JPH07110662A - ネオン管看板 - Google Patents

ネオン管看板

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JPH07110662A
JPH07110662A JP5269760A JP26976093A JPH07110662A JP H07110662 A JPH07110662 A JP H07110662A JP 5269760 A JP5269760 A JP 5269760A JP 26976093 A JP26976093 A JP 26976093A JP H07110662 A JPH07110662 A JP H07110662A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
outside
plate
neon tube
neon
Prior art date
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Pending
Application number
JP5269760A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokichi Hibara
友吉 桧原
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲の照度に応じて看板の状態が変化し、通
行人、自動車の運転者、客等に、眩しくなく落ち着いた
独特の発光で広告を示唆するネオン管看板を提供する。 【構成】 バックボード1に適数のネオン管2を配置し
た装飾体3の前面に対向して濾光板4が設けてあること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ店、スナック
などの広告用として使用されるネオン管看板に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来パチンコ店等の広告用として使用さ
れているものは、着色した樹脂フィルムを巻き付けたネ
オン管、若しくは光透過性顔料で着色したネオン管を多
数本組み合わせて広告用のネオン管看板を構成してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のネ
オン管看板は周知の如く、鮮やかな発光をするものであ
るが、その光は却って見ている者に対して眩しさを感じ
させ、またネオン管を大型店などに多用すると、店の雰
囲気が非常にけばけばしいものに感じてしまい、却って
広告効果を低下させることにもなる。特に店の雰囲気に
拘る最近の若い女性客などを減少させる原因ともなって
いた。
【0004】本発明は上記実情に鑑みて開発されたもの
であり、周囲の明るさと共にネオン管の発光状態が変化
し、しかも通行人や客等に落ち着いた発光で広告し得る
ネオン管看板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、バックボードに適数のネオン管を配置した装飾体
の前面に対向して濾光板が設けてあることを特徴とす
る。
【0006】前記濾光板は熱線反射ガラス板や熱線吸収
ガラス板であってもよい。また、透明板の少なくとも一
面に半鏡面効果を具備する合成樹脂薄膜が設けたもので
あってもよい。
【0007】
【作用】本発明によるネオン管看板は、濾光板を装飾体
の前面に対向して設けてあることによって明所から暗所
に対する反射率が高く、外部が明るいときは外部に対し
て鏡面効果が生じて外部の光を反射し、夕方から夜にか
けて外部が暗くなり始めれば、濾光板の鏡面効果が弱く
なって次第に内部に設けたネオン管の発光が濾光板を通
じて少しずつ認識され始め、外部が暗くなれば、外部に
対する濾光板の鏡面効果が無くなってネオン管の光が濾
光板を透過して柔らかな光となって外部に放出される。
【0008】
【実施例】本発明によるネオン管看板の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0009】図1に示すように単色に塗装した木製材
料、樹脂材料又は金属材料からなるバックボード1に、
看板の装飾に応じて所定の色及び所定形状に加工処理し
たネオン管2を前記バックボード1に設けて装飾体3を
形成し、熱線反射ガラス板からなる濾光板4を装飾体3
の前面に対向して設けたものである。該熱線反射ガラス
板は光透過性のガラス板5の片面にスパッタリング法や
吹付け法によって熱線反射作用に優れた金属薄膜6(例
えば銅、酸化コバルト、クロム、金、錫など)を固着し
たものである。その特性として光波のうちの可視光線の
一部と赤外線に大きな反射特性を示し、暗所から明所へ
の光の透過性は良好で、逆に明所から暗所への光の透過
性は悪く、明所から入射した光の一部は熱線反射ガラス
板にて反射して強い鏡面効果が生じるものである。
【0010】本実施例では金属薄膜6はガラス板5の片
面ばかりでなく、ガラス板5の両面に固着したものであ
っても良い。
【0011】次に本実施例におけるネオン管看板の反射
率の照度依存性を、図2に基づいて説明する。外部が明
るい時は外部から内部に対する濾光板4の反射率が大き
く、外部から内部に入射する光aは、濾光板4によって
透過光bと反射光cとに分光されるが、反射光cの効果
によって外部から見るとあたかも濾光板4が鏡面である
ように認識される(鏡面効果)。従って濾光板4には外
部の映像が映しだされる。この時は主として昼間なので
ネオン管2の発光は外部の明るさに比して非常に弱く、
濾光板4に反射された反射光cによってネオン管の透過
光dが掻き消されてしまうので内部に設けたネオン管2
の電源は予めOFFにしておく(図2のイ)。
【0012】外部が暗くなり始める時刻(この時刻は季
節により異なるが主に夕方)にネオン管2の電源をON
にして発光させておくと、外部からの入射光aが弱くな
るに従って反射光cも弱くなり、濾光板4の鏡面効果が
少なくなる。従ってネオン管2の透過光dと前記反射光
cとの比(ネオン管2の透過光dの強度/反射光cの強
度)が大きくなり、内部に設けたネオン管2の発光が外
部からでも少しずつ認識できるようになる(図2の
ロ)。
【0013】外部が暗くなれば、濾光板4の外部に対す
る鏡面効果が無くなり、逆に内部に対する鏡面効果が現
れる。ネオン管2の光eは直接濾光板4を透過する光
d、濾光板4の鏡面効果により反射しバックボード1に
よって散乱して外部に透過する光f、濾光板4−バック
ボード1間の反射散乱を繰り返して外部に透過する光g
などに分光され、ネオン管2の光eは外部から眺めると
眩しくない目に優しい発光で独特の雰囲気を醸し出すよ
うになる(図2のハ)。
【0014】上記実施例は濾光板4に熱線反射ガラス板
を用いたものであるが、濾光板4は熱線吸収ガラス板で
あっても良い。該熱線吸収ガラス板はコバルト、ニッケ
ル、鉄、及びセレンなどの金属を僅量含有して形成した
ガラス板で、光波のうちの可視光線の一部と赤外線に大
きな吸収特性を示し、明所から入射した光の一部は熱線
吸収ガラス板にて反射し、熱線反射ガラス板程ではない
が鏡面効果が生じるものである。
【0015】また、図3に示すように濾光板4は光透過
性の良好なガラス板からなる透明板7に半鏡面作用を有
する合成樹脂膜8(例えば熱線反射フィルム、日照調整
フィルム或いは飛散防止フィルムなど)を貼着したもの
であっても良く、該合成樹脂膜8を貼着することによっ
て、前述した熱線反射ガラス板や熱線吸収ガラス板の場
合と同様に鏡面効果を発揮するものである。
【0016】上記透明板7は、複層ガラス或いは断熱ガ
ラスであっても良く、ガラス板5に代えて透明な合成樹
脂板、例えばポリカーボネート板やアクリル板であって
も良い。さらに、当該合成樹脂板に前記の金属薄膜6を
蒸着したものであっても良いし、合成樹脂板に合成樹脂
膜8を貼着したものであっても良い。
【0017】尚、バックボード1を白色に塗装すれば、
前記図2の(ハ)の状態において、濾光板4にて反射し
た光eがバックボード1にて吸収されにくいためバック
ボード1にて散乱する光gの強度が効果が向上し、外部
から当該ネオン管看板を眺めるとネオン管2の周辺が明
るくぼやけて独特の光を放つため、視覚的効果に優れて
いる。
【0018】大型の看板の場合は、そのメインテナンス
性を考慮し、バックボード1及び濾光板4を1m×1m
程度の大きさに形成して、それらを多数枚敷設して大型
看板を形成するようにする。
【0019】
【発明の効果】本発明によるネオン管看板は以上のよう
に構成されており、濾光板がネオン管の前面に対向して
設けてあり、濾光板を透過して外部に放出されるネオン
管の光は、今までの広告には見られない斬新で落ち着い
た光となって独特の雰囲気を醸し出すので、通行人、自
動車の運転者、或いは客等の注意力を刺激して一段と広
告効果を高めることができる。
【0020】また、外部の明るさによって濾光板の反射
率及び透過率が変化するため、夕方から夜にかけて外部
に対するネオン管の光強度比が次第に大きくなって、内
部に設けたネオン管の発光が外部からでも少しずつ認識
できるようになり、柔らかで繊細な光模様を表出して情
緒溢れる広告を行うことができるものである。
【0021】さらに昼間は前面の濾光板が光の反射面と
なってネオン管の存在が自然な状態で隠蔽されているの
で、夜間に演出される光模様との格差が際立って大き
く、広告作用を一段と引き立たせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネオン管看板を一部切欠して示す
斜視図である。
【図2】の(イ)(ロ)(ハ)本発明によるネオン管看
板の光透過度の説明図である。
【図3】濾光板の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 バックボード 2 ネオン管 3 装飾体 4 濾光板 7 透明板 8 合成樹脂膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックボード(1)に適数のネオン管
    (2)を配設した装飾体(3)の前面に対向して濾光板
    (4)が設けてあることを特徴とするネオン管看板。
  2. 【請求項2】 濾光板(4)は熱線反射ガラス板である
    ことを特徴とする請求項1に記載のネオン管看板。
  3. 【請求項3】 濾光板(4)は熱線吸収ガラス板である
    ことを特徴とする請求項1に記載のネオン管看板。
  4. 【請求項4】 濾光板(4)は透明板(7)の少なくと
    も一面に半鏡面効果を具備する合成樹脂膜(8)を被着
    したものであることを特徴とする請求項1に記載のネオ
    ン管看板。
JP5269760A 1993-08-20 1993-10-01 ネオン管看板 Pending JPH07110662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5269760A JPH07110662A (ja) 1993-08-20 1993-10-01 ネオン管看板

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22787993 1993-08-20
JP5-227879 1993-08-20
JP5269760A JPH07110662A (ja) 1993-08-20 1993-10-01 ネオン管看板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07110662A true JPH07110662A (ja) 1995-04-25

Family

ID=26527928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5269760A Pending JPH07110662A (ja) 1993-08-20 1993-10-01 ネオン管看板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07110662A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264374A (ja) * 1985-05-17 1986-11-22 キングプリンテイング株式会社 天然色ネオンの製造方法
JPH0414087A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Keiichi Minamoto ハーフミラー広告箱

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264374A (ja) * 1985-05-17 1986-11-22 キングプリンテイング株式会社 天然色ネオンの製造方法
JPH0414087A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Keiichi Minamoto ハーフミラー広告箱

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