JPH07110012B2 - データ伝送制御方法 - Google Patents

データ伝送制御方法

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JPH07110012B2
JPH07110012B2 JP61211575A JP21157586A JPH07110012B2 JP H07110012 B2 JPH07110012 B2 JP H07110012B2 JP 61211575 A JP61211575 A JP 61211575A JP 21157586 A JP21157586 A JP 21157586A JP H07110012 B2 JPH07110012 B2 JP H07110012B2
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功 和知
靖雄 鈴木
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ループ型二重系システムにおいて、障害の迂
回路を構成する方式に関する。
〔従来の技術〕
従来のループ型二重系伝送システムでは、伝送系内に障
害が発生したとき、ループバツクによつてその障害箇所
を迂回する方式をとつていた。しかし、2本の伝送路そ
れぞれに同時に障害が発生したときの全ノード間の伝送
路の確保については配慮がなされてなかつた。なお、こ
の種の装置として関連するものには例えば、特開昭56-4
0344号等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、2本の伝送路それぞれに同時に障害が
発生したとき、ループバックによる迂回路形成のため、
伝送ループから分離してしまうノードあり、そのノード
と迂回路形成後の伝送ループ内のノードとのデータの受
け渡しについて配慮がなされておらず、全ノード間のデ
ータの受け渡しが常に要求されるシステムに対しては適
用できないという問題があつた。
本発明の目的は、迂回路を形成した場合でも、全ノード
間の通信が常に確保できるようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、伝送路に双方向性のものを用い、データの
送信とデータを受け取つたことを知らせる確認信号の送
信を同一の線路を用いて行なうことによつて、送信側の
ノードが受信側のノードに対してデータの送信が完全に
行なわれたか否かを確認するので、この動作を各ノード
間で行なうことにより、迂回路をループバツクを用いず
に構成することによつて達成される。
〔作用〕
方向性のない伝送路で結ばれたノード同志は、片側のノ
ードからデータが送られてくると、データの受信が終了
した時点で、データを受け取つたという確認信号を、デ
ータを送つてきたノードに対して送り返す。この確認信
号が返つてきたか否かによつて、送信側のノードは、受
信側のノードとのデータの受け渡しを完全に行なえたか
否かを確認する。この処理により、送信側のノードは伝
送可能な伝送路及び伝送方向を使用してデータの伝送を
行なうので、ループバックを用いずに障害の迂回路を構
成することができ、全ノード間の通信が確保できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図を参照しながら説明する。
第1図は、二重系ループ型伝送システムであり、伝送路
11,12、及びノード21〜2n(nは任意の数)で構成され
ている。今、伝送路に図で示す「×」印の位置に障害が
あるとき、このシステムは迂回ルート30により信号の伝
送を行なう。
第2図は、第1図の1部分を抜き出し、拡大したもので
ある。ノード21から2nへ伝送信号33が方向32で送信さ
れ、ノード2nが伝送信号33を受信すると、ノード2nから
ノード21へ確認信号34が方向31で送信される。伝送信号
33及び34は同一伝送路を用いて送信される。またノード
21,22間のように、伝送路11,12両方に障害がある場合、
ノード21から伝送信号33が方向31で最初に伝送路11、次
に伝送路12を使用して送信されるが、ノード22は、伝送
信号33を受信していないので、ノード22はノード21へ確
認信号を送信しない。したがつて、ノード21は、ノード
22との間の両伝送路に障害があることを検知する。そし
て、ノード21は、伝送の方向を、32が示す方向に切り換
えてデータの伝送を行なう。
さらに、ノード2n,2(n−1)間のように、一方の伝送
路に障害がある場合は以下のようになる。ノード2n,2
(n−1)間において、ノード2nはノード2(n−1)
に対して、伝送路11を用いて伝送信号33を方向32で送信
する。ノード2n,2(n−1)間の伝送路11には障害があ
るため、ノード2(n−1)は伝送信号33を受信できな
い。したがつて、ノード2(n−1)はノード2nに対し
て確認信号の送信は行なわない。ここで、ノード2nは、
ノード2(n−1)からの確認信号がないことで、ノー
ド2(n−1)との間の伝送路11に障害があることを知
る。このことを知つたノード2nは、次に伝送路12を用い
て、伝送信号33を方向32で、ノード2(n−1)に対し
て送信する。ノード2n,2(n−1)間の伝送路12には、
障害がないので、ノード2(n−1)は、ノード2nから
の伝送信号33を受信することができる。伝送信号33を受
信したノード2(n−1)は、確認信号34を伝送路12を
用いて31が示す方向に送信する。すなわち、伝送信号を
受信したノードは、伝送信号を送つてきたノードに対し
て、伝送信号と同一の伝送路を用いて確認信号を送信す
る。
第3図はノード21の内部構成図である。他のノードもこ
れと同じ構成である。ノードは、バツフアが組み込まれ
た送信部41〜44、受信部51〜54、伝送方向等を制御する
伝送制御装置60、自分の出力データの送信方向を示すフ
ラグ(以下フラグと略す)と自分の出力したデータであ
ることを示すラベル(以下ラベルと略す)を記憶するフ
ラグラベルメモリ70、フラグラベルメモリ70の内容と受
信したデータのフラグ,ラベル内容を比較し、その結果
を60へ伝える比較器80、ノードと外部のホストコンピュ
ータ、記憶装置等とのインターフエイスとなるI/Oポー
ト90で、基本部分を構成する。なお、第4図に、データ
のフオーマツトを示す。データのフオーマツトはラベル
101、フラグ102、及び任意長のデータ部103から成る。
以下に第2図,第3図,第4図,第5図(a),(b)
および第6図を用いて、迂回路構成方法について詳細を
述べる。
第3図において、ノード21は、通常状態で、送信部41を
用いてデータの伝送を行なう。また、受信部51〜54はす
べて常に動作状態となつている。
ノード21は、まず最初に送信部41及び受信部51が故障し
ているか否かの確認を行ない、故障していなければ、送
信部41から、伝送路11を用いてデータの伝送を行なう
(処理200,201)。データの伝送終了後、ノード21の伝
送処理ユニツト60は、確認信号が、受信部51にもどつて
きたか否かを確認する(処理202)受信部51が確認信号
を受信すると、伝送処理ユニツト60は、伝送したデータ
のラベル(第4図101)及びフラグ(第4図102)をフラ
グラベルメモリ70へ記憶する(処理307)。確認信号が
もどつてこなかつた場合、及び送信部41、受信部51が故
障していた場合は、処理204を行なう。すなわち、伝送
処理ユニツト60は、送信部42及び受信部52が故障してい
ないかどうかの確認をする。故障していなければ、送信
部42から伝送路12を用いてデータの伝送を行なう(処理
209)。伝送を行なつた後、処理202と同様の処理210を
行なう。確認信号が受信部52にもどつてくれば処理203
を行ない伝送を終了する。確認信号がもどつてこない場
合及び送信部42、受信部52が故障していた場合は、処理
205、すなわち、第4図102のビツトを変換し、伝送制御
ユニツト60は、送信部43及び受信部53の故障確認を行な
う(処理206)。この処理206の結果、故障がなければ、
送信部43から伝送路11を用いてデータの伝送を行なう
(処理207)。伝送を行なつた後、受信部53に確認信号
がもどつてくれば、伝送制御ユニツト60は処理203を実
行し、伝送処理を終了する。
処理206の結果、送信部43及び受信部53に故障があつた
場合、または処理208が「NO」すなわち確認信号が受信
部53にもどつてこなかつた場合、伝送制御ユニツト60
は、第5図(b)の処理211を実行する。すなわち、送
信部44及び受信部54の故障確認を行なう。送信部44、及
び受信部54に故障がない場合、伝送制御ユニツト60は、
送信部44から伝送路12を用いてデータの伝送を行なう。
伝送終了後受信部54に確認信号がもどつてくれば、伝送
制御ユニツト60は、第5図(a)の処理203を実行し、
伝送処理を終了する。
送信部44及び受信部54に故障があつた場合、または、第
5図(b)の処理213の結果が「NO」すなわち、確認信
号が受信部54にもどつてこなかつた場合、伝送制御ユニ
ツト60は、ノード21の外部につながつている装置に対し
て、伝送不能であることを示すメツセージを出力し、第
5図(a)のスタートまたは、第6図のエンターの状態
となる。すなわち、送受信待機の状態となる。
次に、ノード21を例にとり、データを受信したときの処
理を以下に詳細説明する。
ノード21はデータを受信すると第3図フラグラベルメモ
リ70に記憶してあるラベルと受信したデータのラベル
(第4図101)の比較を比較器80を用いて行なう。比較
の結果、ラベルが不一致ならば、フラグ(第4図102)
が示す方向に再伝送の処理を行なう。再伝送の処理の流
れは、基本的にデータを伝送する場合と同様に行なう。
