JPH07112448B2 - 粉状材塗布装置 - Google Patents

粉状材塗布装置

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JPH07112448B2
JPH07112448B2 JP62503782A JP50378287A JPH07112448B2 JP H07112448 B2 JPH07112448 B2 JP H07112448B2 JP 62503782 A JP62503782 A JP 62503782A JP 50378287 A JP50378287 A JP 50378287A JP H07112448 B2 JPH07112448 B2 JP H07112448B2
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ピノトー,モリス
マレ,ベルナール
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PARUFUAN KURISUCHAN DEIOORU
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PARUFUAN KURISUCHAN DEIOORU
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D33/00Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
    • A45D33/02Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances with dispensing means, e.g. sprinkling means

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉状材塗布装置に関し、特に、確実かつ清浄
容易な押出し部を備えた貯留部を含むメークアップに有
用な粉状材料の塗布装置に関する。
〔従来の技術〕
とくにメークアップ用の顔料で着色された粉末の粉状材
料を塗布する種々の装置が既に知られている。
たとえば、ドイツ特許DE-A1-3,006,463には、粉状材料
の貯蔵部を構成する貯留部を形成する部分を含むケース
1を形成する要素を含む粉状材料の塗布装置が開示され
ている。ケースを形成するこの要素は、その一端には、
髪のかたまり22または毛髪または繊維Fの束を支える包
み要素16が設けられている。貯留部は、通常、密封要素
18によって包囲された、空胴を前記繊維Fとの間の少く
とも一時的の連通用の開口17を含み、前記密封要素18
は、ケース1に対して移動可能で、かつ使用者に届き易
いように取りつけられた前記密封要素と固結された押出
し部8,9を形成する部材によって開閉する弁を形成す
る。
このような既知の装置は、詰め替えできない使い捨てユ
ニットを形成するように取りはずしができない一体構成
体でつくられている。
現今、製造費の低減および附随する使用者に対する装置
の値段を減少するために補充可能な装置の製造が益々必
要になっている。
この装置は、髪のかたまり内に均等に分布させることが
できず、その故に装置を振とうしその結果、不都合な射
出を起こす危険がある。
そのうえ、この既知の形式の装置の他の欠点は、異なる
色合いの粉状材料に対しては同一の塗布装置を使用でき
ず、使用者は、とくに価格の点で、使用中に新規の付着
装置をすっかり購入せずに色合いを変えることはできな
い。
さらに、使用中に色合いを変えることができるために、
あるいは、皮膚との接触による「しみ」を減らすことが
できるように、この装置は容易にかつ完全に清浄できな
ければならない。材料の散布も規則正しく調量されなけ
ればならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の主目的は、詰まりを伴わずに、髪のかたまりを
構成する髪の毛や繊維束から成る刷毛内への粉状材料の
実質的に均等な分布と、粉状材料の比較的規則正しい調
量を送出することからなる新規の技術的課題を解決する
ことである。
本発明の主目的は同時に、粉状材料を補給可能な状態で
提供する装置を提供するという技術的課題を解決するこ
とである。
本発明のさらに他の目的は、使用中に、異なる色合の粉
状材料を含む新規の補給器の挿入によって色合が変更で
きるように、容易に清浄できる粉状材料を付着する装置
を提供することである。
〔発明を解決するための手段〕
これらの技術的課題を解決するために、本発明による
と、 (a) 一端に刷毛または毛髪繊維束を支持し、その中
に伸びる細長い管状部分を有する閉止要素を内装する中
空ケースと、 (b) 前記中空ケース内においてその長さ方向に沿っ
て相対移動可能に収納されかつ粉状材用貯蔵空胴を形成
すると共に前記閉止要素に近い部分で開口を備えた取り
外しおよび取り替え可能な貯留部と、 (c) 貯留部を中空ケースから取り外し可能に係合し
ている中間部材と、 (d) 貯蔵空胴と刷毛との間の少くとも一時的な連通
を制御している密封要素とを含み、さらに、 前記密封要素が、 (i) 前記閉止要素と共働する弁と、 (ii) 一端が前記弁に取り付けられ、他端が前記閉止
要素内を貫通し前記中間部材を貫通して貯蔵空間内に伸
びる棒部材とから構成され、 (e) 前記貯留部が、該中空ケースから取り外された
際に外部より操作可能となるように、前記棒部材の自由
端が前記中空ケース内に突出しており、 (f) 前記貯留部が、前記中空ケースに対して突出す
る操作部を有しており、 (g) 該操作部が、押圧部を構成しており、 (h) 前記棒部材を前記中空ケースに対して長さ方向
に相対移動させて前記閉止要素に対する弁の開閉を制御
することに依って、前記貯蔵空胴内に蓄えられた粉状材
を、使用のため、刷毛内にその都度放散するために、前
記棒部材が前記貯留部に前記中間部材を介して接続して
いることを特徴とする粉状材塗布装置が提供される。
上記発明に関する第1の実施例によると、中間部材(2
2,122)が、貯蔵空胴(8,108)と閉止要素(10,110)と
の間で長さ方向移動可能に中空ケース(4,104)内に配
置されると同時に貯留部(6,106)に係合されており、
さらに、該中間部材が、弁(18,118)の開閉を制御する
ために、前記中空ケース内を長さ方向に相対移動可能で
あるように前記棒部材(17,117)と係合しており、更
に、中間部材(22,122)が、貯留部(6,106)の開口(1
4,114)と長さ方向間隔を置いて閉止要素(10,110)と
の間に配置されており、さらに前記長さ方向間隔が粉状
材(2)を分配するための中間室(28,128)を画成しか
つ該中間室の容積が前記中間部材の移動により変化され
ることを特徴としている。
さらに、本発明の他の実施態様によると、棒部材(17,1
17)が、貯留部(6,106)の貯蔵空胴(8,108)内へ伸び
るその長さの少くとも一部分にわたってその外周上に機
械的攪拌手段(26,126)を有し、かつ該空胴内の粉状材
(2)が前記機械的攪拌手段によって混合されることを
特徴としている。
また、上記中間部材に関する1つの態様によると、中間
部材(22,122)が、棒部材(17,117)を螺着しており、
かつ粉状材(2)を前記貯蔵空胴(8,108)内において
混合すると同時に使用に際してその放散量を調節するた
めに、弁(18,118)を開閉すべく長さ方向に移動可能で
あり、かつ同時に、前記中空ケース(4,104)内でその
回転および長さ方向移動を制限するために、該ケースの
内方に突出する係合突起(32)と該中間部材の外周面に
長さ方向に穿設された案内溝(34)とによって形成され
る係止手段を備え、かつ、平時は該中間部材が閉止要素
(10,110)から離間する方向である押圧部(20,120)に
向けて偏倚している戻しばね手段(38,138)を備えてい
ることを特徴としている。
本発明に関する第2の実施例によると、ケース(104)
が、合体結合可能な少くとも2つの部分(104a,104b)
で造られ、 前記2つの部分が、その間を通る分離線(P)によって
分離される膨らみまたは凸状部分から構成されており、 貯留部(106)も前記膨らみと対応する膨らみまたは凸
状部分(106b)を有し、 該凸状部分(106b)が、前記ケース(104)の膨らみ部
分(104a,104b)の一方により所定位置に固定されかつ
係止されており、 さらに、前記貯留部および前記中空ケースが、これら部
材を相互に分離可能な中間部材(122)により該貯留部
を該ケースから分離可能に合体していることを特徴とす
る。
さらに、上記2つの実施例に共通の態様として、閉止要
素(10,110)が、第1および第2の開口を備えた漏斗状
の管状部分(10a,110a)を有し、前記第1開口が刷毛
(12,112)の中心部分に開口しており、かつ該閉止要素
が、前記中空ケース(4,104)から離脱可能に取着され
ていることを特徴とする。
また、上記第2の実施例に係わる1つの態様として、中
間部材(22,122)が、前記閉止要素(10,110)の第2開
口から離れて配設されておりかつこれらの間が粉状材を
分配するための中間室(28,128)を形成しており、さら
に、前記第2開口に隣接する該閉止要素の壁がU字形断
面を有しかつ前記中間部材(122)の長さ方向移動を案
内していることを特徴としている。
〔作用〕
本発明による粉状材塗布装置は、貯留部上に押力を加え
ると、貯蔵空胴内の粉状材が中間部材を通って中間室内
に送られ、更に閉止要素の細長い管状部分内を通り、最
後に刷毛内に放散されるように構成されている。貯蔵空
間内から閉止要素の弁と協働する先端開口まで棒部材を
貫通したことに依り、該粉状材料が、中間室内は勿論の
こと閉止要素の細長い管状部分内での固化が防止され、
また、粉状材料の分配量が貯留部のケースに対する長さ
方向の移動距離に対応しているので、刷毛内への1回毎
の散布量を均等にする効果を生じる。
さらに、この細長い通路に圧力粉体が通過する際に得ら
れるノズル効果および弁の邪魔板作用により、開口部分
において粉状材料の良好な放散が得られるのである。
また、この棒部材の長さの少くとも一部分にわたってそ
の外周上に機械的攪拌手段を有しているので、貯蔵空胴
および中間室内における良好なかき混ぜ作用が得られ、
同時に、粉状材の目詰まりが避けられる。
またさらに、貯留部は取りはずし可能に造られているの
で、内容物は容易に補給可能であり、それによって製造
費およびその価格を減ずることができ、そのうえ、弁を
形成する密封要素が、貯留部が取りはずされたとき外側
から操作可能な棒部材を含むという事によって、この装
置はその全体を容易に洗浄できるので、使用途中で色合
いを変更しても装置内に残った前の色と混ざり合うと言
った支障もない。
本発明による粉状材料の塗布装置の好適な用途は、メー
クアップ用、したがって化粧分野における顔料入り粉末
の塗布に関する。この対象としては、ほおや瞼のメーク
アップがあるが、頬のメークアップ等、他の使用目的も
もちろん本発明の範囲から逸脱せずに含まれる。
本発明を限定するものではない2つの実施例を示す附図
を参照して、以下に本発明を説明する。
〔実施例〕
第1図および第3図において、粉状材料2、とくにメー
クアップ用顔料入り粉末を塗布する全体を1で示された
本発明による装置は、一端4a或いは前方部分104c(第3
図)に刷毛または毛髪繊維束12,112を支持する閉止要素
10,110を具備した中空ケース4,104と、この中空ケース
内においてその長さ方向に沿って相対移動可能に収納さ
れかつ粉状材用貯蔵空胴8,108を形成すると共に前記閉
止要素10,110に近い部分で開口14,114を備えた取り外し
および取り替え可能な貯留部6,106と、上記貯留部6,106
を中空ケース4,104から取り外し可能に係合している中
間部材22,122と、貯蔵空胴8,108と刷毛12,112との間の
少くとも一時的な連通を制御している密封要素16,116と
を含んでいる。
さらに、この密封要素は、前記閉止要素10,110と共働す
る小球状の弁18,118と、一端が前記弁に取り付けられ、
他端が閉止要素10,110の内部を貫通し、かつ中間部材2
2,122と螺合しながらも更に貫通して貯留部6,106の貯蔵
空間8,108内に伸びる棒部材17,117とから構成されてい
る。
更に、この棒部材の自由端17a,117aは、貯留部6,106が
中空ケース4,104から取り外された際に外部より操作可
能となるように,中空ケース内に突出しており、同時に
貯留部6,106が、中空ケース4,104に対して突出する操作
部6a,106aを備えている。また、使用に際してケース4,1
04に対して下方に押される押圧部20が操作部の上端部に
形成されている。
中間部材22,122は、貯蔵空胴8,108と閉止要素10,110と
の間で長さ方向移動可能に中空ケース4,104内に配置さ
れると同時に貯留部6,106に貯留部6,106の螺子式口部40
或いは差し込み口部に係合して一体化している。さら
に、中間部材は、弁18,118の開閉を制御するために棒部
材17,117を貫通しかつ螺子により係合している。
更に、この中間部材22,122と閉止要素の間には、粉状材
2を一時的に貯留および分配するための中間室28,128を
ケース4,104の長さ方向に沿って画成している。従っ
て、使用に際して、貯留部6,106の押圧部20,120が下方
に押されると、この中間室の容積が前記中間部材の移動
により減少され、同時に閉止要素10,110の第2開口を形
成している漏斗状の部分から粉状材2が弁18,118の開放
された第1開口へ押し出され、刷毛12の中心部分に放散
される。
粉状材2は貯蔵空胴8,108内において棒部材17,117の全
長に或いは一部分に亘ってその外周に多数螺設された好
ましくはネジ山27,127である機械的攪拌手段26,126によ
り混合され、同時に中間室28,128内においても混合され
る。
また、この中間部材の形状は、第1図の実施例において
は、概ね円筒状であってケース4,104の内面に密接して
おり、その一端において内螺子が形成されており貯留部
6の106の螺子式口部40と係合している。さらにその断
面形状に関しては第2図に見られるように、4つの扇形
の開口30が長さ方向に沿って穿設されており、中央部に
おいて前記棒部材17,117と螺合貫通する螺子孔24を有
し、更に、外周には長さ方向に沿って案内溝34が穿設さ
れており、ケース4の内周面から突出する係合突起32に
嵌合している。
この案内溝34と係合突起32との作用によって中間部材22
およびこれに一体化された貯留部6の使用時における長
さ方向の移動距離は制限され、従ってその放散量は調節
される。勿論、粉状体2の刷毛内への1回の放散量は弁
18,118と中間部材22との離間距離を調節することに依り
可能であるが、その操作は、中間部材の螺子孔24,124と
棒部材17,117との螺合位置を予め調節することにより可
能である。そして、この調節は棒部材の自由17aを貯留
部を中間部材に取り付ける前に適宜回転することに依り
容易に行われる。上述のように、貯留部6の移動が、と
くに中間室28によって占有されていた体積の減少により
粉状材料のかき混ぜを行う吹出し効果をつくることが分
かるであろう。これは上述の粉状材料を刷毛12内に均等
にかつ規則正しく分布すると言った技術的利点を生ず
る。
更に、この中間部材22,122と閉止要素10,110との間に
は、平時は該中間部材が密封要素から離間する方向に、
すなわち押圧部20,120に向けて偏倚している戻しばね手
段38,138が介装されている。こうした構成に依り、調量
された粉状体2が刷毛12,112への1回目の散布が終了し
かつ押圧部20にかけた押圧力が解放されると、調量材料
の散布は自然に停止され、同時に、反対方向への別の吹
出し効果を行う 第1図の実施例によれば、閉止要素10は、その外周面に
周溝46が穿設されており、この溝に係合する内方突起44
がケース4内に形成されている。このことによって閉止
要素10はケース4の内側に取りはずし可能に取り付けら
れている。
閉止要素10,110は、粉状材料を刷毛12の中央に向けて散
布するように、その中央区域内を終端とする比較的大型
の管状部分10a,110aを含む煙突形態とすることが好適で
ある。
もし、新規の補充または色合いの変更のために貯留部を
置き換えることが望まれるときは、貯留部6をねじ外す
だけで十分である。このとき、棒部材17の自由端17a
は、外側から操作でき、使用者はつぎに弁18を開くため
に貯留部に押圧力を加えて装置を完全に掃除することが
できる。したがって、上述のすべての技術上の利点が得
られる。
つぎに第3図について述べれば、これは本発明の第2実
施例であって、塗布装置100は、第3図に明示されるよ
うに、前記膨らみまたは凸状部分をとおる分離線Pをも
って合体結合された少くとも2つの部分104a,104bで構
成されたケース104を含む。
この装置はさらに、対応する膨らみまたは凸状部分106b
をもつ貯留部106を含み、それにより、膨らみ部分の1
つ104bは、第3図から容易に理解されるように、貯留部
106を所定位置に固定する手段として用いられ、同時に
貯留部106bの移動用の空所109を下方のケース104a内に
形成する。
図から、部分104a,105bは、単純なねじ手段、嵌合また
は緊締などの方法によって合体結合される。
同様に、貯留部106も、ケース104の内側で移動可能なよ
うに取りつけられた中間部材122に緊締または嵌合され
る。
さらに、この第2実施例によれば、ケースの閉止要素11
0が中間部材122に対向したU形断面をあらわし、それに
よって、貯留部の部分104aと整列して配置された中間室
128の一部分を構成する。
部分104aは図示のように、螺合、嵌合または緊締などの
方法によって適切に連結される。この囲い要素110は、
ケース104の前方部分104cと一体に造られ、あるいは単
純な螺合、嵌合または緊締などの方法によって固定する
こともできる。
第1図および第2図の実施例と類似の機能をもつこの実
施例のすべての部分は、同一参照数字に100を加えて示
されている。
本発明によれば、上記実施例のすべての利点が得られて
いることが分かるであろう。そのうえ、U形断面をもつ
閉止要素110は、ケース104の部分104aとで、貯留部106
と結合された中間部材122の移動または滑動のための経
路を形成すると同時に、U形断面の底部分111とU形断
面の横側縁は、戻しばね手段138を所定位置に維持させ
ることを保証する。最後に、ケース104の部分104aも囲
い要素110のレベルにおいて前方部分104cに螺合、嵌
合、または緊締されるという事実によって、装置の中央
部分に容易に操作可能な手段が得られ、当然、この概念
は第1図および第2図の実施例に対しても当てはまる。
さらに、第1図および第2図の実施例において、閉止要
素110は、比較的大きい寸法の管状部分110aをもつ煙突
