JPH07113306A - 縦目地構造 - Google Patents
縦目地構造Info
- Publication number
- JPH07113306A JPH07113306A JP28452293A JP28452293A JPH07113306A JP H07113306 A JPH07113306 A JP H07113306A JP 28452293 A JP28452293 A JP 28452293A JP 28452293 A JP28452293 A JP 28452293A JP H07113306 A JPH07113306 A JP H07113306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative cover
- joiner
- joint plate
- vertical joint
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、完全な表面止水構造として防水性
を向上すると共に、耐火性、断熱性に富んだ縦目地構造
を提供することにある。 【構成】 ジョイナーＣの設置面６上に左右の建築用パ
ネルＤの端部が敷設されており、両端を上方に屈曲して
当接面５を形成した目地板Ｂの略中央とジョイナーＣの
立ち上がり部７が耐火断熱材Ｅを介して向かい合うよう
にして目地板Ｂの左右端が建築用パネルＤの表面材９に
固定されていると共に、両端に当接面を形成した目地板
Ｂの略中央に化粧カバーＡの固定溝２が当接して固定さ
れ、かつ、化粧カバーＡの固定溝２にはＥＰＤＭ等の押
出材Ｈが形成されて縦目地を構成している縦目地構造で
ある。
を向上すると共に、耐火性、断熱性に富んだ縦目地構造
を提供することにある。 【構成】 ジョイナーＣの設置面６上に左右の建築用パ
ネルＤの端部が敷設されており、両端を上方に屈曲して
当接面５を形成した目地板Ｂの略中央とジョイナーＣの
立ち上がり部７が耐火断熱材Ｅを介して向かい合うよう
にして目地板Ｂの左右端が建築用パネルＤの表面材９に
固定されていると共に、両端に当接面を形成した目地板
Ｂの略中央に化粧カバーＡの固定溝２が当接して固定さ
れ、かつ、化粧カバーＡの固定溝２にはＥＰＤＭ等の押
出材Ｈが形成されて縦目地を構成している縦目地構造で
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の外壁、内
壁を構成するのに有用な建築用パネル（以下、単にパネ
ルという）同士の連結の際に形成される縦目地の構造に
関するものであり、さらに詳しくは、完全な表面止水構
造として防水性を向上すると共に、耐火性、断熱性に富
んだ縦目地構造に関するものである。
壁を構成するのに有用な建築用パネル（以下、単にパネ
ルという）同士の連結の際に形成される縦目地の構造に
関するものであり、さらに詳しくは、完全な表面止水構
造として防水性を向上すると共に、耐火性、断熱性に富
んだ縦目地構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の縦目地を納める構造とし
ては図１７に示すように、鉄骨下地等よりなる壁下地α
上に固定具βを用いて、薄鉄板製で断面ハット状で長尺
の化粧カバーａとジョイナーｂによりパネルｃ端部を被
覆するものであり、その方法としては、化粧カバーａの
突出部ａ1 とジョイナーｂの突出部ｂ1 同士を向かい合
わせてブラインドリベット等の固定具βで連結し、左右
両側のパネルｃの表面と化粧カバーａの裏面、および固
定具β上の溝内をバックアップ材ｄとシーリング材ｅに
より充填する方法が一般的に行われてきた。
ては図１７に示すように、鉄骨下地等よりなる壁下地α
上に固定具βを用いて、薄鉄板製で断面ハット状で長尺
の化粧カバーａとジョイナーｂによりパネルｃ端部を被
覆するものであり、その方法としては、化粧カバーａの
突出部ａ1 とジョイナーｂの突出部ｂ1 同士を向かい合
わせてブラインドリベット等の固定具βで連結し、左右
両側のパネルｃの表面と化粧カバーａの裏面、および固
定具β上の溝内をバックアップ材ｄとシーリング材ｅに
より充填する方法が一般的に行われてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構造では、縦目地部には鉄板とバックアッ
プ材ｄ、シーリング材ｅのみしか無く、目地部は断熱
性、気密性に著しく劣ると共に、化粧カバーａとジョイ
ナーｂの熱橋が問題となりジョイナーｂの裏面に結露が
発生したり、火災等の炎の熱に対して強度的に弱い構造
であった。このため、壁構造において最弱点部となるこ
のような目地構造ではＪＩＳ−Ａ−１３０４（建築構造
部分の耐火試験方法）の耐火１時間の構造認定試験には
到底合格できない縦目地構造であった。また、バックア
ップ材ｄを形成する際に、位置が正確でないためにバッ
クアップ材ｄの形成位置が深くなったり、浅くなったり
し、このためにシーリング材ｅの埋設厚さが変化してし
まい、防水性、接着強度に問題のある縦目地構造となる
ものであった。さらに、防水はバックアップ材ｄ、シー
リング材ｅのみしか無く、万が一に雨水等が浸入した場
合には躯体まで雨水等が浸入してしまうものであった。
ような従来の構造では、縦目地部には鉄板とバックアッ
プ材ｄ、シーリング材ｅのみしか無く、目地部は断熱
性、気密性に著しく劣ると共に、化粧カバーａとジョイ
ナーｂの熱橋が問題となりジョイナーｂの裏面に結露が
発生したり、火災等の炎の熱に対して強度的に弱い構造
であった。このため、壁構造において最弱点部となるこ
のような目地構造ではＪＩＳ−Ａ−１３０４（建築構造
部分の耐火試験方法）の耐火１時間の構造認定試験には
到底合格できない縦目地構造であった。また、バックア
ップ材ｄを形成する際に、位置が正確でないためにバッ
クアップ材ｄの形成位置が深くなったり、浅くなったり
し、このためにシーリング材ｅの埋設厚さが変化してし
まい、防水性、接着強度に問題のある縦目地構造となる
ものであった。さらに、防水はバックアップ材ｄ、シー
リング材ｅのみしか無く、万が一に雨水等が浸入した場
合には躯体まで雨水等が浸入してしまうものであった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために、ジョイナーの設置面上に左右のパネ
ルの端部が敷設されており、目地板の略中央がジョイナ
ーの立ち上がり部が耐火断熱材を介して向かい合うよう
にして目地板の左右端がパネルの表面材に固定されてい
ると共に、両端部に当接面を形成した目地板の略中央に
化粧カバーの固定溝が当接、固定され、かつ、化粧カバ
ーの固定溝にはＥＰＤＭ等の押出材が形成されて縦目地
を構成した構造としたので、縦目地部が目地板と化粧カ
バーの２部材で被覆され、防水性、気密性、強度、意匠
性を向上したものとなると共に、目地板とジョイナー間
に介在した耐火断熱材により、縦目地部の表面側と裏面
側を完全に分離し、熱橋を防止することにより、主に縦
目地部の耐火性、断熱性を向上し結露の発生を防止する
ものであり、これにより、万一の火災の際にも建物の室
内、あるいは屋外から発生した炎の熱を屋外側あるいは
屋内側に伝わるのを遮断し、ＪＩＳ−Ａ−１３０４（建
築構造部分の耐火試験方法）の耐火１時間試験に合格す
る性能を有する縦目地構造を提案するものである。
を除去するために、ジョイナーの設置面上に左右のパネ
ルの端部が敷設されており、目地板の略中央がジョイナ
ーの立ち上がり部が耐火断熱材を介して向かい合うよう
にして目地板の左右端がパネルの表面材に固定されてい
ると共に、両端部に当接面を形成した目地板の略中央に
化粧カバーの固定溝が当接、固定され、かつ、化粧カバ
ーの固定溝にはＥＰＤＭ等の押出材が形成されて縦目地
を構成した構造としたので、縦目地部が目地板と化粧カ
バーの２部材で被覆され、防水性、気密性、強度、意匠
性を向上したものとなると共に、目地板とジョイナー間
に介在した耐火断熱材により、縦目地部の表面側と裏面
側を完全に分離し、熱橋を防止することにより、主に縦
目地部の耐火性、断熱性を向上し結露の発生を防止する
ものであり、これにより、万一の火災の際にも建物の室
内、あるいは屋外から発生した炎の熱を屋外側あるいは
屋内側に伝わるのを遮断し、ＪＩＳ−Ａ−１３０４（建
築構造部分の耐火試験方法）の耐火１時間試験に合格す
る性能を有する縦目地構造を提案するものである。
【０００５】
【実施例】以下に図面を用いて、本発明に係る縦目地構
造の代表例について詳細に説明する。図１は上記構造を
示す断面図であり、化粧カバーＡ、目地板Ｂ、ジョイナ
ーＣ、パネルＤ、耐火断熱材Ｅ、バックアップ材Ｆ、シ
ーリング材Ｇ、ＥＰＤＭ等の押出材Ｈ、壁下地α、固定
具βとからなる構造である。
造の代表例について詳細に説明する。図１は上記構造を
示す断面図であり、化粧カバーＡ、目地板Ｂ、ジョイナ
ーＣ、パネルＤ、耐火断熱材Ｅ、バックアップ材Ｆ、シ
ーリング材Ｇ、ＥＰＤＭ等の押出材Ｈ、壁下地α、固定
具βとからなる構造である。
【０００６】化粧カバーＡは例えば図２に示すように、
鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラ
ミネート鋼板（塩ビ鋼板等）、サンドイッチ鋼板（制振
鋼板等）等（勿論、これらを各種色調に塗装したカラー
金属板を含む）の一種をロール成形、プレス成形、押出
成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは各種
プラスチック樹脂、アルミニウム合金等を押出成形した
りしたものであり、特に耐火構造の目地構造とするには
厚さ０．２７ｍｍ以上の鋼板類を加工して形成するもの
である。
鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラ
ミネート鋼板（塩ビ鋼板等）、サンドイッチ鋼板（制振
鋼板等）等（勿論、これらを各種色調に塗装したカラー
金属板を含む）の一種をロール成形、プレス成形、押出
成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは各種
プラスチック樹脂、アルミニウム合金等を押出成形した
りしたものであり、特に耐火構造の目地構造とするには
厚さ０．２７ｍｍ以上の鋼板類を加工して形成するもの
である。
【０００７】その断面形状は略水平面状の化粧面１と、
化粧面１の略中央部分を下方に、かつ、略凹状に突出さ
せた固定溝２と、化粧面１の両端を内方に略Ｌ字状に屈
曲した当接面３とから、断面略逆ハット状に形成した長
尺体からなるものである。なお、図では危険防止のため
に両端部を内方に折り返して舌片３ａを形成しているも
のである。
化粧面１の略中央部分を下方に、かつ、略凹状に突出さ
せた固定溝２と、化粧面１の両端を内方に略Ｌ字状に屈
曲した当接面３とから、断面略逆ハット状に形成した長
尺体からなるものである。なお、図では危険防止のため
に両端部を内方に折り返して舌片３ａを形成しているも
のである。
【０００８】化粧カバーＡは後記する目地板Ｂ、固定具
βを被覆して主に縦目地部の化粧材兼防水材として機能
するものである。また、化粧面１はその裏面と後記する
パネルＤの表面材９との間隙をバックアップ材Ｆ、シー
リング材Ｇで充填する際のシーリング材Ｇの接着部分と
しても機能するものである。また、固定溝２は図１に示
すようにブラインドリベット等の固定具βを用いて固定
する部分であると共に後記するＥＰＤＭ等の押出材Ｈを
形成する部分である。
βを被覆して主に縦目地部の化粧材兼防水材として機能
するものである。また、化粧面１はその裏面と後記する
パネルＤの表面材９との間隙をバックアップ材Ｆ、シー
リング材Ｇで充填する際のシーリング材Ｇの接着部分と
しても機能するものである。また、固定溝２は図１に示
すようにブラインドリベット等の固定具βを用いて固定
する部分であると共に後記するＥＰＤＭ等の押出材Ｈを
形成する部分である。
【０００９】また、２ａは溝であり、固定具βの打設位
置を確実にし、左右にずれないように形成したものであ
る。
置を確実にし、左右にずれないように形成したものであ
る。
【００１０】目地板Ｂは例えば図３に示すように、上記
化粧カバーＡと同様な素材を使用するものであり、特に
耐火構造の目地構造とするには厚さ０．２７ｍｍ以上の
鋼板類を加工して形成するものである。
化粧カバーＡと同様な素材を使用するものであり、特に
耐火構造の目地構造とするには厚さ０．２７ｍｍ以上の
鋼板類を加工して形成するものである。
【００１１】その断面形状は、水平な保持面４と、保持
面４の両端を上方に屈曲し当接面５を形成しているもの
である。
面４の両端を上方に屈曲し当接面５を形成しているもの
である。
【００１２】保持面４は図１に示すように後記するパネ
ルＤの表面材９に当接され、ブラインドリベット等の固
定具βを介してパネルＤの表面材９に固定される部分で
あり、縦目地部を被覆し、防水材、気密材として機能す
る部分である。
ルＤの表面材９に当接され、ブラインドリベット等の固
定具βを介してパネルＤの表面材９に固定される部分で
あり、縦目地部を被覆し、防水材、気密材として機能す
る部分である。
【００１３】当接面５は図１に示すように、バックアッ
プ材Ｆの形成位置を確実にし、バックアップ材Ｆの形成
位置を一定にするものであり、一定にすることにより縦
目地部の防水性の向上、バックアップ材Ｆの使用量の低
減、接着強度の一定化を図るためのものである。また、
搬送時に折り曲がったりしないないようにするためのも
のである。
プ材Ｆの形成位置を確実にし、バックアップ材Ｆの形成
位置を一定にするものであり、一定にすることにより縦
目地部の防水性の向上、バックアップ材Ｆの使用量の低
減、接着強度の一定化を図るためのものである。また、
搬送時に折り曲がったりしないないようにするためのも
のである。
【００１４】また、保持面４に形成した凹条の凹溝４ａ
は、図１に示すようにブラインドリベット等の固定具β
の打設位置を示すものであると共に、化粧カバーＡの溝
２ａを中央の凹溝４ａにより支持し、施工位置を確実に
するのに有効であり、施工性を向上するものである。
は、図１に示すようにブラインドリベット等の固定具β
の打設位置を示すものであると共に、化粧カバーＡの溝
２ａを中央の凹溝４ａにより支持し、施工位置を確実に
するのに有効であり、施工性を向上するものである。
【００１５】ジョイナーＣは例えば図４に示すように、
上記化粧カバーＡと同様な素材を使用するものであり、
特に耐火構造の目地構造とするには厚さ０．２７ｍｍ以
上の鋼板類を加工して形成するものである。また、その
断面形状は、水平な設置面６と、設置面６の略中央部を
上方に、かつ、略凸状に突出した立ち上がり部７とか
ら、ハット状に形成したものである。
上記化粧カバーＡと同様な素材を使用するものであり、
特に耐火構造の目地構造とするには厚さ０．２７ｍｍ以
上の鋼板類を加工して形成するものである。また、その
断面形状は、水平な設置面６と、設置面６の略中央部を
上方に、かつ、略凸状に突出した立ち上がり部７とか
ら、ハット状に形成したものである。
【００１６】ジョイナーＣは縦目地部の下地材として機
能するものであり、図１に示すように、柱状の壁下地α
に鉛直方向に連続して設置し、両側の設置面６をセルフ
ドリリングスクリュウネジ等の固定具βを用いて壁下地
αに固定するものである。また、設置面６はパネルＤを
敷設する部分であると共に、縦目地部の下地板、防水
板、気密板として機能する部分である。
能するものであり、図１に示すように、柱状の壁下地α
に鉛直方向に連続して設置し、両側の設置面６をセルフ
ドリリングスクリュウネジ等の固定具βを用いて壁下地
αに固定するものである。また、設置面６はパネルＤを
敷設する部分であると共に、縦目地部の下地板、防水
板、気密板として機能する部分である。
【００１７】立ち上がり部７パネルＤを設置面６上に敷
設する際のガイドとして機能すると共に、上部は耐火断
熱材Ｅを介して前記した目地板Ｂと対する部分でもあ
る。
設する際のガイドとして機能すると共に、上部は耐火断
熱材Ｅを介して前記した目地板Ｂと対する部分でもあ
る。
【００１８】さらに、図では危険防止のために、設置面
６の両端縁を表側に折り返した舌片８を形成したもので
ある。また舌片８は、万一パネルＤの表面から雨水等が
流れ込んできても、雨返しとして機能させ速やかに土台
方向へ排出するものであり、雨水等の浸入により、パネ
ルＤ、壁下地αの腐食を防止し、結露の発生、ダニ、カ
ビの発生をも防止するためのものである。
６の両端縁を表側に折り返した舌片８を形成したもので
ある。また舌片８は、万一パネルＤの表面から雨水等が
流れ込んできても、雨返しとして機能させ速やかに土台
方向へ排出するものであり、雨水等の浸入により、パネ
ルＤ、壁下地αの腐食を防止し、結露の発生、ダニ、カ
ビの発生をも防止するためのものである。
【００１９】パネルＤは例えば図５（ａ）、（ｂ）
（（ａ）図のａ−ａ線断面図）に示すように、端部を内
方に屈曲して箱折片９ａを形成した表面材９と裏面材１
０で芯材１１をサンドイッチして一体化したサンドイッ
チ構造の乾式壁材等であり、長尺横張り状、長尺縦張り
状、ボックス状のパネルＤ、あるいは窯業系サイディン
グ材、ＡＬＣ板、ＰＣ板等で、耐火性のある壁材であ
る。
（（ａ）図のａ−ａ線断面図）に示すように、端部を内
方に屈曲して箱折片９ａを形成した表面材９と裏面材１
０で芯材１１をサンドイッチして一体化したサンドイッ
チ構造の乾式壁材等であり、長尺横張り状、長尺縦張り
状、ボックス状のパネルＤ、あるいは窯業系サイディン
グ材、ＡＬＣ板、ＰＣ板等で、耐火性のある壁材であ
る。
【００２０】表面材９は上記化粧カバーＡと同様な素材
よりなるものである。また、表面材９は縦目地部におい
ては、目地板Ｂの固定部分としても機能するものであ
る。
よりなるものである。また、表面材９は縦目地部におい
ては、目地板Ｂの固定部分としても機能するものであ
る。
【００２１】裏面材１０は表面材９と同様な金属材、あ
るいはアスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔（Ａｌ、Ｆｅ、Ｐｂ、Ｃｕ）、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の１種、または２種以上をラミネー
トしたもの、あるいは防水処理、難燃処理等が施された
耐火シート等からなるものである。
るいはアスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔（Ａｌ、Ｆｅ、Ｐｂ、Ｃｕ）、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の１種、または２種以上をラミネー
トしたもの、あるいは防水処理、難燃処理等が施された
耐火シート等からなるものである。
【００２２】芯材１１はレゾール型のフェノールフォー
ム、ポリイソシアヌレートフォーム、ポリウレタンフォ
ーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポ
リスチレンフォーム、ユリアフォーム等、もしくはこれ
らに無機軽量骨材、無機繊維等の耐火材を混入したもの
等からなるものである。勿論、超高密度のフェノールフ
ォームを使用して耐火性をさらに向上したものでも良
い。
ム、ポリイソシアヌレートフォーム、ポリウレタンフォ
ーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポ
リスチレンフォーム、ユリアフォーム等、もしくはこれ
らに無機軽量骨材、無機繊維等の耐火材を混入したもの
等からなるものである。勿論、超高密度のフェノールフ
ォームを使用して耐火性をさらに向上したものでも良
い。
【００２３】１２は無機材であり、例えばケイ酸カルシ
ウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライトセ
メント板、ロックウール板、スレート板、ＡＬＣ板、Ｐ
Ｃ板、その他の無機質軽量体、無機質軽量発泡体、ある
いはこれらの複合板の１種以上をパネルＡの上下端の雄
型連結部、雌型連結部に一体に介在させたものである。
また、Ｄ1 は無機シートであり、連結部間の機密性、耐
火性（火炎の侵入防止）等を向上するためのものであ
る。
ウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライトセ
メント板、ロックウール板、スレート板、ＡＬＣ板、Ｐ
Ｃ板、その他の無機質軽量体、無機質軽量発泡体、ある
いはこれらの複合板の１種以上をパネルＡの上下端の雄
型連結部、雌型連結部に一体に介在させたものである。
また、Ｄ1 は無機シートであり、連結部間の機密性、耐
火性（火炎の侵入防止）等を向上するためのものであ
る。
【００２４】耐火断熱材Ｅは、図１に示すように、左右
のパネルＤの端部とジョイナーＣの立ち上がり部７で形
成される溝に挿入するものであり、金属製でつくられて
いる目地板ＢとジョイナーＣ間を分離し、熱橋を防止す
ることにより、主に縦目地部の耐火性、耐熱性、断熱性
を向上させ、防火性の向上と結露の発生を防止するため
のものである。これにより、万一の火災の際にも建物の
室内、あるいは屋外から発生した炎の熱および煙が屋外
側あるいは屋内側に伝わるのを遮断し、耐火１時間試験
に合格する縦目地構造とすることができるものである。
のパネルＤの端部とジョイナーＣの立ち上がり部７で形
成される溝に挿入するものであり、金属製でつくられて
いる目地板ＢとジョイナーＣ間を分離し、熱橋を防止す
ることにより、主に縦目地部の耐火性、耐熱性、断熱性
を向上させ、防火性の向上と結露の発生を防止するため
のものである。これにより、万一の火災の際にも建物の
室内、あるいは屋外から発生した炎の熱および煙が屋外
側あるいは屋内側に伝わるのを遮断し、耐火１時間試験
に合格する縦目地構造とすることができるものである。
【００２５】耐火断熱材Ｅの素材としては、ロックウー
ルフェルト、セラミックウール、グラスウール、石綿、
石膏ボード、水ガラスボンド、ＡＬＣ、珪酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、各種無機発泡体、超高密度フェノ
ールフォーム、無機質耐火コーキング材等の定形、ある
いは不定形の耐火性を有する素材であれば良い。
ルフェルト、セラミックウール、グラスウール、石綿、
石膏ボード、水ガラスボンド、ＡＬＣ、珪酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、各種無機発泡体、超高密度フェノ
ールフォーム、無機質耐火コーキング材等の定形、ある
いは不定形の耐火性を有する素材であれば良い。
【００２６】バックアップ材Ｆは、パネルＤの表面と化
粧カバーＡの化粧面１の裏面間の空隙に充填するもので
あり、後記するシーリング材Ｇの３点接着を防止する充
填材として機能するものである。その素材としては発泡
ポリエチレン、クロロプレンゴム、ＥＰＴゴム、合成ゴ
ムビード、ボンドブレーカー等の一般的に市販されてい
るものである。
粧カバーＡの化粧面１の裏面間の空隙に充填するもので
あり、後記するシーリング材Ｇの３点接着を防止する充
填材として機能するものである。その素材としては発泡
ポリエチレン、クロロプレンゴム、ＥＰＴゴム、合成ゴ
ムビード、ボンドブレーカー等の一般的に市販されてい
るものである。
【００２７】シーリング材Ｇは上記したバックアップ材
Ｆ上に充填し、完全な表面止水構造を完成させる防水材
として機能するものであり、２成分シリコーン系、ある
いは無機系耐火コーキング等の一般的に市販されている
ものであり、シリコーン系（反応硬化型、湿気硬化
型）、変成シリコーン系（反応硬化型）、ポリサルファ
イド系（反応硬化型）、ポリウレタン系（反応硬化型、
湿気硬化型）、ＳＢＲ系（乾燥硬化型）、アクリル系
（乾燥硬化型）等よりなるものである。勿論、シーリン
グ材Ｇの接着面にはプライマー（図示せず）を塗布し
て、接着強度を向上させるものである。
Ｆ上に充填し、完全な表面止水構造を完成させる防水材
として機能するものであり、２成分シリコーン系、ある
いは無機系耐火コーキング等の一般的に市販されている
ものであり、シリコーン系（反応硬化型、湿気硬化
型）、変成シリコーン系（反応硬化型）、ポリサルファ
イド系（反応硬化型）、ポリウレタン系（反応硬化型、
湿気硬化型）、ＳＢＲ系（乾燥硬化型）、アクリル系
（乾燥硬化型）等よりなるものである。勿論、シーリン
グ材Ｇの接着面にはプライマー（図示せず）を塗布し
て、接着強度を向上させるものである。
【００２８】ＥＰＤＭ等の押出材Ｈは図６に示すような
ものであり、一般的には例えばＥＰＤＭ、ＥＰＭ、ポリ
塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリ
エチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸
ポリウレタン系等の弾性を有するもの、もしくはポリブ
デン系、ポリプロピレン系、ブチル系、ゴムアスファル
ト系等の非弾性型の１種を用いるものである。特に図１
に示すように外部に露出する部分に形成するために耐候
性、耐熱性が求められる場合には、ＥＰＤＭ等の耐候
性、耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性等に優れているもの
を使用するものである。また、凹部Ｈ1 は固定具βの頭
部を収納するために設けたものであり、固定具βの頭部
部分により、ＥＰＤＭ等の押出材Ｈが変形しないように
形成したものである。
ものであり、一般的には例えばＥＰＤＭ、ＥＰＭ、ポリ
塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリ
エチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸
ポリウレタン系等の弾性を有するもの、もしくはポリブ
デン系、ポリプロピレン系、ブチル系、ゴムアスファル
ト系等の非弾性型の１種を用いるものである。特に図１
に示すように外部に露出する部分に形成するために耐候
性、耐熱性が求められる場合には、ＥＰＤＭ等の耐候
性、耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性等に優れているもの
を使用するものである。また、凹部Ｈ1 は固定具βの頭
部を収納するために設けたものであり、固定具βの頭部
部分により、ＥＰＤＭ等の押出材Ｈが変形しないように
形成したものである。
【００２９】次に、本発明に係る縦目地構造について施
工例を通して簡単に説明する。まず、図７に示すよう
に、鉛直方向に設けられているＨ型鋼材、角型鋼材、Ｃ
型鋼材、Ｌ型鋼材等の鉄骨下地等よりなる壁下地αに、
平行になるように複数本のジョイナーＣの両側の設置面
６部分をスクリュウビス等の固定具βで固定する。な
お、壁下地αはあらかじめパネルＤの取り付け長さに対
応して、縦目地を形成する位置に割り付けられて設けら
れているものである。
工例を通して簡単に説明する。まず、図７に示すよう
に、鉛直方向に設けられているＨ型鋼材、角型鋼材、Ｃ
型鋼材、Ｌ型鋼材等の鉄骨下地等よりなる壁下地αに、
平行になるように複数本のジョイナーＣの両側の設置面
６部分をスクリュウビス等の固定具βで固定する。な
お、壁下地αはあらかじめパネルＤの取り付け長さに対
応して、縦目地を形成する位置に割り付けられて設けら
れているものである。
【００３０】次に、図８に示すようにジョイナーＣの設
置面６上に立ち上がり部７をガイドとし、両側に金属系
のパネルＤを順次土台方向から軒方向へ横張りし固定す
る。そして、図９に示すようにジョイナーＣの立ち上が
り部７とパネルＤの端部で囲まれた凹状の溝に耐火断熱
材Ｅを充填する。
置面６上に立ち上がり部７をガイドとし、両側に金属系
のパネルＤを順次土台方向から軒方向へ横張りし固定す
る。そして、図９に示すようにジョイナーＣの立ち上が
り部７とパネルＤの端部で囲まれた凹状の溝に耐火断熱
材Ｅを充填する。
【００３１】さらに、図１０に示すように、充填した耐
火断熱材Ｅ上に目地板Ｂの保持面４とパネルＤの表面材
９とをブラインドリベット等の固定具βを用いて固定す
ることで、目地板ＢをパネルＤの表面材９に装着、固定
する。
火断熱材Ｅ上に目地板Ｂの保持面４とパネルＤの表面材
９とをブラインドリベット等の固定具βを用いて固定す
ることで、目地板ＢをパネルＤの表面材９に装着、固定
する。
【００３２】その後、図１１に示すように目地板Ｂ上に
化粧カバーＡの固定溝２を当接し、ブラインドリベット
等の固定具βで固定し、化粧カバーＡを目地板Ｂに装
着、固定する。
化粧カバーＡの固定溝２を当接し、ブラインドリベット
等の固定具βで固定し、化粧カバーＡを目地板Ｂに装
着、固定する。
【００３３】最後に、図１に示すようにパネルＤの表面
と化粧カバーＡの当接面３間の空隙にポリエチレンフォ
ームよりなるバックアップ材Ｆ、シリコーン系のシーリ
ング材Ｇを充填すると共に、化粧カバーＡの固定溝２に
ＥＰＤＭ等の押出材Ｈを連続状で形成することにより、
完全な表面止水構造の縦目地構造を形成するものであ
る。
と化粧カバーＡの当接面３間の空隙にポリエチレンフォ
ームよりなるバックアップ材Ｆ、シリコーン系のシーリ
ング材Ｇを充填すると共に、化粧カバーＡの固定溝２に
ＥＰＤＭ等の押出材Ｈを連続状で形成することにより、
完全な表面止水構造の縦目地構造を形成するものであ
る。
【００３４】このようにして縦目地部を形成することに
より、縦目地部が目地板Ｂと化粧カバーＡの２部材で被
覆されるので、防水性、気密性、意匠性、機械強度を向
上したものとなると共に、目地板ＢとジョイナーＣ間に
介在した耐火断熱材Ｅにより、縦目地部の表面側と裏面
側が完全に分離され、熱橋を防止し、主に縦目地部の耐
火性、断熱性を向上させ、結露の発生を防止するもので
ある。これにより、万一の火災の際にも建物の室内、あ
るいは屋外から発生した炎の熱を屋外側あるいは屋内側
に伝わるのを遮断し、ＪＩＳ−Ａ−１３０４（建築構造
部分の耐火試験方法）の耐火１時間試験に合格する縦目
地構造とすることができるものである。
より、縦目地部が目地板Ｂと化粧カバーＡの２部材で被
覆されるので、防水性、気密性、意匠性、機械強度を向
上したものとなると共に、目地板ＢとジョイナーＣ間に
介在した耐火断熱材Ｅにより、縦目地部の表面側と裏面
側が完全に分離され、熱橋を防止し、主に縦目地部の耐
火性、断熱性を向上させ、結露の発生を防止するもので
ある。これにより、万一の火災の際にも建物の室内、あ
るいは屋外から発生した炎の熱を屋外側あるいは屋内側
に伝わるのを遮断し、ＪＩＳ−Ａ−１３０４（建築構造
部分の耐火試験方法）の耐火１時間試験に合格する縦目
地構造とすることができるものである。
【００３５】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る縦目
地構造の一実施例であり、図１２、図１３に示すように
形成することができる。すなわち、図１２は無機シート
Ｄ1 をジョイナーＣ上に形成し、ジョイナーＣとパネル
Ｄ間の空隙形成を防止して、火炎の侵入防止を図ると共
に、ジョイナーＣに火災等による熱が伝導するのを防止
するためのものである。その素材としてはロックウール
フェルト、セラミックウール、グラスウール、石綿、石
膏ボード、水ガラスボンド、各種無機発泡体、超高密度
フェノールフォーム、無機質耐火コーキング剤等であ
る。
地構造の一実施例であり、図１２、図１３に示すように
形成することができる。すなわち、図１２は無機シート
Ｄ1 をジョイナーＣ上に形成し、ジョイナーＣとパネル
Ｄ間の空隙形成を防止して、火炎の侵入防止を図ると共
に、ジョイナーＣに火災等による熱が伝導するのを防止
するためのものである。その素材としてはロックウール
フェルト、セラミックウール、グラスウール、石綿、石
膏ボード、水ガラスボンド、各種無機発泡体、超高密度
フェノールフォーム、無機質耐火コーキング剤等であ
る。
【００３６】また、図１３はパネルＤと目地板Ｂ間にも
無機シートＤ1 を形成し、さらに耐火性を向上したもの
である。このように、無機シートＤ1 を形成した縦目地
構造によれば耐火性が一層向上され、ＪＩＳ−Ａ−１３
０４（建築構造部分の耐火試験方法）の耐火１時間試験
に確実に合格する縦目地構造となる。
無機シートＤ1 を形成し、さらに耐火性を向上したもの
である。このように、無機シートＤ1 を形成した縦目地
構造によれば耐火性が一層向上され、ＪＩＳ−Ａ−１３
０４（建築構造部分の耐火試験方法）の耐火１時間試験
に確実に合格する縦目地構造となる。
【００３７】さらに、図１４（ａ）〜（ｃ）は化粧カバ
ーＡのその他の実施例を示す断面図、図１５（ａ）〜
（ｅ）は目地板Ｂのその他の実施例を示すものであり、
特に図１５（ａ）は溝４ｂを形成し、縦目地の空間に挿
入し取付位置がずれないようにし、施工性を向上したも
のである。
ーＡのその他の実施例を示す断面図、図１５（ａ）〜
（ｅ）は目地板Ｂのその他の実施例を示すものであり、
特に図１５（ａ）は溝４ｂを形成し、縦目地の空間に挿
入し取付位置がずれないようにし、施工性を向上したも
のである。
【００３８】また、図１６（ａ）〜（ｆ）はＥＰＤＭ等
の押出材Ｄのその他の実施例を示す断面図である。
の押出材Ｄのその他の実施例を示す断面図である。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る縦目地
構造によれば、壁体の外観には固定具が一切現れずし
かも完全な表面止水構造となる。目地板とジョイナー
間に耐火断熱材を介在するので、目地部の断熱性、気密
性が向上すると共に、縦目地部の表面側と裏面側を完全
に分離させ、熱橋および結露を防止でき、しかも、熱に
対して最弱点部である縦目地を強化し、ＪＩＳ−Ａ−１
３０４（建築構造部分の耐火試験方法）の耐火１時間試
験に合格する縦目地構造となる。芯材が合成樹脂発泡
体（フェノールフォーム等）のような有機物であって
も、上記耐火１時間試験に合格する縦目地構造となる。
縦目地部の表面側には化粧カバーと目地板の２つの部
材が存在し、かつ目地板の幅方向の両端が建築用パネル
の木口端部に固定されるため、防水性、気密性、強度に
優れた縦目地構造となる。固定具打設の衝撃、振動に
より、表面化粧材となる化粧カバーにペコツキ、歪、曲
がり等が発生せず、施工には熟練を要さない。目地板
の端部に当接面を形成したために、バックアップ材、シ
ーリング材の植設が容易であり、施工性が向上する。
固定溝にＥＰＤＭ等の押出材を形成して固定具の頭部を
被覆するために、防水性が確実であると共に、固定具の
錆の発生を防止することができる。化粧カバーの当接
面と目地板の当接面間に空間が形成されるために、毛細
管現象を防止し、さらに防水性を向上することができ
る。等の特徴、効果がある。
構造によれば、壁体の外観には固定具が一切現れずし
かも完全な表面止水構造となる。目地板とジョイナー
間に耐火断熱材を介在するので、目地部の断熱性、気密
性が向上すると共に、縦目地部の表面側と裏面側を完全
に分離させ、熱橋および結露を防止でき、しかも、熱に
対して最弱点部である縦目地を強化し、ＪＩＳ−Ａ−１
３０４（建築構造部分の耐火試験方法）の耐火１時間試
験に合格する縦目地構造となる。芯材が合成樹脂発泡
体（フェノールフォーム等）のような有機物であって
も、上記耐火１時間試験に合格する縦目地構造となる。
縦目地部の表面側には化粧カバーと目地板の２つの部
材が存在し、かつ目地板の幅方向の両端が建築用パネル
の木口端部に固定されるため、防水性、気密性、強度に
優れた縦目地構造となる。固定具打設の衝撃、振動に
より、表面化粧材となる化粧カバーにペコツキ、歪、曲
がり等が発生せず、施工には熟練を要さない。目地板
の端部に当接面を形成したために、バックアップ材、シ
ーリング材の植設が容易であり、施工性が向上する。
固定溝にＥＰＤＭ等の押出材を形成して固定具の頭部を
被覆するために、防水性が確実であると共に、固定具の
錆の発生を防止することができる。化粧カバーの当接
面と目地板の当接面間に空間が形成されるために、毛細
管現象を防止し、さらに防水性を向上することができ
る。等の特徴、効果がある。
【図１】本発明に係る縦目地構造の代表的な一例を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】上記構造に用いられる化粧カバーの一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】上記構造に用いられる目地板の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図４】上記構造に用いられるジョイナーの一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図５】上記構造に用いられる建築用パネルの一例を示
す斜視図と断面図である。
す斜視図と断面図である。
【図６】上記構造に用いられるＥＰＤＭ等の押出材の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図７】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面
図である。
図である。
【図８】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面
図である。
図である。
【図９】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面
図である。
図である。
【図１０】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断
面図である。
面図である。
【図１１】本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断
面図である。
面図である。
【図１２】本発明に係る縦目地構造のその他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図１３】本発明に係る縦目地構造のその他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図１４】化粧カバーのその他の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図１５】目地板のその他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図１６】ＥＰＤＭ等の押出材のその他の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図１７】従来例を示す説明図である。
Ａ 化粧カバー Ｂ 目地板 Ｃ ジョイナー Ｄ 建築用パネル Ｄ1 無機シート Ｅ 耐火断熱材 Ｆ バックアップ材 Ｇ シーリング材 Ｈ ＥＰＤＭ等の押出材 Ｈ1 凹部 α 壁下地 β 固定具 １ 化粧面 ２ 固定溝 ２ａ 溝 ３ 当接面 ３ａ 舌片 ４ 保持面 ４ａ 凹溝 ４ｂ 溝 ５ 当接面 ６ 設置面 ７ 立ち上がり部 ８ 舌片 ９ 表面材 ９ａ 箱折片 １０ 裏面材 １１ 芯材 １２ 無機材
Claims (1)
- 【請求項１】 表面材と裏面材で芯材をサンドイッチし
た建築用パネルで壁を形成した際に形成される縦目地構
造において、略断面を水平な化粧面と該化粧面の略中央
部分を下方に、かつ、略凹状に突出させた固定溝とから
逆ハット状に形成すると共に、端部を内方に略Ｌ字状に
屈曲した当接面とから長尺状に形成した化粧カバーと、
水平面状の保持面と該保持面の幅方向の両端を上方に屈
曲した当接面とから長尺状に形成した目地板と、略断面
を水平な設置面と該設置面の略中央部を上方に、かつ、
略凸状に突出した立ち上がり部とから、ハット状に形成
した長尺体からなるジョイナーとを備え、該ジョイナー
の設置面上に左右の建築用パネルの端部が敷設されてお
り、目地板の略中央とジョイナーの立ち上がり部が耐火
断熱材を介して向かい合うようにして目地板の左右端が
建築用パネルの表面材に固定されていると共に、目地板
の略中央に化粧カバーの固定溝が当接して固定され、か
つ、化粧カバーの固定溝にはＥＰＤＭ等の押出材が形成
されて縦目地を構成していることを特徴とする縦目地構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28452293A JP3223940B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 縦目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28452293A JP3223940B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 縦目地構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113306A true JPH07113306A (ja) | 1995-05-02 |
| JP3223940B2 JP3223940B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=17679581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28452293A Expired - Fee Related JP3223940B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 縦目地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3223940B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110397181A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-11-01 | 唐方方 | U型钢支撑、一体化轻质墙板伸缩缝结构及其制作方法 |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP28452293A patent/JP3223940B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110397181A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-11-01 | 唐方方 | U型钢支撑、一体化轻质墙板伸缩缝结构及其制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3223940B2 (ja) | 2001-10-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3396716B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP3084329B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP3223939B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP3396715B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP2761410B2 (ja) | 壁耐火目地構造 | |
| JPH04261955A (ja) | 建築用パネル | |
| JP3223940B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP3300796B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP3183315B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP3115417B2 (ja) | 縦目地構造 | |
| JP2878729B2 (ja) | パネルの目地構造 | |
| JPH0558097B2 (ja) | ||
| JP7478061B2 (ja) | 乾式壁材の横継ぎ部雨仕舞い構造 | |
| JP2826343B2 (ja) | 壁の目地構造 | |
| JP5659034B2 (ja) | 屋根構造 | |
| JP3300779B2 (ja) | 構築物の開口上部構造 | |
| JP2930349B2 (ja) | 建築用パネル | |
| JPH06146435A (ja) | 縦目地構造 | |
| JP3059509B2 (ja) | 構築物の開口下部構造 | |
| JPH02197670A (ja) | パネルの目地構造 | |
| JP2771509B2 (ja) | 建築用パネル | |
| JP3059507B2 (ja) | 構築物の開口下部構造 | |
| JP2930347B2 (ja) | 建築用パネル | |
| JPH0420100Y2 (ja) | ||
| JPH0325153A (ja) | 壁耐火目地構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070824 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080824 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080824 Year of fee payment: 7 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |