JPH07106584B2 - 射出成形機の圧力設定方法 - Google Patents
射出成形機の圧力設定方法Info
- Publication number
- JPH07106584B2 JPH07106584B2 JP19131087A JP19131087A JPH07106584B2 JP H07106584 B2 JPH07106584 B2 JP H07106584B2 JP 19131087 A JP19131087 A JP 19131087A JP 19131087 A JP19131087 A JP 19131087A JP H07106584 B2 JPH07106584 B2 JP H07106584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- molding machine
- injection molding
- setting method
- pressure setting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は射出成形機の圧力設定方法に係り，特に複数の
ポンプを用い，射出速度に見合った各ポンプの吐出量を
組合せ，選択して射出速度を多段に制御する射出成形機
の充填工程における圧力設定方法に関する。
ポンプを用い，射出速度に見合った各ポンプの吐出量を
組合せ，選択して射出速度を多段に制御する射出成形機
の充填工程における圧力設定方法に関する。
＜従来技術＞ 第２図のようにこの種の成形機における充填工程では，
射出ストロークｓに対して，複数に区分された各区間ａ
ないしｅでは，夫々の射出速度V1ないしV5に見合ったポ
ンプによる流量は夫々q1ないしq5となるよう予め設定さ
れている。
射出ストロークｓに対して，複数に区分された各区間ａ
ないしｅでは，夫々の射出速度V1ないしV5に見合ったポ
ンプによる流量は夫々q1ないしq5となるよう予め設定さ
れている。
その間のリリーフ弁の設定圧力は射出速度用の流量調整
弁が常に正常に作動するよう一定圧力以上を保つため，
また，アクチュエータの負荷圧力に影響されないような
高い（最高圧力）のベース圧力piが設定してある。
弁が常に正常に作動するよう一定圧力以上を保つため，
また，アクチュエータの負荷圧力に影響されないような
高い（最高圧力）のベース圧力piが設定してある。
そして，この圧力piを基に金型の強度計算がされてい
る。
る。
＜発明が解決しようとする問題点＞ ところが，電磁リリーフ弁の流量ｑと設定圧力ｐの関係
は第３図に示すように同じ設定圧力でも流量が大きくな
ると△ｐだけ増加したｐ＋△ｐとなってしまう，これを
圧力オーバライドという。
は第３図に示すように同じ設定圧力でも流量が大きくな
ると△ｐだけ増加したｐ＋△ｐとなってしまう，これを
圧力オーバライドという。
即ち，前述のａ区間の量q1の場合と同q1より多いｂ区間
の流量q2の場合では，同じ設定圧力piであっても，後者
の方が圧力オーバライドによる増加圧力△p2だけ増加し
たpi＋△p2となる。
の流量q2の場合では，同じ設定圧力piであっても，後者
の方が圧力オーバライドによる増加圧力△p2だけ増加し
たpi＋△p2となる。
従って，設定圧力piにより強度計算された金型は破損し
てしまう。
てしまう。
本発明は前述の欠点を取除き，ポンプの吐出量が変って
も設定圧力が変化しないような圧力設定方法を提供する
ことを目的とする。
も設定圧力が変化しないような圧力設定方法を提供する
ことを目的とする。
＜問題点を解決するための手段＞ 前述の目的を達成するため，本発明においては，複数個
のポンプを用い，射出速度に見合った各ポンプの吐出量
を組合せ，選択して射出速度を多段に制御する射出成形
機の充填工程における圧力を設定する方法において，射
出ストローク中の複数に区切られた各区分の圧力設定を
予め定めた各区分におけるポンプ吐出量に対する圧力オ
ーバライドによる増加分△pn（ｎは各区分数）を見込ん
だｐ−△pnを設定圧力とすることを特徴とする圧力設定
方法とした。
のポンプを用い，射出速度に見合った各ポンプの吐出量
を組合せ，選択して射出速度を多段に制御する射出成形
機の充填工程における圧力を設定する方法において，射
出ストローク中の複数に区切られた各区分の圧力設定を
予め定めた各区分におけるポンプ吐出量に対する圧力オ
ーバライドによる増加分△pn（ｎは各区分数）を見込ん
だｐ−△pnを設定圧力とすることを特徴とする圧力設定
方法とした。
＜作 用＞ これにより，夫々の区分におけるポンプ吐出量の圧力オ
ーバライドによる圧力の増加分だけ予め低く設定してあ
るので，設定圧力を越えることがなく，一定値となる。
ーバライドによる圧力の増加分だけ予め低く設定してあ
るので，設定圧力を越えることがなく，一定値となる。
＜実施例＞ 第１図により本発明の１実施例を説明する。グラフ10に
示すように充填工程中に,AないしＥ区間で夫々ポンプ吐
出量Q1ないしQ5と変化する制御の場合，設定圧力piに対
し，圧力オーバライドによる増加分を考慮したpi−△pn
をグラフ11に示すように設定すれば，ポンプ吐出量の変
化により，設定圧力は変ることなく，常に一定値piを示
す。
示すように充填工程中に,AないしＥ区間で夫々ポンプ吐
出量Q1ないしQ5と変化する制御の場合，設定圧力piに対
し，圧力オーバライドによる増加分を考慮したpi−△pn
をグラフ11に示すように設定すれば，ポンプ吐出量の変
化により，設定圧力は変ることなく，常に一定値piを示
す。
＜発明の効果＞ 本発明によれば，ポンプ吐出量による圧力オーバライド
の影響が無くなり，設定圧力は一定となる。
の影響が無くなり，設定圧力は一定となる。
第１図は本発明による１実施例の図，第２図は充填工程
における圧力変化と射出速度の変化を説明した図。第３
図は圧力オーバライドの説明図。
における圧力変化と射出速度の変化を説明した図。第３
図は圧力オーバライドの説明図。
Claims (1)
