JPH07116086A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH07116086A JPH07116086A JP26602893A JP26602893A JPH07116086A JP H07116086 A JPH07116086 A JP H07116086A JP 26602893 A JP26602893 A JP 26602893A JP 26602893 A JP26602893 A JP 26602893A JP H07116086 A JPH07116086 A JP H07116086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage chamber
- suction port
- vacuum cleaner
- electric
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】掃除の作業性を向上させることにある。
【構成】吸口と操作部との連結部に、収納室を摺動自在
に構成した。 【効果】広い床面の掃除は収納部を吸口近くに位置させ
て低重心とし、机やソファ下などの狭所の場合には、収
納室を吸口から遠ざけることで、掃除作業性が向上す
る。
に構成した。 【効果】広い床面の掃除は収納部を吸口近くに位置させ
て低重心とし、机やソファ下などの狭所の場合には、収
納室を吸口から遠ざけることで、掃除作業性が向上す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機の改良に係
わり、特に操作性の向上を志向するものに関する。
わり、特に操作性の向上を志向するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の掃除機に、例えば、一般にアップ
ライト形掃除機と呼ばれ、吸口部に電動送風機と集塵袋
とを一体的に構成した電気掃除機がある。
ライト形掃除機と呼ばれ、吸口部に電動送風機と集塵袋
とを一体的に構成した電気掃除機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらを一般家庭やオ
フィスビルに用いる場合、部屋や通路の床を掃除する場
合には、重心が低いために安定性が良好であるが、反
面、電動送風機や集塵袋を内蔵する吸口部が大きくなる
のは避けられず、また、把手と重い吸口との距離が長い
ので、狭い事務所の机の間や机の下、特に、ソファや低
い長椅子の下などを掃除する場合には、電動機の収納部
が邪魔になったり、操作に力を要するなど、操作性に課
題を残すものである。
フィスビルに用いる場合、部屋や通路の床を掃除する場
合には、重心が低いために安定性が良好であるが、反
面、電動送風機や集塵袋を内蔵する吸口部が大きくなる
のは避けられず、また、把手と重い吸口との距離が長い
ので、狭い事務所の机の間や机の下、特に、ソファや低
い長椅子の下などを掃除する場合には、電動機の収納部
が邪魔になったり、操作に力を要するなど、操作性に課
題を残すものである。
【0004】本発明は上記した従来技術の課題を解決
し、操作性の良好な電気掃除機を提供することを目的と
するものである。
し、操作性の良好な電気掃除機を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電気掃除機
は、電動送風機と吸口と操作部とを備える電気掃除機に
おいて、吸口の近くに電動機または集塵袋の収納室を配
置し、この収納室を吸口に対して移動可能にし、あるい
は、電動送風機と吸口と操作部とを備える電気掃除機に
おいて、前記吸口の側面に車輪を備え、この車輪の外周
の一部を吸口の側面端部よりも外方に突出したものであ
る。
は、電動送風機と吸口と操作部とを備える電気掃除機に
おいて、吸口の近くに電動機または集塵袋の収納室を配
置し、この収納室を吸口に対して移動可能にし、あるい
は、電動送風機と吸口と操作部とを備える電気掃除機に
おいて、前記吸口の側面に車輪を備え、この車輪の外周
の一部を吸口の側面端部よりも外方に突出したものであ
る。
【0006】
【作用】本発明による電気掃除機では、床や通路などの
広い床面を掃除する場合には、重量部分である電動機ま
たは集塵袋の収納部を吸口に近い下方位置に配置し、低
重心で安定性のよい電気掃除機として、掃除作業が楽に
行える。また、机やソファの下などの狭い部分を掃除す
る場合には、前記電動機の収納室を上方の操作部側にた
だちに移動させて、収納室が掃除作業の邪魔にならない
ようにできるものである。また、壁際の床面を掃除する
場合には、吸口の側面に車輪を設けてあるので、この車
輪を壁に当接させながら吸口を移動すれば、隅部の掃除
が容易に行える。
広い床面を掃除する場合には、重量部分である電動機ま
たは集塵袋の収納部を吸口に近い下方位置に配置し、低
重心で安定性のよい電気掃除機として、掃除作業が楽に
行える。また、机やソファの下などの狭い部分を掃除す
る場合には、前記電動機の収納室を上方の操作部側にた
だちに移動させて、収納室が掃除作業の邪魔にならない
ようにできるものである。また、壁際の床面を掃除する
場合には、吸口の側面に車輪を設けてあるので、この車
輪を壁に当接させながら吸口を移動すれば、隅部の掃除
が容易に行える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を以下、図面により
説明する。
説明する。
【0008】図1は、吸気口2を備える吸口4に、中空
球状の摺動嵌合部を介して継手6を取り付け、この継手
6と操作部8とを棒状の支柱10を介して接続し、電動
送風機12と集塵袋14を内蔵する収納室16を前記支
柱10に摺動自在に取り付けた電気掃除機である。前記
継手6と前記収納室16とは、合成樹脂などの可撓性材
料よりなる伸縮管18で接続されている。また、この伸
縮管18と継手6とは、密封体20を介して着脱自在か
つ気密的に接続されている。また、この伸縮管18は、
逆止弁22を介して集塵袋14に連通している。また、
前記電動送風機12は、羽根車を内蔵する送風部12A
と電動機12Bとで構成され、この電動機12Bを電源
に接続するコード24が収納室16の後端部に収納され
ている。ここで、支柱10は収納室16の上縁部を貫通
するとともに、収納室16を軸方向に摺動自在に支えて
おり、収納室16と吸口4との距離lを、距離Lまで操
作部8側に移動できる。ここで、前記操作部8には、収
納室16を操作部8側に引き上げた(一点鎖線で示す1
6′の)状態で、操作部8に固定する撃鉄状の係止装置
24を設けてある。
球状の摺動嵌合部を介して継手6を取り付け、この継手
6と操作部8とを棒状の支柱10を介して接続し、電動
送風機12と集塵袋14を内蔵する収納室16を前記支
柱10に摺動自在に取り付けた電気掃除機である。前記
継手6と前記収納室16とは、合成樹脂などの可撓性材
料よりなる伸縮管18で接続されている。また、この伸
縮管18と継手6とは、密封体20を介して着脱自在か
つ気密的に接続されている。また、この伸縮管18は、
逆止弁22を介して集塵袋14に連通している。また、
前記電動送風機12は、羽根車を内蔵する送風部12A
と電動機12Bとで構成され、この電動機12Bを電源
に接続するコード24が収納室16の後端部に収納され
ている。ここで、支柱10は収納室16の上縁部を貫通
するとともに、収納室16を軸方向に摺動自在に支えて
おり、収納室16と吸口4との距離lを、距離Lまで操
作部8側に移動できる。ここで、前記操作部8には、収
納室16を操作部8側に引き上げた(一点鎖線で示す1
6′の)状態で、操作部8に固定する撃鉄状の係止装置
24を設けてある。
【0009】掃除運転の場合は、電動送風機12により
吸口4の吸気口2から塵混合空気が吸入され、伸縮管1
8と逆止弁22を通過して集塵袋14内に流入し、塵は
集塵袋14内に捕集され、濾過された空気は電動機12
Bを冷却して排気される。
吸口4の吸気口2から塵混合空気が吸入され、伸縮管1
8と逆止弁22を通過して集塵袋14内に流入し、塵は
集塵袋14内に捕集され、濾過された空気は電動機12
Bを冷却して排気される。
【0010】次に、使用方法を図1ないし図3により説
明する。通路などの広い床面を掃除する場合は、図1の
ように収納室16を下方に位置した状態で使用すれば、
低重心となって安定し、収納室16の重量で操作部8に
加わるモーメントを軽減でき、省力的な掃除を行うこと
ができる。この場合、電動送風機12の吸引負圧で伸縮
管18が縮もうとする力と、収納室16の自重との相乗
作用により、収納室16は下方の継手6部に押しつけら
れ、安定した状態を保つことができる。
明する。通路などの広い床面を掃除する場合は、図1の
ように収納室16を下方に位置した状態で使用すれば、
低重心となって安定し、収納室16の重量で操作部8に
加わるモーメントを軽減でき、省力的な掃除を行うこと
ができる。この場合、電動送風機12の吸引負圧で伸縮
管18が縮もうとする力と、収納室16の自重との相乗
作用により、収納室16は下方の継手6部に押しつけら
れ、安定した状態を保つことができる。
【0011】また、階段や障子の桟などを掃除する場合
には、伸縮管8を継手6から取り外し、伸縮管8を持っ
て直接集塵したり、伸縮管8の先端に他の特殊吸口28
を取り付けて、場所に応じた形態に変えて容易に掃除す
ることもできる。
には、伸縮管8を継手6から取り外し、伸縮管8を持っ
て直接集塵したり、伸縮管8の先端に他の特殊吸口28
を取り付けて、場所に応じた形態に変えて容易に掃除す
ることもできる。
【0012】また、図2に示すように、机の下やソファ
の下などの狭い場所を掃除する場合には、収納室16を
操作部8側に引き寄せて係止すれば、収納室16が床面
など周囲の壁に当って邪魔になることがなく、容易に掃
除作業を行える。
の下などの狭い場所を掃除する場合には、収納室16を
操作部8側に引き寄せて係止すれば、収納室16が床面
など周囲の壁に当って邪魔になることがなく、容易に掃
除作業を行える。
【0013】次に、図3は、吸口4を下方から見たもの
で、全幅にわたって形成された溝状の吸気路4Aの中央
部に前記吸気口2が開口し、前後平板状のブラシ30,
32と、可撓性のブレード34,36が取り付けられて
いる。また、前後の底面4B,4Cには、吸口4の前後
の移動性を良好にする車輪40,42,44,46が取
り付けられている。また、吸口4の両側面4D,4Eに
は、底面4Bと直角方向の車軸50を有する車輪52
が、各々吸口4の側面4D,4Eから外方に突出するよ
うに設けられている。これで、壁際の床面を掃除する場
合に、車輪52を壁54に当接しながら壁54に沿って
吸口4を円滑に移動することができ、掃除作業が容易に
なる。
で、全幅にわたって形成された溝状の吸気路4Aの中央
部に前記吸気口2が開口し、前後平板状のブラシ30,
32と、可撓性のブレード34,36が取り付けられて
いる。また、前後の底面4B,4Cには、吸口4の前後
の移動性を良好にする車輪40,42,44,46が取
り付けられている。また、吸口4の両側面4D,4Eに
は、底面4Bと直角方向の車軸50を有する車輪52
が、各々吸口4の側面4D,4Eから外方に突出するよ
うに設けられている。これで、壁際の床面を掃除する場
合に、車輪52を壁54に当接しながら壁54に沿って
吸口4を円滑に移動することができ、掃除作業が容易に
なる。
【0014】次に、図4は、本発明の他の実施例を示す
もので、吸口4と操作部8とを中空状の延長管60で接
続し、この延長管60の外周に筒体62を前後2ケ所の
密封体64,66を介して摺動自在に装着したものであ
る。この筒体62の下部には、電動送風機12と集塵袋
14を内装する収納室16が取り付けられている。前記
延長管60の内部は区画60Aで仕切られ、その近くに
開口60Bが設けられている。延長管60の外周と筒体
62との間に、通気路68が形成されている。この電気
掃除機を運転すると、吸口4の吸気口2から塵混合空気
が吸入され、延長管60内を上昇して開口60Bから通
気路62と逆止弁22を通って、集塵袋14内に流入
し、塵が捕集される。濾過された空気は電動機12Bを
冷却したのち、排気される。この実施例においても、収
納室16を距離lから距離Lまで吸口4に対して遠ざけ
ることができる。従って、通常の床面掃除の際には、重
量物である電動送風機12を吸口4近くに位置させ、低
重心の状態にすれば、操作部8に加わるモーメントを低
減でき、安定した姿勢で掃除ができる。また、机やソフ
ァの下など狭い場所の掃除は、収納室16を操作部8側
に引き寄せ固定することで、収納室16が邪魔にならず
に容易に掃除することができる。
もので、吸口4と操作部8とを中空状の延長管60で接
続し、この延長管60の外周に筒体62を前後2ケ所の
密封体64,66を介して摺動自在に装着したものであ
る。この筒体62の下部には、電動送風機12と集塵袋
14を内装する収納室16が取り付けられている。前記
延長管60の内部は区画60Aで仕切られ、その近くに
開口60Bが設けられている。延長管60の外周と筒体
62との間に、通気路68が形成されている。この電気
掃除機を運転すると、吸口4の吸気口2から塵混合空気
が吸入され、延長管60内を上昇して開口60Bから通
気路62と逆止弁22を通って、集塵袋14内に流入
し、塵が捕集される。濾過された空気は電動機12Bを
冷却したのち、排気される。この実施例においても、収
納室16を距離lから距離Lまで吸口4に対して遠ざけ
ることができる。従って、通常の床面掃除の際には、重
量物である電動送風機12を吸口4近くに位置させ、低
重心の状態にすれば、操作部8に加わるモーメントを低
減でき、安定した姿勢で掃除ができる。また、机やソフ
ァの下など狭い場所の掃除は、収納室16を操作部8側
に引き寄せ固定することで、収納室16が邪魔にならず
に容易に掃除することができる。
【0015】
【発明の効果】以上、一実施例を用いて説明したよう
に、本発明の実施により、操作性の良好な電気掃除機を
提供できる。
に、本発明の実施により、操作性の良好な電気掃除機を
提供できる。
【図1】本発明の一実施例を示す電気掃除機の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の電気掃除機の狭所での使用状態図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例による吸口の下面図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の実施例による電気掃除機の断面図
である。
である。
4…吸口、8…操作部、12…電動送風機、14…集塵
袋、16…収納室、18伸縮管、52…車輪、60…延
長管。
袋、16…収納室、18伸縮管、52…車輪、60…延
長管。
Claims (6)
- 【請求項1】電動送風機と吸口と操作部とを備える電気
掃除機において、吸口の近くに電動機または集塵袋の収
納室を配置し、この収納室を吸口に対して移動可能にし
たことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】請求項1において、前記吸口と収納室とを
伸縮管で連結したことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項3】請求項1又は2において、前記吸口と操作
部とを支柱で連結し、この支柱で前記収納室を摺動自在
に支持したことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項4】請求項1において、前記吸口に中空の延長
管を取り付け、この延長管の外周に通気路を備える収納
室を取り付け、この収納室を延長管に対して摺動自在に
構成したことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか1項におい
て、前記収納室に電動機と集塵袋を収納し、この電動機
を集塵袋よりも吸口側に配置したことを特徴とする電気
掃除機。 - 【請求項6】電動送風機と吸口と操作部とを備える電気
掃除機において、前記吸口の側面に車輪を備え、この車
輪の外周の一部を吸口の側面端部よりも外方に突出した
ことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26602893A JPH07116086A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26602893A JPH07116086A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116086A true JPH07116086A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17425389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26602893A Pending JPH07116086A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07116086A (ja) |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP26602893A patent/JPH07116086A/ja active Pending
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