JPH07110226B2 - 抗生物質10381bを生産する菌株 - Google Patents
抗生物質10381bを生産する菌株Info
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- JPH07110226B2 JPH07110226B2 JP5268821A JP26882193A JPH07110226B2 JP H07110226 B2 JPH07110226 B2 JP H07110226B2 JP 5268821 A JP5268821 A JP 5268821A JP 26882193 A JP26882193 A JP 26882193A JP H07110226 B2 JPH07110226 B2 JP H07110226B2
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- antibiotics
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- A23K20/195—Antibiotics
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- A23K50/30—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for swines
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
- C12N1/205—Bacterial isolates
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P1/00—Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes
- C12P1/06—Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes by using actinomycetales
-
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- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P17/00—Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
- C12P17/16—Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms containing two or more hetero rings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
- C12R2001/01—Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
- C12R2001/465—Streptomyces
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗生物質10381b
の新規な製法で用いる微生物に関する。
の新規な製法で用いる微生物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】該抗
生物質はストレプトミセス(Streptomyces)属の新種、
ストレプトミセス・アルギネンシス(Streptomyces ar
ginensis)を用いる栄養培地の発酵により得られる。抗
生物質10381bは主としてグラム陽性生物に抗する
少なくとも5種の抗菌剤の群によりなる。抗生物質10
381bはスルホマイシン抗生物質群について報告され
たのに同様の物理特性を有するが、2種の群成分の同定
はまだ確立されていない。
生物質はストレプトミセス(Streptomyces)属の新種、
ストレプトミセス・アルギネンシス(Streptomyces ar
ginensis)を用いる栄養培地の発酵により得られる。抗
生物質10381bは主としてグラム陽性生物に抗する
少なくとも5種の抗菌剤の群によりなる。抗生物質10
381bはスルホマイシン抗生物質群について報告され
たのに同様の物理特性を有するが、2種の群成分の同定
はまだ確立されていない。
【0003】アルギノマイシン(抗生物質10381a1)
の製造および特性は1986年12月3日出願の米国特
許出願035678号に記載されている。
の製造および特性は1986年12月3日出願の米国特
許出願035678号に記載されている。
【0004】ストレプトミセス・アルギネンシス(培地
(10381))は「耐性」スタフィロコッカス・アウレウ
ス(Staphylococcus aureus)を包含するグラム陽性生
物に対する抗生物質として有用な溶媒可溶化合物の混合
物を産生する。これらの抗生物質は10381b抗生物
質と命名された。本発明は抗生物質10381bの産
生、単離ならびに物理および生物学的特性を記載する。
(10381))は「耐性」スタフィロコッカス・アウレウ
ス(Staphylococcus aureus)を包含するグラム陽性生
物に対する抗生物質として有用な溶媒可溶化合物の混合
物を産生する。これらの抗生物質は10381b抗生物
質と命名された。本発明は抗生物質10381bの産
生、単離ならびに物理および生物学的特性を記載する。
【0005】化学的には、抗生物質10381bは構造
未知のペプチドであると報告されているスルホマイシン
に関連するようである。ワイ・エガワら(Y.Egawa e
t al.)、「スルホマイシン、新しい硫黄含有抗生物質
のシリーズ、I:単離、精製および特性」、ジャーナル・
オブ・アンティバイオティックス(J.Antibiotics)、
22:12〜17(1969)参照。
未知のペプチドであると報告されているスルホマイシン
に関連するようである。ワイ・エガワら(Y.Egawa e
t al.)、「スルホマイシン、新しい硫黄含有抗生物質
のシリーズ、I:単離、精製および特性」、ジャーナル・
オブ・アンティバイオティックス(J.Antibiotics)、
22:12〜17(1969)参照。
【0006】抗生物質10381bとスルホマイシン間
の関係を明確にする努力の一部として、抗生物質103
81bの産生用に開発された発酵条件下で、エス・アル
ギネンシス(S.arginensis)および2種のスルホマイシ
ンを産生する培地の産生様式を比較した。抗生物質10
381bで用いた方法によって分析した場合、実質的に
同一であるように見える活性を3種の培地が与える。し
かし、エス・アルギネンシスのみが殺菌活性(抗生物質
10381a1)/アルギノマイシン)を与える。
の関係を明確にする努力の一部として、抗生物質103
81bの産生用に開発された発酵条件下で、エス・アル
ギネンシス(S.arginensis)および2種のスルホマイシ
ンを産生する培地の産生様式を比較した。抗生物質10
381bで用いた方法によって分析した場合、実質的に
同一であるように見える活性を3種の培地が与える。し
かし、エス・アルギネンシスのみが殺菌活性(抗生物質
10381a1)/アルギノマイシン)を与える。
【0007】ストレプトミセス・ビリドクロモゲネス
(Streptomycs viridochromogenes)(亜種スルホミチニ
(sulfomycini)ATCC29776;UC8410)によ
って産生されたスルホマイシンは、抗生物質10381
b複合体の単離に用いた手順により単離した。得られた
物質を赤外スペクトル(IR)、紫外スペクトル(UV)、
ペーパークロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー
(TLC)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)およ
び抗菌スペクトルによって抗生物質10381b複合体
と比較した。抗生物質10381bは、同一ではないに
せよ。スルホマイシンに非常に似ているようである。抗
生物質10381b2、主たる抗生物質、はスルホマイシ
ン産生生物によって得られる主活性とほとんど同一であ
る。しかし、産生生物は明らかに異なる。エス・アルギ
ネンシス(培地10381)はアルギノマイシンを産生す
るが、2種のスルホマイシン産生培地はアルギノマイシ
ンまたは他のいずれの殺菌活性も生じない。
(Streptomycs viridochromogenes)(亜種スルホミチニ
(sulfomycini)ATCC29776;UC8410)によ
って産生されたスルホマイシンは、抗生物質10381
b複合体の単離に用いた手順により単離した。得られた
物質を赤外スペクトル(IR)、紫外スペクトル(UV)、
ペーパークロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー
(TLC)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)およ
び抗菌スペクトルによって抗生物質10381b複合体
と比較した。抗生物質10381bは、同一ではないに
せよ。スルホマイシンに非常に似ているようである。抗
生物質10381b2、主たる抗生物質、はスルホマイシ
ン産生生物によって得られる主活性とほとんど同一であ
る。しかし、産生生物は明らかに異なる。エス・アルギ
ネンシス(培地10381)はアルギノマイシンを産生す
るが、2種のスルホマイシン産生培地はアルギノマイシ
ンまたは他のいずれの殺菌活性も生じない。
【0008】米国特許第4007090号は微生物スト
レプトミセス・シネロピリディス(Streptomyces cine
roviridis)からのスルホマイシンの調製についての新規
な発酵方法を開示し、特許請求している。
レプトミセス・シネロピリディス(Streptomyces cine
roviridis)からのスルホマイシンの調製についての新規
な発酵方法を開示し、特許請求している。
【0009】スルホマイシンIは日本国特許第45−6
880号に記載されている公知のグラム陽性抗生物質で
ある(ダーウェント・アブストラクト(Derwent Abstr
act)、受入番号18445R)。また、スルホマイシン
IIおよびIIIは日本国特許公告公報17599/1
970におけるグラム陽性抗生物質として文献に記載さ
れている(ダーウェント・アブストラクト(Derwent A
bstract、受入番号42550R)。すべての3種のスル
ホマイシン抗生物質は微生物ストレプトミセス・ビリド
クロモゲネス(Streptomycs viridochromogenes)株の
発酵によって調製された。
880号に記載されている公知のグラム陽性抗生物質で
ある(ダーウェント・アブストラクト(Derwent Abstr
act)、受入番号18445R)。また、スルホマイシン
IIおよびIIIは日本国特許公告公報17599/1
970におけるグラム陽性抗生物質として文献に記載さ
れている(ダーウェント・アブストラクト(Derwent A
bstract、受入番号42550R)。すべての3種のスル
ホマイシン抗生物質は微生物ストレプトミセス・ビリド
クロモゲネス(Streptomycs viridochromogenes)株の
発酵によって調製された。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は特に: ストレプトミセス属に属し、ストレプトミセス・ビリド
クロモゲネスと近縁の種であって、胞子鎖が短くてゆる
いコイル状を呈している点でストレプトミセス・ビリド
クロモゲネスと区別できるストレプトミセス・アルギネ
ンシスを提供し、また、本明細書中には、特許請求する
ストレプトミセス・アルギネンシス株、NRRL159
41およびその突然変異体で発酵することよりなり、水
性栄養培地が好気性条件下で同化可能な炭素源および同
化可能な窒素源を含有することを特徴とする抗生物質1
0381bの製造方法;および発育を促進するのに有効
な量の抗生物質10381bを動物に投与することを特
徴とする肉生産動物において発育を促進する方法; についても記載する。
クロモゲネスと近縁の種であって、胞子鎖が短くてゆる
いコイル状を呈している点でストレプトミセス・ビリド
クロモゲネスと区別できるストレプトミセス・アルギネ
ンシスを提供し、また、本明細書中には、特許請求する
ストレプトミセス・アルギネンシス株、NRRL159
41およびその突然変異体で発酵することよりなり、水
性栄養培地が好気性条件下で同化可能な炭素源および同
化可能な窒素源を含有することを特徴とする抗生物質1
0381bの製造方法;および発育を促進するのに有効
な量の抗生物質10381bを動物に投与することを特
徴とする肉生産動物において発育を促進する方法; についても記載する。
【0011】従って、本明細書中に記載する抗生物質は
単独でまたは他の抗菌剤と組合せて用いて種々の環境に
おいて多数の微生物の増殖を防止しまたは減じることが
できる。例えば、該化合物は表面を消毒したりあるいは
添加剤として塗布して微生物の過剰増殖を防止すること
ができる。
単独でまたは他の抗菌剤と組合せて用いて種々の環境に
おいて多数の微生物の増殖を防止しまたは減じることが
できる。例えば、該化合物は表面を消毒したりあるいは
添加剤として塗布して微生物の過剰増殖を防止すること
ができる。
【0012】本発明の抗生物質はエス・アルギネンシス
(S.arginensis)の培養から得られる。該生物の分類法
は以下に示す。
(S.arginensis)の培養から得られる。該生物の分類法
は以下に示す。
【0013】微生物 抗生物質10381bの産生に用いる微生物はストレプ
トミセス(streptomyces)属の新種、ストレプトミセス・
アルギネンシス・ディエツ(Streptomyces arginensis
Dietz)種、NRRL−15941である。該生物は
ジ・アップジョン(The Upjohn)社によって行われた
土壌スクリーニングから単離され、ジ・アップジョン社
のアルマ・ディエツ(Alma Dietz)によって分類学的
に特徴づけられた。該生物の継代培養物はブダペスト条
約の規定により1985年3月8日にノーザン・リージ
ョン・リサーチ・センター(Northern Regin Resea
rchCenter)、ARS; 合衆国農務省; ペーオリア(P
eoria)、イリノイ州、米国に永久寄託した。その受託番
号はNRRL−15941である。
トミセス(streptomyces)属の新種、ストレプトミセス・
アルギネンシス・ディエツ(Streptomyces arginensis
Dietz)種、NRRL−15941である。該生物は
ジ・アップジョン(The Upjohn)社によって行われた
土壌スクリーニングから単離され、ジ・アップジョン社
のアルマ・ディエツ(Alma Dietz)によって分類学的
に特徴づけられた。該生物の継代培養物はブダペスト条
約の規定により1985年3月8日にノーザン・リージ
ョン・リサーチ・センター(Northern Regin Resea
rchCenter)、ARS; 合衆国農務省; ペーオリア(P
eoria)、イリノイ州、米国に永久寄託した。その受託番
号はNRRL−15941である。
【0014】色彩の特徴 気生菌糸体は顕著に青色である; メラニン陽性。エク
タクロム(Ektachrome)上の色彩パターンを表1に掲げ
る。参照色彩特性を表2に掲げる。培地はトレスナー
(Tresner)およびバッカス(Backus)の青色(B)の色彩
系列中に置くことができる。(アプライド・ミクロバイ
オロジー(Appl.Microbiology)、11:335〜33
8、1963)
タクロム(Ektachrome)上の色彩パターンを表1に掲げ
る。参照色彩特性を表2に掲げる。培地はトレスナー
(Tresner)およびバッカス(Backus)の青色(B)の色彩
系列中に置くことができる。(アプライド・ミクロバイ
オロジー(Appl.Microbiology)、11:335〜33
8、1963)
【0015】顕微鏡的特徴 胞子は若干曲がったあるいは先端またはその近くに単純
コイルを有する短い鎖状である。該胞子には短いとげが
備わっており、場合によっては微細な毛髪構造が備わっ
ている。該胞子は楕円状であって、寸法は1.2×0.
8μである。
コイルを有する短い鎖状である。該胞子には短いとげが
備わっており、場合によっては微細な毛髪構造が備わっ
ている。該胞子は楕円状であって、寸法は1.2×0.
8μである。
【0016】炭素化合物上での増殖 シャーリングおよびゴットリーブ(Shirling and Go
ttlieb)の合成培地(インターナショナル・ジャーナル・
オブ・システマティック・バクテリオロジー(Int.
J.Syst.Bacteriol.)、16:313〜340、1
966)をこの測定のために用いた。増殖は陽性対照(D
−グルコース)、L−アラビノース、スクロース、D−
キシロース、D−マンニトール、D−フルクトース、お
よびラムノース上で良好であり; およびイノシトール
およびラフィノース上で相当であった。セルロースまた
は炭素化合物を加えない陰性対照(合成培地ISP−9)
上では増殖しなかった。
ttlieb)の合成培地(インターナショナル・ジャーナル・
オブ・システマティック・バクテリオロジー(Int.
J.Syst.Bacteriol.)、16:313〜340、1
966)をこの測定のために用いた。増殖は陽性対照(D
−グルコース)、L−アラビノース、スクロース、D−
キシロース、D−マンニトール、D−フルクトース、お
よびラムノース上で良好であり; およびイノシトール
およびラフィノース上で相当であった。セルロースまた
は炭素化合物を加えない陰性対照(合成培地ISP−9)
上では増殖しなかった。
【0017】全細胞の分析 L−ジアミノピメリン酸が全細胞加水分解中で検出され
た。
た。
【0018】培養物の特徴 一般的な培養物の特徴を表3および表4に示す。
【0019】温度 ベネット(Bennett)の寒天、ツァペック(zapek)のスク
ロース寒天、およびマルトース・トリプトン寒天上の増
殖は24℃〜32℃で良好であった。最適な増殖(良好
な青色空中増殖)がベネットの寒天およびマルトース−
トリプトン寒天上で見られた。増殖は18℃で相当であ
り、37℃で普通であった。ベネットの寒天およびツァ
ペックのスクロース寒天上で増殖型増殖が、およびマル
トース・トリプトン寒天上で空中増殖が45℃にて見ら
れた。55℃では増殖がなかった。
ロース寒天、およびマルトース・トリプトン寒天上の増
殖は24℃〜32℃で良好であった。最適な増殖(良好
な青色空中増殖)がベネットの寒天およびマルトース−
トリプトン寒天上で見られた。増殖は18℃で相当であ
り、37℃で普通であった。ベネットの寒天およびツァ
ペックのスクロース寒天上で増殖型増殖が、およびマル
トース・トリプトン寒天上で空中増殖が45℃にて見ら
れた。55℃では増殖がなかった。
【0020】ストレプトミセス・アルギネンシスをエス
・シネロビリディス(S.cineroviridis)ATCC29
776およびエス・ビリドクロモゲネス・亜種・スルホ
ミチニ(S.viridochromogenes ss.sulfomycini)AT
CC14920と比較した。生物分類的比較の要約を表
5に示す。
・シネロビリディス(S.cineroviridis)ATCC29
776およびエス・ビリドクロモゲネス・亜種・スルホ
ミチニ(S.viridochromogenes ss.sulfomycini)AT
CC14920と比較した。生物分類的比較の要約を表
5に示す。
【0021】抗生物質10381bの発酵および回収 エス・アルギネンシスが深部好気的条件下、水性栄養培
地中で増殖するとき、抗生物質10381bが産生され
る。典型的には、該微生物は炭素源および同化可能な窒
素化合物または蛋白質物質を含有する栄養培地中で増殖
する。好ましい炭素源はグルコース、赤砂糖、スクロー
ス、グリセロール、澱粉、コーンスターチ、ラクトー
ス、デキストリン、糖蜜などを包含する。好ましい窒素
源はコーン浸出液、酵母、ミルク固形物を含む自己分析
した醸造酵母、大豆ミール、綿実ミール、コーンミー
ル、ミルク固形物、カゼインのパンクレアチン消化物、
ディスティラーズソリッド、動物のペプトン液、肉片お
よび骨片などを包含する。有利には、これらの炭素源お
よび窒素源の組合せを用いることができる。常水および
未精製の成分が培地成分として用いられるので、微量金
属、例えば亜鉛、マグネシウム、マンガン、コバルト、
鉄などは発酵培地に加える必要がない。
地中で増殖するとき、抗生物質10381bが産生され
る。典型的には、該微生物は炭素源および同化可能な窒
素化合物または蛋白質物質を含有する栄養培地中で増殖
する。好ましい炭素源はグルコース、赤砂糖、スクロー
ス、グリセロール、澱粉、コーンスターチ、ラクトー
ス、デキストリン、糖蜜などを包含する。好ましい窒素
源はコーン浸出液、酵母、ミルク固形物を含む自己分析
した醸造酵母、大豆ミール、綿実ミール、コーンミー
ル、ミルク固形物、カゼインのパンクレアチン消化物、
ディスティラーズソリッド、動物のペプトン液、肉片お
よび骨片などを包含する。有利には、これらの炭素源お
よび窒素源の組合せを用いることができる。常水および
未精製の成分が培地成分として用いられるので、微量金
属、例えば亜鉛、マグネシウム、マンガン、コバルト、
鉄などは発酵培地に加える必要がない。
【0022】抗生物質10381bの産生は該微生物の
満足できる増殖に導くいずれの温度にても、好ましくは
約20°と32℃間にて誘導できる。通常、該化合物の
最適な産生は約2ないし10日間のうちに得られる。通
常、培地は発酵の間、弱塩基性(pH7.4〜9.0)に
保持する。最終のpHは一つには緩衝液の存在に依存
し、もしあれば、一つには、滅菌に先立ち有利に約7.
2に調整される培地の初期pHに依存する。
満足できる増殖に導くいずれの温度にても、好ましくは
約20°と32℃間にて誘導できる。通常、該化合物の
最適な産生は約2ないし10日間のうちに得られる。通
常、培地は発酵の間、弱塩基性(pH7.4〜9.0)に
保持する。最終のpHは一つには緩衝液の存在に依存
し、もしあれば、一つには、滅菌に先立ち有利に約7.
2に調整される培地の初期pHに依存する。
【0023】増殖を大きな容器およびタンク中で行う場
合、接種用には該微生物の胞子型よりはむしろ増殖型を
用いて該新しい化合物の産生における顕著な遅延および
それに伴う装置の非効率的な利用を回避するのが好まし
い。従って栄養ブロス培地を土壌もしくは斜面培養から
の一部で接種することによって、このブロス培地中で増
殖型接種物を産生するのが望ましい。かくして、若い増
殖型接種物が確保されると、それを無菌的に大きな容器
またはタンクに移す。その中で増殖型接種物が産生され
る培地は、該微生物の適当な増殖が得られるようなもの
である限り、該新しい化合物の産生に用いるものと同一
または異なるものであってよい。
合、接種用には該微生物の胞子型よりはむしろ増殖型を
用いて該新しい化合物の産生における顕著な遅延および
それに伴う装置の非効率的な利用を回避するのが好まし
い。従って栄養ブロス培地を土壌もしくは斜面培養から
の一部で接種することによって、このブロス培地中で増
殖型接種物を産生するのが望ましい。かくして、若い増
殖型接種物が確保されると、それを無菌的に大きな容器
またはタンクに移す。その中で増殖型接種物が産生され
る培地は、該微生物の適当な増殖が得られるようなもの
である限り、該新しい化合物の産生に用いるものと同一
または異なるものであってよい。
【0024】抗生物質10381bは発酵ブロスから単
離し精製する。以下の実施例により詳しく記載する如
く、メタノールでの抽出によって発酵ブロスの菌糸体ケ
ーキから抗生物質10381bを単離する。小規模の発
酵(振盪フラスコ)においては、メタノール抽出物を濃縮
乾固し、向流二重分配法(CDCD)単独によって、また
はひき続いてのシリカゲルクロマトグラフィーによって
残渣を精製する。大規模の発酵(5000lファーメンタ
ー)から得られたケーキの菌糸体抽出物は濃縮して水性
溶液とし、次いでこれを酢酸エチルで抽出する。抗生物
質10381bを含有する酢酸エチル抽出物を濃縮乾固
する。得られた油状残渣をエーテルでトリチュレートし
て抗生物質10381bのアモルファス状混合物を得、
これを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって
さらに精製する。
離し精製する。以下の実施例により詳しく記載する如
く、メタノールでの抽出によって発酵ブロスの菌糸体ケ
ーキから抗生物質10381bを単離する。小規模の発
酵(振盪フラスコ)においては、メタノール抽出物を濃縮
乾固し、向流二重分配法(CDCD)単独によって、また
はひき続いてのシリカゲルクロマトグラフィーによって
残渣を精製する。大規模の発酵(5000lファーメンタ
ー)から得られたケーキの菌糸体抽出物は濃縮して水性
溶液とし、次いでこれを酢酸エチルで抽出する。抗生物
質10381bを含有する酢酸エチル抽出物を濃縮乾固
する。得られた油状残渣をエーテルでトリチュレートし
て抗生物質10381bのアモルファス状混合物を得、
これを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって
さらに精製する。
【0025】10381複合体の主要成分を10381
b2および10381b3と命名した。これらを2種の化合
物のうち抗生物質10381b2を生物学的および化学的
特性測定が可能となるのに十分な量および純度で単離し
た。
b2および10381b3と命名した。これらを2種の化合
物のうち抗生物質10381b2を生物学的および化学的
特性測定が可能となるのに十分な量および純度で単離し
た。
【0026】抗生物質10381b2はグラム陽性菌およ
び嫌気菌(クロストリジウム・ペルフリゲンス(Clostri
dium perfrigens)、バクテロイデス・フラギリス(Bac
teroides fragilis)に対して活性である。それは他の
抗生物質に対して耐性のスタフィロコッカス・アウレウ
ス(Staphylococcus aureus)(スタフィロコッカス・ア
ウレウスUC3665、スタフィロコッカス・アウレウ
スUC6685)に対しても活性である(UCはジ・アッ
プジョン社の登録商標である)。従って、本発明の化合
物はヒトを包含する哺乳動物において細菌感染を治療す
るのに有効である。
び嫌気菌(クロストリジウム・ペルフリゲンス(Clostri
dium perfrigens)、バクテロイデス・フラギリス(Bac
teroides fragilis)に対して活性である。それは他の
抗生物質に対して耐性のスタフィロコッカス・アウレウ
ス(Staphylococcus aureus)(スタフィロコッカス・ア
ウレウスUC3665、スタフィロコッカス・アウレウ
スUC6685)に対しても活性である(UCはジ・アッ
プジョン社の登録商標である)。従って、本発明の化合
物はヒトを包含する哺乳動物において細菌感染を治療す
るのに有効である。
【0027】本発明の抗生物質10381bの各種組成
物は適量の抗生物質を含有する錠剤、カプセル、丸剤、
粉末、顆粒剤、滅菌非経口溶液もしくは懸濁液、点眼
剤、経口溶液もしくは懸濁液、油中水型エマルジョンの
如き単位投与形態でヒトおよび動物への投与に供され
る。
物は適量の抗生物質を含有する錠剤、カプセル、丸剤、
粉末、顆粒剤、滅菌非経口溶液もしくは懸濁液、点眼
剤、経口溶液もしくは懸濁液、油中水型エマルジョンの
如き単位投与形態でヒトおよび動物への投与に供され
る。
【0028】経口投与用には、固体または流体いずれか
の単位投与形態が調製できる。錠剤の如き固体組成物を
調製するには、抗生物質をタルク、ステアリン酸マグネ
シウム、リン酸二カルシウム、マグネシウムアルミニウ
ムシリケート、硫酸カルシウム、澱粉、ラクトース、ア
カシア、メチルセルロース、および医薬希釈剤または担
体として機能的に同様の物質の如き通常成分と混合す
る。カプセルは抗生物質を不活性な医薬希釈剤と混合し
次いで該混合物を適当なサイズのハードゼラチンカプセ
ルに充填することによって調製される。ソフトゼラチン
カプセルは抗生物質のスラリーを許容される植物油、軽
質液状ワセリンまたは他の不活性油と共に機械カプセル
化することにより調製される。
の単位投与形態が調製できる。錠剤の如き固体組成物を
調製するには、抗生物質をタルク、ステアリン酸マグネ
シウム、リン酸二カルシウム、マグネシウムアルミニウ
ムシリケート、硫酸カルシウム、澱粉、ラクトース、ア
カシア、メチルセルロース、および医薬希釈剤または担
体として機能的に同様の物質の如き通常成分と混合す
る。カプセルは抗生物質を不活性な医薬希釈剤と混合し
次いで該混合物を適当なサイズのハードゼラチンカプセ
ルに充填することによって調製される。ソフトゼラチン
カプセルは抗生物質のスラリーを許容される植物油、軽
質液状ワセリンまたは他の不活性油と共に機械カプセル
化することにより調製される。
【0029】シロップ、エリキシル剤、および懸濁液の
如き経口投与用の流体単位投与形態が調製できる。水溶
性形態を砂糖、芳香性フレーバー剤および保存剤と一緒
に水性ビヒクル中に溶解してシロップを得ることができ
る。エリキシル剤は芳香性フレーバー剤と一緒に砂糖お
よびサッカリンの如き適当な甘味料と共にヒドロアルコ
ール性(エタノール)ビヒクルを用いることにより調製さ
れる。
如き経口投与用の流体単位投与形態が調製できる。水溶
性形態を砂糖、芳香性フレーバー剤および保存剤と一緒
に水性ビヒクル中に溶解してシロップを得ることができ
る。エリキシル剤は芳香性フレーバー剤と一緒に砂糖お
よびサッカリンの如き適当な甘味料と共にヒドロアルコ
ール性(エタノール)ビヒクルを用いることにより調製さ
れる。
【0030】懸濁液はアカシア、トラガカント、メチル
セルロースなどの如き懸濁剤の補助作用により水性ビヒ
クルで調製できる。
セルロースなどの如き懸濁剤の補助作用により水性ビヒ
クルで調製できる。
【0031】非経口用投与には、抗生物質および水が好
ましい滅菌ビヒクルを用いて流体単位投与形態が調製さ
れる。用いるビヒクルおよび濃度に応じて、抗生物質を
ビヒクル中に懸濁できるかまたは溶解できる。溶液の調
製において、抗生物質を注射用水に溶解し、次いで滅菌
濾過した後、適当なバイアルまたはアンプル中に充填
し、次いでシールすることができる。有利には、局所麻
酔剤、保存剤および緩衝剤の如きアジュバントを該ビヒ
クル中に溶解できる。安定性を増大させるためには、バ
イアルに充填した後、該組成物を凍結し、次いで真空下
で水分を除去できる。次いで凍結乾燥粉末をバイアル中
にシールし、次いで注射用水の付属バイアルを供して使
用に先立って該液体を復元する。非経口用懸濁液は抗生
物質を該ビヒクル中に溶解させる代わりに懸濁させかつ
滅菌が濾過によって達成できない以外は実質的に同一の
方法で調製できる。抗生物質は滅菌ビヒクル中に懸濁す
る前にエチレンオキシドに暴露することにより滅菌でき
る。有利には、表面活性剤または湿潤剤を組成物中に包
含させて化合物の均一な分布を容易とする。
ましい滅菌ビヒクルを用いて流体単位投与形態が調製さ
れる。用いるビヒクルおよび濃度に応じて、抗生物質を
ビヒクル中に懸濁できるかまたは溶解できる。溶液の調
製において、抗生物質を注射用水に溶解し、次いで滅菌
濾過した後、適当なバイアルまたはアンプル中に充填
し、次いでシールすることができる。有利には、局所麻
酔剤、保存剤および緩衝剤の如きアジュバントを該ビヒ
クル中に溶解できる。安定性を増大させるためには、バ
イアルに充填した後、該組成物を凍結し、次いで真空下
で水分を除去できる。次いで凍結乾燥粉末をバイアル中
にシールし、次いで注射用水の付属バイアルを供して使
用に先立って該液体を復元する。非経口用懸濁液は抗生
物質を該ビヒクル中に溶解させる代わりに懸濁させかつ
滅菌が濾過によって達成できない以外は実質的に同一の
方法で調製できる。抗生物質は滅菌ビヒクル中に懸濁す
る前にエチレンオキシドに暴露することにより滅菌でき
る。有利には、表面活性剤または湿潤剤を組成物中に包
含させて化合物の均一な分布を容易とする。
【0032】さらに、直腸座薬を用いて抗生物質を投与
できる。この投与形態は小さな子供または衰弱した人の
場合のように、哺乳動物が経口でまたは吹入によるよう
な他の投与形態によって便宜には治療できない場合に特
に注目されるものである。抗生物質は当該分野で公知の
方法によっていずれの公知座薬ベース中に処方すること
もできる。かかるベースの例には融点または溶液速度を
調節する他の適合物質と共にカカオバター、ポリエチレ
ングリコール(カーボワックス)、ポリエチレンソルビタ
ン、1ステアリン酸塩およびこれらの混合物が包含され
る。これらの直腸座薬は約1ないし2.5gの重さとする
ことができる。
できる。この投与形態は小さな子供または衰弱した人の
場合のように、哺乳動物が経口でまたは吹入によるよう
な他の投与形態によって便宜には治療できない場合に特
に注目されるものである。抗生物質は当該分野で公知の
方法によっていずれの公知座薬ベース中に処方すること
もできる。かかるベースの例には融点または溶液速度を
調節する他の適合物質と共にカカオバター、ポリエチレ
ングリコール(カーボワックス)、ポリエチレンソルビタ
ン、1ステアリン酸塩およびこれらの混合物が包含され
る。これらの直腸座薬は約1ないし2.5gの重さとする
ことができる。
【0033】本明細書中にて用いる「単位投与形態」なる
語はヒトの患者および動物用の単位投与量として適当な
物理的に区分させた単位を言い、各単位は必要な医薬希
釈剤、担体またはビヒクルと協同して所望の医薬効果を
生じるように計算された所定量の活性物質を含有する。
本発明の新規な単位投与形態についての仕様は本明細書
で詳しく開示する如く(a)活性物質の独自の特徴および
達成されるべき特定の効果および(b)ヒトおよび動物で
用いる活性物質を調合する技術に固有の制限によって指
示され、かつ直接にそれらに依存し、これらは本発明の
特徴である。本発明に関する適当な単位投与形態の例に
は、錠剤、カプセル、丸剤、座薬、粉末パケット、ウェ
ハー、顆粒剤、カシェ剤、茶さじ1杯分、食さじ1杯
分、滴びん1杯分、アンプル、バイアル、計量放出され
るエアロゾル、前記のいずれかの分離集合体、および本
明細書中に記載したような他の形態がある。
語はヒトの患者および動物用の単位投与量として適当な
物理的に区分させた単位を言い、各単位は必要な医薬希
釈剤、担体またはビヒクルと協同して所望の医薬効果を
生じるように計算された所定量の活性物質を含有する。
本発明の新規な単位投与形態についての仕様は本明細書
で詳しく開示する如く(a)活性物質の独自の特徴および
達成されるべき特定の効果および(b)ヒトおよび動物で
用いる活性物質を調合する技術に固有の制限によって指
示され、かつ直接にそれらに依存し、これらは本発明の
特徴である。本発明に関する適当な単位投与形態の例に
は、錠剤、カプセル、丸剤、座薬、粉末パケット、ウェ
ハー、顆粒剤、カシェ剤、茶さじ1杯分、食さじ1杯
分、滴びん1杯分、アンプル、バイアル、計量放出され
るエアロゾル、前記のいずれかの分離集合体、および本
明細書中に記載したような他の形態がある。
【0034】有効量の抗生物質を治療で用いる。治療用
の抗生物質の投与量は当業者によく知られた多くの要因
に依存する。それらは、たとえば投与経路および抗生物
質の効能を包含する。非経口的にまたは本発明の組成物
で投与される単一投与量中の抗生物質約1〜2gのヒト
に対する投与法が細菌感染を治療するのに有効である。
さらに好ましくは、単一投与量は抗生物質約2gであ
る。経口および直腸投与量は単一投与量中に約1〜2g
である。さらに好ましくは、単一投与量は抗生物質約2
gである。
の抗生物質の投与量は当業者によく知られた多くの要因
に依存する。それらは、たとえば投与経路および抗生物
質の効能を包含する。非経口的にまたは本発明の組成物
で投与される単一投与量中の抗生物質約1〜2gのヒト
に対する投与法が細菌感染を治療するのに有効である。
さらに好ましくは、単一投与量は抗生物質約2gであ
る。経口および直腸投与量は単一投与量中に約1〜2g
である。さらに好ましくは、単一投与量は抗生物質約2
gである。
【0035】本発明の抗生物質はブロイラーのひな、ブ
タおよびウシの如き肉生産動物における発育を促進する
のに用いることもできる。例えば、該抗生物質をブロイ
ラーひなの飼料(NRC許可ダイエット)と混合して約1
1ppm(すなわち11mg/kg)の投与量濃度とした。2週
間にわたり、各ひな(1日令)に1日当たり約20gの飼
料を自由に摂取させた。従って、各ひなは1日当たり抗
生物質約220mcgを摂取し、該抗生物質の平均発育指
標は3以上であって0よりも有意に大きいと計算され
た。(平均発育指標は対照(薬剤の添加なくして飼料を与
えたひな)以上の発育における改善度を測定したもので
ある。)ブタにおいて発育を促進する本発明の抗生物質
の使用例は後記する。
タおよびウシの如き肉生産動物における発育を促進する
のに用いることもできる。例えば、該抗生物質をブロイ
ラーひなの飼料(NRC許可ダイエット)と混合して約1
1ppm(すなわち11mg/kg)の投与量濃度とした。2週
間にわたり、各ひな(1日令)に1日当たり約20gの飼
料を自由に摂取させた。従って、各ひなは1日当たり抗
生物質約220mcgを摂取し、該抗生物質の平均発育指
標は3以上であって0よりも有意に大きいと計算され
た。(平均発育指標は対照(薬剤の添加なくして飼料を与
えたひな)以上の発育における改善度を測定したもので
ある。)ブタにおいて発育を促進する本発明の抗生物質
の使用例は後記する。
【0036】肉生産動物において発育を促進する本発明
の抗生物質の使用についての前記の量および手順の変法
は当業者に公知であろう。ブロイラーのひなについて
は、好ましい抗生物質10381bの濃度は約0.5〜約
11mg/飼料kgである。ブタについては好ましい抗生物
質10381bの濃度は約10〜約55mg/飼料kgであ
る。
の抗生物質の使用についての前記の量および手順の変法
は当業者に公知であろう。ブロイラーのひなについて
は、好ましい抗生物質10381bの濃度は約0.5〜約
11mg/飼料kgである。ブタについては好ましい抗生物
質10381bの濃度は約10〜約55mg/飼料kgであ
る。
【0037】
【実施例】当業者ならばさらに工夫をこらすことなくこ
れまでの記載を用いて本発明を最大限に実施することが
できると考える。以下の詳細な実施例は種々の化合物を
調製しおよび/または本発明の種々の方法を実行する仕
方を記載するものであり、それは単に例示的なものであ
って前記の開示を何ら限定するものではないと解釈され
るべきである。当業者ならば反応体についての、ならび
に反応条件および反応技術についての方法から適当な変
法を即座に認識するであろう。
れまでの記載を用いて本発明を最大限に実施することが
できると考える。以下の詳細な実施例は種々の化合物を
調製しおよび/または本発明の種々の方法を実行する仕
方を記載するものであり、それは単に例示的なものであ
って前記の開示を何ら限定するものではないと解釈され
るべきである。当業者ならば反応体についての、ならび
に反応条件および反応技術についての方法から適当な変
法を即座に認識するであろう。
【0038】以下の実施例において、抗生物質の産生お
よび精製はアッセイ生物としてミクロコッカス・ルテウ
ス(Micrococcus luteus)およびストレプトコッカス・
ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)を用いる微生物
学ディスク・プレート・アッセイ法により測定した。ク
ロロホルム・メタノール(95:5または100:10v/
v)を移動相として用いてセルロース(ブリンクマン・セ
ル(Brinkman Cell)300);pH7.0、0.1Mリン
酸緩衝液またはシリカゲル(ブリンクマンのポリグラム
(Polygram)SIL−N−HR)プレート上で薄層クロマ
トグラフィーを行う。バイオオートグラフィーをエム・
ルテウス(M.Luteus)またはエス・ピオゲネス(S.py
ogenes)について行う。
よび精製はアッセイ生物としてミクロコッカス・ルテウ
ス(Micrococcus luteus)およびストレプトコッカス・
ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)を用いる微生物
学ディスク・プレート・アッセイ法により測定した。ク
ロロホルム・メタノール(95:5または100:10v/
v)を移動相として用いてセルロース(ブリンクマン・セ
ル(Brinkman Cell)300);pH7.0、0.1Mリン
酸緩衝液またはシリカゲル(ブリンクマンのポリグラム
(Polygram)SIL−N−HR)プレート上で薄層クロマ
トグラフィーを行う。バイオオートグラフィーをエム・
ルテウス(M.Luteus)またはエス・ピオゲネス(S.py
ogenes)について行う。
【0039】実施例1 A.発酵 ストレプトミセス・アルギネンシス、NRRL−159
41の土壌株をヒックネイ−トレスナー(Hickney−Tr
esner)寒天上で培養し、4℃で貯蔵する。試料を水中で
ホモジネートし、再びヒックネイ−トレスナー寒天上に
置く。28℃での7日間のインキュベーションの後、増
殖は種培養接種物用として十分である。
41の土壌株をヒックネイ−トレスナー(Hickney−Tr
esner)寒天上で培養し、4℃で貯蔵する。試料を水中で
ホモジネートし、再びヒックネイ−トレスナー寒天上に
置く。28℃での7日間のインキュベーションの後、増
殖は種培養接種物用として十分である。
【0040】種培養体は常水1l当たり: 廃糖蜜5.8
g、ディフコ(Difco)ペプトン10g、ディフコ酵母エキ
ス4g、デキストリン4g、L−アスパラギン0.2g、C
OCl2・6H2O1mgを含有する種培地(SSM.1)中で
増殖させ; 該培地は滅菌前にKOHでpH7.2に調整
する。該SSM.1を100ml/フラスコで(2個のミ
ルクフィルターで蓋をした)無地の500ml広口エルレ
ンマイヤーフラスコ中に分注し、121℃、15psiに
て30分間オートクレーブ処理する。フラスコをホモジ
ネートした寒天プラグで0.5〜1プラグ/フラスコの
割合で接種し、28℃にて3日間振盪する(250rpm、
2.5"ストローク)。収集時のpHは8.3である。
g、ディフコ(Difco)ペプトン10g、ディフコ酵母エキ
ス4g、デキストリン4g、L−アスパラギン0.2g、C
OCl2・6H2O1mgを含有する種培地(SSM.1)中で
増殖させ; 該培地は滅菌前にKOHでpH7.2に調整
する。該SSM.1を100ml/フラスコで(2個のミ
ルクフィルターで蓋をした)無地の500ml広口エルレ
ンマイヤーフラスコ中に分注し、121℃、15psiに
て30分間オートクレーブ処理する。フラスコをホモジ
ネートした寒天プラグで0.5〜1プラグ/フラスコの
割合で接種し、28℃にて3日間振盪する(250rpm、
2.5"ストローク)。収集時のpHは8.3である。
【0041】常水1l当り:大豆ミール20g、醸造酵母
2g、セレロース20g(オートクレーブ処理後、50%
溶液として加える)を含有する培地中で種培養物を発酵
させる;該培地を滅菌前にpH7.2に調整する。該培地
を分注し、滅菌し、次いで前記の如く振盪する。接種率
は5ml/種培地100mlである。発酵条件は28℃にお
ける3日間である。
2g、セレロース20g(オートクレーブ処理後、50%
溶液として加える)を含有する培地中で種培養物を発酵
させる;該培地を滅菌前にpH7.2に調整する。該培地
を分注し、滅菌し、次いで前記の如く振盪する。接種率
は5ml/種培地100mlである。発酵条件は28℃にお
ける3日間である。
【0042】B.振盪フラスコまたは10lタンクの発
酵からの抗生物質10381bの単離要すれば濾過助剤
を用いて発酵物を濾過し、発酵物容量の1/10の水で
固形分ケーキを洗浄する。清澄な濾液および洗液を合す
る。該ケーキをメタノール1.5lづつで4回トリチュレ
ートする。メタノール抽出物についてアッセイを行う
(表6)。活性画分を合し、濃縮乾固して調製物Aを得、
これを抗生物質10381bの単離および精製用の出発
物質として用いる。
酵からの抗生物質10381bの単離要すれば濾過助剤
を用いて発酵物を濾過し、発酵物容量の1/10の水で
固形分ケーキを洗浄する。清澄な濾液および洗液を合す
る。該ケーキをメタノール1.5lづつで4回トリチュレ
ートする。メタノール抽出物についてアッセイを行う
(表6)。活性画分を合し、濃縮乾固して調製物Aを得、
これを抗生物質10381bの単離および精製用の出発
物質として用いる。
【0043】実施例2 向流二重分配法およびシリカゲ
ルクロマトグラフィーによる調製物Aからの抗生物質1
0381bの単離 A.向流二重分配法: 調製物Aの2ロット分を合し(2
6.7gおよび18.6g)、溶媒系シクロヘキサン−酢酸
エチル−95%エタノール水(1:1:1:1v/v)の両相
(各相125ml)に溶解する。向流二重分配装置の上側
(下層が該機械に入る側)の試験管20−25に該溶液を
添加する。以下の移行を行う: 1) 25回の移行(画分を収集せず); 2) 45回の移行(上相を収集する); および 3) 100回の移行(両相を収集する)。
ルクロマトグラフィーによる調製物Aからの抗生物質1
0381bの単離 A.向流二重分配法: 調製物Aの2ロット分を合し(2
6.7gおよび18.6g)、溶媒系シクロヘキサン−酢酸
エチル−95%エタノール水(1:1:1:1v/v)の両相
(各相125ml)に溶解する。向流二重分配装置の上側
(下層が該機械に入る側)の試験管20−25に該溶液を
添加する。以下の移行を行う: 1) 25回の移行(画分を収集せず); 2) 45回の移行(上相を収集する); および 3) 100回の移行(両相を収集する)。
【0044】バイオ活性測定により、および抗生物質−
感受性微生物についての展開したTLCプレート(バイ
オ−TLC)のバイオートグラフィーにより画分を分析
する。以下のプールを作製する。各プールにおける溶液
を濃縮して水性とし、凍結乾燥して以下の調製物を得
る: プールI: (画分: 下側コレクター5〜25)調製物8
4.1(28.48g); プールII: (画分: 下側コレクター25〜79)調製
物84.2(1.85g);および プールIII: (画分: 下側コレクター80〜100;
下側機械50〜0;上側機械1〜20)調製物84.3
(0.25g)。
感受性微生物についての展開したTLCプレート(バイ
オ−TLC)のバイオートグラフィーにより画分を分析
する。以下のプールを作製する。各プールにおける溶液
を濃縮して水性とし、凍結乾燥して以下の調製物を得
る: プールI: (画分: 下側コレクター5〜25)調製物8
4.1(28.48g); プールII: (画分: 下側コレクター25〜79)調製
物84.2(1.85g);および プールIII: (画分: 下側コレクター80〜100;
下側機械50〜0;上側機械1〜20)調製物84.3
(0.25g)。
【0045】薄層クロマトグラフィー分析(ブリンクマ
ン(Brinkman)のシリカゲル; クロロホルム−メタノー
ル95:5(v/v);エム・ルテウス・センズ(M.luteus
sens)についてのバイオオートグラィー)は以下のRf値
を与えた:0.8(10381b5); 0.6(10381
b4); 0.5(10381b3); 0.2(10381b2);お
よび(10381b1)。
ン(Brinkman)のシリカゲル; クロロホルム−メタノー
ル95:5(v/v);エム・ルテウス・センズ(M.luteus
sens)についてのバイオオートグラィー)は以下のRf値
を与えた:0.8(10381b5); 0.6(10381
b4); 0.5(10381b3); 0.2(10381b2);お
よび(10381b1)。
【0046】エム・ルテウス・センズ(M.luteus sen
s)に対する調製物の能力値(Bu/mg)は次のとおりであ
る: 2(調製物84.1); 64(調製物84.2); お
よび256(調製物84.3)。
s)に対する調製物の能力値(Bu/mg)は次のとおりであ
る: 2(調製物84.1); 64(調製物84.2); お
よび256(調製物84.3)。
【0047】B.シリカゲルクロマトグラフィー クロロホルム−メタノール(97:3v/v)中のシリカゲ
ル600gよりカラムを調製する。前記の如くして得た
調製物84.2および84.3を合し、無水メタノール3
1mlでトリチュレートする。濾過により不溶性のバイオ
活性物質を分離する(600mg)。濾液を濾過助剤60g
およびクロロホルム970mlと混合する。混合物を濃縮
して乾燥粉末とする。この残渣を該カラムの頂部に加
え、これを以下の如く溶出する。20mlずつの画分を収
集する。 1)クロロホルム−メタノール(97:3v/v): 画分1
〜837; 2)クロロホルム−メタノール(94:6v/v): 画分8
38〜1285; および 3)クロロホルム−メタノール(90:10v/v): 画分
1286〜1600。
ル600gよりカラムを調製する。前記の如くして得た
調製物84.2および84.3を合し、無水メタノール3
1mlでトリチュレートする。濾過により不溶性のバイオ
活性物質を分離する(600mg)。濾液を濾過助剤60g
およびクロロホルム970mlと混合する。混合物を濃縮
して乾燥粉末とする。この残渣を該カラムの頂部に加
え、これを以下の如く溶出する。20mlずつの画分を収
集する。 1)クロロホルム−メタノール(97:3v/v): 画分1
〜837; 2)クロロホルム−メタノール(94:6v/v): 画分8
38〜1285; および 3)クロロホルム−メタノール(90:10v/v): 画分
1286〜1600。
【0048】バイオ活性およびバイオ−TLCによって
画分を分析する。以下のプールを作製する。各プールを
濃縮乾固して以下の調製物を得る: プールI: (画分230〜299)調製物106.1(3
0mg); プールII: (画分300〜500)調製物106.2
(40mg); プールIII: (画分855〜930)調製物106.3
(40mg)および プールIV: (画分931〜1000)調製物106.4
(40mg)。
画分を分析する。以下のプールを作製する。各プールを
濃縮乾固して以下の調製物を得る: プールI: (画分230〜299)調製物106.1(3
0mg); プールII: (画分300〜500)調製物106.2
(40mg); プールIII: (画分855〜930)調製物106.3
(40mg)および プールIV: (画分931〜1000)調製物106.4
(40mg)。
【0049】薄層クロマトグラフィー分析(シリカゲル;
クロロホルム−メタノール(95:5); エム・ルテウ
ス(M.luteus)についてのバイオオートグラフィー)は
以下のRf値を与える: 0.5(10381b3); および
0.2(10381b2)。
クロロホルム−メタノール(95:5); エム・ルテウ
ス(M.luteus)についてのバイオオートグラフィー)は
以下のRf値を与える: 0.5(10381b3); および
0.2(10381b2)。
【0050】エス・ピオゲネス(S.pyogenes)に対する
調製物の能力値(Bu/mg)は次のとおりである: 128
(調製物106.1); 100(調製物106.2); >1
024(調製物106.3); および380(調製物10
6.4)。エム・ルテウス・センズ(M.luteus sens)に
対する調製物の能力値(Bu/mg)は次のとおりである:
96(調製物106.1); 64(調製物106.2); 3
84(調製物106.3); および(調製物106.4)。
調製物の能力値(Bu/mg)は次のとおりである: 128
(調製物106.1); 100(調製物106.2); >1
024(調製物106.3); および380(調製物10
6.4)。エム・ルテウス・センズ(M.luteus sens)に
対する調製物の能力値(Bu/mg)は次のとおりである:
96(調製物106.1); 64(調製物106.2); 3
84(調製物106.3); および(調製物106.4)。
【0051】実施例3 向流分配法(溶媒:シクロヘキサ
ン−酢酸エチル−アセトン−水(1:2:2:1v/v)によ
る調製物Aの精製 調製物Aの3ロットを合し(20.5g、21.1gおよび
20.8g)、前記の系の両相(各相155ml)に溶解す
る。向流二重分配装置の上側(下相が機械に入る側)の試
験管18〜25に該溶液を添加する。以下の移行を行
う。 1) 68回の移行(上相を収集する); および 2) 100回の移行(両相を収集する)。
ン−酢酸エチル−アセトン−水(1:2:2:1v/v)によ
る調製物Aの精製 調製物Aの3ロットを合し(20.5g、21.1gおよび
20.8g)、前記の系の両相(各相155ml)に溶解す
る。向流二重分配装置の上側(下相が機械に入る側)の試
験管18〜25に該溶液を添加する。以下の移行を行
う。 1) 68回の移行(上相を収集する); および 2) 100回の移行(両相を収集する)。
【0052】バイオ活性測定およびバイオ−TLCによ
って分配物を分析する。以下のプールを作製する。各プ
ールを濃縮して水性とし、凍結乾燥して以下の調製物を
得る: プールI: (画分: 下側コレクター1〜30)調製物9
1.1(34.8g); プールII: (画分: 下側機械30〜0; 上側機械1
〜30)調製物91.2(240mg); プールIII: (画分: 上側機械35〜50; 上側コ
レクター170〜80)の調製物91.3(300mg);
および プールIV: (画分: 上側コレクター79〜27)調製
物91.4。
って分配物を分析する。以下のプールを作製する。各プ
ールを濃縮して水性とし、凍結乾燥して以下の調製物を
得る: プールI: (画分: 下側コレクター1〜30)調製物9
1.1(34.8g); プールII: (画分: 下側機械30〜0; 上側機械1
〜30)調製物91.2(240mg); プールIII: (画分: 上側機械35〜50; 上側コ
レクター170〜80)の調製物91.3(300mg);
および プールIV: (画分: 上側コレクター79〜27)調製
物91.4。
【0053】薄層クロマトグラフィー分析(シリカゲル;
クロロホルム−メタノール95:5; エム・ルテウス
(M.luteus)についてのバイオオートグラフィー)は次
のRf値を与える: 0.2(10381b2)。前記TLC
は、調製物91.3が主として10381b2および痕跡
量の10381b1を含有し、約3000Bu/mgの対エ
ス・ピオゲネス(S.pyogenes)能力を有することを示
す。
クロロホルム−メタノール95:5; エム・ルテウス
(M.luteus)についてのバイオオートグラフィー)は次
のRf値を与える: 0.2(10381b2)。前記TLC
は、調製物91.3が主として10381b2および痕跡
量の10381b1を含有し、約3000Bu/mgの対エ
ス・ピオゲネス(S.pyogenes)能力を有することを示
す。
【0054】実施例4 5000l発酵からの抗生物質
10381bの単離 A.セラトム(CELATOM)FW40を濾過助剤とし
て用いて全発酵物(収集pH6.9)を濾過する。ケーキを
水5000lで洗浄し、次いで各回メタノール600lで
4回トリチュレートする。4回のメタノール抽出物をプ
ールし、濃縮して容量90lとする。次いで等容量の酢
酸エチルで水性濃縮物(pH7.0)を3回抽出する。3回
の酢酸エチル抽出物を合し、濃縮して容量15.5l(ア
ッセイ:約1000Bu/ml、エス・ピオゲネス(S.pyo
genes)として調製物Bを得る。
10381bの単離 A.セラトム(CELATOM)FW40を濾過助剤とし
て用いて全発酵物(収集pH6.9)を濾過する。ケーキを
水5000lで洗浄し、次いで各回メタノール600lで
4回トリチュレートする。4回のメタノール抽出物をプ
ールし、濃縮して容量90lとする。次いで等容量の酢
酸エチルで水性濃縮物(pH7.0)を3回抽出する。3回
の酢酸エチル抽出物を合し、濃縮して容量15.5l(ア
ッセイ:約1000Bu/ml、エス・ピオゲネス(S.pyo
genes)として調製物Bを得る。
【0055】調製物Bをスケリソルブ(Skellysolve)B
60lと混合する。混合物を室温にて20時間放置す
る。濾過助剤を含有するフィルター上での濾過によって
不溶性物質(抗生物質10381b)を単離する。濾液を
捨てる。抗生物質10381bを含有するケーキをスケ
リソルブ(Skellysolve)Bで洗浄し、次いでメタノール
4lずつで4回スラリー化する。4回のメタノール抽出
物を合し、溶液を濃縮乾固して調製物Cを得る。
60lと混合する。混合物を室温にて20時間放置す
る。濾過助剤を含有するフィルター上での濾過によって
不溶性物質(抗生物質10381b)を単離する。濾液を
捨てる。抗生物質10381bを含有するケーキをスケ
リソルブ(Skellysolve)Bで洗浄し、次いでメタノール
4lずつで4回スラリー化する。4回のメタノール抽出
物を合し、溶液を濃縮乾固して調製物Cを得る。
【0056】エーテル(約2l)で調製物Cをトリチュレ
ートする。濾過によって不溶性物質を単離し、乾燥し
(47.3g)、アッセイを行い約2000Bu/mgを得
る。
ートする。濾過によって不溶性物質を単離し、乾燥し
(47.3g)、アッセイを行い約2000Bu/mgを得
る。
【0057】B.高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)(装置:ウォーターズ(Waters)プレプ(Prep)500
A; 支持体:ウォーターズ(Waters)C−18逆相シリ
カ充填カラム; 移動相:アセトニトリル−水(40:60
v/v); および液速:150ml/分)による調製物Cの精
製
C)(装置:ウォーターズ(Waters)プレプ(Prep)500
A; 支持体:ウォーターズ(Waters)C−18逆相シリ
カ充填カラム; 移動相:アセトニトリル−水(40:60
v/v); および液速:150ml/分)による調製物Cの精
製
【0058】前記の如くして得た調製物C1.0gをアセ
トニトリル100mlおよび水150mlと共に2時間撹拌
する。濾過によって不溶性物質を分離する(258mg)。
濾液をカラム中に注入する。UVディテクターによりク
ロマトグラフィーを追跡する。さらに、選択した画分
(各150ml)をバイオ活性についてテストしTLCによ
り分析する(シリカゲル; クロロホルム−メタノール1
00:10v/v; ミクロコッカス・ルテウス(Micrococ
us luteus)についてバイオオートグラフィー)。103
81b2のみを含有する画分63〜96を合し、濃縮して
水性溶液1600mlとする。この溶液の各回酢酸エチル
600mlずつで3回抽出する。酢酸エチル抽出物を合
し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固して生成物1
29mgを得る。該生成物をジメチルスルホキシド2.5
mlおよびメタノール2.5mlに溶解する。次いでこの溶
液をエーテル200mlと混合する。沈澱した物質61mg
の特性測定する。結果は後記して報告する。
トニトリル100mlおよび水150mlと共に2時間撹拌
する。濾過によって不溶性物質を分離する(258mg)。
濾液をカラム中に注入する。UVディテクターによりク
ロマトグラフィーを追跡する。さらに、選択した画分
(各150ml)をバイオ活性についてテストしTLCによ
り分析する(シリカゲル; クロロホルム−メタノール1
00:10v/v; ミクロコッカス・ルテウス(Micrococ
us luteus)についてバイオオートグラフィー)。103
81b2のみを含有する画分63〜96を合し、濃縮して
水性溶液1600mlとする。この溶液の各回酢酸エチル
600mlずつで3回抽出する。酢酸エチル抽出物を合
し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮乾固して生成物1
29mgを得る。該生成物をジメチルスルホキシド2.5
mlおよびメタノール2.5mlに溶解する。次いでこの溶
液をエーテル200mlと混合する。沈澱した物質61mg
の特性測定する。結果は後記して報告する。
【0059】C.物理特性: 10381b2の物理特性
は表7に示す。10381b2の抗菌活性のスペクトルは
表8に示す。
は表7に示す。10381b2の抗菌活性のスペクトルは
表8に示す。
【0060】実施例5 ブタにおいて発育を促進させる
ための抗生物質10381bの使用 設備: 加熱および換気装置が所望の養殖環境を維持す
るのに適当な設備中で各試行を行った。各小屋には自動
給餌器および乳首タイプの飲料供給器を備え付けた。排
泄物除去用の、小屋の一端の流水溝上のエキスパンデッ
ドメタル薄板0.74m2以外は、各小屋の床は固体コン
クリートである。
ための抗生物質10381bの使用 設備: 加熱および換気装置が所望の養殖環境を維持す
るのに適当な設備中で各試行を行った。各小屋には自動
給餌器および乳首タイプの飲料供給器を備え付けた。排
泄物除去用の、小屋の一端の流水溝上のエキスパンデッ
ドメタル薄板0.74m2以外は、各小屋の床は固体コン
クリートである。
【0061】動物: 同数の健康な雌および去勢雄のハ
ンプシャー×ヨークシャー交雑の5〜6週令離乳ブタを
各試行で用いた。実験単位は4頭のブタ、雌2頭および
雄2頭の小屋よりなるものであった。各試行において、
体重群により小屋のブロックにブタを割り当て、ブロッ
ク内の個々の小屋にランダムに割り当てた(両性につき
同一手順)。小屋のブロックは養殖ができる位置にラン
ダムに割り当て、処置はブロック内のブタの小屋にラン
ダムに割り当てた。
ンプシャー×ヨークシャー交雑の5〜6週令離乳ブタを
各試行で用いた。実験単位は4頭のブタ、雌2頭および
雄2頭の小屋よりなるものであった。各試行において、
体重群により小屋のブロックにブタを割り当て、ブロッ
ク内の個々の小屋にランダムに割り当てた(両性につき
同一手順)。小屋のブロックは養殖ができる位置にラン
ダムに割り当て、処置はブロック内のブタの小屋にラン
ダムに割り当てた。
【0062】食物および処置: 約18%の生蛋白質を
含むコーン大豆ミールベースの食物が処置を施すために
薬剤を添加する基本食物であった。
含むコーン大豆ミールベースの食物が処置を施すために
薬剤を添加する基本食物であった。
【0063】適当量の10381bを大豆ミール飼料中
に予め混合してプレミックス1kg当たり44gの濃度と
した。次いで該プレミックスを該食物と混合して食物1
kg当たり薬剤55mg活性の最終飼料レベルを得た。
に予め混合してプレミックス1kg当たり44gの濃度と
した。次いで該プレミックスを該食物と混合して食物1
kg当たり薬剤55mg活性の最終飼料レベルを得た。
【0064】データの解析: 注目する変数は平均日体
重増加(ADG)で表わした体重増加、消費飼料を体重増
加で除して表わした飼料効率(F/G)、および各々が等
しい体重である場合のADGおよびF/Gにおけるブロ
ック内改善値を合計することによって計算した発育指標
(GI)である。
重増加(ADG)で表わした体重増加、消費飼料を体重増
加で除して表わした飼料効率(F/G)、および各々が等
しい体重である場合のADGおよびF/Gにおけるブロ
ック内改善値を合計することによって計算した発育指標
(GI)である。
【0065】各変数についての薬剤からの応答を対照に
対する各体重ブロック内で計算した。例えば:
対する各体重ブロック内で計算した。例えば:
【0066】t−テストを用いて偶然差異の確率を評価
した。試行および試行内ブロックに関するモデルを用い
て変動の解析から変動の評価を得た。
した。試行および試行内ブロックに関するモデルを用い
て変動の解析から変動の評価を得た。
【0067】ブタ実行ふるい分け法により、薬剤を含有
しないかまたは55mg/kgで10381bを含有する食
料を256頭のヨークシャー×ハンプシャー交雑ブタに
21日間摂取させた。薬剤処置は8ケ月間にわたって行
った4回の試行において試行当たり8のブロック(小屋
当たり4頭のブタ)において表わした。ブロック内比較
から発育指標(GI)を計算して化合物についての体重増
加および飼料効率における改善を見積もった。このふる
い分けにパスするには、化合物は少なくとも7.5のG
Iを有さなければならず、P<0.10において有意に
0から異なっていなければならない。
しないかまたは55mg/kgで10381bを含有する食
料を256頭のヨークシャー×ハンプシャー交雑ブタに
21日間摂取させた。薬剤処置は8ケ月間にわたって行
った4回の試行において試行当たり8のブロック(小屋
当たり4頭のブタ)において表わした。ブロック内比較
から発育指標(GI)を計算して化合物についての体重増
加および飼料効率における改善を見積もった。このふる
い分けにパスするには、化合物は少なくとも7.5のG
Iを有さなければならず、P<0.10において有意に
0から異なっていなければならない。
【0068】10381bはP=0.004でGIが2
9.52に等しく許容された。表9より、10381bに
ついての発育指標は正であって7.5の最小基準を越え
ていることがわかる。表10より、この応答が偶然に帰
される確率は0.10以下であることがわかる。
9.52に等しく許容された。表9より、10381bに
ついての発育指標は正であって7.5の最小基準を越え
ていることがわかる。表10より、この応答が偶然に帰
される確率は0.10以下であることがわかる。
【0069】
【発明の効果】本発明により、抗生物質10381Bの
産生に有用な菌株が提供される。
産生に有用な菌株が提供される。
【0070】
【表1】
【0071】試験管中の培地上の増殖1は28℃におけ
る7日間のインキュベーションの後に写真にとった。色
彩はNBSの色票との比較によって決定した(ケリー、
ケイ・エル、およびディー・ビー、ジュド(Kelley、
K.L.、and D.B.Judd.)。1976年。カラ
ー。ユニヴァーサル、ラングイッジ・アンド・ディクシ
ョナリー・オブ・ネイムズ。NBSスピシィフィケイシ
ョン・パブリケイション440.スーパーインテンデン
ト・オブ・ドキュメンツ、U.S.ガバンメント・プリ
ンティング・オフィス、ワシントン、ディーシー209
42; およびSRM2016。1958年ISCC−
NBCセントロイド・カラー・チャーツ。オフィス・オ
ブ・スタンダード・レフィレンス・マティアリアル、ル
ームB311、ケミストリー・ピルディング、ナショナ
ル・ビュロー・オブ・スタンダーズ、ワシントン、ディ
ーシー20234)。
る7日間のインキュベーションの後に写真にとった。色
彩はNBSの色票との比較によって決定した(ケリー、
ケイ・エル、およびディー・ビー、ジュド(Kelley、
K.L.、and D.B.Judd.)。1976年。カラ
ー。ユニヴァーサル、ラングイッジ・アンド・ディクシ
ョナリー・オブ・ネイムズ。NBSスピシィフィケイシ
ョン・パブリケイション440.スーパーインテンデン
ト・オブ・ドキュメンツ、U.S.ガバンメント・プリ
ンティング・オフィス、ワシントン、ディーシー209
42; およびSRM2016。1958年ISCC−
NBCセントロイド・カラー・チャーツ。オフィス・オ
ブ・スタンダード・レフィレンス・マティアリアル、ル
ームB311、ケミストリー・ピルディング、ナショナ
ル・ビュロー・オブ・スタンダーズ、ワシントン、ディ
ーシー20234)。
【0072】2ディエツ、エイおよびサイエル、ディー
・ダブリュー(Dietz、A.and Thayer、D.W.)
(編)1980年。SIMスペシャル・パブリケイション
No.6。ソサイエティ・フォー・インダストリアル・
マイクロバイオロジー、アーリントン、バージニア州。
・ダブリュー(Dietz、A.and Thayer、D.W.)
(編)1980年。SIMスペシャル・パブリケイション
No.6。ソサイエティ・フォー・インダストリアル・
マイクロバイオロジー、アーリントン、バージニア州。
【0073】
【表2】
【0074】1色彩の決定は28℃で14日間インキュ
ベートしたプレート上の増殖体について行った。色彩は
NBSの色票と比較することによって決定した。(ケー
リー、ケイ・エルおよびディー・ビー、ジュド(Kell
y、K.L.、and D.B.Judd.)、1976年、カ
ラー、ユニバーサル・ラングイッジ・アンド・ディクシ
ョナリ・オブ・ネイムズ。NBSスピシフィケイション
・パブリケイション440。スーパーインテンデント・
オブ・ドキュメンツ、U.S.ガバンメント・プリンテ
ィング・オフィス、ワシントン、ディーシー2094
2; およびSRM2106.1958.ISCC−N
BSセントロイド・カラー・チャーツ。オフィス・オブ
・スタンダード・レフィレンス・マティアリル・ルーム
B311、ケミストリー・ビルディング、ナショナル・
ビューロー・オブ・スンタダーズ、ワシントン、ディー
シー20234)
ベートしたプレート上の増殖体について行った。色彩は
NBSの色票と比較することによって決定した。(ケー
リー、ケイ・エルおよびディー・ビー、ジュド(Kell
y、K.L.、and D.B.Judd.)、1976年、カ
ラー、ユニバーサル・ラングイッジ・アンド・ディクシ
ョナリ・オブ・ネイムズ。NBSスピシフィケイション
・パブリケイション440。スーパーインテンデント・
オブ・ドキュメンツ、U.S.ガバンメント・プリンテ
ィング・オフィス、ワシントン、ディーシー2094
2; およびSRM2106.1958.ISCC−N
BSセントロイド・カラー・チャーツ。オフィス・オブ
・スタンダード・レフィレンス・マティアリル・ルーム
B311、ケミストリー・ビルディング、ナショナル・
ビューロー・オブ・スンタダーズ、ワシントン、ディー
シー20234)
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】1ディエッツ、エイおよびサイヤー(Diet
z、A.and Thayer)、ディー、ダブリュー(D.W.)
編、1980年。エスアイエム・スペシャル・パプリケ
ーション(SIM Special Publ.)No.6。ソサイ
エティ・フォー・インダストリアル・ミクロバイオロジ
ー(Soc.for Ind.Microbiol.)、アーリントン(A
rlington)、バージニア州。
z、A.and Thayer)、ディー、ダブリュー(D.W.)
編、1980年。エスアイエム・スペシャル・パプリケ
ーション(SIM Special Publ.)No.6。ソサイ
エティ・フォー・インダストリアル・ミクロバイオロジ
ー(Soc.for Ind.Microbiol.)、アーリントン(A
rlington)、バージニア州。
【0078】2試験管内の培地上の増殖は28℃におけ
る7日間のインキュベーションの後、写真をとった。色
彩はNBS色票と比較して決定した。(ケーリー、ケイ
・エル、およびディー・ビー、ジュド(Kelly、K.
L.、and D.B.Judd.)、1976年。カラー。
ユニバーサル・ラングイッジ・アンド・ディクショナリ
・オブ・ネイムズ。NBSスピシフィケイション・パブ
リケイション440。スーパーインテンデント・オブ・
ドキュメンツ、U.S.ガバンメント・プリンティング
・オフィス、ワシントン、ディーシー20942; お
よびSRM2106.1958.ISCC−NBSセン
トロイド・カラー・チャーツ。オフィス・オブ・スタン
ダード・レフィレンス・マティアリル・ルームB31
1、ケミストリー・ビルディング、ナショナル・ビュー
ロー・オブ・スンタダーズ、ワシントン、ディーシー2
0234)
る7日間のインキュベーションの後、写真をとった。色
彩はNBS色票と比較して決定した。(ケーリー、ケイ
・エル、およびディー・ビー、ジュド(Kelly、K.
L.、and D.B.Judd.)、1976年。カラー。
ユニバーサル・ラングイッジ・アンド・ディクショナリ
・オブ・ネイムズ。NBSスピシフィケイション・パブ
リケイション440。スーパーインテンデント・オブ・
ドキュメンツ、U.S.ガバンメント・プリンティング
・オフィス、ワシントン、ディーシー20942; お
よびSRM2106.1958.ISCC−NBSセン
トロイド・カラー・チャーツ。オフィス・オブ・スタン
ダード・レフィレンス・マティアリル・ルームB31
1、ケミストリー・ビルディング、ナショナル・ビュー
ロー・オブ・スンタダーズ、ワシントン、ディーシー2
0234)
【0079】
【表5】
【0080】1ディエツ、エイ・アンド・サイヤー(Di
etz、A.and Thayer)、ディー・ダブリュー(D.
W.)(編)1980。エスアイエム・スペシャル・パブ
リケイション(SIM Special Publ.)No.6。ソ
サイエティ・フォー・インダストリアル・ミクロバイオ
ロジー(Soc.for Ind.Microbiol.)、アーリント
ン(Arlington)、バージニア州。
etz、A.and Thayer)、ディー・ダブリュー(D.
W.)(編)1980。エスアイエム・スペシャル・パブ
リケイション(SIM Special Publ.)No.6。ソ
サイエティ・フォー・インダストリアル・ミクロバイオ
ロジー(Soc.for Ind.Microbiol.)、アーリント
ン(Arlington)、バージニア州。
【0081】
【表6】バイオアッセイ:濾過、抽出ケーキ 1.エス・ルテア(S.lutea)感受性 ゾーン(mm) FS 1/2 1/4 1/8 1/16 清澄発酵物 26 23 21 18 痕跡量 メタノール-1 29 27 24 21 17 メタノール-2 27 25 23 20 17 メタノール-3 24 21 19 17 -- メタノール-4 20 15 0 0 0 2.エス・ピオゲネス(S.pyogenes) ゾーン(mm) FS 1/2 1/4 1/8 1/16 清澄発酵物 25 23 21 18.5 17.5 メタノール-1 30.5 30 28 25.5 23 メタノール-2 29.5 28.5 26 24 22 メタノール-3 27 25 24 22 --メタノール-4 25 22.5 21 19 --
【0082】
【表7】 抗生物質10381b2の特性測定 外観: アモルファス状着色固体 溶解性: ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
および低級アルコールに溶解。酢酸エチル、アセトンお
よびアセトニトリルにあまり溶解せず。エーテルおよび
飽和炭化水素溶媒に不溶。 元素分析値データ(%): C,48.33; H,4.58;
N,15.14; S,5.16; O(引算により、26.
79) 実験式: 元素分析値よりC25.5H28.5〜29N6.5O10.5
Sの式が導かれる。分子が 2個の硫黄原子を含
有すると仮定すると、10381b2についての分子
式はC51H57N13O21S2(分子量1225)とな
る。 融点: 約195℃にて、該物質はガス発生を伴って分解
し始める。 紫外スペクトル(λmax、メタノール): 243、316 赤外スペクトル(cm 1、鉱油マル): 2965.5、28
51.6、1465.7、1495.6、1377.
0、1663.5、1526.5、1633.6、33
37.7、1368.3、1341.3、721.2、
1197.6、1082.0、1307.6、102
1.2、1039.5、749.2、1291.2、1
249.7、1122.5、1102.2、889.
0、1147.5、997.0 抗菌スペクトル: 抗生物質10381b2は主としてグラ
ム陽性菌および嫌気菌に対して活性である(クロストリ
ジウム・ペルフリゲンス(Clostridiumperfrigens);バ
クテロイデス・フラギリス(Bacteroides fragilis))。
それは他の抗生物質に対して耐性のスタフィロコッカス
・アウレウス(Staphylococcus aureus)(スタフィロコ
ッカス・アウレウスUC3665; スタフィロコッカス
・アウレウスUC6685)に対しても活性である。 抗菌in vitroテスト: グラム陽性およびグラム陰性菌
に対する抗生物質10381b2のin vitroテスト結果
は表8に示す。 ペーパークロマトグラフィー: Rf(溶媒系); 0.5〜
0.9(ストリークをひく)(1−ブタノール/水84/
16); 0.5〜0.9(ストリークをひく)(1−ブタノ
ール/水84/16+0.25%p−トルエンスルホン
酸); 0.9(1−ブタノール/酢酸/水/2/1/1);
0.9(1−ブタノール/水84/16+2%ピペリジ
ン); 0.1〜0.5(ストリークをひく)(1−ブタノー
ル/水4/96);0.1〜0.5(トスリークをひ
く)(1−ブタノール/水4/96+0.25%p−ト
ルエンスルホン酸); 0.1〜0.5(Mリン酸カリウ
ムpH7.4); 0.1〜0.3(水/メチルイソブチルケト
ン/アンモニウム200/20/1);0.9(トルエン/
メタノール/水1/1/2); 0.9(1−ブタノール/
水84/16+2.0%p−トルエンスルホン酸); 0.
9(メタノール/15%NaCl(H2O)4/1) 抗生物質10381b2のin vivoテスト:抗生物質10
381b2をストレプトコッカス・ピオゲネス(Streptoc
occus pyogenes)およびスタフィロコッカス・アウレウ
ス(Staphylococcus aureus)誘発マウス乳腺炎に対しi
n vivoテストを行った。皮下投与した場合、該抗生物
質はエス・ピオゲネス感染マウスを保護し、CD50は
1.25mg/kgであった。それはエス・アウレウス誘発
マウス乳腺炎テストにおいて活性であり、PD50は1.
8(対乳腺炎)および6.2(対エス・アウレウス)mg/kg
であった。 発育促進についての抗生物質10381b2複合体のテス
ト:ブロイラーにおいて抗生物質10381b2複合体を
発育促進および/または飼料交換指示についてテストし
た。抗生物質10381bの平均発育指標(体重増加/3
+飼料変換)は3以上であって有意に(P≦0.20)0
より大であった。かくして第1次ふるい分けの基準によ
り、抗生物質10381bはパスした。(平均発育指標は
対照(薬剤添加なくして摂食させたひよこ)に対する発育
の改善を測定するものである。)
および低級アルコールに溶解。酢酸エチル、アセトンお
よびアセトニトリルにあまり溶解せず。エーテルおよび
飽和炭化水素溶媒に不溶。 元素分析値データ(%): C,48.33; H,4.58;
N,15.14; S,5.16; O(引算により、26.
79) 実験式: 元素分析値よりC25.5H28.5〜29N6.5O10.5
Sの式が導かれる。分子が 2個の硫黄原子を含
有すると仮定すると、10381b2についての分子
式はC51H57N13O21S2(分子量1225)とな
る。 融点: 約195℃にて、該物質はガス発生を伴って分解
し始める。 紫外スペクトル(λmax、メタノール): 243、316 赤外スペクトル(cm 1、鉱油マル): 2965.5、28
51.6、1465.7、1495.6、1377.
0、1663.5、1526.5、1633.6、33
37.7、1368.3、1341.3、721.2、
1197.6、1082.0、1307.6、102
1.2、1039.5、749.2、1291.2、1
249.7、1122.5、1102.2、889.
0、1147.5、997.0 抗菌スペクトル: 抗生物質10381b2は主としてグラ
ム陽性菌および嫌気菌に対して活性である(クロストリ
ジウム・ペルフリゲンス(Clostridiumperfrigens);バ
クテロイデス・フラギリス(Bacteroides fragilis))。
それは他の抗生物質に対して耐性のスタフィロコッカス
・アウレウス(Staphylococcus aureus)(スタフィロコ
ッカス・アウレウスUC3665; スタフィロコッカス
・アウレウスUC6685)に対しても活性である。 抗菌in vitroテスト: グラム陽性およびグラム陰性菌
に対する抗生物質10381b2のin vitroテスト結果
は表8に示す。 ペーパークロマトグラフィー: Rf(溶媒系); 0.5〜
0.9(ストリークをひく)(1−ブタノール/水84/
16); 0.5〜0.9(ストリークをひく)(1−ブタノ
ール/水84/16+0.25%p−トルエンスルホン
酸); 0.9(1−ブタノール/酢酸/水/2/1/1);
0.9(1−ブタノール/水84/16+2%ピペリジ
ン); 0.1〜0.5(ストリークをひく)(1−ブタノー
ル/水4/96);0.1〜0.5(トスリークをひ
く)(1−ブタノール/水4/96+0.25%p−ト
ルエンスルホン酸); 0.1〜0.5(Mリン酸カリウ
ムpH7.4); 0.1〜0.3(水/メチルイソブチルケト
ン/アンモニウム200/20/1);0.9(トルエン/
メタノール/水1/1/2); 0.9(1−ブタノール/
水84/16+2.0%p−トルエンスルホン酸); 0.
9(メタノール/15%NaCl(H2O)4/1) 抗生物質10381b2のin vivoテスト:抗生物質10
381b2をストレプトコッカス・ピオゲネス(Streptoc
occus pyogenes)およびスタフィロコッカス・アウレウ
ス(Staphylococcus aureus)誘発マウス乳腺炎に対しi
n vivoテストを行った。皮下投与した場合、該抗生物
質はエス・ピオゲネス感染マウスを保護し、CD50は
1.25mg/kgであった。それはエス・アウレウス誘発
マウス乳腺炎テストにおいて活性であり、PD50は1.
8(対乳腺炎)および6.2(対エス・アウレウス)mg/kg
であった。 発育促進についての抗生物質10381b2複合体のテス
ト:ブロイラーにおいて抗生物質10381b2複合体を
発育促進および/または飼料交換指示についてテストし
た。抗生物質10381bの平均発育指標(体重増加/3
+飼料変換)は3以上であって有意に(P≦0.20)0
より大であった。かくして第1次ふるい分けの基準によ
り、抗生物質10381bはパスした。(平均発育指標は
対照(薬剤添加なくして摂食させたひよこ)に対する発育
の改善を測定するものである。)
【0083】
【表8】 抗生物質10381b2の抗菌in vitroテスト (最小阻止濃度(MIC)) (MIC培地:MHA) 生物 培地# MIC(mcg/ml) エンテロバクター・クロアカエ UC9381 >256 (Enterobacter cloacae) エクテロバクター・クロアカエ UC9382 256 クレブシェラ・オキシトカ UC9383 >256 (Klebsiella oxytoca) クレブシェラ・オキシトカ UC9384 256 エシェリヒア・コリ UC9379 256 (Escherichia coli) エシェリヒア・コリ UC9380 256 スタフィロコッカス・アウレウス UC6675 1 (Staphylococcus aureus) スタフィロコッカス・アウレウス UC3665 1 スタフィロコッカス・アウレウス UC6685 1 ストレプトコッカス・ピオゲネス UC152 0.125 (Streptococcus pyogenes) ストレプトコッカス・ニューモニエ UC41 0.125 (Streptococcus pneumoniae) ストレプトコッカス・フェカリス UC694 0.25 (Streptococcus faecalis) エシェリヒア・コリ UC311 >256 クレブシェラ・ニューモノエ UC58 128 (Klebsiella pneumoniae) シウドモナス・アエルギノーザ UC9191 >256 (Pseudomonas aeruginosa) シウドモナス・アエルギノーザ UC6432 >256 セラチア・マルセセンス UC6888 >256 Serratia marcescens) シトロバクター・フレンディイ UC3507 >256 (Citrobacter freundii) プロテウス・ブルガリス UC30264 256 (Proteus vulgaris)
【0084】
【表9】 試行による体重増加および飼料変換ならびに平均発育指標における改善 平 均 改 善 試行 処理 ADG F/G 発育指標 1 10381b 21.97 7.88 29.85 2 10381b 14.48 8.11 22.59 3 10381b 19.26 4.37 23.63 4 10381b 29.21 12.78 41.99 計 10381b 21.23 8.29 29.52
【0085】
【表10】 統計量およびt−テスト 0〜21日 10381b 平均発育指標 29.52 t 6.62 確率平均は<=0.0 0.004 変動成分: 試行 −12.435 ブロック(試行) 734.783 合計 734.783
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 1/20 C12R 1:465) (C12P 1/06 C12R 1:465) (72)発明者 アリス・エル・ラボード アメリカ合衆国ミシガン州49001、カラマ ズー、アウトルック・ストリート2615番 (72)発明者 スコット・イー・ツルースデル アメリカ合衆国ミシガン州49008、カラマ ズー、ウィットコウム・ストリート715− デイ番
Claims (1)
- 【請求項1】 ストレプトミセス属に属し、ストレプト
ミセス・ビリドクロモゲネスと近縁の種であって、胞子
鎖が短くてゆるいコイル状を呈している点でストレプト
ミセス・ビリドクロモゲネスと区別できるストレプトミ
セス・アルギネンシス。
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US6224864B1 (en) | 1986-12-03 | 2001-05-01 | Pharmacia & Upjohn Company | Antibiotic 10381A, and process for the preparation of anitbiotics 10381B |
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ATE210464T1 (de) * | 1992-06-09 | 2001-12-15 | Neorx Corp | BIOTIN-DOTA KONJUGATE UND DEREN VERWENDUNG IN ßPRETARGETINGß VERFAHREN |
TW380140B (en) * | 1993-09-10 | 2000-01-21 | Upjohn Co | Antibiotics 10381v, w, x, y, z1, z2, pre-b and t |
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