JPH07112695B2 - コンクリート等の混練用ミキサー - Google Patents

コンクリート等の混練用ミキサー

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JPH07112695B2
JPH07112695B2 JP2260593A JP26059390A JPH07112695B2 JP H07112695 B2 JPH07112695 B2 JP H07112695B2 JP 2260593 A JP2260593 A JP 2260593A JP 26059390 A JP26059390 A JP 26059390A JP H07112695 B2 JPH07112695 B2 JP H07112695B2
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mixer
dust
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cement
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正和 本荘
正義 柴田
佳延 滝本
修 米道
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第一コンクリート株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、生コンクリート工場あるいはコンクリート二
次製品工場等で使用されるコンクリート等の混練用ミキ
サーに関するものである。
<従来の技術> 生コンクリート工場あるいはコンクリート二次製品工場
等で使用される従来のコンクリートの混練用ミキサーは
第4図で示すように、箱状の混練室内で回転する攪拌羽
根を有するミキサー本体1を架台2に設置したコンクリ
ートの取り出し用ホッパー上部に載置し、このミキサー
本体1に所要量に計量したセメントを供給するセメント
投入シュート4と、砂、砂利を供給する骨材投入シュー
ト5、6を備えている。
また、ミキサー本体1内ではセメント等の粉塵が発生し
て混練状態が確認困難となるため、この粉塵を吸引除去
する集塵用風管7と、この粉塵を捕集したダストをミキ
サー本体1内に投入する捕集ダスト投入管8とがミキサ
ー本体1の上面に接続されている。
<発明が解決しようとする課題> このコンクリートの混練用ミキサーは、攪拌羽根の回転
による混練時にコンクリートが飛散して第4図で示すよ
うに、ミキサー本体1内の周囲等にコンクリートCが付
着して硬化する。
このコンクリートCが付着成長すると、集塵用風管7や
捕集ダスト投入管8の管口を閉鎖して集塵作用を不能と
することは勿論のこと、ミキサーとしての機能を失って
しまう。そのため、作業終了後に作業員がミキサー本体
1内に入り、高圧水噴射あるいはブラシ等で清掃し、硬
化したコンクリートは、ハンマーあるいは破砕機等によ
り剥離していた。
また、最近では、ミキサー本体内にシャワーパイプを設
置して高圧水を噴射しているものがあるが、これはミキ
サー本体の上面に向けて噴射すると集塵用風管7や捕集
ダスト投入管8内に浸水するため、専ら攪拌羽根の部分
のみの清掃であり、全域の清掃には作業員の清掃に頼ら
ざるを得ない。
このように、ミキサー本体1内に作業員が入って清掃作
業することは、ミキサーには安全対策が施してあるが過
失あるいは誤差動等でミキサーが運転されることがあ
り、死亡事故に至った例が知られている。このような死
亡事故に至らなくても、作業員が狭いミキサー本体1内
に入って行う清掃作業は、苛酷であり多くの時間を必要
とし人身事故の発生が多い。
従って、作業員がミキサー本体内部に入らなくてもミキ
サー本体内部の全域に渡って確実な自動清掃化が問題と
なっていた。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、そ
の特徴とする構成は、箱状の混練室内で回転する攪拌羽
根を有するミキサー本体と、前記ミキサー本体上部中央
内のスカートに連接して配置したセメント投入シュート
と、このセメント投入シュートの左右に配置した骨材投
入シュートと、前記左右何れか一方の骨材投入シュート
