JPH07117612B2 - 光多重化分離化装置 - Google Patents

光多重化分離化装置

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JPH07117612B2
JPH07117612B2 JP3077227A JP7722791A JPH07117612B2 JP H07117612 B2 JPH07117612 B2 JP H07117612B2 JP 3077227 A JP3077227 A JP 3077227A JP 7722791 A JP7722791 A JP 7722791A JP H07117612 B2 JPH07117612 B2 JP H07117612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化分離化装置とし
て使用され得る光分解器に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的マルチプレクシング(多重化)及
びデマルチプレクシング(分離化)には、通常、回折格
子、プリズム、ホログラム等の分解手段が用いられる。
このような多重化分離化装置の一つがリプソン(J.Lipso
n)等の論文「単一モードシステムにおける6チャネル波
長マルチプレクサ及びデマルチプレクサ」(ジャーナル
オブ ライトウェーブ テクノロジー誌、VT−3巻
No.5 1985、10月)に記載されている。この
論文では、ブレイズド回折格子を用いて種々の波長の光
の結合及び分離を行っている。分離化は多重化信号を回
折格子を通すことで行われる。即ち、多重化信号が別々
の波長の光に分離され、各分離光がわずかに異なった方
向に回折される。多重化は同じデバイスを逆方向に利用
して行われる。即ち、各波長の光を所定の波長依存角度
で前記回折格子に照射し、全ての波長光を実質的に1本
の単一多重化光線として放射させる。
【0003】この従来の回折格子は、光通信システムで
広く使用されているが、いくつかの問題点を有してい
る。第1に、入射光の半波長分より短い間隔の格子で
は、不要な方向に不要な高次モードの光を生ずるため
に、入射光の損失が生じてしまう。第2に、現在の製造
技術では格子の解像度に限界がある。例えば、各波長の
差が5オングストローム以内の時は正常な分離ができな
いであろう。最後に、格子は、集光のためのレンズや反
射器と組み合わせて用いられるのが通常であるが、この
レンズや反射器を例えばフォトリソグラフィを用いた集
積形態で組み込むことは困難である。
【0004】このような問題点を解決するために、これ
までいくつかの提案がなされた。この中である程度成功
している光マルチプレクサがスミット(M.K.Smit)による
論文「光位相アレイに基づく新しいフォーカッシング及
び分散プレーナコンポーネント」(エレクトロニック
レターズ、1988年 第24巻 pp385−38
6)に記載されている。スミット論文では、異なる長さ
の複数の光導波路を用いて光位相アレイを構成し、高解
像度の光マルチプレクサとして動作している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光導波
路間に実質的に相互結合が存在していないために、上記
スミットの構成は効率の低いものとなっている。本発明
の目的は、上記従来の問題点を解決し、種々の長さの複
数の光導波路から構成される効率の良い光多重化分離化
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】各導波路は隣接する導波
路とある所定の量だけ長さが異なる。又、これら導波路
は、それらの端部を除き全長にわたって実質的に非結合
であるが、それらの端部では強い相互結合が存する。こ
の結合が存する部分から非結合の部分へは漸次移行し、
その結果、望ましくない高次モード光の発生は無視し得
る程度となる。ある実施例では、この漸次結合を各導波
路端部を外方向テーパにすることで達成している。
【0007】
【実施例】図1は、本発明による多重化分離化装置の一
実施例を示す概略的構成図である。本実施例は、11本
の光導波路101−111がまとめられて4つの導波路
アレイ112−115を構成し、各アレイは実質的な円
弧状に配列されている。導波路アレイ112によって形
成される円弧は、その中心が導波路アレイ115に沿っ
て存在する円の部分であり、更に導波路アレイ115に
よって形成される円弧は、その中心が導波路アレイ11
2に沿って存在する円の部分である。導波路アレイ11
3及び114も同様に配列されている。
【0008】導波路アレイ113及び115は、それら
のブリュアン帯(Brillouin zone)内でのみ効果的に使
用され得る。各ブリュアン帯の幅2γは次式から求めら
れる。 sinγ=1/2(λ/ao) (1) ここで、aoは導波路の広がった開口端部での導波路中
心間の距離であり(図2参照)、λは入射光の波長であ
る。ただし、多重化分離化装置は異なる波長で用いられ
ることから、ブリュアン帯の幅は全ての入射光に対して
一定ではない。
【0009】図1に戻って、導波路106−108は、
導波路アレイ115のブリュアン帯の所定部分を占める
ように配置されている。この所定ブリュアン帯はここで
は視野として示され、図2に示すように幅2γOを有し
ている。図1の導波路109−111は導波路アレイ1
13の視野を占有している。
【0010】この装置の動作説明を簡潔にするために、
まず導波路アレイ112の導波路106−108の一つ
だけが励起されたと仮定する。多重化分離化装置として
の使用はその後で説明される。
【0011】導波路101−105は各々異なる長さを
有し、l(エル)で示される所定の長さだけ隣接する導
波路と異なる。以下、導波路106から導波路101−
105へ出射する波長λoの光波を考える。ここで、l
はλoの整数倍に選ばれる。
【0012】導波路106から導波路101−105ま
での距離が各々異なるために、導波路101−105に
到達したときの出射波の位相はそれぞれ異なっている。
即ち、導波路101に到達した光波の位相を基準とすれ
ば、導波路102、103、104および105に到達
した光波の位相は、それぞれφ、2φ、3φ及び4φで
ある。
【0013】この光波が導波路アレイ15の導波路のテ
ーパ領域に沿って伝播すると、徐々に5つの分離した非
結合波へと変化する。このような変化は0次に近いモー
ドを生成する。これら5つの非結合波は各々の導波路を
伝播し、導波路アレイ113に到達する。
【0014】導波路アレイ113において、前記5つの
光波は徐々に単一伝播波面へと再結合し、導波路アレイ
114へ放射する。lはλoの整数倍であるから、隣接
導波路の間での位相差φは一定に保存される。従って、
導波路アレイ113の各導波路から放射される光波は、
隣の導波路から放射される光波から位相がφだけシフト
している。
【0015】これら5つの光波は結合して単一波面を形
成し、放射されてきた導波路アレイ112に沿った方向
と正確に対応する方向に伝播する。即ち、導波路106
及び109はそれらの導波路アレイ112及び114に
おいて各々対応する位置に配置されているために、導波
路106から放射された光波は導波路アレイ113によ
って導波路109へ方向付けられる。同様に、導波路1
07、108から放射される光波は、それぞれ導波路1
10、111へ導波路アレイ113によって方向付けら
れる。導波路107及び110と導波路108及び11
1とが導波路アレイ112及び114においてそれぞれ
対応する位置関係にあるからである。
【0016】光波が各導波路を伝播するとき、各導波路
の波の位相は他の導波路の波の位相によって実質的に影
響されない。これは導波路としては結合が生じないため
であり、これによって各光波の独立した伝播が可能とな
る。
【0017】さらに、入射光の波長がパス長差lの整数
倍でないならば、この独立した光波の伝播により前記5
つの光波間の位相関係は導波路を伝播する際に変化す
る。この性質により、以下に説明する多重化分離化装置
を構成することができる。
【0018】lが波長の整数倍でないと仮定する。この
場合、導波路アレイ112の導波路106−108の1
本から放射された光波は、導波路アレイ113によって
導波路114の対応する導波路へ方向付けられない。例
えば導波路106から放射された光波は、たとえ導波路
109および106がそれぞれの導波路アレイ112及
び114において対応する位置に配置されていても、導
波路アレイ113によって導波路アレイ114の導波路
109へ方向付けられない。導波路アレイ112から出
た光波の方向は、ある所定距離Dだけ横に移動する。こ
の移動量Dは光波の波長の関数であり、次式で示され
る。 D=(R/ao)((λ−λo)/λo)l (2) ここで、Rは導波路101−105により規定される円
弧の半径、λはlがλoの整数倍であるようなλoにもっ
とも近い波長である。lおよびaoに付いては既に定義
した。
【0019】従って、複数の波長からなる光波が導波路
106から放出されると、各波長の光波は導波路アレイ
113から異なった方向に放出される。この性質を利用
してデマルチプレクサを構成することができる。例え
ば、導波路106から波長λ1、λ2およびλ3から成る
光波が導波路アレイ115へ向けて放射されたとする。
式2を利用すれば、波長λ1、λ2およびλ3の各々が導
波路109−111の別々の導波路へ向けて方向付けら
れるように導波路アレイ114を構成することができ
る。即ち、各波長に対してDを計算し、それに従って導
波路109−111を配置すれば良い。さらに、導波路
106−108の各々が異なる波長で励振される場合
に、それら全てが導波路109−111の同一の導波路
へ放射されるように選択することができる。
【0020】動作の基本原理は確立したので、次に多重
化分離化装置の効率の改善が必要である。効率を1に近
づけるために、受信導波路は相互にほとんど接触させる
ことが必要である。それによって実質的に全ての入射パ
ワーを集めることができる。即ち、図2における分離l
(筆記体のエル)の初期値は非常に小さいことが必要で
ある。導波路アレイ115によって受信されたパワーを
導波路アレイ113に効率的に伝達するために、導波路
アレイ115の導波路は、導波路間の分離l(筆記体の
エル)を徐々に増大させる過渡部を有することが必要で
ある。
【0021】視界がγoがγよりかなり小さい、例えば |γo|<0.5γ (3) であるならば、次式のようなl(筆記体のエル)の直線
変化を有する過渡部を用いるだけで1に近い効率が得ら
れるであろう。 L>60ao/λ (4) ここでLは過渡部の長さである(図2参照)。
【0022】しかしながら、応用分野によっては0.5
γを越える視野を必要とする。この場合、上記長さは増
大し、この増大は導波路テーパの標準設計式によって算
出することができる。例えば、 |γo|>0.75γ に対して90%を越える効率を得るためには、 L>200ao/λ を選択しなければならない。もっとγに近い|γo|に
対してはもっと大きなLが必要である。そこで直線テー
パの代わりに、より効率的なテーパを採用することが重
要となってくる。このようなテーパは以下のように設計
される。
【0023】図2は、図1の導波路アレイ112及び1
15の拡大図である。パラメータc、c’及びtについ
ては後述される。導波路の広がった開口端部によって円
弧が規定されている。導波路の長さ方向の軸は円弧の円
の中心で交わっている。
【0024】図3は、図2の断面に沿った位置の関数と
しての次式のプロットを示している。 n22(2π/λ)2 (5) ここで、nは当該位置での屈折率、λはその導波路アレ
イを励振する光の波長,aは導波路の中心間の距離であ
る。図3のz=c及びz=c’と記された水平軸を横切
る方向は、それぞれ図2の円弧c及びc’を横切る方向
に等しい。説明のために、c及びc’と記された図2の
円弧に対して式5をプロットしたものをここでは屈折率
プロフィールと呼ぶ。
【0025】ある与えられた屈折率プロフィールに対し
て、屈折率nを除いて、式5の全ての値は一定である。
屈折率nは導波路の内/外で各々アップ/ダウンを繰り
返す。各プロットは周期的矩形波となり、その振幅は円
弧に沿った点での屈折率の2乗に比例している。
【0026】各導波路アレイによって形成される円弧の
直径が決定されると、導波路の長さ方向の軸に沿って近
接間隔で屈折率を指定することで、図2の各導波路の端
部でのテーパ形状がユニークに決定される。近接間隔を
より狭めれば、テーパの設計をより高精度に行うことが
できる。このテーパを正しく指定することにより、望ま
しくない高次モードのエネルギ量を低減させて導波路ア
レイの効率を最大にできる。各屈折率プロフィールによ
って満たされるべき正しい特性は、1次フーリエ係数V
が本質的に次の条件を満たすことである。
【0027】
【数6】ここで、θBは中央ブリュアン帯内の任意角、 p(y)=3(y/2)(1−y2/3) y=Fr(|z|/L)+Ft Lは、図2に示される破線部分を除くテーパ領域の長
さ、Fr及びFtは、各々導波路の残った部分及び先端が
切り取られた(truncated)部分を示す。|z|は導波路
の広がった端部から屈折率プロフィールが導波路の長さ
方向の軸と交差する点までの距離である。
【0028】トランケーション(先端切り取り)前の導
波路の長さは、図2に示す各導波路の破線部分を含んだ
長さである。これは容易に計算され得る。導波路が接す
るところで(図2のz=t)、プロットn22(2π/
λ)2は一定ゆえにV=0となる。したがって、z軸上
のV=0となるz=tの点を見いだすことでトランケー
ション前の長さを決定できる。トランケーション後の長
さは後述されるが、ここでは、切り取られていない導波
路の対応するFt=0の場合を仮定する。図2のような
構成に対して次式が成立することが証明される。
【0029】
【数7】 ここで、n1およびn2は、各々導波路の内部及びそれら
の間の屈折率を示し、k=2π/λである。式6及び式
7から次式を得る。
【0030】
【数8】
【0031】従って、θBを指定し、Ft=0と仮定する
と、式8はz軸上の種々の点でのl(筆記体のエル)を
指定するのに使用され、それによって導波路のテーパが
規定され得る。
【0032】以上の議論において、γ0、θB及びFt
独立して選択し得る設計パラメータと仮定した。実際
は、これら3つパラメータは複雑に絡み合って多重化分
離化装置の性能に影響を与えている。以下の議論ではγ
0、θB及びFtの相互作用を明らかにする。
【0033】第2の導波路アレイに向かい合う導波路ア
レイに対するメリットMの値は次式によって記述され
る。
【数9】 ここでN(θ)は以下の式を用いて計算される。
【0034】
【数10】
【数11】
【数12】 ここで
【数13】
【数14】 である。上記式において、B0およびB1は導波路の基本
モード及び1次モードの伝達定数を表し、vLはz=L
とした時の式10に等しく、θはγ0以下の任意角であ
る。実際には、θはγ0に設定されるべきである。これ
は視野内の最悪のケースの状態を表しているからであ
る。
【0035】Mを最大にする手段は以下の通り;まず、
t=0と仮定し、任意のθBを選び、中央ブリュアン帯
内の全ての角γ0に対してθ=γ0として、式6及び10
−14を用いてNを計算する。N(γ0)のこれらの計
算値を得ると、どのγ0がMを最大にするかを決定す
る。これにより与えられたθB及びFtに対する最大のM
を得る。次にFt=0を維持しつつ、全てのθBを用いて
上記プロセスを繰り返す。これにより、全てのθBにわ
たって与えられたFtに対する最大Mを得る。最後に種
々のFtで全プロセスを繰り返し、全てのθB及びFt
わたって最大Mが得られる。以上の計算は、コンピュー
タプログラムにより実行される。
【0036】上記実施例は例示されただけであり、本発
明の範囲内で他の種々の態様が可能である。例えば、図
1に示すように、遅延手段116−120を導波路中に
挿入しても良い。この遅延手段は導波路の有効長を変化
させるものであり、導波路の物理的距離差に付加され
て、あるいはその代わりに用いられる。説明のために、
1本の導波路の長さは遅延手段により生じた見かけ上の
付加的長さを含む。更に、遅延手段によって制御信号に
よる長さの外部制御が可能となる。
【0037】このようなデバイスは、多重化分離化装置
の他に、スイッチとしても利用可能である。特に、任意
の導波路への入力は波長シフトされ、所望の出力導波路
へ対応づけることができる。このデバイスは、周知のフ
ォトリソグラフィ技術を用いて単一チップ上に製造され
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多重化分離化装置の一実施例を示
す概略的構成図である。
【図2】図1における2つの例示的導波路アレイの拡大
説明図である。
【図3】図2の円弧配列における2つの屈折率プロフィ
ールを示すグラフである。
【符号の説明】
101−111 導波路 112−115 導波路アレイ 116−120 遅延手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の光導波路を有し、各光導波路が光
    エネルギを受け入れる第1の端部と光エネルギを送出す
    る第2の端部とを有し、 Iをある所定の初期長、nを0≦n≦N−1である整
    数、lをある正の所定値として、各光導波路の長さはI
    +nlに等しく、 第1の端部に入射する光エネルギの単一の波面が前記光
    導波路内の複数の結合していない伝搬波に変換され、そ
    れらの伝搬波が第2の端部に到達する前に単一の伝搬波
    面に変換されるように、前記光導波路の第1の端部どう
    しおよび第2の端部どうしが互いに結合され、第1の端
    部と第2の端部の間では結合しておらず、 前記光導波路の第1の端部は第1の導波路アレイとして
    配列されて第1の円弧を形成し、前記光導波路の第2の
    端部は第2の導波路アレイとして配列され第2の円弧を
    形成することを特徴とする光多重化分離化装置。
  2. 【請求項2】 各光導波路の第1の端部および第2の端
    部はテーパ部分を有することを特徴とする請求項1の装
    置。
  3. 【請求項3】 前記テーパ部分は第1端および第2端を
    有し、前記テーパ部分において前記導波路アレイの少な
    くとも一方は一連の屈折率プロフィールを有し、それに
    よって前記テーパ部分のテーパ形が決定され、 各屈折率プロフィールは1次フーリエ係数からなり、各
    1次フーリエ係数は次式のVで与えられ、 【数1】 ここで2γは前記導波路アレイに係る中央ブリュアン帯
    を規定する角度であり、θBはγ以下の任意の角度であ
    り、zは光導波路の第2の端部から屈折率プロフィール
    までの距離であり、bは各導波路の外面を前記第2端か
    ら広げたときに隣接する光導波路に接するまでの距離で
    あることを特徴とする請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記光導波路のうちの少なくとも1本
    は、そのパス長を増加させるための遅延手段を有するこ
    とを特徴とする請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 複数の光導波路を有する入力アレイをさ
    らに有し、 入力アレイの各光導波路が光エネルギを受け入れる第1
    の端部とその光エネルギを放射する第2の端部とを有
    し、第2の端部が第3の円弧を形成するよう配列され、
    第3の円弧は前記第1の円弧に沿って中心が決定される
    円の一部分を規定することを特徴とする請求項4の装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の光導波路を有する出力アレイをさ
    らに有し、 出力アレイの各光導波路が光エネルギを受け入れる第1
    の端部とその光エネルギを放射する第2の端部とを有
    し、第2の端部が第4の円弧を形成するよう配列され、
    第4の円弧は前記第2の円弧に沿って中心が決定される
    円の一部分を規定することを特徴とする請求項5の装
    置。
  7. 【請求項7】 それぞれが光エネルギを受け入れる第1
    の端部とその光エネルギを放出する第2の端部とを有
    し、かつある所定の長さを有する複数の光導波路と、 光エネルギを前記第1の端部に導入する手段と、 光エネルギが波長によって決まる所定の角度で前記第2
    の端部から放射されるように長さが設定された各光導波
    路の前記第2の端部からの光エネルギを受け入れる複数
    のレシーバとを有し、 各レシーバがある所定波長に関係し光導波路の第2の端
    部に対応して所定の角度で配列され、対応する波長であ
    る所定の周波数帯の中心に位置する光導波路の第2の端
    部から放射されるすべての光エネルギが前記所定の角度
    で放射され、 第1の端部に入射する光エネルギの単一の波面が前記光
    導波路内の複数の結合していない伝搬波に変換され、そ
    れらの伝搬波が第2の端部に到達する前に単一の伝搬波
    面に変換されるように、前記光導波路どうしが第1およ
    び第2の端部のそれぞれにおいて結合し、第1の端部と
    第2の端部との間では結合していないことを特徴とする
    光多重化分離化装置。
  8. 【請求項8】 前記光導波路の第1の端部は第1の導波
    路アレイとして配列されて第1の円弧を形成し、前記光
    導波路の第2の端部は第2の導波路アレイとして配列さ
    れて第2の円弧を形成することを特徴とする請求項7の
    装置。
  9. 【請求項9】 前記導波路アレイのうちの少なくとも一
    方における各導波路はある所定のテーパ部分を含み、テ
    ーパ部分は第1端および第2端を有し、テーパ部分にお
    いて前記導波路アレイのうちの少なくとも一方は一連の
    屈折率プロフィールを有し、それによって前記テーパ部
    分のテーパ形が決定され、 各屈折率プロフィールは1次フーリエ係数からなり、各
    1次フーリエ係数は次式のVで与えられ、 【数2】 ここで2γは前記導波路アレイに係る中央ブリュアン帯
    を規定する角度であり、θBはγ以下の任意の角度であ
    り、zは光導波路の第2の端部から屈折率プロフィール
    までの距離であり、bは各導波路の外面を前記第2端か
    ら広げたときに隣接する光導波路に接するまでの距離で
    あることを特徴とする請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 前記光導波路のうちの少なくとも1本
    は、そのパス長を増加させるための遅延手段を有するこ
    とを特徴とする請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 複数の光導波路を有する入力アレイを
    さらに有し、 入力アレイの各光導波路が光エネルギを受け入れる第1
    の端部とその光エネルギを放射する第2の端部とを有
    し、第2の端部が第3の円弧を形成するよう配列され、
    第3の円弧は前記第1の円弧に沿って中心が決定される
    円の一部分を規定することを特徴とする請求項10の装
    置。
  12. 【請求項12】 複数の光導波路を有する出力アレイを
    さらに有し、 出力アレイの各光導波路が光エネルギを受け入れる第1
    の端部とその光エネルギを放射する第2の端部とを有
    し、第2の端部が第4の円弧を形成するよう配列され、
    第4の円弧は前記第2の円弧に沿って中心が決定される
    円の一部分を規定することを特徴とする請求項11の装
    置。
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