JPH07109640B2 - 防犯、防災等の警報センサの動作検知方法 - Google Patents

防犯、防災等の警報センサの動作検知方法

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JPH07109640B2
JPH07109640B2 JP31437192A JP31437192A JPH07109640B2 JP H07109640 B2 JPH07109640 B2 JP H07109640B2 JP 31437192 A JP31437192 A JP 31437192A JP 31437192 A JP31437192 A JP 31437192A JP H07109640 B2 JPH07109640 B2 JP H07109640B2
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靖治 井澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は防犯、防災等の警報セ
ンサの動作検知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、防犯、防災等のため、所要
の警戒すべき場所に警報センサを設置しておき、異常状
態が発生して該警報センサが発報動作した時、これを検
知する警報検知装置が広く用いられている。
【0003】この場合、当該装置とそれぞれの警報セン
サとを個別の電線路で接続するか、または一定区域の敷
設された一対の電線路に多数の警報センサを並列に接続
し、かつ、それぞれのセンサが発報動作する時、それぞ
れ固有の識別信号を発信するようにすれば、発報動作し
たのがどのセンサであるかを知ることが出来るが、前者
は電線路の敷設費用が高価となり、後者は機器が高価と
なるほか、故障や誤動作により信頼性が低下するなどの
問題があって、これらの方式の利用は特定の場合のみに
限定される。
【0004】これに対し、警戒すべき一定の区域に敷設
された一対の電線路に多数の警報センサの常閉接点を直
列に接続し、該電線路の終端を短絡した上、これに通電
しておき、いずれかの常閉接点が開路して、該電線路が
断線状態となったことによって異常状態の発生を検知す
る方式(以下直列接点方式と略記する)が最も広く用い
られている。
【0005】この方式の検知装置は安値で、発報動作の
信頼性もきわめて高いが、多数の警報センサのうち、ど
のセンサが動作したのかを知ることが出来ないのが欠点
である。このため警報発報のあった時、係員は警報セン
サの設置場所を一々点検して回らなければならず、この
ため発生した犯罪や災害への対応が遅れて被害を最小限
度に留めることが出来なかったり、ホテルやマンション
などで夜間に警報発報があった時など、点検作業が個人
のプライバシーを侵害することとなるなどの問題があっ
た。
【0006】そこで、直列接点方式の利点を活かしなが
ら、かつ発報動作したセンサを個別に検出できる安値な
方式の出現が待望されていた。
【0007】さて、他の分野、例えば電話回線やビル内
配線の保守現場などで、電線路が故障により断線状態に
なった時、該電線路の線間静電容量を測定して、測定地
点から断線箇所までの距離を類推する方法が広く行われ
ている。一般に、電線路の線間静電容量は該電線路の長
さに比例するので、経験を積んだ人はこの方法によって
断線箇所をおおよそ判定できると言われている。
【0008】このような事実を利用した直列接点方式の
防犯、防災等の警報センサの検知装置も既に提案されて
いる。すなわち簡易なコンピュータ・システムを用い、
装置の使用開始に先立ってあらかじめそれぞれのセンサ
の常閉接点を開路したときの電線路の線間静電容量を測
定し、得られたデータをデジタル・データに変換してメ
モリ内部にそれぞれ記憶させておき、ある警報センサが
異常を感知して突然発報動作し、該電線路が断線状態と
なった時、その時の線間静電容量を測定して、記憶され
ているセンサ個々のデータと比較し、データ内容がほぼ
一致したセンサを検出表示しようとするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際問
題として、電線路の線間静電容量はその設置場所の温度
や湿度などの環境条件の変化によって変動し、特に温度
変化による影響は無視し得ない。例えば、この種の警戒
用電線路に多用されるビニル対線について実測して見た
ところ、温度が摂氏20度を中心として上下に10度変
化しただけで、線間静電容量は約10パーセント変化し
た。従って、このような方式の検知装置では、発報動作
したセンサを常に正確に検知することは困難であり、隣
接のセンサが動作したかのような誤った表示をして、緊
急の判断に混乱を及ぼすおそれがある。
【0010】この発明はこのような欠点を解消し、警戒
用電線路の設置場所の温度、湿度等の環境条件が変化し
ても、発報動作したセンサを常に正確に検知することが
出来る防犯、防災等の警報センサの動作検知方法を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1項の発明
は、検知装置1の静電容量測定部2に結ばれた一対の警
戒用電線路3の片側の線路4上に、複数個の防犯、防災
等の警報センサ51、52、53・・・5nの常閉接点
1、62、63・・・6nと、該線路4の適宜の位置に
自動復帰タイマ7とそのオン接点8とを直列に接続し
て、該電線路3の終端9を短絡した上、検知装置1から
該電線路3に通電しておき、あらかじめ該センサ51
2、53・・・5nの常閉接点61、62、63・・・6
nの夫々を単独に順次一時開路して、そのつど当該静電
容量測定部2により該電線路3の線間静電容量を測定
し、得られた夫々の警報センサの測定値データを設定時
センサ別データとして記憶させ、その際、該自動復帰タ
イマ7のオン接点8を一時開路して、同様に当該電線路
3の線間静電容量を測定し、これによって得られた測定
値データを設定時指標データとして記憶させておく。
【0012】その後は適宜時刻毎に該電線路3への通電
を微少時間自動遮断し、これによって該自動復帰タイマ
7が瞬時に動作を失って該オン接点8が一時開路してか
ら微少時間後に該自動復帰タイマ7が自動的に復帰して
該オン接点8が再び閉じるまでの間に、上記と同様に該
電線路3の線間静電容量を測定して、得られた測定値デ
ータを設定時指標データと比較し、その差異の大小の割
合に応じて、記憶されている夫々の設定時センサ別デー
タの内容を補正してセンサ別補正データを記憶する一連
の動作を繰り返す。
【0013】この様な状態である警報センサが異常を感
知して突然発報動作し、その常閉接点が開路した時、該
静電容量測定部2によって該電線路3の線間静電容量を
自動的に測定し、得られた測定値データとセンサ別補正
データの個々のデータとを比較し、データ内容がほぼ一
致した警報センサを発報動作した警報センサとして検出
するようにしたものである。
【0014】また請求項2項の発明は、上記請求項1項
のものとほぼ同じであるが、上記警戒用電線路3の片側
の線路4に設けた複数個の防犯、防災等の警報センサ5
、5、5・・・5nの常閉接点6、6、6
・・・6nを、適宜数の警報センサ5毎に群に分け、こ
れらの各群毎に隣接して複数対の自動復帰タイマ7とそ
のオン接点8とを夫々直列に接続しておく。そして請求
項1項のものと同様に各常閉接点6及び各自動復帰タイ
マ7のオン接点8を開路して設定時センサ別データ及び
各群の設定時指標データを夫々測定して記憶させてお
く。
【0015】そしてその後適宜時間毎に順次これらの各
群毎の各自動復帰タイマ7のオン接点8を開路して、そ
の際の電線路3の各線間静電容量を自動的に測定し、得
られた各群毎の測定値データを相応する各群の設定時指
標データと比較し、その差異の大小の割合に応じて、各
群の各警報センサ5毎に記憶されている夫々の設定時セ
ンサ別データの内容を補正してセンサ別補正データを記
憶する、という一連の動作を繰り返す様にしたものであ
る。
【0016】
【作用】請求項1項の発明において設定作業時に測定し
た、設定時センサ別データ及び設定時指標データは、そ
の時点での該電線路の設置場所の温度、湿度等の環境条
件に対応したものである。もし後刻、温度や湿度等が変
化した時に再設定を行った場合には当然それらのデータ
は元のものとは異なったものとなる。しかしながら、い
ずれの場合に於いても、設定時指標データとして記憶さ
れたデータの値と設定時センサ別データとして記憶され
たデータの値の比は同一である。これは一定の環境条件
のもとでは電線路の線間静電容量は電線路の長さに比例
するからである。
【0017】そこでこの発明では適宜時刻毎に電線路へ
の通電を微少時間自動遮断し、当該電線路の線間静電容
量を測定して、得られた測定値データを上記設定時指標
データと比較し、その差異の大小の割合に応じて、上記
の比をもとに、記憶されている夫々の設定時センサ別デ
ータの内容を補正してセンサ別補正データを記憶してお
き、警報センサが発報動作した時、電線路の線間静電容
量を自動的に測定し、得られた測定値データとセンサ別
補正データの個々のデータとを比較し、データ内容がほ
ぼ一致した警報センサを検出して表示するものである。
【0018】従って適宜時刻毎に測定するのは当該電線
路の線間静電容量のみであって、各警報センサの常閉接
点をいちいち開路して、その都度個々の線間静電容量を
測定するものではない。
【0019】また請求項2項のものでは、複数個の防
犯、防災等の警報センサ51、52、5 3・・・5nの常
閉接点61、62、63・・・6nを、適宜数の警報セン
サ5毎に群に分けて、これらの各群毎に隣接して各自動
復帰タイマ7のオン接点を設けているが、これらの群
を、例えば室内、屋外等温度や湿度当の同一な環境条件
に置いた警報センサ5毎に設ければ、各群の各警報セン
サの設定時センサ別データをより正確に補正することが
でき、それ故警報発報した警報センサをより正確に検出
することができる。
【0020】
【実施例】以下この発明を図面を引用して詳細に説明す
る。
【0021】図はこの発明の実施例を示すブロック図で
ある。1は検知装置で、その内部の静電容量測定部2に
一対の警戒用電線路3が結ばれている。該電線路3は通
常数十メートルないし数百メートルの長さで、片側の線
路4上に複数個の警報センサ51、52、53・・・5n
の常閉接点61、62、63・・・6nが直列に挿入され
ている。
【0022】この実施例では更に該線路4の端末部また
は適宜の位置に自動復帰タイマ7と該タイマ7のオン接
点8とが同様に直列に接続される。該電線路3の終端9
は短絡され、該電線路3には、該検知装置1から電源制
御部10を介して該自動復帰タイマ7を励磁するための
電流が通電される。当該電線路電源制御部10の出口に
接続されたダイオード18は、該電線路3の線間静電容
量を測定する際、該制御部10などの内部回路の静電容
量が測定すべき該電線路3の静電容量に重畳されること
を防止するためのものである。
【0023】該検知装置1の使用開始に先立ち、該警報
センサ51、52、53・・・5nの常閉接点61、62
3・・・6nのそれぞれを単独に順次開路して、その
都度該電線路3の線間静電容量を該静電容量測定部2に
よって測定し、得られたそれぞれの測定値はデータ変換
部19によりディジタルデータに変換されて次々とデー
タ分配部20に入力される。これらのデータ群は該デー
タ分配部20の内部動作によって、設定時センサ別デー
タ出力端子21から設定時センサ別データ記憶部11に
送り込まれて、それぞれ個別にメモリに記憶される。
【0024】次に、該自動復帰タイマ7のオン接点8を
一時開路して、該電線路3の線間静電容量を測定し、得
られた測定値データは上記と同様該データ変換部19お
よび該データ分配部20を経て、該分配部20の設定時
指標データ出力端子22から設定時指標データ記憶部1
2に記憶される。
【0025】ここで注目すべきことは、これらの設定作
業によって該設定時センサ別データ記憶部11および該
設定時指標データ記憶部12に記憶されたそれぞれのデ
ータは、その時点での該電線路3の設置場所の温度、湿
度等の環境条件に対応したものであることである。も
し、後刻、温度や湿度等が変化した時に再設定を行った
場合には当然それらのデータは元のものとは異なったも
のとなる。しかしながら、いずれの場合に於いても、該
設定時指標データ記憶部12に記憶されたデータの値と
該設定時センサ別データ記憶部11に記憶された夫々の
データの値との比は同一である。これは、一定の環境条
件のもとでは電線路の線間静電容量は電線路の長さに比
例するからである。
【0026】この実施例では、該検知装置1の使用開始
後は、適宜時刻毎に該電線路電源制御部10によって該
電線路3への通電を微少時間自動遮断する。例えば30
分毎に0.2秒間だけ通電を遮断する。該自動復帰タイ
マ7は通電が断たれた瞬間その励磁を失って該オン接点
8をオフ状態とするが、微少時間、例えば0.1秒後に
自動復帰して該オン接点8を再びオン状態とする。
【0027】この微少時間の間に、該静電量測定部2に
よって該電線路3の線間電線容量を測定し、得られた測
定値のデータを該データ分配部20の定時毎指標データ
出力端子23から指標データ比較部13に入力して、上
記設定時指標データ記憶部12に記憶されているデータ
と比較し、もし差異ある時は、その差異の大小に応じ
て、データ補正制御部14により上記設定時センサ別デ
ータ記憶部11に記憶されているそれぞれのセンサ別デ
ータの内容を補正して、センサ別補正データ記憶部15
に記憶させる。このようなデータ補正が適宜時間毎に繰
り返される。
【0028】ここで、上記設定時指標データ記憶部12
に記憶されたデータは、設定時における該電線路3の設
置場所の温度、湿度等の環境条件を数量的に記憶してお
く手段として記憶されたデータであり、適宜時刻毎に入
力されて該データと比較される定時毎の指標データは、
それらの時点毎の環境条件を数量的にとらえたデータで
あるから、適宜時刻毎に補正されてセンサ別補正データ
記憶部15に記憶されるセンサ別データは、それぞれの
時点の温度、湿度等の環境条件において、改めて当初の
設定操作をやり直した時に得られるであろうセンサ別デ
ータの内容とほぼ等価となる。
【0029】この状態で、ある警報センサ5が異常を感
知して突然発報動作し、その常閉接点6が開路した時、
該静電容量測定部2によって自動的に該電線路3の線間
静電容量を測定し、得られた測定値データを、該データ
変換部19を介して該データ分配部20の発報センサデ
ータ出力端子24からセンサデータ比較部16に入力す
る。入力されたデータはセンサ別補正データ記憶部15
に記憶されているセンサ個々のデータと比較され、デー
タ内容のほぼ一致したセンサが該警報センサ51、52
3・・・5nの中のいずれであるかを表示する。
【0030】なお、上記実施例では便宜上該自動復帰タ
イマ7と該オン接点8とは該線路4の終端9の部分に接
続されたものとしたが、接続されるべき位置は該線路4
上の他の任意の位置であっても差し支えない。但し、な
るべく高い検知精度を得ようとするためには出来るだけ
該終端9に近い地点に接続されることが好ましい。
【0031】また上記実施例では線路4に自動復帰タイ
マ7及び当該オン接点8を一個設けているが、これに代
えて、複数個の防犯、防災等の警報センサ5、5
・・・5nの常閉接点6、6、6・・・6n
を、適宜数の警報センサ5毎に分けて、これらの各群毎
に隣接して各自動復帰タイマ7のオン接点8を設け、こ
れらの各オン接点8を適宜時間毎に順次開路して、その
際の電線路3の線間静電容量を自動的に測定し、得られ
た各群毎の測定値データを相応する各群の設定時指標デ
ータと比較し、その差異の大小の割合に応じて、各群の
各警報センサ5毎に記憶されている夫々の設定時センサ
別データの内容を補正してセンサ別補正データを記憶す
る一連の動作を繰り返すものとしてもよい。
【0032】また、この発明では該検知装置1の使用開
始に先立って設定時センサ別データおよび設定時指標デ
ータを記憶させるに必要な若干の手動操作を除き、該検
知装置1の各部の制御、静電容量の測定およびデータ処
理などのすべての動作は自動的に行われるものとした
が、これらは簡易なマイクロコンピュータシステムの利
用によって容易に行うことが出来る。
【0033】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1項の発明によれば、直列接点方式の利点を活かしなが
ら、電線路の設置場所の温度、湿度等の環境条件が変化
しても、発報動作した警報センサを常に正確に検知する
ことの出来きる安値な方式で防犯、防災等の警報センサ
の動作検知が出来るものである。
【0034】また請求項2項の発明によれば、温度や湿
度等の同一な環境条件に置いた警報センサ5毎に群に分
け、これらの各群毎に自動復帰タイマ及びその各オン接
点を設けて、各群ごとの自動復帰タイマのオン接点を開
路してその際の各線路の線間静電容量を測定して各警報
センサの設定時センサ別データを補正するため、一つの
警戒用電線路に設けた複数の警報センサが環境条件の異
なる場所に設置しても、正確に発報動作した警報センサ
を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 検知装置 2 静電容量測定部 3 電線路 4 線路 5 警報センサ 6 常閉接点 7 自動復帰タイマ 8 オン接点 9 終端 10 電線路電源制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知装置1の静電容量測定部2に結ばれ
    た一対の警戒用電線路3の片側の線路4上に、複数個の
    防犯、防災等の警報センサ5、5、5・・・5n
    の常閉接点6、6、6・・・6nと、該線路4の
    適宜の位置に自動復帰タイマ7とそのオン接点8とを直
    列に接続して、該電線路3の終端9を短絡した上、検知
    装置1から該電線路3に通電しておき、あらかじめ該セ
    ンサ5、5、5・・・5nの常閉接点6
    、6・・・6nの夫々を単独に順次一時開路し
    て、そのつど該静電容量測定部2により該電線路3の線
    間静電容量を測定し、得られた夫々の警報センサの測定
    値データを設定時センサ別データとして記憶させ、その
    際該自動復帰タイマ7のオン接点8を一時開路して、同
    様該電線路3の線間静電容量を測定し、これによって得
    られた測定値データを設定時指標データとして記憶させ
    ておき、その後は適宜時刻毎に該電線路3への通電を遮
    断し、当該電線路3の線間静電容量を測定して、得られ
    た測定値データを設定時指標データと比較し、その差異
    の大小の割合に応じて、記憶されている夫々の設定時セ
    ンサ別データの内容を補正してセンサ別補正データを記
    憶する一連の動作を繰り返すようにして、ある警報セン
    サが異常を感知して発報動作し、その常閉接点が開路し
    た時、該静電容量測定部2によって該電線路3の線間静
    電容量を自動的に測定し、得られた測定値データとセン
    サ別補正データの個々のデータとを比較し、データ内容
    がほぼ一致した警報センサを発報動作した警報センサと
    して検出することを特徴とする、防犯、防災等の警報セ
    ンサの動作検知方法。
  2. 【請求項2】 検知装置1の静電容量測定部2に結ばれ
    た一対の警戒用電線路3の片側の線路4上に、複数個の
    防犯、防災等の警報センサ5、5、5・・・5n
    の常閉接点6、6,6・・・6nを直列に接続
    し、該線路4の適宜数の警報センサ5毎に群に分け、こ
    の各群毎に隣接して複数対の自動復帰タイマ7とそのオ
    ン接点8とを夫々直列に接続し、該電線路3の終端9を
    短絡した上、検知装置1から該電線路3に通電してお
    き、あらかじめ該センサ5、5、5・・・5nの
    常閉接点6、6、6・・・6nの夫々を単独に順
    次一時開路して、そのつど該静電容量測定部2により該
    電線路3の線間静電容量を測定し、得られた夫々の警報
    センサの測定値データを設定時センサ別データとして記
    憶させ、その際各群毎に自動復帰タイマ7のオン接点8
    を一時開路して、該電線路3の各線間静電容量を測定
    し、これによって得られた各群毎の測定値データを各群
    の設定時指標データとして記憶させておき、その後は適
    宜時刻毎に各群の自動復帰タイマ7のオン接点8を順次
    開路し、各自動復帰タイマ7のオン接点8を開路した際
    の当該電線路3の線間静電容量を測定して、得られた各
    群毎の測定値データを相応する各群の設定時指標データ
    と比較し、その差異の大小の割合に応じて、各群の各警
    報センサ5毎に記憶されている夫々の設定時センサ別デ
    ータの内容を補正してセンサ別補正データを記憶する一
    連の動作を繰り返すようにして、ある警報センサが異常
    を感知して発報動作し、その常閉接点が開路した時、該
    静電容量測定部2によって該電線路3の線間静電容量を
    自動的に測定し、得られた測定値データとセンサ別補正
    データの個々のデータとを比較し、データ内容がほぼ一
    致した警報センサを発報動作した警報センサとして検出
    することを特徴とする、防犯、防災等の警報センサの動
    作検知方法。
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