JPH07116111B2 - エチルアミン類の合成 - Google Patents
エチルアミン類の合成Info
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- JPH07116111B2 JPH07116111B2 JP3063122A JP6312291A JPH07116111B2 JP H07116111 B2 JPH07116111 B2 JP H07116111B2 JP 3063122 A JP3063122 A JP 3063122A JP 6312291 A JP6312291 A JP 6312291A JP H07116111 B2 JPH07116111 B2 JP H07116111B2
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- Japan
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- acetonitrile
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- reactor
- reaction zone
- hydrogen
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C211/00—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C211/01—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C211/02—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton
- C07C211/03—Monoamines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/44—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers
- C07C209/48—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers by reduction of nitriles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】本発明は水及びHCNを含む不純又は粗ア
セトニトリルの水素化によるエチルアミン類の合成に関
する。オートクレーブ中のバッチ反応において、HCN
を含む水性アセトニトリルの水素化が試みられた。日本
公開1978/50,109号を参照すると、それは水素
化の間にエチルアミン類の形成により生じた反応混合物
のアルカリ度がHCNの重合を生ずること及び形成され
たポリマーが触媒表面上に吸着され、触媒活性を激しく
低下することを記載している。
セトニトリルの水素化によるエチルアミン類の合成に関
する。オートクレーブ中のバッチ反応において、HCN
を含む水性アセトニトリルの水素化が試みられた。日本
公開1978/50,109号を参照すると、それは水素
化の間にエチルアミン類の形成により生じた反応混合物
のアルカリ度がHCNの重合を生ずること及び形成され
たポリマーが触媒表面上に吸着され、触媒活性を激しく
低下することを記載している。
【0002】そのようなHCNを含むアセトニトリル基
体の水素化反応を可能にする日本の発明者による解決法
は水素化が行なわれる間の有機酸の添加により反応の過
程を通して反応混合物を酸性に保持することであった。
これはHCNの重合を防ぎ、従って使用した触媒の失活
が回避されるといわれる。しかし、必要な多量の有機酸
は明白な費用であり、操作を商業的に比較的魅力なくす
る。日本公開1975/47,910号はそのようなアセ
トニトリル基体のバッチ水素化中のHCNの存在による
問題を、水素化反応の前に水性アセトニトリルからHC
Nを簡単に除去することにより解決する。この処置もま
た費用がかゝる。
体の水素化反応を可能にする日本の発明者による解決法
は水素化が行なわれる間の有機酸の添加により反応の過
程を通して反応混合物を酸性に保持することであった。
これはHCNの重合を防ぎ、従って使用した触媒の失活
が回避されるといわれる。しかし、必要な多量の有機酸
は明白な費用であり、操作を商業的に比較的魅力なくす
る。日本公開1975/47,910号はそのようなアセ
トニトリル基体のバッチ水素化中のHCNの存在による
問題を、水素化反応の前に水性アセトニトリルからHC
Nを簡単に除去することにより解決する。この処置もま
た費用がかゝる。
【0003】本発明の目的は反応の間塩基性であるHC
Nを含む不純な水性アセトニトリル組成物の水素化によ
りエチルアミン類を製造する方法を提供する。他の目的
はそのような反応の間にHCNが重合し、その結果触媒
を汚損するのを回避する方法を提供することである。他
の目的並びに本発明の観点及び利点は特定実施例及び特
許請求の範囲を含めて本明細書の研究から明らかになろ
う。
Nを含む不純な水性アセトニトリル組成物の水素化によ
りエチルアミン類を製造する方法を提供する。他の目的
はそのような反応の間にHCNが重合し、その結果触媒
を汚損するのを回避する方法を提供することである。他
の目的並びに本発明の観点及び利点は特定実施例及び特
許請求の範囲を含めて本明細書の研究から明らかになろ
う。
【0004】これらの目的は本発明により実現され、本
発明によれば、流れが固体水素化触媒に接触するアセト
ニトリル、水及びHCNを含む流れに接触させて水素ガ
スを連続的に通すことを含む、HCNもまた含む塩基性
水溶液中に含まれるアセトニトリルを反応帯域中で水素
化することによりエチルアミン類を製造する方法であっ
て、水素接触時間が0.5秒〜20分の範囲内にあり、前
記反応帯域に装入されるH2 とアセトニトリルとのモル
比が2〜200:1の範囲内にある方法が提供される。
この比は通常50:1を越えず、またそれは通常5:1
より小さくない。
発明によれば、流れが固体水素化触媒に接触するアセト
ニトリル、水及びHCNを含む流れに接触させて水素ガ
スを連続的に通すことを含む、HCNもまた含む塩基性
水溶液中に含まれるアセトニトリルを反応帯域中で水素
化することによりエチルアミン類を製造する方法であっ
て、水素接触時間が0.5秒〜20分の範囲内にあり、前
記反応帯域に装入されるH2 とアセトニトリルとのモル
比が2〜200:1の範囲内にある方法が提供される。
この比は通常50:1を越えず、またそれは通常5:1
より小さくない。
【0005】前記先行技術とは対照的に、本発明の連続
水素化法は実質的にHCNの重合、従ってポリマーによ
る接触の汚損を生じない。我々の方法の反応温度は通常
20〜300℃、最もしばしば50〜200℃の範囲内
にある。最適接触時間は温度が高いほど及び水素ガスと
アセトニトリルとの比が高いほど低い。
水素化法は実質的にHCNの重合、従ってポリマーによ
る接触の汚損を生じない。我々の方法の反応温度は通常
20〜300℃、最もしばしば50〜200℃の範囲内
にある。最適接触時間は温度が高いほど及び水素ガスと
アセトニトリルとの比が高いほど低い。
【0006】反応の実用的、経済的速度を得るために、
この反応は水素化触媒を必要とする。任意の固体水素化
触媒、例えばニッケル、コバルト、鉄、ルテニウム、パ
ラジウム又はロジウム、並びに混合物を含めてそれらの
化合物及び複合体を基にするものが使用できる。またニ
ッケル、コバルト及び銅のいわゆるラネー触媒を適用す
ることができる。殊に有用な触媒は:(1)アルミニウ
ム、チタン、クロム、ホウ素、鉄、コバルト、ジルコニ
ウム、銅、亜鉛、パラジウム及び白金の1つ又はそれ以
上により促進されたニッケル触媒を含めてニッケルを基
にした触媒:並びに(2)アルミニウム、マンガン、
銀、銅、クロム、ニッケル、亜鉛、カルシウム及びジル
コニウムの1つ又はそれ以上で促進されたコバルト触媒
を含めてコバルトを基にした触媒である。
この反応は水素化触媒を必要とする。任意の固体水素化
触媒、例えばニッケル、コバルト、鉄、ルテニウム、パ
ラジウム又はロジウム、並びに混合物を含めてそれらの
化合物及び複合体を基にするものが使用できる。またニ
ッケル、コバルト及び銅のいわゆるラネー触媒を適用す
ることができる。殊に有用な触媒は:(1)アルミニウ
ム、チタン、クロム、ホウ素、鉄、コバルト、ジルコニ
ウム、銅、亜鉛、パラジウム及び白金の1つ又はそれ以
上により促進されたニッケル触媒を含めてニッケルを基
にした触媒:並びに(2)アルミニウム、マンガン、
銀、銅、クロム、ニッケル、亜鉛、カルシウム及びジル
コニウムの1つ又はそれ以上で促進されたコバルト触媒
を含めてコバルトを基にした触媒である。
【0007】しかし我々は、我々の発明を、特定固体触
媒を指定するこから分離して、我々の発明であると挙げ
た水素接触時間及び水素対アセトニトリル比でなされる
連続反応におけるHCNを不純物として含む水性アセト
ニトリルの反応であると考える。反応圧力は大気圧から
140.6kg/cm2 (ゲージ圧)(2000psig)又はそ
れ以上の範囲内であることができる。最も有用な圧力範
囲は、殊に反応物粗アセトニトリルが液相中にある条件
下で、3.5〜70.3kg/cm2 (ゲージ圧)(50〜10
00psig)であることが見いだされた。従って、アセト
ニトリル反応物が液相又は気相中にあるかは温度及び圧
力のような反応条件により、我々の方法はいずれの場合
にも行なうことができる。
媒を指定するこから分離して、我々の発明であると挙げ
た水素接触時間及び水素対アセトニトリル比でなされる
連続反応におけるHCNを不純物として含む水性アセト
ニトリルの反応であると考える。反応圧力は大気圧から
140.6kg/cm2 (ゲージ圧)(2000psig)又はそ
れ以上の範囲内であることができる。最も有用な圧力範
囲は、殊に反応物粗アセトニトリルが液相中にある条件
下で、3.5〜70.3kg/cm2 (ゲージ圧)(50〜10
00psig)であることが見いだされた。従って、アセト
ニトリル反応物が液相又は気相中にあるかは温度及び圧
力のような反応条件により、我々の方法はいずれの場合
にも行なうことができる。
【0008】HCNを含む塩基性水性アセトニトリルの
水素化を、HCNの重合、その結果の触媒失活を回避す
るように行なう方法の我々の発見は、プロピレン又はプ
ロパンのアンモ酸化反応からアクリロニトリル生成物の
大部分を優先的に除去した流出液の部分を、我々のアセ
トニトリルをエチルアミン類に水素化する方法に対する
水性フィードとして使用することを可能にする。我々の
反応混合物がエチルアミン類が生成し始めるとすぐ塩基
性になるとしても、特許請求の範囲中に示したように行
なわれると反応はHCN重及び付随問題を回避する。プ
ロピレン又はプロパンとアンモニア及び酸素との反応か
らのそのような粗アセトニトリル流はHCN並びにアセ
トニトリル及び水を含み、それからHCNを除去する必
要がない。
水素化を、HCNの重合、その結果の触媒失活を回避す
るように行なう方法の我々の発見は、プロピレン又はプ
ロパンのアンモ酸化反応からアクリロニトリル生成物の
大部分を優先的に除去した流出液の部分を、我々のアセ
トニトリルをエチルアミン類に水素化する方法に対する
水性フィードとして使用することを可能にする。我々の
反応混合物がエチルアミン類が生成し始めるとすぐ塩基
性になるとしても、特許請求の範囲中に示したように行
なわれると反応はHCN重及び付随問題を回避する。プ
ロピレン又はプロパンとアンモニア及び酸素との反応か
らのそのような粗アセトニトリル流はHCN並びにアセ
トニトリル及び水を含み、それからHCNを除去する必
要がない。
【0009】水素化反応帯域に供給されたアセトニトリ
ル流はアセトニトリルを1〜90重量パーセント又はそ
れ以上の濃度で、水を0.1〜90〜95重量パーセント
の濃度で;HCNを15重量パーセントまでの、通常少
くとも0.1重量パーセントの濃度で含むことができる。
アセトニトリルを生ずるプロピレン又はプロパンのアン
モ酸化反応の流出液からの粗アセトニトリル、留分は他
の成分例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル、
プロピオニトリル、ピリジン、メチル置換ピリジン類、
オキサゾール、ピラジン、ペンゾニトリル、シアノピリ
ジン、シアノフラン類、及びメタノール、並びに類似の
化合物を含むことができ、これらは粗アセトニトリル中
に相互に関して種々の量で存在するが、しかしこれらの
化合物の合せた濃度はアセトニトリル、水及びHCNが
占めた後の粗アセトニトリルの残存量を占めるに足る粗
アセトニトリルの0.1〜25重量パーセントの範囲内で
あることができる。アンモ酸化からの粗アセトニトリル
中の典型的なアセトニトリル濃度は25〜85重量パー
セントの範囲内にあり;HCNは0.1〜6又は7重量パ
ーセント;水は20〜65重量パーセントである。
ル流はアセトニトリルを1〜90重量パーセント又はそ
れ以上の濃度で、水を0.1〜90〜95重量パーセント
の濃度で;HCNを15重量パーセントまでの、通常少
くとも0.1重量パーセントの濃度で含むことができる。
アセトニトリルを生ずるプロピレン又はプロパンのアン
モ酸化反応の流出液からの粗アセトニトリル、留分は他
の成分例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル、
プロピオニトリル、ピリジン、メチル置換ピリジン類、
オキサゾール、ピラジン、ペンゾニトリル、シアノピリ
ジン、シアノフラン類、及びメタノール、並びに類似の
化合物を含むことができ、これらは粗アセトニトリル中
に相互に関して種々の量で存在するが、しかしこれらの
化合物の合せた濃度はアセトニトリル、水及びHCNが
占めた後の粗アセトニトリルの残存量を占めるに足る粗
アセトニトリルの0.1〜25重量パーセントの範囲内で
あることができる。アンモ酸化からの粗アセトニトリル
中の典型的なアセトニトリル濃度は25〜85重量パー
セントの範囲内にあり;HCNは0.1〜6又は7重量パ
ーセント;水は20〜65重量パーセントである。
【0010】この方法において、硫黄及びハロゲン又は
それらの化合物は水素化触媒に対するそれらの有害な効
果のために通常反応帯域中に回避されるべきである。よ
く知られているように、アセトニトリルの水素化中の反
応混合物に添加するとアンモニアは、存在しないときよ
りもジ−及びトリ−エチルアミンに比べて多くのモノエ
チルアミンを形成する傾向を促進する。本発明におい
て、我々はアンモニアを(ガスとして又は水溶液中
に)、モノエチルアミンが最も望ましい生成物であると
きに同じ目的のために水素化反応帯域に対するフィード
の一部として含ませることができる。
それらの化合物は水素化触媒に対するそれらの有害な効
果のために通常反応帯域中に回避されるべきである。よ
く知られているように、アセトニトリルの水素化中の反
応混合物に添加するとアンモニアは、存在しないときよ
りもジ−及びトリ−エチルアミンに比べて多くのモノエ
チルアミンを形成する傾向を促進する。本発明におい
て、我々はアンモニアを(ガスとして又は水溶液中
に)、モノエチルアミンが最も望ましい生成物であると
きに同じ目的のために水素化反応帯域に対するフィード
の一部として含ませることができる。
【0011】さらに、不活性希釈ガス例えば窒素、生ず
る発熱の熱の影響の緩和の補助又はアセトニトリル及び
水に関して比較的少量の水素が使用されるときのガスの
流れの改良のために含めることは本発明の範囲内にあ
る。以下の実施例は単に例示である。これらの実施例中
の水素ガス及びアセトニトリル含有流はともに触媒を入
れた管形反応器へ下向きに供給した。水性アクリロニト
リルは反応条件下に主に液相であるが、しかし実施例6
及び7においてアセトニトリルは気相中であった。
る発熱の熱の影響の緩和の補助又はアセトニトリル及び
水に関して比較的少量の水素が使用されるときのガスの
流れの改良のために含めることは本発明の範囲内にあ
る。以下の実施例は単に例示である。これらの実施例中
の水素ガス及びアセトニトリル含有流はともに触媒を入
れた管形反応器へ下向きに供給した。水性アクリロニト
リルは反応条件下に主に液相であるが、しかし実施例6
及び7においてアセトニトリルは気相中であった。
【0012】実施例1 約20ccの内容積のステレンス鋼固定層下向き流反応器
に、20/30メッシュ石英チップ12ccとマリニクロ
ット(Mallinckrodt, Inc.)のカルシカトディビジョン
(Calsicat Division)により製造された表面積188m
2 /gを有するアルミナ上に担持された42重量パーセ
ントニッケルからなる触媒の20/30メッシュ粒子8
cc(6.8497g)の均一混合物を装入した。水素は反
応器を104.8℃に加熱しながら35kg/cm2 (ゲージ
圧)(500psig)で228mL/分の流量(周囲の温
度及び圧力で測定)で反応器に通した。次いで水素流、
圧力及び温度を前記のように維持して次の溶液を別々に
反応器中へ供給した:近似組成52重量パーセントアセ
トニトリル、42.3重量パーセント水、0.3重量パーセ
ントHCNの、またアセトアルデヒド、アセトン、アセ
トニトリル、プロピオニトリル、メタノール、オキサゾ
ール、ブテンニトリル類、アリルアルコール、ピリジン
及びメチルピリジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.
46g/時;及び濃アンモニア水溶液6.46g/時。フ
ィードモル比は次のとおりであった:H 2 :CH3CN =1
0:1;NH3:CH3CN =1.95:1。水素接触時間は55.
5秒であった。生成物混合物の試料は反応の22.7時間
にとった。生成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセ
トニトリルの転化率が99.3%であったことを示した。
生成物混合物はモノエチルアミン、ジエチルアミン及び
トリエチルアミンを94.0:6.1:0.048のモノエチ
ルアミン:ジエチルアミン:トリエチルアミンモル比で
含有した。アセトニトリルからのエチルアミン類への選
択率は99%以上であった。
に、20/30メッシュ石英チップ12ccとマリニクロ
ット(Mallinckrodt, Inc.)のカルシカトディビジョン
(Calsicat Division)により製造された表面積188m
2 /gを有するアルミナ上に担持された42重量パーセ
ントニッケルからなる触媒の20/30メッシュ粒子8
cc(6.8497g)の均一混合物を装入した。水素は反
応器を104.8℃に加熱しながら35kg/cm2 (ゲージ
圧)(500psig)で228mL/分の流量(周囲の温
度及び圧力で測定)で反応器に通した。次いで水素流、
圧力及び温度を前記のように維持して次の溶液を別々に
反応器中へ供給した:近似組成52重量パーセントアセ
トニトリル、42.3重量パーセント水、0.3重量パーセ
ントHCNの、またアセトアルデヒド、アセトン、アセ
トニトリル、プロピオニトリル、メタノール、オキサゾ
ール、ブテンニトリル類、アリルアルコール、ピリジン
及びメチルピリジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.
46g/時;及び濃アンモニア水溶液6.46g/時。フ
ィードモル比は次のとおりであった:H 2 :CH3CN =1
0:1;NH3:CH3CN =1.95:1。水素接触時間は55.
5秒であった。生成物混合物の試料は反応の22.7時間
にとった。生成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセ
トニトリルの転化率が99.3%であったことを示した。
生成物混合物はモノエチルアミン、ジエチルアミン及び
トリエチルアミンを94.0:6.1:0.048のモノエチ
ルアミン:ジエチルアミン:トリエチルアミンモル比で
含有した。アセトニトリルからのエチルアミン類への選
択率は99%以上であった。
【0013】実施例2 約20ccの内容積のステレンス鋼固定層下向き流反応器
に、20/30メッシュ石英チップ12ccとマリニクロ
ットのカルシカトディビジョンにより製造された表面積
188m2 /gを有するアルミナ上に担持された42重
量パーセントニッケルからなる触媒の20/30メッシ
ュ粒子3cc(2.4189g)との均一混合物を装入し
た。水素は反応器を100℃に加熱しながら35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で451mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して次の溶
液を別々に反応器中へ供給した:近似組成52重量パー
セントアセトニトリル、42.3重量パーセント水、0.3
重量パーセントHCNの、またアセトアルデヒド、アセ
トン、アクリロニトリル、プロピオニトリル、メタノー
ル、オキサゾール、ブテンニトリル類、アリルアルコー
ル、ピリジン及びメチルピリジン類を含む粗アセトニト
リル、流量4.94g/時;及び濃アンモニア水溶液7.0
g/時。フィードモル比は次のとおりであった:H2 :
CH3CN =20.6:1;NH3:CH3CN =2.2:1。水素接触
時間は10.7秒であった。生成物混合物の試料は17時
間の反応後にとった。生成物試料のガスクロマトグラフ
分析はアセトニトリルの転化率が96.5%であったこと
を示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジエチル
アミン及びN−エチリデンエチルアミンを97.4:2.
0:0.33のモノエチルアミン:ジエチルアミン:N−
エチリデンエチルアミンモル比で含有した。アセトニト
リルからのエチルアミン類への選択率は99%以上であ
った。
に、20/30メッシュ石英チップ12ccとマリニクロ
ットのカルシカトディビジョンにより製造された表面積
188m2 /gを有するアルミナ上に担持された42重
量パーセントニッケルからなる触媒の20/30メッシ
ュ粒子3cc(2.4189g)との均一混合物を装入し
た。水素は反応器を100℃に加熱しながら35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で451mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して次の溶
液を別々に反応器中へ供給した:近似組成52重量パー
セントアセトニトリル、42.3重量パーセント水、0.3
重量パーセントHCNの、またアセトアルデヒド、アセ
トン、アクリロニトリル、プロピオニトリル、メタノー
ル、オキサゾール、ブテンニトリル類、アリルアルコー
ル、ピリジン及びメチルピリジン類を含む粗アセトニト
リル、流量4.94g/時;及び濃アンモニア水溶液7.0
g/時。フィードモル比は次のとおりであった:H2 :
CH3CN =20.6:1;NH3:CH3CN =2.2:1。水素接触
時間は10.7秒であった。生成物混合物の試料は17時
間の反応後にとった。生成物試料のガスクロマトグラフ
分析はアセトニトリルの転化率が96.5%であったこと
を示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジエチル
アミン及びN−エチリデンエチルアミンを97.4:2.
0:0.33のモノエチルアミン:ジエチルアミン:N−
エチリデンエチルアミンモル比で含有した。アセトニト
リルからのエチルアミン類への選択率は99%以上であ
った。
【0014】実施例3 約20ccの内容積のステレンス鋼固定層下向き流反応器
に、マリニクロットのカルシカトディビジョンにより製
造された表面積188m2 /gを有するアルミナ上に担
持された42重量パーセントニッケルからなる触媒の2
0/30メッシュ粒子3.2cc(2.5076g)を装入し
た。水素は反応器を100℃に加熱しながら35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で773mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して次の溶
液を別々に反応器中へ供給した:近似組成52重量パー
セントアセトニトリル、42.35重量パーセント水、0.
3重量パーセントHCNの、またアセトアルデヒド、ア
セトン、アクリロニトリル、プロピオニトリル、メタノ
ール、オキサゾール、ブテンニトリル類、アリルアルコ
ール、ピリジン及びメチルピリジン類を含む粗アセトニ
トリル、流量5.46g/時;及び濃アンモニア水溶液7.
61g/時。フィードモル比は次のとおりであった:H
2 :CH3CN =29:1;NH3:CH3CN =1.96:1。水素
接触時間は6.3秒であった。生成物混合物の試料は17.
5時間の反応後にとった。生成物試料のガスクロマトグ
ラフ分析はアセトニトリルの転化率が96.8%であった
ことを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジエ
チルアミン及びN−エチリデンエチルアミンを97.8:
1.77:0.41のモノエチルアミン:ジエチルアミン:
N−エチリデンエチルアミンモル比で含有した。アセト
ニトリルからのエチルアミン類への選択率は90.5%で
あった。
に、マリニクロットのカルシカトディビジョンにより製
造された表面積188m2 /gを有するアルミナ上に担
持された42重量パーセントニッケルからなる触媒の2
0/30メッシュ粒子3.2cc(2.5076g)を装入し
た。水素は反応器を100℃に加熱しながら35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で773mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して次の溶
液を別々に反応器中へ供給した:近似組成52重量パー
セントアセトニトリル、42.35重量パーセント水、0.
3重量パーセントHCNの、またアセトアルデヒド、ア
セトン、アクリロニトリル、プロピオニトリル、メタノ
ール、オキサゾール、ブテンニトリル類、アリルアルコ
ール、ピリジン及びメチルピリジン類を含む粗アセトニ
トリル、流量5.46g/時;及び濃アンモニア水溶液7.
61g/時。フィードモル比は次のとおりであった:H
2 :CH3CN =29:1;NH3:CH3CN =1.96:1。水素
接触時間は6.3秒であった。生成物混合物の試料は17.
5時間の反応後にとった。生成物試料のガスクロマトグ
ラフ分析はアセトニトリルの転化率が96.8%であった
ことを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジエ
チルアミン及びN−エチリデンエチルアミンを97.8:
1.77:0.41のモノエチルアミン:ジエチルアミン:
N−エチリデンエチルアミンモル比で含有した。アセト
ニトリルからのエチルアミン類への選択率は90.5%で
あった。
【0015】実施例4 約20ccの内容積のステレンス鋼固定層下向き流反応器
に、20/30メッシュ石英チップ8ccとマリニクロッ
トのカルシカトディビジョンにより製造された表面積1
88m2 /gを有するアルミナ上に担持された42重量
パーセントニッケルからなる触媒の20/30メッシュ
粒子2cc(1.5922g)との均一混合物を装入した。
水素は反応器を107℃に加熱しながら35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で234mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して近似組
成52重量パーセントアセトニトリル、42.3重量パー
セント水、0.3重量パーセントHCNの、またアセトア
ルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロピオニト
リル、メタノール、オキサゾール、ブテンニトリル類、
アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジン類を含
む粗アセトニトリルを4.44g/時の流量で反応器中へ
供給した。モル比H2 :CH3CN =11.9:1。水素接触
時間は13.5秒であった。生成物混合物の試料を19.7
5時間の反応後にとった。生成物の試料のガスクロマト
グラフ分析はアセトニトリルの転化率が73.2%であっ
たことを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン及びN−エチリデンエ
チルアミンを61.1:21.9:1.9:15.1のモノエチ
ルアミン:ジエチルアミン:トリエチルアミン:N−エ
チリデンエチルアミンモル比で含有した。アセトニトリ
ルからのエチルアミン類への収率及び選択率はそれぞれ
53.3%及び71.4%であった。
に、20/30メッシュ石英チップ8ccとマリニクロッ
トのカルシカトディビジョンにより製造された表面積1
88m2 /gを有するアルミナ上に担持された42重量
パーセントニッケルからなる触媒の20/30メッシュ
粒子2cc(1.5922g)との均一混合物を装入した。
水素は反応器を107℃に加熱しながら35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で234mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して近似組
成52重量パーセントアセトニトリル、42.3重量パー
セント水、0.3重量パーセントHCNの、またアセトア
ルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロピオニト
リル、メタノール、オキサゾール、ブテンニトリル類、
アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジン類を含
む粗アセトニトリルを4.44g/時の流量で反応器中へ
供給した。モル比H2 :CH3CN =11.9:1。水素接触
時間は13.5秒であった。生成物混合物の試料を19.7
5時間の反応後にとった。生成物の試料のガスクロマト
グラフ分析はアセトニトリルの転化率が73.2%であっ
たことを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン及びN−エチリデンエ
チルアミンを61.1:21.9:1.9:15.1のモノエチ
ルアミン:ジエチルアミン:トリエチルアミン:N−エ
チリデンエチルアミンモル比で含有した。アセトニトリ
ルからのエチルアミン類への収率及び選択率はそれぞれ
53.3%及び71.4%であった。
【0016】比較例A 近似組成52重量パーセントアセトニトリル、42.3重
量パーセント水、0.3重量パーセントHCN、及び残部
アセトアルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロ
ピオニトリル、メタノール、オキサゾール、ブテンニト
リル類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジ
ン類の粗アセトニトリル51.26gをアルゴン雰囲気下
に300cc容積のかくはんステンレス鋼オートクレーブ
反応器中へ入れた。マリニクロットのカルシカトディビ
ジョンにより製造された表面積188m2 /gを有する
アルミナ上に担持した42重量パーセントニッケルから
なる触媒3.44g(4.6cc)を反応器に添加した。反応
器を密閉し、水素で35kg/cm2 (ゲージ圧)(500
psig)に昇圧した。反応混合物を35kg/cm2 (ゲーシ
圧)(500psig)の水素下に129.5℃で3.5時間か
くはんし、水素を反応器に連続的に加えて35kg/cm2
(ゲージ圧)(500psig)の水素圧を維持した。この
時間後反応器を冷却して開き、内容物をガスクロマトグ
ラフにより分析した。分析はアセトニトリルの転化率が
99.7%であり、モノエチルアミン、N−エチリデンエ
チルアミン及びジエチルアミンの混合物が92.1:7.
9:トレースのモノエチルアミン:ジエチルアミン:N
−エチリデンエチルアミンモル比で、44.4%の収率及
び44.5%の選択率で形成されたことを示した。生成物
混合物のガスクロマトグラムは多量の高分子量物質を示
した。
量パーセント水、0.3重量パーセントHCN、及び残部
アセトアルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロ
ピオニトリル、メタノール、オキサゾール、ブテンニト
リル類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジ
ン類の粗アセトニトリル51.26gをアルゴン雰囲気下
に300cc容積のかくはんステンレス鋼オートクレーブ
反応器中へ入れた。マリニクロットのカルシカトディビ
ジョンにより製造された表面積188m2 /gを有する
アルミナ上に担持した42重量パーセントニッケルから
なる触媒3.44g(4.6cc)を反応器に添加した。反応
器を密閉し、水素で35kg/cm2 (ゲージ圧)(500
psig)に昇圧した。反応混合物を35kg/cm2 (ゲーシ
圧)(500psig)の水素下に129.5℃で3.5時間か
くはんし、水素を反応器に連続的に加えて35kg/cm2
(ゲージ圧)(500psig)の水素圧を維持した。この
時間後反応器を冷却して開き、内容物をガスクロマトグ
ラフにより分析した。分析はアセトニトリルの転化率が
99.7%であり、モノエチルアミン、N−エチリデンエ
チルアミン及びジエチルアミンの混合物が92.1:7.
