JPH07106986B2 - Tnfおよびil−1の作用を調節する組成物および方法 - Google Patents

Tnfおよびil−1の作用を調節する組成物および方法

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Description

【発明の詳細な説明】 TNHおよびIL−1の作用を調節する組成物および方法 発明の分野 本発明は哺乳動物におけるTNFおよびIL−1の作用を調
節する方法、および哺乳動物におけるTNFの作用の調節
をモニター(監視)する方法に関するものである。
本発明はまたTNFおよびIL−1の効果的な量を含有する
組成物に関するものである。
本発明の背景 腫瘍壊死因子(TNF)およびインターロイキン−1(IL
−1)の化学構造は、アミノ酸シーケンス(配列)で示
したように、相互に類似性のないことが明らかにされて
いる(参考文献1−6)しかしながら、これらの細胞
(質)分裂機能に関する最近の情報によると、作用機作
が密接に関連していることが暗示される。
TNF−アルフア、構造上同質のリンホカイン、およびTNF
−ベーターとも呼ばれるリンホトキシンは、ある種の培
養腫瘍細胞にin vitro細胞毒性を仲介する、およびある
種の移植可能腫瘍においてマウスに出血性壊死を誘発す
る能力によつて同定されたものである(参考文献7−
9)。
しかしながら、後になつて、TNFは、細胞毒活性の他
に、細胞機能に全く異種起原の他の作用を及ぼすことが
見出された(10)。
数種のこれらの作用はIL−1の作用と区別のつかないよ
うに思われる。
例えば、INFもIL−1も線維芽細胞の生長を刺戟し、こ
れらの細胞にコラゲナーゼ、プロスタグタンデインE2
よびインターフエロン−ベーター2を誘発し(11−1
6)、脂肪細胞中でリポプロテインリパーゼの活性を減
少させ(17,18)、内皮細胞においては血液白血球への
粘着力を増加し、おそらくその粘着に関与する細胞表面
たく白の合成を増強する(21−23)ことが見出されてい
る。
TNF同様、IL−1はある種の腫瘍細胞に細胞毒性がある
(24)。
シトトキシン(CTXs)の多くの可能な作用の中で、疑な
く細胞機能と最も関係の少い作用はCTXsの細胞毒活性由
来の細胞死である。インターフエロン(IFNs)で処理し
た細胞はIFNsによつてこれらの細胞内に誘発したINFレ
セプター表現の増加によるCTXsによつて死滅させて脆弱
性の有意な増加を示すことが見出されている。(10,28,
30,33,34)。
細胞毒性作用への脆弱性は少くとも部分的にはCTXsの他
の作用への応答をコントロールする作用には独立してい
る機構によつて調節をうけているといういくつかの徴候
がある。
そのようなわけで、異つた培養系の細胞へのCTXsの作用
を比較すると、細胞系毎に、著るしい差異が明らかにな
つた。一般的には、腫瘍細胞が正常細胞よりも脆弱であ
つた。
これらの差異はCTXsのレセプター・レベルとも細胞の中
で非細胞毒性作用が誘発される作用にも無関係であつ
た。
CTXsによつて細胞を死滅させることは、IFNsによつて
も、また、RNAおよびたん白合成の阻害剤のような代謝
性ブロツカーによつても増強される(10)。
INFおよびIL−1は高アフイニイテイ細胞表面リセプタ
ーへの結合により機能を発揮するという事実に関しての
先行知見は参考文献(26)から(32)で明らかにされて
いる。
RNAおよび蛋白合成の阻害剤はある種の細胞を腫瘍懐死
因子(TNF)の細胞毒性作用に感作する。
このような阻害剤なしで細胞をTNFと数時間処理する
と、細胞は感受性を減少して、つづいて阻害剤存在下TN
F処理すると死滅する。
TNFによる死滅への脆弱性のこのような減少は、効果的
にTNFおよびリンホトキシンの活性を激減させる白血球
産生シトキン調製液で細胞を処理する時にもまた観察さ
れた(10)。
INFは培養液中腫瘍細胞にcytocydal活性をもつているこ
とが知られている。
TNFによる死滅は感作剤、特にRNAおよびたん白合成阻害
剤、すなわち代謝ブロツカーにより著るしく増強され
る。
このような感作剤は腫瘍細胞のTNFのcytocydal活性への
脆弱性を増強する。
INFsは感作剤の作用と同じようなTNFのcytocydal活性に
強い影響を及ぼすことも、また、知られている。
また最近になつて、選択的抗腫瘍機作を有すると信じさ
れたTNFはまた正常組織へ破壊的影響を起こすかもしれ
ないということも明らかにされた。
このように、TNFは感作剤のあるなし、あるいは他の強
化剤のあるなしで、一方では腫瘍細胞の治療剤としてき
わめて有効でり、正常細胞にきわめて有毒であるかも知
れない粗白血球産生シトキン調製液で処理した細胞は、
この調製液中のシトトキシン(TNFと関連たん白リンホ
トキシン)が作用しうる細胞毒性作用への脆弱性を減少
するということは以前から知られていた(50)。
シトトキシンの調製液を数時間作用させ、それからシク
ロヘキシミド(CHI)の存在下、もう一度調製液を作用
させると、その防御効果が観察される。
CHIの存在下の処理に先だつて白血球産生シトキン調製
液で処理した場合の細胞死の割合は、CHIの存在下、直
ちに、この調整液で処理した時の細胞死の割合より低か
つた。
白血球産生シトキン調製液の活性成分は知られていな
い。
本発明にしたがつて、TNFの細胞毒性作用への白血球産
生シトキン脱感作細胞としてのIL−1の同定(TNFの破
壊的効果への応答の減少)、およびin vitro、in vivo
でひきづつき行つた研究が本発明を完成するに至らしめ
た。
発明の概要 本発明は、TNFおよびIL−1の作用、これらのシトキン
の有毒および治療の作用、を調節する方法を提供するも
のである。
有毒な作用の場合には、本発明は、TNFおよび(もしく
は)IL−1の哺乳動物に弱毒化した量を投与することに
より、哺乳動物においてTNFおよび(もしくは)IL−1
の有毒な作用を調節する方法を提供するものである。
調節されるINFおよび(もしくは)IL−1は内因性であ
り、すなわち、生体組織中に、きびしい場合には生体組
織に有毒な量を発生し、もしくは内因的に非常に有毒な
量を患者に投与する。
本発明の製剤組成および本発明の方法で用いられるTNF
およびIL−1は、天然起源でも(イデン子)組換型のも
のでもよい。
TNFのあらゆる型、特にTNF−アルフアと呼ばれているTN
Fそれ自体、およびリンホトキシンとも呼ばれているTNF
−ベーターが本発明では熟慮されている。
IL−1の場合には、あらゆる亜型とくにIL−1アルフア
とIL−1ベータが考慮されている。
TNFの使用、および本発明の方法ならびに製剤組成にお
けるIL−1様ペプチドも、また、本発明の範囲である。
これらは、ヒトTNFあるいはIL−1の免疫学的または生
物学的作用を発現するポリペプチドである。
本発明の使用に関しては、TNFおよびIL−1の誘導体、T
NF−1およびIL−1様ペプチドの誘導体、末端または側
鎖基のカルボキシルおよびアミノ基のいずれかまたは両
方の塩、ポリペプチドの末端または側鎖の共有結合によ
る修飾を含めて熟考される。
非常にきびしい場合には、TNFをIL−1と一緒に投与す
ることによりTNFの治療効果を増強することが望まれて
いる。逆の投与も同様に望まれる。
この目的のために、本発明においては、まず第一に、TN
FおよびIL−1(あるいは誘導体、あるいはTNF−または
IL−1様ペプチド)と製剤上認容される少くとも一種の
賦形剤を含有する組成が提供されている。
これらの組成は、その有毒な効果を克服できるなら、危
機的場合には有用でありうる。
治療上は効果的であるが非常に毒性のつよいTNFまたはI
L−1を患者に投与する場合、本発明のこのましい方法
は、治療に有効であるが非常に毒性のつよいTNFまたはI
L−1の投与に先だつて、弱毒化したTNFまたはIL−1の
投与を包含する。
しかしながら、上記二種の物質の組み合わせは、弱毒化
されたものを投与する予備治療においても治療上効果的
な量を投与する第二段階においても、使用される。
本発明にしたがつて、TNFおよび(あるいは)IL−1は
他の活性な物質なしに投与できるが、本発明の好ましい
具体例にしたがつて、治療上は有効であるが非常に有毒
な(量)のTNFおよび(または)IL−1は効果的な量の
増感剤と組み合わせて投与される。
好ましい増感剤とは代謝ブロツカーであり、または化学
療法上活性な薬剤、アクチノマイシン−Dのような薬剤
である。
増感作用は、また、イオン照射治療によつても行われ
る。
本発明のさらにもう一つの好ましい具体例にしたがつ
て、TNFおよび(または)IL−1の毒性作用を調節する
ことに関する方法は、非有毒量のIL−1および(また
は)INFの投与に先だち、または続いてまたは同時のい
ずれかの治療の異つた段階におけるIFNsの投与を包含す
る。
いかなる起源の、天然起源または組み合わせによる、お
よびあらゆる型式のおよびアルファ、ベーターまたはガ
ンマー亜型のインターフエロンが本発明の方法と組成に
おいて使用される。
好ましい具体例として、IFN−ガンマーが使用される。
本発明はまたTNFおよび(または)IL−1の有毒な作用
を調節する方法を提供する。そこで、TNFおよび(また
は)IL−1および任意には増感剤またはインターフエロ
ンが特有な細胞を標的とする。標的は、特異的細胞表面
抗原を認識する抗体により、またはホルモンと共同して
細胞に作用するような細胞に特異的な特性に基ずく他の
周知の方法により行われる。
本発明はさらに患者の細胞サンプル中のTNFレセプター
レベルの量を含有する弱毒化された量のIL−1で治療す
る患者におけるTNF作用の調節を監視する方法を提供す
る。好ましい細胞サンプルは未梢血白血球である。本発
明のこの面は、本出願者等による発見すなわち、細胞表
面レセプターへの放射性標識TNFの結合はIL−1処理の
後は著るしく減少するということに基づくものである。
TNF結合性の減少は、IL−1の適用数分内に開始され、
通常のレセプターへの結合のIL−1とTNFの競争による
ものではなく、むしろ、IL−1への細胞応答としてTNF
に対するレセプターの表現の減少をもたらす。
調節は可逆的で、TNFレセプターレベルはIL−1の除去
数時間内で完全に回復する。(表IIIを見よ)。
本発明のもう一方の側面にしたがつて、製剤上認容され
る少なくとも一種の賦形剤と効果的な量のTNFおよびIL
−1を含有する組成が提供される。本発明の組成は、活
性成分を前混合することによりまたは、各活性成分を直
列投与(tandem administration)すなわちin vivo混合
により調製される。
賦形剤(キヤリアー)の性質は、治療目的に適用される
方法−クリームの形でまたはローシヨンの形で、−局所
的応用にはまたは、活性物質が注射適用のためヒト血清
アルブミンのような成分を加えて安定化するような液剤
の形でよる。
例えば、TNFは腫瘍細胞と10ピコg/ml程度の濃度のヴイ
ルス感染した細胞には効果的に細胞毒性がある。
治療に適用されるTNFおよび(または)IL−1の量は、
標的組織において、この範囲か、またはより高い濃度と
なるように調整される。組成はまた増感剤たとえばシク
ロヘキシミド(CHI)、アクチノマイシンD、マイトマ
イシンCまたはインターフエロン、とくにIFN−ガンマ
ーのような代謝ブロツカーを含有することもできる。
図面の説明 本発明は次の図面に関して例によつてさらに説明がなさ
れる。
第1図は、TNFの細胞毒性に細胞を脱感作する白血球産
生シトキンとしてのIL−1の同定を示すものである。活
性化したU−937細胞により産生した粗シトキン調製液
は二段階で分離する。
(a) 1M食塩、10mM燐酸ナトリウム、pH7.4、0.1mM E
DTA、0.1%ポリエチレングライコール、30%エチレング
ライコールを用いたUltrogel AcA54カラムによるゲルろ
過。
(b) イオン交換HPLC、またはMono Qカラム使用。サ
ンプルは20mMトリエタノールアミン、pH10に溶解し、食
塩水(0−0.125M)でグラデイエント溶出する。両段階
で、脱感作活性とIL−1活性(胸腺細胞によるチミジン
の取り込み)が共に精製される。ドデシル硫酸ナトリウ
ム・ポリアクリルアミド電気泳動により、分子量約17,0
00の主たん白と低分子量のごく少量のたん白だけを含有
することが判つた。
第2図は、IL−1の防御活性とpH2処理シトキンをIL−
1抗血清で中和した防御活性を検討することによりINF
の細胞毒性を脱感作する白血球産生シトキンとしてのIL
−1の同定を示す。IL−1の防御効果およびゲルろ過に
つづいて精製されたpH2.0処理シトキン調製液の濃度依
存(第1図)。IL−1に単一特異的ラビツト抗血清(1:
100希釈にて使用)を含有する培地、または培地だけ
で、2時間、4℃でインキユベーシヨンする。
第3図は、ヒト5V−80、ヒーラー細胞、L−132ならび
にマウスL−929細胞系のγ−TNFおよびIL−1の防御活
性の比較である。防御効果は、指示濃度の二種のシトキ
ンと4時間インキユベーシヨンすることにより引き出さ
れ、さらにγ−TNF(100U/ml)+CHI(50μg/ml)と12
時間インキユベーシヨンした。
第4図は、TNFおよびIL−1によるTNFの細胞毒性への抵
抗誘導の反応速度を示している。SV−80細胞は指示され
た時間γ−TNF(20pM)(×)またはIL−1(7pM)
(●)と前インキユベーシヨンする(破線:生育培地だ
けで前インキユベーシヨンした培地中での生育能力)。
その後、細胞をすすぎ、TNF(100pM)+CHI(50μg/m
l)で12時間インキユベーシヨンする。生細胞はCHIだけ
でチヤレンジした培養と比較した生育能力のパーセンテ
ージで表されている。
第5図は、IL−1に反応してSV−80細胞へのTNFの結合
性の減少、およびIFN−ガンマーに反応しての結合性の
増加の反応速度を示している。IL−1(3.5pM)を4℃
(□)または37℃(×)で、γ−TFN−ガンマー(0.6n
M)を37℃(●)でSV−80細胞上にのせる。指示時間イ
ンキユベーシヨンの後、125I−TNF(0.9nM添加)の特異
的結合性が定量化される。結果は未処理細胞(4286cp
m)への結合パーセントで表される。γ−TFN−ガンマー
(0.6nM)と16時間およびさらにIL−1(3.5pM)との4
時間kインキユベーシヨンに続いての125I−TNFの結合
性も示されている。
第6図は、IL−1処理および非処理SV−80細胞への放射
性標識TNFの結合性を示している。指示濃度で、放射能
標識TNFを添加し、下記のように処理した。
LIGANDプログラムを使用する結合性のスキツチヤードプ
ロツト解析は挿入図に示してある。
第7図は、種々の細胞へのTNF結合性におけるIL−1誘
発減少の投与量曲線である。
FS−11内皮細胞(●)、SV80(○)、ヒーラー細胞
(×)およびU937(□)を指示濃度のIL−1と4時間イ
ンキユベーシヨンした。125I−TNFを3.6ng/ml添加し表
Iに記るしたように定量化し、その特異的結合性は非処
理コントロール細胞への結合性のパーセントとして表わ
してある(FS11細胞中1800CPM、SV80細胞中1400CPM、ヒ
ーラー細胞中5500CPM、U937細胞中3300CPM)。
第8図は、TNFの結合性と前処理した細胞からIL−1を
除去した後の細胞溶解への感受性を示している。SV−80
細胞をIL−1(3.5pM)と4時間インキユベーシヨン
し、三回すすぎ、その後、TNFの結合性(×)および細
胞溶解効果への感受性(●)を種々の時間に測定した。
放射能標識TNF(0.2nM)の結合性は、IL−1(2595cp
m)と処理しなかつた細胞への結合のパーセントで表し
てある。TNF(100pM)による死滅の割合は、CHIだけで
チヤレンジした培養と比較して生育能力パーセントで表
わしている。
第9図は、代謝ブロツカー、シクロヘキシイミド(CH
I)の存在下のIL−1によるTNFの細胞毒性の増強を示し
ている。細胞溶解作用は4種の異つた細胞系、SV−80、
ヒーラー細胞、L−132およびL−929で検討した。IL−
1は、CHI(50μg/ml)と共に(○)またはCHI(50μg/
ml)とγTNF(10U/ml)と共に(×)、指定濃度に12時
間添加した。
第10図は、TNFおよびIL−1に反応してマウスの脱感作
作用を示す。マウスに、INF(●)、IL−1(○)また
はTNFとIL−1の両者各0.5μg/マウス(□)指示書を注
射する。12時間後、マウスにTNF(5μg)とAct−D
(20μg)を再び注射し、その後の数生存時間を記録し
た。
第11図は、マウスにおけるTNFとIL−1へ反応しての均
一および不均一脱感作を示している。マウスに またはPBS(□)だけを注射した。12時間後、TNF(2μ
g)またはIL−1(0.4μg)を、今回はAcD(20μg)
またはGaIN(18mg)のどちらかを一緒に注射し、その後
の生存時間を記録した。
第12図は、TNFに反応しての脱感作反応速度を示してい
る。マウスにTNF(10μg:□)、 またはPBSだけ(□)を注射した。指定時間後、マウス
にガラクトサミン(GaIn)(18mg)を、10分後再びTNF
(3μg)を注射し、その生存時間を記録した。
第13図は、BCGで感作したマウスにバクテリア、エンド
トキシン(LPS)の致死効果に対し、致死量以下を注射
した時のTNFおよびIL−1の防御効果を示す。
C57/BLマウスにPBS0.5ml中BCG(Bacillus Calumette Gu
erin)0.38mgを静脈注射した。2週間後、PBS、INF(10
μg)またはIL−1(0.4μg)のどれかを腹腔内注射
した。12時間後、マウスにLPS(Escherichis coli、血
細型0127:フエノール抽出により調製)を含有するPBS
0.5mlを腹腔内に注射した。その後の生存時間を記録し
た。
詳細な説明 1. TNFの毒性効果への白血球産生シトキン脱感作細胞
としてのIL−1の同定 白血球産生シトキンの粗調製液をpH2とする。TNFは、こ
のような処理で−その細胞溶解機能に関しても、その自
身の細胞毒性への抵抗を誘発する能力に関しても、両方
に共に、不活性化する。TNFのない溶液は第1図に示し
たように分割分離し、脱感作活性はIL−1と共に精製す
る。脱感作活性は、供試サンプルをヒトSV80細胞に数時
間添加し、その後TNFとCHI添加し、その結果の細胞死の
割合を測定して測定する。
IL−1としての脱感作シトキンの確認は、さらに、第2
図に示したように、IL−1に対する単一特異抗体でIL−
1を中和することによつて証明した。
U−937細胞により産生した半・粗シトキン調製液の脱
感作活性の定量により、この溶液をIL−1に対して増強
した抗血清で処理した場合(×……×)、処理しない場
合(×−×)IL−1は脱感作効果(●)を仲介すること
を証明した。三種の異るヒト細胞系:SV80、ヒーラー細
胞、L−132でIL−1の脱感作効果が証明され、第3図
に示したように、この現象の一般性を図示した。
シトキンの細胞溶解および脱感作活性は、細胞溶解活性
の測定にはシトキン試験液連続希釈して50μg/mlのCHI
と12時間インキユベーシヨンしたSV80を用いて数字的に
測定し、感作活性の測定には、シトキン試験液と4時間
インキユベーシヨンし、さらに指示濃度でTNFおよびCHI
50μg/mlと12時間インキユベーシヨンした。
死滅する細胞の割合を、ニユートラルレツド取り込み試
験で定量化した。
細胞溶解活性単位を成育可能で残存する細胞の量がCHI
だけでインキユベーシヨンして生育可能残存する量の50
%となるシトキン試験液の濃度として定義した。
防御活性の単位は、INFにより死滅する細胞の50%を防
御するシトキン濃度として定義された。
このようにして、INFのよる死滅への抵抗を誘発するpH
2.0処理シトキン調製液の成分は、次の知見に基いて、I
L−1と定義される。
a) IL−1の脱感作活性および特徴的活性(胸腺活性
化)は、U−937産生シトキンの粗調製液が一連の分割
分離をされている時に、共に精製され、IL−1の効果的
な精製法となる。(第1図を見よ)。
b) IL−1への単一抗血清はこのような調製液の脱感
作活性を中和した(第2図を見よ)。
c) 異なつた起源のIL−1が、シトキンの粗調製液と
同じ程度効果的に細胞毒性への抵抗を誘発した。抵抗
は、第2図に示したように、1ml当りIL−1 0.1ユニツ
ト(3pg)程度の少量の処理でさへも観察された。
IL−1調製液を汚染しているバクテリアリポポリサツカ
ライドは、10μg/ml程の高い濃度添加した時でも、抵抗
を誘発しなかつた。
2. 天然精製IL−1の調製 天然精製IL−1は次のように調製する。: 4−ベーター−ホルボール−12−ミリステイト−13−ア
セテート(4−β−phorbol−12−myristate−13−acet
ate)(5ng/mg)とセンダイヴイールス(48)によりヒ
ト組織球リンパ腫細胞系U937中に誘発したシトキンの粗
調製液をPG−350−200(Sigma,St.Louis,Mo)に吸着し
た。感作活性とLAF活性の大部分、および細胞溶解活性
とIFNの小部分は、結合しない物質中に回収された。Ami
con YM5膜で限外ろ過して濃縮し、それらに対するモノ
クローナル抗体から構成した免疫吸着剤カラムを適用し
てTFN−アルフアと他の残りのTNFを除去した。
それから、燐酸塩緩衝生理食塩水pH2.0で12時間透析し
た。不要物は遠心分離により除去した。1M食塩水、10mM
燐酸ナトリウム緩衝液、pH7.4との平衡に続いて、たん
白はUltrogel AcA54カラム(16×110mm)で分離分割し
た。溶解液は、1M食塩水、10mM燐酸ナトリウム緩衝液pH
7.4、0.1mMエチレンデイアミンテトラアセテイツクアシ
ド、0.1%ポリエチレングリコール(Mr7000−9000)、3
