JPH07105008A - 知識ベース構築装置 - Google Patents

知識ベース構築装置

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Publication number
JPH07105008A
JPH07105008A JP5269640A JP26964093A JPH07105008A JP H07105008 A JPH07105008 A JP H07105008A JP 5269640 A JP5269640 A JP 5269640A JP 26964093 A JP26964093 A JP 26964093A JP H07105008 A JPH07105008 A JP H07105008A
Authority
JP
Japan
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attribute
attributes
group
groups
relationship
Prior art date
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Application number
JP5269640A
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English (en)
Inventor
Taiji Yamamoto
泰司 山本
Koji Koyakata
宏次 古館
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 知識ベースのメンテナンス作業とデバック作
業が簡単になる知識ベース構築装置の提供。 【構成】 知識ベース4内の属性をグループ分けする第
1手段、関連属性グループ内の属性のうち、所定数以上
の属性と関連する属性と、輪関連をなす属性群の中の1
の属性とを、特異属性として抽出分離し、残りの属性
を、関連する属性グループごとにグループ分けして、サ
ブグループを生成する第2手段、サブグループ内の属性
に対し、各段階の階層グループおよび各階層グループ内
の代表属性を設定する第3手段、サブグループ内の全属
性を縦1列に配列して1列配列の生成と、1列配列内の
各属性間に属性関連線を掃引する第4手段、第2手段に
よって分けられた全てのサブグループに対する1列配列
を生成する第5手段、第2手段によって抽出分離された
特異属性を、全1列配列の上側または下側に1列配置す
る第6手段、全1列配列内の各属性と各特異属性との間
に属性関連線を掃引する第7手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、知識ベース構築装置
に関し、特に、属性関連図を自動的に作成できる知識ベ
ース構築装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の知識ベース構築装置が既に開発さ
れている(特開平1−229331、特開平2−230
427、特開平2−281377、特開平2−2828
29、特開平2−33627、特開平4−54528、
特開平4−160429、特開平4−186429等の
公報参照)。
【0003】しかしながら、これらの従来の知識ベース
構築装置は知識記述機能を有しているが、構築された知
識ベースの属性間の関連を簡単に把握するための、属性
関連図を作成する機能を有していなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、知識ベース
を一定期間利用すると、知識ベースをメンテナンスする
必要が生じる。その際、属性間の関連を有する知識を修
正すると、知識修正の影響が複数の属性に及ぼされるた
め、整合が取れなくなる。しかし、その影響範囲を把握
するためには、属性関連が記述されている知識を、順
次、たどらなければならず、非常に困難な作業が必要と
なる。
【0005】また、構築された知識ベースをデバックす
る場合、不具合現象を直接発生させている属性に影響を
及ぼしている属性を、順次たどりながらデバックを進め
なければならず、この場合にも、非常に困難な作業が必
要となる。
【0006】この発明は、知識ベースのメンテナンス作
業および知識ベースのデバック作業が非常に簡単になる
知識ベース構築装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の知
識ベース構築装置は、知識ベース内の知識内の属性間関
