JPH07111140A - ブラウン管装置、ブラウン管装置の取り付け方法及びブラウン管装置付きパチンコ台 - Google Patents

ブラウン管装置、ブラウン管装置の取り付け方法及びブラウン管装置付きパチンコ台

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JPH07111140A
JPH07111140A JP5256041A JP25604193A JPH07111140A JP H07111140 A JPH07111140 A JP H07111140A JP 5256041 A JP5256041 A JP 5256041A JP 25604193 A JP25604193 A JP 25604193A JP H07111140 A JPH07111140 A JP H07111140A
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cathode ray
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cabinet
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洋次 宮川
Tsutomu Fujita
藤田  勉
Katsumi Tanaka
勝美 田中
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases

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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャビネットの前面にブラウン管装置の表示画
面を突出させ、良好な視覚性を確保することができると
共にキャビネットの背面側の突出量を抑え取付け上の制
約を緩和することができ、且つ、キャビネットの前面を
有効に使用することができるブラウン管装置、その取り
付け方法及び前記ブラウン管装置付きパチンコ台を提供
することを目的とする。 【構成】ブラウン管10の前面周辺部aに筒状の防爆バ
ンド2を焼きばめによりし、該バンド2に対し、該バン
ド2の幅より十分に長い取付部材3を取着する。ブラウ
ン管装置1のキャビネット21への取り付けは、キャビ
ネット21の背面Rからその開口21aに挿入し、ブラ
ウン管装置1の前面をキャビネットの前面Rより突出さ
せた状態でキャビネット21の背面に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管装置、ブラ
ウン管装置の取り付け方法及びブラウン管装置付きパチ
ンコ台に関するものであり、更に詳述すれば、キャビネ
ット等に固定するための取付部材に特に特徴のあるブラ
ウン管装置、そのブラウン管装置のキャビネット等への
取り付け方法とそのブラウン管装置を具備したパチンコ
台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は従来のブラウン管装置の斜視図
を示したものである。
【0003】図に於て、100はブラウン管装置であ
り、10はブラウン管、11は該ブラウン管の表示画
面、12は該ブラウン管のネック部を示している。4は
偏向ヨークであり、ブラウン管10のネック部12に挿
着される。4aはDYスペーサ、2はブラウン管10の
前面周辺部aに取着された防爆バンドであり、該防爆バ
ンド2はブラウン管10の前面周辺長さより少し小さ目
の長さの輪っぱ状に形成され、該防爆バンド2を加熱
し、加熱による膨張を利用してブラウン管にはめ込むこ
とによる、所謂焼きばめによりブラウン管10に締着さ
れる。ブラウン管10はガラス製であるため、防爆バン
ド2の取着はこのような焼きばめによる方法が最も有効
である。103はキャビネット等への取付用金具であ
り、前記防爆バンド2に溶接乃至一体形成されている。
103aはネジ止め用の穴103bが開けられたフラン
ジ部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のブラ
ウン管装置100を、幅の厚い取付用のキャビネット2
1に取り付ける場合を図20乃至図22に示し、以下説
明する。
【0005】図20はキャビネット21に開けられた開
口21aへ該キャビネットの背面Rからブラウン管装置
100を挿入し、キャビネット21の背面側Rで取付用
金具103のフランジ部103aでネジ止めした状態を
示す断面図である。図に於て、108はネジ、109は
後方カバー、122aは飾り枠である。このように、従
来のブラウン管装置は、取付用のフランジ部103aの
位置が防爆バンド上にあるため、防爆バンド2の幅又は
ブラウン管10の前面端からフランジ部103aの形成
位置迄の幅に比べてキャビネットの幅が厚いと、ブラウ
ン管装置の前面がキャビネットの前面より引っ込んでし
まい、視覚性が低下してしまうという問題が生じる。
又、キャビネットの背面側にブラウン管装置100の後
方部分が大きく突出するため、背面スペースに余裕がな
い場合、例えば、パチンコ台で使用する場合、パチンコ
台の裏側には作業用の通路が設けられているが、この通
路は狭いものであるため、このような背面への出っ張り
は邪魔となるという問題が生じる。
【0006】図21はブラウン管10をキャビネット2
1の前面側から挿入し、キャビネットの前面側Fでフラ
ンジ部103aによりネジ止めした状態を示す断面図で
ある。この場合には、見映え上、フランジ部103aを
目隠しするために図20に示したものより大きなサイズ
の飾り枠122bを必要するため、キャビネット21前
面の有効に使用できる面積(有効面積)が減ってしまう
ということが生じ、特に、パチンコ台の飾り板のよう
に、釘を打つためや入賞口等を設けるための有効面積を
少しでも大きくしたいような場合には適さない。又、ブ
ラウン管10の駆動回路基板等の付属回路や付属部品又
は後方カバー109は開口21aに引っ掛かり、開口2
1aを通すことはできないので、これらの取り付けは、
ブラウン管10をキャビネット前面から挿入した後、キ
ャビネットの背面側Rで取り付ける作業を行う必要があ
り作業性に問題がある。
【0007】図22はブラウン管装置100を開口21
aの中間位置で固定した状態を示す断面図である。図に
於て、121bは背面金具、122cは飾り枠である。
このような場合は、フランジ部103aがあるために、
図20乃至図21に示したものと同じサイズの開口21
aにブラウン管を収めるためには、図20乃至図21に
示したものよりも小さいサイズのブラウン管を使用しな
ければならず、視覚性が低下してしまうという問題が生
じる。
【0008】更に、従来のブラウン管装置100のフラ
ンジ部103aの取り付け形成位置はブラウン管装置1
00の前部、即ち、ブラウン管装置の重心位置よりも前
側にに片寄っているため、キャビネット21へブラウン
管装置を取り付けた時の重量バランスが悪いため、振動
や衝撃の影響を受けやすく、取り付け上の信頼性に問題
がある。又、取り付けられたキャビネットに無理な力が
加わることになり、キャビネットの反り等が生じるおそ
れもある。そして、これはパチンコ台の飾り板のよう
に、面積の広い板のその略中間位置に取り付るような場
合には特に問題となる。即ち、飾り板に無理な力が加わ
ると飾り板が反ってしまったり、飾り板乃至パチンコ台
の取り付け角度が狂ってしまい、出玉の状態が変わって
しまう等といった問題があるからである。
【0009】本発明のブラウン管装置は、このような事
情に鑑みなされたものであり、キャビネットの前面にブ
ラウン管装置の表示画面を突出させ、良好な視覚性を確
保することができると共にキャビネットの背面側の突出
量を抑え、取り付け上の制約を緩和することができ、且
つ、キャビネットの前面を有効に使用することができる
ブラウン管装置、該ブラウン管装置の取り付け方法及び
前記ブラウン管装置付きパチンコ台を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブラウン管
と、該ブラウン管の前面周辺に巻かれた筒状のバンド
と、該バンドに取着されたキャビネット等への取付部材
と具備したブラウン管装置であって、前記取付部材の幅
を前記バンドの幅よりも十分に長くしたことを特徴とす
るブラウン管装置である。
【0011】又、本発明は、該ブラウン管装置をブラウ
ン管装置を挿着するための開口が形成された板状のキャ
ビネットに取り付ける方法であって、ブラウン管装置を
キャビネットの背面より該キャビネットの開口に挿入
し、ブラウン管装置の前面をキャビネットの前面より突
出させた状態で、該ブラウン管装置をキャビネットの背
面に固定し、ブラウン管装置のキャビネットの前面に突
出する部分に該部分を覆う飾り枠を付けたことを特徴と
するブラウン管装置の取り付け方法である。
【0012】又、本発明は、前記ブラウン管装置を具備
したことを特徴とするブラウン管装置付きパチンコ台で
ある。
【0013】
【作用】ブラウン管の前面周辺に筒状のバンドを取着
し、該バンドに対し、該バンドの幅より十分に長い取付
部材を取着する。ブラウン管装置のキャビネットへの取
り付けは、キャビネットの背面からその開口に挿入し、
ブラウン管装置の前面をキャビネットの前面より突出さ
