JPH07114170B2 - 整流器付トランス装置 - Google Patents
整流器付トランス装置Info
- Publication number
- JPH07114170B2 JPH07114170B2 JP1099766A JP9976689A JPH07114170B2 JP H07114170 B2 JPH07114170 B2 JP H07114170B2 JP 1099766 A JP1099766 A JP 1099766A JP 9976689 A JP9976689 A JP 9976689A JP H07114170 B2 JPH07114170 B2 JP H07114170B2
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- JP
- Japan
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- terminal plate
- transformer device
- rectifier
- transformer
- center tap
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は整流器付トランス装置に関し、一層詳細には、
各変圧器の二次コイルに整流器を介して単一の端子板を
一体的に接続すると共に、夫々の二次コイルの中間部に
単一のセンタタップ端子板を一体的に接続して複数の変
圧器を並設するよう構成した整流器付トランス装置に関
する。
各変圧器の二次コイルに整流器を介して単一の端子板を
一体的に接続すると共に、夫々の二次コイルの中間部に
単一のセンタタップ端子板を一体的に接続して複数の変
圧器を並設するよう構成した整流器付トランス装置に関
する。
[発明の背景] 従来から、変圧器の二次コイルの両端部に整流器を介し
て端子板を接続すると共に、前記二次コイルの中間部か
らセンタタップ端子板を導出させたトランス装置が知ら
れており、例えば、抵抗溶接装置に組み込まれて使用さ
れる場合が多い。その際、インバータ式の抵抗溶接装置
では、一次側に設けられるスイッチング素子、例えば、
パワートランジスタの容量あるいは二次側の整流器の容
量から溶接ガンに出力される電流に限界がある。このた
め、例えば、厚板、またはメッキ鋼板等を溶接する際、
比較的大電流を必要とするために、複数の変圧器を接続
して大容量化を図ることが望まれる。
て端子板を接続すると共に、前記二次コイルの中間部か
らセンタタップ端子板を導出させたトランス装置が知ら
れており、例えば、抵抗溶接装置に組み込まれて使用さ
れる場合が多い。その際、インバータ式の抵抗溶接装置
では、一次側に設けられるスイッチング素子、例えば、
パワートランジスタの容量あるいは二次側の整流器の容
量から溶接ガンに出力される電流に限界がある。このた
め、例えば、厚板、またはメッキ鋼板等を溶接する際、
比較的大電流を必要とするために、複数の変圧器を接続
して大容量化を図ることが望まれる。
然しながら、実際上、変圧器の夫々異なる側部側に端子
板とセンタタップ端子板とが設けられており、各変圧器
の端子板同士並びにセンタタップ端子板同士を夫々第1
および第2の導電体の一端で接続する一方、前記第1お
よび第2導電体の他端を互いに近接する位置まで延在さ
せて溶接ガンに接続しなければならない。これによっ
て、トランス装置全体が大型化し且つ重量化してしまう
と共に、第1および第2導電体が相当に長尺となって著
しい電力損失が惹起するという不都合が指摘されてい
る。
板とセンタタップ端子板とが設けられており、各変圧器
の端子板同士並びにセンタタップ端子板同士を夫々第1
および第2の導電体の一端で接続する一方、前記第1お
よび第2導電体の他端を互いに近接する位置まで延在さ
せて溶接ガンに接続しなければならない。これによっ
て、トランス装置全体が大型化し且つ重量化してしまう
と共に、第1および第2導電体が相当に長尺となって著
しい電力損失が惹起するという不都合が指摘されてい
る。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、各変圧器の二次コイルに整流器を介して単一の
端子板を一体的に接続し、一方、夫々の二次コイルの中
間部には単一のセンタタップ端子板を一体的に接続して
前記端子板とセンタタップ端子板とに溶接ガンを接続す
るよう構成し、これによって部品点数を削減し且つ電流
損失を可及的に阻止して効率的な電流供給作業を行うこ
とが出来、しかも装置全体の小型化を達成可能とした整
流器付トランス装置を提供することを目的とする。
あって、各変圧器の二次コイルに整流器を介して単一の
端子板を一体的に接続し、一方、夫々の二次コイルの中
間部には単一のセンタタップ端子板を一体的に接続して
前記端子板とセンタタップ端子板とに溶接ガンを接続す
るよう構成し、これによって部品点数を削減し且つ電流
損失を可及的に阻止して効率的な電流供給作業を行うこ
とが出来、しかも装置全体の小型化を達成可能とした整
流器付トランス装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、整流器付変圧
器を少なくとも二以上並設するトランス装置であって、 各変圧器の二次コイルに整流器を介在して一体的に接続
される端子板と、 夫々の二次コイルの中間部に一体的に接続されるセンタ
タップ端子板と、 を備え、 前記端子板と前記センタタップ端子板には、各二次コイ
ルとの接続部位から等間隔離間した位置に溶接ガン等を
直接連結するための取付部が形成されることを特徴とす
る。
器を少なくとも二以上並設するトランス装置であって、 各変圧器の二次コイルに整流器を介在して一体的に接続
される端子板と、 夫々の二次コイルの中間部に一体的に接続されるセンタ
タップ端子板と、 を備え、 前記端子板と前記センタタップ端子板には、各二次コイ
ルとの接続部位から等間隔離間した位置に溶接ガン等を
直接連結するための取付部が形成されることを特徴とす
る。
[実施態様] 次に、本発明に係る整流器付トランス装置について好適
な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
第1図乃至第3図において、参照符号10は本実施態様に
係る整流器付トランス装置を示す。前記トランス装置10
はアルミニウム金属等からなるケーシング12を有し、こ
のケーシング12内には実質的に四つの変圧器14aの至14d
が収容される。
係る整流器付トランス装置を示す。前記トランス装置10
はアルミニウム金属等からなるケーシング12を有し、こ
のケーシング12内には実質的に四つの変圧器14aの至14d
が収容される。
前記変圧器14aは略角筒状を呈して上下に配設される一
対のコア16a、16aを含み、前記コア16a、16a内には夫々
一次コイル18a、18aに挟持されるようにして一対の二次
コイル20a、20aが巻回収容される。前記一次コイル18a
は図示しない交流電源に接続される一方、前記二次コイ
ル20aの両端部22a、すなわち、巻始め端部および巻終わ
り端部に一体的に二次電極板24aを係着する。なお、夫
々の二次電極板24a、24a間に絶縁材25aを配設してお
く。
対のコア16a、16aを含み、前記コア16a、16a内には夫々
一次コイル18a、18aに挟持されるようにして一対の二次
コイル20a、20aが巻回収容される。前記一次コイル18a
は図示しない交流電源に接続される一方、前記二次コイ
ル20aの両端部22a、すなわち、巻始め端部および巻終わ
り端部に一体的に二次電極板24aを係着する。なお、夫
々の二次電極板24a、24a間に絶縁材25aを配設してお
く。
以上、変圧器14aについて詳細に説明したが、他の変圧
器14b乃至14dはこの変圧器14aと同様に構成されるもの
であり、同一の構成要素には同一の参照数字に符号b乃
至dを付してその詳細な説明は省略する。なお、この場
合、変圧器14aと14b並びに変圧器14cと14dとは対称形状
を呈するように構成されている。
器14b乃至14dはこの変圧器14aと同様に構成されるもの
であり、同一の構成要素には同一の参照数字に符号b乃
至dを付してその詳細な説明は省略する。なお、この場
合、変圧器14aと14b並びに変圧器14cと14dとは対称形状
を呈するように構成されている。
そこで、各変圧器14a乃至14dにセンタタップ端子板26が
一体的に固着される。前記センタタップ端子板26は板状
を呈する導電性材料で形成され、その中央部から夫々外
方に延在して接続部位28a乃至28dを設ける。前記接続部
位28aは屈曲形状を呈し、実質的に変圧器14aを構成する
二次コイル20a、20aの中間部に固着される。また、他の
接続部位28b乃至28dは同様に屈曲形状を呈し、二次コイ
ル20b、20b、20c、20cおよび20d、20dの中間部に係着さ
れる。センタタップ端子板26の中央部には夫々の接続部
位28a乃至28dから等間隔離間した位置にあって取付部30
を設ける。前記取付部30は、実際上、センタタップ端子
26から一旦上方へ延在した後、第3図中、上方に屈曲し
ており、その端部に螺孔32a、32bを形成する。
一体的に固着される。前記センタタップ端子板26は板状
を呈する導電性材料で形成され、その中央部から夫々外
方に延在して接続部位28a乃至28dを設ける。前記接続部
位28aは屈曲形状を呈し、実質的に変圧器14aを構成する
二次コイル20a、20aの中間部に固着される。また、他の
接続部位28b乃至28dは同様に屈曲形状を呈し、二次コイ
ル20b、20b、20c、20cおよび20d、20dの中間部に係着さ
れる。センタタップ端子板26の中央部には夫々の接続部
位28a乃至28dから等間隔離間した位置にあって取付部30
を設ける。前記取付部30は、実際上、センタタップ端子
26から一旦上方へ延在した後、第3図中、上方に屈曲し
ており、その端部に螺孔32a、32bを形成する。
一方、二次電極板24a、24a、24b、24b、24c、24cおよび
24d、24dに夫々整流器34a、34a、34b、34b、34c、34cお
よび34d、34dを配し、これらに端子板36を一体的に配置
する。前記端子板36は板状を呈する導電性材料で形成さ
れ、その中央部から外方に延在して夫々矩形状を呈する
接続部位38a乃至38dを設ける。この場合、端子板36の中
央部には実質的に取付部40を形成しており、この取付部
40に螺孔42a、42bを刻設すると共に、接続部位38aと38b
並びに38cと38dとの間にはスリット44a、44bを形成して
おく。
24d、24dに夫々整流器34a、34a、34b、34b、34c、34cお
よび34d、34dを配し、これらに端子板36を一体的に配置
する。前記端子板36は板状を呈する導電性材料で形成さ
れ、その中央部から外方に延在して夫々矩形状を呈する
接続部位38a乃至38dを設ける。この場合、端子板36の中
央部には実質的に取付部40を形成しており、この取付部
40に螺孔42a、42bを刻設すると共に、接続部位38aと38b
並びに38cと38dとの間にはスリット44a、44bを形成して
おく。
ここで、端子板36の接続部位38aに整流器34a、34aに対
応して皿ばね(図示せず)を介装し、さらにプレート46
aを配設して前記プレート46aと二次電極板24a、24aとを
複数のボルト48aにより固定する。また、他の接続部位3
8b乃至38dも同様に、プレート46b乃至46dを介して二次
電極板24b、24b、24c、24cおよび24d、24dに対しボルト
48b乃至48dにより固定しておく。その際、端子板36にス
リット44a、44bを形成しているため、前記端子板36自体
が撓曲自在となり、各接続部位38a乃至38dを二次電極板
24a、24a乃至24d、24dに対し確実に固定することが出来
る。
応して皿ばね(図示せず)を介装し、さらにプレート46
aを配設して前記プレート46aと二次電極板24a、24aとを
複数のボルト48aにより固定する。また、他の接続部位3
8b乃至38dも同様に、プレート46b乃至46dを介して二次
電極板24b、24b、24c、24cおよび24d、24dに対しボルト
48b乃至48dにより固定しておく。その際、端子板36にス
リット44a、44bを形成しているため、前記端子板36自体
が撓曲自在となり、各接続部位38a乃至38dを二次電極板
24a、24a乃至24d、24dに対し確実に固定することが出来
る。
次いで、当該トランス装置10に溶接ガン60を装着する。
前記溶接ガン60はケーシング12に固定されるブラケット
62を含み、このブラケット62に固定ガンアーム64が設け
られると共に、可動ガンアーム66がシリンダ等の開閉手
段(図示せず)を介し揺動自在に支持される。前記固定
ガンアーム64と可動ガンアーム66とには夫々対向して電
極68a、68bが取着される。そして、固定ガンアーム64と
センタタップ端子板26の取付部30とに図示しないボルト
を介し多層帯状銅板70aの両端部が接続される一方、可
動ガンアーム66と端子板36の取付部40とに同様に多層帯
状銅板70bの両端部が接続される。
前記溶接ガン60はケーシング12に固定されるブラケット
62を含み、このブラケット62に固定ガンアーム64が設け
られると共に、可動ガンアーム66がシリンダ等の開閉手
段(図示せず)を介し揺動自在に支持される。前記固定
ガンアーム64と可動ガンアーム66とには夫々対向して電
極68a、68bが取着される。そして、固定ガンアーム64と
センタタップ端子板26の取付部30とに図示しないボルト
を介し多層帯状銅板70aの両端部が接続される一方、可
動ガンアーム66と端子板36の取付部40とに同様に多層帯
状銅板70bの両端部が接続される。
このようにして当該トランス装置10に溶接ガン60を取着
すると共に、前記トランス装置10を図示しないロボット
装置のアーム72に装着する。
すると共に、前記トランス装置10を図示しないロボット
装置のアーム72に装着する。
なお、前記トランス装置10と溶接ガン60の電気回路のブ
ロック図を第4図に示しておく。
ロック図を第4図に示しておく。
本実施態様に係る整流器付トランス装置は基本的には以
上のように構成されるものであり、次にその作用並びに
効果について説明する。
上のように構成されるものであり、次にその作用並びに
効果について説明する。
先ず、二枚のワークW1とW2との被溶接部位を重畳させて
おき、図示しないロボット装置の駆動作用下にアーム72
を介してトランス装置10並びに溶接ガン60を一体的に前
記ワークW1、W2の所定の被溶接部位まで移送する。次
に、図示しない開閉手段の駆動作用下に可動ガンアーム
66を揺動変位させ、この可動ガンアーム66と固定ガンア
ーム64とに装着されている電極68b、68aにより前記ワー
クW1、W2を挟持する。
おき、図示しないロボット装置の駆動作用下にアーム72
を介してトランス装置10並びに溶接ガン60を一体的に前
記ワークW1、W2の所定の被溶接部位まで移送する。次
に、図示しない開閉手段の駆動作用下に可動ガンアーム
66を揺動変位させ、この可動ガンアーム66と固定ガンア
ーム64とに装着されている電極68b、68aにより前記ワー
クW1、W2を挟持する。
そこで、第4図に示すように、図示しない交流電源を駆
動して高周波交流電流を出力させると、この高周波交流
電流は変圧器14a乃至14dの一次コイル18a乃至18dから二
次コイル20a乃至20dに伝達され、前記二次コイル20a乃
至20dの両端部に接続されている整流器34a乃至34dによ
って単相全波整流される。従って、前記整流された電流
I1乃至I4が端子板36の接続部位38a乃至38dから取付部40
に至り加算される。このため、取付部40に固定ガンアー
ム64を介して電気的に接続されている電極68aとセンタ
タップ端子板26に可動ガンアーム66とを介して接続され
ている電極68bとの間に溶接電流I0が供給される。その
際、取付部40を端子板36の中央部に設けているために、
整流器34a乃至34dにより整流された電流I1乃至I4が正確
に加算されて所望の溶接電流I0が得られることになる。
これによって、ワークW1、W2の被溶接部位が溶融され、
前記ワークW1、W2の所望の部位が結合されるに至る。
動して高周波交流電流を出力させると、この高周波交流
電流は変圧器14a乃至14dの一次コイル18a乃至18dから二
次コイル20a乃至20dに伝達され、前記二次コイル20a乃
至20dの両端部に接続されている整流器34a乃至34dによ
って単相全波整流される。従って、前記整流された電流
I1乃至I4が端子板36の接続部位38a乃至38dから取付部40
に至り加算される。このため、取付部40に固定ガンアー
ム64を介して電気的に接続されている電極68aとセンタ
タップ端子板26に可動ガンアーム66とを介して接続され
ている電極68bとの間に溶接電流I0が供給される。その
際、取付部40を端子板36の中央部に設けているために、
整流器34a乃至34dにより整流された電流I1乃至I4が正確
に加算されて所望の溶接電流I0が得られることになる。
これによって、ワークW1、W2の被溶接部位が溶融され、
前記ワークW1、W2の所望の部位が結合されるに至る。
この場合、本実施態様によれば、実質的に四つの変圧器
14aの至14dをケーシング12に並設する際、部品点数を一
挙に削減して当該トランス装置10全体の小型化を達成す
ると共に、電力損失を可及的に低減することが出来る。
14aの至14dをケーシング12に並設する際、部品点数を一
挙に削減して当該トランス装置10全体の小型化を達成す
ると共に、電力損失を可及的に低減することが出来る。
すなわち、夫々の変圧器14a乃至14dを構成する二次コイ
ル20a、20a乃至20d、20dの中間部にはセンタタップ端子
板26を構成する各接続部位28a乃至28dが一体的に固着さ
れると共に、このセンタタップ端子板26の取付部30には
多層帯状銅板70aを介して固定ガンアーム64が直接接続
されている。一方、各二次コイル20a、20a乃至20d、20d
の両端部には整流器34a、34a乃至34d、34dを介して端子
板36の各接続部位38a乃至38dが係合し、この端子板36の
取付部40に多層帯状銅板70bを介して可動ガンアーム66
が直接接続されている。
ル20a、20a乃至20d、20dの中間部にはセンタタップ端子
板26を構成する各接続部位28a乃至28dが一体的に固着さ
れると共に、このセンタタップ端子板26の取付部30には
多層帯状銅板70aを介して固定ガンアーム64が直接接続
されている。一方、各二次コイル20a、20a乃至20d、20d
の両端部には整流器34a、34a乃至34d、34dを介して端子
板36の各接続部位38a乃至38dが係合し、この端子板36の
取付部40に多層帯状銅板70bを介して可動ガンアーム66
が直接接続されている。
従って、従来のように、端子板並びにセンタタップ端子
板と溶接ガンとの間に、導電体を設ける必要がなく、部
品点数の削減が図られる。特に、当該実施態様のよう
に、四つの変圧器14a乃至14dを並設するものにあって
は、従来、導電体が相当に長尺化するという問題が生じ
ていたが、当該トランス装置10ではこのような長尺な導
電体が不要となる。結果的に、前記トランス装置10全体
の小型化が容易に達成されると共に、電力損失を一挙に
低減出来、溶接ガン60により効率的な溶接作業を遂行す
ることが可能となる効果が得られる。
板と溶接ガンとの間に、導電体を設ける必要がなく、部
品点数の削減が図られる。特に、当該実施態様のよう
に、四つの変圧器14a乃至14dを並設するものにあって
は、従来、導電体が相当に長尺化するという問題が生じ
ていたが、当該トランス装置10ではこのような長尺な導
電体が不要となる。結果的に、前記トランス装置10全体
の小型化が容易に達成されると共に、電力損失を一挙に
低減出来、溶接ガン60により効率的な溶接作業を遂行す
ることが可能となる効果が得られる。
さらに、センタタップ端子板26においては、取付板30を
このセンタタップ端子板26の中央部から導出させてお
り、電流が電極68bから前記取付部30を介し夫々の接続
部位28a乃至28dに対し均一に流れるという利点が得られ
る。
このセンタタップ端子板26の中央部から導出させてお
り、電流が電極68bから前記取付部30を介し夫々の接続
部位28a乃至28dに対し均一に流れるという利点が得られ
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、複数の整流器付変圧器
を並設する際、前記変圧器同士を可及的に近接して配置
することが出来、トランス装置全体の小型化が容易に達
成されるという効果が得られる。しかも、部品点数を一
挙に削減することが可能となり、当該トランス装置の軽
量化と共に、電力損失を相当に低減し得るという利点が
顕在化する。
を並設する際、前記変圧器同士を可及的に近接して配置
することが出来、トランス装置全体の小型化が容易に達
成されるという効果が得られる。しかも、部品点数を一
挙に削減することが可能となり、当該トランス装置の軽
量化と共に、電力損失を相当に低減し得るという利点が
顕在化する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図は本発明に係る整流器付トランス装置に溶接ガン
を装着した状態の斜視説明図、 第2図は当該トランス装置の一部断面正面図、 第3図は当該トランス装置の要部の分解斜視説明図、 第4図は当該トランス装置の電気回路のブロック図であ
る。 10……トランス装置、12……ケーシング 14a〜14d……変圧器 24a〜24d……二次電極板 26……センタタップ端子板 28a〜28d……接続部位、30……取付部 34a〜34d……整流器、36……端子板 38a〜38d……接続部位、40……取付部 60……溶接ガン
を装着した状態の斜視説明図、 第2図は当該トランス装置の一部断面正面図、 第3図は当該トランス装置の要部の分解斜視説明図、 第4図は当該トランス装置の電気回路のブロック図であ
る。 10……トランス装置、12……ケーシング 14a〜14d……変圧器 24a〜24d……二次電極板 26……センタタップ端子板 28a〜28d……接続部位、30……取付部 34a〜34d……整流器、36……端子板 38a〜38d……接続部位、40……取付部 60……溶接ガン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/08 9180−5H 7522−5E H01F 31/00 P 7522−5E T
Claims (2)
- 【請求項1】整流器付変圧器を少なくとも二以上並設す
るトランス装置であって、各変圧器の二次コイルに整流
器を介在して一体的に接続される端子板と、 夫々の二次コイルの中間部に一体的に接続されるセンタ
タップ端子板と、 を備え、 前記端子板と前記センタタップ端子板には、各二次コイ
ルとの接続部位から等間隔離間した位置に溶接ガン等を
直接連結するための取付部が形成されることを特徴とす
る整流器付トランス装置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置において、少なくとも
端子板にスリットを形成し、前記端子板自体を撓曲自在
に構成することを特徴とする整流器付トランス装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1099766A JPH07114170B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 整流器付トランス装置 |
GB8929064A GB2227126B (en) | 1988-12-27 | 1989-12-22 | Transformer apparatus with rectifiers |
CA002006663A CA2006663C (en) | 1988-12-27 | 1989-12-27 | Transformer apparatus with rectifiers |
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