係に基づいて、関連する属性グループごとに、当該知識
内の属性をグループ分けする第1手段、関連属性グルー
プ内の属性のうち、所定数以上の属性と関連する属性
と、輪関連をなす属性群の中の1の属性とを、特異属性
として抽出分離し、残りの属性を、関連する属性グルー
プごとにさらにグループ分けして、サブグループを生成
する第2手段、サブグループ内の属性に対し、単調参照
関係にある属性群または単調被参照関係にある属性群を
段階的に集合化して、各段階の階層グループおよび各階
層グループ内の代表属性を設定する第3手段、各階層グ
ループ内の属性の参照・被参照関係および各階層グルー
プ内の属性に参照・被参照関係をもって連鎖的に繋がっ
ている属性の総数に基づいて、各階層グループ間の上下
位置関係を設定していくことにより、当該サブグループ
内の全属性を縦1列に配列して1列配列を生成するとと
もに、1列配列内の各属性間に属性関連線を掃引する第
4手段、第3手段および第4手段による処理を繰り返し
て、第2手段によって分けられた全てのサブグループに
対する1列配列を生成する第5手段、全てのサブグルー
プに対する1列配列を連結して全1列配列を生成した
後、第2手段によって抽出分離された特異属性を、全1
列配列の上側または下側に1列配置する第6手段、なら
びに全1列配列内の各属性と各特異属性との間に、属性
関連線を掃引する第7手段を備えていることを特徴とす
る。
【0008】この発明による第2の知識ベース構築装置
は、知識ベース内の知識内の属性間関係に基づいて、関
連する属性グループごとに、当該知識内の属性をグルー
プ分けする第1手段、関連属性グループ内の属性から、
所定数以上の属性と関連する属性と、輪関連をなす属性
群の中の1の属性とを、特異属性として抽出分離し、残
りの属性を、関連する属性グループごとにさらにグルー
プ分けして、サブグループを生成する第2手段、サブグ
ループ内の属性に対し、単調参照関係にある属性群また
は単調被参照関係にある属性群を段階的に集合化して、
各段階の階層グループおよび各階層グループ内の代表属
性を設定する第3手段、各階層グループ内の属性の参照
・被参照関係および各階層グループ内の属性に参照・被
参照関係をもって連鎖的に繋がっている属性の総数に基
づいて、各階層グループ間の上下位置関係を設定してい
くことにより、当該サブグループ内の全属性を縦1列に
配列して1列配列を生成する第4手段、各階層グループ
の代表属性の上下位置関係および各階層グループ内の属
性の上下位置関係を維持しつつ、階層グループ単位で1
列配列を切り崩し、1列配列を2列配列に変換して2列
配列を生成するとともに、2列配列内の各属性間に属性
関連線を掃引する第5手段、第3手段〜第5手段による
処理を繰り返して、第2手段によって分けられた全ての
サブグループに対する2列配列を生成する第6手段、全
てのサブグループに対する2列配列を連結して全2列配
列を生成した後、第2手段によって抽出分離された特異
属性を、全2列配列の上側または下側に1列配置する第
7手段、ならびに全2列配列内の各属性と各特異属性と
の間に、属性関連線を掃引する第8手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明による第1の知識ベース構築装置で
は、第1手段により、知識ベース内の知識内の属性間関
係に基づいて、関連する属性グループごとに、当該知識
内の属性がグループ分けされる。
【0010】第2手段により、関連属性グループ内の属
性から、所定数以上の属性と関連する属性と、輪関連を
なす属性群の中の1の属性とが、特異属性として抽出分
離され、残りの属性が、関連する属性グループごとにさ
らにグループ分けされて、サブグループが生成される。
【0011】第3手段により、サブグループ内の属性に
対し、単調参照関係にある属性群または単調被参照関係
にある属性群が段階的に集合化されて、各段階の階層グ
ループおよび各階層グループ内の代表属性が設定され
る。
【0012】第4手段により、各階層グループ内の属性
の参照・被参照関係および各階層グループ内の属性に参
照・被参照関係をもって連鎖的に繋がっている属性の総
数に基づいて、各階層グループ間の上下位置関係が設定
されていくことにより、当該サブグループ内の全属性が
縦1列に配列されて1列配列が生成されるとともに、1
列配列内の各属性間に属性関連線が掃引される。
【0013】第5手段により、第3手段および第4手段
による処理が繰り返されて、第2手段によって分けられ
た全てのサブグループに対する1列配列が生成される。