せた状態でキャビネットの背面に固定する。
【0014】
【実施例】次に本発明のブラウン管装置を図面に基づき
以下説明する。
【0015】図1は、本発明のブラウン管装置の一実施
例を示す左側斜視図である。図に於て、1は本実施例の
ブラウン管装置を示している。10はブラウン管、11
は該ブラウン管10の前面表示画面部、12は該ブラウ
ン管10のネック部、2は防爆バンド、3は該防爆バン
ド2に溶接等により取着されたスリーブ構造(筒構造)
の取付部材であり、該取付部材3の幅lはブラウン管1
0の前面端乃至防爆バンド2の前端からブラウン管装置
1の重心の位置程度の長さに形成されている。この幅l
は、ブラウン管装置1の長さLを10とすれば、3程度
の比の長さになり、6インチサイズのブラウン管装置で
あれば、56mm程度の長さとなる。3aは取付部材3
に形成されたフランジ部であり、ネジや位置決め用ダボ
が挿入される穴3bを利用してキャビネット等への取付
のために使用される。
【0016】このようにスリーブ構造の取付部材3の幅
lをブラウン管の前面端乃至防爆バンド2の前端からブ
ラウン管装置1の重心位置程度まで伸ばしているため、
キャビネット等へ取り付けた時の重量バランスがよく、
取り付けの信頼性が高い。又、幅の長い取付部材3によ
るシールド効果や防塵効果が期待できる他、防爆に対し
ても信頼性を向上させることができる。
【0017】3hはDYスペーサ4aの取り付けを容易
に行うために形成された切り欠き部、4は偏向ヨークで
あり、この他、図示しない駆動回路基板や配線等の付属
回路や付属部品がブラウン管に配設される。
【0018】前記防爆バンド2は前述したように焼きば
めによりブラウン管10の前面周辺部aに締着されてい
る。焼きばめを容易に行うため防爆バンド2の幅l’は
狭く、6インチサイズのブラウン管で大体12mm程度
であり、取付部材3の幅lに比べ5分の1程度と十分小
さく(狭く)してある。取付部材3は、該防爆バンド2
に溶接等により取着されるが、該取着は焼きばめの前で
もよく、防爆バンド2は取付部材3を取着した後でも焼
きばめにより締着できることを確認している。
【0019】図2は本実施例のブラウン管装置1の右側
斜視図である。ブラウン管10の側面にはアノードキャ
ップ5が取り付けられるが、該アノードキャップ5は、
ブラウン管10の側面より突出する場合があるため又、
アノードキャップ5の取付けを容易にするため、該アノ
ードキャップ5が取付けられる部分の取付部材3には開
口部3cが形成されている。そして、この開口部3cの
部分には、図3に示したように、感電防止や埃防止等の
ために、プラスチック等の非金属製材料よりなるカバー
6が取り付けられる。
【0020】図4及び図5は、図3のカバー6の部分の
A−A部分断面図及びB−B部分断面図である。
【0021】図6乃至図11は、本発明のブラウン管装
置の他の実施例を示したものであり、図6乃至図7は、
防爆バンド2を使用した2つの実施例を示し、図8乃至
図11は防爆バンド2を使用しない4つの実施例を示す
ものである。
【0022】図6に於て、31はキャビネット等へ取り
付ける時に使用するの取付部材であり、該取付部材31
の幅lは図1のブラウン管装置1と同様にブラウン管装
置の前面端乃至防爆バンド2の前端からブラウン管装置
の重心の位置程度の長さに形成されている。取付部材3
1は防爆バンド2に溶接等により取着され、焼きばめに
より、ブラウン管10の前面周辺部aに締着される。3
1aは取り付け用のフランジ部、31bは取付ネジや位
置決め用ダボが挿通される穴である。取付部材31がぐ
らつくようであれば、取付部材31間に補助部材31d
を取り付ければよい。
【0023】図7に於て、32は取付部材、32bは取
付ネジや位置決め用ダボのための穴であり、フランジ部
を備えない他は、図6のものと同じ構成である。
【0024】図8に於て、33はスリーブ構造の取付部
材、33bは取付ネジや位置決め用ダボのための穴、3
3hはDYスペーサ4aの取り付けを容易に行うために
形成された切り欠き部である。
【0025】前記取付部材33は、防爆バンド2を使用
せずにブラウン管10に取着するために、防爆バンド2
と同様に、形状は輪っか形状に、長さはブラウン管の前
面周辺長さより少し小さ目に形成され、焼きばめにより
ブラウン管10の前面周辺部aに締着される。
【0026】取付部材33の幅lは前述のものと同様に
ブラウン管装置1の前面端からブラウン管装置1の重心
の位置程度の長さに形成されている。この幅lは前記防
爆バンド2の幅l’に比べ5倍程度と十分広いため熱の
拡散が起こり易く、焼きばめに手間が掛かるが、この点
は、図9及び図11に記載した実施例のものにより解決
できる。
【0027】図9に於て、34はスリーブ構造の取付部
材であり、34aはフランジ部、34bはネジ止めや位
置決めダボ用の穴、34eは加熱時の熱の拡散を防止
し、焼きばめを容易にするための丸型の熱拡散防止用穴
であり、該取付部材34の後方の部分に形成されてい
る。
【0028】図10に於て、35はスリーブ構造の取付
部材であり、熱拡散防止用穴35eが四角形状に形成さ
れている他は、図9のブラウン管装置1と同じ構成であ
る。
【0029】図11に於て、36はスリーブ構造の取付
部材であり、該取付部材36はブラウン管10前面周辺
部aへの締着部36fとキャビネット等へ取り付けるた
めの長手部36gと該長手部に連続して形成されたフラ
ンジ部36aとネジ止めや位置決めダボ用の穴36bよ
りなり、前記長手部36gがぐらつくようであれば、補
助部材36dを長手部36間に取り付け乃至一体成形し
て対応する。前記長手部36gの幅lは、前述のものと
同様になっており、締着部36fの幅l’は、防爆バン
ド2の幅と同じ程度に形成されている。
【0030】図12は、ブラウン管装置1に後方カバー
9を取り付けた状態を示した斜視図であり、7は位置決
め用のダボ、8は取付用ネジである。
【0031】そして、ブラウン管装置1は、このように
後方カバー9を取り付けた状態で、キャビネット等に取
り付けられる。
【0032】図13は、本発明のブラウン管装置1をパ
チンコ台40の飾り板21に取り付けた状態を示した斜
視図、図14は本発明のブラウン管装置1を取り付けた
パチンコ台40の正面図である。
【0033】図に示したように、パチンコ台40は、多
数本の釘や入賞口等を備え付けた飾り板1の前面に透明
なガラス板を保持した金枠41を設けるとともに、その
下部前面に玉受け皿42、予備玉受け皿43、打ち玉発
射用ダイヤル44等を具備した周知構造のもので、その
飾り板21の略中央に適宜の大きさの開口21aを形成
し、該開口21aにブラウン管装置1の表示画面部11
を臨ませている。
【0034】飾り板21は、釘を打つ為にその幅l”が
大体20mm程度の厚さの合板よりなり、飾り板21の
略中央部分にはブラウン管装置1を挿着する為の、開口
21aが形成されている。ブラウン管装置1は、前記飾
り板21の開口21aにその背面より挿入されネジ止め
される。ブラウン管装置1の前部は飾り板21より大体
17mm程度突出させる。本実施例に於ては、取付部材
3の幅lが56mm程度、飾り板21の幅が20mm程
度であるから、背面での取り付け位置を調節することに
より前記ブラウン管装置1の突出量を36mm程度迄の
範囲で調節できる。
【0035】22はブラウン管装置1の飾り板21前面
の突出部分を覆う飾り枠であり、該飾り枠22は飾り板
21の釘を打つための面積(有効面積)を大きくとるた
めに、ブラウン管10の前面周辺にぴったり沿うような
形に形成され、取着される。この飾り枠22には、イル
ミネーション用のLED等の発光素子が組み込まれるこ
とがあり、この場合には、発光のための回路基板分の余
裕を空けてブラウン管10の周辺に取り付けられる。
【0036】図15は図13のC−C部分断面図であ
る。飾り板21の背面には、ブラウン管装置1を取着す
るための背面金具21bが取り付けられており、ブラウ
ン管装置1の位置決め用ダボ7が該背面金具21bに形
成された穴に嵌挿され、ネジ8により両者が固定され
る。これにより、ブラウン管装置1は飾り板21に固定
される。前記背面金具21bの大きさを調節することに
より、飾り板21前面からのブラウン管装置1の突出量
mを調節することができる。
【0037】また、ブラウン管装置1は略重心の位置で
飾り板21へ取り付けられているため、振動や衝撃に対
して安定性がよく、取り付け時の信頼性が高い。又、飾
り板21に対して無理な力が加わることがないので、飾
り板21が反ったり、飾り板21乃至パチンコ台40の
取り付け角度が狂ったりということが生じることを防止
することができる。従って、比較的重量のあるブラウン
管装置を取り付けることが可能であり、本実施例で採用
した6インチサイズのブラウン管よりも大きなサイズの
ものを採用しても問題が生じることはない。
【0038】更には、ブラウン管10の前面Fを飾り板
21より突出させているため、ブラウン管装置1の背面
Rの突出長さnを小さく抑えることができるので、パチ
ンコ台のように背面スペースに制限があるようなものに
対しても支障なく採用することができる。本実施例の場
合、ブラウン管装置1に6インチタイプのブラウン管を
使用したが、この場合、パチンコ台40の背面の突出量
nは150mm程度とすることができたので、パチンコ
台40の設置スペースに何ら問題なく取り付けることが
できた。又、突出量nが小さいのでパチンコ台40にブ
ラウン管装置1を取り付けた状態で該パチンコ台40を
輸送しても、ブラウン管装置1がぶつかって破損すると
いうこともない。
【0039】又、取付部材3の幅lを長くして、飾り板
21の背面側Rでブラウン管装置1を固定するように構
成したため、ブラウン管装置の取り付けは、パチンコ台
40の飾り板21の背面から挿入して、該背面にネジ止
め等で固定するだけで良く、取り付け作業や取り外し作
業を非常に容易なものとすることができた他、他の方式
のディスプレイ装置(LCD等)から本発明のブラウン
管装置へ交換するような場合にもその交換作業を非常に
簡単にすることができる。
【0040】又、飾り板21の前面Fで固定するものに
比べ、飾り枠22の大きさを小さくすることができるの
で、釘を打つためや入賞口等を備え付けるための有効面
積を大きく取ることができる他、飾り板21の前面をネ
ジ打ち等により傷付けることがないので、該傷による飾
り板21の割れや狂い等の発生を防止することもでき
る。
【0041】又、飾り板21の開口21aの中間でブラ
ウン管装置を固定するものに比べると、このようなもの
は、取り付けのためのフランジ部3aを開口21aに挿
入するために余分なスペースを要するため開口21aの
大きさ一杯の大きなブラウン管を採用することができな
いが、本実施例のものによれば、開口21aの大きさ一
杯の大きさのブラウン管を採用することができるので、
表示画面を大きくすることができ、視覚性を向上させる
ことができる。
【0042】図16は取付部材3を具備しないブラウン
管装置1’の斜視図を示している。
【0043】図に於て、10はブラウン管、11はブラ
ウン管10の表示画面部、12はブラウン管10のネッ
ク部、2は防爆バンド、4は偏向ヨークである。
【0044】図17は、図16に示したブラウン管装置
1’を飾り板21に取り付けた状態を示した断面図、図
18は、ブラウン管装置1’を飾り板21に取り付けた
状態を後方からみた斜視図である。
【0045】図に於て、9は後方カバー、50はワイヤ
ー止め金具、50aは該金具50に形成されたフック、
51は該フック50aに掛けられるワイヤー、52は飾
り枠、53はワイヤー締め付けボルト、58は取付用ネ
ジであり、ブラウン管10の後ろ側から金具50、ワイ
ヤー51、ボルト53によりブラウン管10を飾り枠5
2に押圧することにより、ブラウン管装置1’を飾り板
21に固定している。このようにブラウン管装置1’
は、飾り枠52とワイヤー51によりキャビネット21
の前後を鋏込まれ固定されており、飾り板21の前面に
於けるブラウン管装置1’の突出量は、飾り枠52の長
さを変えることにより調節することが可能である。
【0046】このような取り付け方法を取れば、図16
に示したような、取付部材3を具備しないブラウン管装
置1’をパチンコ台40の飾り板21に視覚性よく、且
つ、背面の突出量を押さえて取り付けることができる。
【0047】
【発明の効果】このように、本発明によれば、キャビネ
ットの前面にブラウン管装置の表示画面を突出させ、良
好な視覚性を確保することができると共にキャビネット
の背面側の突出量を抑え、取り付け上の制約を緩和する
ことができ、且つ、キャビネットの前面を有効に使用す
ることができるブラウン管装置、その取り付け方法及び
前記ブラウン管装置付きパチンコ台を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラウン管装置の一実施例を示す左側
斜視図である。
【図2】本発明のブラウン管装置の右側斜視図である。
【図3】本発明のブラウン管装置の右側斜視図である。
【図4】図3のカバー6の部分のA−A部分断面図であ
る。
【図5】図3のカバー6の部分のB−B部分断面図であ
る。
【図6】本発明のブラウン管装置の他の実施例を示した
斜視図である。
【図7】本発明のブラウン管装置の他の実施例を示した
斜視図である。
【図8】本発明のブラウン管装置の他の実施例を示した
斜視図である。
【図9】本発明のブラウン管装置の他の実施例を示した
斜視図である。
【図10】本発明のブラウン管装置の他の実施例を示し
た斜視図である。
【図11】本発明のブラウン管装置の他の実施例を示し
た斜視図である。
【図12】本発明のブラウン管装置に後方カバー9を取
り付けた状態を示した斜視図である。
【図13】本発明のブラウン管装置をパチンコ台40の
飾り板21に取り付けた状態を示した斜視図である。
【図14】本発明のブラウン管装置を具備したパチンコ
台40の全体正面図である。
【図15】図13のC−C部分断面図である。
【図16】取付部材3を具備しないブラウン管装置の斜
視図である
【図17】図15に示したブラウン管装置1’を飾り板
21に取り付けた状態を示した断面図である。
【図18】図15に示したブラウン管装置1’を飾り板
21に取り付けた状態を後方からみた斜視図である。
【図19】従来のブラウン管装置の斜視図である。
【図20】従来のブラウン管装置の断面図である。
【図21】従来のブラウン管装置の断面図である。
【図22】従来のブラウン管装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ブラウン管装置 2 防爆バンド 3 取付部材 3a フランジ部 3b 穴 3c 開口部 3h 切り欠き部 4 偏向ヨーク 4a DYスペーサ 5 アノードキャップ 6 カバー 7 位置決め用のダボ 8 取付用ネジ 9 後方カバー 10 ブラウン管 11 表示画面部 12 ネック部 21 飾り板 21a 開口 21b 背面金具 22 飾り枠 40 パチンコ台 a 前面周辺部 L ブラウン管装置の長さ l 取付部材の幅 l’ 防爆バンドの幅 l” 飾り板の幅

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラウン管と、 該ブラウン管の前面周辺に巻かれた筒状のバンドと、 該バンドに取着されたキャビネット等への取付部材と具
    備したブラウン管装置であって、 前記取付部材の幅を前記バンドの幅よりも十分に長くし
    たことを特徴とするブラウン管装置。
  2. 【請求項2】ブラウン管と、 該ブラウン管の前面周辺に巻かれた筒状のバンドと、 該バンドに取着されたキャビネット等への取付部材とを
    具備したブラウン管装置であって、 前記取付部材の幅をブラウン管前面端乃至前記バンド前
    端から前記ブラウン管装置の重心位置程度にしてあるこ
    とを特徴とするブラウン管装置。
  3. 【請求項3】ブラウン管と、 該ブラウン管の前面周辺に焼きばめにより締着するため
    に筒状に形成されると共にキャビネット等への取り付け
    のための取付部材とを具備したブラウン管装置であっ
    て、 前記取付部材の幅を前記ブラウン管前面端からブラウン
    管装置の重心位置程度にしてあることを特徴とするブラ
    ウン管装置。
  4. 【請求項4】前記取付部材の幅方向の後ろ側には、焼き
    ばめ時に熱の拡散を防止するための穴が形成されている
    ことを特徴とする請求項3ブラウン管装置。
  5. 【請求項5】前記取付部材のブラウン管のアノードキャ
    ップの位置に開口部が形成されると共に、該開口部に非
    金属性材料のカバーを具備したことを特徴をする請求項
    1から請求項4のいづれか1項に記載のブラウン管装
    置。
  6. 【請求項6】前記ブラウン管に偏向ヨークを具備したこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいづれか1項に
    記載のブラウン管装置。
  7. 【請求項7】前記ブラウン管の駆動回路等の付属部品を
    具備したことを特徴とする請求項1から請求項6のいづ
    れか1項に記載のブラウン管装置。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項7のいづれか1項に記
    載のブラウン管装置を該ブラウン管装置を挿着するため
    の開口が形成されたキャビネットに取り付ける方法であ
    って、 ブラウン管装置をキャビネットの背面より該キャビネッ
    トの開口に挿入し、ブラウン管装置の前面をキャビネッ
    トの前面より突出させた状態で、該ブラウン管装置をキ
    ャビネットの背面に固定し、ブラウン管装置のキャビネ
    ットの前面に突出する部分に該部分を覆う飾り枠を付け
    たことを特徴とするブラウン管装置の取り付け方法。
  9. 【請求項9】前記飾り枠は、ブラウン管装置のキャビネ
    ットの前面に突出する部分のみを覆うようにしたことを
    特徴とする請求項8記載のブラウン管装置の取り付け方
    法。
  10. 【請求項10】前記キャビネットは、パチンコ台の飾り
    板であることを特徴とする請求項8又は請求項9記載の
    ブラウン管装置の取り付け方法。
  11. 【請求項11】請求項1から請求項7のいづれか1項に
    記載のブラウン管装置を具備したことを特徴とするブラ
    ウン管装置付きパチンコ台。
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