JPH07117981A - 積み山高さ検出装置 - Google Patents
積み山高さ検出装置Info
- Publication number
- JPH07117981A JPH07117981A JP28629493A JP28629493A JPH07117981A JP H07117981 A JPH07117981 A JP H07117981A JP 28629493 A JP28629493 A JP 28629493A JP 28629493 A JP28629493 A JP 28629493A JP H07117981 A JPH07117981 A JP H07117981A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- crane
- cargo handling
- detected
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 積み山高さを効率よく測定することによって
荷役効率を向上させる。 【構成】 クレーン1のガーダ2に積み山列よりも一つ
多い数の距離検出センサ3をそれからコンテナ5の最上
部までの距離を検出できる状態で取り付ける。この状態
でコンテナ5の長手方向に沿ってクレーンを走行させる
と、全てのコンテナ5の積み山高さを知ることができ
る。この情報を上位計算機に送り、荷役計画をたてると
共に、荷役中もその積み山高さを検出することによって
積み山の変化を検出することができる。
荷役効率を向上させる。 【構成】 クレーン1のガーダ2に積み山列よりも一つ
多い数の距離検出センサ3をそれからコンテナ5の最上
部までの距離を検出できる状態で取り付ける。この状態
でコンテナ5の長手方向に沿ってクレーンを走行させる
と、全てのコンテナ5の積み山高さを知ることができ
る。この情報を上位計算機に送り、荷役計画をたてると
共に、荷役中もその積み山高さを検出することによって
積み山の変化を検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、門形クレーン、天井形
クレーン等において、ガーダから積み山までの距離を検
出して記憶する積み山高さ検出装置に関するものであ
る。
クレーン等において、ガーダから積み山までの距離を検
出して記憶する積み山高さ検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】港湾荷役に門形クレーンや、天井クレー
ンによって荷役が行われるが、このときのコンテナハン
ドリング(横行、巻き上げ、巻き下げ)は、コンテナ積
み山状態を運転手が判断し、経験と感覚によって最も良
いと思われように操作をしている。また、毎日の荷役開
始前または荷役開始終了時に各積み山のコンテナ段数を
確認し、コンテナ積み山計画と実際の荷役状態との点検
を人手で行っている。
ンによって荷役が行われるが、このときのコンテナハン
ドリング(横行、巻き上げ、巻き下げ)は、コンテナ積
み山状態を運転手が判断し、経験と感覚によって最も良
いと思われように操作をしている。また、毎日の荷役開
始前または荷役開始終了時に各積み山のコンテナ段数を
確認し、コンテナ積み山計画と実際の荷役状態との点検
を人手で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では非常に効率が悪く、また積み山が高い場合は見通
せる範囲が限定されるため、事故を起こさないように注
意して運転する必要があり、このためにも荷役効率が低
下していた。
法では非常に効率が悪く、また積み山が高い場合は見通
せる範囲が限定されるため、事故を起こさないように注
意して運転する必要があり、このためにも荷役効率が低
下していた。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、積み山高さを効率よく測定することによって荷
役効率を向上させるようにしたものである。
もので、積み山高さを効率よく測定することによって荷
役効率を向上させるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、ガーダに下向きに距離検出器を取り
付け、その距離検出器によって検出したデータによって
積み山高さの把握を行うようにしたものである。
るために本発明は、ガーダに下向きに距離検出器を取り
付け、その距離検出器によって検出したデータによって
積み山高さの把握を行うようにしたものである。
【0006】
【作用】距離検出器によってガーダから積み山の上端ま
での距離が検出でき、クレーンの運転手から見えにくい
積み山でも無理なく荷役ができる。
での距離が検出でき、クレーンの運転手から見えにくい
積み山でも無理なく荷役ができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示し、この例では
門形クレーンを示している。クレーン1は紙面表裏方向
に走行するようになっており、ガーダ2における一方の
側すなわちこの例ではガーダ2の紙面手前側に、超音波
センサ等で構成される距離検出用のセンサ3を、そのセ
ンサ3から積み山の最上部までの距離が測定できる状態
で複数取り付ける。コンテナ5は複数個が縦積みにされ
たものを複数集合したものを一つのブロックとして集積
し、図3に示すように、そのブロックから所定距離離し
て別のブロック10が配置されるようになっている。距
離センサ3はクレーン1の内側、すなわち、門形のクレ
ーンで覆われた領域内に向け検出信号を送出するよう
に、少し内側に傾けて取り付けられる。このように内側
に向けることによってとなりの積み山ブロック10の積
み山高さを誤って検出することがなくなる。
門形クレーンを示している。クレーン1は紙面表裏方向
に走行するようになっており、ガーダ2における一方の
側すなわちこの例ではガーダ2の紙面手前側に、超音波
センサ等で構成される距離検出用のセンサ3を、そのセ
ンサ3から積み山の最上部までの距離が測定できる状態
で複数取り付ける。コンテナ5は複数個が縦積みにされ
たものを複数集合したものを一つのブロックとして集積
し、図3に示すように、そのブロックから所定距離離し
て別のブロック10が配置されるようになっている。距
離センサ3はクレーン1の内側、すなわち、門形のクレ
ーンで覆われた領域内に向け検出信号を送出するよう
に、少し内側に傾けて取り付けられる。このように内側
に向けることによってとなりの積み山ブロック10の積
み山高さを誤って検出することがなくなる。
【0008】また、一つのブロックは例えば図1に示す
ように、6列並べられ、それぞれ積み山高さが異なるこ
とがあるので、図1に示すように少なくとも積み山の列
数の最大値と等しい数のセンサ3を設けることが望まし
い。また図1および図3に示すように、コンテナを積ん
だトラック4が停止する位置が積み山の左側であるかあ
るいは、右側であるかがまちまちであるため、これに対
応するためには積み山の列の最大値よりも一つ多い数の
センサを設けることがより望ましい。
ように、6列並べられ、それぞれ積み山高さが異なるこ
とがあるので、図1に示すように少なくとも積み山の列
数の最大値と等しい数のセンサ3を設けることが望まし
い。また図1および図3に示すように、コンテナを積ん
だトラック4が停止する位置が積み山の左側であるかあ
るいは、右側であるかがまちまちであるため、これに対
応するためには積み山の列の最大値よりも一つ多い数の
センサを設けることがより望ましい。
【0009】すなわち積み山の列の最大値よりも一つ多
いセンサを取り付けておくと、クレーンが荷役位置に停
止したときや、クレーン1をコンテナ5の長手方向、す
なわち図1、3では紙面表裏方向に移動させたときに、
全ての積み山高さを検出することができる。
いセンサを取り付けておくと、クレーンが荷役位置に停
止したときや、クレーン1をコンテナ5の長手方向、す
なわち図1、3では紙面表裏方向に移動させたときに、
全ての積み山高さを検出することができる。
【0010】以上の実施例はセンサを固定としている
が、センサをガーダ2に沿って移動自在にしておけば、
センサ数は積み山列より少なくても良くなる。
が、センサをガーダ2に沿って移動自在にしておけば、
センサ数は積み山列より少なくても良くなる。
【0011】このようなセンサからの検出信号を上位計
算機に取り込み、クレーンの走行方向の位置情報と組み
合わせることによって、積み山ブロックの連続的変化が
監視でき、ヤード管理用コンピュータとこのデータとを
組み合わせ、積み山データの更新、確認が行える。
算機に取り込み、クレーンの走行方向の位置情報と組み
合わせることによって、積み山ブロックの連続的変化が
監視でき、ヤード管理用コンピュータとこのデータとを
組み合わせ、積み山データの更新、確認が行える。
【0012】この場合、各データは次のようなものが考
えられる。 上位計算機の既知データ 距離検出器のセンサと航行路面との距離=Ls(i) 距離検出器のセンサ番号=i 段積み高さの範囲値= HL(n)〜Hh(n) 最大段積み数=nmax 上位計算機が距離検出器より受け取るデータ 各検出距離=L(i) 距離検出器のセンサ番号=i 但し、異常検出時には異常値(LL )を受け取る 上位計算機の演算 コンテナ高さ計測開始条件判定 各検出距離L(i)の読み込み 各コンテナ高さ=H(i)= LS(i)−L(i) 各コンテナ高さ判定{H(i)−HL(n)≧0かつHh
(i)− HL(n)≧0} 各段積み数、最大高さ=コンテナ高さ判定で正常なH
(i)で最大の高さ =n(i)、0≦n(i)≦nmax 全検出器正常のとき計測終了=各コンテナ高さ判定が正
常で各データが求まったとき終了 このようにして演算された結果を運転者に荷役前のコン
テナ積み山高さとして表示することによって積み山の目
視が充分に行えないときでも効率よい荷役が行える。ま
た、自動荷役を行う場合は巻き上げ・巻き下げ・横行の
軌跡決めのための情報として使用できる。
えられる。 上位計算機の既知データ 距離検出器のセンサと航行路面との距離=Ls(i) 距離検出器のセンサ番号=i 段積み高さの範囲値= HL(n)〜Hh(n) 最大段積み数=nmax 上位計算機が距離検出器より受け取るデータ 各検出距離=L(i) 距離検出器のセンサ番号=i 但し、異常検出時には異常値(LL )を受け取る 上位計算機の演算 コンテナ高さ計測開始条件判定 各検出距離L(i)の読み込み 各コンテナ高さ=H(i)= LS(i)−L(i) 各コンテナ高さ判定{H(i)−HL(n)≧0かつHh
(i)− HL(n)≧0} 各段積み数、最大高さ=コンテナ高さ判定で正常なH
(i)で最大の高さ =n(i)、0≦n(i)≦nmax 全検出器正常のとき計測終了=各コンテナ高さ判定が正
常で各データが求まったとき終了 このようにして演算された結果を運転者に荷役前のコン
テナ積み山高さとして表示することによって積み山の目
視が充分に行えないときでも効率よい荷役が行える。ま
た、自動荷役を行う場合は巻き上げ・巻き下げ・横行の
軌跡決めのための情報として使用できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ガーダに
下向きに距離検出器を設け、この距離検出器からの検出
信号を解析して積み山毎の積み山高さを求めるようにし
たことにより、実際の積み山がクレーンの運転手から見
通しにくい場合でも現実の積み山高さを把握することが
できるので、効率よい荷役を行うことができるという効
果を有する。
下向きに距離検出器を設け、この距離検出器からの検出
信号を解析して積み山毎の積み山高さを求めるようにし
たことにより、実際の積み山がクレーンの運転手から見
通しにくい場合でも現実の積み山高さを把握することが
できるので、効率よい荷役を行うことができるという効
果を有する。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】積み山の積み方が異なる状態を示す図である。
【図3】センサの取付状態を示す図である。
1 クレーン 2 ガーダ 3 センサ 4 トラック 5、10 コンテナ
Claims (1)
- 【請求項1】 ガーダに下向きに設けた距離検出器と、 前記距離検出器からの検出信号を解析して積み山毎の積
み山高さを求める積み山高さ解析装置とを備えた積み山
高さ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28629493A JPH07117981A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 積み山高さ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28629493A JPH07117981A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 積み山高さ検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117981A true JPH07117981A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17702517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28629493A Withdrawn JPH07117981A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 積み山高さ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07117981A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104665A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コンテナ衝突防止方法および装置 |
JP2011042439A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Nihon Engineering:Kk | コンテナ位置測定装置 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP28629493A patent/JPH07117981A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104665A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コンテナ衝突防止方法および装置 |
JP2011042439A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Nihon Engineering:Kk | コンテナ位置測定装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |