JPH07115681A - スペクトル拡散無線通信方法 - Google Patents
スペクトル拡散無線通信方法Info
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- JPH07115681A JPH07115681A JP5260623A JP26062393A JPH07115681A JP H07115681 A JPH07115681 A JP H07115681A JP 5260623 A JP5260623 A JP 5260623A JP 26062393 A JP26062393 A JP 26062393A JP H07115681 A JPH07115681 A JP H07115681A
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- spread spectrum
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J13/00—Code division multiplex systems
Abstract
(57)【要約】
【目的】各階層のグループが互いに相手グループに対し
て悪影響を及ぼすことがなく、常に良好なスペクトル拡
散通信を行う。 【構成】６階層の建造物に対して、各階層に６つの無線
ゾーンを配置して１グループとし、１階のグループには
中心周波数ｆ6 と拡散符号Ｃ6 を割当て、２階のグルー
プには中心周波数ｆ5 と拡散符号Ｃ5 を割当て、３階の
グループには中心周波数ｆ4 と拡散符号Ｃ4 を割当て、
４階のグループには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ3 を割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 を割当て、６階のグループには中心周波数ｆ1 と拡散
符号Ｃ1 を割当てる。そして使用するスペクトル拡散変
調波の帯域幅をシステム帯域幅の１／２とし、各拡散変
調波の中心周波数ｆ1 〜ｆ6 を帯域幅を変えずに等間隔
にずらして配置する。
て悪影響を及ぼすことがなく、常に良好なスペクトル拡
散通信を行う。 【構成】６階層の建造物に対して、各階層に６つの無線
ゾーンを配置して１グループとし、１階のグループには
中心周波数ｆ6 と拡散符号Ｃ6 を割当て、２階のグルー
プには中心周波数ｆ5 と拡散符号Ｃ5 を割当て、３階の
グループには中心周波数ｆ4 と拡散符号Ｃ4 を割当て、
４階のグループには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ3 を割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 を割当て、６階のグループには中心周波数ｆ1 と拡散
符号Ｃ1 を割当てる。そして使用するスペクトル拡散変
調波の帯域幅をシステム帯域幅の１／２とし、各拡散変
調波の中心周波数ｆ1 〜ｆ6 を帯域幅を変えずに等間隔
にずらして配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の階層からなる建
造物内で使用するスペクトル拡散無線通信方法に関す
る。
造物内で使用するスペクトル拡散無線通信方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】複数の無線機子局及びこの各無線機子局
とスペクトル拡散方式で無線通信する無線機親局で形成
する無線ゾーンを複数集合して構成する無線システムの
接続方式としてはＦＤＭＡ（周波数分割多元接続）、Ｆ
ＤＭＡとＣＤＭＡ（コード分割多元接続）の併用方式等
がある。例えば、スペクトル拡散伝送方式を用いたコー
ド分割多元接続セルラ移動通信方式として特開平５−１
１０５０４号公報に開示されているようにＦＤＭＡとＣ
ＤＭＡの併用方式を用いたものがある。
とスペクトル拡散方式で無線通信する無線機親局で形成
する無線ゾーンを複数集合して構成する無線システムの
接続方式としてはＦＤＭＡ（周波数分割多元接続）、Ｆ
ＤＭＡとＣＤＭＡ（コード分割多元接続）の併用方式等
がある。例えば、スペクトル拡散伝送方式を用いたコー
ド分割多元接続セルラ移動通信方式として特開平５−１
１０５０４号公報に開示されているようにＦＤＭＡとＣ
ＤＭＡの併用方式を用いたものがある。
【０００３】これは図７に示すセル構造を有し、セルを
基地局に近い中心領域Ａ、Ｂと隣接セルに近い周辺領域
Ｃとに分けている。
基地局に近い中心領域Ａ、Ｂと隣接セルに近い周辺領域
Ｃとに分けている。
【０００４】図８は拡散変調波帯の配置例を示してお
り、使用するスペクトル拡散変調波は、システムに割当
てているシステム帯域幅より狭いスペクトル拡散変調波
になっている。図７において中心領域で使用するスペク
トル拡散変調波と周辺領域で使用するスペクトル拡散変
調波との重なりが小さくなるように使用するキャリア周
波数を選択し、この選択したキャリア周波数のスペクト
ル拡散変調波で通話チャンネルを設定している。また、
キャリア周波数について優先順位を定め、優先順位の高
いものから選択することにより、スペクトル拡散変調波
の重なりを小さくしている。
り、使用するスペクトル拡散変調波は、システムに割当
てているシステム帯域幅より狭いスペクトル拡散変調波
になっている。図７において中心領域で使用するスペク
トル拡散変調波と周辺領域で使用するスペクトル拡散変
調波との重なりが小さくなるように使用するキャリア周
波数を選択し、この選択したキャリア周波数のスペクト
ル拡散変調波で通話チャンネルを設定している。また、
キャリア周波数について優先順位を定め、優先順位の高
いものから選択することにより、スペクトル拡散変調波
の重なりを小さくしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの公報のもの
では以下の問題点があった。
では以下の問題点があった。
【０００６】すなわち、公報のものは周波数をできる限
り有効に使用するために同一周波数を離れた場所で繰り
返し使用するセルラ移動通信方式に適用するために為さ
れたものであるため、図８に示すようにセル１の中心領
域Ａのスペクトル拡散波Ａ1とセル２の中心領域Ａ′の
スペクトル拡散波Ａ2 のように同じ周波数帯を繰り返し
使用している。これはセルラ移動通信方式のようにセル
同士が十分離れていれば互いのセルの無線機に悪影響を
及ぼすことはほとんどないと思われるが、これを複数の
階層を持つ建造物内に配置すると、建造物内では互いの
階がそれほど離れていないこともあり、同一周波数を繰
り返し使用すると符号が異なっているとはいえ、互いの
階の無線機に悪影響を及ぼす問題があった。
り有効に使用するために同一周波数を離れた場所で繰り
返し使用するセルラ移動通信方式に適用するために為さ
れたものであるため、図８に示すようにセル１の中心領
域Ａのスペクトル拡散波Ａ1とセル２の中心領域Ａ′の
スペクトル拡散波Ａ2 のように同じ周波数帯を繰り返し
使用している。これはセルラ移動通信方式のようにセル
同士が十分離れていれば互いのセルの無線機に悪影響を
及ぼすことはほとんどないと思われるが、これを複数の
階層を持つ建造物内に配置すると、建造物内では互いの
階がそれほど離れていないこともあり、同一周波数を繰
り返し使用すると符号が異なっているとはいえ、互いの
階の無線機に悪影響を及ぼす問題があった。
【０００７】また、狭いエリアでセルが多数必要になる
と、同一周波数を繰り返し使用するのではセル間の無線
機同士が互いの通信に支障を来すことになるため、拡散
帯域幅を狭くしなければならず、このため処理利得が生
かせず妨害に対して弱くなるという問題があった。
と、同一周波数を繰り返し使用するのではセル間の無線
機同士が互いの通信に支障を来すことになるため、拡散
帯域幅を狭くしなければならず、このため処理利得が生
かせず妨害に対して弱くなるという問題があった。
【０００８】そこで本発明は、各階層に配置した１又は
複数の無線ゾーンでグループを形成し、各階層のグルー
プが互いに相手グループに対して悪影響を及ぼすことが
なく、常に良好な無線通信ができるスペクトル拡散無線
通信方法を提供する。
複数の無線ゾーンでグループを形成し、各階層のグルー
プが互いに相手グループに対して悪影響を及ぼすことが
なく、常に良好な無線通信ができるスペクトル拡散無線
通信方法を提供する。
【０００９】
【課題を解決するための手段と作用】請求項１対応の発
明は、複数の無線機子局及びこの各無線機子局とスペク
トル拡散方式で無線通信する無線機親局で１つの無線ゾ
ーンを形成し、その無線ゾーンを複数の階層からなる建
造物の各階層に１又は複数配置してなり、各階層の１又
は複数の無線ゾーンをグループとし、各グループ毎に割
当てる中心周波数及び拡散符号の組合わせを異ならせた
ことにある。
明は、複数の無線機子局及びこの各無線機子局とスペク
トル拡散方式で無線通信する無線機親局で１つの無線ゾ
ーンを形成し、その無線ゾーンを複数の階層からなる建
造物の各階層に１又は複数配置してなり、各階層の１又
は複数の無線ゾーンをグループとし、各グループ毎に割
当てる中心周波数及び拡散符号の組合わせを異ならせた
ことにある。
【００１０】請求項２対応の発明は、各グループ毎に割
当てる中心周波数及び拡散符号の組合わせを異ならせ、
かつ中心周波数又は拡散符号のいずれかを共用するグル
ープを互いに相手グループの送信信号をキャリアセンス
あるいは相関センスしない低干渉波レベルの階層に配置
することにある。
当てる中心周波数及び拡散符号の組合わせを異ならせ、
かつ中心周波数又は拡散符号のいずれかを共用するグル
ープを互いに相手グループの送信信号をキャリアセンス
あるいは相関センスしない低干渉波レベルの階層に配置
することにある。
【００１１】これにより各階層のグループが互いに相手
グループに悪影響を及ぼすことなく無線通信ができる。
グループに悪影響を及ぼすことなく無線通信ができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の第１実施例を図面を参照して
説明する。
説明する。
【００１３】図１は本発明を実現する建造物の構成を概
略的に示す図で、６階層からなる建造物に対して、各階
層に例えば６つの無線ゾーンＡ1 〜Ａ6 を配置してい
る。
略的に示す図で、６階層からなる建造物に対して、各階
層に例えば６つの無線ゾーンＡ1 〜Ａ6 を配置してい
る。
【００１４】各階層の各無線ゾーンＡ1 〜Ａ6 は図２に
示すように構成している。すなわち通信ケーブル１に各
無線ゾーンＡ1 〜Ａ6 の無線機親局Ｍ1 ，Ｍ2 ，Ｍ3 ，
Ｍ4，Ｍ5 ，Ｍ6 をそれぞれ接続し、無線機親局Ｍ1 に
対して６つの無線機子局Ｓ11〜Ｓ16を配置して無線ゾー
ンＡ1 を形成し、無線機親局Ｍ2 に対して６つの無線機
子局Ｓ21〜Ｓ26を配置して無線ゾーンＡ2 を形成し、無
線機親局Ｍ3 に対して６つの無線機子局Ｓ31〜Ｓ36を配
置して無線ゾーンＡ3 を形成し、無線機親局Ｍ4 に対し
て６つの無線機子局Ｓ41〜Ｓ46を配置して無線ゾーンＡ
4 を形成し、無線機親局Ｍ5 に対して６つの無線機子局
Ｓ51〜Ｓ56を配置して無線ゾーンＡ5 を形成し、無線機
親局Ｍ6 に対して６つの無線機子局Ｓ61〜Ｓ66を配置し
て無線ゾーンＡ6 を形成している。
示すように構成している。すなわち通信ケーブル１に各
無線ゾーンＡ1 〜Ａ6 の無線機親局Ｍ1 ，Ｍ2 ，Ｍ3 ，
Ｍ4，Ｍ5 ，Ｍ6 をそれぞれ接続し、無線機親局Ｍ1 に
対して６つの無線機子局Ｓ11〜Ｓ16を配置して無線ゾー
ンＡ1 を形成し、無線機親局Ｍ2 に対して６つの無線機
子局Ｓ21〜Ｓ26を配置して無線ゾーンＡ2 を形成し、無
線機親局Ｍ3 に対して６つの無線機子局Ｓ31〜Ｓ36を配
置して無線ゾーンＡ3 を形成し、無線機親局Ｍ4 に対し
て６つの無線機子局Ｓ41〜Ｓ46を配置して無線ゾーンＡ
4 を形成し、無線機親局Ｍ5 に対して６つの無線機子局
Ｓ51〜Ｓ56を配置して無線ゾーンＡ5 を形成し、無線機
親局Ｍ6 に対して６つの無線機子局Ｓ61〜Ｓ66を配置し
て無線ゾーンＡ6 を形成している。
【００１５】前記各無線ゾーンＡ1 〜Ａ6 は無線機親局
Ｍ1 〜Ｍ6 の電波の到達距離によりその範囲を決定して
いる。
Ｍ1 〜Ｍ6 の電波の到達距離によりその範囲を決定して
いる。
【００１６】各階層の無線ゾーンＡ1 〜Ａ6 を１つのグ
ループとし、このグループ内はＴＤＭＡ（時分割多元接
続）方式で通信を行うようになっている。すなわち、１
グループ内の３６台の無線機子機Ｓ11〜Ｓ16，Ｓ21〜Ｓ
26，Ｓ31〜Ｓ36，Ｓ41〜Ｓ46，Ｓ51〜Ｓ56，Ｓ61〜Ｓ66
をＴＤＭＡ方式で制御するようになっている。
ループとし、このグループ内はＴＤＭＡ（時分割多元接
続）方式で通信を行うようになっている。すなわち、１
グループ内の３６台の無線機子機Ｓ11〜Ｓ16，Ｓ21〜Ｓ
26，Ｓ31〜Ｓ36，Ｓ41〜Ｓ46，Ｓ51〜Ｓ56，Ｓ61〜Ｓ66
をＴＤＭＡ方式で制御するようになっている。
【００１７】各階層のグループに対して異なる中心周波
数及び拡散符号の組合わせを割当てている。すなわち、
表１に示すように１階のグループには中心周波数ｆ6 と
拡散符号Ｃ6 の組合わせを割当て、２階のグループには
中心周波数ｆ5 と拡散符号Ｃ5 の組合わせを割当て、３
階のグループには中心周波数ｆ4 と拡散符号Ｃ4 の組合
わせを割当て、４階のグループには中心周波数ｆ3 と拡
散符号Ｃ3 の組合わせを割当て、５階のグループには中
心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ2 の組合わせを割当て、６階
のグループには中心周波数ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わ
せを割当てている。
数及び拡散符号の組合わせを割当てている。すなわち、
表１に示すように１階のグループには中心周波数ｆ6 と
拡散符号Ｃ6 の組合わせを割当て、２階のグループには
中心周波数ｆ5 と拡散符号Ｃ5 の組合わせを割当て、３
階のグループには中心周波数ｆ4 と拡散符号Ｃ4 の組合
わせを割当て、４階のグループには中心周波数ｆ3 と拡
散符号Ｃ3 の組合わせを割当て、５階のグループには中
心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ2 の組合わせを割当て、６階
のグループには中心周波数ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わ
せを割当てている。
【００１８】
【表１】 そして使用するスペクトル拡散変調波の帯域幅をシステ
ムに割当てられる帯域幅の１／２とし、各スペクトル拡
散変調波の中心周波数ｆ1 〜ｆ6 を図３に示すような配
置にする。すなわち、各スペクトル拡散変調波の帯域幅
を変えずに中心周波数ｆ1 〜ｆ6 のみを等間隔にずらし
て配置する。
ムに割当てられる帯域幅の１／２とし、各スペクトル拡
散変調波の中心周波数ｆ1 〜ｆ6 を図３に示すような配
置にする。すなわち、各スペクトル拡散変調波の帯域幅
を変えずに中心周波数ｆ1 〜ｆ6 のみを等間隔にずらし
て配置する。
【００１９】この配置により帯域幅は、システム帯域幅
の１／２のまま、互いのスペクトルの重なりが最小で、
かつ周波数の有効利用を図ることが可能となる。
の１／２のまま、互いのスペクトルの重なりが最小で、
かつ周波数の有効利用を図ることが可能となる。
【００２０】また、中心周波数ｆ1 〜ｆ6 はグループ間
でキャリアセンスしない低干渉レベルとなるように配置
する。さらに、拡散符号Ｃ1 〜Ｃ6 は相互相関のできる
だけ小さい組合わせのものを使用する。
でキャリアセンスしない低干渉レベルとなるように配置
する。さらに、拡散符号Ｃ1 〜Ｃ6 は相互相関のできる
だけ小さい組合わせのものを使用する。
【００２１】このように各グループの中心周波数及び拡
散符号を設定することにより、各階層のグループが互い
に相手グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通
信ができる。
散符号を設定することにより、各階層のグループが互い
に相手グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通
信ができる。
【００２２】ところでこのように多数の異なる拡散符号
を設定する場合には相互相関の小さい拡散符号の組合わ
せを探すのが困難となる場合があるので、このような設
定はグループの数が例えば４以下程度の、すなわち４階
層程度の建造物には非常に有効である。
を設定する場合には相互相関の小さい拡散符号の組合わ
せを探すのが困難となる場合があるので、このような設
定はグループの数が例えば４以下程度の、すなわち４階
層程度の建造物には非常に有効である。
【００２３】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。
説明する。
【００２４】第２実施例は、表２に示すように１階のグ
ループには中心周波数ｆ6 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを
割当て、２階のグループには中心周波数ｆ5 と拡散符号
Ｃ2の組合わせを割当て、３階のグループには中心周波
数ｆ4 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当て、４階のグル
ープには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 の組合わせを割当て、６階のグループには中心周波数
ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当てている。
ループには中心周波数ｆ6 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを
割当て、２階のグループには中心周波数ｆ5 と拡散符号
Ｃ2の組合わせを割当て、３階のグループには中心周波
数ｆ4 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当て、４階のグル
ープには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 の組合わせを割当て、６階のグループには中心周波数
ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当てている。
【００２５】
【表２】 各スペクトル拡散変調波の中心周波数ｆ1 〜ｆ6 の配置
は図３と同様である。
は図３と同様である。
【００２６】拡散符号Ｃ1 〜Ｃ3 は相互相関のできるだ
け小さい組合わせのものを使用し、かつ拡散符号Ｃ1 〜
Ｃ3 をグループ同士で相関センスしない低干渉波レベル
となるように配置する。
け小さい組合わせのものを使用し、かつ拡散符号Ｃ1 〜
Ｃ3 をグループ同士で相関センスしない低干渉波レベル
となるように配置する。
【００２７】このように中心周波数及び拡散符号を配置
しても前記実施例同様、各階層のグループが互いに相手
グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通信がで
きる。
しても前記実施例同様、各階層のグループが互いに相手
グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通信がで
きる。
【００２８】しかも拡散符号の組合わせが３種類と少な
く、従って相互相関の小さい拡散符号の組合わせを探す
のは容易となる。従ってこの実施例は例えば５階層以上
の大規模な建造物に対して非常に適している。
く、従って相互相関の小さい拡散符号の組合わせを探す
のは容易となる。従ってこの実施例は例えば５階層以上
の大規模な建造物に対して非常に適している。
【００２９】第３実施例は、表３に示すように１階のグ
ループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを
割当て、２階のグループには中心周波数ｆ1 と拡散符号
Ｃ2の組合わせを割当て、３階のグループには中心周波
数ｆ2 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当て、４階のグル
ープには中心周波数ｆ1 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 の組合わせを割当て、６階のグループには中心周波数
ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当てている。
ループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを
割当て、２階のグループには中心周波数ｆ1 と拡散符号
Ｃ2の組合わせを割当て、３階のグループには中心周波
数ｆ2 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当て、４階のグル
ープには中心周波数ｆ1 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 の組合わせを割当て、６階のグループには中心周波数
ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当てている。
【００３０】
【表３】 使用するスペクトル拡散変調波の帯域幅をシステムに割
当てられる帯域幅の１／２とし、各スペクトル拡散変調
波の中心周波数ｆ1 ，ｆ2 を図４に示すような配置にす
る。
当てられる帯域幅の１／２とし、各スペクトル拡散変調
波の中心周波数ｆ1 ，ｆ2 を図４に示すような配置にす
る。
【００３１】この場合も拡散符号Ｃ1 〜Ｃ3 は相互相関
のできるだけ小さい組合わせのものを使用し、かつ拡散
符号Ｃ1 〜Ｃ3 をグループ同士で相関センスしない低干
渉波レベルとなるように配置する。
のできるだけ小さい組合わせのものを使用し、かつ拡散
符号Ｃ1 〜Ｃ3 をグループ同士で相関センスしない低干
渉波レベルとなるように配置する。
【００３２】このように中心周波数及び拡散符号を配置
しても前記実施例同様、各階層のグループが互いに相手
グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通信がで
きる。
しても前記実施例同様、各階層のグループが互いに相手
グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通信がで
きる。
【００３３】この実施例においても拡散符号の組合わせ
が３種類と少なく、従って相互相関の小さい拡散符号の
組合わせを探すのは容易となる。
が３種類と少なく、従って相互相関の小さい拡散符号の
組合わせを探すのは容易となる。
【００３４】なお、この実施例では１つおきの階層で同
一の中心周波数を使用することになるので、周波数を共
用し合うグループ間でキャリアセンスしない低干渉レベ
ルとなる環境下で使用する必要がある。
一の中心周波数を使用することになるので、周波数を共
用し合うグループ間でキャリアセンスしない低干渉レベ
ルとなる環境下で使用する必要がある。
【００３５】第４実施例は、表４に示すように１階のグ
ループには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを
割当て、２階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号
Ｃ3の組合わせを割当て、３階のグループには中心周波
数ｆ1 と拡散符号Ｃ2 の組合わせを割当て、４階のグル
ープには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 の組合わせを割当て、６階のグループには中心周波数
ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当てている。
ループには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを
割当て、２階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号
Ｃ3の組合わせを割当て、３階のグループには中心周波
数ｆ1 と拡散符号Ｃ2 の組合わせを割当て、４階のグル
ープには中心周波数ｆ3 と拡散符号Ｃ3 の組合わせを割
当て、５階のグループには中心周波数ｆ2 と拡散符号Ｃ
2 の組合わせを割当て、６階のグループには中心周波数
ｆ1 と拡散符号Ｃ1 の組合わせを割当てている。
【００３６】
【表４】 使用するスペクトル拡散変調波の帯域幅をシステムに割
当てられる帯域幅の１／２とし、かつ使用するスペクト
ル拡散変調波を３波にする。そして各スペクトル拡散変
調波の中心周波数ｆ1 ，ｆ2 ，ｆ3 を図５に示すような
配置にする。
当てられる帯域幅の１／２とし、かつ使用するスペクト
ル拡散変調波を３波にする。そして各スペクトル拡散変
調波の中心周波数ｆ1 ，ｆ2 ，ｆ3 を図５に示すような
配置にする。
【００３７】この場合も拡散符号Ｃ1 〜Ｃ3 は相互相関
のできるだけ小さい組合わせのものを使用し、かつ拡散
符号Ｃ1 〜Ｃ3 をグループ同士で相関センスしない低干
渉波レベルとなるように配置する。
のできるだけ小さい組合わせのものを使用し、かつ拡散
符号Ｃ1 〜Ｃ3 をグループ同士で相関センスしない低干
渉波レベルとなるように配置する。
【００３８】このように中心周波数及び拡散符号を配置
しても前記実施例同様、各階層のグループが互いに相手
グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通信がで
きる。
しても前記実施例同様、各階層のグループが互いに相手
グループに対して悪影響を及ぼすこと無く無線通信がで
きる。
【００３９】この実施例においても拡散符号の組合わせ
が３種類と少なく、従って相互相関の小さい拡散符号の
組合わせを探すのは容易となる。
が３種類と少なく、従って相互相関の小さい拡散符号の
組合わせを探すのは容易となる。
【００４０】そしてこの実施例では、２つの階層を間に
挟んで同一の中心周波数を使用することになるので、周
波数を共用し合うグループ間でのキャリアセンスは低干
渉レベルとなる。
挟んで同一の中心周波数を使用することになるので、周
波数を共用し合うグループ間でのキャリアセンスは低干
渉レベルとなる。
【００４１】第５実施例は、第４実施例と同様の中心周
波数と拡散符号の組合わせとし、使用する３波のスペク
トル拡散変調波の中心周波数ｆ1 ，ｆ2 ，ｆ3 を図６に
示すような配置にする。
波数と拡散符号の組合わせとし、使用する３波のスペク
トル拡散変調波の中心周波数ｆ1 ，ｆ2 ，ｆ3 を図６に
示すような配置にする。
【００４２】このようにしても第４実施例と同様の効果
が得られる。
が得られる。
【００４３】なお、前記各実施例は各階層毎に形成され
るグループを６つの無線ゾーンで構成したが必ずしもこ
れに限定されるものではなく、グループの無線ゾーンは
複数でも１つでもよい。
るグループを６つの無線ゾーンで構成したが必ずしもこ
れに限定されるものではなく、グループの無線ゾーンは
複数でも１つでもよい。
【００４４】
【発明の効果】以上、本発明によれば、複数の無線機子
局及びこの各無線機子局とスペクトル拡散方式で無線通
信する無線機親局で１つの無線ゾーンを形成し、その無
線ゾーンを複数の階層からなる建造物の各階層に１又は
複数配置し、各階層の１又は複数の無線ゾーンをグルー
プとした場合に、各階層のグループが互いに相手グルー
プに対して悪影響を及ぼすことがなく、常に良好な無線
通信ができるスペクトル拡散無線通信方法を提供でき
る。
局及びこの各無線機子局とスペクトル拡散方式で無線通
信する無線機親局で１つの無線ゾーンを形成し、その無
線ゾーンを複数の階層からなる建造物の各階層に１又は
複数配置し、各階層の１又は複数の無線ゾーンをグルー
プとした場合に、各階層のグループが互いに相手グルー
プに対して悪影響を及ぼすことがなく、常に良好な無線
通信ができるスペクトル拡散無線通信方法を提供でき
る。
【図１】本発明の第１実施例を示すもので、建造物に対
する無線ゾーンの配置例を示す概略図。
する無線ゾーンの配置例を示す概略図。
【図２】同実施例の各階層のグループ構成を示す図。
【図３】同実施例のスペクトル拡散変調波の帯域配置を
示す図。
示す図。
【図４】本発明の第３実施例におけるスペクトル拡散変
調波の帯域配置を示す図。
調波の帯域配置を示す図。
【図５】本発明の第４実施例におけるスペクトル拡散変
調波の帯域配置を示す図。
調波の帯域配置を示す図。
【図６】本発明の第５実施例におけるスペクトル拡散変
調波の帯域配置を示す図。
調波の帯域配置を示す図。
【図７】従来例のセル構造を示す図。
【図８】同従来例の拡散変調波帯域の配置例を示す図。
Ａ1 〜Ａ6 …無線ゾーン Ｍ1 〜Ｍ6 …無線機親局 Ｓ11〜Ｓ16，Ｓ21〜Ｓ26〜Ｓ61〜Ｓ66…無線機子局
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の無線機子局及びこの各無線機子局
とスペクトル拡散方式で無線通信する無線機親局で１つ
の無線ゾーンを形成し、その無線ゾーンを複数の階層か
らなる建造物の各階層に１又は複数配置してなり、各階
層の１又は複数の無線ゾーンをグループとし、各グルー
プ毎に割当てる中心周波数及び拡散符号の組合わせを異
ならせたことを特徴とするスペクトル拡散無線通信方
法。 - 【請求項２】 複数の無線機子局及びこの各無線機子局
とスペクトル拡散方式で無線通信する無線機親局で１つ
の無線ゾーンを形成し、その無線ゾーンを複数の階層か
らなる建造物の各階層に１又は複数配置してなり、各階
層の１又は複数の無線ゾーンをグループとし、各グルー
プ毎に割当てる中心周波数及び拡散符号の組合わせを異
ならせ、かつ中心周波数又は拡散符号のいずれかを共用
するグループを互いに相手グループの送信信号をキャリ
アセンスあるいは相関センスしない低干渉波レベルの階
層に配置することを特徴とするスペクトル拡散無線通信
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260623A JPH07115681A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | スペクトル拡散無線通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260623A JPH07115681A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | スペクトル拡散無線通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07115681A true JPH07115681A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17350499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5260623A Pending JPH07115681A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | スペクトル拡散無線通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115681A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-10-19 JP JP5260623A patent/JPH07115681A/ja active Pending
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