【0014】第6手段により、全てのサブグループに対
する1列配列が連結されて全1列配列が生成された後、
第2手段によって抽出分離された特異属性が、全1列配
列の上側または下側に1列配置される。
【0015】そして、第7手段により、全1列配列内の
各属性と各特異属性との間に、属性関連線が掃引され
る。これにより、属性関連図が生成される。
【0016】この発明による第2の知識ベース構築装置
では、第1手段により、知識ベース内の知識内の属性間
関係に基づいて、関連する属性グループごとに、当該知
識内の属性がグループ分けされる。
【0017】第2手段により、関連属性グループ内の属
性から、所定数以上の属性と関連する属性と、輪関連を
なす属性群の中の1の属性とが、特異属性として抽出分
離され、残りの属性が、関連する属性グループごとにさ
らにグループ分けされて、サブグループが生成される。
【0018】第3手段により、サブグループ内の属性に
対し、単調参照関係にある属性群または単調被参照関係
にある属性群が段階的に集合化されて、各段階の階層グ
ループおよび各階層グループ内の代表属性が設定され
る。
【0019】第4手段により、各階層グループ内の属性
の参照・被参照関係および各階層グループ内の属性に参
照・被参照関係をもって連鎖的に繋がっている属性の総
数に基づいて、各階層グループ間の上下位置関係が設定
されていくことにより、当該サブグループ内の全属性が
縦1列に配列されて1列配列が生成される。
【0020】第5手段により、各階層グループの代表属
性の上下位置関係および各階層グループ内の属性の上下
位置関係が維持されつつ、階層グループ単位で1列配列
が切り崩され、1列配列が2列配列に変換されて2列配
列が生成されるとともに、2列配列内の各属性間に属性
関連線が掃引される。
【0021】第6手段により、第3手段〜第5手段によ
る処理が繰り返されて、第2手段によって分けられた全
てのサブグループに対する2列配列が生成される。
【0022】第7手段により、全てのサブグループに対
する2列配列が連結されて全2列配列が生成された後、
第2手段によって抽出分離された特異属性が、全2列配
列の上側または下側に1列配置される。
【0023】そして、第8手段により、全2列配列内の
各属性と各特異属性との間に、属性関連線が掃引され
る。これにより、属性関連図が生成される。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0025】図1は、知識ベースを構築するためのシス
テムを示している。
【0026】知識ベース構築者1は、知識ベース構築装
置2を操作することにより、知識ベース4を構築する。
知識ベース構築装置2には属性関連図自動生成手段3が
設けられており、構築された知識ベースの属性関連図5
が属性関連図自動生成手段3によって自動的に生成され
る。
【0027】構築された知識ベースの修正も知識ベース
構築装置2により行なわれる。構築された知識ベースが
修正されたときには、修正後の知識ベースに対応した属
性関連図が、属性関連図自動生成手段3によって自動的
に生成される。
【0028】図2は、属性関連図自動生成手段3による
属性関連図自動生成処理手順を示している。
【0029】まず、知識ベース4内のあるオブジェクト
内の全ての属性が抽出され、各属性に対する参照属性お
よび被参照属性が抽出される(ステップ1)。属性i
が、関数F(…、属性j、…)で表される場合(属性i
=F(…、属性j、…))、属性iにとって属性jは、
参照属性にあるという。また、属性jにとって属性i
は、被参照属性であるという。
【0030】そして、図3に示すように、オブジェクト
内の全ての属性を、参照または被参照関係のある関連属
性グループごとに分割する(ステップ2)。図3におい
ては、上側に参照属性が下側に被参照属性がくるよう
に、各属性が記載されている。いいかえれば、上側に向
かう方向が参照方向であり、下側に向かう方向が被参照
方向である。たとえば、図3において、属性2にとって
属性1および3は、参照属性となっている。また、属性
1にとって属性2は、被参照属性となっている。以下の
図面においても、図3と同様に、上側に参照属性が下側
に被参照属性がくるように、各属性が記載されている。
【0031】この後、図4に示すように、関連属性グル
ープに対し、所定数、たとえば5以上の属性と直接関連
がある属性(多関連属性)および輪関係をなす属性群の
うちの1つの属性を、特異属性として抽出分離する(ス
テップ3)。そして、関連属性グループ内の残りの属性
に関し、再度、属性間関係を元に、関連属性グループご
との分割を行い、サブグループを生成する(ステップ
4)。
【0032】図4は、ステップ3の処理を独立して説明
するものであり、図3とは無関係である。図4におい
て、所定数以上の属性と直接関連がある多関連属性とし
ては属性8が選択され、輪関連をなす属性群の代表属性
としては、属性5と属性13とが選択されている。そし
て、ステップ4では、これらの特異属性8、5、13が
切り離された後の、残りの全て属性が、ステップ2のよ
うにして関連属性グループごとに分割され、サブグルー
プが生成される。
【0033】次に、図5に示すように、1つのサブグル
ープ内の属性に対し、単調参照関係にある属性群または
単調被参照関係にある属性群を段階的に集合化して、各
段階の階層グループおよび各階層グループ内の代表属性
を設定する(ステップ5)。図5は、ステップ5の処理
を独立して説明するものであり、図4とは無関係であ
る。
【0034】単調参照関係とは、図10に示すように、
対象属性に対する参照属性が当該対象属性以外の被参照
属性を有していないという関係が、参照方向に続いてい
る関係をいう。単調被参照関係とは、図11に示すよう
に、対象属性に対する被参照属性が当該対象属性以外の
参照属性を有していないという関係が、被参照方向に続
いている関係をいう。
【0035】ステップ5の処理を図5を用いて説明す
る。まず、図5(a)に示すように、サブグルーブ内の
属性1〜30を、単調参照関係にある属性群または単調
被参照関係にある属性群ごとに13のグループに分割す
る。そして、各グループ内の属性のうち、他のグループ
内の属性と参照または被参照関係にある属性を代表属性
として設定する。
【0036】次に、図5(b)に示すように、上記13
の各代表属性を、単調参照関係にある属性群または単調
被参照関係にある属性群ごとに6つのグループに分割す
る。そして、各グループ内の属性のうち、他のグループ
内の属性と参照または被参照関係にある属性を代表属性
として設定する。
【0037】次に、図5(c)に示すように、上記6つ
の各代表属性を、単調参照関係にある属性群または単調
被参照関係にある属性群ごとに3つのグループに分割す
る。そして、各グループ内の属性のうち、他のグループ
内の属性と参照または被参照関係にある属性を代表属性
として設定する。
【0038】そして、図5(d)に示すように、単調参
照関係にある属性群または単調被参照関係にある上記3
つの各代表属性からなる最上位レベルのグループを構成
する。つまり、ステップ5の処理においては、階層レベ
ルの低いグループから階層レベルの高いレベルの階層グ
ループの順に、順次階層グループが設定されていく。
【0039】上記ステップ5の処理が終了すると、図6
に示すように、各階層グループ内の属性の参照・被参照
関係および各階層グループ内の属性に参照・被参照関係
をもって連鎖的に繋がっている属性の総数に基づいて、
階層グループ間の上下(位置)関係を、階層レベルが高
い方から低い方の順に順次設定していき、当該サブグル
ープ内の全属性を1列に配置する(ステップ6)。
【0040】ステップ6の処理を図6を用いて説明す
る。まず、図6(a)に示すように、図5(d)の階層
グループを階層グループ間の上下関係に応じて、1列に
並べる。この場合、構成属性の上下関係は、次のように
して設定される。つまり、図5(d)の階層グループの
構成要素3、4、5の上下関係を、まず、参照・被参照
関係に基づいて決める。この場合、単調参照関係と単調
被参照関係との分岐要素である属性4は、属性3および
5の被参照属性にあるので最下位位置に設定される。
【0041】属性4に対して、参照属性である2つの属
性3および5については、次のようにしてその上下関係
が決定される。つまり、まず、単調参照関係と単調被参
照関係との分岐要素である属性4と属性3とが切り離さ
れるとともに分岐要素である属性4と属性5とが切り離
される。そして、図5(d)の階層グループから、階層
レベルの低い階層グループを順次たどることによって、
属性3に参照・被参照関係をもって連鎖的に繋がってい
る属性の総数と、属性5に参照・被参照関係をもって連
鎖的に繋がっている属性の総数とが調べられる。
【0042】この場合、属性3に参照・被参照関係をも
って連鎖的に繋がっている属性の総数は6、属性5に参
照・被参照関係をもって連鎖的に繋がっている属性の総
数は12である。そして、これらの属性3、5は、当該
階層グループ内において、属性4の参照属性となってい
るので、参照・被参照関係をもって連鎖的に繋がってい
る属性の総数の大きいものが上側に位置し、参照・被参
照関係をもって連鎖的に繋がっている属性の総数が小さ
くなるにしたがって下側に位置するように上下関係が設
定される。この場合には、属性5が上位位置に、属性3
が下位位置に設定される。
【0043】なお、単調参照関係と単調被参照関係との
分岐要素に対して、複数の被参照属性が存在する場合に
は、参照・被参照関係をもって連鎖的に繋がっている属
性の総数の大きいものが下側に位置し、参照・被参照関
係をもって連鎖的に繋がっている属性の総数が小さくな
るにしたがって上側に位置するように上下関係が設定さ
れる(たとえば、図6(c)の分岐要素9に対する属性
13、14)。
【0044】また、単調参照関係と単調被参照関係との
分岐要素に対して、複数の参照属性(または被参照属
性)が存在する場合において、参照・被参照関係をもっ
て連鎖的に繋がっている属性の総数が同じものについて
は、任意にその上下関係が決定される(たとえば、図6
(d)の分岐要素6に対する属性23、24、分岐要素
11に対する属性18、21、分岐要素1に対する属性
26、27、分岐要素7に対する属性15、16の上下
関係)。
【0045】このようにして、図6(a)に示すよう
に、これら3つの属性3、4、5が、1列に並べられ
る。
【0046】次に、図6(b)に示すように、図5
(c)の階層グループ内の属性に対しても、同様にして
上下関係を決定して、これらを1列に並べる。
【0047】次に、図6(c)に示すように、図5
(b)の階層グループ内の属性に対しても、同様にして
上下関係を決定して、これらを1列に並べる。
【0048】次に、図6(d)に示すように、図5
(a)の階層グループ内の属性に対しても、同様にして
上下関係を決定して、これらを1列に並べる。
【0049】このようにして、最下位レベルの階層グル
ープを構成する全属性1〜30が1列に配置されると、
ステップ7に移る。ステップ7では、各階層グループの
代表属性の上下関係および各階層グループ内の属性の上
下関係を維持しつつ、階層グループ単位で1列配列を切
り崩し、図8に示すように、1列配列を2列配列に変換
する。また、このようにして、1列配列が2列配列に変
換されると、2列配列内の各属性ブロック間に属性関連
線を掃引する。
【0050】1列配置を2列配置にする際の基本的な考
え方について、図12を参照して、説明する。今、属性
1〜4が図12(a)に示すような属性関係にあり、図
12(b)に示すように、1列に配置されたとする。こ
の場合には、属性1と他の属性2、3、4とは、参照・
被参照関係にあるので、属性1から各属性2、3、4に
属性関連線を引くための通路が必要となる。
【0051】そこで、図12(c)に示すように、ま
ず、各属性1〜4に対応する属性ブロック1〜4の間に
スペースを開ける。これにより、属性1と2との間に、
属性1から属性2に属性関連線を引くための通路が形成
される。各属性ブロック1〜4の右端を通る鉛直線を基
準線LOということにする。
【0052】次に、図12(d)に示すように、属性ブ
ロック1を右方向に所定長さDだけずらすとともに属性
ブロック3を右方向にDだけずらす。属性ブロック3の
右端を通る鉛直線をL1とする。これにより、属性1と
3との間に、属性1から属性3に属性関連線を引くため
の通路(LOとL1との間)が形成される。
【0053】次に、図12(e)に示すように、属性ブ
ロック4を右方向に2Dだけずらすとともに属性ブロッ
ク1をさらにDだけ右方向にずらす。属性ブロック4の
右端を通る鉛直線をL2とする。これにより、属性1と
4との間に、属性1から属性4に属性関連線を引くため
の通路(L1とL2との間)が形成される。
【0054】この後、図12(f)に示すように、鉛直
線L2と基準線LOとの間の中心を通る鉛直線L1を中
心として、属性ブロック3、4を180度回転させる。
反転された属性ブロック3、4を属性ブロック3’、
4’で示す。これにより、属性1から属性3に属性関連
線を引くための通路は、L1とL2との間に形成され、
属性1から属性4に属性関連線を引くための通路は、L
OとL1との間に形成される。
【0055】そして、これらの両属性ブロック3’、
4’を属性ブロック3’が属性ブロック2と同じ高さに
なるまで、上方に移動させる。反転ブロック3’、4’
の上昇移動距離は、上側が参照属性であり下側が被参照
属性である関係をくずさないという制約を受ける。な
お、属性1に対して属性2、3、4が参照属性であり、
属性1に対して属性2、3、4が上側にある場合には、
必要な属性ブロックが右移動され、属性ブロック2、3
が反転させられた後、反転属性ブロック2、3が下方に
移動せしめられる。
【0056】図6の1列配列を、図12で説明した考え
方に基づいて、2列配置に変換される様子が図7及び図
8に示されている。図7では、参照・被参照関係にある
属性ブロック間に属性関連線を引くための通路を形成さ
せるために、必要な属性ブロックが必要な距離だけ右方
向に移動せしめられている。図8では、階層グループ単
位で、1列配列が切り崩され、切り崩されたグループご
との反転および上下移動が行われてる。
【0057】上記ステップ5〜7の処理を繰り返すこと
により、上記ステップ4で分割された各サブブループに
ついての2列配列を作成する。そして、各サブグループ
について、生成された2列配列を、順次連結することに
より、全2列配列を一体化して、全2列配列を生成する
(ステップ8)。
【0058】この後、上記ステップ3で抽出分離された
特異属性のブロックを、全2列配列の下側に一列に配置
するとともに(ステップ9)、全2列配列内の属性ブロ
ックと、特異属性ブロックとの間に属性関連線を掃引す
る(ステップ10)。また、参照なし属性および被参照
なし属性を識別する処理を施し、属性関連図を生成する
(ステップ11)。
【0059】このようにして、作成された属性関連図の
一例を図9に示す。図9の特性関連図は、図8とは無関
係である。図9においては、特異属性として、属性Q、
R、Sが示されている。また、参照なし属性F、M、
O、P、Qは、二重枠で表示されている。また、被参照
なし属性E、I、K、L、O、Pの枠(二重枠の場合に
は外枠)が太線で表示されている。
【0060】上記ステップ7において、1列配列を2列
配列に変換した際、この2列配列内の空白部に他のサブ
グループの1列配列を組み込むようにしてもよい。
【0061】なお、上記実施例では、ステップ6で生成
された1列配列をステップ8で、2列配列に変換してい
るが、1列配列を2列配列に変換しなくてもよい。この
場合には、ステップ6において、図6に示すような1列
配列が生成されるとともに、図7に示すように属性ブロ
ックの右移動が行なわれ、1列配列内の属性間に属性関
連線が掃引される。そして、ステップ5および6の処理
が繰り返されることにより、ステップ4で分割された各
サブブループについての1列配列が生成されるととも
に、各サブブループについての1列配列内の属性間に属
性関連線が掃引される。
【0062】そして、各サブグループについて、生成さ
れた1列配列が、順次連結されことにより、全1列配列
が一体化されて、全1列配列が生成される。この後、上
記ステップ3で抽出分離された特異属性のブロックが、
全1列配列の下側に一列に配置されるとともに、全1列
配列内の属性ブロックと、特異属性ブロックとの間に属
性関連線が掃引される。また、参照なし属性および被参
照なし属性を識別する処理が施され、属性関連図が生成
される。
【0063】
【発明の効果】この発明によれば、知識ベースのメンテ
ナンス作業および知識ベースのデバック作業が非常に簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】知識ベースを構築するためのシステムを示すブ
ロック図である。
【図2】図1の知識ベース構築装置内に設けられた属性
関連図自動生成装置による属性関連図自動生成処理の手
順を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップ2によって、分割された各関連
属性グループを示す模式図である。
【図4】関連属性グループ内の特異属性を示す模式図で
ある。
【図5】段階的な階層グループおよび各階層グループの
代表属性を示す模式図である。
【図6】図5の階層グループに基づいて、サブグループ
内の全属性が1列配列される様子を示す模式図である。
【図7】図6の1列配列を2列配置に変換する過程を示
す模式図である。
【図8】図6の1列配列に基づいて生成された2列配列
を示す模式図である。
【図9】属性関連図の一例を示す模式図である。
【図10】単調参照関係を説明するための模式図であ
る。
【図11】単調被参照関係を説明するための模式図であ
る。
【図12】1列配置を2列配置に変換する基本的な考え
方を説明するための模式図である。
【符号の説明】
2 知識ベース構築装置 3 属性関連図自動生成手段 4 知識ベース 5 属性関連図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 知識ベース内の知識内の属性間関係に基
    づいて、関連する属性グループごとに、当該知識内の属
    性をグループ分けする第1手段、 関連属性グループ内の属性のうち、所定数以上の属性と
    関連する属性と、輪関連をなす属性群の中の1の属性と
    を、特異属性として抽出分離し、残りの属性を、関連す
    る属性グループごとにさらにグループ分けして、サブグ
    ループを生成する第2手段、 サブグループ内の属性に対し、単調参照関係にある属性
    群または単調被参照関係にある属性群を段階的に集合化
    して、各段階の階層グループおよび各階層グループ内の
    代表属性を設定する第3手段、 各階層グループ内の属性の参照・被参照関係および各階
    層グループ内の属性に参照・被参照関係をもって連鎖的
    に繋がっている属性の総数に基づいて、各階層グループ
    間の上下位置関係を設定していくことにより、当該サブ
    グループ内の全属性を縦1列に配列して1列配列を生成
    するとともに、1列配列内の各属性間に属性関連線を掃
    引する第4手段、 第3手段および第4手段による処理を繰り返して、第2
    手段によって分けられた全てのサブグループに対する1
    列配列を生成する第5手段、 全てのサブグループに対する1列配列を連結して全1列
    配列を生成した後、第2手段によって抽出分離された特
    異属性を、全1列配列の上側または下側に1列配置する
    第6手段、ならびに全1列配列内の各属性と各特異属性
    との間に、属性関連線を掃引する第7手段、を備えてい
    る知識ベース構築装置。
  2. 【請求項2】 知識ベース内の知識内の属性間関係に基
    づいて、関連する属性グループごとに、当該知識内の属
    性をグループ分けする第1手段、 関連属性グループ内の属性のうち、所定数以上の属性と
    関連する属性と、輪関連をなす属性群の中の1の属性と
    を、特異属性として抽出分離し、残りの属性を、関連す
    る属性グループごとにさらにグループ分けして、サブグ
    ループを生成する第2手段、 サブグループ内の属性に対し、単調参照関係にある属性
    群または単調被参照関係にある属性群を段階的に集合化
    して、各段階の階層グループおよび各階層グループ内の
    代表属性を設定する第3手段、 各階層グループ内の属性の参照・被参照関係および各階
    層グループ内の属性に参照・被参照関係をもって連鎖的
    に繋がっている属性の総数に基づいて、各階層グループ
    間の上下位置関係を設定していくことにより、当該サブ
    グループ内の全属性を縦1列に配列して1列配列を生成
    する第4手段、 各階層グループの代表属性の上下位置関係および各階層
    グループ内の属性の上下位置関係を維持しつつ、階層グ
    ループ単位で1列配列を切り崩し、1列配列を2列配列
    に変換して2列配列を生成するとともに、2列配列内の
    各属性間に属性関連線を掃引する第5手段、 第3手段〜第5手段による処理を繰り返して、第2手段
    によって分けられた全てのサブグループに対する2列配
    列を生成する第6手段、 全てのサブグループに対する2列配列を連結して全2列
    配列を生成した後、第2手段によって抽出分離された特
    異属性を、全2列配列の上側または下側に1列配置する
    第7手段、ならびに全2列配列内の各属性と各特異属性
    との間に、属性関連線を掃引する第8手段、を備えてい
    る知識ベース構築装置。
JP5269640A 1993-09-30 1993-09-30 知識ベース構築装置 Pending JPH07105008A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054463A1 (ja) * 2004-11-17 2006-05-26 Pioneer Corporation 地点検索装置及びナビゲーション装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006054463A1 (ja) * 2004-11-17 2006-05-26 Pioneer Corporation 地点検索装置及びナビゲーション装置

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