JPH07112754A - 流動物抽出容器 - Google Patents
流動物抽出容器Info
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- JPH07112754A JPH07112754A JP5251786A JP25178693A JPH07112754A JP H07112754 A JPH07112754 A JP H07112754A JP 5251786 A JP5251786 A JP 5251786A JP 25178693 A JP25178693 A JP 25178693A JP H07112754 A JPH07112754 A JP H07112754A
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- JP
- Japan
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- container
- bellows
- fluid
- suction pump
- neck
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/02—Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
- B05B11/026—Membranes separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】部品点数が少なく組み立てが容易であり、しか
も、内部に収容された比較的高粘度の流動物をほぼ全量
にわたって使い切ることができる。 【構成】流動物が収容された蛇腹容器10を外容器20
によって覆った状態で外容器20内に垂下して支持する
とともに、蛇腹容器10の首部12上端部の接続部15
を外容器20の上方に延出させる。接続部15には吸い
上げポンプ30が取り付けられる。吸い上げポンプ30
によって蛇腹容器10内の流動物が吸い上げられると、
蛇腹容器10は上下方向に収縮する。
も、内部に収容された比較的高粘度の流動物をほぼ全量
にわたって使い切ることができる。 【構成】流動物が収容された蛇腹容器10を外容器20
によって覆った状態で外容器20内に垂下して支持する
とともに、蛇腹容器10の首部12上端部の接続部15
を外容器20の上方に延出させる。接続部15には吸い
上げポンプ30が取り付けられる。吸い上げポンプ30
によって蛇腹容器10内の流動物が吸い上げられると、
蛇腹容器10は上下方向に収縮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャンプー、洗顔クリ
ーム等の化粧品、マヨネーズ、各種練り製品等の食品、
ワックス、糊等のペースト状の各種工業品、ゾル状の化
学製品等のクリーム状になった高粘度の粘性流動物を所
定量ずつ抽出するために使用される流動物抽出容器に関
する。
ーム等の化粧品、マヨネーズ、各種練り製品等の食品、
ワックス、糊等のペースト状の各種工業品、ゾル状の化
学製品等のクリーム状になった高粘度の粘性流動物を所
定量ずつ抽出するために使用される流動物抽出容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、整髪料等の液体、あるいはシャン
プー等の粘性を有するクリーム状の流動物は、吸い上げ
ポンプが設けられた抽出容器に収容されて、所定量ずつ
抽出されるようにされている。例えば、特開平5−24
572号公報に開示された抽出容器では、内容物が収容
される内容器を外容器内に収納して、外容器の上端部に
おける嵌合首部と、内容器における上端部の抽出首部と
を嵌合させて相互に係止状態とし、外容器の嵌合首部に
吸い上げポンプを取り付けるように構成されている。内
容器は薄肉で可撓性を有しており、吸い上げポンプによ
って内容器内の液体が吸い上げられて所定量ずつ抽出さ
れ、内部の液体が使い切られると、内容器だけが廃棄さ
れる。
プー等の粘性を有するクリーム状の流動物は、吸い上げ
ポンプが設けられた抽出容器に収容されて、所定量ずつ
抽出されるようにされている。例えば、特開平5−24
572号公報に開示された抽出容器では、内容物が収容
される内容器を外容器内に収納して、外容器の上端部に
おける嵌合首部と、内容器における上端部の抽出首部と
を嵌合させて相互に係止状態とし、外容器の嵌合首部に
吸い上げポンプを取り付けるように構成されている。内
容器は薄肉で可撓性を有しており、吸い上げポンプによ
って内容器内の液体が吸い上げられて所定量ずつ抽出さ
れ、内部の液体が使い切られると、内容器だけが廃棄さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような抽出容器で
は、低粘度であって流動性に優れた液体の場合には、吸
い上げポンプにおける吸い込み口を底面近傍に配置する
ことにより、吸い込み口が液体によって覆われた状態に
なり、液体は確実に吸い込み口から吸い込まれて排出さ
れる。しかし、このような場合にも、内容器の内部の液
位が低下すると、底面近傍の吸い込み口から液体を吸い
上げることができず、内容器の底部に若干の液体が残
り、全ての液体を完全に外部に排出することができなく
なる。
は、低粘度であって流動性に優れた液体の場合には、吸
い上げポンプにおける吸い込み口を底面近傍に配置する
ことにより、吸い込み口が液体によって覆われた状態に
なり、液体は確実に吸い込み口から吸い込まれて排出さ
れる。しかし、このような場合にも、内容器の内部の液
位が低下すると、底面近傍の吸い込み口から液体を吸い
上げることができず、内容器の底部に若干の液体が残
り、全ての液体を完全に外部に排出することができなく
なる。
【0004】また、内容器は薄肉であって可撓性を有し
ているために、内容器内は吸い上げポンプによって減圧
されて若干変形し得る。このような変形によって、底面
近傍の液体が吸い込み口に流入することが若干促進され
る。しかしながら、このような構成であっても、内容器
の内部の液体を完全に排出することができない。このよ
うに、流動性に優れた液体でも、内容器から全てを完全
に排出することができず、10%程度の液体が内容器の
内部に残ってしまう。
ているために、内容器内は吸い上げポンプによって減圧
されて若干変形し得る。このような変形によって、底面
近傍の液体が吸い込み口に流入することが若干促進され
る。しかしながら、このような構成であっても、内容器
の内部の液体を完全に排出することができない。このよ
うに、流動性に優れた液体でも、内容器から全てを完全
に排出することができず、10%程度の液体が内容器の
内部に残ってしまう。
【0005】これに対して、シャンプー、化粧用クリー
ム等の高粘度の粘性物である流動物を吸い上げポンプに
よって吸い上げて抽出する場合には、吸い上げポンプに
おける吸い込み口近傍の流動物が吸い上げられると、そ
の吸い込み口近傍に空隙ができ、その空隙が周囲の流動
物により充填されるまでに時間がかかるという問題があ
る。流動物が高粘度であれば、吸い込み口周辺に形成さ
れる空隙が流動物によって容易に充填されず、吸い込み
ポンプによって流動物を吸い上げることができなくなる
おそれもある。
ム等の高粘度の粘性物である流動物を吸い上げポンプに
よって吸い上げて抽出する場合には、吸い上げポンプに
おける吸い込み口近傍の流動物が吸い上げられると、そ
の吸い込み口近傍に空隙ができ、その空隙が周囲の流動
物により充填されるまでに時間がかかるという問題があ
る。流動物が高粘度であれば、吸い込み口周辺に形成さ
れる空隙が流動物によって容易に充填されず、吸い込み
ポンプによって流動物を吸い上げることができなくなる
おそれもある。
【0006】実公平4−15667号公報には、吸い上
げポンプの下側に蛇腹状の吸入管を取り付けて、この吸
入管の下端部に、内容器の内周面に接して上下方向にス
ライド可能になった均し板が設けられた高粘度液体抽出
容器が開示されている。この容器では、内容器内の液体
を排出すると、均し板が下降して流動物を押圧して、吸
入管の周辺部に流動物を移動させるようになっている。
げポンプの下側に蛇腹状の吸入管を取り付けて、この吸
入管の下端部に、内容器の内周面に接して上下方向にス
ライド可能になった均し板が設けられた高粘度液体抽出
容器が開示されている。この容器では、内容器内の液体
を排出すると、均し板が下降して流動物を押圧して、吸
入管の周辺部に流動物を移動させるようになっている。
【0007】このような構成では、均し板と内容器の内
周面との間を完全にシールしなければ、流動物が均し板
上に浸入するために外部に排出できなくなる。また、均
し板を内容器の内周面に対してスライドし得るようにす
るためには、内容器の内部に均し板を精度よく組み立て
なければならない。その結果、生産効率が悪くなり、経
済性が損なわれるという問題がある。
周面との間を完全にシールしなければ、流動物が均し板
上に浸入するために外部に排出できなくなる。また、均
し板を内容器の内周面に対してスライドし得るようにす
るためには、内容器の内部に均し板を精度よく組み立て
なければならない。その結果、生産効率が悪くなり、経
済性が損なわれるという問題がある。
【0008】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、簡潔な構成であって容易に組み立
てることができ、しかも、内容物のほとんど全てを排出
することができる流動物抽出容器を提供することにあ
る。
であり、その目的は、簡潔な構成であって容易に組み立
てることができ、しかも、内容物のほとんど全てを排出
することができる流動物抽出容器を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の流動物抽出容器
は、上下方向に伸縮可能な蛇腹状であって比較的高粘度
の流動物が収容される蛇腹本体部、およびこの蛇腹本体
部から上方に突出した首部を有する蛇腹容器と、この蛇
腹容器の蛇腹本体部を内部に垂下した支持状態で覆うと
ともに、首部の上端部が上方に延出している外容器と、
この外容器から上方に延出した蛇腹容器の首部上端部に
取り付けられており、蛇腹容器内にシリンダーが挿入さ
れて操作ロッドが上方に延出している吸い上げポンプ
と、を具備するものであり、そのことにより上記目的が
達成される。
は、上下方向に伸縮可能な蛇腹状であって比較的高粘度
の流動物が収容される蛇腹本体部、およびこの蛇腹本体
部から上方に突出した首部を有する蛇腹容器と、この蛇
腹容器の蛇腹本体部を内部に垂下した支持状態で覆うと
ともに、首部の上端部が上方に延出している外容器と、
この外容器から上方に延出した蛇腹容器の首部上端部に
取り付けられており、蛇腹容器内にシリンダーが挿入さ
れて操作ロッドが上方に延出している吸い上げポンプ
と、を具備するものであり、そのことにより上記目的が
達成される。
【0010】
【作用】本発明の流動物抽出容器では、蛇腹容器の首部
が外容器の上方に延出するように、蛇腹容器の蛇腹本体
部が外容器内に収容されて、外容器に垂下された状態で
支持される。そして、外容器から上方へ延出した首部上
端部に吸い上げポンプが取り付けられる。吸い上げポン
プによって蛇腹容器内の流動物が吸い上げられると、蛇
腹容器の蛇腹本体部は上下方向に収縮した状態になり、
蛇腹本体部内の流動物は吸い上げポンプによってほぼ全
量が確実に吸い上げられる。
が外容器の上方に延出するように、蛇腹容器の蛇腹本体
部が外容器内に収容されて、外容器に垂下された状態で
支持される。そして、外容器から上方へ延出した首部上
端部に吸い上げポンプが取り付けられる。吸い上げポン
プによって蛇腹容器内の流動物が吸い上げられると、蛇
腹容器の蛇腹本体部は上下方向に収縮した状態になり、
蛇腹本体部内の流動物は吸い上げポンプによってほぼ全
量が確実に吸い上げられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1は本発明の流動物抽出容器の一例を示
す断面図である。本発明の流動物抽出容器は、化粧用ク
リーム、クリーム状石鹸、シャンプー等の高粘度の粘性
物を収容した蛇腹状の蛇腹容器10と、この蛇腹容器1
0を覆う外容器20とを有している。
す断面図である。本発明の流動物抽出容器は、化粧用ク
リーム、クリーム状石鹸、シャンプー等の高粘度の粘性
物を収容した蛇腹状の蛇腹容器10と、この蛇腹容器1
0を覆う外容器20とを有している。
【0013】蛇腹容器10は、上下方向に伸縮可能にな
った蛇腹状の蛇腹本体部11と、この蛇腹本体部11の
上面中央部から上方に突出した首部12とを有してお
り、蛇腹本体部11と首部12とが、硬質樹脂によって
一体的に成形されている。首部12の上端部は、吸い上
げポンプ30との接続部15になっており、この接続部
15の外周面には雄ネジ部13が形成されている。ま
た、雄ネジ部13が形成された接続部15の下方である
首部12の中程には、全周にわたって外方に突出した環
状のフランジ部14が設けられている。
った蛇腹状の蛇腹本体部11と、この蛇腹本体部11の
上面中央部から上方に突出した首部12とを有してお
り、蛇腹本体部11と首部12とが、硬質樹脂によって
一体的に成形されている。首部12の上端部は、吸い上
げポンプ30との接続部15になっており、この接続部
15の外周面には雄ネジ部13が形成されている。ま
た、雄ネジ部13が形成された接続部15の下方である
首部12の中程には、全周にわたって外方に突出した環
状のフランジ部14が設けられている。
【0014】この蛇腹容器10を覆う外容器20は、底
面が開放された円筒状の外容器本体部21と、この外容
器本体部21の底部に着脱可能になった円板状の底キャ
ップ22とを有している。
面が開放された円筒状の外容器本体部21と、この外容
器本体部21の底部に着脱可能になった円板状の底キャ
ップ22とを有している。
【0015】外容器本体部21の底部外周面には、全周
にわたって外方に突出した環状の係合突部23が設けら
れており、また、底キャップ22の外周縁部には、係合
突部23に係合するように上方に突出して内周側に開口
した係合凹部24が全周にわたって設けられている。底
キャップ22の係合凹部24が外容器本体部21の係合
突部23に係合することにより、外容器本体部21の開
放された底面を覆った状態になる。
にわたって外方に突出した環状の係合突部23が設けら
れており、また、底キャップ22の外周縁部には、係合
突部23に係合するように上方に突出して内周側に開口
した係合凹部24が全周にわたって設けられている。底
キャップ22の係合凹部24が外容器本体部21の係合
突部23に係合することにより、外容器本体部21の開
放された底面を覆った状態になる。
【0016】外容器本体部21の上部中央部には、なだ
らかな肩部25を介して、わずかに上方に突出した嵌合
口部26が設けられている。この嵌合口部26を、蛇腹
容器10の首部12が貫通しており、外周面に雄ネジ部
13が設けられた接続部15が、嵌合口部26の上方に
延出した状態になっている。嵌合口部26の内周面に
は、蛇腹容器10の首部12中程に設けられたフランジ
部14が嵌合するように開口部を内方に向けた環状の凹
溝27が、全周にわたって設けられている。蛇腹容器1
0は、首部12のフランジ部14が、外容器20の凹溝
27内に嵌合されて係止されることによって、蛇腹本体
部11が外容器20内に垂下された状態で支持される。
らかな肩部25を介して、わずかに上方に突出した嵌合
口部26が設けられている。この嵌合口部26を、蛇腹
容器10の首部12が貫通しており、外周面に雄ネジ部
13が設けられた接続部15が、嵌合口部26の上方に
延出した状態になっている。嵌合口部26の内周面に
は、蛇腹容器10の首部12中程に設けられたフランジ
部14が嵌合するように開口部を内方に向けた環状の凹
溝27が、全周にわたって設けられている。蛇腹容器1
0は、首部12のフランジ部14が、外容器20の凹溝
27内に嵌合されて係止されることによって、蛇腹本体
部11が外容器20内に垂下された状態で支持される。
【0017】蛇腹容器10の接続部15には、吸い上げ
ポンプ30が取り付けられている。この吸い上げポンプ
30は、蛇腹容器10の首部12内に挿入されたシリン
ダー31と、このシリンダー31の上面から上方に突出
した操作ロッド32と、この操作ロッド32の上端部に
取り付けられた押し下げヘッド33と、この押し下げヘ
ッド33から側方に延出したノズル部34とを有してい
る。
ポンプ30が取り付けられている。この吸い上げポンプ
30は、蛇腹容器10の首部12内に挿入されたシリン
ダー31と、このシリンダー31の上面から上方に突出
した操作ロッド32と、この操作ロッド32の上端部に
取り付けられた押し下げヘッド33と、この押し下げヘ
ッド33から側方に延出したノズル部34とを有してい
る。
【0018】シリンダー31の上面には、上方へ突出す
るように突出部37が設けられており、この突出部37
には、下面が開放された円筒状の取付キャップ35の上
面中央部の貫通孔36が嵌合されている。取付キャップ
35は、突出部37の上端部に回転可能に嵌合されて、
この突出部37と一体的に取り付けられた円板状の抜け
止め具38によって抜け止めされている。操作ロッド3
2は、取付キャップ35の貫通孔36および抜け止め具
38を挿通している。
るように突出部37が設けられており、この突出部37
には、下面が開放された円筒状の取付キャップ35の上
面中央部の貫通孔36が嵌合されている。取付キャップ
35は、突出部37の上端部に回転可能に嵌合されて、
この突出部37と一体的に取り付けられた円板状の抜け
止め具38によって抜け止めされている。操作ロッド3
2は、取付キャップ35の貫通孔36および抜け止め具
38を挿通している。
【0019】取付キャップ35の内周面には、雌ネジ部
39が設けられており、この雌ネジ部39が、蛇腹容器
20の接続部15外周面に形成された雄ネジ部13にネ
ジ結合するようになっている。そして、雌ネジ部35お
よび雄ネジ部13がネジ結合することによって、吸い上
げポンプ30が蛇腹容器10上端部の接続部15に取り
付けられる。
39が設けられており、この雌ネジ部39が、蛇腹容器
20の接続部15外周面に形成された雄ネジ部13にネ
ジ結合するようになっている。そして、雌ネジ部35お
よび雄ネジ部13がネジ結合することによって、吸い上
げポンプ30が蛇腹容器10上端部の接続部15に取り
付けられる。
【0020】接続部15の内周面は、シリンダー31の
上部外周面に気密状態で圧接されており、また、シリン
ダー31の下端部は、蛇腹容器10内に収容された高粘
性の液体に浸漬されるように、蛇腹本体部11の上端部
にまで達している。
上部外周面に気密状態で圧接されており、また、シリン
ダー31の下端部は、蛇腹容器10内に収容された高粘
性の液体に浸漬されるように、蛇腹本体部11の上端部
にまで達している。
【0021】このような構成の流動物抽出容器は、蛇腹
容器10内に、シャンプー、化粧用クリーム、整髪料等
の比較的高粘度の流動物が収容される。このとき蛇腹容
