JPH07116866B2 - ヒ−トポンプ式融雪装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ式融雪装置

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JPH07116866B2
JPH07116866B2 JP62151228A JP15122887A JPH07116866B2 JP H07116866 B2 JPH07116866 B2 JP H07116866B2 JP 62151228 A JP62151228 A JP 62151228A JP 15122887 A JP15122887 A JP 15122887A JP H07116866 B2 JPH07116866 B2 JP H07116866B2
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隆司 増田
恒彦 皆川
順雄 吉田
藤男 佐藤
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Tohoku Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒートポンプ式融雪装置に係り、特に積った
雪を自動的に融かすのに好適なヒートポンプ式融雪装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来のヒートポンプ式融雪装置の冷凍サイクルは例えば
第6図の如く示され、24は融雪装置本体、25は凝縮器、
26はファン、前記融雪装置本体24には、前記凝縮器25と
配管接続された圧縮機11および減圧器13と蒸発器14とが
内臓されており、これらの構成により従来周知の如く動
作する。而して、上記凝縮器25は第5図に示す如く家屋
7の屋根7′の上面に密着設置されるべく融雪装置本体
24から導出されている。
かかる融雪装置においては、蒸発器14で外気の熱を冷媒
に吸熱し該吸熱した冷媒は圧縮機11によって凝縮器25に
送られ、この凝縮器25で放熱する。これによって、屋根
を加熱し、屋根に積った雪を融解させていた。なお、こ
の種の装置として関連するものには例えば特開昭60−14
1951号が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、積った雪の量に応じて当該雪を融解す
る点が配慮されておらず、人間が積雪量を目視により度
々確認して融雪装置の運転操作を行なわなければならな
いという煩わしさを有する問題があった。
本発明の目的は、積った雪を自動的に融解することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を順次配
管接続して成る冷凍サイクルを備え、上記凝縮器からの
放熱をファンにより放出して屋根の上の積雪の融解を行
なうヒートポンプ式融雪装置において、上記積雪の量を
超音波センサーで検出する検出手段と、この検出手段か
らの積雪量検出信号と所定の積雪量設定値とを比較した
結果により上記圧縮機及びファンの運転を制御する制御
装置とを備え、上記凝縮器及びファンが屋根裏の空気を
介して屋根を加熱するように屋根裏に設置され、上記圧
縮機及びファンは、上記比較の結果、積雪量が所定値以
上の場合に運転され、所定値未満の場合に運転を停止さ
れ、停止後も積雪量の変化に応じて運転制御されるヒー
トポンプ式融雪装置とすることにより、達成される。
〔作用〕
制御装置は、検出手段からの積雪量検出信号とあらかじ
め設定された積雪量設定値とを比較して所定の積雪量に
なると圧縮機の運転を自動的に行なう。これに加えて、
上記凝縮器及びファンが屋根裏の空気を介して屋根を加
熱するように屋根裏に設置されているので、家屋の外に
熱が放出されないと共に天井裏の空気を介して屋根が加
熱される。また、積雪の量を超音波センサーで検出し
て、積雪量が所定値以上の場合に圧縮機及びファンが運
転され、所定値未満の場合に運転を停止され、停止後も
積雪量の変化に応じて運転制御されるので、積雪量が所
定値未満になって運転停止後に、天候状態によっては自
然に融解して殆ど融解若しくは完全に融解されれば運転
をしないで済む。
以下、本発明の一実施例を、融雪装置が家屋に据付けら
れた状態を示す一部破断斜面図である第1図と、第1図
に示された融雪装置の要部の詳細を示す構成図である第
2図、および第2図に示された圧縮機、室外側ファン、
加圧用ファンの運転制御の概略を示す図である第3図
と、第3図の制御手段の動作を示すフロー図である第4
図とにより説明する。
第1図において、1は家屋7の外に据付けられた室外機
で、冷媒配管2により家屋7の天井6裏に据付けられた
室内機3と接続されている。4は室外機1を家屋7の壁
面に据付けるための据付具である。5はダクトで、室内
機3の温風吹き出し口から天井6裏の端まで配設され、
このダクト5の長手方向には複数の孔5aが形成されてい
る。この孔5aから前記温風が吐出されて、屋根7′が加
熱される。8は積雪量検出手段(例えば超音波センサ
ー)で、屋根7′に積った雪の量を検知する。9は制御
手段で、前記積雪検知手段8と信号線10により接続され
ており、積雪検知手段8の積雪量検知信号と予め設定さ
れた積雪量設定値とを比較して所定の積雪量になると圧
縮機11の運転を行なう。第2図において第1図と同符号
は同一部分を示す。11は圧縮機、12は凝縮器、13は減圧
器、14は蒸発器で順次冷媒配管2によって接続されてい
る。15は室外側ファンで、16は室内側ファンである。な
お、凝縮器12及び室内側ファン16は室内機3に内蔵さ
れ、他は室外機1に内蔵されている。17は室内側ファン
16によって送出された温風を加圧して、該温風をダクト
5の端まで導くための加圧用ファンである。第3図にお
いて第1図および第2図と同一符号は同一部材である。
11′は圧縮機モータ、15′は室外側ファンモータ、16′
は室内側ファンモータ、17′は加圧用ファンモータ、18
乃至21はリレーで、リレー切換手段22を介して制御手段
9により開閉制御される。23は商用電源である。
上記第1図乃至第3図の動作を、第4図のフロー図によ
り説明する。積雪検知手段8が積雪を検知し制御手段9
に積雪量検知信号を出力すると、制御手段9は上記積雪
量設定値と比較し、所定の積雪量に達しない場合は圧縮
機モータを運転するための信号(以後圧縮機モータ運転
信号と称す)を出力しない。この圧縮機モータ運転信号
が出力されないと、第3図のリレー切換手段22は、リレ
ー18乃至21を開にするため、圧縮機モータ11′とファン
モータ15′乃至17′は運転されない。その後、積雪量が
増加して積雪検知手段8からの積雪量検知信号と積雪量
設定値とを比較した結果、所定の積雪量に達した場合は
制御手段9から圧縮機モータ運転信号が出力される。こ
の圧縮機モータ運転信号が出力されるとリレー切換手段
はリレーを閉とするため、圧縮機モータ11′とファンモ
ータ15′乃至17′は運転される。これにより圧縮機11か
ら高温冷媒が吐出され、凝縮器12を加熱する。而して、
ファン16により天井6裏の空気が吸込まれ、凝縮器12と
熱交換して加熱された後ダクト5の孔5′より天井6裏
に吐出される。この天井6裏に吐出された空気により、
家屋7の屋根7′が加熱されて雪を融解する。この融解
が行なわれると徐々に雪が減少し、これを検知して積雪
検出手段8からの積雪検知信号が制御手段9で積雪量設
定値と比較され、積雪量が所定の積雪量未満になった場
合は制御手段9から圧縮機モータ運転信号が出力されな
くなり、リレー切換手段22によってリレー18乃至21が開
かれる。このためリレー18乃至21に直列に接続された圧
縮機モータ11′とファンモータ15′乃至17′が運転を停
止する。運転停止後も第4図に図示のとおり、積雪量の
検知を引続き行なって、積雪量の変化に応じた運転制御
を行なう。したがって、天候状態によっては、再び積雪
量が所定量以上になると運転を再開し、場合によっては
自然に融解して殆ど融解若しくは完全に融解されれば運
転をしないで済むので、省電力になる。
上記実施例によれば、積雪検知手段8によって積雪量に
応じて自動的に融雪を行なえるので、融雪装置の運転操
作の煩わしさを解消できる。また、家屋の屋根7′を加
熱するための熱を放熱する凝縮器12が、天井6裏に設置
されている。このため、家屋の外の空気中に前記放熱し
た熱が放出されることなく天井6裏の空気を介して屋根
7′が加熱されるので、凝縮器12を屋根に密着して設置
する必要がない。これによって、凝縮器12の設置作業が
簡単にできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、積った雪の融解を自動的に行なえるの
で、融雪装置の運転操作の煩わしさを解消できる効果が
ある。更に、凝縮器からの放熱をファンにより放出して
屋根の上の積雪の融解を行なうヒートポンプ式融雪装置
において、上記凝縮器及びファンが屋根裏の空気を介し
て屋根を加熱するように屋根裏に設置されているので、
家屋の外に熱が放出されず熱の無駄を防止できると共に
天井裏の空気を介して屋根が加熱されるので凝縮器を屋
根に密着して設置する必要がなく凝縮器の設置作業が簡
単にできる。また、積雪の量を超音波センサーで検出し
て、積雪量が所定値以上の場合に圧縮機及びファンが運
転され、所定値未満の場合に運転を停止され、停止後も
積雪量の変化に応じて運転制御されるので、積雪量が所
定値未満になって運転停止後に、天候状態によっては自
然に融解して殆ど融解若しくは完全に融解されれば運転
をしないで済むので、上記家屋の外に熱が放出されない
ことと一緒になって省電力が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の融雪装置が家屋に据付けられ
た状態を示す一部破断斜面図、第2図は融雪装置の詳細
及び冷凍サイクルを示す構成図、第3図は第2図に示さ
れた融雪装置の運転制御の概略を示す図、第4図は、第
3図の制御手段の動作を示すフロー図、第5図は従来の
融雪装置が家屋に据付けられた状態を示す斜面図、第6
図は第5図の融雪装置の冷凍サイクルを示す図である。 1……室外機、2……冷媒配管、3……室内機、4……
据付具、5……ダクト、5a……孔、6……天井、7……
屋根、8……積雪検知手段、9……制御手段、10……信
号線、11……圧縮機、12……凝縮器、13……減圧器、14
……蒸発器、15……室外側ファン、16……室内側ファ
ン、17……加圧用ファン、18・19・20・21……リレー、
22……リレー切替手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 順雄 宮城県仙台市水の森2丁目25番26号 (72)発明者 佐藤 藤男 宮城県仙台市中山7丁目1番20−103号 (56)参考文献 特開 昭60−242250(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を順次配
    管接続して成る冷凍サイクルを備え、上記凝縮器からの
    放熱をファンにより放出して屋根の上の積雪の融解を行
    なうヒートポンプ式融雪装置において、 上記積雪の量を超音波センサーで検出する検出手段と、 この検出手段からの積雪量検出信号と所定の積雪量設定
    値とを比較した結果により上記圧縮機及びファンの運転
    を制御する制御装置とを備え、 上記凝縮器及びファンが屋根裏の空気を介して屋根を加
    熱するように屋根裏に設置され、 上記圧縮機及びファンは、上記比較の結果、積雪量が所
    定値以上の場合に運転され、所定値未満の場合に運転を
    停止され、停止後も積雪量の変化に応じて運転制御され
    ることを特徴とするヒートポンプ式融雪装置。
JP62151228A 1987-06-19 1987-06-19 ヒ−トポンプ式融雪装置 Expired - Fee Related JPH07116866B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141951A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 松下電器産業株式会社 ヒ−トポンプ式融雪装置
JPS60242250A (ja) * 1984-05-14 1985-12-02 有限会社 アイ電機 屋根の消雪装置

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KR20130090517A (ko) * 2012-02-06 2013-08-14 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 그 제어방법

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