- 【請求項１】複数個のポンプを用い、射出速度に見合っ
た各ポンプの吐出量を組合せ，選択して射出速度を多段
に制御する射出成形機の充填工程における圧力ｐを設定
する方法において，射出ストローク中の複数に区切られ
た各区分の圧力設定を予め定めた各区分におけるポンプ
吐出量に対する圧力オーバライドによる増加分△pn（ｎ
は各区分数）を見込んだｐ−△pnを設定圧力とすること
を特徴とする圧力設定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19131087A JPH07106584B2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | 射出成形機の圧力設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19131087A JPH07106584B2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | 射出成形機の圧力設定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6434716A JPS6434716A (en) | 1989-02-06 |
| JPH07106584B2 true JPH07106584B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=16272432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19131087A Expired - Fee Related JPH07106584B2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | 射出成形機の圧力設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106584B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2544657B2 (ja) * | 1988-10-31 | 1996-10-16 | ファナック株式会社 | 電動式射出成形機における背圧制御方法 |
-
1987
- 1987-07-30 JP JP19131087A patent/JPH07106584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6434716A (en) | 1989-02-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3888700B2 (ja) | 液圧動力制御装置 | |
| CN103827490B (zh) | 油压控制系统 | |
| US5026256A (en) | Variable speed pumping-up system | |
| JPH0258482B2 (ja) | ||
| DE102010055841A1 (de) | Verfahren zum Betrieb eines Doppelpumpen- oder Multipumpenaggregates | |
| CA2133150C (en) | Hydraulic operational system for an injection molding machine | |
| SE7510659L (sv) | Hydrauliskt for belastning kensligt, tryck- och flodeskompenserande system | |
| JPH07106584B2 (ja) | 射出成形機の圧力設定方法 | |
| JP3245707B2 (ja) | 射出成形機の油圧駆動装置 | |
| CA2062591A1 (en) | Method for controlling engine for driving hydraulic pump to operate hydraulic actuator for construction equipment | |
| EP3988801A1 (de) | Verfahren zum betreiben eines hydraulischen antriebs | |
| JP4386217B2 (ja) | ポンプの台数制御方法 | |
| JPS5813202A (ja) | 圧力補償付流量制御装置 | |
| JPS57124089A (en) | Pump operation control method | |
| JP3080185B2 (ja) | ベーンポンプ装置 | |
| JPS56148693A (en) | Rated displacement oil pump | |
| JPS56110589A (en) | Operating method and controller for pump | |
| JPS5741484A (en) | Control method of pump-controlled oil hydraulic circuit | |
| JPS5639307A (en) | Controller for fluid | |
| KR100188887B1 (ko) | 유압식 건설기계의 엔진-펌프 제어방법 | |
| JPS63115902A (ja) | 射出成形機の制御装置 | |
| SU1675858A1 (ru) | Регул тор расхода | |
| JPS58220984A (ja) | エンジンコントロ−ル装置 | |
| JPH0719781Y2 (ja) | 射出成形機の閉ループ制御装置 | |
| JP6750366B2 (ja) | 合流制御システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |