JPH07115606A - 音声モード自動切替装置 - Google Patents

音声モード自動切替装置

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JPH07115606A
JPH07115606A JP5260552A JP26055293A JPH07115606A JP H07115606 A JPH07115606 A JP H07115606A JP 5260552 A JP5260552 A JP 5260552A JP 26055293 A JP26055293 A JP 26055293A JP H07115606 A JPH07115606 A JP H07115606A
Authority
JP
Japan
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mode
sound
vowel
length
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5260552A
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English (en)
Inventor
Shinji Kimoto
慎治 木本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声入力信号のソースモードに応じて、音声
出力モードを自動的に切り替えること。 【構成】 音声入力信号を帯域通過フィルタ群1を通し
て母音性判別システム回路2に加え、母音性が認められ
た場合、母音タイムカウンタ3により母音長を検出す
る。一方、帯域通過フィルタ群1の出力は、無音判別シ
ステム回路4と無音タイムカウンタ5及び連続音判別シ
ステム回路6と連続音タイムカウンタ7にも加えられ、
それぞれ低レベル音長、高レベル音長が検出される。フ
ァジィルールメモリ9に記憶されたファジィルールをモ
ード判別システム回路8により、例えば、トークモー
ド、映画/ドラマモード、音楽モードに判別され、各モ
ードに応じた音声出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声モード自動切替装
置に関し、より詳細には、音声入力信号のソースモード
に応じた出力サラウンドモードを自動判別、及び自動選
択し、母音長、低レベル音長、高レベル音長をファジィ
推論するようにした音声モード自動切替装置に関する。
例えば、テレビなどの如く音声信号入力部と音声出力部
とを有する音声回路機器に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の音声モード切替装置の構
成図で、図中、31はモードセレクタ(SW)、32は
サウンドプロセッサ、33は音声出力回路である。モー
ド切替信号がモードセレクタ31に入力されると所定の
モードに切り替わる。サウンドプロセッサ32は、音声
モード回路、あるいはサラウンド回路とを有し、前記モ
ードセレクタ31からの出力信号を入力する。該サウン
ドプロセッサ32の出力信号は音声出力回路33に入力
され音声出力を得る。
【0003】このように、従来のテレビなどにおいて
は、音声入力ソースに応じて音声出力モードを音楽/映
画/ニュース等に切替えるようにしている。また、従
来、サラウンドシステム又は擬似サラウンドシステムを
利用し、音声信号の周波数特性及び位相特性を変えるこ
とにより、左右のスピーカ出力の最適化を行なってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
音声モード切替装置においては、利用操作者が音声入力
信号内容に合わせて、音楽/映画/ニュースなどのモー
ド切替を行なっていた。従って、入力信号内容(受信内
容)が変化すると、その都度、モード切替をする必要が
あり、ユーザにとっては煩雑な操作が必要であるという
問題点があった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、入力音声信号について、母音長、高レベル音
の長さ、低レベル音の長さを検出し、ファジィ推論によ
りモード判別を行なって出力モードの自動切替を可能と
するようにした音声モード自動切替装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、入力される音声信号の周波数スペクトラ
ムによる母音長と、高レベル音の長さと、低レベル音の
長さとにより入力信号を検出する検出手段と、該検出手
段による検出結果について、予め設定したメンバーシッ
プ関係に基づき入力信号ソースモードをファジィ推論を
使って判断する判断手段と、該判断手段の出力により音
声出力モードを選択する自動切替手段とを具備したこと
を特徴としたものである。
【0007】
【作用】入力信号を周波数スペクトラムに分解し、母音
性及びその長さを検出すると共に、高レベル音の長さ、
低レベル音の長さを検出することにより、予め設定した
メンバーシップ関数を基にファジィ理論を使って信号ソ
ースモードを自動判別し、出力回路モードの自動切替を
行なう。
【0008】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による音声モード自動切替装置の
一実施例を説明するための構成図で、図中、1は帯域通
過フィルタ(BPF:Band Pass Filter)群及びA/D
変換器、2は母音性判別システム回路、3は母音タイム
カウンタ、4は無音判別システム回路、5は無音タイム
カウンタ、6は連続音判別システム回路、7は連続音タ
イムカウンタ、8はモード判別システム回路(CP
U)、9はファジィルールメモリ(ROM)、10はモ
ード切替スイッチ回路、11は音声モード回路、12は
音声出力回路である。
【0009】音声入力信号が与えられた場合、周波数ス
ペクトラム判別用の帯域通過フィルタ(BPF)群1を
通して母音性判別システム回路2に加えられる。ここ
で、母音性が認められた場合、母音タイムカウンタ3に
より母音長を検出する。一方、帯域通過フィルタ群1の
出力は、無音タイム判別システム回路4と無音タイムカ
ウンタ5及び連続音判別システム回路6と連続音タイム
カウンタ7にも加えられ、それぞれ低レベル音長、高レ
ベル音長が検出される。
【0010】前記母音タイムカウンタ3と無音タイムカ
ウンタ5と連続音タイムカウンタ7の各々の出力は、フ
ァジィルールメモリ9に記憶されたファジィルールに基
づき、モード判別システム回路8により、例えば、トー
クモード、映画/ドラマモード、音楽モードに判別され
る。該モード判別システム回路8の出力はモード切替ス
イッチ回路10を動作させ、音声モード回路11と音声
出力回路12を介して、各モードに応じた音声出力を得
る。
【0011】以下、本発明による音声モード自動切替装
置の動作を、図2〜図6に基づいてより詳細に説明す
る。図2は、図1における帯域通過フィルタ群を示す図
で、図中、21a〜21nは100Hz〜1600Hz
の帯域通過フィルタ、22a〜22nはA/Dコンバー
タ、23はF1演算回路、24a〜24nは400Hz
〜4000Hzの帯域通過フィルタ、25a〜25nは
A/Dコンバータ、26はF2演算回路、27はCPU
(中央処理装置)、28はパターンROM(Read Only
Memory)である。
【0012】まず、帯域通過フィルタ群1は、図2に示
すように、F1群とF2群とから成り、F1群は100H
z〜1600Hz、F2群は400Hz〜4000Hz
までを100Hz毎に中心周波数をずらした帯域通過フ
ィルタ21a〜21n、24a〜24nで構成し、以下
の(1)式によりF1,F2群の中心周波数を得る。
【0013】
【数1】
【0014】F1演算回路23とF2演算回路26の演算
出力は、CPU27において、図3の「ア」、「イ」…
「オ」に示す判別を行う。なお、図3においては「ア」
と「イ」についてのみ示してある。図3の「ア」〜
「オ」に相当するF1,F2の領域関数が予め与えられて
おり、例えば、図3の「ア」については、a1,a2にお
いてF1,F2についてのグレードを得る。このF1とF2
のグレードのうち、いずれか小さい方のグレードにより
(この場合はF1)、a3に示す判定を行い、その母音性
を確認する。同様に図3(b)についてはb1,b2によ
って、F1、F2についてのグレードを得る。小さい方の
グレード、すなわち、F2によりb3に示す判定を行い、
その母音性を確認する。
【0015】a1,a2で与えるF1,F2領域は、母音に
含まれるフォルマント成分のうち、第1フォルマントと
第2フォルマントのみを使って判定する。この判定は、
音声認識で用いる手段であるが、母音か否かの判別であ
り、図3の「ア」、「イ」の判別は最終的には不要であ
る。F1−F2平面における各母音「ア」〜「オ」の位置
を図4に示す。
【0016】一方、帯域通過フィルタ群(A/D変換
器)1の出力は、無音判別システム回路14と連続音判
別システム回路6により、無音判別と連続音判別が行な
われる。図5(a),(b)は、この概念図を示す。図
5(a)は無音タイムで、ローレベル基準以下になる
と、無音タイムカウンタ5が動作し、無音タイム(低レ
ベル音時間)を測定する。同様に、図5(b)は連続音
タイムでハイレベル基準以上になると連続音タイムカウ
ンタが動作し、連続音タイム(高レベル音時間)を測定
する。以上、図1に示す母音タイムカウンタ3と無音タ
イムカウンタ5と連続音タイムカウンタ7とからの出力
によって、モード判別システム回路8のモード判別をフ
ァジィ推論を使って行なう。
【0017】図6(a)〜(c)は、モード判別をファ
ジィ推論を使って行う場合を説明するための図で、図6
(a)は、トーク、図6(b)は映画/ドラマ、図6
(c)は音楽の場合を各々示している。音声出力モード
毎に、母音長、連続音長、無音長をメンバーシップ関数
で与え、これ等3要素について前件部でそのグレードを
得る。例えば、ルール1、すなわちトーク成分について
は、その集合をμTとし、母音長をμA、無音長をμB
連続音長をμCとすると、あるサンプリングpについて
各メンバーシップ関数の値はμA(p),μB(p),μ
C(p)となる。したがって、μT(p)は、以下の(2)
式で与えられる。 μT(p)=μA(p)*μB(p)*μC(p) …(2)
【0018】実際の判定については、前件部1,2,3
の各グレードの低い方で頭切り法を使い、各ルールにお
ける出力モードメンバーシップ関数、すなわち、後件部
をカットする。カットされた後件部(斜線部分)はルー
ル1〜3についてつなぎ合わせ、その重心を求めること
により、最適出力モードを判別することが出来る。以上
のシステム判別は、実用上数秒〜数十秒を1ステップと
してモード切替スイッチを動作させる。
【0019】このように、入力された音声信号について
母音長、無音タイム長、連続音長を検出し、ファジィ推
論の手法を用いて入力信号ソースモードを判断し、その
結果により音声回路モードを自動選択し、常に最適な音
声出力を得られるようにする。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、ファジィルールを予めROMメモリに入力す
ることにより、入力音声信号について、母音長、無音
長、連続音長の各要素を自動解析し、入力信号ソースを
ファジィ推論により推定してモード判別を行ない、自動
で音声出力モードを切り替え、従来ユーザが耳で判断し
て行なっていたマニュアル操作の音声出力モードの切り
替えの自動化を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声モード自動切替装置の一実施
例を説明するための構成図である。
【図2】図1における帯域通過フィルタ群を示す図であ
る。
【図3】本発明における母音性別を説明するための図で
ある。
【図4】本発明における母音の位置を示す図である。
【図5】本発明における無音長、連続音長検出を説明す
るための図である。
【図6】本発明における出力モード判別をファジィ推論
を用いて行う場合を説明するための図である。
【図7】従来の音声モード切替装置の構成図である。
【符号の説明】
1…帯域通過フィルタ(BPF:Band Pass Filter)群
及びA/D変換器、2…母音性判別システム回路、3…
母音タイムカウンタ、4…無音判別システム回路、5…
無音タイムカウンタ、6…連続音判別システム回路、7
…連続音タイムカウンタ、8…モード判別システム回路
(CPU)、9…ファジィルールメモリ(ROM)、1
0…モード切替スイッチ回路、11…音声モード回路、
12…音声出力回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される音声信号の周波数スペクトラ
    ムによる母音長と、高レベル音の長さと、低レベル音の
    長さとにより入力信号を検出する検出手段と、該検出手
    段による検出結果について、予め設定したメンバーシッ
    プ関係に基づき入力信号ソースモードをファジィ推論を
    使って判断する判断手段と、該判断手段の出力により音
    声出力モードを選択する自動切替手段とを具備したこと
    を特徴とする音声モード自動切替装置。
JP5260552A 1993-10-19 1993-10-19 音声モード自動切替装置 Pending JPH07115606A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5260552A JPH07115606A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 音声モード自動切替装置

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JPH07115606A true JPH07115606A (ja) 1995-05-02

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ID=17349547

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JP5260552A Pending JPH07115606A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 音声モード自動切替装置

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JP (1) JPH07115606A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054479A1 (ja) * 2004-11-22 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 音像定位装置
JP2008166976A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Sharp Corp 音響音声再生装置
JP2010518655A (ja) * 2006-09-14 2010-05-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ダイアログ増幅技術

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