JPH07107141B2 - 新規な流れ変性剤を含有する粉体被覆組成物 - Google Patents

新規な流れ変性剤を含有する粉体被覆組成物

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JPH07107141B2
JPH07107141B2 JP63207186A JP20718688A JPH07107141B2 JP H07107141 B2 JPH07107141 B2 JP H07107141B2 JP 63207186 A JP63207186 A JP 63207186A JP 20718688 A JP20718688 A JP 20718688A JP H07107141 B2 JPH07107141 B2 JP H07107141B2
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    • C09D5/03Powdery paints
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規な流れ変性剤を含有する粉体塗料に関す
る。
[発明の背景] 典型的な粉体塗料は流れ変性剤または流れ調製剤を含
み、クレー化を防止し、オレンジ肌特性を減少する。流
れ変性剤は焼成作業時に粉体塗料の界面張力および表面
張力を制御する。通常の流れ変性剤は特にガラス転移温
度の低いアクリル類、例えばポリラウリルアクリレー
ト、ポリブチルアクリレート、ポリ(2−メチルヘキシ
ルアクリレート)、ポリ(エチルアクリレート−2−エ
チルヘキシルアクリレート)、ポリラウリルメタクリレ
ート等を含む。フッ素化ポリマー、例えばポリエチレン
グリコールまたはポリプロピレングリコールのエステル
およびフッ素化脂肪酸もまた流れ変性剤として使用され
る。
粉体塗料は種々の工業的用途に広く使用されている。あ
る種の用途には再塗装性、すなわち硬化粉体被膜とその
つぎの塗装層との間に優れた再塗装付着性を必要とす
る。これにより工業部品の船積みおよび運搬中に生じる
小さな欠陥および欠損を補修することができる。しかし
ながら、通常の流れ変性剤を有する粉体塗料は再塗装付
着性が悪い。
[発明の要旨] 本発明によれば、(a) 樹脂物質95〜99.99重量%:
および (b) (i)式: [R1およびR2にそれぞれ独立に水素、炭素数1〜4の低
級アルキル基またはハロゲンから選択される。]で表わ
されるマレイン酸無水物または置換マレイン酸無水物と
シクロアルケルまたは (ii) 式: [R3およびR4各々独立に水素、炭素数1〜約12のアルキ
ル基、または炭素数5〜約7のシクロパラフィン基(た
だし、R3およびR4のすべての炭素原子数は3〜14である
か、またはR3またはR4は結合して炭素数5〜約7のシク
ロパラフィンを形成してもよい。] で表わされる脂肪族オレフィンからなる群から選択され
る共重合性物質とから形成される共重合体であって、は
第1級アミン、アルコールまたはそれらの両者の0〜10
0モル%(共重合体中のモル数に基づく)で化学的に変
性されたもの約0.01〜約5重量% を含有する粉体被覆組成物を提供する。
本発明の粉体被覆組成物は優れた再塗装性を有するのみ
ならず、被膜のクレータを制御することができる。
[発明の内容] 本発明の粉体被覆組成物の数種の物質の均質な粒子状混
合物を含む。この粉体被覆組成物は熱可塑性または熱硬
化性を有する樹脂物質と本発明の流れ変性剤、すなわち
式: [R1およびR2それぞれ独立に水素、炭素数1〜4の低級
アルキル基またはハロゲンから選択される。]で表わさ
れるマレイン酸無水物または置換マレイン酸無水物とシ
クロアルケンまたは (ii) 式: [R3およびR4各々独立に水素、炭素数1〜約12のアルキ
ル基、または炭素数5〜約7のシクロパラフィン基(た
だし、R3およびR4のすべての炭素原子数は3〜14である
か、またはR3またはR4は結合して炭素数5〜約7のシク
ロパラフィンを形成してもよい。] で表わされる脂肪族オレフィンからなる群から選択され
