JPH07113162B2 - 耐薬品性手袋 - Google Patents

耐薬品性手袋

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JPH07113162B2
JPH07113162B2 JP5505891A JP5505891A JPH07113162B2 JP H07113162 B2 JPH07113162 B2 JP H07113162B2 JP 5505891 A JP5505891 A JP 5505891A JP 5505891 A JP5505891 A JP 5505891A JP H07113162 B2 JPH07113162 B2 JP H07113162B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造コストが安価で、
耐薬品性に優れた手袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、耐薬品性、特に、耐酸性に優れた
手袋として、例えば、耐酸性等に優れるクロロスルホン
化ポリエチレン(CSM)により成形したものがある。
【0003】そして、かかる手袋の製造はゾル状のクロ
ロスルホン化ポリエチレン中に手袋型を浸漬し、一定時
間後に同手袋型を引上げて、手袋型に付着したクロロス
ルホン化ポリエチレンを加熱処理してゲル化させること
により手袋基層を形成し、同手袋基層を表面に形成した
手袋型を、再度、ゾル状のクロロスルホン化ポリエチレ
ン中に浸漬し、引上げ後、加熱処理して第二層を形成す
る、という作業を繰返し数回(例えば、7回)行なっ
て、一定の肉厚(例えば、2mm)を有する手袋を形成
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記手袋の
場合、クロロスルホン化ポリエチレンの層を繰返し成形
して一定以上の肉厚に形成するために、多大な製造時間
を要し、そのために製造コストが高くなっていた。
【0005】そして、かかる手袋は、損傷等により部分
的に薄くなって、その部分が急速に劣化し、耐薬品性能
が低下して手袋着用者の人体に障害が生じる虞れがある
という危険な状態になっていても、使用者が気付かない
ことが多かった。
【0006】また、クロロスルホン化ポリエチレンの場
合、製造上、軟化剤の使用量に制限があり、柔軟性が充
分に得られず、手袋着用時に指をこまかく動かしにくい
という問題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ク
ロロプレンゴム(CR)により成形した手袋基層の表面
に、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)により成
形した手袋表層を一体的に付着させて成形したことを特
徴とする耐薬品性手袋を提供せんとするものである。
【0008】そして、上記手袋基層を、炭酸カルシウム
を充填したクロロプレンゴム、又はクロロスルホン化ポ
リエチレンにより成形したことにも特徴を有する。
【0009】また、クロロスルホン化ポリエチレンによ
り成形した手袋基層の表面に、クロロプレンゴムにより
成形した手袋中間層を一体的に付着させ、さらに、同手
袋中間層の表面に、クロロスルホン化ポリエチレンによ
り成形した手袋層を一体的に付着させて形成したことに
も特徴を有する。
【0010】そして、上記手袋中間層を、炭酸カルシウ
ムを充填したクロロプレンゴムにより成形したことにも
特徴を有する。
【0011】また、上記した手袋において、手袋表層の
色と、同手袋表層と接触する手袋基層又は手袋中間層の
色とを異ならせたことにも特徴を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0013】図1に示すAは、本発明に係る手袋であ
り、同手袋Aは、図2に示すように、クロロプレンゴム
により成形した手袋基層1の表面に、クロロスルホン化
ポリエチレンにより成形した手袋表層2を一体的に付着
させて形成している。
【0014】ここで、手袋基層1を形成するクロロプレ
ンゴムは、耐酸性、耐アルカリ性、及び耐アルコール性
に優れており、クロロスルホン化ポリエチレンよりも安
価である。
【0015】また、手袋表層2を形成するクロロスルホ
ン化ポリエチレンは、耐酸性、耐アルカリ性、及び耐ア
ルコール性においてクロロプレンゴムよりも優れてい
る。
【0016】また、手袋基層1は、一定の肉厚、例えば
1mmに形成し、又、手袋表層2は一定の肉厚、例えば
1mmに形成している。
【0017】そして、手袋基層1と手袋表層2とは、そ
れぞれ顔料により異なる色に着色、例えば、手袋基層1
を赤色に着色する一方、手袋表層2を黄色に着色して、
手袋表層2が損傷等して手袋基層1が露出した際には、
使用者が手袋表層2と色が異なる手袋基層1を視認し
て、危険な状態にあることを容易に確認することができ
るようにしている。
【0018】また、手袋基層1は、無機充填剤として炭
酸カルシウムを充填したクロロプレンゴム、又は、炭酸
カルシウムを充填したクロロスルホン化ポリエチレンに
より成形して、クロロプレンゴムやクロロスルホン化ポ
リエチレンの使用量を少なくすることにより、手袋基層
1の製造コストを可及的に安価にして、全体的に手袋の
製造コストを安価にすることもできる。
【0019】手袋Aは、上記した手袋基層1と手袋表層
2との二層構造以外に、図3に示すように、三層構造と
することもできる。
【0020】すなわち、クロロスルホン化ポリエチレン
により形成した手袋基層1の表面に、クロロプレンゴム
により成形した手袋中間層3を一体的に付着させ、さら
に、同手袋中間層3の表面にクロロスルホン化ポリエチ
レンにより成形した手袋表層2を一体的に付着させて形
成することもできる。
【0021】そして、手袋中間層3と手袋表層2とは、
前記手袋基層1と手袋表層2の場合と同様に、それぞれ
顔料により異なる色に着色している。
【0022】また、上記手袋中間層3は、炭酸カルシウ
ムを充填したクロロプレンゴムにより成形して、クロロ
プレンゴムの使用量を少なくすることにより、手袋中間
層3の製造コストを可及的に安価にして、全体的に手袋
の製造コストを安価にすることもできる。
【0023】次に、上記した本発明に係る手袋の製造方
法を具体的に説明する。
【0024】〔実施例1〕 ゾル状のクロロプレンゴム組成物中に手袋型を浸漬す
る。
【0025】この際、クロロプレンゴム組成物の配合割
合は、次の通りである。また、クロロプロレンゴムとし
ては、昭和電工デュポン株式会社製の商品「ネオプレ
ン」を使用することができる。
【0026】 ネオプレン 100重量部 安定剤 4重量部 軟化剤 5重量部 コロイド硫黄 1重量部 一号亜鉛華 5重量部 加硫促進剤 2重量部 老化防止剤 2重量部 充填剤 10重量部 顔料 0.5重量部 増粘剤 2重量部 型をクロロプレンゴム組成物中より引上げ、同手袋型の
表面に付着したクロロプレンゴム組成物を加熱処理して
ゲル化させることにより手袋基層を形成する。
【0027】この際、加熱処理は、70℃の加熱炉内で
25分間行なう。
【0028】そして、手袋基層が一定の肉厚、例えば、
1mmになるまで、との操作を繰返す。
【0029】手袋基層を表面に形成した手袋型を、ゾ
ル状のクロロスルホン化ポリエチレン組成物中に浸漬す
る。
【0030】この際、クロロスルホン化ポリエチレン組
成物の配合割合は、次の通りである。また、クロロスル
ホン化ポリエチレンとしては、昭和電工デュポン株式会
社製の商品「ハイパロン#20」を使用することができ
る。
【0031】 ハイパロン#20 100重量部 溶剤 350重量部 加硫剤 55重量部 加硫促進剤 1.5重量部 充填剤 30重量部 安定剤 2重量部 稀釈剤 110重量部 消泡剤 1.5重量部 顔料 4重量部 手袋型をクロロスルホン化ポリエチレン組成物中より
引上げ、手袋基層の表面に付着したクロロスルホン化ポ
リエチレンを加熱処理してゲル化させることにより、手
袋基層と一体的に手袋表層を形成する。
【0032】この際、加熱処理は、70℃の加熱炉内で
25分間行なう。
【0033】そして、手袋表層が一定の肉厚、例えば、
1mmになるまで、との操作を繰返す。
【0034】上記のようにして手袋型の表面に形成さ
れた手袋を、再び130℃の加熱炉内で65分間加熱
し、冷却後、反転脱型する。
【0035】〔実施例2〕 炭酸カルシウムを充填したゾル状のクロロプレンゴム
組成物中に手袋型を浸漬する。
【0036】この際、クロロプレンゴム組成物の配合割
合は、次の通りである。
【0037】 ネオプレン 100重量部 安定剤 4重量部 軟化剤 5重量部 コロイド硫黄 1重量部 一号亜鉛華 5重量部 加硫促進剤 2重量部 老化防止剤 2重量部 充填剤 10重量部 顔料 0.5重量部 炭酸カルシウム 10重量部 増粘剤 2重量部 〔実施例1〕の〜と同じ操作を行なう。
【0038】〔実施例3〕 炭酸カルシウムを充填したゾル状のクロロスルホン化
ポリエチレン組成物中に手袋型を浸漬する。
【0039】この際、クロロスルホン化ポリエチレン組
成物の配合割合は、次の通りである。
【0040】 ハイパロン#20 100重量部 溶剤 350重量部 加硫剤 55重量部 加硫促進剤 1.5重量部 充填剤 30重量部 安定剤 2重量部 稀釈剤 110重量部 消泡剤 1.5重量部 顔料 4重量部 炭酸カルウシウム 10重量部 〔実施例1〕の〜と同じ操作を行なう。
【0041】〔実施例4〕 ゾル状のクロロスルホン化ポリエチレン組成物中に手
袋型を浸漬する。
【0042】この際、クロロスルホン化ポリエチレン組
成物の配合割合は、次の通りである。
【0043】 ハイパロン#20 100重量部 溶剤 350重量部 加硫剤 55重量部 加硫促進剤 1.5重量部 充填剤 30重量部 安定剤 2重量部 稀釈剤 110重量部 消泡剤 1.5重量部 顔料 4重量部 手袋型をクロロスルホン化ポリエチレン組成物中より
引上げ、同手袋型の表面に付着したクロロスルホン化ポ
リエチレン組成物を加熱処理してゲル化させることによ
り手袋基層を形成する。
【0044】この際、加熱処理は、70℃の加熱炉内で
25分間行なう。
【0045】そして、手袋基層が一定の肉厚、例えば、
0.3 mmになるまで、との操作を繰返す。
【0046】手袋基層を表面に形成した手袋型を、ゾ
ル状のクロロプレンゴム組成物中に浸漬する。
【0047】この際、クロロプレンゴム組成物の配合割
合は、次の通りである。
【0048】 ネオプレン 100重量部 安定剤 4重量部 軟化剤 5重量部 コロイド硫黄 1重量部 一号亜鉛華 5重量部 加硫促進剤 2重量部 老化防止剤 2重量部 充填剤 10重量部 顔料 0.5重量部 増粘剤 2重量部 手袋型をクロロプレンゴム組成物中より引上げ、手袋
基層の表面に付着したクロロプレンゴム組成物を加熱処
理してゲル化させることにより、手袋中間層を手袋基層
と一体化させて形成する。
【0049】この際、加熱処理は、70℃の加熱炉内で
25分間行なう。
【0050】そして、手袋中間層が一定の肉厚、例え
ば、0.3 mmになるまで、との操作を繰返す。
【0051】手袋基層と手袋中間層を表面に形成した
手袋型を、ゾル状のクロロスルホン化ポリエチレン組成
物中に浸漬する。
【0052】この際、クロロスルホン化ポリエチレン組
成物の配合割合は、次の通りである。
【0053】 ハイパロン#20 100重量部 溶剤 350重量部 加硫剤 55重量部 加硫促進剤 1.5重量部 充填剤 30重量部 安定剤 2重量部 稀釈剤 110重量部 消泡剤 1.5重量部 顔料 4重量部 炭酸カルシウム 10重量部 手袋型をクロロスルホン化ポリエチレン組成物中より
引上げ、同手袋型の表面に付着したクロロスルホン化ポ
リエチレン組成物を加熱処理してゲル化させることによ
り手袋表層を手袋中間層と一体化させて形成する。
【0054】この際、加熱処理は、70℃の加熱炉内で
25分間行なう。
【0055】そして、手袋表層が一定の肉厚、例えば、
0.3 mmになるまで、との操作を繰返す。
【0056】上記のようにして手袋型の表面に形成さ
れた手袋を、再び130℃の加熱炉内で65分間加熱
し、冷却後、反転脱型する。
【0057】〔実施例5〕 〔実施例4〕のと同じ操作をする。
【0058】手袋基層を表面に形成した手袋型を、炭
酸カルシウムを充填したゾル状のクロロプレンゴム組成
物中に浸漬する。
【0059】この際、クロロプレンゴム組成物の配合割
合は、次の通りである。
【0060】 ネオプレン 100重量部 安定剤 4重量部 軟化剤 5重量部 コロイド硫黄 1重量部 一号亜鉛華 5重量部 加硫促進剤 2重量部 老化防止剤 2重量部 充填剤 10重量部 顔料 0.5重量部 炭酸カルシウム 10重量部 増粘剤 2重量部 〔実施例4〕の〜と同じ操作を行なう。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が得
られる。
【0062】比較的安価な素材であるクロロプレンゴ
ムにより成形した手袋基層と、比較的高価である耐薬品
性に優れた素材であるクロロスルホン化ポリエチレンに
より成形した手袋表層とにより薄肉の手袋を形成してい
るために、クロロスルホン化ポリエチレンのみで形成す
る場合に比べて、製造時間の短縮化と製造コストの低減
化を図ることができると共に、耐薬品性を良好に確保す
ることができる(特に、40%濃度のフッ酸にも耐え得
る)。
【0063】手袋基層を、炭酸カルシウムを充填した
クロロプレンゴム、又はクロロスルホン化ポリエチレン
により成形して、クロロプレンゴムやクロロスルホン化
ポリエチチレンの使用量を可及的に少なくして、製造コ
ストの低減化を図ることができると共に、耐薬品性を良
好に確保することができる。
【0064】クロロスルホン化ポリエチレンにより成
形した手袋基層と、クロロプレンゴムにより成形した手
袋中間層と、クロロスルホン化ポリエチレンにより成形
