JPH0711518B2 - 籾収穫時の肌ずれ率検出方法 - Google Patents
籾収穫時の肌ずれ率検出方法Info
- Publication number
- JPH0711518B2 JPH0711518B2 JP29564486A JP29564486A JPH0711518B2 JP H0711518 B2 JPH0711518 B2 JP H0711518B2 JP 29564486 A JP29564486 A JP 29564486A JP 29564486 A JP29564486 A JP 29564486A JP H0711518 B2 JPH0711518 B2 JP H0711518B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はコンバイン等で収穫した生籾中に脱粒（肌ず
れ粒）がどの程度含まれているかを知る籾収穫時の肌ず
れ率検出方法に関するものである。
れ粒）がどの程度含まれているかを知る籾収穫時の肌ず
れ率検出方法に関するものである。
（ロ）従来の技術 従来は、製品となつた玄米中に肌ずれ粒が多く含まれて
いる場合、刈取り脱穀により生籾のときに既に発生して
いたものがその後の籾摺調整行程で発生したものが判別
できなかつた。
いる場合、刈取り脱穀により生籾のときに既に発生して
いたものがその後の籾摺調整行程で発生したものが判別
できなかつた。
（ハ）発明が解決しようとする問題点 このように、従来は生籾のときに既に発生していた肌ず
れ粒なのか、その後の籾摺作業等で発生したものか判別
できないために受入れ籾の品質チエツクがおろそかにな
りやすく、また肌ずれ防止策をたてるに当つて難しくな
る。
れ粒なのか、その後の籾摺作業等で発生したものか判別
できないために受入れ籾の品質チエツクがおろそかにな
りやすく、また肌ずれ防止策をたてるに当つて難しくな
る。
そこで本発明は、製品となつた玄米中に肌ずれ粒が多く
含まれている場合に品質を低下させる肌ずれ粒がどの行
程で多く発生したかを知ることによつて、受入れ籾の品
質チエツクと肌ずれ防止の対応を正確ならしめて製品玄
米の品質低下を招来しないようにするを目的とする方法
の発明である。
含まれている場合に品質を低下させる肌ずれ粒がどの行
程で多く発生したかを知ることによつて、受入れ籾の品
質チエツクと肌ずれ防止の対応を正確ならしめて製品玄
米の品質低下を招来しないようにするを目的とする方法
の発明である。
（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、収穫した生籾中
から任意量のサンプル籾を採取し、これを希釈ヨード液
に浸漬して生籾および生籾中に含まれる脱粒（肌ずれ
粒）の表面に着色する籾着色行程と、この籾着色行程を
経たものを乾燥し籾摺したのち不完全粒を除去する乾燥
調整行程と、この乾燥調整行程を経て玄米となる無色粒
と着色粒（肌ずれ粒）を色彩センサーにより検出しこの
検出した各粒数を演算する肌ずれ率検出行程の各行程を
順次通過させて生籾中の肌ずれ粒の割合を知るようにし
ようとするものである。
から任意量のサンプル籾を採取し、これを希釈ヨード液
に浸漬して生籾および生籾中に含まれる脱粒（肌ずれ
粒）の表面に着色する籾着色行程と、この籾着色行程を
経たものを乾燥し籾摺したのち不完全粒を除去する乾燥
調整行程と、この乾燥調整行程を経て玄米となる無色粒
と着色粒（肌ずれ粒）を色彩センサーにより検出しこの
検出した各粒数を演算する肌ずれ率検出行程の各行程を
順次通過させて生籾中の肌ずれ粒の割合を知るようにし
ようとするものである。
（ホ）作用 この方法によると、コンバイン等で収穫された生籾中か
ら任意量採取されたサンプル籾は籾着色行程で希釈ヨー
ド液に浸漬されて生籾とこの生籾中に含まれる完全脱
粒および半脱粒の表面がヨード色に着色され、この着
色されたものが乾燥調整行程で乾燥され籾摺後不完全粒
が選別除去されるのである。そしてこの行程を経て脱
された籾は良玄米となつて完全な無色粒となり、完全脱
粒は着色されたままで変らず、半脱粒は半着色半無
色粒になつて、これらのものを肌ずれ検出行程で色彩セ
ンサーが良玄米（無色粒）と肌ずれ粒（着色粒・半着色
半無色粒）を検出しこの各粒数の検出により肌ずれ粒の
割合を演算し、収穫された生籾のときに刈取脱穀により
既に発生していた肌ずれ率を正確に知ることができるの
である。
ら任意量採取されたサンプル籾は籾着色行程で希釈ヨー
ド液に浸漬されて生籾とこの生籾中に含まれる完全脱
粒および半脱粒の表面がヨード色に着色され、この着
色されたものが乾燥調整行程で乾燥され籾摺後不完全粒
が選別除去されるのである。そしてこの行程を経て脱
された籾は良玄米となつて完全な無色粒となり、完全脱
粒は着色されたままで変らず、半脱粒は半着色半無
色粒になつて、これらのものを肌ずれ検出行程で色彩セ
ンサーが良玄米（無色粒）と肌ずれ粒（着色粒・半着色
半無色粒）を検出しこの各粒数の検出により肌ずれ粒の
割合を演算し、収穫された生籾のときに刈取脱穀により
既に発生していた肌ずれ率を正確に知ることができるの
である。
これによつて、例えば製品玄米中の肌ずれ率と上記の生
籾のときの肌ずれ率において大差のないときは生籾のと
き既に多くの肌ずれ粒が発生し、また生籾の肌ずれ率よ
り製品玄米中の肌ずれ率が大であるときはその後の籾摺
作業等でもどの程度発生しているかがわかる。
籾のときの肌ずれ率において大差のないときは生籾のと
き既に多くの肌ずれ粒が発生し、また生籾の肌ずれ率よ
り製品玄米中の肌ずれ率が大であるときはその後の籾摺
作業等でもどの程度発生しているかがわかる。
（ヘ）実施例 以下本発明についてその具体的実施方法を説明する。
（１）は生籾計量機、（２）は容器（３）内の希釈ヨー
ド液、（Ａ）はテストドライヤー（４）とテストハラー
（５）およびテスト米選機（６）から組成されて検定装
置を構成し、（Ｂ）は肌ずれ率検出機を示す。
ド液、（Ａ）はテストドライヤー（４）とテストハラー
（５）およびテスト米選機（６）から組成されて検定装
置を構成し、（Ｂ）は肌ずれ率検出機を示す。
そこでコンバイン等で刈取り脱穀されて収穫された生籾
は生籾計量機（１）で計量して受込まれるのであるが、
その受込まれた生籾中から任意量のものをサンプル籾と
して採取して矢印（イ）のように希釈ヨード液（２）に
浸漬して籾着色行程（ａ）を通過させる。そうするとサ
ンプル籾中の生籾およびこの生籾中に含まれる完全脱
粒・半脱粒（肌ずれ粒）の表面はヨード色に着色さ
れ、この着色されたものを矢印（ロ）のように検定装置
（Ａ）のテストドライヤー（４）、テストハラー
（５）、テスト米選機（６）の順に供給してテストドラ
イヤー（４）による乾燥とテストハラー（５）による籾
摺風選とテスト米選機（６）による不完全粒の選別除去
を行なわせる乾燥調整行程（ｂ）を通過させると、前記
の籾着色行程（ａ）を経た生籾は良玄米となつて完全な
無色粒となり、肌ずれ粒である完全脱粒は全表面が着
色された着色粒となり、また半脱粒は半着色半無色粒
になつて、前記の肌ずれ率検出機（Ｂ）による肌ずれ率
検出行程（ｃ）を経て良玄米（無色粒）と肌ずれ粒（着
色粒・半着色半無色粒）を検出して肌ずれ率がわかるよ
うになる。
は生籾計量機（１）で計量して受込まれるのであるが、
その受込まれた生籾中から任意量のものをサンプル籾と
して採取して矢印（イ）のように希釈ヨード液（２）に
浸漬して籾着色行程（ａ）を通過させる。そうするとサ
ンプル籾中の生籾およびこの生籾中に含まれる完全脱
粒・半脱粒（肌ずれ粒）の表面はヨード色に着色さ
れ、この着色されたものを矢印（ロ）のように検定装置
（Ａ）のテストドライヤー（４）、テストハラー
（５）、テスト米選機（６）の順に供給してテストドラ
イヤー（４）による乾燥とテストハラー（５）による籾
摺風選とテスト米選機（６）による不完全粒の選別除去
を行なわせる乾燥調整行程（ｂ）を通過させると、前記
の籾着色行程（ａ）を経た生籾は良玄米となつて完全な
無色粒となり、肌ずれ粒である完全脱粒は全表面が着
色された着色粒となり、また半脱粒は半着色半無色粒
になつて、前記の肌ずれ率検出機（Ｂ）による肌ずれ率
検出行程（ｃ）を経て良玄米（無色粒）と肌ずれ粒（着
色粒・半着色半無色粒）を検出して肌ずれ率がわかるよ
うになる。
この肌ずれ率検出機（Ｂ）すなわち肌ずれ率検出行程
（ｃ）について以下に詳述すると、 図中、（７）はサンプルタンク、（８）は検出樋、
（９）はこの検出樋（８）から落下するものに検出光を
照射してこの反射光を受光しその反肌光量差により良玄
米（無色粒）と肌ずれ粒（着色粒・半着色半無色粒）を
検出する光導電型の色彩センサーである。
（ｃ）について以下に詳述すると、 図中、（７）はサンプルタンク、（８）は検出樋、
（９）はこの検出樋（８）から落下するものに検出光を
照射してこの反射光を受光しその反肌光量差により良玄
米（無色粒）と肌ずれ粒（着色粒・半着色半無色粒）を
検出する光導電型の色彩センサーである。
前記の検出樋（８）は第３図に示す如く断面Ｖ形に形成
しこの溝（10）内を一粒ずつ流下するように設けたもの
でこの検出樋（８）の傾斜上端側は傾斜を緩るやかにし
てサンプルタンク（７）から落下するものを一粒ずつ乗
せる部分にし、中間部は傾斜の急な加速部に、さらに傾
斜下端側は傾斜の緩るやかな整流部にそれぞれ形成する
とともに、この傾斜下端の斜上方に前記色彩センサー
（９）の検出部（9a）を位置させてある。
しこの溝（10）内を一粒ずつ流下するように設けたもの
でこの検出樋（８）の傾斜上端側は傾斜を緩るやかにし
てサンプルタンク（７）から落下するものを一粒ずつ乗
せる部分にし、中間部は傾斜の急な加速部に、さらに傾
斜下端側は傾斜の緩るやかな整流部にそれぞれ形成する
とともに、この傾斜下端の斜上方に前記色彩センサー
（９）の検出部（9a）を位置させてある。
第４図は肌ずれ率制御回路図で、良玄米の粒長（D1）に
応じて検出時間（T1）を調節する良玄米時間設定器（1
1）と、良玄米（無色粒）の反射光量に応じて検出電圧
（V1）を調節する良玄米電圧設定器（12）と、前記色彩
センサー（９）と各設定器（11）（12）の出力を夫々比
較するコンパレータ（13）（14）と、各コンパレータ
（13）（14）の出力に基づいて良玄米（無色粒）を感知
する良玄米検出器（15）とを備え、前記検出樋（８）か
ら放出されるものを検出するように構成している。
応じて検出時間（T1）を調節する良玄米時間設定器（1
1）と、良玄米（無色粒）の反射光量に応じて検出電圧
（V1）を調節する良玄米電圧設定器（12）と、前記色彩
センサー（９）と各設定器（11）（12）の出力を夫々比
較するコンパレータ（13）（14）と、各コンパレータ
（13）（14）の出力に基づいて良玄米（無色粒）を感知
する良玄米検出器（15）とを備え、前記検出樋（８）か
ら放出されるものを検出するように構成している。
また、肌ずれ粒の粒長（D2）に応じて検出時間（T2）を
調節する肌ずれ粒時間設定器（16）と肌ずれ粒（着色粒
・半着色半無色粒）の反射光量に応じて検出電圧（V2）
を調節する肌ずれ粒電圧設定器（17）と、前記色彩セン
サー（９）と各設定器（16）（17）の出力を夫々比較す
るコンパレータ（18）（19）と、各コンパレータ（18）
（19）の出力に基づいて肌ずれ粒（着色粒・半着色半無
色粒）を感知する肌ずれ粒検出器（20）とを備え、前記
検出樋（８）から放出されるものを検出するように構成
している。
調節する肌ずれ粒時間設定器（16）と肌ずれ粒（着色粒
・半着色半無色粒）の反射光量に応じて検出電圧（V2）
を調節する肌ずれ粒電圧設定器（17）と、前記色彩セン
サー（９）と各設定器（16）（17）の出力を夫々比較す
るコンパレータ（18）（19）と、各コンパレータ（18）
（19）の出力に基づいて肌ずれ粒（着色粒・半着色半無
色粒）を感知する肌ずれ粒検出器（20）とを備え、前記
検出樋（８）から放出されるものを検出するように構成
している。
ついで、前記の色彩センサー（９）による良玄米と肌ず
れ粒の検出によりそれぞれの粒数を計えるカウンタ（2
1）（22）とこのカウンタ（21）（22）の良玄米粒数出
力および肌ずれ粒数出力に基づいて肌ずれ率を算出する
肌ずれ率演算回路（23）と、この回路（23）の肌ずれ率
出力に基づいて駆動回路（24）を介して肌ずれ率を表示
する発光ダイオード型表示器（25）とを備え、肌ずれ率
を表示するように構成している。
れ粒の検出によりそれぞれの粒数を計えるカウンタ（2
1）（22）とこのカウンタ（21）（22）の良玄米粒数出
力および肌ずれ粒数出力に基づいて肌ずれ率を算出する
肌ずれ率演算回路（23）と、この回路（23）の肌ずれ率
出力に基づいて駆動回路（24）を介して肌ずれ率を表示
する発光ダイオード型表示器（25）とを備え、肌ずれ率
を表示するように構成している。
したがつて、乾燥調整行程（ｂ）を通過したものは矢印
（ハ）のようにサンプルタンク（７）に入り、このサン
プルタンク（７）の下部から落下して検出樋（８）の傾
斜斜上端側で受止められ、一粒ずつ流下して下端から放
出されるとともに、これを一粒毎に色彩センサー（９）
によつて感知し、第５図の色彩センサー出力線図に示す
ように、この色彩センサー（９）の検出時間（T1）
（T2）および検出電圧（V1）（V2）に基づいてカウンタ
（21）（22）によつて良玄米と肌ずれ粒の粒数を計数し
て肌ずれ率演算回路（23）および表示器（25）を介して
肌ずれ率を表示する。
（ハ）のようにサンプルタンク（７）に入り、このサン
プルタンク（７）の下部から落下して検出樋（８）の傾
斜斜上端側で受止められ、一粒ずつ流下して下端から放
出されるとともに、これを一粒毎に色彩センサー（９）
によつて感知し、第５図の色彩センサー出力線図に示す
ように、この色彩センサー（９）の検出時間（T1）
（T2）および検出電圧（V1）（V2）に基づいてカウンタ
（21）（22）によつて良玄米と肌ずれ粒の粒数を計数し
て肌ずれ率演算回路（23）および表示器（25）を介して
肌ずれ率を表示する。
そしてこの肌ずれ率と製品玄米中の肌ずれ率とに大差が
ないときはコンバイン等で収穫された生籾に既に多くの
肌ずれ粒のあることがわかり、また例えばこの検出によ
つて表示された肌ずれ率より製品玄米中の肌ずれ率が大
であるときはその後の籾摺作業等でも発生していること
がわかり、その籾摺作業等でどの程度発生しているかも
わかる。
ないときはコンバイン等で収穫された生籾に既に多くの
肌ずれ粒のあることがわかり、また例えばこの検出によ
つて表示された肌ずれ率より製品玄米中の肌ずれ率が大
であるときはその後の籾摺作業等でも発生していること
がわかり、その籾摺作業等でどの程度発生しているかも
わかる。
（ト）発明の効果 本発明は以上説明したように、収穫した生籾中から任意
量のサンプル籾を採取し、これを希釈ヨード液に浸漬し
て生籾および生籾中に含まれる脱粒（肌ずれ粒）の表
面に着色する籾着色行程と、この籾着色行程を経たもの
を乾燥し籾摺したのち不完全粒を除去する乾燥調整行程
と、この乾燥調整行程を経て玄米となる無色粒と着色粒
（肌ずれ粒）を色彩センサーにより検出しこの検出した
各粒数を演算する肌ずれ率検出行程の、各行程を順次通
過させて生籾中の肌ずれ粒の割合を知る籾収穫時の肌ず
れ率検出方法であるから、収穫された生籾のときに刈取
脱穀によつて既に発生していた肌ずれ率を正確に知るこ
とができ、この生籾時の肌ずれ率と製品玄米中の肌ずれ
率との比較によつて生籾のときに既に発生していたもの
か、その後の籾摺作業等において発生したものか判別で
き、これによつてどの行程で肌ずれ率が多く発生したか
を把握できて受入れ籾の品質チエツクと肌ずれ防止の対
応を正確ならしめ得て製品玄米の品質低下を招来させな
い効果がある。
量のサンプル籾を採取し、これを希釈ヨード液に浸漬し
て生籾および生籾中に含まれる脱粒（肌ずれ粒）の表
面に着色する籾着色行程と、この籾着色行程を経たもの
を乾燥し籾摺したのち不完全粒を除去する乾燥調整行程
と、この乾燥調整行程を経て玄米となる無色粒と着色粒
（肌ずれ粒）を色彩センサーにより検出しこの検出した
各粒数を演算する肌ずれ率検出行程の、各行程を順次通
過させて生籾中の肌ずれ粒の割合を知る籾収穫時の肌ず
れ率検出方法であるから、収穫された生籾のときに刈取
脱穀によつて既に発生していた肌ずれ率を正確に知るこ
とができ、この生籾時の肌ずれ率と製品玄米中の肌ずれ
率との比較によつて生籾のときに既に発生していたもの
か、その後の籾摺作業等において発生したものか判別で
き、これによつてどの行程で肌ずれ率が多く発生したか
を把握できて受入れ籾の品質チエツクと肌ずれ防止の対
応を正確ならしめ得て製品玄米の品質低下を招来させな
い効果がある。
図面は本発明の実施方法を示す図であつて、第１図はそ
の方法の行程図を示し、第２図は肌ずれ検出機の要部の
拡大断面図、第３図は第２図のＩ−Ｉ線における断面
図、第４図は肌ずれ率制御回路図、第５図は色彩センサ
ーの出力線図である。 （２）……希釈ヨード液、（９）……色彩センサー （ａ）……籾着色行程、（ｂ）……乾燥調整行程 （ｃ）……肌ずれ率検出行程。
の方法の行程図を示し、第２図は肌ずれ検出機の要部の
拡大断面図、第３図は第２図のＩ−Ｉ線における断面
図、第４図は肌ずれ率制御回路図、第５図は色彩センサ
ーの出力線図である。 （２）……希釈ヨード液、（９）……色彩センサー （ａ）……籾着色行程、（ｂ）……乾燥調整行程 （ｃ）……肌ずれ率検出行程。
Claims (1)
- 【請求項１】収穫した生籾中から任意量のサンプル籾を
採取し、これを希釈ヨード液（２）に浸漬して生籾およ
び生籾中に含まれる脱粒（肌ずれ粒）の表面に着色す
る籾着色行程（ａ）と、この籾着色行程（ａ）を経たも
のを乾燥し籾摺したのち不完全粒を除去する乾燥調整行
程（ｂ）と、この乾燥調整行程（ｂ）を経て良玄米とな
る無色粒と着色粒（肌ずれ粒）を色彩センサー（９）に
より検出しこの検出した各粒数を演算する肌ずれ率検出
行程（ｃ）の、各行程（ａ）（ｂ）（ｃ）を順次通過さ
せて生籾中の肌ずれ粒の割合を知るを特徴とする籾収穫
時の肌ずれ率検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29564486A JPH0711518B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 籾収穫時の肌ずれ率検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29564486A JPH0711518B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 籾収穫時の肌ずれ率検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63148165A JPS63148165A (ja) | 1988-06-21 |
| JPH0711518B2 true JPH0711518B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17823317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29564486A Expired - Lifetime JPH0711518B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 籾収穫時の肌ずれ率検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711518B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2862821B2 (ja) * | 1995-10-17 | 1999-03-03 | 株式会社山本製作所 | 穀粒選別機 |
| CN105806843A (zh) * | 2014-12-29 | 2016-07-27 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 一种谷物中害虫虫卵检测方法 |
| CN108188049A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-22 | 安徽宏实光机电高科有限公司 | 一种预筛分的大豆色选机 |
| CN113118064A (zh) * | 2021-03-12 | 2021-07-16 | 湖南亿泽生态农业科技有限公司 | 一种具有筛尘烘干功能的大米色选机 |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP29564486A patent/JPH0711518B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63148165A (ja) | 1988-06-21 |
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