る共重合性物質とから形成される共重合体であって、は
第1級アミン、アルコールまたはそれらの両者の0〜10
0モル%(共重合体中のモル数に基づく)で化学的に変
性されたものを含む。
樹脂物質は例えば(a)エポキシ樹脂とエポキシ樹脂用
の適当な硬化剤、例えばカルボキシル官能性アクリル樹
脂、ジシアンアミド、カルボキシル官能性ポリエステル
樹脂との組み合わせ、(b)カルボキシル官能性アクリ
ル樹脂とこのアクリル樹脂の適当な硬化剤、例えばトリ
グシジルイソシアネートまたはヒドロキシアルキルアミ
ドとの組み合わせ、(c)カルボキシル官能性ポリエス
テル樹脂とその適当な硬化剤、例えばブロック化イソシ
アネート硬化剤またはヒドロキシルアルキルアミンとの
組み合わせが挙げられる。樹脂物質はまた熱可塑性粒状
混合物(例えば、ポリエチレン、ポリプロピリン、ポリ
アミド、ポリエステル)であってもよい。熱硬化性樹脂
物質が好ましい。
本発明の流れ変性剤はマレイン酸無水物または置換マレ
イン酸無水物と共重合性物質(例えばシクロアルケンま
たは脂肪族オレフィン)との共重合体である。マイレン
酸無水物は式: [式中、R1およびR2は各々独立に水素、炭素数1〜4の
低級アルキル基またはハロゲンから選択される。]で表
わされる。かかるマレイン酸無水物の例としては、マレ
イン酸無水物、クロロマレイン酸無水物、ブロモマレイ
ン酸無水物、メチルマレイン酸(シトラコン酸無水
物)、エチルマレイン酸無水物、ジクロロマレイン酸無
水物、ジメチルマレイン酸無水物等がある。式中、R1
よびR2がともに水素であるマレイン酸無水物が好まし
い。
マレイン酸無水物または置換マレイン酸無水物と共重合
しうる物質はシクロアルケンまたは脂肪族オレフィンで
ある。適当なシクロアルケンは通常炭素数6〜約12、好
ましくは6〜約10を有し、例えばシクロヘキセン、シク
ロヘプテン、シクロオクテンおよびシクロノネンが挙げ
られる。共重合性脂肪族オレフィンは式: [式中、R3およびR4が各々独立して水素、炭素数1〜12
を有するアルキル基または炭素数5〜7を有するシクロ
パラフィン(ただし、炭素数の総数は3〜14である。)
からなる群から選択される。]を有する。R3とR4は結合
して炭素数5〜7のシクロパラフィンを形成してもよ
い。共重合体に形成に用いられる脂肪族オレフィンの例
としては1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、
1−オクテン、1−ドデセン、2−メチル−1−ブデ
ン、2−エチル−1−ブテン、2−エチル−1−ペンテ
ン、2−メチル−1−ペンテンおよび2−エチル−1−
ヘキセン等が挙げられる。脂肪族オレフィンはまたはメ
チレン−シクロヘキサンの如き物質、例えばR3およびR4
が結合してシクロヘキサン環を形成した物質であっても
よい。そのような共重合性物質は、1−エチレン−シク
ロヘキサンまたは3−イソプロペニル−1−メチルシク
ロヘキサンであってもよい。脂肪族オレフィンはまた末
端シアノ基を有してもよい。好ましい流れ変性剤はマレ
イン酸と炭素数6〜10を有するα−オレフィン、例えば
1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オプテン、1−ノネ
ン、1−デセンとの共重合体である。
共重合体は本質的に2つの成分の交互共重合体であると
考えられる。理論的には、マレイン酸無水物または置換
マレイン酸無水物1モルを共重合性物質の1モルに加え
て共重合体を得る。しかしながら、共重合性物質をマレ
イン酸無水物より過剰に用いることが好ましい。反応は
反応物をともに加熱することにより行なわれる。好まし
くは有機溶剤および遊離ラシカル開始剤、例えば有機過
酸化物(第3級アミルパーオキシアセテート、第3級ブ
チルパーベンゾエート等)またはアゾ化合物(例えばア
ゾビスイソブチルニトリル等)の存在下に実施される。
反応温度は通常共重合性物質が還流するまでの温度、通
常約30℃〜約220℃、好ましは80〜180℃で行なわれる。