の上流側に取付けた集塵用風管と、この集塵用風管より
下流側の骨材投入シュートに取付けた捕集ダスト投入管
と、前記ミキサー本体内部において、前記セメント投入
シュートのスカートの左右位置に配置した上下、左右及
び垂直方向に自転して全方向に高圧水を噴射するウォッ
シャーとを備えたものである。
<作 用> 上記の構成により、ミキサー本体内で水平、上下、左右
及び垂直方向に自転するウオッシャーによってミキサー
本体の上面に高圧水を噴射しても、集塵用風管と捕集ダ
スト投入管は骨材シュートの上部に配置されているた
め、浸水の影響がなく、従って、ミキサー本体内の全域
に渡って高圧水で短時間に確実に自動清掃を可能とす
る。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
及び第2図において、1は箱状の混練室を形成するミキ
サー本体であり、その内部には攪拌羽根10が回転可能に
設けられている。
4は前記ミキサー本体1内にセメントを供給するための
セメント投入シュートであり、そのミキサー本体1の上
部中央に配置され、ミキサー本体1内のシュート出口に
はゴム等によるスカート9が装着されている。
5、6は砂、砂利等の骨材をそれぞれ前記ミキサー本体
1内に供給するための骨材投入シュートであり、前記セ
メント投入シュート4の左右に配置されている。
これら、セメント投入シュート4並びに骨材投入シュー
ト5、6よりミキサー本体1内に投入されるセメント、
骨材は図略の計量ホッパーによって適宜割合量に計量さ
れて供給されるものである。
本発明は上記の構成において、前記左右何れか一方の骨
材投入シュート、すなわち、図例では右側の骨材投入シ
ュート6に、その上流側に集塵用風管7を漏入空気防止
のシール用キャンバスを介して取付け、この集塵用風管
7より下流側の骨材投入シュート6に捕集ダスト投入管
8を取り付ける。この集塵用風管7及び捕集ダスト投入
管8の取り付け位置は後述するウォッシャー11による噴
射が影響しない部位である。
前記ミキサー本体1内のスカート9の左右位置にウォッ
シャー11を設置する。このウォッシャー11は第5図で示
すように、水平、上下、左右及び垂直方向に自転して全
方向に高圧水を噴射するノズル12を備え、回転可能な吊
り金具13によってミキサー本体1内の上面に吊り下げら
れ、ミキサー本体1の外部より高圧水の配管14が接続さ
れている。
前記ウォッシャー11の水平、上下、左右及び垂直方向に
自動駆動機構は、図示省略しているが、ウォッシャー11
に水車が内蔵されており、丁度芝生や花壇に使用する自
動散水器(スプリンクラー)のように、高圧水のエネル
ギーを利用して第5図(A),(B)で示すように、ウ
ォッシャー11を鉛直軸線回りに回転(垂直方向イ)さ
せ、かつノズル12を水平軸線回りに回転(水平方向ロ)
させることにより、両者の回転合成によって第5図
(C)で示すように、ノズル12からは左右,上下に高圧
水を噴射する。
尚、このウォッシャー11の配置は第3図で例示するよう
に、ミキサー本体1内の中央に存在するセメント投入シ
ュート4のスカート9が噴射に干渉して死角にならない
ように、スカート9の位置を中心にして左右120゜の3
点位置に設置することが好ましいが、この配置に限定さ
れるものではないことを付言する。
本発明は上記の通りの構造であるから、コンクリートの
混練時においてミキサー本体1内で発生する粉塵は骨材
投入シュート6に取り付けた集塵用風管7により集塵機
に吸引排除され、集塵機からの捕集ダストは捕集ダスト
投入管8より骨材投入シュート6を経てミキサー本体1
に投入される。
また、ウォッシャー11は、ミキサー本体1内で高圧水を
水平、上下、左右及び垂直方向に自転し、全方向に圧力
噴射してミキサー本体1内を洗浄する。
このウォッシャー11は、ミキサー本体1内を洗浄するだ
けでなく、セメント粉塵固形物の発生を抑制する作用も
行う。
すなわち、コンクリートを混練する際に、砂,砂利,セ
メント,水が放出される。この時、若干の砂,セメント
等がミキサー本体1の上部に浮遊する。この一部は集塵
機により集積されるが、湿ったセメント粉塵はミキサー
本体1の周囲に付着する。
そこで、このセメント粉塵の発生源であるセメント投入
シュート4のスカート9の周辺にウォッシャー11によっ
てウォータカーテンを作ることによりセメント粉塵固形
物の発生を抑制するのである。
このウォッシャー11に使用される水は、工業用水でも地
下水でもよいが、ノズル12の保守のためには上水が好ま
しく、また、混練水とは別系統の水でもよい。
ウォッシャー11の稼働時間帯は、前のバッチのコンクリ
ートが排出され、次のバッチの混練が開始される直前並
びに最終バッチのコンクリート排出直後が適当である。
すなわち、各バッチのコンクリート混練により汚れたミ
キサー本体1内が次のバッチの混練の直後に洗浄される
ことになり、この時間帯に設定すれば、ミキサー本体1
内にコンクリートがない時間帯であるため、ミキサー本
体1内の全域に亘って洗浄ができる。しかも、コンクリ
ートミキサーは、毎バッチごとに洗浄されることにな
り、このことが、ミキサー本体1内にコンクリートの付
着物の残存及び残存物の硬化を防ぐことになる。
尚、コンクリート混練用ミキサーの稼働時間が長時間中
断する場合あるいは混練作業が終了した場合は、砂、砂
利、セメントを投入せずにウォッシャー11を稼働させ、
大量の水をミキサー本体1内に投入して、攪拌羽根10を
回転させれば、最終的な洗浄が自動的に行うことができ
る。
さらに、ミキサー本体1内の集塵のための集塵用風管7
及び捕集ダスト投入管8を骨材投入シュート6の上部に
取り付けたことにより、集塵用風管7及び捕集ダスト投
入管8への洗浄水の飛散による固結を防ぎ、かつ、集塵
用風管7及び捕集ダスト投入管8と共用された骨材投入
シュート6がダスト等に汚染されても、骨材投入時に自
動的に洗浄される。
尚、上記の実施例では、コンクリートの混練用ミキサー
として説明したが、本発明はモルタルの混練用ミキサー
にも適用することができる。
<発明の効果> このように本発明のコンクリート等の混練用ミキサー
は、箱状の混練室内で回転する攪拌羽根を有するミキサ
ー本体と、前記ミキサー本体上部中央内のスカートに連
接して配置したセメント投入シュートと、このセメント
投入シュートをの左右に配置した骨材投入シュートと、
前記左右何れか一方の骨材投入シュートの上流側に取付
けた集塵用風管と、この集塵用風管より下流側の骨材投
入シュートに取付けた捕集ダスト投入管と、前記ミキサ
ー本体内部において、前記セメント投入シュートのスカ
ートの左右位置に配置した上下、左右及び垂直方向に自
転して全方向に高圧水を噴射するウォッシャーとを備え
た構成であるから、ミキサー本体内に付着するセメント
粉塵固形物の発生をできるだけ抑制すると共に、ミキサ
ー本体内の集塵並びにダスト投入に何等悪影響を及ぼす
ことなく、ミキサー本体内に付着したコンクリートを隅
々に亘って自動的に洗浄することが可能となり、作業員
がミキサー本体内に入って行う清掃作業を全く排除する
ことができ、安全、時間及び労力の問題が完全に解決さ
れる格別な効果を有しているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の正面図、第2図は同要部断面図、第3
図は同要部平面図、第4図は従来の正面図、第5図はウ
ォッシャーの噴射状態の説明図である。 1……ミキサー本体、4……セメント投入シュート、
5、6……骨材投入シュート、7……集塵用風管、8…
…捕集ダスト投入管、10……攪拌羽根、11……ウォッシ
ャー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状の混練室内で回転する攪拌羽根を有す
    るミキサー本体と、前記ミキサー本体上部中央内のスカ
    ートに連接して配置したセメント投入シュートと、この
    セメント投入シュートの左右に配置した骨材投入シュー
    トと、前記左右何れか一方の骨材投入シュートの上流側
    に取付けた集塵用風管と、この集塵用風管より下流側の
    骨材投入シュートに取付けた捕集ダスト投入管と、前記
    ミキサー本体内部において、前記セメント投入シュート
    のスカートの左右位置に配置した上下、左右及び垂直方
    向に自転して全方向に高圧水を噴射するウォッシャーと
    を備えたことを特徴とするコンクリート等の混練用ミキ
    サー。
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