すなわち、データが伝送されてきた伝送路を用い(伝送
路11からデータが入つてきたならば、再伝送処理の初期
設定は伝送路11を用いるようにし、伝送路12からなら
ば、伝送路12を用いるようにする。)、受信したデータ
のフラグ102が示す方向へ伝送するように初期設定した
後、第5図(a),(b)の流れのように、まずフラグ
102が示す方向に伝送できる伝送路で伝送を行ない、も
し、フラグ102が示す方向に送れなければ、フラグを変
換して逆方向に再伝送する。ただし、再伝送処理の場合
は、第5図(a)処理203、受信したデータのラベル10
1、フラグ102のフラグラベルメモリ70への記憶を行なわ
ない。
フラグラベルメモリ70に記憶してあつたラベルと受信し
たデータのラベル101の比較の結果、ラベルが一致した
場合は、次にフラグラベルメモリ70に記憶してあるフラ
グと、受信したデータのフラグ102の比較を行なう(第
6図処理303)。その結果、記憶してあつたフラグと、
受信したデータのフラグ102が一致したならば、伝送制
御ユニツト60は再伝送処理を行なわない(処理307)。
比較した結果、記憶してあつたフラグと受信したデータ
のフラグ102が不一致だつたならば、伝送制御ユニツト6
0は、受信回数のカウントを行なう(処理304)。カウン
トした結果、2回目以上の受信だつたならば、再伝送処
理を行なわず、そうでなければ再伝送処理を行なう(30
5,306)。
上述の実施例は、伝送路に障害があつた場合を例にとつ
て説明してきたが、ノードに故障があつた場合でも、同
様の手順で障害が迂回できる。
本実施例によれば、データを隣のノードに伝送し、隣の
ノードからの受信確認信号によつて伝送に使用した経路
に障害があるか否かを判断するため、障害検知のための
信号を定期的に伝送する必要がなくなる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、個々のノードがそれぞれ独自に伝送可
能な伝送路及び伝送方向を使用して、データの伝送を行
なう。これにより、ループバツクを使用せずに障害箇所
を迂回するので、ループバツクによる迂回路形成時のよ
うな伝送ループから分離してしまうノードがなくなり、
全ノード間の通信が確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の迂回ルート構成図、第2図
は第1図の部分拡大図、第3図はノード内部構成を示す
概略図、第4図は伝送データフオーマツト、第5図
(a),(b)はデータ伝送処理のフローチヤート、第
6図はデータ再伝送処理のフローチヤートである。 11,12……無方向性伝送路、21〜2n……ノード、30……
迂回ルート、31〜32……伝送方向、33……伝送信号、34
……確認信号、41〜44……ノードの送信部、51〜54……
ノードの受信部、60……伝送制御ユニツト、70……フラ
グラベルメモリ、80……フラグラベルの比較器、90……
外部とのインターフエイスとなるI/Oポート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の伝送路と、該複数の伝送路上でのデ
    ータの伝送を制御する複数の処理装置とを有するループ
    型データ伝送系のデータ伝送制御方法において、前記伝
    送路上を双方向にデータを伝送可能に構成し、前記複数
    の処理装置の1つより前記複数の伝送路のいずれかにデ
    ータを送出し、前記複数の処理装置の各々で前記伝送路
    を送られてくるデータを受信し、該データの受信の確認
    通知を前記データが送られてきた伝送路を介して上流の
    処理装置に対して送出するとともに、前記受信したデー
    タを伝送方向を変えずに次の処理装置に送出し、該次の
    処理装置から送出したデータに対応する確認通知を受信
    できないときには、前記データを送出した伝送路以外の
    伝送路を介して前記次の処理装置へのデータの送出を行
    ない、前記複数の伝送路のいずれによっても次の処理装
    置へのデータの伝送ができないときには、前記データの
    伝送方向を変えて受信したデータを送出することを特徴
    とするデータ伝送制御方法。
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JPS6367941A JPS6367941A (ja) 1988-03-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5458302A (en) * 1977-10-19 1979-05-11 Hitachi Ltd Backup unit for loop communication line

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