反応時間は十分に共重合が終わるまでの時間、例えば1
〜24時間、好ましくは1〜3時間である。有機過酸化物
遊離ラジカル開始剤が好ましい。
流れ変性剤として用いられる共重合体は通常数平均分子
量約1000〜約20000、好ましくは約3000〜約10000、より
好ましくは3000〜6000を有する。共重合体の数平均分子
量はポリスチレン標準を用いるゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC)により測定される。この方法
によれば、実際に測定した分子量ではないが、ポリスチ
レンとの比較による分子量が得られる。得られた値は通
常ポリスチレン数として表示されるが、本明細書中では
これらは分子量という。1,000よりより少ない分子量
(数平均)は共重合体が表面活性、すなわち流れコント
ロール性能が悪くなり望ましくない。約10000を越える
分子量はあまり望ましくなく、約20000を越える分子量
はあまり望ましくなく、約20000を越える分子量は全く
望ましない。何故ならば、粘度が高くなり流れ特性が悪
い。
流れ変性用共重合体は共重合体中の酸無水物基のモル数
に基づいて0〜100モル%の第1級アミン、アルコール
またはそれらの混合物により化学的に変性される。アル
コールとの化学的変性により部分エステルまたはハーフ
エステルの誘導体が形成され、第1級アミンとのそれに
よりイミドが形成される。使用しうるアルコールの例と
してはアルカノール類、好ましは炭素数1〜10を有する
アルカノール類、例えばメタノール、エタノール、プロ
パノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、
ヘプタノール、オクタノール等が挙げられる。より好ま
しくはアルカノールはメタノール、エタノール、ブタノ
ール、または2−エチルヘキサノールである。アリール
アルカノール類、例えばベンジルアルコール、フェネチ
ルアルコール、ペンチルプロピルアルコール、アルキル
グリコール、例えばエチレングリコールまたはプロピレ
ングリコールおよび置換アルキルグリコール、例えばエ
チレングリコールのモノエチルエーテル、エチレングリ
コールのモノブチルエーテルおよびエチレングリコール
のモノヘキシルエーテルを用いて酸無水物基のハーフエ
ステル化を行なってもよい。アルコールはまた少なくと
も1つのアルカノール残基を有する第3級アミン、例え
ばジメチルアミノエタノール、1−ジメチル−アミノメ
チルプロパノール、2−ジエチル−アミノエタノール等
またはジグリコールアミン、例えばジメチルまたはジエ
チル(アミノエトキシ)エタノールであってもよい。ア
ルコールによる化学的変性、即ちエステル化は共重合体
とアルコールをともに100〜150℃で加熱し、要すれば触
媒、例えばナトリウムメトキシドを用いて無水物官能開
環を促進してもよい。共重合体はまた第1級アミン、例
えばブチルアミン、イソブチルアミン、プロピルアミ
ン、イソプロピルアミン、エチルアミン、メチルアミン
およびペンチルアミン、脂肪族ポリアミン、例えばN、
N−ジメチルアミノプロピルアミン、N、N−ジメチル
アミノエチルアミン、N、N−ジエチルアミノプロピル
アミン、N、N−ジエチルアミノエチルアミン等、また
は第1級アミノアルコール類、例えば2−アミノエタノ
ール、3−アミノプロパノール等と化学的変性を行なっ
てもよい。第1級アミン、例えば脂肪族ポリアミン(例
えばN,N−ジメチルアミノプロピルアミン)はペンダン
トに第3級アミンを有するイミド変性酸無水物が得ら
れ、これはエポキシ樹脂の触媒として作用し、かつ架橋
密度、硬化被膜の耐性を向上する。第3級アミノアルコ
ールはまたアルコール官能性をペンダントに有するイミ
ド変性無水物を生成する。
本発明の粉体被覆組成物は通常熱可塑性または熱硬化性
樹脂物質約95〜99.99重量%および流れ変性剤、すなわ
ち共重合体約0.01〜約5重量%を有する。好ましくは共
重合体は粉体被覆組成物中に約0.1〜約3重量%、好ま
しくは約0.5〜約2重量%樹脂物質と流れ変性剤の総重
量に基づく)存在する。本発明の流れ変性剤、すなわち
マレイン酸無水物または置換マレイン酸無水物と共重合
性物質と共重合体を含む粉体被覆組成物は再塗装性がよ
く、クレータ制御も優れている。また、本発明の流れ変
性剤を含む粉体被覆組成物は自動車塗装において電着プ
ライマー被膜、例えばカチオン電着プライマー組成物、
例えばUNIPRINP3150プライマー(PGPインダストリーズ
インコーポレイテッドから市販)やトップコート、例え
ばメラミンで硬化されたポリエステルまたはアクリルベ
ースの被膜等に優れた付着性を有する。さらに本発明の
粉体被覆組成物は硬化または未硬化、すなわち湿潤電着
プライマー被膜にクレータなしで、すなわち直接塗装し
た部分または間接的に被覆したいずれの部分においても
塗装し得る。
本発明の粉体被覆組成物はまた他の物質、例えば触媒、
顔料、充填剤、光安定化剤または酸化防止剤を含んでも
よい。さらに、組成物はアンチポッピング剤またはパウ
ダーフロー添加剤を含んでもよい。例えば顔料は被覆組
成物中に約1〜約50重量%(組成物の総重量に基づく)
を配合して、得られた被膜に適当な色を施してもよい。
好適な顔料の例としては塩基性鉛シリカクロメート、二
酸化チタン、ウルトラマリンブルー、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、カーボンブラック、ブ
ラック鉄オキシド、クロミウムグリーンオキシド、フェ
ライトイエローおよびキンドーレッドが挙げられる。
本発明に用いられる粉体被覆組成物は少量の触媒を配合
して、被覆組成物の架橋度を挙げてもよい。適当な触媒
の例としては第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウ
ム塩、ホスフィン類、イミダゾール類、金属塩が挙げら
れる。使用に際し触媒は被覆組成物の総重量に基づいて
0〜5重量%、好ましくは0.2〜2重量%存在してもよ
い。触媒の例としては塩化テトラブチルアンモニウム、
ヨウ化テトラブチルアンモニウム、臭化テトラブチルア
ンモニウム、エチルトリフェニルホスホニウムアセテー
ト、エチルトリフェニルホスホニウムヨウダイド、トリ
フェニルホスファイト、2−ブチルイミダゾールおよび
ジブチルスズラウエート等が挙げられる。
アンチポッピング剤は外層被覆組成物中に配合して揮発
性物質を焼成中にフィルムから揮散させる。ベンゾイン
が通常用いられているアンチポッピング剤であって、通
常粉体組成物に約0.5〜3.0重量%配合してもよい。
また、粉体被覆組成物は焼成シリカ等を粉体流れ添加剤
として加えて貯蔵中の粉体のケーキング現象を防止して
もよい。焼成シリカの例としてはキャボット社からCAB
−O−SIFとして市販のものが挙げられる。粉体流れ添
加剤は粉体被覆組成物総重量に基づいて約0.1〜1.0重量
%配合してもよい。通常、粉体流れ添加剤は粒状混合物
の調製後、粉体被覆組成物中に加えてもよい。
粉体被覆組成物の塗装は静電スプレーまたは流体ベッド
の使用により行なってもよい。静電スプレーが好ましい
方法である。粉体被覆組成物は1回または数回の塗装で
約0.5〜5.0ミルの硬化被膜厚を提供するように塗装す
る。好ましくは硬化被膜厚は約1.2〜4.0ミル、より好ま
しくは約1.4〜3.4ミルであり、余り費用がかからずに高
質の塗装が得られる。基材は必要であれば粉体組成物の
塗装前に予備加熱すれば、より均一な粉体付着が得られ
る。粉体被覆組成物の塗装後、粉体塗装された基材を25
0F°〜400F°(120℃〜204℃)で約1〜60分、好ましく
は350F°で約5〜30分間焼き付ける。
熱硬化性粉体被覆組成物は被覆組成物の成分を溶融混合
することにより調製してもよい。これは高剪断力ミキサ
ー、例えばプラネタリーミキサーで成分をまず混合した
後、約80〜130℃で押し出し機中で溶融混合することに
より得られる。押し出し機を次いで冷却し、粒状にす
る。この粒状混合物を基材、例えば金属(例えばスチー