9:トレースのモノエチルアミン:ジエチルアミン:N
−エチリデンエチルアミンモル比で、44.4%の収率及
び44.5%の選択率で形成されたことを示した。生成物
混合物のガスクロマトグラムは多量の高分子量物質を示
した。
【0017】実施例5 約20ccの内容積のステレンス鋼固定層下向き流反応器
に、20/30メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツ(United Catalysts, Inc.)により製造され
た近似表面積300m2 /gを有するシリカ/アルミナ
(SiO2: Al2O3=2.8:1、重量)上に担持された52
重量パーセントニッケルからなる触媒の20/30メッ
シュ粒子2cc(1.4256g)との均一混合物を装入し
た。反応器を105℃に加熱しながら水素を35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で255mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して近似組
成57.4重量パーセントアセトニトリル、37.8重量
パーセント水、0.6重量パーセントHCNの、またアセ
トアルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロピオ
ニトリル、メタノール、オキサゾール、ブテンニトリル
類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジン類
を含む粗アセトニトリルを3.85g/時の流量で反応器
中へ供給した。モル比H2 :CH3CN =13.0:1。水素
接触時間は12.4秒であった。生成物混合物の試料は2
1.33時間の反応後にとった。生成物試料のガスクロマ
トグラフ分析はアセトニトリルの転化率が99.4%であ
ったことを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、
ジエチルアミン及びトリエチルアミンを88.7:11.
1:0.2のモノエチルアミン:ジエチルアミン:トリエ
チルアミンモル比で含有した。アセトニトリルからのエ
チルアミン類の選択率は99%以上であった。
に、20/30メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツ(United Catalysts, Inc.)により製造され
た近似表面積300m2 /gを有するシリカ/アルミナ
(SiO2: Al2O3=2.8:1、重量)上に担持された52
重量パーセントニッケルからなる触媒の20/30メッ
シュ粒子2cc(1.4256g)との均一混合物を装入し
た。反応器を105℃に加熱しながら水素を35kg/cm
2 (ゲージ圧)(500psig)で255mL/分の流量
(周囲の温度及び圧力で測定)で反応器に通した。次い
で水素流、圧力及び温度を前記のように維持して近似組
成57.4重量パーセントアセトニトリル、37.8重量
パーセント水、0.6重量パーセントHCNの、またアセ
トアルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロピオ
ニトリル、メタノール、オキサゾール、ブテンニトリル
類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジン類
を含む粗アセトニトリルを3.85g/時の流量で反応器
中へ供給した。モル比H2 :CH3CN =13.0:1。水素
接触時間は12.4秒であった。生成物混合物の試料は2
1.33時間の反応後にとった。生成物試料のガスクロマ
トグラフ分析はアセトニトリルの転化率が99.4%であ
ったことを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、
ジエチルアミン及びトリエチルアミンを88.7:11.
1:0.2のモノエチルアミン:ジエチルアミン:トリエ
チルアミンモル比で含有した。アセトニトリルからのエ
チルアミン類の選択率は99%以上であった。
【0018】実施例6 約20ccの内容積のステレンス鋼固定層下向き流反応器
に、30/40メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツにより製造された近似表面積300m2 /
gを有するシリカ/アルミナ(SiO2: Al2O3 =2.8:
1、重量)上に担持された62重量パーセントニッケル
からなる触媒の20/30メッシュ粒子2cc(1.408
8g)との均一混合物を装入した。反応器を180℃に
加熱しながら水素を35kg/cm2 (ゲージ圧)(500
psig)で273mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で
測定)で反応器に通した。次いで水素流、圧力及び温度
を前記のように維持して次の流液を別々に反応器中へ供
給した:近似組成57.4重量パーセントアセトニトリ
ル、37.8重量パーセント水、0.6重量パーセントHC
Nの、またアセトアルデヒド、アセトン、アクリロニト
リル、プロピオニトリル、メタノール、オキサゾール、
ブテンニトリル類、アリルアルコール、ピリジン及びメ
チルピリジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.12g
/時;及び濃アンモニア水溶液6.17g/時。フィード
モル比は次のとおりであった:H2 :CH3CN =12.5:
1;NH3:CH3CN =2.0:1。水素接触時間は9.7秒であ
った。生成物混合物の試料は17時間の反応後にとっ
た。生成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニト
リルの転化率が99.9%であったことを示した。生成物
混合物はモノエチルアミン、ジエチルアミン及びトリエ
チルアミンを89.8:9.6:0.6のモノエチルアミン:
ジエチルアミン:トリエチルアミンモル比で含有した。
アセトニトリルからのエチルアミン類への選択率は99
%以上であった。
に、30/40メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツにより製造された近似表面積300m2 /
gを有するシリカ/アルミナ(SiO2: Al2O3 =2.8:
1、重量)上に担持された62重量パーセントニッケル
からなる触媒の20/30メッシュ粒子2cc(1.408
8g)との均一混合物を装入した。反応器を180℃に
加熱しながら水素を35kg/cm2 (ゲージ圧)(500
psig)で273mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で
測定)で反応器に通した。次いで水素流、圧力及び温度
を前記のように維持して次の流液を別々に反応器中へ供
給した:近似組成57.4重量パーセントアセトニトリ
ル、37.8重量パーセント水、0.6重量パーセントHC
Nの、またアセトアルデヒド、アセトン、アクリロニト
リル、プロピオニトリル、メタノール、オキサゾール、
ブテンニトリル類、アリルアルコール、ピリジン及びメ
チルピリジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.12g
/時;及び濃アンモニア水溶液6.17g/時。フィード
モル比は次のとおりであった:H2 :CH3CN =12.5:
1;NH3:CH3CN =2.0:1。水素接触時間は9.7秒であ
