JPH07111757A - ブラシレスdcモートル - Google Patents

ブラシレスdcモートル

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Publication number
JPH07111757A
JPH07111757A JP25543993A JP25543993A JPH07111757A JP H07111757 A JPH07111757 A JP H07111757A JP 25543993 A JP25543993 A JP 25543993A JP 25543993 A JP25543993 A JP 25543993A JP H07111757 A JPH07111757 A JP H07111757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotor
magnet
housing
brushless
Prior art date
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Pending
Application number
JP25543993A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Fukasaku
光利 深作
Ichiro Hashimoto
一郎 橋本
Takeshi Nakajima
豪 中島
Kunio Miyashita
邦夫 宮下
Sueo Akashi
末雄 赤司
Katsutoshi Arai
勝敏 新居
Tadao Sugiyama
忠夫 椙山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25543993A priority Critical patent/JPH07111757A/ja
Publication of JPH07111757A publication Critical patent/JPH07111757A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】超高速回転のブラシレスDCモートルを実現す
るために超高速回転に耐えうるマグネットを使用してボ
ールベアリングを使用せずボールベアリングの摩耗によ
る影響を受けない長寿命であり、且つ高速回転による損
失からくる発熱に低減することのできる構造のモートル
を考案する必要があった。 【構成】小径のマグネットを使用し遠心力を小さくし
て、磁性流体軸受を採用しモートル内部に冷却通路を設
けることにより寿命低下の少ない超高速回転のブラシレ
スDCモートルを供給することができる。 【効果】本発明によれば、高速回転による寿命低下がな
く温度上昇の少ない超高速モートルができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡績糸の製造を行うため
の装置に使用するブラシレスDCモートルに係り、ドラ
フト装置により送り出した繊維束の繊維を回転力により
形成するために使用するブラシレスDCモートルの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスDCモートルは中実シ
ャフトにマグネットを固定した回転子が外枠を構成する
ハウジングとその両側に配置されたエンドブラケットに
支持されたボールベアリングにより回転自在になってい
る。
【0003】その回転子は、ハウジングに装着された鉄
心に巻線された固定子に通電することにより回転運動を
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシレスDC
モートルはボールベアリングを使用していることから回
転子を高速回転して運転するとボールベアリングが摩耗
して運転寿命を著しく低下させるので回転速度には制限
が有り振動も大きくなるために高速回転には適さないと
言う問題が有ったので高速回転に適したブラシレスDC
モートルを考案する必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】高速回転のブラシレスD
Cモートルを実現するためには、シャフトと軸受が非接
触の動圧軸受を採用し、ボールベアリングの接触転がり
による摩耗をなくし、回転体であるマグネットの外形を
極力小さくして高速回転による遠心力を小さくしてマグ
ネットの破損を防ぐもので有る。
【0006】また、モートル内部に冷却通路を設けるこ
とにより高速回転による渦電流や軸受損失などによる発
熱を冷却することができる。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、高速回転時における
軸受の寿命を大幅に伸ばし、高速回転によるマグネット
の破損を防ぐことができ、モートル内部に設けた冷却通
路によりモートルの発熱を効果的に冷却することができ
る。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図により説明す
る。
【0009】図1は本発明の全体の構造を示したもので
ある。シャフト1の大径部1aに外径15mmのFGマグ
ネット2,メインマグネット3を接着し、その両側にス
ラストマグネット4aと4bを接着したスラストリング
5aと5bをシャフト1b,1c部に接着して、図3に
示す回転子6を構成している。
【0010】外枠はハウジング7と、その両側にエンド
ブラケット8と9を配置して構成されている。
【0011】そのエンドブラケット8と9には、それぞ
れ内エンドブラケット10と11が取り付けてあり、そ
の内側には軸受ユニット12と13が装着されており回
転子6が自由に回転することができる。
【0012】回転子6は、内エンドブラケット10と1
1に固定された鉄製スラストリング14と15と回転子
6に固定されたスラストマグネット4aと4bの磁気吸
引力により位置が決まりスラスト方向の動きを防止する
ことができる。また、鉄製スラストリング14と15は
鉄の変わりにマグネットを使用するとさらに効果的であ
る。
【0013】ハウジング7の内径にはステータコイルモ
ールド16のバックヨーク17が装着してある。
【0014】またハウジング7にはホールIC基板18
が装着されており、そのホールIC基板18にはリード
線19とステータコイルの端末線20とホールIC21
が接続されている。
【0015】回転子6のFGマグネット2はメインマグ
ネット3の極数と同じ極数で同じ位置に着磁してあり、
その極をホールIC21で検知してリード線19により
制御回路へ信号が送られ、3相全波整流された電流がス
テータコイルの端末線20を通してステータコイルモー
ルド16の中のステータコイルへ通電され回転磁界が発
生し回転子6が回転する。
【0016】この回転子6を支えているのが軸受ユニッ
ト12と13であり、超高速回転に対応するため磁性流
体を使用した動圧軸受を採用している。
【0017】磁性流体は軸受ユニット12と13の中の
空間22a,22bと23a,23bに注入する。
【0018】磁性流体の注入は、エンドブラケット8と
9と内エンドブラケット10と11と軸受ユニット12
と13に穴24,25,26を設けることにより可能と
なる。
【0019】内エンドブラケット10と11の穴には、
ねじを設けておき磁性流体を注入後無頭ねじ27を締め
付けておくことにより洩れを防止できる。
【0020】図4,図5に外枠であるエンドブラケット
8と9とハウジング7の固定法を示す。
【0021】エンドブラケット8の内側端面にねじ28
を設け、ハウジング7とエンドブラケット9にあけてあ
るねじ穴29と30にねじ31を通し、複数個所締め付
けて外枠であるエンドブラケット8と9とハウジング7
を固定している。
【0022】図6はブラシレスDCモートルの冷却につ
いて説明したものである。
【0023】ブラシレスDCモートルは超高速回転で運
転すると本ブラシレスDCモートルのように50mm角程
