JPH07115584A - 画像揺れ補正装置 - Google Patents

画像揺れ補正装置

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JPH07115584A
JPH07115584A JP5284541A JP28454193A JPH07115584A JP H07115584 A JPH07115584 A JP H07115584A JP 5284541 A JP5284541 A JP 5284541A JP 28454193 A JP28454193 A JP 28454193A JP H07115584 A JPH07115584 A JP H07115584A
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JP
Japan
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scene change
image
screen
motion vector
detection circuit
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JP5284541A
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Masayoshi Sekine
正慶 関根
Toshiaki Kondo
俊明 近藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーンチェンジの際にも正常に画像の防振を
行うことができるようにする。 【構成】 ビデオ再生機で再生された映像信号P1と、
動きベクトル検出回路3から出力された相関係数P3と
をシーンチェンジ検出回路6に入力し、上記シーンチェ
ンジ検出回路6でシーンチェンジ検出を行い、その検出
結果を示す信号P7をマイコン4に出力する。マイコン
4は、シーンチェンジ検出回路6からのシーンチェンジ
検出信号P7に基づいて、現フィールドがシーンチェン
ジ直後かどうかを判断し、現フィールドがシーンチェン
ジ直後の場合は、それまで保存されている動きベクトル
P2の重み付き積算値をリセットし、画像メモリ2の読
み出しアドレスP4を画面の中央から切り出すように設
定しなおすようにして、シーンチェンジに起因する防振
制御特性への悪影響をなくすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影時のカメラ揺れに
よる画像ぶれを、ビデオ再生機の再生時や通信受信機の
受信時などに補正するための画像揺れ補正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】撮影時のカメラ揺れによる画像ぶれを補
正する機能を有するビデオ再生機の例として、図5に示
すような画像揺れ補正装置が特開昭63−166370
号公報に記載されている。
【0003】図5において、ビデオ再生機1は、映像信
号の再生を行い、その再生された映像信号P1を出力す
るためのものである。画像メモリ2は、入力された映像
信号P1を一時的に記憶するためのものである。動きベ
クトル検出回路3は、入力された映像信号P1から動き
ベクトルの検出を行い、動きベクトルP2および前画像
と現画像との相関係数の最大値P3を出力するためのも
のである。マイコン4は、画像メモリ2および画像拡大
回路5の制御を行うものであり、読み出しアドレスP4
および画像拡大率のディジタルデータP5を出力する。
画像拡大回路5は、読み出した画像を通常の画面サイズ
に拡大し、出力映像信号P6を出力するためのものであ
る。
【0004】このように構成された画像揺れ補正装置に
おいて、ビデオ再生機1で再生された映像信号P1は、
画像メモリ2に一旦蓄積されるとともに、動きベクトル
検出回路3に供給される。この動きベクトル検出回路3
は、入力された映像信号P1から画像の動き速度の情報
である動きベクトルP2を検出してマイコン4に供給す
る。マイコン4は、この動きベクトルP2の情報を基
に、画像メモリ2の読み出しアドレスP4を決定し、原
画像より小さい画像情報を、原画像から上下左右にシフ
トさせながら画像メモリ2から読み出す。
【0005】画像メモリ2から読み出された画像情報
は、画像拡大回路5に供給され、この読み出された画像
が通常の画面サイズになるように、マイコン4から供給
される画像拡大率P5に従って修正される。この一連の
動作で、再生映像信号P1に画像ぶれがあってもそれが
補償され、揺れのない安定した映像信号P6が出力され
る。
【0006】動きベクトルP2を求める方法としては、
マッチング法が最も一般的である。マッチング法は、1
フィールド前の認識パターンと現フィールドの認識パタ
ーンをずらしながら相関係数を求め、その相関係数が最
大となるずらし量を動きベクトルとするものである。動
きベクトル検出回路3は、このようにして動きベクトル
P2の計算を行うものであり、動きベクトル信号P2と
相関係数の最大値P3とをマイコン4に出力する。相関
係数の最大値P3は、動きベクトル信号P2の信頼度を
評価するのに使用される。
【0007】また、画面内の被写体を変形したり、処理
不能な被写体を除去したり、防振するべき被写体を自動
的に判断したりする目的で、画面を複数のブロック状の
演算領域に分割し、領域ブロックごとに動きベクトル検
出をすることが行われている。この場合、マイコン4で
平均またはメディアン処理などの手法で、領域ブロック
ごとに求めた動きベクトルを合成し、画面全体の揺れ量
を算出する。この算出された値は、画像位置に対してフ
レームまたはフィールド間の差分値なので、積分処理ま
たはローパスフィルタ処理を行うことで最終的な画像補
正ベクトル、すなわち画像メモリ2の読み出しアドレス
P4を決定している。なお、画像拡大率P5は、通常撮
影状況ごとに一定な値を使用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例によれば、実際に放送されているテレビ画像お
よび家庭用ビデオカメラで録画された画像の防振を行う
際に、以下に述べるような問題点があった。すなわち、
放送されている画像や録画された画像では頻繁にシーン
チェンジがあり、特に、家庭で録画された映像ではシー
ンチェンジのたびにノイズや同期ずれが生じることがあ
る。このような映像信号P1をそのまま上記動きベクト
ル検出回路3に入力すると、画像間の相関がとれないた
め、シーンチェンジのたびに動きベクトル検出エラーが
生じる。そのため、このままぶれ補正を行った場合、瞬
間的に画面が大きく揺れ、かえって不愉快な画像になっ
てしまうことがあった。
【0009】また、シーンチェンジ直前の読み出しアド
レスP4が、アドレス制御範囲の限界に近くなって、原
画像の端の部分から画像の切り出しが行われている場合
は、シーンチェンジ時のエラーによりその制御限界値に
突き当たり、それ以上防振できないという状態になる。
このため、この場合はシーンチェンジ後しばらくは防振
不能になることがあった。
【0010】本発明は、このような問題点にかんがみて
なされたもので、シーンチェンジの際にも正常に画像の
防振を行うことができるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像揺れ補正装
置は、映像信号を処理して画面をシフトする画像シフト
手段と、入力画像のシーンチェンジの有無を検出するシ
ーンチェンジ検出手段と、前記シーンチェンジ検出手段
によって検出されたシーンチェンジの有無に応じて、前
記画像シフト手段での画像シフト量の制御を行う制御手
段とを有することを特徴としている。
【0012】本発明の画像揺れ補正装置の特徴とすると
ころは、前記制御手段は、前記シーンチェンジ検出手段
がシーンチェンジを検出したときに、過去の画像の動き
量を積算した積算値をリセットすることを特徴としてい
る。
【0013】本発明の画像揺れ補正装置のその他の特徴
とするところは、前記制御手段は、前記シーンチェンジ
検出手段がシーンチェンジを検出したときに、画面切り
出し位置を中央に戻すことを特徴としている。
【0014】本発明の画像揺れ補正装置のその他の特徴
とするところは、前記シーンチェンジ検出手段は、前画
面と現画面との最大相関値の大きさおよび前記最大相関
値の時間変化の大きさをしきい値と比較した結果に基づ
いて、シーンチェンジの有無を検出することを特徴とし
ている。
【0015】
【作用】本発明の画像揺れ補正装置は上記技術手段より
なるので、シーンチェンジの有無に応じて画像のシフト
量が制御されるようになり、シーンが変わることによっ
て画面間の相関が無くなることで動きベクトル検出エラ
ーが生じても、画像が急激に大きく揺れることがなくな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例の画像揺れ補正装置
を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実
施例における画像揺れ補正装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。図1の画像揺れ補正装置において、ビデオ
再生機1、画像メモリ2、動きベクトル検出回路3、マ
イコン4、画像拡大回路5を有しており、これらのブロ
ックは図5に示した画像揺れ補正装置と同一である。
【0017】本実施例は、図5に示した画像揺れ補正装
置にシーンチェンジ検出回路6を新たに付加したもので
あり、ビデオ再生機1で再生された映像信号P1と動き
ベクトル検出回路3から出力された相関係数P3がシー
ンチェンジ検出回路6に入力され、シーンチェンジ検出
回路6からの出力信号P7がマイコン4に出力される。
この画像揺れ補正装置は、画面を横にm分割、縦にn分
割して行列状に配置された検出ブロックから、そのすべ
ての検出ブロックについて1フィールド期間毎に動きベ
クトルの検出を行う。
【0018】次に、本実施例の画像揺れ補正装置の動作
について図面を参照しながら説明する。図2は、本実施
例の画像揺れ補正装置の動作を示すフローチャートであ
る。この図2は、テレビ信号のフィールド毎に行われる
マイコン4での処理を示すもので、iをフィールドの現
在のカウント数とすると、第iフィールドにおける処理
を示している。
【0019】まず、ステップS1において、その画面中
で求められたm×n個すべてのブロックの動きベクトル
P3を動きベクトル検出回路3からマイコン4に取り込
む。次に、ステップS2において、その画面がシーンチ
ェンジ直後であったかどうかの信号P7をシーンチェン
ジ検出回路6からマイコン4に取り込む。次に、ステッ
プS3において、「現フィールドがシーンチェンジ直後
であるか否か」を判断し、Noの場合はそのままステッ
プS4に進み、Yesの場合はステップS6に進む。
【0020】次に、ステップS3でシーンチェンジ直後
ではないと判断した場合はステップS4に進み、動きベ
クトルP2の画面中でのそろい具合や時間変化によって
どの領域を防振するべきかを判断し、防振するべき検出
ブロックに対しては大きな値の重み係数を発生し、それ
以外の検出ブロックに対しては小さな値の重み係数を発
生する。
【0021】次に、ステップS5において、ステップ4
で発生した重み係数に応じて動きベクトルP2の平均化
処理を行い、防振するべき被写体領域の動きベクトルに
変換する。ここでの出力値をMVi とする。次に、ステ
ップS7において、以下の式を実行する。 CVi =MVi +Kc×CVi-1 0<Kc≦
1 ここで、CVi は画像補正ベクトルを意味しており、前
フィールドの画像補正ベクトルCVi-1 に制御係数Kc
を乗算し、これに現在求められた動きベクトルMVi
加算して求めたものである。
【0022】この演算は、Kc<1のときに、過去のフ
ィールドまでの動きベクトル情報は徐々に消えていく1
次型ローパスフィルター特性になり、Kc=1のとき
は、現在求められた動きベクトルMVi の値を積算する
完全積分の特性になる。
【0023】次に、ステップS8において、画像補正ベ
クトルCVi を画像メモリ2の読み出しアドレスP4に
変換して出力する。この実施例においては、CVi =0
のときに、画面中央から画像を読み出すものとする。次
に、ステップS9において、直前のフィールドの画像補
正ベクトルCVi-1に現フィールドの画像補正ベクトル
CVi をコピーする。
【0024】一方、ステップS3の判断がシーンチェン
ジ直後であった場合は、ステップ6に進み、現フィール
ドの画像補正ベクトルCVi と直前のフィールドの画像
補正ベクトルCVi-1 とに0を代入する。その後、ステ
ップS4、ステップS5、ステップS7の行程をスキッ
プし、ステップS8、ステップS9を実行する。すなわ
ち、シーンチェンジ直後のフィールドでは、画像補正ベ
クトルCVi をゼロとし、今までの累積値をリセットす
ることになる。また、これは、それまで原画像の端の部
分から画面切り出しを行っていたとしても、これを中央
から切り出すように設定しなおしたことになる。
【0025】次に、シーンチェンジ検出回路6について
図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の一実施
例におけるシーンチェンジ検出回路6の概略構成を示す
ブロック図である。図3において、動きベクトル検出回
路3は、入力された映像信号P1から動きベクトルの検
出を行い、相関係数P3を出力する。
【0026】しきい値判定回路12は、動きベクトル検
出回路3から出力される相関係数P3のしきい値判断を
行うためのものであり、相関係数P3が設定された値よ
り大きい場合にパルスを出力する。カウンタ13は、し
きい値判定回路12から出力されたパルスのカウントを
行うためのものである。
【0027】微分回路14は、カウント数の時間微分を
計算を行うためのものである。しきい値判定回路15
は、微分回路14から出力されるカウント数の時間微分
のしきい値判断を行うためのものである。
【0028】以上の構成において、一般に、通常の動画
においては、画面中のほとんどのブロックでパルスが発
生され、カウント回路13でカウントされるカウント数
は大きくなる。ここで、シーンチェンジが行われると画
面間の相関がなくなるので、動きベクトル検出回路11
から出力される相関係数P3の値が小さくなり、しきい
値判定回路12で発生されるパルス数が減少し、カウン
タ13でカウントされるカウント数も減少する。
【0029】ここで、このカウント数のみを用いてシー
ンチェンジを検出することもできるが、カメラのパンニ
ングや速い動きの被写体などで誤動作する可能性があ
る。そこで、本実施例においては、微分回路14および
しきい値判定回路15を設け、カウンター13でカウン
トされたカウント数の時間的な変化量を判断すること
で、シーンチェンジを検出するようにしている。
【0030】他にシーンチェンジを検出する装置として
は、例えば、「『認識技術を応用した対話型映像編集方
式の提案』電子情報通信学会論文誌 D-11 Vol.J75-D-I
I No.2 pp.216-225 1992年2 月」に記載がある。この論
文では、ブロックごとにカラーヒストグラムの類似度を
求め、この値があるしきい値を越えるブロックの数をフ
レーム間相関値としている。
【0031】本実施例では、映像信号中のチーンチェン
ジが画像からでしか判断できない場合について示した
が、記録方式によっては、録画開始からのフレームカウ
ント数が映像信号に多重して記録されていることがあ
る。このような場合では、再生時にこのフレームカウン
ト数を取り出し、この数値がゼロになった時刻をシーン
チェンジとし、続いて、上記に説明したのと同様な方法
で、防振制御特性を変化させればよい。
【0032】次に、画像揺れ補正装置の動作の第2実施
例について、図面を参照しながら説明する。図4は、第
2実施例を示すフローチャートである。この図4も図2
と同様に、テレビ信号のフィールド毎に行われるマイコ
ン4での処理を示すもので、iをフィールドの現在のカ
ウント数とすると、第iフィールドにおける処理を示し
ている。
【0033】第1実施例では、防振制御特性を変化させ
る方法として、現フィールドの画像補正ベクトルCVi
と前フィールドの画像補正ベクトルCVi-1 をゼロとし
て、瞬間的に画面のセンタリングを行った。
【0034】しかしながら、図3に示したシーンチェン
ジ検出回路6は、ストロボの発光などによる急激な照明
量変化、蛍光灯の写り込み、オートフォーカス、オート
アイリスなどによって誤動作し、シーンチェンジの誤検
出が生じる可能性がある。このようにシーンチェンジ検
出回路6が誤動作した場合、急激に画面が揺れるので不
快な画像になってしまう。また、フレームカウウント値
でシーンチェンジを検出している場合において、シーン
チェンジの直前直後で情景がよく似ている場合は、やは
り画像が一瞬大きく揺れることになる。そこで、この第
2実施例では、画面をゆるやかにセンタリングするよう
にしたものである。
【0035】すなわち、ステップS11において、その
画面中で求められたm×n個すべてのブロックの動きベ
クトルP3を動きベクトル検出回路3からマイコン4に
取り込む。次に、ステップS12において、その画面が
シーンチェンジ直後であったかどうかの信号P7をシー
ンチェンジ検出回路6からマイコン4に取り込む。
【0036】次に、ステップ13において、動きベクト
ルP2の画面中でのそろい具合や時間変化によってどの
領域を防振するべきかを判断し、防振するべき検出ブロ
ックに対しては大きな値の重み係数を発生し、それ以外
の検出ブロックに対しては小さな値の重み係数を発生す
る。
【0037】次に、ステップS14において、ステップ
13で発生した重み係数に応じて動きベクトルP2の平
均化処理を行い、防振すべき被写体領域の動きベクトル
に変換する。ここでの出力値をMVi とする。次に、ス
テップS15において、「シーンチェンジ後jフィール
ド以内であるか否か」を判断し、Noの場合はそのまま
ステップS16に進み、Yesの場合はステップS17
に進む。ここで、jの値は30〜90程度の値であり、
1秒前後の時間内に含まれるフィールド数を示す。
【0038】ステップS16では、制御係数Kcに入力
値Kc1を代入する。ここで入力値Kc1は、0.99
程度の値となっている。
【0039】また、ステップS15での判断結果がYe
sとなり、ステップS17に進んだ場合は、制御係数K
cに入力値Kc2を代入する。ここで、入力値Kc2
は、0.5〜0.7などの値であり、入力値Kc1より
も相対的に小さな値となっている。この入力値Kc2が
小さいということは、前フィールドまでの補正ベクトル
の影響が早くなくなるということを意味しており、徐々
に画面のセンタリングが行われる。シーンチェンジから
十分な時間が経った後、制御係数Kcに入力値Kc1を
書き込み、通常の防振動作を続行する。
【0040】次に、ステップS18において、以下の式
を実行する。 CVi =MVi +Kc×CVi-1 0<Kc≦
1 ここで、CVi は画像補正ベクトルを意味しており、前
フィールドの画像補正ベクトルCVi-1 に制御係数Kc
を乗算し、これに現在求められた動きベクトルMVi
加算して求めたものである。
【0041】次に、ステップS19において、画像補正
ベクトルCVi を画像メモリ2の読み出しアドレスP4
に変換して出力する。この実施例においては、CVi
0のときに、画面中央から画像を読み出すものとする。
次に、ステップS20において、直前のフィールドの画
像補正ベクトルCVi-1 に現フィールドの画像補正ベク
トルCVi をコピーする。
【0042】以上説明したように、本実施例において
は、シーンチェンジの後の1秒位の間はゆっくり画面が
センタリングされ、シーンチェンジ検出回路や他のカメ
ラ機能が誤動作を起こしても、画面が急激に大きく揺れ
ることはなく、不快な画像になることがない。
【0043】
【発明の効果】本発明は上述したように、シーンチェン
ジの有無に応じて画像のシフト量を制御するようにした
ので、シーンが変わることによって画面間の相関が無く
なった場合でも、画面が急激に大きく揺れたりする不都
合を防止することができる。これにより、シーンチェン
ジの際にも正常に画像の防振を行うことができ、シーン
チェンジの際に不必要に画面が揺れたり、防振が一時的
に止まったりするという不快な現象が生じないようにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像揺れ補正装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】画像揺れ補正装置の動作を示すフローチャート
である。
【図3】図1に示したシーンチェンジ検出回路の概略構
成を示すブロック図である。
【図4】画像揺れ補正装置の動作の他の例を示すフロー
チャートである。
【図5】従来の画像揺れ補正装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 ビデオ再生機 2 画像メモリ 3、11 動きベクトル検出回路 4 マイコン 5 画像拡大回路 6 シーンチェンジ検出回路 P1 再生された映像信号 P2 動きベクトルのディジタルデータ P3 相関係数のディジタルデータ P4 読み出しアドレスのディジタルデータ P5 画像拡大率のディジタルデータ P6 出力映像信号 12、15 しきい値判定回路 13 カウンタ 14 微分回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を処理して画面をシフトする画
    像シフト手段と、 入力画像のシーンチェンジの有無を検出するシーンチェ
    ンジ検出手段と、 前記シーンチェンジ検出手段によって検出されたシーン
    チェンジの有無に応じて、前記画像シフト手段での画像
    シフト量の制御を行う制御手段とを有することを特徴と
    する画像揺れ補正装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記シーンチェンジ検
    出手段がシーンチェンジを検出したときに、過去の画像
    の動き量を積算した積算値をリセットすることを特徴と
    する請求項1記載の画像揺れ補正装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記シーンチェンジ検
    出手段がシーンチェンジを検出したときに、画面切り出
    し位置を中央に戻すことを特徴とする請求項1記載の画
    像揺れ補正装置。
  4. 【請求項4】 前記シーンチェンジ検出手段は、前画面
    と現画面との最大相関値の大きさ、および前記最大相関
    値の時間変化の大きさをしきい値と比較した結果に基づ
    いて、シーンチェンジの有無を検出することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像揺れ補正装
    置。
JP5284541A 1993-10-19 1993-10-19 画像揺れ補正装置 Pending JPH07115584A (ja)

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DE69435031T DE69435031T2 (de) 1993-10-19 1994-10-18 Bewegungskompensation für ein reproduziertes Bildsignal
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