JPH07110702B2 - 移載荷物保持装置 - Google Patents
移載荷物保持装置Info
- Publication number
- JPH07110702B2 JPH07110702B2 JP12479090A JP12479090A JPH07110702B2 JP H07110702 B2 JPH07110702 B2 JP H07110702B2 JP 12479090 A JP12479090 A JP 12479090A JP 12479090 A JP12479090 A JP 12479090A JP H07110702 B2 JPH07110702 B2 JP H07110702B2
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- sides
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Description
載荷物保持装置に係り、とくに、袋詰物を保持するもの
に関する。
付けられる支枠の両側下部にすくい取り体を開閉可能に
設けたものが、実公昭62−40988号公報や実公昭62−409
89号公報に示されている。
ような移載荷物保持装置を用いて、袋詰物をパレット等
の上に移載するが、袋詰物に通気性がない場合、たとえ
ば、袋詰物が精米した米を合成樹脂フィルムから成る袋
に入れて袋の開口部を熱融着により閉塞した米袋のよう
な場合、米袋を上下に重ねて多段に積上げると、米袋の
中に余分な空気が入っているために、荷積み状態が安定
せず、荷崩れを起こし易いという問題がある。
重ねると、袋の中に余分な空気が入っているために、荷
積み状態が安定せず、荷崩れを起こし易いという問題が
ある。
物保持装置を用いて、通気性がない袋詰物を積重ねる際
に、荷積み状態を安定させ、荷崩れを防止することを目
的とするものである。
11の一側下部及び他側下部に相対向して開閉可能に設け
られ袋詰物BL,BSを両側からすくい取るすくい取り体18,
19とを備えた移動荷物保持装置7において、上記両側の
すくい取り体18,19の少なくとも一方の内側に脱気針48
を突設したものである。
閉動作して袋詰物BL,BSをすくい取るときに、脱気針48
により、袋詰物BL,BSの側部に脱気孔を開けることがで
きる。
説明する。
2上に水平方向に回動可能な本体3を設け、この本体3
に垂直方向に屈伸回動可能な多関節アーム機構4を設
け、この多関節アーム機構4の先端の移動体5の下部に
水平方向に回動可能な回動体6を設け、この回動体6の
下部に一対の移載荷物保持装置7を設けたもので、この
一対の移載荷物保持装置7は、それぞれ、袋詰物を保持
したり、解放したりすることができる。
によって、袋詰物を保持して袋詰物をある位置から別の
位置に移動することができるとともに、袋詰物を回転し
て袋詰物の方向を自由に変えることができるので、パレ
ット荷積み装置として用いられ、袋詰物を所定の荷積み
パターンを構成しながらパレットの上に多段に荷積みす
るようになっている。
明する。
矩形の支枠で、この支枠11の一側部に可動枠12が設けら
れているとともに、この支枠11の他側部に固定枠13が設
けられている。
に支持され、支枠11に取付けられた一対のエアシリンダ
15によりレール14に沿って固定枠13に向かって後退する
ようになっており、上記固定枠13は支枠11に固定されて
いる。
れているとともに、上記固定枠13の下部にすくい取り体
19が設けられている。
の支軸20に一対のアーム21を取付け、この一対のアーム
21の先端部に連結杆22を支軸20と平行に取付け、この連
結杆22の7本のL字状の支持フィンガ23を取付けたもの
で、この両側のすくい取り体18,19は、それぞれの支持
フィンガ23の先端側の支持部23aを対向させた状態で、
それぞれの支軸20の両端部を上記可動枠12あるいは固定
枠13に回動可能に支持されている。
れぞれレバー26が取付けられ、このそれぞれのレバー26
が可動枠12あるいは固定枠13に軸支されたエアシリンダ
27によって支軸20を中心に回動するようになっており、
これによって、両側のすくい取り体18,19が、支軸20を
中心に回動し、離間したり接近したりして開閉するよう
になっており、互いに接近した閉状態で、両側のすくい
取り体18,19の支持フィンガ23の先端側の支持部23aが水
平状態となる。
向した内側面には後述する挟持体31,32の挟持フィング3
4に対するクッションゴム28が取付けられ、このクッシ
ョンゴム28は、すくい取り体18,19が閉状態となったと
きに、挟持体31,32の挟持フィンガ34に当接するように
なっている。
て、上記可動枠12の下部に挟持体31が設けられていると
ともに、上記固定枠13の下部に挟持体32が設けられてい
る。
3に4本の挟持フィンガ34を取付けたもので、それぞれ
の支軸33の両端部を上記可動枠12あるいは固定枠13に回
動可能に支持され、これによって、この両側の挟持体3
1,32は、支軸33を中心に回動して、離間したり接近した
りして開閉することができるようになっており、互いに
接近した閉状態で、それぞれの挟持フィンガ34が垂直状
態となる。
側のすくい取り体18,19に従動的に遅延して開動作する
ようになっている。
それぞれレバー37が取付けられているとともに、上記両
側の挟持体31,32の支軸33にはそれぞれプレート38が取
付けられ、それぞれのレバー37に軸支されたコロ39がそ
れぞれのプレート38に形成された長孔40に所定の範囲遊
動可能に係合されている。
外側に向かって開動作する際に、すくい取り体18,19の
回動にともなってレバー37が内側に向かって回動する
が、このときに、レバー37とコロ39とプレート38の長孔
40に遊びがある間は、レバー37が単独で回動し、コロ39
が長孔40の端部に当たって遊びがなくなると、レバー37
とともにプレート38が内側に向かって回動し、このプレ
ート38の回動にともなって挟持体31,32が外側に向かっ
て回動して開動作するようになっている。
位置からb位置に回動して、すくい取り体18,19の支持
フィンガ23の支持部23aが閉状態の挟持体31,32の挟持フ
ィンガ34の下側から外れるまでは、挟持体31,32は閉状
態のa位置で動かず、すくい取り体18,19がb位置から
c位置に回動するときに、挟持体31,32がa位置からc
位置に回動するようになっている。
に向かって閉動作する際には、第4図において、すくい
取り体18,19がc位置からb位置に回動するときに、挟
持体31,32は自重によってc位置からa位置に回動して
閉動作し、この後は、すくい取り体18,19が単独でb位
置からa位置に回動するようになっている。
ガ34に対するクッションゴム43を取付けたストッパ44が
上記可動枠12及び固定枠13に取付けられ、このストッパ
44のクッションゴム43に対して、挟持体31,32が閉状態
で当接するようになっている。
れぞれ取付板47が取付けられ、この取付板47にはそれぞ
れ3本の脱気針48が取付けられ、この脱気針48は、すく
い取り体18,19が閉じた状態で、閉状態の挟持体31,32の
挟持フィンガ34の内側に突出するようになっている。
構成により、第1図に示すように、袋詰物として通気性
のない大小の米袋BL,BS、つまり、精米した米を合成樹
脂フィルムから成る袋に入れて袋の開口部を熱融着によ
り閉塞した袋詰物を保持してパレット上に荷積みするよ
うになっている。
実線で示すように、移動枠12を、エアシリンダ15により
レール14に沿って固定枠13から離れた方向に移動してお
き、小さい米袋BSを保持する場合には、第1図に鎖線で
示すように、移動枠12を、エアシリンダ15によりレール
14に沿って固定枠13に近い方向に移動しておく。
8,19及び挟持体31,32を開いた状態で、第5図に示した
移載装置1により、この移載荷物保持装置7を米袋BL,B
Sを保持する位置に移動するとともに、両側のすくい取
り体18,19及び挟持体31,32を米袋BL,BSの両側部に位置
決めする。
体18,19及び挟持体31,32を閉動作させると、両側のすく
い取り体18,19の複数の支持フィンガ23の支持部23aを米
袋BL,BSの下部に差し込むことができ、これとともに、
両側の挟持体31,32の複数の挟持フィンガ34で米袋BL,BS
を挟持して米袋BL,BSを位置決めすることができる。
けられた3本の脱気針48が挟持フィンガ34の内側に突出
するので、通気性のない米袋BL,BSの両側部に脱気孔を
開けることができる。
物保持装置7を上昇すると、米袋BL,BSは両側のすくい
取り体18,19の複数の支持フィンガ23の支持部23aに支持
されてすくい上げられ、これによって、米袋BL,BSを、
両側の挟持体31,32で支持して位置決めした状態で、両
側のすくい取り体18,19の上に支持することができる。
して位置決めした状態のままで、移載装置により、米袋
BL,BSを荷積みする位置のパレット上に移動することが
でき、移動中に米袋BL,BSが位置ずれを起こすことがな
い。
すくい取り体18,19及び挟持体31,32を閉動作させると、
まず、すくい取り体18,19だけが開き始め、すくい取り
体18,19の支持フィンガ23の支持部23aが挟持体31,32の
挟持フィンガ34の下側から外れた後に、挟持体31,32が
開き始める。
くい取り体18,19の支持フィンガ23の支持部23aが挟持体
31,32の下側から外れた段階で、パレット上に落下する
ことになり、このとき、挟持体31,32は閉状態のままの
ため、米袋BL,BSは、挟持体31,32の挟持フィンガ34に案
内されて、正しい姿勢及び正しい方向を維持した状態
で、パレット上に正確に落下し、パレット上の所定位置
に荷積みされる。
L,BSを所定の荷積みパターンを構成しながらパレット上
に多段に荷積みすることができる。
両側部に脱気針48によって脱気孔が開けられているの
で、上段の米袋BL,BSの重量により、下段の米袋BL,BSか
ら余分の空気が抜けるため、米袋BL,BSの荷積み状態が
安定し、とくに、米袋BL,BSの側部に脱気孔が開けられ
るので、この脱気孔が上段の米袋BL,BSによって塞がれ
ることがなく、米袋BL,BSの荷積み状態が確実に安定す
る。
をすくい取り体18,19に設け、長孔40を形成したプレー
ト38を挟持体31,32に設けたが、この関係を逆にするこ
ともできる。
にそれぞれ脱気針48を設けたが、両側のすくい取り体1
8,19の一方だけに脱気針48を設けるだけでもよい。
取り体を閉動作して袋詰物をすくい取るときに、脱気針
により、袋詰物の側部に脱気孔を開けることができるの
で、通気性がない袋詰物を積重ねた場合にも、上段の袋
詰物の重量により、下段の袋詰物から余分の空気が抜け
るため、荷積み状態が安定し、とくに、袋詰物の側部に
脱気孔が開けられるので、この脱気孔が上段の袋詰物に
よって塞がれることがなく、下段の袋詰物から余分の空
気が確実に抜けるため、袋詰物の荷積み状態が確実に安
定し、荷崩れを防止することができる。
正面図、第2図はその平面図、第3図はその側面図、第
4図はその要部を示す断面図、第5図は移載荷物保持装
置を用いた移載装置の側面図である。 5……移動体、7……移載荷物保持装置、11……支枠、
18,19……すくい取り体、48……脱気針、BL,BS……袋詰
物としての米袋。
Claims (1)
- 【請求項1】移動体に取付けられる支枠と、この支枠の
一側下部及び他側下部に相対向して開閉可能に設けられ
袋詰物を両側からすくい取るすくい取り体とを備えた移
載荷物保持装置において、 上記両側のすくい取り体の少なくとも一方の内側に脱気
針を突設したことを特徴とする移載荷物保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12479090A JPH07110702B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 移載荷物保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12479090A JPH07110702B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 移載荷物保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420423A JPH0420423A (ja) | 1992-01-24 |
JPH07110702B2 true JPH07110702B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=14894189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12479090A Expired - Lifetime JPH07110702B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 移載荷物保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110702B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105905620A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-08-31 | 广东伊雪松机器人设备有限公司 | 高效率载运工件的码垛机器人及其操作方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07133025A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-05-23 | Oyama Foods Mach:Kk | 餅入りケースの移転方法及び装置 |
US8414042B2 (en) * | 2007-10-15 | 2013-04-09 | Delaware Capital Formation, Inc. | Articulating package palletizing system |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP12479090A patent/JPH07110702B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105905620A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-08-31 | 广东伊雪松机器人设备有限公司 | 高效率载运工件的码垛机器人及其操作方法 |
CN105905620B (zh) * | 2016-06-07 | 2019-03-26 | 广东伊雪松机器人设备有限公司 | 高效率载运工件的码垛机器人及其操作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420423A (ja) | 1992-01-24 |
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