した手袋表層とにより薄肉の手袋を形成しているため
に、クロロスルホン化ポリエチレンのみで形成する場合
に比べて、製造時間の短縮化と製造コストの低減化を図
ることができると共に、耐薬品性を良好に保って安全性
を確保できる。
【0065】手袋中間層を、炭酸カルシウムを充填し
たクロロプレンゴムにより成形して、クロロプレンゴム
の使用量を可及的に少なくして、製造コストの低減化を
図ることができると共に、耐薬品性を良好に確保でき
る。
【0066】強い酸性の薬品により、万一手袋表層が
浸食されたり、損傷等して、手袋中間層又は手袋基層ま
で薬品が及んだ際には、充填された炭酸カルシウムと酸
が反応し炭酸ガスを発生する。よって使用者は、薬品取
扱い中にその炭酸ガスの泡を視認して危険な状態にある
ことを容易に確認することができるために、手袋着用者
は、その後の対処を速やかに行なって安全性を確保でき
る。
【0067】手袋表層の色と、同手袋表層と接触する
手袋表層又は手袋中間層の色とを、異ならせることによ
り、手袋表層又は手袋中間層が損傷等して手袋基層が露
出した際には、使用者が手袋表層と色が異なる手袋基層
を視認して、危険な状態にあることを容易に確認するこ
とができるために、手袋着用者は、その後の応処を速や
かに行なって安全性を確保できる。
【0068】クロロプレンゴムにより手袋基層又は手
袋中間層を成形する場合には、同クロロプレンゴムを軟
化剤により軟化させて、手袋の柔軟性を高くすることに
より、手袋着用時に指をこまかく動かしやすいようにす
ることができる。
【0069】上記したように、耐薬品性に優れ、良好
な柔軟性が得られること以外に、耐候性、耐寒性、色調
に優れ、成形加工性が良好であるのみならず、成形物の
収縮が極めて少ないという効果も得られるために、本発
明に係る耐薬品性手袋は、多方面にわたって利用するこ
とができるものであり、とりわけ産業用(特に、IC洗
浄用)の手袋として有望である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手袋の正面図。
【図2】同手袋の部分拡大断面図。
【図3】他の実施例としての手袋の部分拡大断面図。
【符号の説明】
A 手袋 1 手袋基層 2 手袋表層 3 手袋中間層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロロプレンゴムにより成形した手袋基
    層の表面に、クロロスルホン化ポリエチレンにより形成
    した手袋表層を一体的に付着させて形成したことを特徴
    とする耐薬品性手袋。
  2. 【請求項2】 手袋基層を、炭酸カルシウムを充填した
    クロロプレンゴムにより成形したことを特徴とする請求
    項1記載の耐薬品性手袋。
  3. 【請求項3】 炭酸カルシウムを充填したクロロスルホ
    ン化ポリエチレンにより成形した手袋基層の表面に、ク
    ロロスルホン化ポリエチレンにより形成した手袋表層を
    一体的に付着させて形成したことを特徴とする耐薬品性
    手袋。
  4. 【請求項4】 クロロスルホン化ポリエチレンにより成
    形した手袋基層の表面に、クロロプレンゴムにより成形
    した手袋中間層を一体的に付着させ、さらに、同手袋中
    間層の表面に、クロロスルホン化ポリエチレンにより成
    形した手袋表層を一体的に付着させて形成したことを特
    徴とする耐薬品性手袋。
  5. 【請求項5】 クロロスルホン化ポリエチレンにより成
    形した手袋基層の表面に、炭酸カルシウムを充填したク
    ロロプレンゴムにより成形した手袋中間層を一体的に付
    着させ、さらに、同手袋中間層の表面に、クロロスルホ
    ン化ポリエチレンにより成形した手袋表層を一体的に付
    着させて形成したことを特徴とする耐薬品性手袋。
  6. 【請求項6】 手袋表層の色と、同手袋表層と接触する
    手袋基層又は手袋中間層の色とを異ならせたことを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の耐薬品性手袋。
JP5505891A 1991-03-19 1991-03-19 耐薬品性手袋 Expired - Lifetime JPH07113162B2 (ja)

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JPH05230702A JPH05230702A (ja) 1993-09-07
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