JPH07115401A - 光ヘテロダイン受信器およびその作動方法 - Google Patents

光ヘテロダイン受信器およびその作動方法

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JPH07115401A
JPH07115401A JP6246888A JP24688894A JPH07115401A JP H07115401 A JPH07115401 A JP H07115401A JP 6246888 A JP6246888 A JP 6246888A JP 24688894 A JP24688894 A JP 24688894A JP H07115401 A JPH07115401 A JP H07115401A
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frequency
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JP6246888A
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Reinhold Noe
ノエ ラインホルト
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Siemens AG
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/04Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • H04B10/61Coherent receivers
    • H04B10/64Heterodyne, i.e. coherent receivers where, after the opto-electronic conversion, an electrical signal at an intermediate frequency [IF] is obtained

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FSK変調された2値の光データ信号、特に
データ同期の偏光キーイングを有するデータ信号、に対
する光ヘテロダイン受信器の局部発振器周波数を予設定
するのに適した方法を提供する。 【構成】 FSK変調された2値データ信号Dの両2値
シンボルの目標値においてそれぞれ正の値、負の値を有
する復調特性を持ち中間周波数信号ZFを復調するため
の復調器4と、中間周波数信号ZFの中間周波数fZFを
目標値に自動的に調節するための調節装置5と、復調器
4の出力信号uDEM の時間的平均値UDEM′を形成する
ための装置6とを使用し、復調器4の時間依存性の出力
信号uDEMの時間的平均値uDEM ′の′中間周波数FZF
において零に位置する極大値uMAXを探索し、この極大
値が位置する局部発振器周波数fLOを設定した後調節装
置5を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信器中間周波数を目
標値に調節するための、捕獲範囲を有する調節装置を有
する光ヘテロダイン受信器の作動方法およびこのような
方法を実施するための受信器に関する。
【0002】
【従来の技術】光ヘテロダイン受信では、送信レーザー
から発生されたデータ信号の変調された光に受信器の中
で局部発振器の強い無変調の光が付加される。直接受信
にくらべて、提供される複数の送信チャネルの1つを選
択するために、高い感度および選択性が得られる。
【0003】特に有望な変調方法は2値周波数キーイン
グ(周波数シフトキーイング、FSK)であることが判
明している。なぜならば、送信レーザーとして使用され
る半導体レーザーが電流の変化により簡単に周波数変調
され得るからである。
【0004】最適なヘテロダイニングのためには局部発
振器信号とデータ信号との偏光マッチングが必要であ
る。偏光調節および偏光ダンバーシティとならんでデー
タ同期の偏光キーイング(DSP)が関心の対象である
(たとえば R.No ほか、Electronic Letters25(19
89)1、4〜5および R.No :J.of Lightwave Techn
ology 9(1981)10の章IVおよびVを参照)。
このことは特に比較的少数の送信器および多数の加入者
受信器の際の分配システムに当てはまる。DSPは受動
的複屈折構成要素によるデータ誘導される偏光キーイン
グまたは偏光変調器による能動的偏光キーイングでよ
い。
【0005】DSPでは互いに直交する偏光を有する両
特徴周波数が受信される。キーイングがたとえば50の
送信器の各々において実行されると、たとえば10,0
00の受信器の各々に対する偏光問題が解決されてい
る。加入者あたりの費用はそれにより非常にわずかにな
る。
【0006】光ヘテロダイン受信器の最適な機能を保証
するためには、自動的な中間周波数調節(AFC)が必
要である。それは特定の捕獲範囲を有し、その範囲内で
AFCのスイッチオンの後に中間周波数の目標値、すな
わち正しい中間周波数が得られる。送信器または局部発
振器の周波数不確実性は一般に捕獲範囲よりも大きいの
で、AFCがスイッチオンされる前に局部発振器周波数
の予設定が必要である。そのために局部発振器周波数は
一般に時間の関数としてランプ状に変更される。レベル
検出器または周波数弁別器により中間周波数信号の存在
および局部発振器周波数と比較してのその周波数位置が
確認される。次いで局部発振器周波数が、信号が捕獲範
囲のなかに位置するように設定される。その後にAFC
がスイッチオンされる。
【0007】DSP信号の自動的中間周波数調節のため
に既にいくつかの方法が存在している。AFCの捕獲範
囲のなかに局部発振器周波数の必要な予設定のためには