った。生成物混合物の試料は17時間の反応後にとっ
た。生成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニト
リルの転化率が99.9%であったことを示した。生成物
混合物はモノエチルアミン、ジエチルアミン及びトリエ
チルアミンを89.8:9.6:0.6のモノエチルアミン:
ジエチルアミン:トリエチルアミンモル比で含有した。
アセトニトリルからのエチルアミン類への選択率は99
%以上であった。
【0019】実施例7 約22ccの内容積のステンレス鋼固定層下向き流反応器
に、30/40メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツにより製造された近似表面積300m2 /
gを有するシリカ/アルミナ(SiO2:Al2O3=2.8:1、
重量)上に担持した52重量パーセントニッケルからな
る触媒の20/30メッシュ粒子2cc(1.4088g)
との均一混合物を装入した。反応器を100℃に加熱し
ながら水素を14kg/cm2 (ゲージ厚)(200psig)
で267mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で測定)
で反応器に通した。次いで水素流、圧力及び温度を前記
のように維持して次の溶液を別々に反応器中へ供給し
た;近似組成57.4重量パーセントアセトニトリル、3
7.8重量パーセント水、0.6重量パーセントHCNの、
またアセトアルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、
プロピオニトリル、メタノール、オキサゾール、ブテン
ニトリル類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピ
リジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.12g/時;
及び濃アンモニア水溶液6.17g/時。フィードモル比
は次のとおりであった:H2:CH3CN =12.7;1; C
H3:CH3CN =2.0:1。水素接触時間は4.8秒であっ
た。生成物混合物の試料は3時間の反応後にとった。生
成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニトリルの
転化率が45.3%であったことを示した。生成物混合物
は検出できるジエチルアミン又はトリエチルアミンなく
モノエチルアミンを含有した。アセトニトリルからのモ
ノエチルアミンへの選択率は99%以上であった。
に、30/40メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツにより製造された近似表面積300m2 /
gを有するシリカ/アルミナ(SiO2:Al2O3=2.8:1、
重量)上に担持した52重量パーセントニッケルからな
る触媒の20/30メッシュ粒子2cc(1.4088g)
との均一混合物を装入した。反応器を100℃に加熱し
ながら水素を14kg/cm2 (ゲージ厚)(200psig)
で267mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で測定)
で反応器に通した。次いで水素流、圧力及び温度を前記
のように維持して次の溶液を別々に反応器中へ供給し
た;近似組成57.4重量パーセントアセトニトリル、3
7.8重量パーセント水、0.6重量パーセントHCNの、
またアセトアルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、
プロピオニトリル、メタノール、オキサゾール、ブテン
ニトリル類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピ
リジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.12g/時;
及び濃アンモニア水溶液6.17g/時。フィードモル比
は次のとおりであった:H2:CH3CN =12.7;1; C
H3:CH3CN =2.0:1。水素接触時間は4.8秒であっ
た。生成物混合物の試料は3時間の反応後にとった。生
成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニトリルの
転化率が45.3%であったことを示した。生成物混合物
は検出できるジエチルアミン又はトリエチルアミンなく
モノエチルアミンを含有した。アセトニトリルからのモ
ノエチルアミンへの選択率は99%以上であった。
【0020】実施例8 約20ccの内容積のステンレス鋼固定層下向き流反応器
に、20/30メッシュ石英チップ12ccとユナイテッ
ド・カタリスツにより製造された近似表面積300cm2
/gを有するシリカ/アルミナ(SiO2:Al2O3=2.8:
1、重量)上に担持された52重量パーセントニッケル
からなる触媒の20/30メッシュ粒子8cc(6.242
8g)を装入した。反応器を100℃に加熱しながら水
素を35kg/cm2 (ゲージ圧)(500psig)で222.
5mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で測定)で反応
器に通した。次いで水素流、圧力及び温度を前記のよう
に維持して次の溶液を別々に反応器中へ供給した:近似
組成52重量パーセントアセトニトリル、42.3重量パ
ーセント水、0.3重量パーセントHCNの、またアセト
アルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロピオニ
トリル、メタノール、オキサゾール、ブテンニトリル
類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジン類
を含む粗アセトニトリル、流量4.46g/時;及び濃ア
ンモニア水溶液6.46g/時。フィードモル比は次のと
おりであった:H2:CH3CN =10:1; CH3:CH3CN =
2.1。水素接触時間は58秒であった。生成物混合物の
試料は166時間にわたり規則的間隔でとった。生成物
試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニトリルの転化
率が97.8%(範囲92.3〜100%)で維持されたこ
とを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジエチ
ルアミン、トリエチルアミン、N−エチリデンエチルア
ミン及びエタノールを96.0:3.6:0.007:0.2
0:0.08のモノエチルアミン:ジエチルアミン:トリ
エチルアミン:N−エチリデンエチルアミン:エタノー
ルモル比で含有した。アセトニトリルからのエチルアミ
ン類への選択率は平均98.7%で維持された。この実施
例は、先行技術の教示とは対照的に、長期間にわたって
も本発明の方法がポリマーによる触媒の汚損、従ってそ
の失活を回避することを示す。これは、触媒表面のポリ
マー析出又は他の汚損の証拠を示さなかった我々の触媒
の顕微鏡検査に一致する。
に、20/30メッシュ石英チップ12ccとユナイテッ
ド・カタリスツにより製造された近似表面積300cm2
/gを有するシリカ/アルミナ(SiO2:Al2O3=2.8:
1、重量)上に担持された52重量パーセントニッケル
からなる触媒の20/30メッシュ粒子8cc(6.242
8g)を装入した。反応器を100℃に加熱しながら水
素を35kg/cm2 (ゲージ圧)(500psig)で222.
5mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で測定)で反応
器に通した。次いで水素流、圧力及び温度を前記のよう
に維持して次の溶液を別々に反応器中へ供給した:近似
組成52重量パーセントアセトニトリル、42.3重量パ
ーセント水、0.3重量パーセントHCNの、またアセト
アルデヒド、アセトン、アクリロニトリル、プロピオニ
トリル、メタノール、オキサゾール、ブテンニトリル
類、アリルアルコール、ピリジン及びメチルピリジン類
を含む粗アセトニトリル、流量4.46g/時;及び濃ア
ンモニア水溶液6.46g/時。フィードモル比は次のと
おりであった:H2:CH3CN =10:1; CH3:CH3CN =
2.1。水素接触時間は58秒であった。生成物混合物の
試料は166時間にわたり規則的間隔でとった。生成物
試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニトリルの転化
率が97.8%(範囲92.3〜100%)で維持されたこ
とを示した。生成物混合物はモノエチルアミン、ジエチ
ルアミン、トリエチルアミン、N−エチリデンエチルア
ミン及びエタノールを96.0:3.6:0.007:0.2
0:0.08のモノエチルアミン:ジエチルアミン:トリ
エチルアミン:N−エチリデンエチルアミン:エタノー
ルモル比で含有した。アセトニトリルからのエチルアミ
ン類への選択率は平均98.7%で維持された。この実施
例は、先行技術の教示とは対照的に、長期間にわたって
も本発明の方法がポリマーによる触媒の汚損、従ってそ
の失活を回避することを示す。これは、触媒表面のポリ
マー析出又は他の汚損の証拠を示さなかった我々の触媒
の顕微鏡検査に一致する。
【0021】実施例9 約20ccの内容積のステンレス鋼固定層下向き流反応器
に、30/40メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツにより製造されたけいそう土上に担持した
54重量パーセントコバルト及び2.6%ジルコニウムか
らなる触媒の20/30メッシュ粒子2cc(2.1320
g)との均一混合物を装入した。反応器を100℃に加
熱しながら水素を35kg/cm2 (ゲージ圧)(500ps
ig)で、258mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で
測定)で反応器に通した。次いで水素流、圧力及び温度
を前記のように維持して次の溶液を別々に反応器中へ供
給した:近似組成57.4重量パーセントアセトニトリ
ル、37.8重量パーセント水、0.6重量パーセントHC
Nの、またアセトアルデヒド、アセトン、アクリロニト
リル、プロピオニトリル、メタノール、オキサゾール、
ブテンニトリル類、アリルアルコール、ピリジン及びメ
チルピリジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.12g
/時;濃アンモニア水溶液6.17g/時。フィードモル
比は次のとおりであった:H2:CH3CN =12.2:1; C
H3:CH3CN =2.0:1。水素接触時間は12.4秒であっ
た。生成物混合物の試料は3時間の反応後にとった。生
成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニトリルの
転化率が61.3%であったことを示した。生成物混合物
はモノエチルアミン、ジエチルアミン及びN−エチリデ
ンエチルアミンを91.0:8.9:0.1のモノエチルアミ
ン:ジエチルアミン:N−エチリデンエチルアミンモル
比で含有した。アセトニトリルからのエチルアミン類へ
の選択率は99%以上であった。
に、30/40メッシュ石英チップ3ccとユナイテッド
・カタリスツにより製造されたけいそう土上に担持した
54重量パーセントコバルト及び2.6%ジルコニウムか
らなる触媒の20/30メッシュ粒子2cc(2.1320
g)との均一混合物を装入した。反応器を100℃に加
熱しながら水素を35kg/cm2 (ゲージ圧)(500ps
ig)で、258mL/分の流量(周囲の温度及び圧力で
測定)で反応器に通した。次いで水素流、圧力及び温度
を前記のように維持して次の溶液を別々に反応器中へ供
給した:近似組成57.4重量パーセントアセトニトリ
ル、37.8重量パーセント水、0.6重量パーセントHC
Nの、またアセトアルデヒド、アセトン、アクリロニト
リル、プロピオニトリル、メタノール、オキサゾール、
ブテンニトリル類、アリルアルコール、ピリジン及びメ
チルピリジン類を含む粗アセトニトリル、流量4.12g
/時;濃アンモニア水溶液6.17g/時。フィードモル
比は次のとおりであった:H2:CH3CN =12.2:1; C
H3:CH3CN =2.0:1。水素接触時間は12.4秒であっ
た。生成物混合物の試料は3時間の反応後にとった。生
成物試料のガスクロマトグラフ分析はアセトニトリルの
転化率が61.3%であったことを示した。生成物混合物
はモノエチルアミン、ジエチルアミン及びN−エチリデ
ンエチルアミンを91.0:8.9:0.1のモノエチルアミ
ン:ジエチルアミン:N−エチリデンエチルアミンモル
比で含有した。アセトニトリルからのエチルアミン類へ
の選択率は99%以上であった。
【0022】当業者に明らかなように、前記開示に照ら
して開示の精神及び範囲又は特許請求の範囲から逸脱す
ることなく本発明の種々の変形をなし又は変形に従うこ
とができる。
して開示の精神及び範囲又は特許請求の範囲から逸脱す
ることなく本発明の種々の変形をなし又は変形に従うこ
とができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 流れが固体水素化触媒に接触するアセト
ニトリル、水及びHCNを含む流れに接触させて水素ガ
スを連続的に通すことを含む、HCNもまた含む塩基性
水溶液中に含まれるアセトニトリルを反応帯域中で水素
化することによりエチルアミン類を製造する方法であっ
て、水素接触時間が0.5秒〜20分の範囲内にあり、前
記反応帯域に装入されるH2 とアセトニトリルとのモル
比が2〜200:1の範囲内にある方法。 - 【請求項2】 反応帯域に装入されるH2 とアセトニト
リルとのモル比が少くとも5:1である、請求項1に記
載の方法。 - 【請求項3】 反応帯域に装入されるH2 とアセトニト
リルとのモル比が50:1を越えない、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項4】 反応帯域に装入されるH2 とアセトニト
リルとのモル比が50:1を越えない、請求項2に記載
の方法。 - 【請求項5】 アンモニアもまた反応帯域に装入され
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 反応帯域中の圧力が3.5〜70.3kg/cm
2 (ゲージ圧)(50〜100psig)の範囲内にある、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 反応帯域中の温度が50〜175℃の範
囲内にある、請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 反応帯域中の温度が50〜175℃の範
囲内にある、請求項2に記載の方法。
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