度の小形のモートルは渦電流損や軸受損等による発熱が
放熱しにくいために冷却する必要があり、本モートルに
採用した空冷による冷却について以下図6により説明す
る。
【0024】エンドブラケット8と9とハウジング7に
は、外側から内部に貫通するねじ穴があけてある。
【0025】それら各々のねじ穴には、ブラシレスDC
モートルの外部に設置してあるコンプレッサー(図示せ
ず)からの循環空気を供給し戻してやるためのホース3
5,36,37を接続する。
【0026】エンドブラケット8には、ねじ穴32の内
部の部分が円周状に空間38ができるように内エンドブ
ラケット10が取り付けてある。
【0027】その内エンドブラケット10の外周部には
軸方向に複数個の溝39が設けてある。
【0028】エンドブラケット9にも同様に空間40が
設けてあり、内エンドブラケット11にも溝41が設け
てある。
【0029】ハウジング7の内径部にも軸方向に複数個
の溝42がある。
【0030】さらに溝42と交差するように円周状の溝
43がねじ穴34の部分に設けてある。
【0031】冷却風はホース35と36から入れ上記記
載の溝を通過してホース37から吹出し、この時の空気
流によりモートルの発熱を吸収することができる。
【0032】
【発明の効果】外形の小さいマグネットを使用すること
により遠心力を小さくすることができさらに、ボールベ
アリングの変わりに磁性流体を使用することにより超高
速回転を実現することができる。
【0033】ボールベアリングを使用していないので超
高速回転することによるボールベアリングの摩耗がなく
寿命時間を延ばすことができる。
【0034】また、超高速回転による損失のための発熱
を冷却風により効果的に放出することができる。
【0035】以上のことから50000r/min 以上の
超高速回転のブラシレスDCモートルを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブラシレスDCモートルの断面
図。
【図2】本発明によるブラシレスDCモートルの回転子
を取り出した状態を示した断面図。
【図3】ブラシレスDCモートルの回転子を示す図。
【図4】ブラシレスDCモートルの固定方法を示した断
面図。
【図5】図4の断面図の右側面図。
【図6】ブラシレスDCモートルの冷却風の通路を示し
た図。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c…シャフト、2…FGマグネッ
ト、3…メインマグネット、4a,4b…スラストマグ
ネット、5a,5b…スラストリング、6…回転子、7
…ハウジング、8,9…エンドブラケット、10,11
…内エンドブラケット、12,13…軸受ユニット、1
4,15…鉄製スラストリング、16…ステータコイル
モールド、17…バックヨーク、18…ホールIC基
板、19…リード線、20…ステータコイルの端末線、
21…ホールIC、22a,22b,23a,23b…
軸受ユニット内部の空間、24…エンドブラケットの
穴、25…内エンドブラケットのねじ穴、26…軸受ユ
ニットの穴、27…無頭ねじ、28,31…ねじ、2
9,30,32,33,34…ねじ穴、38,39,4
0…空間、40,41,42,43…溝。
フロントページの続き (72)発明者 宮下 邦夫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 赤司 末雄 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 新居 勝敏 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 椙山 忠夫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所リビング機器事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトにFGマグネットとメインマグネ
    ットを固定して構成する回転子は固定子巻線を装着した
    ハウジングと二つのエンドブラケットで構成する外被に
    装着された軸受により回転自在になっていて、ハウジン
    グに装着した固定子巻線に通電することによって発生す
    る磁力とシャフトに固定されたメインマグネットとの間
    に働く電磁作用によって回転運動するモートルにおい
    て、中空シャフトを有し該シャフトに固定されたマグネ
    ットは外径が20mm以下で且つ材質は希土類を使用した
    回転子であって該モートル回転子のマグネットの両側に
    配置した軸受には動圧軸受を採用し、動圧軸受は二つの
    エンドブラケットの内側に配置した内エンブラに各々装
    着されていて該内エンブラの外周部には複数個の軸方向
    の溝が設けてあり外枠であるエンドブラケットの内径部
    との間に空洞が形成され、外枠であるエンドブラケット
    に開けられたモートル外部と内部を貫通する穴とモート
    ル内部空間でつながっており、さらには二つのエンドブ
    ラケットの間に配置したハウジングの内周部に設けた複
    数個の軸方向の溝ともつながっておりハウジングに開け
    れられた外部と内部を貫通する穴ともモートル内部でつ
    ながっていて、このハウジングの一方の内部端面にはF
    Gマグネットの極を検出するホールIC基板がねじ止め
    されいていることを特徴とするブラシレスDCモート
    ル。
JP25543993A 1993-10-13 1993-10-13 ブラシレスdcモートル Pending JPH07111757A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25543993A JPH07111757A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 ブラシレスdcモートル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25543993A JPH07111757A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 ブラシレスdcモートル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07111757A true JPH07111757A (ja) 1995-04-25

Family

ID=17278788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25543993A Pending JPH07111757A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 ブラシレスdcモートル

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JP (1) JPH07111757A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997005310A1 (en) * 1995-07-26 1997-02-13 Reel S.R.L. Motorized yarn twisting head
CN106208544A (zh) * 2016-09-12 2016-12-07 彭希南 抽油烟机用永磁无刷直流电机及控制器
US10378965B2 (en) 2013-09-11 2019-08-13 3M Innovative Properties Company Systems and methods for monitoring temperature of electrical conductor

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