状をしている。実際の場合、これは、弁118または18が
貯留部106または6それぞれへの作用によって開かれる
とき、定量の粉状材料を高い精度で送出させることがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明に依る粉状体塗布装置は上記した如き構成を備え
ているので、貯留部の貯蔵空胴内に充填されたメークア
ップ用粉状材の1回当たりの散布量を、予め棒部材の自
由端を回転して中間部材の軸上相対位置を適当に設定す
ることにより、加減することが可能であり、また、髪の
毛の如き繊維束から出来た刷毛内への散布が均一化さ
れ、使用時において色むら等の不都合が避けられる、と
同時に貯留部が交換可能であり、かつこの貯留部を取り
外した際に棒部材を直接上下に動かす事により、清掃が
可能であり、次の別の貯留部を差し替えても色混ざりを
生ずるおそれもない等の効果が得られる。
図面の簡単な説明 第1図は、とくに目ぶたのメークアップに適用例として
の、粉状材料の塗布用の、本発明による装置の第1実施
例の軸方向断面図、 第2図は、第1図の線II-IIに沿った断面図、および 第3図は、とくに顔面のメークアップ用としてとくに好
適な本発明による第2実施例の軸方向断面図を示す。
〔図中の符号〕
2……粉状材、4,104……中空ケース、6,106……貯留
部、8,108……貯蔵空胴、10,110……閉止要素、12,122
……刷毛、14,114……開口、17,117……棒部材、17a,11
7a……自由端、18,118……弁、20,120……押圧部、22,1
22……中間部材、26,126……機械的攪拌手段、28,128…
…中間室、32……係合突起、34……案内溝、38,138……
戻しばね手段、

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 一端に刷毛または毛髪繊維束(1
    2,112)を支持し、その中に伸びる細長い管状部分(10
    a,110a)を有する閉止要素(10,110)を内装する中空ケ
    ース(4,104)と、 (b) 前記中空ケース内においてその長さ方向に沿っ
    て相対移動可能に収納されかつ粉状材用貯蔵空胴(8,10
    8)を形成すると共に前記閉止要素に近い部分で開口(1
    4,114)を備えた取り外しおよび取り替え可能な貯留部
    (6,106)と、 (c) 貯留部(6,106)を中空ケース(4,104)から取
    り外し可能に係合している中間部材(22,122)と、 (d) 貯蔵空胴(8,108)と刷毛(12,112)との間の
    少くとも一時的な連通を制御している密封要素(16,11
    6)とを含み、さらに、 前記密封要素が、 (i) 前記閉止要素(10,110)と共働する弁(18,11
    8)と、 (ii) 一端が前記弁に取り付けられ、他端が前記閉止
    要素内を貫通し前記中間部材(22,122)を貫通して貯蔵
    空間(8,108)内に伸びる棒部材(17,117)とから構成
    され、 (e) 前記貯留部(6,106)が、該中空ケースから取
    り外された際に外部より操作可能となるように、前記棒
    部材の自由端(17a,117a)が前記中空ケース(4,104)
    内に突出しており、 (f) 前記貯留部(6,106)が、前記中空ケース(4,1
    04)に対して突出する操作部(6a,106a)を有してお
    り、 (g) 該操作部が、押圧部(20,120)を構成してお
    り、 (h) 前記棒部材(17,117)を前記中空ケース(4,10
    4)に対して長さ方向に相対移動させて前記閉止要素に
    対する弁(18,118)の開閉を制御することに依って、前
    記貯蔵空胴内に蓄えられた粉状材(2)を、使用のた
    め、前記刷毛内にその都度放散するために、前記棒部材
    が貯留部(6,106)に前記中間部材を介して接続してい
    ることを特徴とする粉状材塗布装置。
  2. 【請求項2】中間部材(22,122)が、貯蔵空胴(8,10
    8)と閉止要素(10,110)との間で長さ方向移動可能に
    中空ケース(4,104)内に配置されると同時に貯留部
    (6,106)に係合されており、さらに、該中間部材が、
    弁(18,118)の開閉を制御するために、前記中空ケース
    内を長さ方向に相対移動可能であるように前記棒部材
    (17,117)と係合していることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の粉状材塗布装置。
  3. 【請求項3】中間部材(22,122)が、貯留部(6,106)
    の開口(14,114)と長さ方向間隔を置いて閉止要素(1
    0,110)との間に配置されており、さらに前記長さ方向
    間隔が粉状材(2)を分配するための中間室(28,128)
    を画成しかつ該中間室の容積が前記中間部材の移動によ
    り変化されることを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の粉状材塗布装置。
  4. 【請求項4】棒部材(17,117)が、貯留部(6,106)の
    貯蔵空胴(8,108)内へ伸びるその長さの少くとも一部
    分にわたってその外周上に機械的攪拌手段(26,126)を
    有し、かつ該空胴内の粉状材(2)が前記機械的攪拌手
    段によって混合されることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載の粉状材塗布装置。
  5. 【請求項5】中間部材(22,122)が、棒部材(17,117)
    を螺着しており、かつ粉状材(2)を前記貯蔵空胴(8,
    108)内において混合すると同時に使用に際してその放
    散量を調節するために、弁(18,118)を開閉すべく長さ
    方向に移動可能であることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項に記載の粉状材塗布装置。
  6. 【請求項6】中間部材(22,122)が、前記中空ケース
    (4,104)内でその回転および長さ方向移動を制限する
    ために、該ケースの内方に突出する係合突起(32)と該
    中間部材の外周面に長さ方向に穿設された案内溝(34)
    とによって形成される係止手段を備え、かつ、平時は該
    中間部材が閉止要素(10,110)から離間する方向である
    押圧部(20,120)に向けて偏倚している戻しばね手段
    (38,138)を備えていることを特徴とする特許請求の範
    囲第2〜5項の中のいづれか1項に記載の粉状材塗布装
    置。
  7. 【請求項7】ケース(104)が、合体結合可能な少くと
    も2つの部分(104a,104b)で造られ、 前記2つの部分が、その間を通る分離線(P)によって
    分離される膨らみまたは凸状部分から構成されており、 貯留部(106)も前記膨らみと対応する膨らみまたは凸
    状部分(106b)を有し、 該凸状部分(106b)が、前記ケース(104)の膨らみ部
    分(104a,104b)の一方により所定位置に固定されかつ
    係止されており、 さらに、前記貯留部および前記中空ケースが、これら部
    材を相互に分離可能な中間部材(122)により該貯留部
    を該ケースから分離可能に合体している、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項の中のいづ
    れか1項に記載の粉状材塗布装置。
  8. 【請求項8】閉止要素(10,110)が、第1および第2の
    開口を備えた漏斗状の管状部分(10a,110a)を有し、前
    記第1開口が刷毛(12,112)の中心部分に開口している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜7項の中のいづ
    れか1項に記載の粉状材塗布装置。
  9. 【請求項9】中間部材(22,122)が、前記閉止要素(1
    0,110)の第2開口から離れて配設されておりかつこれ
    らの間が粉状材を分配するための中間室(28,128)を形
    成しており、さらに、前記第2開口に隣接する該閉止要
    素の壁がU字形断面を有しかつ前記中間部材(122)の
    長さ方向移動を案内していることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項に記載の粉状材塗布装置。
  10. 【請求項10】閉止要素(10,110)が、前記中空ケース
    (4,104)から離脱可能に取着されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項または第9項に記載の粉状材
    塗布装置。
JP62503782A 1986-06-20 1987-06-19 粉状材塗布装置 Expired - Lifetime JPH07112448B2 (ja)

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EP0310618A1 (fr) 1989-04-12
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