ル、アルミニウム、ガラス、プラスチック)または繊維
強化プラスチックに直接塗装してもよい。好ましくは、
粒状混合物を金属(例えばスチール、アルミニウム)基
材に塗装する。
本発明をさらに詳細に説明するが、当業者に自明の変性
および変化はなされるべきと解される。すべての量、%
および比率は特に指示しないかぎり重量に基づく。
(測定方法) 再塗装接着性は粉体被覆組成物の第2層目を同じ粉体被
覆組成物の第1層の硬化層上に同じ方法により塗装する
ことにより測定した。クロスハッチパターンを被覆中に
安全剃刀の刃で入れた。接着テープをクロスハッチパタ
ーン上に張り付け、引っ張りあげて再塗装接着性または
欠陥を測定した。
耐洗剤性は引っ掻きクロスハッチパターンを有する塗装
基材を洗剤浴(水20ガロン、ナトリウムピロホステート
404g、フィシャーサイエンティク社(Fisher Scientifi
c Company)からフィシャーS−198としして市販のナト
リウムアルキルアリールスルホネート88.7g、ナトリウ
ムメタシリケート31.8g、無水硫酸ナトリウム89g、およ
び無水炭酸ナトリウム4.6gを含む)中に250時間浸漬す
ることにより測定した。洗剤浴は170F°に保持した。
耐溶剤性はダブル拭きという言われる方法、すなわち溶
剤を浸した布を塗装表面を前後には往復拭きすることに
より測定した。例えばメチルエチルケトンで少なくとも
10回の往復拭きに耐え、被膜を軟化もしくは剥離しない
被膜を「良」とした。
鉛筆硬度は硬度をFから4Hに上げて引っ掻き被膜上に残
る引っ掻き傷を測定することにより求めた。被膜を傷つ
けた最も低い鉛筆硬度を被膜の鉛筆硬度として記載し
た。
耐衝撃性はガードナ耐衝撃性テストより測定した。塗装
パネルを被膜が破壊するまで衝撃のレベルを上げた。塗
装面に衝撃を与えて、すなわちダイレクトインパクトに
より結果をインチハン−ポンドとして記載した。
以下の実施例は本発明の粉体被覆組成物に用いられる種
々の成分を調製を示す。実施例A−Cはマレイン酸無水
物および共重合性物質の種々の共重合体の調製を示す。
実施例D−Hは種々のアクリルエポキシドまたはヒドロ
キシルアミドまたはヒドロキシルアルキルアミドの調製
を示す。
実施例A 還流器、温度計、窒素導入管および攪拌機を備え付けた
反応容器に1−オクテン302g(27モル)を仕込んだ。1
−オクテンを還流温度に120℃に加熱しつつ、第3級ア
ミルパーオキシアセテート(40%ミネラルスピリット中
に60重量%の第3級アミルパーオキシアセテート:ペン
ワルト社(Pennwalt Corp.)からLUPIRSPL555-M60とし
て市販)とブチルアセテート825gの最初の混合物を3時
間にわたって添加した。添加後30分間の後、マレイン酸
無水物1323g(13.5モル)およびブチルアセテート3407g
との第2の混合物を2時間添加した。添加終了後、加熱
還流を1時間続けた。次いで、溶媒を5453gの留出物と
して蒸留によって除去した。残存生成物は数平均分子量
約2220、ピーク分子量約5600および重量平均分子量約59
10を有した。回収された固形分(2830g)は期待された
化学量論的な1対1のマレイン酸無水物と1−オクテン
との反応に基づいて97%の収率を示す。
実施例B 還流器、温度計、窒素導入管および攪拌機を備えた反応
容器に1−デセン1403g(10モル)に仕込んだ。1−デ
センを還流温度145℃に加熱した後、第3級アミルパー
オキシアセテート(ミネラルスピリット中60重量%)
と、ブチルアセテート306gとの最初の混合物を3時間に
わたって添加した。最初の混合添加開始後の最初の1時
間後に、第2の混合物(マレイン酸無水物491g(5モ
ル)と、ブチルアセテート1265g)を2時間にわたって
添加した。添加終了加熱還流を1時間継続した。その
後、溶媒を留出物として2039gを除去した。残りの生成
物の数平均分子量は約2660、ピーク分子量約5740および
重量分子量約5870を有した。体重固形分1780gを収率99.
5%を示す。
実施例C 還流管、温度計、窒素導入管および攪拌機を備えつけた
反応容器に1−デセン1403g(10モル)を仕込んだ。1
−デセンを還流温度145℃に加熱した後、第3級アミル
パーオキシアセテート(ミネラルスピリット中60重量
%)34gと、ブチルアセテート306gとの最初の混合物を
3時間に渡って添加した。最初の混合添加開始後、30分
間後に、マレイン酸無水物491g(5モル)とブチルアセ
テート3407gとの第2の混合物を2時間にわたって添加
した。添加終了後、加熱還流を1時間継続した。反応生
成物を冷却し、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン26g
(0.25モル)の第3の混合物を20℃で添加した。この混
合物を約30分間にわたって115℃に加熱した。次いで、
溶媒を蒸留留去した。得られた生成物は数平均分子量約
2290、ピーク平均分子量約5530および重量平均分子量約
6460を有した。固形分は収率98.2%を示す。
実施例D 3官能性アクリル樹脂を以下の成分により調製した。成分 重量部(ポンド) セバシン酸 273 第3級ブチルパーオキシド 123 スチレン 4586 ブチルアセテート 869 アクリル酸 746 3−メルカプトプロピオン酸 93 キシレン 3373 キシレンを滴下漏斗、還流管、温度計、窒素導入管、攪
拌機を備え付けた反応容器に仕込み、加熱還流した。ジ
−第3級ブチルパーオキシドキシレン(キシレン一部
中)を含む開始剤フィードおよびスチレン、ブチルアク
リレート、アクリル酸および3−メルカプトプロパン酸
を含むモノマーフフィードを同時に3時間にわたって添
加した。添加終了後、少量のキシレンを用いて、洗浄
し、2時間還流を続けた。次いで、セバシン酸を添加
し、キシレンを真空下に除去した。得られた生成物は酸
化112.9、固形分(150℃、2時間)99.7および数平均分
子量3330を有した。
実施例E エラストマー変性エポキシを以下の成分から調製し
た。:成分 重量部 CTBL1 500.0 ビスフェノールA 550.0 エポン8282 1540.0 ヨウ化エチルトリフェニルホスホニウム 0.8 (1) ブタンジエンとアクリロニトリルとのカルボキ
シル末端共重合体(数平均分子量3220、カルボキシル官
能性1.8)、B.F.グットリッチ社(Goodrich Co.)から
ハイカー(Hycar)1300X8として市販。
(2) シェルケミカル社から市販のエポキシ当量188
を有するビスフェノールAのジグリシジルエーテル。
上記成分を適当な反応容器中に窒素雰囲気下に混入し、
反応混合物を徐々に約130℃に加熱し、その温度で反応
混合物が発熱しはじめた。反応混合物が必要により短時
間加熱し、発熱を継続させた。反応混合物は結果的に約
1時間半後に160℃の温度に達した。混合物をこの温度
付近に1時間放置した。その後、メチルイソブチルケト
ン625gを加え、混合物を徐々に冷却した。溶媒を除去し
た後、得られたエラストマー−変性エポキシはエポキシ
当量約1055、酸化0.4および150℃で2時間測定した固形
分99.6%を保有した。
実施例F アクリル樹脂を以下の成分から実施例Dと同様に調製し
た。成分 重量部(ポンド) セバシン酸 16.4 ジ−第3級ブチルパーオキシド 7.3 スチレン 191.7 ブチルアセテート 51.0 メタクリル酸 44.6 メチルメタクリレート 87.8 3−メルカプトプロピオン酸 5.6 キシレン 208.5 得られた生成物は酸化94.4、150℃で2時間測定した固
形分99.7および重量平均分子量約4515を有した。
実施例G ポリ(ドデカン二酸無水物)を以下の成分から調製し
た:成分 重量部(g) ドデカン二酸 3105.0 酢酸無水物 918.0 上記成分を反応容器中に仕込み、窒素雰囲気下に125℃
に加熱した。反応は約1時間継続し、その間、酢酸を真
空ストリップ除去した。温度を150℃に上げ、この温度
で約1時間保持した。真空源を取り去り、反応混合物を
室温に除去して、白色の固体状反応生成物を得た。固形
分含量は97.6%(110℃、2時間)であった。
実施例H ヒドロキシアルキルアミド硬化剤、すなわちビス{N,N
−ジ[β−(ヒドロキシエチル)]}アジパミド−グル
タルアミドを以下の成分の混合物から調製した:成分 重量部 90/10重量比(ジメチルアジペート/ジメチルグルタレ
ート) 40.7 ジエタノールアミン 59.3 メタノール性カリウムメトキシド 0.2(0.05ml) 上記成分を反応容器に仕込み、約100℃に加熱した。こ
の温度でメタノールの蒸留を開始した。反応を継続し温
度を128℃に達するまでメタノールの蒸留を続けた。反
応容器を若干の真空にし、さらにメタノールを除去し
た。メタノールを蒸留物をゆっくりと反応混合物に帰
し、アセトン180重量%を添加した。反応混合物を冷却
した後、ヒドロキシアルキルアミドが沈降した。沈澱物
を濾過し、アセトンで洗浄した後、風乾して、融点114
〜118℃反応生成物を得た。
以下の実施例1〜3は本発明の流れ変性剤を含む熱硬化
性のクリヤーで着色粉体被覆組成物を流れ変性剤として
市販の大分子量アクリルポリマーを含む、比較のための
粉体被覆組成物を示す。
実施例1 本発明の流れ変性剤を含む粉体被覆組成物とを市販の流
れ変性剤を含む比較粉体被覆組成物を以下のように調製
した。
(1) チバガイギー社からECM-9860として市販のエポ
キシ当量約225を有するエポキシクレゾールノボラッ
ク。
(2) チバガイギー社からアラルダイトGT-7071とし
て市販のエポキシ当量約480を有するビスフェノールA
ポリエステノール。
(3) チバガイギー社からアラルダイトGT-9013市販
のエポキシ当量約725を有するビスフェノールAのポリ
グリジルエーテル。
(4) ペンシルベニア・グラスサンド社(Pennsylvan
ia Glass Sand Corp.)からMINUSIL 10市販。
(5) N.L.インダストリーズ・インクからNALZIN2と
して市販のジンクヒドロキシフホスファイトコンプレッ
クス。
(6) エチルトリフェニルホスホニウムアセテート
(ETPPA)15重量%と実施例Dのアクリル樹脂85重量%
の混合物。
(7) モンサント社から市販のシリカキャリアー上の
ポリ(エチルアクリレート−2−エチルヘキシルアクリ
レート)。
上記成分をまず高速ミキサー中に混合して、次いでベー
カパーキンス二軸押し出し機中で110℃の温度で溶融混
合した。押し出し物を冷却し、チルロール上でフレーク
し、ハンマーミル中で粉砕し、10メッシュのふるいにか
けた。得られた粉体被覆組成物をリン酸亜鉛前処理スチ
ールパネル上に静電スプレーガンを用いて静電スプレー
塗装した。塗装パネルを400F°で20分間焼き付けた。得
られた被膜の耐衝撃性および再塗装性を以下の表−1に
示す。
実施例2 本発明の流れ変性剤を含む粉体被覆組成物と市販の流れ
変性剤を含む比較粉体被覆組成物を以下のように調製し
た: (1) D.S.M.社 P2210ポリエステルとして市販の酸価
48〜58および数平均分子量2180を有するカルボキシル官
能性ポリエステル。
上記成分を実施例1と同様の方法を用いて粉体被覆組成
物に配合し、リン酸亜鉛前処理スチールパネル(電着塗
装層の硬化被膜を有する;UNIPRIME電着被覆組成物(PPG
インダストリーズインクより市販))上に静電スプレー
塗装した。このパネルを176℃で30分間焼き付けた。各
々のパネルをアクリル塗料でトップコートし、130℃で3
0分間焼き付けた。粉体塗膜2を有するパネルは多少ク
レーターがあるが優れた外観を有する。一方、比較粉体
塗膜を有するパネルは外観はまあまあだが、クレーター
がひどい。
実施例3 本発明の粉体被覆組成物と比較被覆組成物を以下の成分
から調整した; (1) 実施例Fのアクリル樹脂2100g、ETPPA144gおよ
び実施例Gのポリ無水物214gを含むプレ混合物。
(2) 実施例4と同じ。
(3) チバガイギー社からGT-248として市販のエポキ
シ当量約550を有するビスフェノールのポリグリシジル
エーテル。
(4) チバガイギー社からIRGANOX1076として市販の
3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシベ
ンゼンプロパン酸のオクタデシルエステル。
上記成分を実施例1と同様に粉体被覆組成物に調製し、
リン酸亜鉛処理スチールパネルに静電スプレー塗装し
た。パネルを176℃で20分間焼成し、次いで耐衝撃性、
硬度、耐洗剤性および耐溶剤性を試験した。結果を表−
2に示す。
実施例4〜5 本発明の粉体被覆組成物および比較粉体塗料を以下の成
分より調製した; (1) D.S.M.社からURALAC2400として市販のカルボキ
シ官能性ポリエステル。
上記成分を実施例1と同様に粉体被覆組成物に調製し、
リン酸処理スチールパネル上に静電塗装した。パネルを
350℃で10分間焼き付けた。パネルを目視的に外観を比
較し、本発明の共重合体と市販の流れ変性剤の流れ制御
性を比較した。パウダー4は許容しうる外観を示した
が、比較パウダー4およびパウダー5は比較パウダー5
と同様の外観を有した。
明らかに、種々の変性および変化が上記示唆から可能で
ある。本発明の特許請求の範囲の範囲内において、本発
明は上記以外に変化しうるものと解するものである。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 樹脂物質95〜99.99重量%:およ
    び (b) (i)式: [R1およびR2それぞれ独立に水素、炭素数1〜4の低級
    アルキル基またはハロゲンから選択される。]で表わさ
    れるマレイン酸無水物または置換マレイン酸無水物と
    (ii)シクロアルケンまたは 式: [R3およびR4各々独立に水素、炭素数1〜12のアルキル
    基、または炭素数5〜7のシクロパラフィン基(ただ
    し、R3およびR4のすべての炭素原子数は3〜14である
    か、またはR3またはR4は結合して炭素数5〜7のシクロ
    パラフィンを形成してもよい)を示す。] で表わされる脂肪族オレフィンからなる群から選択され
    る共重合性物質とから形成される共重合体、または100
    モル%(共重合体中のモル数に基づく)までの第1級ア
    ミン、アルコールまたはそれらの両者で化学的に変性さ
    れた該共重合体の誘導体0.01〜5重量% を含有する粉体被覆組成物。
  2. 【請求項2】共重合体がマレイン酸無水物(i)と式: [R3およびR4各々独立して水素、炭素数1〜12のアルキ
    ル基(ただし、R3およびR4の総炭素原子数は3〜14であ
    る。)からなる群から選択される。]で表わされる脂肪
    族オレフィン(ii)から本質的になる請求項1記載の組
    成物。
  3. 【請求項3】共重合体がマレイン酸無水物(i)と炭素
    数6〜10を有するα−オレフィン(ii)から本質的にな
    る請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】共重合体が数平均分子量1000〜20000を有
    する請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】共重合体が数平均分子量1000〜20000を有
    する請求項2記載の組成物。
  6. 【請求項6】共重合体が数平均分子量1000〜20000を有
    する請求項3記載の組成物。
  7. 【請求項7】共重合体が数平均分子量3000〜10000を有
    する請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】共重合体が数平均分子量3000〜10000を有
    する請求項2記載の組成物。
  9. 【請求項9】共重合体が数平均分子量3000〜10000を有
    する請求項3記載の組成物。
  10. 【請求項10】共重合体が共重合体中の無水物官能基の
    モル数に基づいて5〜100モル%の第1級アミン、アル
    コールまたはそれらの混合物で化学的な変性されて、ハ
    ーフエステル化、ハーフイミド化または両者がなされて
    いる請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】共重合体が、共重合体中の無水物官能基
    のモル数に基づいて5〜100モル%の第1級アミン、ア
    ルコールまたはそれらの混合物により化学的に変性され
    てハーフエステル化、ハーフイミド化または両者がなさ
    れている請求項9記載の組成物。
  12. 【請求項12】アミンが脂肪族ポリアミンである請求項
    10記載の組成物。
  13. 【請求項13】脂肪族ポリアミンがN,N−ジメチルアミ
    ノプロピルアミンである請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】アルコールが炭素数1〜10のアルカノー
    ルである請求項10記載の組成物。
  15. 【請求項15】アルカノールが炭素数1〜10のアルカノ
    ールである請求項11記載の組成物。
  16. 【請求項16】アミンが脂肪族ポリアミンである請求項
    11記載の組成物。
  17. 【請求項17】脂肪族ポリアミンがN,N−ジメチルアミ
    ノプロピルアミンである請求項16記載の組成物。
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