器10は、上下方向に伸長した状態になる。蛇腹容器1
0内に所定の流動物が収容されると、外容器20におけ
る外容器本体部21の底面を覆う底キャップ22が取り
外されて、開放された外容器本体部21の底面から蛇腹
容器10が、首部12側から挿入される。そして、首部
12上端部の接続部15が、外容器本体部21の嵌合口
部26を通って、その上方へと延出される。
容器10内に、シャンプー、化粧用クリーム、整髪料等
の比較的高粘度の流動物が収容される。このとき蛇腹容
器10は、上下方向に伸長した状態になる。蛇腹容器1
0内に所定の流動物が収容されると、外容器20におけ
る外容器本体部21の底面を覆う底キャップ22が取り
外されて、開放された外容器本体部21の底面から蛇腹
容器10が、首部12側から挿入される。そして、首部
12上端部の接続部15が、外容器本体部21の嵌合口
部26を通って、その上方へと延出される。
【0022】このような状態になると、蛇腹容器10に
おける首部12の中程に設けられたフランジ部14が、
外容器本体部21の嵌合口部26内周面に設けられた凹
溝27内に嵌合されて係合状態にされる。これにより、
蛇腹容器10は、外容器本体部21内にて垂下状態で支
持されて、蛇腹本体部11は外容器本体部21にて覆わ
れた状態になる。
おける首部12の中程に設けられたフランジ部14が、
外容器本体部21の嵌合口部26内周面に設けられた凹
溝27内に嵌合されて係合状態にされる。これにより、
蛇腹容器10は、外容器本体部21内にて垂下状態で支
持されて、蛇腹本体部11は外容器本体部21にて覆わ
れた状態になる。
【0023】蛇腹容器10が外容器本体部21内に垂下
状態で支持されると、外容器本体部21の底部に底キャ
ップ22が嵌合されて、底キャップ22の係合凹部24
が外容器本体部21の底部外周面に設けられた係合部2
3に係合される。これにより、外容器本体21の底面が
底キャップ22によって閉塞される。
状態で支持されると、外容器本体部21の底部に底キャ
ップ22が嵌合されて、底キャップ22の係合凹部24
が外容器本体部21の底部外周面に設けられた係合部2
3に係合される。これにより、外容器本体21の底面が
底キャップ22によって閉塞される。
【0024】また、外容器本体部21の嵌合口部26か
ら上方に延出した蛇腹容器10の首部12上端部の接続
部15内に、吸い上げポンプ30のシリンダー31が挿
入される。そして、シリンダー31の上端部に取り付け
られた取付キャップ35が、接続部15に嵌合されて、
その接続部15外周面の雄ネジ部13が取付キャップ3
5の雌ネジ部39にネジ結合される。これにより、吸い
上げポンプ30が蛇腹容器10の首部12に取り付けら
れる。このような状態では、蛇腹容器10の蛇腹本体部
11内に収容された流動物に、吸い上げポンプ30にお
けるシリンダー31の下端部が浸漬されるとともに、吸
い上げポンプ30シリンダー31外周面が、蛇腹容器1
0の首部12内周面に気密状態で圧接される。
ら上方に延出した蛇腹容器10の首部12上端部の接続
部15内に、吸い上げポンプ30のシリンダー31が挿
入される。そして、シリンダー31の上端部に取り付け
られた取付キャップ35が、接続部15に嵌合されて、
その接続部15外周面の雄ネジ部13が取付キャップ3
5の雌ネジ部39にネジ結合される。これにより、吸い
上げポンプ30が蛇腹容器10の首部12に取り付けら
れる。このような状態では、蛇腹容器10の蛇腹本体部
11内に収容された流動物に、吸い上げポンプ30にお
けるシリンダー31の下端部が浸漬されるとともに、吸
い上げポンプ30シリンダー31外周面が、蛇腹容器1
0の首部12内周面に気密状態で圧接される。
【0025】このようにして流動物抽出容器が組み立て
られと、蛇腹容器10内の流動物を抽出する際には、押
し下げヘッド33が下方に押圧される。これにより、操
作ロッド32が押し下げられて、シリンダー31の下端
の吸い込み口から蛇腹容器10内の内容物が所定量だけ
吸い上げられる。吸い上げられた所定量の内容物は、操
作ロッド32内を通ってノズル部34の先端から排出さ
れ、手のひら等に受けられる。
られと、蛇腹容器10内の流動物を抽出する際には、押
し下げヘッド33が下方に押圧される。これにより、操
作ロッド32が押し下げられて、シリンダー31の下端
の吸い込み口から蛇腹容器10内の内容物が所定量だけ
吸い上げられる。吸い上げられた所定量の内容物は、操
作ロッド32内を通ってノズル部34の先端から排出さ
れ、手のひら等に受けられる。
【0026】吸い上げポンプ30による蛇腹容器10内
が減圧状態になると、蛇腹容器10における蛇腹状の蛇
腹本体部11が上下方向に収縮される。蛇腹本体部11
は、硬質の樹脂によって構成されているために、蛇腹状
になった部分における凹凸状に折り曲げられた部分にお
いてその折り曲げ角度が小さくなるようにのみ変形され
る。このようして、蛇腹容器10内の流動物が順次排出
されると、蛇腹容器10は上下方向に収縮した状態に変
形する。その結果、蛇腹容器10の底面が順次吸い上げ
ポンプ30におけるシリンダー31下端面の吸い込み口
へと接近し、シリンダー31下端面の吸い込み口は蛇腹
容器10内の流動物内に常時浸漬された状態になる。従
って、蛇腹容器10内の流動物は、ほぼ全量が吸い込み
ポンプ30によって排出される。
が減圧状態になると、蛇腹容器10における蛇腹状の蛇
腹本体部11が上下方向に収縮される。蛇腹本体部11
は、硬質の樹脂によって構成されているために、蛇腹状
になった部分における凹凸状に折り曲げられた部分にお
いてその折り曲げ角度が小さくなるようにのみ変形され
る。このようして、蛇腹容器10内の流動物が順次排出
されると、蛇腹容器10は上下方向に収縮した状態に変
形する。その結果、蛇腹容器10の底面が順次吸い上げ
ポンプ30におけるシリンダー31下端面の吸い込み口
へと接近し、シリンダー31下端面の吸い込み口は蛇腹
容器10内の流動物内に常時浸漬された状態になる。従
って、蛇腹容器10内の流動物は、ほぼ全量が吸い込み
ポンプ30によって排出される。
【0027】
【発明の効果】本発明の流動物抽出容器は、このよう
に、流動物が収容された蛇腹容器を外容器によって覆っ
た状態で外容器内に垂下して支持するとともに、蛇腹容
器の首部上端部を外容器の上方に延出させてその上端部
に吸い上げポンプを取り付けるという簡潔な構成である
ために、部品点数が少なく経済的であり、また、組み立
ても容易である。しかも、蛇腹容器内の流動物のほぼ全
量を確実に排出することができる。
に、流動物が収容された蛇腹容器を外容器によって覆っ
た状態で外容器内に垂下して支持するとともに、蛇腹容
器の首部上端部を外容器の上方に延出させてその上端部
に吸い上げポンプを取り付けるという簡潔な構成である
ために、部品点数が少なく経済的であり、また、組み立
ても容易である。しかも、蛇腹容器内の流動物のほぼ全
量を確実に排出することができる。
【図1】本発明の流動物抽出容器の一例を示す断面図で
ある。
ある。
10 蛇腹容器 11 蛇腹本体部 12 首部 13 雄ネジ部 14 フランジ部 15 接続部 20 外容器 21 容器本体部 22 底キャップ 26 嵌合口部 27 凹溝 30 吸い上げポンプ 31 シリンダー 32 操作ロッド 33 押し下げロッド 34 ノズル部 35 取付キャップ
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向に伸縮可能な蛇腹状であって比
較的高粘度の流動物が収容される蛇腹本体部、およびこ
の蛇腹本体部から上方に突出した首部を有する蛇腹容器
と、 この蛇腹容器の蛇腹本体部を内部に垂下した支持状態で
覆うとともに、首部の上端部が上方に延出している外容
器と、 この外容器から上方に延出した蛇腹容器の首部上端部に
取り付けられており、蛇腹容器内にシリンダーが挿入さ
れて操作ロッドが上方に延出している吸い上げポンプ
と、 を具備する流動物抽出容器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251786A JPH07112754A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 流動物抽出容器 |
TW083106529A TW243434B (en) | 1993-10-07 | 1994-07-18 | Container for extracting mobile articles |
KR1019940025495A KR950011282A (ko) | 1993-10-07 | 1994-10-06 | 유동물 추출용기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251786A JPH07112754A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 流動物抽出容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07112754A true JPH07112754A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17227915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5251786A Pending JPH07112754A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 流動物抽出容器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07112754A (ja) |
KR (1) | KR950011282A (ja) |
TW (1) | TW243434B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000058021A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-05 | Vg Emballage | Poche et ensemble de conditionnement et de distribution |
KR100481617B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2005-04-08 | 우륭유 | 벨로우즈형 용기를 가지는 아토마이저 |
EP2111923A1 (en) * | 2008-04-23 | 2009-10-28 | Yung Hsing Lin | Liquid dispensing device comprising a bellows reservoir |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2829114B1 (fr) | 2001-09-04 | 2004-11-12 | Oreal | Dispositif de conditionnement et de distribution d'un produit liquide |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63148297A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-21 | 株式会社東芝 | 液晶表示制御回路 |
JPS6349371B2 (ja) * | 1978-08-24 | 1988-10-04 | Kyushu Nippon Electric | |
JPS6454217A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Fanuc Ltd | Assembling of pulse coder mechanism section |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP5251786A patent/JPH07112754A/ja active Pending
-
1994
- 1994-07-18 TW TW083106529A patent/TW243434B/zh active
- 1994-10-06 KR KR1019940025495A patent/KR950011282A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2000058021A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-05 | Vg Emballage | Poche et ensemble de conditionnement et de distribution |
FR2791643A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-06 | Vg Emballage | Poche de distribution par pompe doseuse d'un produit conserve a l'abri de l'air, et ensemble de conditionnement et de distribution la contenant |
KR100481617B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2005-04-08 | 우륭유 | 벨로우즈형 용기를 가지는 아토마이저 |
EP2111923A1 (en) * | 2008-04-23 | 2009-10-28 | Yung Hsing Lin | Liquid dispensing device comprising a bellows reservoir |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW243434B (en) | 1995-03-21 |
KR950011282A (ko) | 1995-05-15 |
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