JPH07107685A - 負荷集中制御装置 - Google Patents

負荷集中制御装置

Info

Publication number
JPH07107685A
JPH07107685A JP24286293A JP24286293A JPH07107685A JP H07107685 A JPH07107685 A JP H07107685A JP 24286293 A JP24286293 A JP 24286293A JP 24286293 A JP24286293 A JP 24286293A JP H07107685 A JPH07107685 A JP H07107685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
control
load control
master station
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24286293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2816086B2 (ja
Inventor
Junichiro Tsukamoto
順一郎 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP24286293A priority Critical patent/JP2816086B2/ja
Publication of JPH07107685A publication Critical patent/JPH07107685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2816086B2 publication Critical patent/JP2816086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御対象負荷毎に手軽に端末装置を設置でき
ると共に、通信制御面でも1つのIDコードだけで広い
範囲の多くの負荷を制御できる負荷集中制御装置を提供
する。 【構成】 負荷制御を示す共通のIDコードと制御対象
及び制御内容を示すメッセージ指令とから成る負荷制御
指令を親局装置側から無線送信し、各負荷制御端末装置
で受信した後、個別に判断して制御するような構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数の需要家に設置
されているクーラーや大型電気機器等の負荷を電力会社
等から見た需要バランスに応じて遠方より制御する負荷
集中制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図23は、例えば出願人が先に出願した
特願平4−74623号(平成4年3月30日出願)に
記載された従来例を示す図であり、図において、60は
図示しない親局装置からの有線などの通信線、61は通
信インターフェイス、62はCPU、63はメモリ部、
64はディジタル出力インターフェイスであり、上記通
信インターフェイス61〜ディジタル出力インターフェ
イス64により負荷制御端末装置65が構成されてい
る。66は負荷制御端末装置65と負荷をつなぐ専用制
御線、67は制御回路、68は制御対象の負荷である。
【0003】次に動作について説明する。気温の上昇な
どに伴って電力需要が急増し、多数の負荷の中から負荷
68を遮断する必要が生じた場合、図示しない親局装置
より制御指令が通信線60に送出され、端末装置65側
では通信インターフェイス61を介してCPU62によ
りメモリ部63に指令内容が蓄えられ、その内容を解釈
した後、ディジタル出力インターフェイス64より制御
信号が専用制御線66を介して制御回路67へ伝達され
る。制御回路67では、送られてきた制御信号を負荷6
8に適した形に変換して開閉器を遮断する制御を実施す
る。なお、専用制御線66は、端末装置65より対象と
なる負荷まで構内に新たに敷設される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の負荷集中制御装
置は以上のように構成されているので、構外より信号線
を引き込む場所と対象負荷の間に専用制御線を敷設する
必要があり、壁を貫通する等工事が大変であるし、制御
対象負荷を変更または配置替えした時にも配線工事が必
要であった。また、通信制御面でも端末装置の数だけア
ドレスを準備し、個別に呼び出して制御指令を送信する
必要があり、多数の負荷を制御する時には長い時間を要
するなどの問題点があった。さらに、負荷制御を実行す
る場合には、現場の状況に関係無く、親局装置からの切
指令に基づいて開閉器を遮断する制御しかなく、需要家
にとっても受け入れにくいシステムであり、負荷制御の
普及を阻害してきていた。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、制御対象負荷毎に手軽に端末
装置を設置できると共に、通信制御面でも1つのIDコ
ードだけで広い範囲の多くの負荷を制御できる負荷集中
制御装置を提供することを目的とする。また、需要家に
とってもいきなり遮断されるのではなく、事前に負荷削
減を促す通知があったり、遮断されては困る重要負荷と
連続的に遮断しても良い非重要負荷の指定ができる等の
便宜が与えられる負荷集中制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る負
荷集中制御装置は、負荷制御を示す共通のIDコードと
制御対象及び制御内容を示すメッセージ指令とから成る
負荷制御指令を送出する親局装置と、この負荷制御指令
を無線送信する送信手段と、制御対象となる各負荷の近
傍に設けられて各々共通のIDコードが予め割り当てら
れ、前記無線送信された負荷制御指令を受信して当該負
荷制御指令に含まれるIDコードと予め割り当てられた
IDコードとに基づき負荷制御であることを判別すると
ともに、メッセージ指令に基づき制御対象と制御内容を
判別して負荷を制御する負荷制御端末装置とを備えたも
のである。
【0007】また、請求項2に係る負荷集中制御装置
は、制御対象負荷の開閉器を通過する電流値や電力値を
測定し、この測定値が設定値以上となった場合に開閉器
を制御する制御手段と、親局装置からの負荷制御指令に
基づいて前記設定値を設定,変更する負荷制御端末装置
とを備えたものである。
【0008】請求項3に係る負荷集中制御装置は、親局
装置からの負荷制御指令に基づく制御の前後に、制御対
象負荷の開閉器を通過する電流値や電力値を測定し、負
荷制御前後の測定値の変化に基づき負荷制御への需要家
の協力度を判定する負荷制御端末装置を備えたものであ
る。
【0009】請求項4に係る負荷集中制御装置は、上記
請求項3のものに更に、各負荷制御端末装置で判定され
た協力度の集計を行う集計手段と、この集計結果を電力
会社等の送信先へ送信する送信手段とを備えたものであ
る。
【0010】請求項5に係る負荷集中制御装置は、親局
装置からの負荷制御指令に基づく制御の前に、需要家に
負荷制御の通知を行う負荷制御端末装置を備えたもので
ある。
【0011】請求項6に係る負荷集中制御装置は、親局
装置からの負荷制御指令に基づく制御のうち、切制御は
一斉に実施し、入制御は各々異なるように設定された時
間遅れの後に実施する負荷制御端末装置を備えたもので
ある。
【0012】請求項7に係る負荷集中制御装置は、外気
温を測定する測定手段を有し、予め設定された負荷制御
パターンの中から測定手段により測定された外気温に最
適な制御パターンを選択して負荷制御を行う負荷制御端
末装置を備えたものである。
【0013】請求項8に係る負荷集中制御装置は、負荷
制御に対して連続切制御可と間欠制御可と制御拒否のい
ずれかの制御モードを選択する選択手段を有し、親局装
置からの負荷制御指令に基づく制御の際に、選択手段で
選択された制御モードで負荷を制御する負荷制御端末装
置を備えたものである。
【0014】請求項9に係る負荷集中制御装置は、時刻
を計時する第1計時手段及びこの第1計時手段の時刻の
変更後の経過時間を計時する第2計時手段とを有し、親
局装置からの変更データと変更指定時刻に基づき、第2
計時手段の計時が一定値以上で変更指定時刻になったと
きに第1計時手段の時刻を変更し、かつ第2計時手段を
リセットする負荷制御端末装置を備えたものである。
【0015】請求項10に係る負荷集中制御装置は、制
御対象負荷の起動を検出する起動検出手段及び停止を検
出する停止検出手段と、親局装置からの負荷制御指令に
基づく制御のうち、切制御は起動検出手段による起動検
出から設定時間以上経過後に行い、入制御は停止検出手
段による停止検出から設定時間以上経過後に行う負荷制
御端末装置とを備えたものである。
【0016】
【作用】本願の請求項1のものにおいては、親局装置側
から、負荷制御指令として負荷制御を意味するIDコー
ドとそれに引き続く制御対象,制御内容を示すメッセー
ジ指令を無線送信し、各制御対象負荷の近くに設置され
た負荷制御端末装置がこれを受信して、IDコードによ
り負荷制御であることを判別するとともに、メッセージ
指令の制御対象及び制御内容を個別に判別して直接負荷
を制御する。負荷制御指令は負荷制御端末装置に無線送
信されるので、構内の壁を貫通などして専用線を敷設す
る必要もなく、容易に負荷制御の開始,中止,変更が行
える。また、1回の送信で多数の負荷制御端末装置に対
して条件付けした負荷制御指令を送出できるため、通信
チャンネルを占有せず、時間的にも通信料金的にも大幅
な軽減になる。
【0017】また、請求項2の負荷制御端末装置は、親
局装置からの負荷制御指令に基づき電流値や電力値の限
界を示す設定値を設定又は変更し、制御手段は制御対象
負荷の開閉器を通過する電流値や電力値を測定して、こ
の測定値が設定値以上となった場合に開閉器を制御して
負荷への供給を制限する。
【0018】請求項3の負荷制御端末装置は、負荷制御
前と負荷制御後に測定した電流値や電力値の変化,すな
わち減少率に基づき負荷制御への需要家の協力度を判定
する。無線などによる制御では一方通行となり、需要家
の協力度が判定できず、料金割引などに反映するのが難
しかったが、負荷制御前後の電流などの測定値の変化に
より協力度が判定できるので、端末装置を設置しておき
ながら実際には運転されている負荷に接続せず、割引の
優遇処置を受けるなどの不正行為も防止できることにな
る。
【0019】請求項4では更に、上記各負荷制御端末装
置で判定された協力度を集計手段によって集計し、集計
値を送信手段によって電力会社等へ送信する。
【0020】請求項5の負荷制御端末装置は、負荷制御
指令に基づき制御を行う際、事前に制御内容等を音声や
表示等により需要家に通知し、負荷削減の誘導を行う。
【0021】請求項6の負荷制御端末装置は、負荷制御
指令に基づき制御を行う際、切制御は一斉に実施し、入
制御は、親局装置から個別に制御することなく、各端末
装置毎に設定された時間遅れの後に実施する。
【0022】請求項7の負荷制御端末装置は、親局装置
から毎日の負荷状況により少しずつ異なるタイミングで
負荷制御指令を送出することなく、各端末装置側で測定
手段により外気温を測定し、予め設定された負荷制御パ
ターンの中から外気温に最適な制御パターンを選択して
負荷を制御する。
【0023】請求項8の負荷制御端末装置は、予め各需
要家が負荷の重要度に応じて選択手段により連続切制御
可,間欠制御可,制御拒否のいずれかの制御モードを選
択しておくことにより、親局装置からの負荷制御指令に
基づく制御の際、選択された制御モードにより負荷を制
御する。
【0024】請求項9の負荷制御端末装置は、時刻変更
後の経過時間を計時する第2計時手段が一定値以上で、
かつ変更指定時刻になったときに時刻を変更するように
したことにより、時刻を遅らせる変更を行った場合に、
何度も変更すべき時刻になってハンティングを起こすの
を防止する。
【0025】請求項10の負荷制御端末装置は、親局装
置から負荷制御指令を受ても直ちに制御を実施せず、切
制御の場合は起動検出手段により負荷の起動が検出され
てから設定時間以上経過しているかを確認して実施し、
入制御の場合は停止検出手段により負荷の停止が検出さ
れてから設定時間以上経過しているかを確認して実施す
る。
【0026】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
基づいて説明する。図1において、100は負荷制御を
示す共通のIDコードと制御対象及び制御内容を示すメ
ッセージ指令とから成る負荷制御指令を送出する親局装
置であり、この親局装置100は電力会社の営業所等に
設置され、負荷制御が必要な場合には、例えば図2に示
すように、当該負荷制御を示すために予め定められた共
通のIDコード「11223」と、制御対象(例えばエ
リア123グループ45)及び制御内容(例えば5分間
停止する)を示すメッセージ指令「A123G45ST
OP5MIN」となるから負荷制御指令を送出する。1
01は変電所等に設置され、上記負荷制御指令を中継す
る中継局、102は上記負荷制御指令を送信アンテナ1
03を介して無線送信する送信装置(送信手段)であ
る。一方、1はアンテナ、2は受信部、3は上記アンテ
ナ1,受信部2を介して受信された負荷制御指令のID
コードを解読,比較するデコーダ部、4は予め割り当て
られた共通のIDコードを記憶している不揮発性で読出
し専用のROM部、5は負荷制御端末装置全体を制御す
るCPU、6はCPU5の実行するプログラムやメッセ
ージ指令等を記憶するメモリ部、7はディジタル出力イ
ンターフェイスであり、これらにより本実施例の負荷制
御端末装置8が構成されている。9は制御対象の負荷で
ある。なお、上記端末装置8は制御対象負荷9の近傍に
設けられるが、小型の箱などに納められ制御対象負荷9
に取り付けられる構造のものが望ましい。また、IDコ
ードを記憶しているのは、ROM部でなくとも停電対策
付きのメモリ部でもよい。
【0027】次に動作について説明する。電力需要が増
大し、各地に点在する複数の負荷の一部を遮断する必要
があると親局装置100が判定した場合、電力会社に設
けられた親局装置100より電力会社専用に設けた中継
局101に負荷制御を示すIDコードと制御対象,制御
内容を示すメッセージ指令から成る負荷制御指令を送出
し、送信装置102および送信アンテナ103を通して
担当地域内へ無線電波が送出される。負荷制御端末装置
8は、図3のフローチャートに示すように、親局から送
信された無線信号をアンテナ1で取り込み、受信部2に
て受信した信号を復調してデコーダ部3に送る(S3
1)。デコーダ部3では送られてきたディジタルデータ
の中にROM部4に予め書き込まれたIDコードが含ま
れていないかチェックし(S32)、含まれていれば負
荷制御の信号であると判断して、引き続くメッセージ指
令をCPU5経由でメモリ部6に格納する(S33)。
IDコードは負荷制御であるかどうかを示すものであ
り、図2に示すように数字のみから構成されていても、
英数字混在でもどちらでもよい。メッセージ指令の例も
図2に示すが、この例のように「エリア123グループ
45を5分間停止する」など人間にも分かるコードでも
機械にしか判別できないコードでもよい。端末装置8内
のCPU5にてメッセージ指令を判別し(S34)、自
らが制御対象であると判断した時、ディジタル出力イン
ターフェイス7を経由して制御出力を負荷9に送出し
(S35)、開閉器を遮断する等の制御を実施する。こ
の動作は端末装置毎に独立にほぼ同時に行われ、複数の
負荷を同時に制御することが可能となる。本実施例によ
れば、1つの親局装置からの負荷制御に対し、1つだけ
のIDコードを使用するため、各端末装置のROM部の
設定が同一でよく、端末装置の大量生産が可能となると
共に、1回の指令送出で多数の制御が行えるため通信回
線を長時間占有することもなく、制御に際して1台ずつ
順に呼び出す必要がないため一斉制御のときには大幅に
時間短縮がはかれることになり、通信料金の大幅な軽減
にもなり、負荷制御の普及が容易になるという効果があ
る。さらに、端末装置を負荷に密着して設置し、伝送媒
体として無線を使用するようにしたので、負荷対象を変
更したり、追加する場合でも配線工事など大がかりな工
事を行わずに実施できるという効果もある。
【0028】実施例2.次に、対象となる負荷毎に設定
された設定値と比較して制御を行う実施例を図4,図5
に基づいて説明する。図4において、10は開閉器、1
1は配電線等の電源線、12は構内の配線、13はCT
(計器用変流器)、14はPT(計器用変圧器)、15
は上記CT13,PT14により電流又は電力を測定
し、この測定値が設定値以上となった場合に開閉器10
を制御する制御装置(制御手段)、16はアンテナ1を
有し、親局装置からの負荷制御指令に基づいて電流や電
力の設定値を設定,変更する本実施例の負荷制御端末装
置、17は負荷毎に設けられたスイッチ(SW)、18
は負荷である。なお、負荷制御端末装置16の内部構成
は、第1図の実施例1に示したものとほぼ同様であり、
ディジタル出力インターフェイス7を介して制御装置1
5が接続され、電流や電力等の設定値が設定,変更され
る。また、親局装置側は第1図と同一であるので省略し
てある(以下の実施例も同様)。
【0029】次に動作について図5のフローチャートを
参照して説明する。まず、端末装置16は親局装置より
負荷制御指令として電流または電力などの限界を示す設
定値を受信し、メモリ内に記憶する(S51)。一方、
電源線11に設置されたCT13とPT14を経由して
制御装置15にて通過する電流または電力が測定され
(S52)、設定値以上になれば開閉器10に対し切制
御指令を送出することにより負荷18への供給を制限す
る(S53,S54)。このような構成とすることによ
り、各需要家毎の状況を親局側で判断して個別の制御指
令を出す必要が無く、一斉に同じ指令を送出することに
より負荷制御が実現できる。さらに、需要家側では各負
荷18毎に設けたスイッチ17により非重要負荷を事前
に切り離す操作を行っていれば、負荷制御指令が受信さ
れた時でも重要負荷を維持できるという効果がある。ま
た、電流設定値に関して需要家から電話等による急な契
約変更要求があっても、端末装置16への設定値信号を
変えることにより直ちに対応できるという効果もある。
【0030】実施例3.負荷制御への需要家の協力度を
判定できるようにした実施例を図6,図7に基づいて説
明する。図6において、1はアンテナ、2は受信部、3
はデコーダ部、4はIDコードを記憶しているROM
部、5はCPU、6はメモリ部、6a,6bはメモリ部
6内に設けられる協力回数カウンタと協力時間カウン
タ、7はディジタル出力インターフェイス、10は開閉
器、13はCT、20は上記CT13の検出値を入力す
るためのアナログ入力インターフェイス、21は本実施
例による負荷制御端末装置である。
【0031】次に動作について図7のフローチャートを
参照して説明する。親局からの指令に基づき開閉器10
に対する制御を行う時、制御前の電流値をCT13およ
びアナログ入力インターフェイス20を介して読み取
り、メモリ部6に蓄積しておく(S71)。開閉器10
に対して制御を実行した後の電流値も同様に読み取りメ
モリ部6の別の場所に蓄積しておく(S72)。次に、
この2つの電流値の差を求め(S73)、減少率が予め
定めた値より大きい場合には、この需要家は電力を使用
している途中に負荷制御に協力して電力供給を停止して
くれたと判定し(S74)、メモリ部6内に設けた協力
回数カウンタ6aを歩進させるとともに協力時間カウン
タ6bの積算を開始する(S75,S76)。やがて親
局装置よりの入制御を受けて電流値が戻った時、協力時
間の積算を終了する(S77)。最初から使用していな
い負荷に対して負荷制御の指令を受けた場合、電流値は
制御の前後で変化せず協力したとは判定されないため、
協力回数カウンタ6aも協力時間カウンタ6bも更新さ
れない。このような構成とすることにより、無線を使っ
たような一方通行の制御システムでも需要家がどの程度
協力してくれたかが判定でき、料金割引など協力に対す
る報償制度に反映させることも可能となり、使用してい
ないような電気機器に対し制御対象負荷として登録申請
して割引報償を得ようとする不正行為を防止できる効果
がある。なお、上記実施例では測定量として電流を使用
したが、電力や水量など需要家が使用しているかどうか
が判定できるものであれば同様の効果を奏する。
【0032】実施例4.次に、負荷制御への需要家の協
力度をまとめて電力会社などに送信する実施例を図8,
図9に基づいて説明する。図8において、10は開閉
器、13はCT、14はPT、21はアンテナ1を有
し、前記実施例3(図6)のものに送信機能を付加した
負荷制御端末装置、30はアンテナ1を有し、需要家の
協力度を集計するため同一構内の各端末装置21との間
で送受信を行う送受信装置(集計手段)、31は電力量
測定装置、32は電力会社との間の通信装置(送信手
段)である。
【0033】次に動作について図9のフローチャートを
参照して説明する。各負荷制御端末装置21にて測定さ
れた協力回数や協力積算時間の値を同一構内分まとめる
ため、送受信装置30より順次負荷制御端末装置21を
呼び出してデータを送信させ収集する(S91,S9
2,S93)。一方、需要家と電力会社が契約している
受電点には通常電力量を測定する電力量測定装置31が
設置されており、このデータは巡視員が読み取ったり電
話回線や専用回線などを介して電力会社へ送信されてい
る場合がある。電気料金を算出するためには受電点にお
ける電力量と割引対象となる負荷制御への協力度の両方
が必要であり、これらをまとめて通信装置32により電
力会社へ送信することにより、巡視員が構内を順に回っ
てデータを回収する手間がはぶける(S94,S9
5)。このように負荷制御端末装置を複数設置するよう
な大口需要家に対して、同一構内のデータをまとめて電
力会社へ送信する装置を適用することは、電力会社の巡
視員の大幅な省力化と料金計算の迅速化に効果がある。
【0034】実施例5.次に実施例5を図10,図11
に基づいて説明する。図10において、10は開閉器、
33はアンテナ1を有するとともに、音声出力と表示出
力の制御機能を有する負荷制御端末装置、34は音声に
より負荷制御通知を行うための音声発生装置、35は表
示により負荷制御通知を行うための表示装置である。
【0035】次に図11のフローチャートを参照して動
作について説明する。電力会社の都合により負荷をいき
なり遮断されると、需要家の業務に大きな支障が生ずる
場合がある。このような不都合を除去するため、負荷制
御指令を受信してから実際に負荷を遮断する前に音声や
文字で何分後にどの程度の負荷制限を実施するかを通知
し(S111,S112,S113)、それから制御出
力を行う(S114)ことにより、需要家が事前に電源
を切り換えたり、設定値による負荷制御の場合には不要
負荷を停止するなどの手が打てるようにして、負荷削減
への誘導が可能となる。音声発生装置34は、制御対象
負荷の近くに設置しても運転員のいる詰所の近くに設置
してもよい。表示装置35も文字による負荷制御予告だ
けでなく画像による警告を行ってもよい。
【0036】実施例6.実施例6を図12,図13に基
づいて説明する。なお、実施例1(図1)と同一又は相
当部分には同一符号を用い、その説明は省略する。図1
2において、36は入制御の制御出力の時間遅れを個々
に設定するための時間遅れ設定装置、37は本実施例に
よる負荷制御端末装置である。
【0037】次に動作について図13に示すフローチャ
ートを参照して説明する。大規模な負荷制御を一斉に実
施すると切制御がほぼ同時に実行され、一定時間後の入
制御もほぼ同時に行われるため、投入時のインラッシュ
電流により電力系統が動揺するなどの不具合が発生する
可能性がある。これを防止するために個別に制御指令を
送出しようとすると時間がかかりすぎて効果的な負荷制
御が行えない。そこで、各端末装置毎に時間遅れ設定装
置36を設け、予め不公平のないように2秒、4秒、6
秒・・・とプリセットしておく。負荷制御指令を受信す
ると(S131)、入制御か否か判別し(S132)、
切制御の時には一斉に遮断制御することにより(S13
6)、負荷削減の効果が早く上がり、入制御の時には親
局から個別に制御しなくともプリセットされた時間遅れ
の後投入するようにして(S133,S134,S13
5)、インラッシュ電流による影響を少なくする効果が
ある。このプリセット時間遅れデータは、さらに不公平
をなくすため定期的に親局よりの通信信号により順次変
更する方がよい。
【0038】実施例7.実施例7を図14,図15,図
16に基づいて説明する。なお、実施例1(図1)と同
一又は相当部分には同一符号を用い、その説明は省略す
る。図14において、40は外気温を測定するための温
度センサ(測定手段)、41は温度センサ40の出力を
入力するためのアナログ入力インターフェイス、42は
平日,休日,特異日などの設定を行う設定回路、43は
本実施例による負荷制御端末装置である。
【0039】今までの装置では毎日ほぼ同じ時間帯に負
荷制御をする場合でも、毎回制御指令を送出し制御する
必要があったため、午後一番の負荷電力のピーク時に毎
日の負荷状況により少しずつ異なるタイミングで制御指
令を送出することになり時間がかかっていた。大部分の
ケースでは平日、休日、特異日などの区別と外気温度に
よって制御すべき負荷量が決まるため、平日、休日、特
異日などの設定を行う設定回路42を設けると共に、外
気温を測定する温度センサ40を端末装置43の外部に
設け、これらのデータをもとに図15に一例を示すよう
な負荷制御パターンに基づいて繰り返し制御を行わせる
ことにより、親局装置の負担を大幅に軽減できることに
なる。すなわち、図16(a)のフローチャートで示す
処理を例えば1時間毎にスケジュール起動して、設定回
路42の読込み(S161)、温度センサ40からの外
気温度読込み(S162)を行って、最適な制御パター
ンを登録する(S163)。一方、図16(b)のフロ
ーチャートで示す処理を例えば1分毎にスケジュール起
動して、上記により登録された制御パターンと照合し
(S164)、制御タイミングか否かを判定し(S16
5)、制御タイミングであれば制御出力を行なう(S1
66)。図15に示す負荷制御パターンも設定回路42
により対象となる負荷種別毎に変更できるようにする
と、さらに効果が期待できる。なお、負荷制御パターン
は例えば親局装置からの負荷制御指令によりメモリ部6
等に設定される。
【0040】実施例8.実施例8を図17,図18に基
づいて説明する。なお、実施例1(図1)と同一又は相
当部分には同一符号を用い、その説明は省力する。図1
7において、44は連続切制御可−間欠制御可−制御拒
否の制御モードを選択する選択スイッチ(選択手段)、
45は本実施例による負荷制御端末装置を示す。
【0041】次に動作について図18のフローチャート
を参照して説明する。需要家は予め選択スイッチ44に
て、非重要負荷でしばらく停止させてもよいものには連
続切制御可を、重要負荷で有るが負荷制御に協力できる
ものには間欠制御可を、現在フル稼働中で負荷制御に協
力できそうにないものには制御拒否のポジションを選択
しておく。親局からの指令を受けた後(S181)、選
択スイッチ44の状態を読み込んで制御モードを判定し
(S182,S183)、連続切制御可の場合には切制
御後、入制御を行わず切ったままの状態にしておく(S
184)。間欠制御可の場合には一旦切制御を行った
後、一定時間が経過してから入制御を実行する(S18
5,S186,S187)。制御拒否の場合には指令を
受信しても何も制御を行わない。このように、需要家の
都合による制御対象負荷の制御レベルの選択が行えるよ
うにすると、負荷制御に気軽に参加できるようになり、
負荷制御の普及に役立つ効果がある。
【0042】実施例9.実施例9を図19,図20に基
づいて説明する。なお、実施例1(図1)と同一又は相
当部分には同一符号を用い、その説明は省略する。図1
9において、46は時計回路(第1計時手段)、47は
時計回路46や設定データの書換え後の経過時間を計時
する書換後タイマ(第2計時手段)、48は書換用設定
データの一時記憶部、49は本実施例による負荷制御端
末装置である。
【0043】次に動作について図20のフローチャート
を参照して説明する。サマータイム制導入による時刻の
一斉変更や料金制度などの変更に伴う設定データの一斉
変更に際し、事前に変更すべきデータを親局より各端末
装置49に送信して一時記憶部48に蓄積しておく。書
換後タイマ47の値が一定値以上で変更を指定された時
刻になったとき(S201,S202)、時計回路46
の時刻やメモリ部6内部にある設定データを一斉に変更
する(S203,S204)と共に、書換後タイマ47
をゼロにリセットし、再カウントを開始させる(S20
5)。これは時刻を遅らせる変更を行った場合、何度も
変更すべき時刻になりハンティングを起こすのを防止す
るためであり、図20に示すように書換後タイマ47が
一定値以上になるまでは何も処理をしないようにする
(S201)。このような構成にすることにより、社会
制度上の変更が発生しても各端末装置の設定データや時
計を一斉に変更して直ちに対応できるという効果があ
る。
【0044】実施例10.実施例10を図21,図22
に基づいて説明する。なお、実施例1(図1)と同一又
は相当部分には同一符号を用いて、その説明は省略す
る。図21において、50はディジタル出力インターフ
ェイス、51は負荷9の起動を検出する起動検出回路、
52は負荷9の停止を検出する停止検出回路、53はデ
ィジタル入力インターフェイス、54は本実施例による
負荷制御端末装置である。なお、上記起動検出回路51
及び停止検出回路52は、例えばクーラーでは一番電力
消費の大きいコンプレッサーに接続された電源線の電流
監視により、起動・停止を検出したり、クーラーの制御
回路から起動・停止の信号を取り出すことにより、実現
することができる。
【0045】次に動作について説明する。クーラーや大
型電気機器などで運転/停止を繰り返している場合、親
局から指令受信後直ちに制御しようとしたらまだ起動前
であったり、起動直後で停止出来ない時期であったりし
てうまく制御がかみ合わないケースがある。負荷9の起
動を検出する起動検出回路51と停止を検出する停止検
出回路52を設置し、図22のタイミング図に示すよう
に、親局からの制御指令を端末装置54が受けても直ち
に制御せず、メモリ部6に制御内容を蓄えておき、負荷
が起動してから一定時間経過した後制御を実行したり、
停止検出後一定時間経たないと入制御を実施しないなど
の処置を行うことにより、協調のとれた負荷制御を実現
できるという効果がある。なお、起動又は停止検出から
制御を実行するまでの経過時間は、予め設定しておいて
もよいし、親局装置からの負荷制御指令によって設定し
てもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1のものに
よれば、負荷制御を示す共通のIDコードと制御対象及
び制御内容を示すメッセージ指令とから成る負荷制御指
令を親局装置側から無線送信し、各負荷制御端末装置で
受信した後、個別に判断して制御するような構成とした
ので、1回の指令送出で多数の制御が行えるため通信回
線を長時間占有することもなく、制御に際して1台ずつ
順に呼び出す必要がないため一斉制御のときには大幅に
時間短縮がはかれることになり、通信料金の大幅な軽減
にもなり、負荷制御の普及が容易になるという効果があ
る。また、制御対象負荷を変更したり、追加する場合で
も配線工事など大がかりな工事を行わずに実施でき、制
御対象負荷毎に手軽に端末装置を設置できるという効果
もある。
【0047】また、請求項2のものによれば、制御対象
負荷の開閉器を通過する電流値や電力値を測定し、この
測定値が設定値以上となった場合に開閉器を制御する制
御手段と、親局装置からの負荷制御指令に基づいて前記
設定値を設定,変更する負荷制御端末装置とを備えたの
で、各需要家毎の状況を親局装置側で判断して個別の制
御指令を出す必要が無く、一斉に同じ指令を送出するこ
とにより負荷制御が実現できるという効果がある。ま
た、設定値に関して需要家から電話等による急な契約変
更要求があっても、端末装置への設定値を変えることに
より直ちに対応できるという効果もある。
【0048】請求項3のものによれば、親局装置からの
負荷制御指令に基づく制御の前後に、制御対象負荷の開
閉器を通過する電流値や電力値を測定し、負荷制御前後
の測定値の変化に基づき負荷制御への需要家の協力度を
判定する負荷制御端末装置を備えたので、無線などを使
ったような一方通行の制御システムでも需要家がどの程
度協力してくれたかが判定でき、料金割引など協力に対
する報償制度に反映させることも可能となり、使用して
いないような電気機器に対し制御対象負荷として登録申
請して割引報償を得ようとする不正行為を防止できる効
果がある。
【0049】請求項4のものによれば、上記請求項3の
ものに更に、各負荷制御端末装置で判定された協力度の
集計を行う集計手段と、この集計結果を電力会社等の送
信先へ送信する送信手段とを備えたので、電力会社等の
巡視員が構内を順に回ってデータを回収する手間がはぶ
け、巡視員の大幅な省力化と料金計算の迅速化に効果が
ある。
【0050】請求項5のものによれば、親局装置からの
負荷制御指令に基づく制御の前に、需要家に負荷制御の
通知を行う負荷制御端末装置を備えたので、需要家が事
前に電源を切り換えたり、設定値による負荷制御の場合
には不要負荷を停止するなどの手が打てるようにして、
負荷削減への誘導が可能となる効果がある。
【0051】請求項6のものによれば、親局装置からの
負荷制御指令に基づく制御のうち、切制御は一斉に実施
し、入制御は各々異なるように設定された時間遅れの後
に実施する負荷制御端末装置を備えたので、切制御の時
には一斉に遮断制御することにより負荷削減の効果が早
く上がり、入制御の時には親局から個別に制御しなくと
も、異なるように設定された時間遅れの後投入するよう
にして、インラッシュ電流による影響を少なくする効果
がある。
【0052】請求項7のものによれば、外気温を測定す
る測定手段を有し、予め設定された負荷制御パターンの
中から測定手段により測定された外気温に最適な制御パ
ターンを選択して負荷制御を行う負荷制御端末装置を備
えたので、毎日ほぼ同じ時間帯に負荷制御をする場合で
も、毎日の負荷状況により少しずつ異なるタイミングで
制御指令を送出することなく対応できるという効果があ
る。
【0053】請求項8のものによれば、負荷制御に対し
て連続切制御可と間欠制御可と制御拒否のいずれかの制
御モードを選択する選択手段を有し、親局装置からの負
荷制御指令に基づく制御の際に、選択手段で選択された
制御モードで負荷を制御する負荷制御端末装置を備えた
ので、需要家の都合による制御対象負荷の制御レベルの
選択が行え、負荷制御に気軽に参加できるようになり、
負荷制御の普及に役立つ効果がある。
【0054】請求項9のものによれば、時刻を計時する
第1計時手段及びこの第1計時手段の時刻の変更後の経
過時間を計時する第2計時手段とを有し、親局装置から
の変更データと変更指定時刻に基づき、第2計時手段の
計時が一定値以上で変更指定時刻になったときに第1計
時手段の時刻を変更し、かつ第2計時手段をリセットす
る負荷制御端末装置を備えたので、サマータイム制導入
等の社会制度上の変更が発生しても各端末装置の時計を
一斉に変更して直ちに対応できるという効果がある。
【0055】請求項10のものによれば、制御対象負荷
の起動を検出する起動検出手段及び停止を検出する停止
検出手段と、親局装置からの負荷制御指令に基づく制御
のうち、切制御は起動検出手段による起動検出から設定
時間以上経過後に行い、入制御は停止検出手段による停
止検出から設定時間以上経過後に行う負荷制御端末装置
とを備えたので、負荷が起動直後で停止出来ないときに
切制御を行なうようなことがなくなり、協調のとれた負
荷制御を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1における負荷制御指令の一例を示す図
である。
【図3】実施例1の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図5】実施例2の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】この発明の実施例3を示すブロック図である。
【図7】実施例3の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】この発明の実施例4を示すブロック図である。
【図9】実施例4の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図10】この発明の実施例5を示すブロック図であ
る。
【図11】実施例5の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図12】この発明の実施例6を示すブロック図であ
る。
【図13】実施例6の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図14】この発明の実施例7を示すブロック図であ
る。
【図15】外気温による制御パターンの一例を示す図で
ある。
【図16】実施例7の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図17】この発明の実施例8を示すブロック図であ
る。
【図18】実施例8の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図19】この発明の実施例9を示すブロック図であ
る。
【図20】実施例9の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図21】この発明の実施例10を示すブロック図であ
る。
【図22】実施例10の動作を説明するタイミング図で
ある。
【図23】従来の負荷集中制御装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 3 デコーダ部 4 ROM部 5 CPU 6 メモリ部 7 ディジタル出力インターフェイス 8 負荷制御端末装置 9 負荷 10 開閉器 11 電源線 12 構内配線 13 CT 14 PT 15 制御装置 16 負荷制御端末装置 17 スイッチ(SW) 18 負荷 20 アナログ入力インターフェイス 21 負荷制御端末装置 30 送受信装置 31 電力量測定装置 32 通信装置 33 負荷制御端末装置 34 音声発生装置 35 表示装置 36 時間遅れ設定装置 40 温度センサ 41 アナログ入力インターフェイス 42 設定回路 43 負荷制御端末装置 44 選択スイッチ 45 負荷制御端末装置 46 時計回路 47 書換後タイマ 48 一時記憶部 49 負荷制御端末装置 50 ディジタル出力インターフェイス 51 起動検出回路 52 停止検出回路 53 ディジタル入力インターフェイス 54 負荷制御端末装置 60 通信線 61 通信インターフェイス 62 CPU 63 メモリ部 64 ディジタル出力インターフェイス 65 負荷制御端末装置 66 専用制御線 67 制御回路 68 負荷 100 親局装置 101 中継局 102 送信装置 103 送信アンテナ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御を示す共通の
    IDコードと制御対象及び制御内容を示すメッセージ指
    令とから成る負荷制御指令を送出する親局装置と、この
    負荷制御指令を無線送信する送信手段と、制御対象とな
    る各負荷の近傍に設けられて各々共通のIDコードが予
    め割り当てられ、前記無線送信された負荷制御指令を受
    信して当該負荷制御指令に含まれるIDコードと予め割
    り当てられたIDコードとに基づき負荷制御であること
    を判別するとともに、メッセージ指令に基づき制御対象
    と制御内容を判別して負荷を制御する負荷制御端末装置
    とを備えたことを特徴とする負荷集中制御装置。
  2. 【請求項2】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出す
    る親局装置と、制御対象負荷の開閉器を通過する電流値
    や電力値を測定し、この測定値が設定値以上となった場
    合に前記開閉器を制御する制御手段と、前記親局装置か
    らの負荷制御指令に基づいて前記設定値を設定,変更す
    る負荷制御端末装置とを備えたことを特徴とする負荷集
    中制御装置。
  3. 【請求項3】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出す
    る親局装置と、親局装置からの負荷制御指令に基づく制
    御の前後に、制御対象負荷の開閉器を通過する電流値や
    電力値を測定し、負荷制御前後の測定値の変化に基づき
    負荷制御への需要家の協力度を判定する負荷制御端末装
    置とを備えたことを特徴とする負荷集中制御装置。
  4. 【請求項4】 各負荷制御端末装置で判定された協力度
    の集計を行う集計手段と、この集計結果を電力会社等の
    送信先へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする
    請求項第3項記載の負荷集中制御装置。
  5. 【請求項5】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出す
    る親局装置と、親局装置からの負荷制御指令に基づく制
    御の前に、需要家に負荷制御の通知を行う負荷制御端末
    装置とを備えたことを特徴とする負荷集中制御装置。
  6. 【請求項6】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出す
    る親局装置と、親局装置からの負荷制御指令に基づく制
    御のうち、切制御は一斉に実施し、入制御は各々異なる
    ように設定された時間遅れの後に実施する負荷制御端末
    装置とを備えたことを特徴とする負荷集中制御装置。
  7. 【請求項7】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出す
    る親局装置と、外気温を測定する測定手段を有し、予め
    設定された負荷制御パターンの中から前記測定手段によ
    り測定された外気温に最適な制御パターンを選択して負
    荷制御を行う負荷制御端末装置とを備えたことを特徴と
    する負荷集中制御装置。
  8. 【請求項8】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出す
    る親局装置と、負荷制御に対して連続切制御可と間欠制
    御可と制御拒否のいずれかの制御モードを選択する選択
    手段を有し、親局装置からの負荷制御指令に基づく制御
    の際に、前記選択手段で選択された制御モードで負荷を
    制御する負荷制御端末装置とを備えたことを特徴とする
    負荷集中制御装置。
  9. 【請求項9】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制御
    する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出す
    る親局装置と、親局装置からの負荷制御指令に基づき負
    荷を制御するとともに、時刻を計時する第1計時手段及
    びこの第1計時手段の時刻の変更後の経過時間を計時す
    る第2計時手段とを有し、親局装置からの変更データと
    変更指定時刻に基づき、前記第2計時手段の計時が一定
    値以上で変更指定時刻になったときに前記第1計時手段
    の時刻を変更し、かつ第2計時手段をリセットする負荷
    制御端末装置とを備えたことを特徴とする負荷集中制御
    装置。
  10. 【請求項10】 電力等の各需要家の負荷を遠方から制
    御する負荷集中制御装置において、負荷制御指令を送出
    する親局装置と、制御対象負荷の起動を検出する起動検
    出手段及び停止を検出する停止検出手段と、親局装置か
    らの負荷制御指令に基づく制御のうち、切制御は前記起
    動検出手段による起動検出から設定時間以上経過後に行
    い、入制御は前記停止検出手段による停止検出から設定
    時間以上経過後に行う負荷制御端末装置とを備えたこと
    を特徴とする負荷集中制御装置。
JP24286293A 1993-09-29 1993-09-29 負荷集中制御装置 Expired - Fee Related JP2816086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24286293A JP2816086B2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 負荷集中制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24286293A JP2816086B2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 負荷集中制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07107685A true JPH07107685A (ja) 1995-04-21
JP2816086B2 JP2816086B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=17095365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24286293A Expired - Fee Related JP2816086B2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 負荷集中制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2816086B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009538110A (ja) * 2006-05-18 2009-10-29 グリッドポイント,インコーポレーテッド モジュール式エネルギー制御システム
JP2012191707A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Toshiba Corp 電力制御装置、電力制御システム及び方法
CN105680563A (zh) * 2015-12-30 2016-06-15 国家电网公司 基于主从模式的一厂多站有序用电控制系统及方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102522826B (zh) * 2011-12-29 2014-10-08 国网信息通信有限公司 一种控制用电负荷的系统及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009538110A (ja) * 2006-05-18 2009-10-29 グリッドポイント,インコーポレーテッド モジュール式エネルギー制御システム
JP2012191707A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Toshiba Corp 電力制御装置、電力制御システム及び方法
JP2015057947A (ja) * 2011-03-09 2015-03-26 株式会社東芝 電力制御装置、電力制御システム及び方法
CN105680563A (zh) * 2015-12-30 2016-06-15 国家电网公司 基于主从模式的一厂多站有序用电控制系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2816086B2 (ja) 1998-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1025474B1 (en) Environmental condition control and energy-management system and method
RU2310293C2 (ru) СПОСОБ И УСТРОЙСТВО БЕСПРОВОДНОЙ ДИСТАНЦИОННОЙ ТЕЛЕМЕТРИИ С ИСПОЛЬЗОВАНИЕМ ad-hoc СЕТЕЙ
EA009685B1 (ru) Способ и система для автоматического регулирования спроса на товары кратковременного пользования
US6621179B1 (en) Device for curtailing electric demand
US7135956B2 (en) System and method for monitoring and controlling energy usage
KR100953403B1 (ko) 실시간 지능 자율 부하관리 장치 및 방법
US8095233B1 (en) Interconnected premises equipment for energy management
US20010010032A1 (en) Energy management and building automation system
US20120239218A1 (en) System, method, and apparatus for actively managing consumption of electric power supplied by one or more electric power grid operators
WO2015118845A1 (ja) コージェネレーション装置の制御装置、およびコージェネレーション装置の制御方法
KR20120037550A (ko) 전력 관리 장치 및 그 제어 방법
JP2002133568A (ja) エネルギー・モニタ及び省エネルギー・システム
JPH07107685A (ja) 負荷集中制御装置
KR20060038564A (ko) 전력선 통신을 이용한 전력부가 서비스 시스템 및 방법
JP2018207759A (ja) デマンドレスポンスシステム
KR20130037004A (ko) 스마트 전자기기의 충전 대기 전력 차단 시스템 및 이를 이용한 스마트 전자기기의 충전 대기 전력 차단 방법
KR100960727B1 (ko) 에너지 사용요금 표시단말기 및 이를 포함하는 사용요금표시시스템
KR20110039611A (ko) 주거단지의 에너지 데이터 관리 시스템
JPH05284672A (ja) 負荷集中制御装置
JP2001283370A (ja) 自動検針用電力線搬送通信装置
JPH01279398A (ja) ガス情報監視システム
KR20110138812A (ko) 네트워크 시스템 및 에너지 소비부
AU2004246193B9 (en) A method and a system for automatic management of demand for non-durables
Ajay et al. IoT Enabled Energy Management Meter
JP2001292241A (ja) データ通信システム及び同システムの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees