに対して直角に加えられる圧力は、700daNの
オーダとする。接合面に対して平行にカバーに対して加
えられる振動は200Hzのオーダの周波数と0.7〜1.5mmの
振巾とを有する。
ガスメータのケースのこのような実施態様は一般に使用
されている技術に比して多くの利点を有する。ケースの
この実施態様は、線状移動型または揺動型の分配器を有
する4室式ガスメータについても、全く同様に使用され
ることを付言しなければならない。
各室を分配カバー14に連通する内部通路15〜18と中心通
路19とが中心ブロックの中に作られていることの故に、
中心ブロックとサイドカバーとの間の密封の問題が簡単
化される。実際に、内部通路の一部、すなわち2つの外
側室と連通した内部通路をサイドカバーが限定する設計
においては、これらの内部通路について特殊シールを備
えなければならない。
さらに、中心ブロック上のベロー取付点とサイドカバー
取付点との離間は、ベローの外周部が中心ブロックの縁
部と一方のサイドカバーの縁部との間に固着される先行
技術と比較して、メータの組立を実質的に簡単化し、オ
ートメーションを可能とする。このような先行技術にお
いては、ベローと中心ブロックおよびサイドカバーとの
間の二重密封を可能とするため、ベロー外周上に余分の
厚さを備えなければならない。これに反して本発明によ
れば、中心ブロックとサイドカバーとの間を直接に密封
しなければならないのであるから、摩擦圧接を使用する
ことが可能となる。これらの2部材間にシールを配置し
なければならない場合には、これは不可能であろう。
最後にサインドカバーの形状そのもので平坦なカバー設
計に比して2つの利点を有する。第1に、傾斜部130の
存在によりカバーを強化することができ、第2に、この
同じ傾斜部の故に、ケーシングの外部寸法を増大しない
丸い隅部を有する下方半ケーシング57を使用できるので
メータの全体寸法を縮小させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガスメータの部分断面図、第2図
はメータの平面図であって外側ケーシングの上部を除去
して示す図、第3a図は第2図のA−Aダッシュ線に沿っ
て取られた垂直断面図、第3b図は回転型分配器の取付け
と駆動を拡大して示した部分断面図、第4図は第1図に
対して平行な面に沿って取られた垂直断面図、第5図は
第4図と類似の図であってメータケーシングに出入する
ガスの導入路と排出路の他の実施態様を示す図、第6a図
は第2図のVI−VI線に沿ったメータケースの中心ブロッ
クの断面図、第6b図は第6a図のB−B線断面図、第6c図
は第6a図のC−C線断面図、第6d図は第6a図のD−D線
断面図、第6e図はメータケースの中心ブロックの平面
図、第7図はベローとサイドカバーを中心ブロック上に
組立てる方法を示す分解斜視図である。 A……ケーシング、B……測定ユニット、C……積算
器、D……ケース、1……中心ブロック、1a……中央仕
切、1e、1f……ショルダ、1c、1d、2a、3a……接合面、
2、3……サイドカバー、4、5……区画、6、7、
8、9……測定器、10、11……ベロー、12、13……クラ
ンプ、14……分配カバー、14d……円形リブ、15、16、1
7、18……通路、15′、16′、17′、18′……分配オリ
フィス、19、19′……内部通路、20……クランク軸、21
……クランク、21a……出張、21b……クランクピン、21
c……歯車、21e……ハブ、22……分配器、22a……みぞ
穴、22b……分配器の平坦部、22c……分配器の開口部、
22d……サラ状部、22e……スリーブ、37、38、39、40…
…クランクレバー、65′、66……穿孔可能仕切、67……
オリフィス。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心ブロック、この中心ブロックに固着さ
    れた4個の分配オリフィスが設けられ、分配面を画成す
    る分配カバー、及び前記中心ブロックにも固着されて2
    個の内部区画を画成する2個のサイドカバーを有するケ
    ースと、 前記区画の夫々の中に取付けられて各区画を2個の測定
    室に分割する2個の可変形ベローズと、 この測定室に分配オリフィスを夫々連通し、前記中心ブ
    ロックに形成された4個の内部通路と、 前記分配カバー上に回転自在に取付けられ、回転軸線に
    沿って前記分配面に対して垂直に配置された円筒形スリ
    ーブを有する分配器と、 伝達手段と、を具備し、 この伝達手段は、 前記スリーブの中にクリアランスをもって係合させられ
    前記ケースに回転自在に取付けられたハブ、及びこのハ
    ブに対して平行に片寄って配置された第1ピボット軸を
    有するクランク形成部分と、 前記ベローズを前記クランク形成部分に対して動的に連
    結し、少なくとも2組のレバー組立体をを有し、レバー
    組立体の一端が前記第1ピボット軸に取付けられた連結
    手段と、 前記クランク部分と前記分配器とを連動回転する連動回
    転手段と、を有し、 前記クリアランスは、分配器が第1ピボット軸に直角な
    面に沿って殆ど動かないようにしながら、連動回転手段
    に回転力を与えることを許容できる大きさであり、 これにより、第1ピボット軸に傾斜トルクがかけられて
    傾動したとしても、分配器のスリーブは第1ピボット軸
    に接触せず、その結果、分配器へは傾斜トルクが直接的
    に伝達されず、分配器の磨耗を均一にすることができ
    る、測定ユニットを有するガス・メータ。
  2. 【請求項2】2個の測定区画を成し、各区画はそれぞれ
    可変形性ベローズによって2個の測定室に分割され、ま
    た分配面を成し、この分配面の中に4個のオリフィスが
    備えられ各オリフィスが内部通路を介して前記測定室の
    それぞれに連通されるようにしたケースと、前記分配面
    の上に回転自在に取付けられた分配器であってその回転
    軸線に沿って前記分配面に対して垂直に配置された円筒
    形スリーブを含む分配器と、前記スリーブの中にクリア
    ランスをもって係合させられ前記ケースに対して回転自
    在に取付けられたハブおよび前記ハブに対して平行に片
    寄って配置された第1ピボット軸を含むクランク形成部
    分、前記ベローズを前記クランク形成部分に対して動的
    に連絡する手段であってそのレバー組立体の一端が前記
    第1ピボット軸に取付けられた手段、および前記クラン
    ク形成部分と前記分配器との連動回転を成す手段からな
    り、 前記クリアランスは、分配器が第1ピボット軸に直角な
    面に沿って殆ど動かないようにしながら、連動回転手段
    に回転力を与えることを許容できる大きさであり、 これにより、第1ピボット軸に傾斜トルクがかけられて
    傾動したとしても、分配器のスリーブは第1ピボット軸
    に接触せず、その結果、分配器へは傾斜トルクが直接的
    に伝達されず、分配器の磨耗を均一にすることができ
    る、測定ユニットを有するガス・メータ。
  3. 【請求項3】前記ケースと一体を成す第2ピボット軸を
    含み、この第2ピボット軸は前記分配面の外側に突出
    し、前記分配器の回転次苦戦に沿って配置され、前記ハ
    ブは中空であって前記第2ピボット軸上に回転自在に取
    付けられた特許請求の範囲第2項に記載のガス・メー
    タ。
  4. 【請求項4】前記連動回転手段は、前記クランク部分と
    一体の出張りと、前記分配器の中に備えられて前記出張
    りと係合する溝穴とを含む特許請求の範囲第2項に記載
    のガス・メータ。
  5. 【請求項5】前記分配面は、前記スリーブの前記分配面
    に近い末端部と協働する円形密封リブを含む特許請求の
    範囲第2項に記載のガス・メータ。
  6. 【請求項6】さらに機械的表示手段を含み、その際に前
    記クランク部分は、前記ハブと同一軸線の歯車を成し前
    記ハブ軸線に対して直角に配置された部分を含み、この
    歯車部分が前記機械的表示手段を駆動する特許請求の範
    囲第2項に記載のガス・メータ。
  7. 【請求項7】前記ピボット軸は前記歯車部分と一体を成
    す軸である特許請求の範囲第6項に記載のガス・メー
    タ。
  8. 【請求項8】前記ケースはさらに、第1通路および第2
    通路を形成し、前記第1通路を、前記分配器によて掃引
    される分配面区域に開き、前記第2通路の一端は、前記
    ケースの前記分配面と反対側の末端のオリフィスに開
    き、これらの通路は穿孔可能の内部仕切によって相互に
    分離され、前記分配器によって掃引される区域の末端に
    穿孔可能区域を有して、前記第1通路を前記ケースの外
    部と連通させる特許請求の範囲第1項に記載のガス・メ
    ータ。
  9. 【請求項9】中心ブロック、前記中心ブロックに固着さ
    れた4個の分配オリフィスを有する分配カバー、および
    前記中心ブロックに固着されて2個の内部区画を画成す
    る2個のサイドカバーから成るケースと、 前記の各区画内部に取付けられて各区画を2個の室に分
    割する2個の可変形性ベローズと、 前記中心ブロックに形成され、各分配オリフィスを前記
    の対応の室に連通するための4個の内部通路と、 前記分配カバー上に回転自在に取付けられた分配組立体
    と、 前記可変形性ベローズを前記分配組立体に対して動的に
    連結する伝動手段と、を備え、 前記中心ブロックは、さらに、相互に平行面に配置され
    た2個のショルダと、これらのショルダから離間された
    2つの接合面とを有し、前記各ベローズの外周部は前記
    ショルダ上に密封的に固着され、また各サイドカバーは
    それぞれ接合面が設けられた縁部を有し、これらのサイ
    ドカバーは前記の接合面を介して前記中心ブロックに対
    して直接に固着されており、 前記中心ブロックと前記サイドカバーは加熱密封性材料
    から成り、相互に摩擦圧接によって組立られ、測定ユニ
    ットを有することを特徴とするガス・メータ。
JP60124031A 1984-06-07 1985-06-07 ガス・メ−タ Expired - Lifetime JPH071187B2 (ja)

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IE1430/84 1984-06-07
IE1430/84A IE55254B1 (en) 1983-06-14 1984-06-07 Gas meter

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JPS6156914A JPS6156914A (ja) 1986-03-22
JPH071187B2 true JPH071187B2 (ja) 1995-01-11

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