非DSP信号に対する方法のみが知られている(S.Yama
zakiほか“コヒーレントFDM放送システム用の同調可
能な光ヘテロダイン受信器”、Proc. European Fonf.on
Opt. Commun.(ECOC ´88)Brighton、198
8、IEE Conf. Publication 第292号、部1、第
86〜89頁を参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、局部
発振器周波数の予設定のための方法であって、データ同
期の偏光キーイングを有するFSK変調された光データ
信号に対して適している方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題の第1の解決
手段は請求項1に、また第2の解決手段は請求項3に示
されている。
【0010】請求項1による方法の有利な構成は請求項
2に、また請求項3による方法の有利な構成は請求項4
ないし5に示されている。
【0011】本発明による方法を実施するための光ヘテ
ロダイン受信器は請求項6以下に示されている。
【0012】
【実施例】以下、図面に示されている実施例により本発
明を一層詳細に説明する。なお図面中で光学的接続は電
気的接続と区別するため太線で記入されている。
【0013】図1および図2に示されているFSK変調
された2値のデータ信号Dに対する光ヘテロダイン受信
器はそれぞれ局部発振器1と、光カップラ2と、中間周
波数信号ZFを発生するための装置3と、中間周波数信
号ZFの中間周波数fZFを目標値または希望位置に自動
的に調節するための調節装置5とを有する。
【0014】局部発振器1は定められた局部発振器周波
数fLOを有する局部発振器信号LOを発生し、局部発振
器周波数fLOは局部発振器1に供給される制御信号uま
たはu1 により制御されて変更可能である。
【0015】光カップラ2においてデータ信号Dおよび
局部発振器信号LOが互いにヘテロダインされ、光ヘテ
ロダイン信号Uを発生する。
【0016】装置3において、光カップラ2の出力端2
3、22とそれぞれ向かい合って配置されている1つま
たは2つの光検出器31、32中でのヘテロダイン信号
Uの検出により中間周波数信号ZFが発生され、装置3
の電気的増幅器33で増幅される。
【0017】光送信器10から発生されたデータ信号D
は例えば光ファイバ区間11を通じて光カップラ2の1
つの入力端20に導かれる。局部発振器信号LOは光カ
ップラ2の他方の入力端21に導かれる。
【0018】例えばデータ信号Dに対して、偏光を受け
ているファイバ区間11により発生されるデータ誘導さ
れた偏光キーイングが送信器10において選ばれていて
よく、その際に送信器10の偏光は直線的であり、ファ
イバ区間11の入力端では主軸に対して45°以下であ
る。ファイバ区間11は受信器のなかにも位置し得る
( R.No :J.of Lightwave Technology 9(1981)
10の章IVおよびVを参照)。ファイバ区間11の代
わりに送信器10に能動的偏光変調器を使用することも
可能である。
【0019】ヘテロダイン受信の際には中間周波数fZF
はデータ信号Dの送信周波数fS と局部発振器周波数f
LOとの間の差、fZF=fS −fLOである。
【0020】中間周波数信号ZFの爾後処理は一般に、
増幅された中間周波数信号ZFが復調器、例えは周波数
弁別器に供給され、復調器の出力信号が雑音の消去のた
めに低域通過フィルタリングされ、低域通過フィルタリ
ングされた信号が決定器およびクロック回生装置に供給
されるように行われる。これらの装置は、本発明にとっ
て主要なものではないので、図1および図2では図面を
簡単にするため省略されている。
【0021】図1による実施例では、受信器の復調器は
不可欠である。この復調器は図1中に4で示されてい
る。中間周波数信号ZFを復調するためのこの復調器4
は、復調器4の非時間依存性の出力信号UDEM を中間周
波数信号ZFの中間周波数fZFの定められた関数として
表す図3aによる静的な復調器特性C1 を有する。この
復調器特性C1 は、それが2値データ信号Dの両2値シ
ンボルを表す2つの特徴周波数f1 、f2 の一方の目標
値または希望位置において正の極大値C11を、また他方
の特徴周波数の目標値において負の極小値C12を有する
ように選ばれている。
【0022】このことは最適な受信器感度のために重要
である。さらに、この復調器特性C1 は、それが両特徴
周波数f1 、f2 の間の中央に位置する目標値に関する
特徴周波数f1 、f2 の平均値(f1 +f2 )/2の目
標値において復調器特性C1の横座標に関して零通過を
有するように選ばれている。
【0023】与えられた中間周波数fZFにおいて可能な
かぎり高い周波数行程を処理し、こうして可能なかぎり
高いデータレートを伝送し得るように、少なくとも近似
的に正弦状の復調器特性の選定は目的にかなっている。
この場合、ほぼf2 =3・f1 が成り立つ。この関係は
請求項1による本発明による方法に対して保証されてい
なければならない。
【0024】図3に示されている復調器特性C1 の例は
この条件を満足している。この特性C1 はたとえば、大
きさに関して小さいほうの特徴周波数f1 において正の
極大値C11を、また大きさに関して大きいほうの特徴周
波数f2 において負の極小値C12を有し、これらの特徴
周波数の目標値は共通であることが仮定されている。
【0025】図3による特性C1 の代わりに復調器4は
図8による特性C2 をも有し得る。
【0026】たとえば周波数弁別器であってよい復調器
4の機能に対して、供給される中間周波数fZFが“正”
であるか“負”であるかはどちらでもよいことであるか
ら、簡単のために、図3または図8に示されているよう
に、中間周波数fZFの零点に対して対称な関数から出発
することができる。
【0027】各時点tで、例えば出力電圧である復調器
4の時間依存性の出力信号uDEM (t)は、この時点t
で時間依存性の中間周波数fZF(t)の値を有する復調
器4の非時間依存性の出力信号UDEM (fZF(t))か
ら生ずる値に等しい。すなわちuDEM (t)=UDEM
(fZF(t))である。
【0028】時間依存性の出力信号uDEM の時間的平均
値uDEM ′は復調器4に供給されるすべての周波数にわ
たる平均化により生ずる。すなわち
【数1】uDEM ′=∫UDEM (fZF)・S(fZF)・d
fZF/∫S(fZF)・dfZF が成り立つ。ここでS(fZF)は特徴周波数の平均値
(f1 +f2 )/2の周りに変調された中間周波数範囲
内のデータ信号Dのスペクトルである。特性C1 が、復
調器4の時間依存性の出力信号uDEM が中間周波数fZF
に関係するだけでなく、復調器4に供給される信号の振
幅にも比例している特性であり、従って分母の正規化積
分を比例定数kにより置換できる場合には、
【数2】 uDEM ′=∫UDEM (fZF)・S(fZF)・dfZF/k となる。分母に正規化積分を有する式と、分母に比例定
数kを有する式との間の中間が真実に最も近い。
【0029】これらの両式または中間式は相応の他の関
数U(fZF)を有する他の周波数弁別器、包絡線検出
器、レベル計などにも当てはまる。
【0030】FSK変調された2値のデータ信号Dは中
心周波数fSMから左に位置する極大値S1 および中心周
波数fSMから右に位置する極大値S2 を有する中心周波
数fSMの周りに対称な図4による中間周波数スペクトル
S(fS )を有する。中間周波数範囲fZFの中の相応の
中間周波数スペクトルS(fZF)は図5に示されてい
る。
【0031】それに対して、データ同期の偏光キーイン
グを有するFSK変調されたデータ信号Dに対しては、
受信器により受信されるデータ信号Dの偏光および局部
発振器信号LOの偏光に応じて非対称であってよい。た
だ1つの極大値S1 またはS2 が存在している極端な場
合が図6または図7に示されている。ここで、光パワー
スペクトルは常に対称にとどまるが、偏光評価された中
間周波数スペクトルS(fZF)は非対称であってよいこ
とを指摘しておく。
【0032】図1による実施例では、中間周波数fZFに
相応して復調器4の時間依存性の出力信号uDEM の時間
的平均値uDEM ′は不可欠である。従って、この実施例
では復調器4の時間依存性の出力信号uDEM の時間的平
均値uDEM ′を形成するための装置6が設けられてい
る。復調器4の時間依存性の出力信号uDEM のこの時間
的平均値uDEM ′は、図5による対称な中間周波数スペ
クトルS(fZF)に対する図3による仮定されている復
調器特性C1 の際には、図10に示されているような中
間周波数fZFの関数となり、それによってfZF=fSM−
fLO=0におけるこの平均値uDEM ′は正の極大値uma
x を有する。
【0033】復調器4の時間依存性の出力信号uDEM ′
の時間的平均値uDEM ′は、図6による非対称な中間周
波数スペクトルS(fZF)に対する図3による仮定され
ている復調器特性C1 の際には、図11に示されている
ような中間周波数fZFの関数となり、それによってfZF
=fSM−fLO=0におけるこの平均値uDEM ′は正の極
大値umax とそれから右に位置するより小さい第2の正
の極大値とを有し、また図7による非対称な中間周波数
スペクトルS(fZF)に対しては、図12に示されてい
るような中間周波数fZFの関数となり、それによって同
じくfZF=fSM−fLO=0におけるこの平均値uDEM ′
は正の極大値umax とそれから左に位置するより小さい
第2の正の極大値とを有する。図11および図12によ
る曲線は互いに鏡面対称である。
【0034】図10、図11および図12からわかるよ
うに、中間周波数信号探索の際に、平均値uDEM ′の正
の極大値umax が生ずる局部発振器周波数fLOを記憶に
とどめれば設定は十分である。この極大値はそれぞれf
ZF=fSM−fLOにおいて生ずるので、局部発振器1の設
定のための偏光またはスペクトル形態に無関係な規範が
得られる。局部発振器周波数fLOはいま、fLO=(f1
+f2 )/2またはfLO=fSM−(f1 +f2 )/2と
なるように設定され、また次いで調節装置5が作動に入
れられる。
【0035】この本発明による方法はデータ同期の偏光
キーイングを有するFSK変調されたデータ信号に対し
てもデータ同期の偏光キーイングを有していないFSK
変調されたデータ信号に対しても有利に適している。
【0036】例として図1に示されている受信器は、第
1の本発明による方法を実施するため、中間周波数零に
位置する時間的平均値uDEM ′の極大値umax を認識す
るための装置8を有し、この装置8の後でこの中間周波
数零に属する局部発振器周波数fLOが固定保持され、ま
たランプ信号u2 により、中間周波数fZFが少なくとも
近似的に両特徴周波数f1 、f2 の目標値に関する平均
値(f1 +f2 )/2に等しいように設定可能である。
【0037】ランプ信号u2 はランプ信号発生器7から
発生され、局部発振器1に、調節装置5の出力信号u1
をランプ信号u2 とヘテロダインし得るヘテロダイン装
置14、たとえば加算器を通じて供給され、互いにヘテ
ロダインされた両信号u1 およびu2 が制御信号uとし
て局部発振器1に供給される。
【0038】通常、自動的中間周波数調節を有する光ヘ
テロダイン受信器では本来の調節装置5の前に周波数弁
別器9が接続されており、この周波数弁別器9はその時
間依存性の出力信号uDISKを決定する非時間依存性の出
力信号uDISKを中間周波数信号ZFの中間周波数fZFの
関数として表す定められた静的な弁別器特性C2 を有
し、中間周波数信号ZFを供給されており、またその時
間依存性の出力信号uDISKが調節装置5に実際値として
導かれている。多くのヘテロダイン受信器には周波数弁
別器9に対して図8による弁別器特性C2 が使用され
る。調節装置5は周波数弁別器9の時間依存性の出力信
号uDISKの目標値からの偏差を増幅し、それを適切に選
ばれた極性で局部発振器1の周波数変調器入力端または
制御入力端に制御信号u1 として供給する。局部発振器
周波数fLOは、中心周波数fSMが図8による特性C2 の
零通過または図5中の平均周波数(f1 +f2 )/2の
位置に位置するように事後調節される。調節装置5とし
てはたとえばPI調節器が使用され得る。
【0039】図8による特性は図5による対称な中間周
波数スペクトルS(fZF)の際には局部発振器周波数f
LOの予設定のためにも使用され得る。そのためにたとえ
ば局部発振器1への調節装置5の出力信号u1 の供給が
たとえばスイッチ51により中断され、局部発振器周波
数fLOが、それが推定される中心周波数fSMの付近に位
置するように調整される。fLO=fSMに対しては弁別器
9の時間依存性の出力信号uDISKに対する正の極大値が
生ずる。見出された設定はいま、fLO=fSM−(f1 +
f2 )/2(図5参照)であるように変更され得る。そ
の後に調節装置5の出力信号u1 は、例えばスイッチ5
1の閉路により、再び局部発振器1に制御信号として供
給される。この方法はS.Yamazakiほか“コヒーレントF
DM放送システム用の同調可能な光ヘテロダイン受信
器”、Proc. European Conf. on Opt. Commun.(ECO
C ´88)Brighton、1988、IEE Conf. Publ
ication 第292号、部1、第86〜89頁に記載され
ている。
【0040】調節装置の増幅の反転されて選ばれた極性
の際には、正の側から負の側への通り抜け方向を有する
弁別器特性の零位置ではなく負の側から正の側への通り
抜け方向を有する弁別器特性の零位置が得られる。同時
に場合によっては必要な、点LO=fSMから離れて点fLO
=fSM+(f1 +f2 )/2への局部発振器周波数fLO
の予設定が行われるならば、ヘテロダイン信号は、図3
に示されている調節位置の代わりに、反転位置で受信さ
れる。
【0041】図6または図7による非対称な中間周波数
スペクトルS(fZF)の際には図8による特性C2 が準
最適な受信器感度に通ずることになる。なぜならば、A
FCが両特徴周波数の一方f1 またはf2 に相応する極
大値S1 またはS2 を、たとえば図6によるスペクトル
S(fZF)に対して図13に示されているように、図8
による特性C2 の零通過の付近に“プル”するであろう
からである。従って R.No ほか、Electronics Letters
25(1989)1、4〜5または3によれば図9によ
る弁別器特性C3 を有する周波数弁別器が使用され、そ
の際に別の実現可能性はT.Imai,K.Iwashita 、Pro
c.IOOC´89、神戸、日本、ペーパー18C2‐
6に示されている。
【0042】図3中の復調器特性C1 の極値の両特徴周
波数f1 、f2 の両目標値または希望位置には、図9に
よる弁別器特性C3 ではこの特性C3 の横座標に関して
等しい極性、すなわち横軸の等しい通り抜け方向の2つ
の零通過が位置している。図5、図6および図7による
中間周波数スペクトルS(fZF)の各極大値S1 および
S2 は他方の極大値S2 またはS1 の存在または振幅に
無関係に、この極大値S1 またはS2 に対応付けられて
いる特徴周波数f1 またはf2 の目標値に位置する零通
過のほうに“引かれる”。
【0043】残念なことに、図9による弁別器特性C3
を有する弁別器は局部発振器周波数fLOの予設定のため
に適しておらず、または非常に不都合である。
【0044】第2の本発明による方法はこの問題を解決
するものであり、以下に図2による例により詳細に説明
する。
【0045】先ず、図8による周波数特性C2 を有する
周波数弁別器9によりヘテロダイン信号Uが探索され
る。ヘテロダイン信号Uは図9による周波数特性C3 を
有する周波数弁別器によっても探索することができる。
データ信号Dの周波数スペクトルS(fZF)が非対称で
あり得るので、周波数スペクトルS(fZF)の位置に関
してこのような弁別器により得られる情報は、局部発振
器周波数fLOを、ヘテロダイン信号が確実に図9による
特性C3 を有する弁別器の捕獲範囲内に位置するように
設定するために、十分に正確ではない。この理由からヘ
テロダイン信号Uは先ずAFCにより図8による特性C
2 を有する弁別器9の使用のもとにプリロックされる。
【0046】上記のように、非対称な中間周波数スペク
トルS(fZF)ではこのスペクトルS(fZF)の極大値
S1 またはS2 は、たとえば図13に示されているよう
に、この特性C2 の零通過の付近に引かれる。非対称な
周波数スペクトルS(fZF)はいま確実に弁別器9の捕
獲範囲内に位置する。
【0047】いまAFCが弁別器9からたとえば切換ス
イッチ100により図9による周波数特性C3 を有する
弁別器10に切換えられる。弁別器10は非対称な中間
周波数スペクトルS(fZF)の極大値S1 またはS2 が
この極大値S1 またはS2 に対応付けられている特徴周
波数f1 またはf2 の目標値に位置する零通過に引かれ
るようにする。図8による特性C2 の零通過は特徴周波
数f1 、f2 の目標値に関する平均(f1 +f2 )2に
位置する図9による特性C3 の零通過に正確に位置すべ
きである。これらの両零通過が正確に同一の周波数に位
置しない場合には、図9による弁別器10が、その捕獲
範囲が超過されているので、信号を正しい位置に“引か
ない”ことが可能である。たとえば、図13によるプリ
ロックから出発して障害時には中間周波数スペクトルS
(fZF)の極大値S1 が特徴周波数f1 の目標値におけ
る対応付けられている零通過ではなく特徴周波数f2 の
目標値に引かれるであろう。
【0048】このことを回避するため、図8による特性
C2 を有する弁別器9の代わりに、1つの零通過を含ん
でおり、またその極大値C21および極小値C22の間に位
置するほぼ平らに延びている範囲ΔCを有し、この範囲
内で非時間依存性の出力信号UDISKが縦座標に関してそ
の極大値C21および極小値C22よりも零の近くに位置す
る値を有するような図14による特性C2 を有する弁別
器9を使用することは目的にかなっている。図14によ
るこのような特性C2 はたとえば図8によるUDISK−図
3による0.5UDEM 、図8によるUDISK+図9による
0.25UDISKまたは図3によるUDEM +図9による
0.5UDISKを有する2つの弁別器の非時間依存性の出
力信号の線形組み合わせにより達成される。相応の弁別
器が受信器の中にも設けられる。
【0049】以下には、本発明による受信器において使
用され得る周波数弁別器の3つの実現可能性を説明す
る。図15cによる弁別器は、中間周波数信号ZFを供
給され、また中間周波数信号ZFを2つの電力に関する
信号部分に分割する電力分割器90と、両信号部分の一
方を供給されている第1の入力端911と、他方の信号
部分を定められた時間τだけ遅延させる遅延要素910
を通じて供給されている第2の入力端912と、乗算器
91により形成され、また供給された信号部分の和周波
数および差周波数を含んでいる出力信号を出力し得る出
力端913とを有する乗算器91とを有する。この弁別
器ではUDISK=cos(ω・t)であり、ここでωは円
周波数である。図15cによる弁別器の右にその特性が
示されている(図15d)。
【0050】図15aによる弁別器が図15cによる弁
別器と相違する点は単に、電力分割器90が中間周波数
信号ZFを2つの90°だけ互いに位相のずれた電力に
関する信号部分に分割するハイブリッドであることであ
る。図15aによるこの弁別器に対してはUDISK=si
n(ω・τ)が成り立つ。その特性はこの弁別器の右に
示されている(図15b)。
【0051】図15eによる弁別器が図15cによる弁
別器と相違する点は、電力分割器90の前に高い周波数
および低い周波数を遮断する帯域通過フィルタ93が接
続されていることである。この弁別器に対してはUDISK
=sin(ω・τ)が成り立つ。この弁別器の右にその
特性が示されている(図15f)。破線は帯域通過フィ
ルタ93がない場合のこの弁別器の特性に相当する。
【0052】図15a、c、eによるこれらの弁別器に
おいてωの代わりに|ω|も同じく良好に使用され得
る。なぜならば、電気回路は“正”および“負”の周波
数を区別しないからである。従って、これらの弁別器の
特性は正の周波数に対してのみ表されている。
【0053】本発明による受信器に対して周波数弁別器
の他の構成も使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明による方法を実施するための光ヘ
テロダイン受信器の概略ブロック回路図。
【図2】第2の本発明による方法を実施するための光ヘ
テロダイン受信器の概略ブロック回路図。
【図3】中間周波数の関数としての復調器特性の一例の
線図。
【図4】偏光キーイングなしのFSK変調された光デー
タ信号の周波数スペクトルの一例の線図。
【図5】中間周波数範囲内の等しい周波数スペクトルの
一例の線図。
【図6】中間周波数範囲内のデータ同期の偏光キーイン
グを有するFSK変調された光データ信号の周波数スペ
クトルの第1の例の線図。
【図7】データ同期の偏光キーイングを有するFSK変
調された光データ信号の周波数スペクトルの第2の例の
線図。
【図8】中間周波数の関数としての周波数弁別器の弁別
器特性の一例の線図。
【図9】中間周波数の関数としての周波数弁別器の弁別
器特性の他の例の線図。
【図10】図6による対称な周波数スペクトルの場合の
中間周波数の関数としての、復調器の出力信号から図3
による復調器特性により形成された時間的平均値の線
図。
【図11】図7による対称な周波数スペクトルの場合の
時間的平均値の線図。
【図12】図8による非対称な周波数スペクトルの場合
の時間的平均値の線図。
【図13】図8による弁別器特性の作用によりその零通
過の方向にずらされた図6又は7による周波数スペクト
ルの線図。
【図14】図8による弁別器特性の代わりに使用可能で
ある中間周波数の関数としての弁別器特性の線図。
【図15】本発明による方法および本発明による受信器
において有利に使用可能である周波数弁別器の3つの実
施例の回路ブロック図及びその弁別器特性の線図。
【符号の説明】 1 局部発振器 2 光カップラ 3 中間周波数を得るための装置 4 復調器 5 調節装置 6 時間的平均を形成するための装置 7 ランプ信号発生器 8 極大値を認識するための装置 9、10 周波数弁別器 10 送信器 11 光ファイバ区間 14 ヘテロダイン装置 20、21 光ファイバ入力端 22、23 光ファイバ出力端 31、32 光検出器 33 電気増幅器 51 スイッチ 90 電力分割器 91 乗算器 93 帯域通過フィルタ 100 スイッチング手段 910 遅延要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/06 1/26 A 10/14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FSK変調された2値の光データ信号
    (D)に対する光ヘテロダイン受信器であって、 −定められた局部発振器周波数(fLO)の局部発振器信
    号(LO)を発生するための光局部発振器(1)を含ん
    でおり、局部発振器周波数(fLO)は局部発振器(1)
    に供給される制御信号(u)により制御されて変更可能
    であり、 −データ信号(D)および局部発振器信号(LO)をヘ
    テロダインし、光ヘテロダイン信号(U)を発生するた
    めの光カップラ(2)を含んでおり、 −光ヘテロダイン信号(U)から中間周波数信号(Z
    F)を得るための装置(3)を含んでおり、 −中間周波数信号(ZF)を復調するための復調器
    (4)であって、復調器(4)の非時間依存性の出力信
    号(UDEM )を中間周波数信号(ZF)の中間周波数
    (fZF) の定められた関数として表す静的な復調器特性
    (C1 )を有する復調器(4)を含んでおり、 −中間周波数信号(ZF)の中間周波数(fZF) を中間
    周波数(fZF) の定められた目標値に自動的に調節する
    ための調節装置(5)を含んでおり、調節は調節装置
    (5)から発生される制御信号(u1 )による局部発振
    器周波数(fLO)の変更および設定により行われ、その
    際に調節装置(5)は定められた捕獲範囲を有し、その
    範囲内で調節装置(5)のスイッチオンの後に中間周波
    数(fZF) の予め定められた目標値が自動的に得られる
    光ヘテロダイン受信器の作動方法において、 −調節装置(5)の捕獲範囲内の値への中間周波数(f
    ZF) の予設定が、 −2値データ信号(D)の両2値シンボルを表す2つの
    特徴周波数(f1 、f2)の一方(f1 またはf2 )の
    予め定められた目標値において定められた正の値(C1
    1)を、また他方の特徴周波数(f2 またはf1 )の目
    標値において定められた負の値(C12)を有する静的な
    復調器特性(C1 )を有し、非時間依存性の出力信号
    (UDEM )が単調に正の値(C11)から負の値(C12)
    へ減少し、両特徴周波数(f1 、f2 )の目標値の間の
    中央に位置する特徴周波数(f1 、f2)の目標値に関
    する平均値((f1 +f2 )/2)の目標値において復
    調器特性(C1 )の横座標に関する零通過を有する復調
    器(4)と、 −中間周波数(fZF) に相応して時間依存性であり、ま
    た復調器(4)の非時間依存性の出力信号(uDEM )に
    より決定される復調器(4)の出力信号(UDEM)の時
    間的平均値(uDEM ′)を形成するための装置とを使用
    して、 −復調器(4)の時間依存性の出力信号(uDEM )の時
    間的平均値(uDEM ′)の中間周波数(fZF) において
    零に位置する極大値(uMAX)が探索され、この極大値
    (uMAX)が位置する局部発振器周波数(fLO)の値が確
    認され、この値の確認の後に局部発振器周波数(fLO)
    が、両特徴周波数(f1 、f2 )の目標値平均値((f
    1 +f2 )/2)を差し引いた確認された局部発振器周
    波数に等しい値に設定されるように行われ、その際に局
    部発振器周波数(fLO)のこの設定の後に自動調節装置
    (5)が作動に入れられることを特徴とする光ヘテロダ
    イン受信器の作動方法。
  2. 【請求項2】 正の値(C11)が復調器特性(C1 )の
    極大値であり、負の値(C12)がその極小値であること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 FSK変調された2値の光データ信号
    (D)に対する光ヘテロダイン受信器であって、 −定められた局部発振器周波数(fLO)の局部発振器信
    号(LO)を発生するための光局部発振器(1)を含ん
    でおり、局部発振器周波数(fLO)は局部発振器(1)
    に供給される制御信号(u)により制御されて変更可能
    であり、 −データ信号(D)および局部発振器信号(LO)をヘ
    テロダインし、光ヘテロダイン信号(U)を発生するた
    めの光カップラ(2)を含んでおり、 −光ヘテロダイン信号(U)から中間周波数信号(Z
    F)を得るための装置(3)を含んでおり、 −中間周波数信号(ZF)の中間周波数(fZF) を中間
    周波数(fZF) の定められた目標値に自動調節するため
    の調節装置(5)を含んでおり、調節は調節装置(5)
    から発生される制御信号(u1 )による局部発振器周波
    数(fLO)の変更および設定により行われ、その際に調
    節装置(5)は定められた捕獲範囲を有し、その範囲内
    で調節装置(5)のスイッチオンの後に中間周波数(f
    ZF) の目標値が自動的に得られ、 −調節装置(5)の前に接続されている周波数弁別器
    (9)であって、弁別器(9)の非時間依存性の出力信
    号(UDISK)を中間周波数信号(ZF)の中間周波数
    (fZF) の定められた関数として表す静的な弁別器特性
    (C2 )を有し、中間周波数信号(ZF)を供給されて
    おり、また弁別器(9)の非時間依存性の出力信号(U
    DISK)により決定されかつ中間周波数(fZF) に相応し
    て時間依存性の出力信号(UDISK)を発生する周波数弁
    別器(9)を含んでおり、この出力信号(UDISK)が調
    節装置(5)に実際値として導かれている光ヘテロダイ
    ン受信器の作動方法において、 −2値データ信号(D)の両2値シンボルを表すデータ
    信号(D)の2つの特徴周波数(f1 、f2 )の間の中
    央に位置する目標値に関する両特徴周波数(f1、f2
    )の平均値((f1 +f2 )/2)においてこの弁別
    器特性(C2 )の横座標に関する零通過を有する中間周
    波数(fZF) の単調関数であり、また中間周波数範囲内
    に位置するデータ信号(D)の周波数スペクトル(S
    (fZF))の極大値(S1 、S2 )が目標値に関する平
    均値((f1 +f2 )/2)の付近にもたらされるよう
    にする弁別器特性(C2 )を有する周波数弁別器(9)
    により中間周波数(fZF) がプリロックされ、 −前記弁別器(9)に供給される中間周波数信号(Z
    F)が特徴周波数(f1 、f2 )の目標値に関する平均
    値((f1 +f2 )/2)における零通過と、両特徴周
    波数(f1 、f2 )の一方(f1 またはf2 )の目標値
    における零通過と、他方の特徴周波数(f2 またはf1
    )の目標値における零通過とを有する他の静的な弁別
    器特性(C3 )を有する周波数弁別器(10)に切換え
    られ、その際に両特徴周波数(f1 、f2 )の目標値に
    位置する零通過はこの他方の弁別器特性(C3 )の横座
    標を通る等しい通り抜け方向を有し、その際にこの他方
    の弁別器特性(C3 )が、中間周波数範囲内に位置する
    データ信号(D)の周波数スペクトル(S(fZF))の
    極大値(S1 、S2 )が特徴周波数(f1 、f2 )の目
    標値の付近にもたらされるようにし、またその際に切換
    の後に他方の弁別器特性(C3 )を有する周波数弁別器
    (10)の時間依存性の出力信号(UDISK)が調節装置
    (5)に実際値として供給されることを特徴とする光ヘ
    テロダイン受信器の作動方法。
  4. 【請求項4】 一方の弁別器特性(C2 )が両特徴周波
    数(f1 、f2 )の目標値の大きさが小さいほうの目標
    値よりも小さい中間周波数(fZF) の1つの値において
    正の極大値(C21)または負の極小値を有し、両特徴周
    波数(f1 、f2 )の目標値の大きさが大きいほうの目
    標値よりも大きい中間周波数(fZF)の値において負の
    極小値(C22)または正の極大値を有することを特徴と
    する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 一方の弁別器特性(C2 )が、零通過を
    含み且つその極大値(C21)と極小値(C22)との間に
    位置する範囲(ΔC)を有し、この範囲(ΔC)の中で
    一方の弁別器特性(C2 )が、この範囲内でこの弁別器
    特性(C2 )を有する弁別器(7)の非時間依存性の出
    力信号(UDICK)が縦座標に関してその極大値(C21)
    および極小値(C22)よりも零に近い値を有するよう
    に、ほぼ平らに延びていることを特徴とする請求項4記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1による方法を実施するための光
    ヘテロダイン受信器において、 −定められた局部発振器周波数(fLO)の局部発振器信
    号(LO)を発生するための光局部発振器(1)を含ん
    でおり、局部発振器周波数(fLO)は局部発振器(1)
    に供給される制御信号(u)により制御されて変更可能
    であり、 −ヘテロダイン受信器から受信されたFSK変調され
    た、特にデータ同期して偏光キーイングされたデータ信
    号(D)および局部発振器信号(LO)をヘテロダイン
    し、光ヘテロダイン信号(U)を発生するための光カッ
    プラ(2)を含んでおり、 −ヘテロダイン信号(U)から中間周波数信号(ZF)
    を得るための装置(3)を含んでおり、 −中間周波数信号(ZF)を復調するための復調器
    (4)であって、復調器(4)の非時間依存性の出力信
    号(UDEM )を中間周波数信号(ZF)の中間周波数
    (fZF) の定められた関数として表す静的な復調器特性
    (C1 )を有する復調器(4)を含んでおり、この復調
    器特性(C1 )は2値データ信号(D)の両2値シンボ
    ルを表す2つの特徴周波数(f1 、f2 )の一方(f1
    またはf2 )の予め定められた目標値において正の値
    (C11)を、また他方の特徴周波数(f2 またはf1 )
    の目標値において負の値(C12)を有し、復調器(4)
    の非時間依存性の出力信号(UDEM )が単調に正の値
    (C11)から負の値(C12)へ減少し、また両特徴周波
    数(f1 、f2 )の目標値の間の中央に位置する特徴周
    波数(f1 、f2 )の目標値に関する平均値((f1 +
    f2 )/2)において復調器特性(C1 )の横座標に関
    する零通過を有し、 −中間周波数信号(ZF)の中間周波数(fZF) を定め
    られた目標値に自動的に調節するための調節装置(5)
    を含んでおり、調節は調節装置(5)から発生される制
    御信号(u1 )による局部発振器周波数(fLO)の変更
    および設定により行われ、調節装置(5)が定められた
    捕獲範囲を有し、その範囲内で調節装置(5)のスイッ
    チオンの後に中間周波数(fZF) の目標値が自動的に得
    られ、 −中間周波数(fZF) に相応して復調器(4)の時間依
    存性の出力信号(uDEM)の時間的平均値(uDEM ′)
    を形成するための装置(6)を含んでおり、 −局部発振器(1)に局部発振器周波数(fLO)の連続
    的変更のために制御信号として供給すべきランプ信号
    (u2 )を発生するためのランプ信号発生器(7)を含
    んでおり、 −ランプ信号(u2 )をスイッチオンされた調節装置
    (5)の制御信号(u1 )とヘテロダインするためのヘ
    テロダイン装置(14)を含んでいる光ヘテロダイン受
    信器において、 −中間周波数零に位置する時間的平均値(uDEM ′)の
    極大値(umax )を認識するための装置(8)が設けら
    れており、この装置(8)の後でこの中間周波数零に属
    する局部発振器周波数(fLO)が固定保持され、ランプ
    信号(u2 )により、中間周波数(fZF) が少なくとも
    近似的に両特徴周波数(f1 、f2 )の目標値に関する
    平均値((f1 +f2 )/2)に等しいように設定可能
    であることを特徴とする光ヘテロダイン受信器。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし5の1つによる方法を実
    施するための光ヘテロダイン受信器において、 −定められた局部発振器周波数(fLO)の局部発振器信
    号(LO)を発生するための光局部発振器(1)を含ん
    でおり、局部発振器周波数(fLO)は局部発振器(1)
    に供給される制御信号(u)により制御されて変更可能
    であり、 −データ信号(D)および局部発振器信号(LO)をヘ
    テロダインし、光ヘテロダイン信号(U)を発生するた
    めの光カップラ(2)を含んでおり、 −光ヘテロダイン信号(U)から中間周波数信号(Z
    F)を得るための装置(3)を含んでおり、 −中間周波数信号(ZF)の中間周波数(fZF) を中間
    周波数(fZF) の定められた目標値に自動的に調節する
    ための調節装置(5)を含んでおり、調節は調節装置
    (5)から発生される制御信号(u1 )による局部発振
    器周波数(fLO)の変更および設定により行われ、調節
    装置(5)が定められた捕獲範囲を有し、その範囲内で
    調節装置(5)のスイッチオンの後に中間周波数(fZ
    F) の目標値が自動的に得られ、 −調節装置(5)の前に接続されている周波数弁別器
    (9)であって、弁別器(9)の非時間依存性の出力信
    号(UDISK)を中間周波数信号(ZF)の中間周波数
    (fZF) の関数として表す定められた静的な弁別器特性
    (C2 )を有し、中間周波数信号(ZF)を供給されて
    おり、また非時間依存性の出力信号(UDISK)により決
    定されかつ中間周波数(fZF) に相応して時間依存性の
    出力信号(uDISK)を発生する周波数弁別器(9)を含
    んでおり、この出力信号(uDISK)が調節装置(5)に
    実際値として導かれている光ヘテロダイン受信器におい
    て、 −2値データ信号(D)の両2値シンボルを表すデータ
    信号(D)の2つの特徴周波数(f1 、f2 )の間の中
    央に位置する両特徴周波数(f1 、f2 )の目標値に関
    する平均値((f1 +f2 )/2)においてこの弁別器
    特性(C2 )の横座標に関する零通過を有する中間周波
    数(fZF) の単調関数であり、また中間周波数範囲内に
    位置するデータ信号(D)の周波数スペクトル(S(f
    ZF))の極大値(S1 、S2 )が目標値に関する平均値
    ((f1 +f2 )/2)の付近にもたらされるようにす
    る弁別器特性(C2 )を有する周波数弁別器(9)と、 −調節装置(5)の前に接続されており、他の静的な弁
    別器特性(C3)を有する周波数弁別器(10)を含ん
    でおり、この弁別器特性(C3)は、その横座標に関し
    て目標値に関する平均値((f1 +f2 )/2)におけ
    る零通過と、両特徴周波数(f1 、f2 )の一方(f1
    またはf2 )の目標値における零通過と、他方の特徴周
    波数(f2 またはf1 )の目標値における零通過とを有
    しており、この他の弁別器特性(C3)は両特徴周波数
    (f1、f2)の目標値に位置する零通過においてこの
    他方の弁別器特性(C3 )の横座標を通る等しい通り抜
    け方向を有し、この他方の弁別器特性(C3 )は、中間
    周波数範囲内に位置するデータ信号(D)の周波数スペ
    クトル(S(fZF))の極大値(S1 、S2 )が特徴周
    波数(f1 、f2 )の目標値の付近にもたらされるよう
    に作用し、 −いったんは一方の弁別器特性(C2)が、またその後
    に他方の弁別器特性(C3)が中間周波数信号(ZF)
    に作用するように、中間周波数信号(ZF)を切換える
    ためのスイッチング手段(100)を含んでいることを
    特徴とする光ヘテロダイン受信器。
  8. 【請求項8】 周波数弁別器(9、10)が、中間周波
    数信号(ZF)を供給されて中間周波数信号(ZF)を
    2つの信号部分に分割する電力分割器(90)と、両信
    号部分の一方を直接に供給されている第1の入力端(9
    11)と、他方の信号部分を定められた時間(τ)だけ
    遅延させる遅延要素(910)を通じて供給される第2
    の入力端(912)と、出力端(913)とを有する乗
    算器(91)とを有し、この出力端(913)から、乗
    算器(91)により形成され、また供給された両信号部
    分の和周波数及び差周波数を含んでいる出力信号が取り
    出され得ることを特徴とする請求項7記載の受信器。
  9. 【請求項9】 電力分割器(90)が、中間周波数信号
    (ZF)を2つの90°だけ互いにずらされた電力に関
    する信号部分に分割する90°ハイブリッドであること
    を特徴とする請求項8記載の受信器。
  10. 【請求項10】 電力分割器(90)の前に、高い周波
    数および低い周波数を遮断する帯域通過フィルタ(9
    3)が接続されていることを特徴とする請求項8または
    9記載の受信器。
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