0%エチレングリコール。
2.5mlフラクシヨンを集め、LAF活性とTNFへの抵抗誘発
を試験した。活性のあるフラクシヨンを集めて、濃縮
し、20mM燐酸ナトリウムpH7.4で平衡とし、同じ緩衝液
で前処理平衡としたDEAE Sephacelカラム(7ml)(フア
ルマシア、ウプサラ、スウエーデン)に添加する。
防御活性もLAF活性もカラムに結合しない物質中にほと
んど回収された。
ドデシル硫酸ナトリウム、ポリアクリルアミドゲル電気
泳動で分析して、この物質はMr約17000の主たん白とMr
のより小さい少量の他のたん白を含有することが判つ
た。(LAF活性−リンパ球活性化因子活性) 3. 細胞成育へのIL−1およびTNFの効果の相関関係 CHIの非存在下、ヒトSV−80細胞中誘発されたIL−1の
防御効果は、第3図に示したように、TNFによつて誘発
されたものに匹敵した。しかしながら、第9図に示した
ように、TNFと異り、IL−1はCHIの存在下これらの細胞
にわずかに検出される程度の細胞溶解効果を有する。第
9図に示したように、特殊の状況下で、すなわち、細胞
中たん白の合成がブロツクされる時、IL−1は細胞死滅
に逆の増強効果をもつことができる。
低い濃度においてさえも、IL−1はTNFの細胞毒性も増
強し、TNFの低濃度での細胞死滅の効率をIL−1非存在
下の25倍高濃度で引き出される効率まで増強した。
他の二種のヒト細胞系−ヒーラ細胞とL132−において、
CHIと共存する時は、IL−1それ自体明らかに細胞溶解
性であり、この細胞毒性はTNFの毒性に加算性である
(第7図)。ヒーラー細胞においてもL132においても、
TNFの場合と同じように、CHIの非存在下にこれらのシト
キンを添加した時、IL−1の防御効果が観察される(第
3図)。
IL−1またはTNFは、CHIの存在において介在する細胞毒
性に対するだけでなく、他の試薬によりたん白の合成が
抑圧された細胞の死滅に対しても、防御を提供する。
表IIは、たん白合成阻害剤エメチンとRNA合成阻害剤ア
クチノマイシンDの存在下SV−80細胞に対するTNFの細
胞毒性を示している。CHIと同じく、これら2種の阻害
剤はSV−80細胞をTNFによる死滅に感作した。
すなわち、CHIの場合と同じように、両阻害剤による感
作は、これら阻害剤の非存在下IL−1またはTNFのどち
らかで前処理すると、非常に減少する。
4. IL−1処理後観察されるTNFの細胞毒性に対する抵
抗の増加へのTNFレセプタ減少の関係 TNFの場合と同じくIL−1で処理した細胞は、TNFの細胞
溶解効果により抵抗性となる(50)。第4図に示したよ
うに、IL−1およびTNFによる抵抗の誘発は、TNFの場合
抵抗が早期に到達することを除けば、同じタイムコース
をとる。
TNFレセプターレベルが約1時間ですでにその最低値に
到達しても(第5図)、細胞溶解への抵抗はIL−1の添
加につづいて約5時間まで増加し続ける(第4図)。
IL−1でSV−80細胞を処理すると抵抗の増加が遅くなる
ことは、これらの細胞において、IL−1は反対の作用も
及ぼしうるという事実におそらく関係がある。
TNFの添加に先だつてIL−1を添加した時は、細胞溶解
への抵抗を誘発する一方、TNFと同時に添加した時は、
細胞毒性を増強することが見出される(48)。
実際、第4図に示したように、1時間以内IL−1で処理
したSV−80細胞はTNFの細胞溶解効果へ未処理細胞より
より高い脆弱性を示した(第4図のダツシユライン)。
TNFのレセプターへのIL−1の効果とTNFによる細胞溶解
への細胞脆弱性へのIL−1の効果のきわめて明白な矛盾
は、この2種の効果からの恢復に観察される。
第8図に示したように、SV−80細胞からIL−1を除去す
るとTNFのレセプターの非常に急速な恢復が続くが、細
胞溶解効果への脆弱性は恢復しない。
IL−1を除去して7時間後、TNFレセプターは正規のレ
ベルにほとんど恢復し、一方、TNFによる死滅への抵抗
は不変のままであつた。処理細胞からIL−1の除去後の
たん白による死滅への抵抗の維持とTNFレセプターの恢
復は、IL−1はTNFによる死滅への細胞抵抗へ寄与し、
加へて、TNFへのレセプターへ効果を及ぼす別の変化を
誘発するということを示している。
5.IL−1に反応するTNFレセプターの減少 SV−80細胞をIL−1で処理するとTNFレセプターの表出
が減少する。反応速度を検討すると、TNF結合はIL−1
を添加して1分以内に減少を始め、約1時間で最低レベ
ルに到達することが見出された。その後、わずかに増加
した。IL−1の存在下20時間後でさへも、TNF結合は非
処理細胞におけるよりも有意に低かつた(第5図)。
第6図に示した結合性のスキヤツチヤード・プロツト解
析はIL−1処理細胞においても非処理細胞においてもTN
Fは均一の性質のレセプターに結合し、結合部位の親和
性はIL−1処理の後も不変のままであるということを示
した。一方、その密度は非常に減少する。
(900レセプター/細胞、IL−1 60pg/mlで4時間処理
した細胞中Kd9.7×10-11M、比較コントロール値6200レ
セプター/細胞、Kd1.1×10-10M)くり返へし実験で、T
NFレセプターレベルの変動(2234−6960結合部位/細
胞)とKd測定値の変動(9.6×10-11M−3.1×10-10M)も
観測された。しかしながら、PMA同様、IL−1は、すべ
ての実験で、TNFの結合部位数だけでなくその親和性に
も影響していることが判つた。代表的な例からのデータ
ーが第6図に示されている。(PMA−4−ベーターホル
ボール−12−ミリステイト−13−アセテート)。
TNFレセプターの減少は温度依存性であつた。第5図に
示したように、TNFの添加に数時間先だつてIL−1を添
加するかまたはTNFの大過剰(500倍以上)を加えた時で
さへ、TNFレセプターの減少は4℃では観察されない。
他方、IL−1の効果はたん白合成に依存しないようであ
る。
TNFとIL−1はその標的細胞への結合では直接的に競合
しないことが見出されていた。この知見は、TNFとIL−
1へのレセプターは全く別の分子であり、TNFへのレセ
プター表現はIL−1による規制をうけるということを示
している。
表1と第5図に示したように、4℃で、放射能標識TNF
と同時かまたはTNFの添加数時間前から細胞に添加したI
L−1はTNFの結合性に影響しなかつた。反対に、37℃
で、ヒト線維芽細胞SV−80と包皮線維芽細胞(FS−11)
をIL−1で処理するとTNF結合の著るしく急速な減少が
起つた。結合はIL−1の添加後1時間で最大に阻害さ
れ、それから、徐々に恢復した。しかしながら、IL−1
処理の開始20時間後でさへ、結合はなお著るしく減少し
ていた。
TNFレセプターへのIFN−ガンマーの効果も、また第5図
に示したように、検討された。他の細胞のように、IFN
−ガンマーは、IFNの添加の数時間後に開始したINFのセ
レプターの増加をSV−80細胞中に誘発した。
IFNによりTNFのレセプターを増加した細胞はまたTNFレ
セプターの数を減少してIL−1に対応した。しかし、IF
Nで処理しなかつた細胞と同程度に低いレベルではない
が。SV−80細胞のIFN−ガンマーの定量は、IL−1また
はTNFによる細胞処理の後も、そのレベルに変化がない
ことを示した。
第7図に示したように、ヒト包皮線維芽細胞は、SV−80
細胞よりもきわめて大きく、TNF結合に関してIL−1の
効果に応答することが見出された。TNFレセプターはよ
り明白な減少を示し、効果はより低いIL−1濃度でも観
測することができた。
減少はこれらの細胞中3.5×10-14M IL−1(0.02LAF
U/ml)の少量によつても起つた。
TNFレセプターの減少は、SV−80細胞中における程効果
的ではないが、ヒーラー細胞中でもまたIL−1によつて
誘発された。
一方、U−937細胞肉腫細胞をIL−1で処理した時に
は、INFレセプターの減少は観察されなかつた。放射能
標識IL−1の異つた細胞型への結合を吟味すると、表I
に示したように、IL−1の効果とこのたん白のレセプタ
ーレベルの間には相関関係のあることを示唆した。
IL−1結合性は、FS11細胞で最高で、SV−80細胞ではよ
り低く、ヒーラー細胞ではきわめて低く、U937細胞では
検出レベル以下であつた。TNFは、結合に関して、標識I
L−1と競合しなかつた。さらに、TNF(17ng/ml)で4
時間細胞を処理してもIL−1を結合する能力は減少しな
かつた(表I)。また、放射能標識γ−IFN−ガンマ−
の細胞への結合性はIL−1またはTNF処理後も有意に変
化しなかつた。
6.TNFおよびIL−1の致死作用への脱感作 9−13週令の老Balb/cマウスを全実験に用いた。TNF、I
L−1、LPS、アクチノマイシンD(Act−D)とD−ガ
ラクトサミン(GaIN)をPBSに溶解し、各0.5ml宛腹腔内
に注射した。
致死量測定のためには、TNF、IL−1またはLPSを単独
で、あるいは、Ac−DまたはGaINの注射10分後に投与し
た。脱感作実験では、致死量決定試験と同じ方法で行う
12時間前に、TNFまたはIL−1を注射した。処置の後、
死の時刻を決定するため72時間マウスをたえず観察し
た。すべての場合、72時間生存したマウスはその時点で
全く正常に見えた。さらに、これらのマウスの一部を1
週間観察したが、悪化の兆候は見られなかつた。すべて
の実験は2系列で行い同じ結果が得られた。各実験で
は、実験上のポイント毎に2匹のマウスを検討した。各
要点(ポイント)で用いられた2匹のマウスの平均生存
期間だけでなく実際の生存期間を提示してある。
Act−DとGaINはTNFとIL−1の致死作用にマウスを感作
する。Act−DとGaINの感作作用の性質を明らかにする
ことを試みて、これらの試薬の非存在下、TNFまたはIL
−1を注射すると次のAct−DまたはGaINと一緒のTNFま
たはIL−1の注射へのマウスの応答に影響するのかどう
かを試験した。図10,11に示したように、TNF注射12時間
後、TNF+Act−Dを注射したマウスはTNF単独で前処理
しなかつたマウスよりも長期間、TNF+Act−Dの致死的
作用にもかかわらず生存した。その防御効果は、TNF高
投与量(5μg/マウス)で前処理したマウスで明らか
で、TNF0.02μg程度で前処理したマウスのおいてさへ
明らかに認められる。同様に、IL−1+Act−Dを注射
後のマウスの成育はIL−1の先だち注射で延長した。IL
−1の前処理はまたTNF+Act−Dの次の注射にもかかわ
らず生存するマウスの能力を増強した。逆に、TNFで前
処理したマウスは、IL−1+Act−Dの致死作用にもか
かわらず生存する能力を増強することを示した。TNFとI
L−1をマウスに同時に注射することは、第10図の長方
形に示したようにTNFまたはIL−1のどちらかを単独事
前注射するよりも、より効果的にAct−D+TNFの致死作
用からマウスを防御する。
TNFまたはIL−1を注射したマウスは、また、GaINの存
在において、TNFまたはIL−1の引き続きの注射の致死
作用からも防御された。
その防御は、Act−Dの存在において、これらのシトキ
ンが及ぼす致死作用への防御よりもより効果的であつ
た。
第11図に記載されている実験のTNFとIL−1の添加濃度
では、Act−Dによる感作死はIL−1またはTNFの前処理
により、やや遅延する。一方、GaINによる感作で起る死
は実際的に防止される。GaIN感作実験(チヤレンジ)
が、第12図に示した防御効果の反応速度を検討するのに
選ばれた。TNF、GaINの致死作用からの部分防御は、生
存期間を延長し、TNFまたはIL−1単独の注射30分後に
(それぞれ、10μgと0.4μg/マウス)すでに観察でき
る。TNF/IL−1注射1時間後、マウスは完全に防御され
た。注射12時間後も、防御は維持された。TNF前処理24
時間後、2匹中1匹のマウスかTNF+GaIN注射をした時
に死んだが、防御作用の減少を暗示している。前処理48
時間後、防御は完全に無効であつた。
7.使用(法)ならびに投与(法) 本発明の組成(物)は抗腫瘍、抗菌(バクテリア)、抗
ヴイルスまたは抗駆虫の治療に用いることができる。
マウスに投与した効果的な量は、IL−1の前処理の場合
マウス体重1g当り0.5−25ngの範囲で、次のTNFの治療は
(皮下)0.1−10μg/体重gの範囲で、次のTNF+Act−
Dの場合(腹腔内)それぞれ、4−40ng/gおよび0.5−
1.5μg/gである。
ヒトに投与する活性化合物の量は、種々の因子−患者の
状態、治療される症状、苦痛のきびしさ、投与の方法
(ルート)、および処方する医師の判断によるものであ
る。
よりきびしい場合には、TNFとIL−1の組み合わせ高投
与、任意には、インターフエロンおよび(または)感作
剤が一緒に、が考えられる。
IL−1とTNFの投与は、インターフエロン、代謝ブロツ
カーまは化学療法上活性な薬剤と同時またはなしで、認
容された投与型式のいずれかによるものである。
注射による投与が好ましい。周知の適切な投与型式は、
静脈内注射、腹腔内注射、筋肉内注射、または外傷内注
射または輸液である。局所治療も外部感染の場合にも考
えられる。
本発明の組成(物)は次の活性な物質を混合して投与の
ために調製される。すなわち、IL−1、TNF、IFNs、代
謝ブロツカーまたは化学療法上活性な薬剤。
生理学的に認容される賦形剤(キヤリアー)としては、
すなわち、使用投与型式および濃度で受領者(患者)に
無害なキヤリアを使用する。たとへば、キヤリアーは次
の物質の中の1つまたはそれ以上である。
緩衝剤、抗酸化剤、湿潤剤、乳化剤、アミノ酸、ポリペ
プチド、たん白、炭水化物、EDTAのようなキレート剤お
よび他の安定剤と賦形剤。
本発明による組成(物)の1例は次のようなものであ
る:2ケの滅菌ガラス製バイアル、バイアルAは、弱毒化
した量のIL−1を生理食塩水に溶解したものを含有す
る。
バイアルBは治療上有効な量のTNFを生理食塩水に溶解
したものを含有する。
バイアルAおよびBの投与は2ケのバイアルに添加の説
明書にしたがつて行われる。
説明書はバイアルAの内容物を注射し、予め決められた
間隔の後バイアルBの内容物を注射するように指示して
いる。
表1の説明: 種々の細胞へのTNFの結合性へのIL−1のIL−1の結合
性へのTNFの、IFN−ガンマーの結合性へのTNFおよびIL
−1の作用 指示細胞への125I−γTNF(3.6ng/ml)、125I−IL−1
(49ng/ml)と125I−γIFN−ガンマーの結合を下記のよ
うに40℃で測定した。IL−1とTNF相互のレセプターへ
の結合の競争は、指定濃度で標識していないシトキンを
添加して同時に結合試験に標識蛋白を用いて、検討し
た。
IL−1またはTNFの前処理の効果は、標識シトキンの添
加に先だち、37℃4時間細胞にそのたん白を添加して検
討した。
ヒトTNFとIFN−ガンマーを前述のように(30,44)放射
能標識した。
最初に、クロラミンT試薬をもちいて比放射活性42Ci/
g、次にボルトン・ハンター試薬を用いて比放射活性18C
i/g IL−1をクロラミンT試薬をもちいて(31)比放
射活性40Ci/g放射沃素化した。
沃素化の後の生物活性の回収率は95%以上で、TNFの細
胞毒性に対するそのたん白の防御効果を測定して評価し
た(25)。
SV80(45)、ヒーラー細胞(46)または包皮線維芽種細
胞FS11株(本研究室で確立)への放射能標識たん白の結
合性を決定するため、これらの細胞を18mm組織培養プレ
ートの成育培地(イーグルの胎児子ウシ血清10%を含有
する最小必須培地)に、2.5×105細胞/プレートの密度
で、接種した。
37℃で24時間インキユベーシヨンした後、プレートを氷
水に移し、成育培地を除去し、放射能標識たん白を2通
りに、単独かまたは100倍以上の非標識たん白の存在
下、20mM Hepes緩衝剤と15mMナトリウムアジドを含有す
る150の成育培地に添加した。
非粘着性U937細胞(47)は、他の点では全く同じ条件
で、管の中で放射能標識したTNFを5×105細胞サンプル
とインキユベーシヨンした。
4℃でたえず撹拌しながら2時間インキユベーシヨンし
た後、F611とヒーラー細胞を次の物質を含有する緩衝液
で3回すすぎ洗浄した。140mM NaCl、1.5mM KH2PO4、8m
M Na2HPO4、2.7mM KCl、0.5mM MgCl2、0.9mM CaCl2、0.
5%ウシ血清アルブミン、15mMナトリウムアジド(PBS/B
SA)。
それから、細胞は5mM EDTAを含有するCa2+とMg2+のない
PBS中で分離され、会合している標識化合物量を測定す
るため計数管に移した。
SV80細胞は冷時基質と分離することが判り、それ故、標
識たん白とインキユベーシヨンした後、管に移し、遠心
分離で3回、各回10分間、250gで、5ml PBS/BSAに再サ
スペンドして、洗浄した。それから、計数管に移した。
U937も同じ方法で洗浄した。
放射性標識TNFおよびIL−1の非特異的結合性は、過剰
の非標識シトキンの存在下に観測される。標識TNFおよ
びIL−1にそれぞれ SV80では200,200CPM FS11では300,200 ヒーラー細胞では700,500 U937細胞では600,200である IFN−ガンマーの非特異的結合性は、5V80細胞で300CP
M、FS11細胞で600CPMであつた。特異的結合性は、標識
シトキン単独で観測された結合性から非特異的結合性の
値を差し引くことで計算された。
結合性における内部重複変動は平均値の10%内であつ
た。
IL−1またはTNFで前処理4時間後、または前処理しな
いSV80細胞の指示された感作剤を1緒に12時間添加した
TNFの細胞溶解作用への脆弱性を試験した。
生菌数はニコートラルレツドの取り込みを(OD540)、
(TNFで培養中)、感作剤単独でインキユベートした培
地の生菌数に比較したパーセンテージで表されている。
顆粒球と単核白血球はMonopoly cushionで遠心分離によ
り新鮮血液から分離した。Dulbaccoの改良Eagle培地で3
7℃、1時間インキユベーシヨンした。125 I−標識TNFの106白血球への結合を測定した。表に示
したように、顆粒球によりTNFレセプター表現の有意な
減少がIL1−0.1U/ml(LAF活性)で誘発されることが判
つた。
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【図面の簡単な説明】
第1図は、TNFの細胞毒性に細胞を脱感作する白血球産
生シトキンとしてのIL−1の同定をを示すものである。 第2図は、IL−1の防御活性とpH2処理シトキンをIL−
1抗血清で中和した防御活性を検討することによりINF
の細胞毒性を脱感作する白血球産生シトキンとしてのIL
−1の同定を示す。 第3図は、ヒト5V−80、ヒーラー細胞、L−132ならび
にマウスL−929細胞系のγ−TNFおよびIL−1の防御活
性の比較である。 第4図は、TNFおよびIL−1によるTNFの細胞毒性への抵
抗誘導の反応速度を示している。 第5図は、IL−1に反応してSV−80細胞へのTNFの結合
性の減少、およびIFN−ガンマーに反応して結合性の増
加の反応速度を示している。 第6図は、IL−1処理および非処理SV−80細胞への放射
性標識TNFの結合性を示している。 第7図は、種々の細胞へのTNF結合性におけるIL−1誘
発減少の投与量曲線である。 第8図は、TNFの結合性と前処理した細胞からIL−1を
除去した後の細胞溶解への感受性を示している。 第9図は、代謝ブロツカー・シクロヘキシイミド(CH
I)の存在下のIL−1によるTNF細胞毒性の増強を示して
いる。 第10図は、TNFおよびIL−1に反応してマウスの脱感作
作用を示す。 第11図は、マウスにおけるTNFとIL−1へ反応しての均
一および不均一脱感作を示している。 第12図は、TNFに反応しての脱感作反応速度を示してい
る。 第13図は、BCGで感作したマウスにバクテリア・エンド
トキシン(LPS)の致死効果に対し、致死量以下を注射
した時のTNFおよびIL−1の防御効果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 38/00 ADZ 38/21 AEC A61K 37/02 ADY 37/66 AEC G

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TNF、TNF様ペプチドまたはその誘導体、お
    よび/またはIL−1,IL−1様ペプチドまたはその誘導体
    の効果を調節する医薬組成物であって、TNF、TNF様ペプ
    チドまたはその誘導体、およびIL−1,IL−1様ペプチド
    またはその誘導体、並びに少なくとも1種の製剤上認容
    される賦形剤を含有する上記医薬組成物。
  2. 【請求項2】TNF、TNF様ペプチドまたはその誘導体、お
    よび/またはIL−1,IL−1様ペプチドまたはその誘導体
    の有害な作用を調節する特許請求の範囲第1項記載の医
    薬組成物。
  3. 【請求項3】内因性TNFおよび/または内因性IL−1の
    有害な作用を調節する特許請求の範囲第2項記載の医薬
    組成物。
  4. 【請求項4】外因性TNF、TNF様ペプチドまたはその誘導
    体、および/または外因性IL−1,IL−1様ペプチドまた
    はその誘導体の有害な作用を調節する特許請求の範囲第
    2項記載の医薬組成物。
  5. 【請求項5】TNFの細胞毒性作用を増強する特許請求の
    範囲第1項記載の医薬組成物。
  6. 【請求項6】IL−1の細胞毒性作用を増強する特許請求
    の範囲第1項記載の医薬組成物。
  7. 【請求項7】哺乳動物に対して弱毒化された量のTNF、T
    NF様ペプチドまたはその誘導体と、治療上は有効である
    が極めて有害な量のIL−1,IL−1様ペプチドまたはその
    誘導体を含有する特許請求の範囲第1項記載の医薬組成
    物。
  8. 【請求項8】哺乳動物に対して弱毒化された量のIL−1,
    IL−1様ペプチドまたはその誘導体と、治療上は有効で
    あるが極めて有害な量のTNF、TNF様ペプチドまたはその
    誘導体を含有する特許請求の範囲第1項記載の医薬組成
    物。
  9. 【請求項9】同時にあるいは続いて投与するために用い
    る特許請求の範囲第1項記載の医薬組成物。
  10. 【請求項10】感作剤をさらに含有する特許請求の範囲
    第1項記載の医薬組成物。
  11. 【請求項11】インターフェロンをさらに含有する特許
    請求の範囲第1項記載の医薬組成物。
  12. 【請求項12】感作剤が、代謝ブロッカー、化学療法上
    活性な薬剤、あるいはアクチノマイシンDである特許請
    求の範囲第10項記載の医薬組成物。
  13. 【請求項13】インターフェロンがアルファー、ベータ
    ー、およびガンマーインターフェロンから選択される特
    許請求の範囲第11項記載の医薬組成物。
  14. 【請求項14】インターフェロンが天然由来のインター
    フェロンである特許請求の範囲第13項記載の医薬組成
    物。
  15. 【請求項15】インターフェロンが組み替え型インター
    フェロンである特許請求の範囲第13項記載の医薬組成
    物。
  16. 【請求項16】哺乳動物に対して弱毒化された量のTNF
    と、治療上は有効であるが極めて有害な量のIL−1を含
    有する特許請求の範囲第7項記載の医薬組成物。
  17. 【請求項17】哺乳動物に対して弱毒化された量のIL−
    1と、治療上は有効であるが極めて有害な量のTNFを含
    有する特許請求の範囲第8項記載の医薬組成物。
  18. 【請求項18】抗腫瘍のための特許請求の範囲第1項か
    ら第17項のいずれか1項記載の医薬組成物。
  19. 【請求項19】抗バクテリアのための特許請求の範囲第
    1項から第17項のいずれか1項記載の医薬組成物。
  20. 【請求項20】抗ウイルスのための特許請求の範囲第1
    項から第17項のいずれか1項記載の医薬組成物。
  21. 【請求項21】抗駆虫のための特許請求の範囲第1項か
    ら第17項のいずれか1項記載の医薬組成物。
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